JPH0975502A - 遊技場 - Google Patents

遊技場

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Publication number
JPH0975502A
JPH0975502A JP7261368A JP26136895A JPH0975502A JP H0975502 A JPH0975502 A JP H0975502A JP 7261368 A JP7261368 A JP 7261368A JP 26136895 A JP26136895 A JP 26136895A JP H0975502 A JPH0975502 A JP H0975502A
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JP
Japan
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artificial turf
green
artificial
spring
thin layer
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Pending
Application number
JP7261368A
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English (en)
Inventor
Masao Yamada
昌夫 山田
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TAMAPACK KK
TAMAPATSUKU KK
Original Assignee
TAMAPACK KK
TAMAPATSUKU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TAMAPACK KK, TAMAPATSUKU KK filed Critical TAMAPACK KK
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Priority to EP96111028A priority patent/EP0753329A3/en
Priority to US08/679,557 priority patent/US5848940A/en
Priority to CN96110180A priority patent/CN1140621A/zh
Publication of JPH0975502A publication Critical patent/JPH0975502A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B67/00Sporting games or accessories therefor, not provided for in groups A63B1/00 - A63B65/00
    • A63B67/02Special golf games, e.g. miniature golf or golf putting games played on putting tracks; putting practice apparatus having an elongated platform as a putting track
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B69/00Training appliances or apparatus for special sports
    • A63B69/36Training appliances or apparatus for special sports for golf
    • A63B69/3661Mats for golf practice, e.g. mats having a simulated turf, a practice tee or a green area
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B43/00Balls with special arrangements
    • A63B2043/001Short-distance or low-velocity balls for training, or for playing on a reduced area

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 運動施設等や駐車場に開設するゴルフコース
やミニテニスコース等に係り、ゴルフボールの弾みを適
度に抑制し、車椅子に乗った身体障害者の車椅子の轍が
生じないようにすることができ、夏冬の寒暖の差等に起
因する人工芝の延び縮みの影響を回避して、その表面に
皺が寄るのを防止する等、種々の特徴を発揮し得る遊技
場を提供する。 【解決手段】 人工芝3を有し、人工芝3の上を転がる
ゴルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう発泡ウレ
タンの薄層体9を人工芝3の下に敷設してグリーンを構
成し、薄層体9の下に発泡ポリエチレンの緩衝部材(基
層体8)を配設し、人工芝3の周辺に人工芝帯体10で
形成グリーンの境界縁体4を配し人工芝3の周縁部付近
の要所要所をスプリング6により張設してグリーンを構
成する。遊技場としてのゴルフコースはこのように構成
したグリーンを既設の運動施設に複数配置して形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天候の善し悪しに左右
され難くい状態で終日利用できるゴルフコース、テニス
