JPH0975433A - 光学的物体検出装置および消毒装置 - Google Patents

光学的物体検出装置および消毒装置

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JPH0975433A
JPH0975433A JP7255666A JP25566695A JPH0975433A JP H0975433 A JPH0975433 A JP H0975433A JP 7255666 A JP7255666 A JP 7255666A JP 25566695 A JP25566695 A JP 25566695A JP H0975433 A JPH0975433 A JP H0975433A
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signal
light
disinfectant solution
electric signal
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JP7255666A
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Ichiro Saraya
一郎 更家
Tadashi Yamaguchi
正 山口
Katsumi Morito
克美 森戸
Yasuhiro Kobori
康博 小堀
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Sanyo Electric Co Ltd
Saraya Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Saraya Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動ドア、トイレの自動水洗装置、あるいは
水道の自動栓装置等に好適な光学的物体検出装置、およ
びこの光学的物体検出装置を用いた手指消毒装置に関
し、外乱光の影響を極力抑制して正確に物体を検出する
ことができる光学的物体検出装置、および最適なタイミ
ングでの消毒液の噴射動作の制御が可能な消毒装置を提
供する。 【解決手段】 高周波数の第1電気信号S1を低周波数
の第2電気信号S2のパターンによって変調し変調信号
S3を生成する変調手段33と、変調信S3号を光信号
に変換して検出光を放射する発光手段34と、放射され
た検出光Lの検出対象物での反射光を受光し電気信号に
変換する受光手段35と、受光手段35に入力される反
射光に基づいて検出対象物を検出する検出手段36とを
備えて構成され、検出対象物に照射される光は高周波信
号と低周波信号による変調波であるため、周波数の高い
ノイズのみならず周波数の低いノイズによる誤動作に強
く、正確な物体検出が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動ドア、トイレ
の自動水洗装置、あるいは水道の自動栓装置等に好適な
光学的物体検出装置、およびこの光学的物体検出装置を
用いた手指消毒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】食品加工工場、料理店、病院等において
は、食品の衛生管理あるいは感染防止等の理由で手指の
消毒が必要とされる。
【0003】一般に、手指消毒装置の正面側には、手指
挿入用開口を有する消毒室が設けられている。消毒室の
上部側には、消毒液を噴射する噴射ノズル及び手指挿入
用開口内に消毒対象物である手指が差込まれたことを検
出するための検出光を照射し、挿入された手指等により
反射された検出光を受光する挿入検出部が設けられてい
る。
【0004】消毒室内に手指が差込まれると、検出光が
手指により反射されたことを挿入検出部により検出し、
制御装置はポンプを駆動し、噴射ノズルから消毒液を噴
射して手指を消毒する。
【0005】その後、手指が再び抜き取られると、検出
光が受光できなくなったことを挿入検出部により検出
し、制御装置はポンプを停止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の手指消毒装
置において、手指の存在を光の反射の有無によって検出
するように構成されているが、手指により反射される検
出光には周囲光に起因する外乱光が侵入し、本来の検出
光ではない光によって誤検出が発生する場合があった。
このため、従来の手指消毒装置では消毒液の噴射動作の
開始または停止タイミングを正確に制御することができ
ないという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、外乱光の影響を極力抑制
して正確に物体を検出することができる光学的物体検出
装置、および最適なタイミングで消毒液の噴射動作の制
御を行うことができる消毒装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、高周波数の第1電気信号を
低周波数の第2電気信号パターンによって変調し変調信
号を生成する変調手段と、 前記変調信号を光信号に変
換して検出光を放射する発光手段と、前記放射された検
出光の検出対象物での反射光を受光し電気信号に変換す
る受光手段と、前記受光手段に入力される反射光に基づ
いて検出対象物を検出する検出手段とを備えて構成され
る。
【0009】請求項2記載の消毒対象物の存在を検出し
て消毒液の噴射動作の制御を行う消毒装置において、高
周波数の第1電気信号を低周波数の第2電気信号パター
ンによって変調し変調信号を生成する変調手段と、前記
変調信号を光信号に変換して検出光を放射する発光手段
と、前記放射された検出光の消毒対象物での反射光を受
光し電気信号に変換する受光手段と、前記受光手段に入
力される反射光に基づいて消毒対象物を検出し検出信号