コートその他の遊技場に関し、特に既設の運動施設、例
えば、テニスコートや屋内体操場の上に組み立てて容易
に開設可能な寒暖雪雨によく耐え得る遊技場に係る。
【0002】
【従来の技術】本格的なゴルフゲームを楽しむには郊外
の丘陵地等に造成された広大なゴルフコースへ出向く必
要があり、また、プレーに要する時間も長くかかり、費
用も甚だ多く要する。そのため、ゴルフ愛好家の中には
安直にゴルフゲームを楽しめないという欲求不満を抱い
ている人が多い。そこで、そうしたゴルフ愛好家の要望
に応えるために、比較的小規模なゴルフコースやテニス
コート或いは屋内運動場を利用したゴルフコースが提案
され、それらが実用されるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既設の
運動施設の基盤はローラで均された土壌であったり、コ
ンクリートであったり、屋内運動場の場合には、木材の
床である場合が多い。従って、そのような地盤に単に人
工芝を敷設してゴルフコースを作ると、ショットの際、
ゴルフボールが弾み過ぎてゴルフボールの狙いを定め難
くかったり、ショットしたゴルフボールが予想外の場所
へ飛んでいってしまうといった不都合がある。
【0004】そこで、本発明は前記問題点を考慮して、
既設の運動施設にゴルフボールの弾みを適度に抑制した
状態で形成することができるゴルフコースを提供するこ
とを目的とし、且つ、車椅子に乗った身体障害者がゴル
フを満喫できるようゴルフコースに車椅子の轍が生じな
いようにすることができたり、また、グリーンに敷設さ
れる人工芝の表面に皺が寄り難くすることができる等、
その他種々の特徴を発揮し得るゴルフコースを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成させるた
めに、本発明においては、人工芝を有し、この人工芝の
上を転がるゴルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよ
う発泡ウレタンの薄層体を前記人工芝の下に敷設してグ
リーンを構成し、また、前記薄層体の下に発泡ポリエチ
レンの緩衝部材を配設し、前記人工芝の周辺に人工芝帯
体で形成したグリーンの境界縁体を配設し、前記人工芝
の周縁部付近の要所要所をスプリングにより張設してグ
リーンを構成する。ゴルフコースはこのように構成され
たグリーンを既設の運動施設に複数配置して形成され
る。
【0006】
【作用】発泡ウレタンの薄層体は人工芝の上を転がるゴ
ルフボールの跳ね上がりを抑制させグリーン上のゴルフ
ボールの動きを好ましくする。前記薄層体の下に配設さ
れる発泡ポリエチレンはプレイヤーに心地よいステップ
を享受させると共に凹まされてもうまく復元する。ま
た、グリーンの境界縁体は人工芝を張設しているスプリ
ングを隠蔽し、グリーンを体裁よく引き立たせ、且つ、
効果的にグリーンからのゴルフボールの逸脱を防ぐ。前
記人工芝の周縁部付近の要所要所に付けられたスプリン
グは人工芝をピンと張った状態に維持させ、夏冬の寒暖
の差等に起因する人工芝の延び縮みの影響を回避させ
て、その表面に皺が寄るのを防止する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。図1は本発明に係るゴルフコー
スのレイアウトの一例を示す平面図である。同図におい
て、ゴルフコース1は横幅約30m、縦幅約15mの長
方形の用地に九つのグリーンG1、G2、G3、G4、
G5、G6、G7、G8及びG9を配設してある。各グ
リーンにはホール2が設けられており、また、各ホール
2から離れたグリーンの外側領域若しくはグリーンの内
側領域の端部に不図示のティグランドが設けられる。そ
して、グリーンG1、G2、・・・、グリーンG9の順
に各ホールでのプレーを行い、さらに、同じコースをも
う一巡すると18ホールのプレーを行うことができるよ
うにしている。
【0008】図2はグリーンの詳細を説明するため、代
表的にグリーンG1を示した平面図である。グリーンG
1の大きさは横最大幅約15m、縦最大幅約3.6mに
形成してある。そして、グリーンの表面は人工芝3で形
成してあり、グリーンの境界縁体4は約40mmほど上
に突出するようにしている。人工芝3の周縁部付近の要
所要所には金属板やプラスチック板或いは皮革等で形成
した当て部材5を設けてあり、この当て部材5には紐を
通すための一対の孔を穿設してある。なお、この孔には
孔の周囲を保護するための鳩目を取り付けるとよい。
【0009】前記孔には、例えば、ビニールロープを通
し両端を結んで輪状に連結し、その一端にスプリング6
の一端を取り付け、スプリング6の他端はスプリング6
を適宜引っ張った状態で地面等に釘等の止め具で固定し
ている。このように人工芝3を全体的にほぼ均等に前記
スプリング6によって張設すると、人工芝3の表面に皺
が寄りにくくなり、皺が生じた場合には人工芝3の端部
を手で持って振り動かせば即座に皺が消失する。なお、
前記スプリング6は寒暖の程度に応じて最適のスプリン
グに交換するようにしてもよい。即ち、寒暖の差が大き
い季節には長めのもの、例えば、10cmくらいのも
の、寒暖の差が小さい季節には前記のスプリングよりも
短い、例えば、5cmくらいのものを用いるとよい。ま
た、図2においては、スプリング6の存在を分かり易く
示すために、スプリング6をグリーンの境界縁体4近傍
から外側に延ばして示しているが、実際に施工する場合
には後記するようにスプリング6が境界縁体4に覆われ
て隠蔽されるようにすると体裁よくグリーンを施工する
ことができる。そして、前記スプリング6はエポキシ・
ウレタン樹脂系等の錆止めを塗布したり、ステンレス製
のスプリングを用いると耐久性が増し、長く使用するこ
とができる。さらに、前記スプリング6に代えゴムベル
トや伸縮性プラスチック(軟質プラスチック)ベルト又
はゴム棒体や伸縮性プラスチック棒を用いることもでき
る。前記人工芝3の前記スプリング6やゴムベルト等に
よる張設手段はゴルフコースに限らず、屋内テニスコー
トやバドミントンコートその他の遊技場にも適用するこ
とができる。
【0010】図3は図2におけるX−X線切断概略断面
図である。同図において、グリーンの最下部には基盤
(地面や床面)7に接する基層体8を配設してある。こ
の基層体8は発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン等
のように押圧された際の変形に対して復元性を有する緩
衝部材で形成している。その結果、身体障害者が車椅子
で踏みつけても、そこに轍が残るようなことを回避する
ことができる。前記基層体8の最大層厚は約4cm乃至
約8cmに設定するとよいが、実施例のものではこの最
大層厚を約4cmにしてある。図3から明らかなように
前記基層体8は中高に緩やかな湾曲面が形成されるよう
にしているが、断面略台形のように、即ち、上面の大部
分をほぼ平面とし、両端部近傍を緩やかな弧面に形成し
てもよい。さらに、前記基層体8は一定の厚さに形成
し、基盤上に敷いたり、基盤の中に埋め込んだりして、
後記するグリーンの境界縁体4の部分が一番高くなるよ
うに形成することもできる。なお、前記基層体8は硬質
のスポンジゴムで形成することもできる。また、前記基
層体8の材料として比較的廉価な発泡スチロールを用い
ると欠けを生じたり、その上、復元性に乏しいため、そ
の材料としては不向きであった。これに対し、発泡ポリ
プロピレンは発泡スチロールとは違って、潰されても復
元力に富んでいるため丈夫であり、一旦、踏みつけられ
て凹んでも、すぐに自然に元の状態に復元する。
【0011】前記基層体8の上面には発泡ウレタンの薄
層体9を敷設してある。この発泡ウレタンの薄層体9
は、この薄層体9の上に敷設される人工芝3の上を転が
るゴルフボールの跳ね上がりを抑制させてゴルフボール
が程よく弾むようにするのに絶大な効果を発揮する。前
記発泡ウレタンの薄層体9はその厚みを4mm乃至8m
mに設定するとよく、好ましくは4mm乃至6mmに形
成する。この発泡ウレタンの薄層体9を過度に厚く形成
すると違和感が生じて好ましくなく、逆に過度に薄く形
成しようとすると加工及び施工が困難となり具合が悪
い。この実施例にあっては前記薄層体9の材料として発
泡ウレタンを用いているが、外力に対しふんわりと柔ら
かく凹み、外力が除かれると再びもとの状態に戻る性質
のあるゴム(スポンジゴム)や海綿組織や発泡構造のプ
ラスチック材料を使用することができる。
【0012】前記発泡ウレタンの薄層体9の上には、前
述したように人工芝3を敷設する。この実施例のもので
は前記人工芝3として不透水性の人工芝を用いている
が、前記人工芝3として透水性の人工芝を用いる場合に
は前記人工芝3と前記発泡ウレタンの薄層体9の間に不
透水性のシート体を介在させて形成するとよい。
【0013】グリーンの境界縁体4は幅25cm乃至5
0cmの人工芝帯体(人工芝で形成した帯体)10で形
成してあり、グリーンのほぼ全周に配設してあり、この
人工芝帯体10で前記スプリング6を隠蔽している。前
記グリーンの境界縁体4は図2に示されているようにゴ
ルフボールのグリーンへの入口となる部分には設けられ
ていないが、この部分に境界縁体4を設けることもでき
る。
【0014】図4(a)、(b)、(c)は人工芝帯体
10の裏面を示す概略一部省略裏面図である。同図にお
いて、人工芝帯体10の基布には規則正しく切り込み1
0aを形成してある。このような切り込み10aを設け
ない場合には、温度や湿度の影響を受けて、人工芝帯体
10の表面がうねったり、皺が生じて体裁が悪くなる。
しかし、前述の切り込み10aを規則正しく形成するこ
とで、切り込み10aに生ずる切れ目は模様のように見
え、他の部分に不規則な皺が生じるのを防止することが
できる。
【0015】図5はホール2を形成するためのホール形
成体を示す概略斜視図である。同図において、ホール形
成体11は平板体12と、この平板体12の一端側に形
成される穿孔に臨ませてある凹容体13を有している。
前記平板体12の大きさは、縦横辺比で略1対3.5程
度で適宜に設定すればよいが、実施例のものにあっては
長手方向の長さを約54cm、縦方向の長さは前記凹容
体13に近い方の辺の長さを約14cm、この辺に対向
する辺の長さを約17cmにそれぞれ設定してある。従
って、前記平板体12の平面形状は前記凹容体13に近
い方の辺(図において右手側の辺)からこれに対向する
辺(図において左手側の辺)に向かって末広がりな逆台
形を呈している。
【0016】前記凹容体13は筒壁部と平底部を有し、
この凹容体13の開口縁にはフランジ部を形成してあ
り、このフランジ部には3個所にねじ孔を形成してあ
る。そして、前記凹容体13の開口を前記平板体12の
前記穿孔に臨ませ、前記ねじ孔にビスをねじ込んで前記
凹容体13を前記平板体12に固定してある。また、前
記凹容体13の平底部のほぼ中央には旗竿の役を担うパ
イプ体(アルミパイプやプラスチックパイプ)を支持す
るための突出棒14を一体又は接着材料若しくはねじ着
その他の結着手段によって固定してある。さらに、前記
凹容体13の平底部には水抜き孔15を穿設し、雨水が
前記凹容体13内に溜まらないようにしてある。なお、
前記凹容体13の内径は約110mm、深さは約40m
mに設定してある。
【0017】前記平板体12の前記凹容体13から遠い
方の縦辺の近傍には後記するOKゾーン識別用の境界線
の役を担う線状体16を係止する係止部17a、17b
を形成してある。また、前記係止部17aと前記係止部
17bの中間部に位置させて穿孔18を設けてあるが、
この穿孔18は前記線状体16の後述する継手部材を定
置させる役を担っている。
【0018】図6は係止部17a、17bの詳細な構造
を示す概略部分拡大図である。同図において、係止部1
7a、17bの一辺には折曲片19a、19b、19c
を形成してあり、折曲片19aと折曲片19cで前記線
状体16の一方側の周面を抑え、前記折曲片19bで前
記線状体16の他方側の周面を抑えるようにする。即
ち、前記線状体16は前記折曲片19a及び前記折曲片
19cと前記折曲片19bで挟まれて係止される。この
ような係止手段を前記係止部17aと前記係止部17b
の二箇所に採用している。
【0019】図7(a)は線状体16を示す平面図であ
り、同図(b)は線状体16の継手部材20を示す一部
省略平面図である。両図を参照して、線状体16は鋼性
を有する針金を被脂加工(樹脂で覆う処理)した線状材
料を用いている。なお、この線状材料の直径は被脂加工
分を含め約2mmである。
【0020】前記線状体16の端部の一方には長さ約1
0mm、直径約6mm程の筒状体21を係着してあり、
この筒状体21の一端は前記線状体16を通す孔が穿設
された底板で閉塞され、この筒状体21の外壁にはロー
レットを施してあり、また、内壁にはねじ溝が切られて
いる。そして、前記底板の前記孔に通された線状体16
の先端は外皮の樹脂を溶解させたるなどして瘤状に膨ら
ませて、これにストッパーの役を果たさせ、前記底板の
前記孔から前記線状体16が抜け出てこないようにして
いる。一方、前記線状体16の端部の他方には前記筒状
体の前記ねじ溝に螺合するビス体22を止着してあり、
このビス体22の一端は前記線状体16の端部を受け入
れる筒状の延出部を形成してあり、前記線状体16の端
部を挿入して外部から締めることで前記ビス体22を前
記線状体16の端部に固定させることができる。前記継
手部材は前記筒状体21と前記ビス体22によって構成
されている。なお、前記継手部材20によって前記線状
体16を継いだ際に形成される輪の直径は約80cmに
設定してある。この線状体16は前述したようにOKゾ
ーン識別用の境界線の役を担わせるものである。ここ
で、OKゾーンについて概説すると、競技の進行を促進
させるため、ホール(カップ)の周囲に一定の領域を設
定し、ショットしたゴルフボールが、この領域の内部に
留まった場合には、ゴルフボールがホール(カップ)に
入らなくても、それまでの打数に一打を加えて、そのホ
ールでの競技を終了することができるOKゴルフという
競技を本発明の発明者は予てから提案し、実施してい
る。OKゾーンというのは前記ホール(カップ)の周囲
に設定される一定の領域を呼称している。
【0021】前記ホール形成体11は前記人工芝3(透
水性の人工芝を用いる場合には前記不透水性のシート
体)の直下に設けられる。即ち、前記ホール形成体11
の前記凹容体13の開口に相応する孔と前記係止部17
a、17bに対応する孔を人工芝3に開け、且つ、前記
凹容体13が陥入するのに適する孔を前記薄層体9と前
記基層体8に形成し、これらに前記凹容体13の対応部
分を臨ませ若しくは陥入させて前記凹容体13を定置す
る。そして、前記人工芝3の上から前記輪状にした線状
体16を前記凹容体13の周りに配し、その一部を前述
のように折曲片19a〜19cで係止すれば、ホール2
及びOKゾーンを形成することができる。なお、前記凹
容体13の水抜き孔には必要によりパイプやビニールチ
ューブを取り付け排水を土中に導くようにすることもで
きる。
【0022】前記各グリーンは前記ホール2の周囲にO
Kゾーンを形成しないホールを設けてもよく、その場
合、ホール形成体は円形の鍔付きのカップ体(大略シル
クハットを逆さにしたようなもの)を用いることがで
き、例えば、穴の深さ50mm乃至60mm、穴の直径
を110mm乃至130mm、鍔を含めた直径が300
mm乃至350mm程度の寸法に設定するとよい。水抜
き孔などは前記ホール形成体11に準じて形成すること
ができる。
【0023】図8は図2に示したスプリング6に代わる
人工芝の張設手段を説明する模式図である。同図におい
て、人工芝23は、その裏面を示してある。そして、こ
の人工芝23の裏面には前記スプリング6に代え、要所
要所にばね材料(例えば、板バネ)24a〜24hを配
設してある。即ち、前記ばね材料の両端には止め針を形
成してあり、適度に弓型に曲げて両端の止め針を人工芝
に直接刺すか、適宜の補強材を介して固定する。なお、
前記ばね材料の数は人工芝の表面に皺が寄り難くなる程
度やグリーンの形状を勘案して適宜増減される。また、
ばね材料としては、同様の弾撥力を利用できる金属材
料、合成樹脂材料、竹などを用いることもできる。
【0024】図9(a)はスプリング6の設置個所を説
明する一部省略概略上面図であり、同図(b)は図9
(a)のA−A線断面図である。図9(a)、(b)に
示すようにスプリング6をグリーンの境界縁体の中に隠
れるように形成する手法として、この実施例にあって
は、グリーンの境界縁体に発泡ポリプロピレンや発泡ポ
リエチレンその他の押圧された際の変形に対して復元性
を有する緩衝部材で形成したブロック32を配設し、こ
のブロック32にスプリング6を収納し得る切り欠きを
設け、ここにスプリング6を位置させるようにしてい
る。この状態で前記ブロック32を人工芝でくるんで定
置させ、前記境界縁体を完成させる。なお、前記ブロッ
ク32の大きさは使用するスプリング6を隠蔽させるの
に適する大きさに選定される。
【0025】図10(a)はスプリング6を人工芝の中
に隠蔽させる例を示すグリーンの人工芝部分の一部省略
側面図である。この実施例では前記ブロック32を用い
て構成したグリーンの境界縁体に代え、人工芝3の毛脚
よりも2倍乃至3倍長い毛脚を有する人工芝帯体30を
配設してある。そして、人工芝3にフック31を介して
スプリング6の一端を係合し、このスプリング6の他端
は止め具25へ止着すると共に、この止め具25を前記
人工芝30の上から地盤に向けて差し込んで、前記スプ
リング6を前記人工芝30と共に固定している。この状
態で一本のスプリング6は約4kgの荷重を担ってい
る。なお、前記人工芝30は図10(b)に示すように
前記スプリング6、前記フック31及び前記止め具25
等の上に被せ、その一端部が前記人工芝3の端部の上に
重なるように配置することができる。この構成は図3に
示されるグリーンの境界縁体4の構成と同じ手法であ
り、前記人工芝30には図4(a)、(b)、(c)に
示した如き切り込み10aを設けてもよい。
【0026】図11(a)は室内競技場にグリーンを設
置する場合に好適に実施できるグリーンの一例を示す平
面図である。同図において、人工芝3、基層体8、薄層
体9の構成は図2に示したものと同じである。グリーン
の周辺には境界縁体33を形成してある。図11(b)
は境界縁体33を含む前記グリーンの断面を示す一部拡
大断面図である。前記境界縁体33には断面コ字状(底
面が平らなU字状)の鉄製、好ましくはアルミ製の溝体
(チャンネルバー)34を逆さに置いて配設してあり、
前記グリーンの底部にはアルミ板、鉄板、木板その他の
板体35を敷設してある。即ち、前記基層体8、前記薄
層体9及び前記人工芝3はこの板体35の上に載置され
る。そして、前記溝体34は前記板体35の周りに載置
されている。前記溝体34の内部には他の溝体36を設
けてあり、この溝体36の底壁の要所要所は前記板体3
5にビス37で固定されている。前記溝体36の一方の
側壁にはL型止具38がビス39によって固定されたり
或いは鋲着、接着その他の止着手段により固定され、こ
のL型止具38にスプリング6の一端が係合されてい
る。前記溝体36の他方の側壁には穿孔40を形成して
あり、また、この穿孔40に対向する前記溝体34の側
壁にも穿孔41を穿設してある。前記スプリング6の他
端には紐、ワイヤーその他の筋条体42を止着してあ
り、この筋条体42は前記穿孔40及び前記穿孔41を
通って後記のフック43(図13(a))を介して人工
芝3(図11(b)には省略して示されていない)に止
着されている。このように構成されるグリーンは前記ス
プリング6によって人工芝の張設を行うに当たって、床
板等を傷つけることなく人工芝の張設を行うことができ
る。なお、当然のことであるが、このように構成される
グリーンを複数配置して図1に示される如き遊技場が作
られる。また、前記溝体36をビス37で固定する孔は
前記スプリング6の長手方向に複数形成し、前記スプリ
ング6の長さに応じて前記溝体36と前記板体35との
固定位置を選択して変更できるようにしておくとよい。
また、前記スプリング6に代えゴムベルトや伸縮性プラ
スチックベルト又はゴム棒体や伸縮性プラスチック棒を
用いることもできる。
【0027】図12(a)はL型止具38の構成を示す
概略斜視図であり、同図(b)は中央部縦断面図であ
る。L型止具38は鉄、アルミ、真鍮などの板体をL字
状に曲げて形成してあり、各面に穿孔を穿設してある。
【0028】図13(a)はスプリング6と人工芝3と
の連結に用いるフックの一例を示す概略斜視図である。
フック43はかかり(又は顎)のない釣り針状のもの
で、ちもとの部分に前記筋条体42を通す孔を設けてい
る。図13(b)はフックの他の例を示す概略斜視図で
ある。フック44は鋼材料で略T字状に形成し、脚部に
は前記筋条体42を係合させる係合輪部を形成してあ
る。腕部は人工芝3に穿設された孔の周辺部に係合する
ストッパーの役を担っている。なお、前記フック43や
前記フック44は図1に示される遊技場のグリーン(図
2、図3に示されるもの)の施工の際に用いてもよい。
【0029】図14(a)はホール2へ立てられる旗を
示す概略斜視図である。前記凹容体13の突出棒14に
は旗竿の役を担うパイプ体26を支持してあり、また、
このパイプ体26には紐などで旗27を止着してある。
前記パイプ体26の先端部には、例えば、図14(b)
に示すようにスポンジゴム、発泡ポリプロピレン、フェ
ルトその他の緩衝材料で形成した球状の身体保護体28
を被着しておけば、誤って、旗の近くで転倒した際に怪
我をしにくくすることができる。また、同様の観点か
ら、前記パイプ体26の先端部に図14(c)に示すよ
うにゴムやポリエチレンの如き軟質プラスチックで形成
した板状の身体保護体29を被着するようにしてもよ
い。
【0030】図15はグリーン上に置かれるバンカー又
は模擬池の一例を示す概略斜視図である。同図におい
て、グリーンGは図2や図3に示して前述したグリーン
と同様に構成され、グリーンGの周辺には前記切り込み
10aと同様な切り込みを形成した人工芝帯体10が配
置されている。前記グリーンGはほぼ平面に形成し、そ
の上にはバンカー又は模擬池45が載置されている。
【0031】図16は前記バンカー又は模擬池45の概
略断面図である。バンカー又は模擬池45は異なる色、
例えば、一面はベージュ又はグレー、他面は青色の同質
の人工芝46、47を有し、それらの基布の非芝生面は
ゴム系接着剤やエポキシ系接着剤等によって互いに接着
してある。このような構成により、前記バンカー又は模
擬池45を裏返すだけで、今まで下になっていた方の面
を顕出させることができ、簡単に、グリーンの趣を変え
ることができる。なお、前記バンカー又は模擬池45に
使用する人工芝の芝生面は起毛状のもの或いはループ状
のもの又はこれらの組み合わせたものを採用することが
できる。なお、前記バンカー又は模擬池45の表裏の人
工芝は同質のものを用いると温度の影響による反りを生
じないようにできるが、異質のものであっても要するに
表裏の人工芝の熱膨張率が同じであれば反りを生じるこ
となく、使用できる。しかしながら、一般に、同じ素材
で構成される人工芝は同じ熱膨張率を有しているので、
異質のもの同士を張り合わせるのが簡単である。前述の
ようなバンカー又は模擬池を実際に作る場合には、一つ
一つ作るよりも、図17に示すように定尺の色違いの二
枚の人工芝を予め貼着し、なるべく経済的にバンカー又
は模擬池45a、45b、45c、45d、45e、4
5fを切り出すようにするとよい。
【0032】以上、本発明の遊技場を施工するために必
要な構成部材その他について説明したが、ゴルフコース
は前述したグリーンを18面にしたり、図1に示したよ
うに9面にしたり、6面にしたり、或いは3面にして構
成することができる。そして、そのようなゴルフコース
の提供者側では顧客が希望するゴルフコースの構成に応
じて必要な構成部材一式を取り揃えてプレハブ(prefab)
形式で貸与若しくは譲渡することが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、既設の運動施設上に容易に形成することができ、
ゴルフボールの弾みを適度に抑制した状態を維持するこ
とが可能なゴルフコースを提供することができる。ま
た、外力に対し、復元力のある材料を用いてグリーンを
形成してあるので、車椅子に乗った身体障害者が競技を
行っても車椅子による轍がグリーン上に生じないように
することができる。その上、グリーンに敷設される人工
芝を適度の力で張設できるよう構成したから、夏冬の寒
暖の差等に起因する人工芝の延び縮みの影響を回避させ
て、人工芝の表面に皺が寄り難くすることができ、好ま
しい状態を長く維持できる極めて有益なゴルフコースを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴルフコースのレイアウトの一例
を示す平面図である。
【図2】グリーンの詳細を説明するため、代表的にグリ
ーンG1を示した平面図である。
【図3】図2におけるX−X線切断概略断面図である。
【図4】(a)、(b)及び(c)は共に人工芝帯体1
0の裏面を示す概略一部省略裏面図である。
【図5】ホール2を形成するためのホール形成体を示す
概略斜視図である。
【図6】係止部17a、17bの詳細な構造を示す概略
部分拡大図である。
【図7】(a)は線状体16を示す平面図であり、
(b)は線状体16の継手部材20を示す一部省略平面
図である。
【図8】図2に示したスプリング6に代わる人工芝の張
設手段を説明する模式図である。
【図9】(a)はスプリング6の設置個所を説明する一
部省略概略上面図であり、(b)は図9(a)のA−A
線断面図である。
【図10】(a)はスプリング6を人工芝の中に隠蔽さ
せる例を示すグリーンの人工芝部分の一部省略側面図で
あり、(b)はスプリング6を人工芝の中に隠蔽させる
他の例を示すグリーンの人工芝部分の一部省略側面図で
ある。
【図11】(a)は室内競技場にグリーンを設置する場
合に好適に実施できるグリーンの一例を示す平面図であ
り、(b)は境界縁体33を含む前記グリーンの断面を
示す一部拡大断面図である。
【図12】(a)はL型止具38の構成を示す概略斜視
図であり、同図(b)は中央部縦断面図である。
【図13】(a)はスプリング6と人工芝3との連結に
用いるフックの一例を示す概略斜視図であり、(b)は
フックの他の例を示す概略斜視図である。
【図14】(a)はホール2へ立てられる旗を示す概略
斜視図であり、(b)と(c)はパイプ体26の先端部
に被着する身体保護体29の例を示す概略斜視図であ
る。
【図15】グリーン上に置かれるバンカー又は模擬池の
一例を示す概略斜視図である。
【図16】バンカー又は模擬池45の概略断面図であ
る。
【図17】予め貼着された定尺の色違いの二枚の人工芝
からバンカーバンカー又は模擬池となる部材を切り出す
例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ゴルフコース 2 ホール 3 人工芝 4 境界縁体 5 当て部材 6 スプリング 7 基盤 8 基層体 9 薄層体 10 人工芝帯体 10a 切り込み 11 ホール形成体 12 平板体 13 凹容体 14 突出棒 15 水抜き孔 16 線状体 17a 係止部 17b 係止部 18 穿孔 19a〜19c 折曲片 20 継手部材 21 筒状体 22 ビス体 23 人工芝 24a〜24h ばね材料 25 止め具 26 パイプ体 27 旗 28 身体保護体 29 身体保護体 30 人工芝帯体 31 フック 32 ブロック 33 境界縁体 34 溝体 35 板体 36 溝体 37 ビス 38 L型金具 39 ビス 40 穿孔 41 穿孔 42 筋条体 43 フック 44 フック 45 バンカー又は模擬池 45a バンカー又は模擬池 45b バンカー又は模擬池 45c バンカー又は模擬池 45d バンカー又は模擬池 45e バンカー又は模擬池 45f バンカー又は模擬池 46 人工芝 47 人工芝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【特許項1】 人工芝を有し、該人工芝の上を転がるゴ
ルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう外力に対し
柔軟に凹み、外力が除かれると再びもとの状態に戻る性
質のある海綿組織や発泡構造のプラスチック材料又はス
ポンジゴムの薄層体を前記人工芝の下に敷設して形成し
たグリーンを備えるゴルフコース。
【特許項2】 人工芝を有し、該人工芝の上を転がるゴ
ルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう発泡ウレタ
ンの薄層体を前記人工芝の下に敷設して形成したグリー
ンを備えるゴルフコース。
【特許項3】 人工芝を有し、該人工芝の周縁部付近の
要所要所をスプリング、ばね、ゴム、軟質プラスチック
その他の弾撥材料により張設して形成した遊技場。
【特許項4】 人工芝を有し、該人工芝の上を転がるゴ
ルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう外力に対し
柔軟に凹み、外力が除かれると再びもとの状態に戻る性
質のある海綿組織や発泡構造のプラスチック材料又はス
ポンジゴムの薄層体を前記人工芝の下に敷設し、前記人
工芝の周縁部付近の要所要所をスプリング、ばね、ゴ
ム、軟質プラスチックその他の弾撥材料により張設して
形成したグリーンを備えるゴルフコース。
【特許項5】 不透水性の人工芝を有し、該人工芝の上
を転がるゴルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう
外力に対し柔軟に凹み、外力が除かれると再びもとの状
態に戻る性質のある海綿組織や発泡構造のプラスチック
材料又はスポンジゴムの薄層体を前記人工芝の下に敷設
し、且つ、前記薄層体の下に押圧された際の変形に対し
て復元性を有する発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレ
ンその他の緩衝部材を配設し、前記人工芝の周縁部付近
の要所要所をスプリング、ばね、ゴム、軟質プラスチッ
クその他の弾撥材料により張設して形成したグリーンを
備えるゴルフコース。
【特許項6】 不透水性の人工芝を有し、該人工芝の上
を転がるゴルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう
外力に対し柔軟に凹み、外力が除かれると再びもとの状
態に戻る性質のある海綿組織や発泡構造のプラスチック
材料又はスポンジゴムの薄層体を前記人工芝の下に敷設
し、且つ、前記薄層体の下に押圧された際の変形に対し
て復元性を有する発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレ
ンその他の緩衝部材を配設し、前記人工芝の周辺に人工
芝帯体で形成したグリーンの境界縁体を配し、前記人工
芝の周縁部付近の要所要所をスプリング、ばね、ゴム、
軟質プラスチックその他の弾撥材料により張設して形成
したグリーンを備えるゴルフコース。
【特許項7】 不透水性の人工芝を有し、該人工芝の上
を転がるゴルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう
外力に対し柔軟に凹み、外力が除かれると再びもとの状
態に戻る性質のある海綿組織や発泡構造のプラスチック
材料又はスポンジゴムの薄層体を前記人工芝の下に敷設
し、且つ、前記薄層体の下に押圧された際の変形に対し
て復元性を有する発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレ
ンその他の緩衝部材を配設し、前記人工芝の周辺に人工
芝帯体で形成したグリーンの境界縁体を配し、前記人工
芝帯体には温度や湿度の影響を受けて該人工芝帯体の表
面がうねったり皺が生じるのを防止し得る程度に複数の
切り込みを規則正しく形成してあり、前記人工芝の周縁
部付近の要所要所をスプリング、ばね、ゴム、軟質プラ
スチックその他の弾撥材料により張設して形成したグリ
ーンを備えるゴルフコース。
【特許項8】 不透水性の人工芝を有し、該人工芝の上
を転がるゴルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう
発泡ウレタンの薄層体を前記人工芝の下に敷設し、且
つ、前記薄層体の下に発泡ポリエチレンの緩衝部材を配
設し、該緩衝部材の下にアルミ板、鉄板、木板その他の
板体を敷設し、前記人工芝の周辺の前記板体の上に溝体
を逆さに置いて構成したグリーンの境界縁体を配し、前
記溝体の内部には他の溝体を設け、該他の溝体は前記板
体に固定し、前記人工芝の周縁部付近の要所要所をスプ
リング、ばね、ゴム、軟質プラスチックその他の弾撥材
料による張設部材の一端を係合させると共に該張設部材
の他端を伸張状態に前記他の溝体に係合させて形成した
グリーンを備えるゴルフコース。
【特許項9】 不透水性の人工芝を有し、該人工芝の上
を転がるゴルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう
発泡ウレタンの薄層体を前記人工芝の下に敷設し、且
つ、前記薄層体の下に発泡ポリエチレンの緩衝部材を配
設し、前記人工芝の周辺にグリーンの境界縁体を配し、
前記人工芝の周縁部付近の要所要所をスプリング、ば
ね、ゴム、軟質プラスチックその他の弾撥材料により張
設して形成したグリーンを少なくとも3ホール分備え、
これらに必要な構成部材一式を取り揃えてプレハブ形式
で貸与若しくは譲渡することが可能なゴルフコース。
【特許項10】 不透水性の人工芝を有し、該人工芝の
上を転がるゴルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよ
う発泡ウレタンの薄層体を前記人工芝の下に敷設し、且
つ、前記薄層体の下に発泡ポリエチレンの緩衝部材を配
設し、前記人工芝の周辺にグリーンの境界縁体を配し、
前記人工芝の周縁部付近の要所要所をスプリング、ば
ね、ゴム、軟質プラスチックその他の弾撥材料により張
設して形成したグリーンを少なくとも3ホール分備える
と共に前記グリーン上には表裏を反転させることにより
バンカーに顕出させたり池に顕出させたりすることが可
能となるよう異なる色の人工芝を貼り合わせて形成した
バンカー又は模擬池を備え、これらに必要な構成部材一
式を取り揃えてプレハブ形式で貸与若しくは譲渡するこ
とが可能なゴルフコース。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人工芝を有し、該人工芝の上を転がるゴ
    ルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう外力に対し
    柔軟に凹み、外力が除かれると再びもとの状態に戻る性
    質のある海綿組織や発泡構造のプラスチック材料又はス
    ポンジゴムの薄層体を前記人工芝の下に敷設して形成し
    たグリーンを備えるゴルフコース。
  2. 【請求項2】 人工芝を有し、該人工芝の上を転がるゴ
    ルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう発泡ウレタ
    ンの薄層体を前記人工芝の下に敷設して形成したグリー
    ンを備えるゴルフコース。
  3. 【請求項3】 人工芝を有し、該人工芝の周縁部付近の
    要所要所をスプリング、ばね、ゴム、軟質プラスチック
    その他の弾撥材料により張設して形成した遊技場。
  4. 【請求項4】 人工芝を有し、該人工芝の上を転がるゴ
    ルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう外力に対し
    柔軟に凹み、外力が除かれると再びもとの状態に戻る性
    質のある海綿組織や発泡構造のプラスチック材料又はス
    ポンジゴムの薄層体を前記人工芝の下に敷設し、前記人
    工芝の周縁部付近の要所要所をスプリング、ばね、ゴ
    ム、軟質プラスチックその他の弾撥材料により張設して
    形成したグリーンを備えるゴルフコース。
  5. 【請求項5】 不透水性の人工芝を有し、該人工芝の上
    を転がるゴルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう
    外力に対し柔軟に凹み、外力が除かれると再びもとの状
    態に戻る性質のある海綿組織や発泡構造のプラスチック
    材料又はスポンジゴムの薄層体を前記人工芝の下に敷設
    し、且つ、前記薄層体の下に押圧された際の変形に対し
    て復元性を有する発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレ
    ンその他の緩衝部材を配設し、前記人工芝の周縁部付近
    の要所要所をスプリング、ばね、ゴム、軟質プラスチッ
    クその他の弾撥材料により張設して形成したグリーンを
    備えるゴルフコース。
  6. 【請求項6】 不透水性の人工芝を有し、該人工芝の上
    を転がるゴルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう
    外力に対し柔軟に凹み、外力が除かれると再びもとの状
    態に戻る性質のある海綿組織や発泡構造のプラスチック
    材料又はスポンジゴムの薄層体を前記人工芝の下に敷設
    し、且つ、前記薄層体の下に押圧された際の変形に対し
    て復元性を有する発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレ
    ンその他の緩衝部材を配設し、前記人工芝の周辺に人工
    芝帯体で形成したグリーンの境界縁体を配し、前記人工
    芝の周縁部付近の要所要所をスプリング、ばね、ゴム、
    軟質プラスチックその他の弾撥材料により張設して形成
    したグリーンを備えるゴルフコース。
  7. 【請求項7】 不透水性の人工芝を有し、該人工芝の上
    を転がるゴルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう
    発泡ウレタンの薄層体を前記人工芝の下に敷設し、且
    つ、前記薄層体の下に発泡ポリエチレンの緩衝部材を配
    設し、該緩衝部材の下にアルミ板、鉄板、木板その他の
    板体を敷設し、前記人工芝の周辺の前記板体の上に溝体
    を逆さに置いて構成したグリーンの境界縁体を配し、前
    記溝体の内部には他の溝体を設け、該他の溝体は前記板
    体に固定し、前記人工芝の周縁部付近の要所要所にスプ
    リング、ばね、ゴム、軟質プラスチックその他の弾撥材
    料による張設部材の一端を係合させると共に該張設部材
    の他端を伸張状態に前記他の溝体に係合させて形成した
    グリーンを備えるゴルフコース。
  8. 【請求項8】 不透水性の人工芝を有し、該人工芝の上
    を転がるゴルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう
    発泡ウレタンの薄層体を前記人工芝の下に敷設し、且
    つ、前記薄層体の下に発泡ポリエチレンの緩衝部材を配
    設し、前記人工芝の周辺にグリーンの境界縁体を配し、
    前記人工芝の周縁部付近の要所要所をスプリング、ば
    ね、ゴム、軟質プラスチックその他の弾撥材料により張
    設して形成したグリーンを少なくとも3ホール分備え、
    これらに必要な構成部材一式を取り揃えてプレハブ形式
    で貸与若しくは譲渡することが可能なゴルフコース。
  9. 【請求項9】 不透水性の人工芝を有し、該人工芝の上
    を転がるゴルフボールの跳ね上がりを抑制させ得るよう
    発泡ウレタンの薄層体を前記人工芝の下に敷設し、且
    つ、前記薄層体の下に発泡ポリエチレンの緩衝部材を配
    設し、前記人工芝の周辺にグリーンの境界縁体を配し、
    前記人工芝の周縁部付近の要所要所をスプリング、ば
    ね、ゴム、軟質プラスチックその他の弾撥材料により張
    設して形成したグリーンを少なくとも3ホール分備える
    と共に前記グリーン上には表裏を反転させることにより
    バンカーに顕出させたり池に顕出させたりすることが可
    能となるよう異なる色の人工芝を貼り合わせて形成した
    バンカー又は模擬池を備え、これらに必要な構成部材一
    式を取り揃えてプレハブ形式で貸与若しくは譲渡するこ
    とが可能なゴルフコース。
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