を出力する検出手段と、前記検出信号により前記消毒対
象物の存在を判定して前記消毒液の噴射動作の制御を行
う噴射制御手段とを備えて構成される。
【0010】請求項1記載の発明によれば、変調手段
は、高周波数の第1電気信号を低周波数の第2電気信号
パターンによって変調し変調信号を生成し、発光手段に
送る。発光手段は、変調信号を光信号に変換して検出光
を放射する。放射された検出光は検出対象物で反射し、
その反射光は受光手段で受光され電気信号に変換され、
検出手段に入力されて検出対象物が検出される。このよ
うに、検出対象物に照射される光は高周波信号と低周波
信号による変調波であるため、周波数の高いノイズのみ
ならず周波数の低いノイズによる誤動作に強く、正確な
物体検出が可能となる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、消毒対象物
の存在を検出して消毒液の噴射動作の制御を行う消毒装
置において、変調手段は、高周波数の第1電気信号を低
周波数の第2電気信号パターンによって変調し変調信号
を生成し、発光手段に送る。発光手段は、変調信号を光
信号に変換して検出光を放射する。放射された検出光は
検出対象物で反射し、その反射光は受光手段で受光され
電気信号に変換され、検出手段に入力されて消毒対象物
が検出される。この検出信号により、噴射制御手段は、
消毒対象物の存在を判定して消毒液の噴射動作の制御を
行う。
【0012】このように、消毒対象物に照射される光は
高周波信号と低周波信号による変調波であるため、周波
数の高いノイズのみならず周波数の低いノイズによる誤
動作に強く、正確な消毒対象物の検出が可能となり、最
適なタイミングで消毒液の噴射動作の制御を行うことが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態を説明する。(II)第1実施の形態 図1に、手指消毒装置の一部断面側面図を示す。手指消
毒装置1は、正面方向(図中、左側)に挿入用開口2を
有する消毒室3が設けられた消毒装置本体4と、消毒装
置本体4内に設けられ、消毒液を内蔵する消毒液タンク
5と、消毒液タンク5内の消毒液を送出するポンプ6
と、ポンプ6により配管7を介して送出された消毒液を
噴射するノズル8と、消毒室3の上部に設けられ手指が
消毒室3内に挿入されたことを検出する検出装置9と、
消毒装置本体4の上面に設けられ手指消毒装置1の動作
状態を表示するための表示部10と、手指消毒装置1の
各部に電源を供給するための電源部11と、を備える。
【0014】図2に、手指消毒装置の制御系の概要構成
ブロック図を示す。手指消毒装置1の制御系は、手指が
消毒室3内に挿入されたことを検出するための検出光L
を照射する光出力部20、および手指が消毒室3内に挿
入されたことを検出するための検出光Lを受光する光入
力部21を含む検出装置9と、手指消毒装置1の運転開
始を指示するための運転スイッチ22と、消毒液タンク
5内の消毒液が所定量以下になったことを検出するフロ
ートセンサ23と、手指消毒装置1全体を制御するコン
トローラ24と、を備える。
【0015】図3に、本発明の光学的物体検出装置に係
る検出装置9の概要構成ブロック図を示す。検出装置9
の光出力部20は、高周波数の第1周波数(例えば、
0.5k[Hz]、オンデューティ=50[%])を有
する第1パルス信号(第1電気信号)S1(図4(a)
参照)を生成出力する第1発振回路31と、低周波数の
第2周波数(例えば、41.6[Hz]、オンデューテ
ィ=約33[%]。オンデューティは50[%]未満に
設定するのが好ましい。)を有する第2パルス信号(第
2電気信号)S2(図4(b)参照)を生成し出力する
第2発振回路32と、第1パルス信号S1により第2パ
ルス信号S2を変調して第3パルス信号(変調信号)S
3(図4(c)参照)として出力する変調回路と、第3
パルス信号S3により駆動され検出光Lを照射する発光
ダイオード34と、を備えて構成される。
【0016】検出装置9の光入力部21は、消毒対象物
である手指により反射された検出光Lを受光して検出信
号S4を出力するフォトトランジスタ35と、検出信号
S4中に第3パルス信号S3と同一の波形が所定量以上
含まれているか否かを判別して検出制御信号S5を出力
する検出回路36と、を備えて構成される。
【0017】検出回路36は、検出信号S4のうち第2
パルス信号S2成分を通過させるためのローパスフィル
タ(LPF)37と、ローパスフィルタ37の通過成分
中の第2パルス信号S2を検波する第1検波回路38
と、検出信号S4のうち第1パルス信号S1成分を通過
させるためのハイパスフィルタ(HPF)39と、ハイ
パスフィルタ39の通過成分中の第1パルス信号S1を
検波する第2検波回路40と、第1検波回路38及び第
2検波回路40の双方の出力に基づいて検出制御信号S
5を出力する検出判別回路41と、を備えて構成され
る。
【0018】次に動作を説明する。
【0019】運転スイッチ22により運転開始が指示さ
れると、コントローラ24は、検出装置9を動作させ
る。検出装置9は光出力部20の第1発振回路31及び
第2発振回路32を駆動し、第1パルス信号S1及び第
2パルス信号S2を変調回路33に出力させる。
【0020】変調回路33は、第1パルス信号S1を第
2パルス信号S2のパターンで変調して第3パルス信号
S3を発光ダイオード34に出力する。発光ダイオード
34は第3パルス信号S3により駆動され検出光Lを照
射する。
【0021】消毒室3内に消毒対象物である手指が挿入
されると、検出光Lは消毒対象物により反射され、この
反射された検出光L(外乱光を含む)はフォトダイオー
ドにより受光されて検出パルス信号S4として検出回路
36に出力される。
【0022】検出回路36は、検出信号S4に基づい
て、第3パルス信号S3と同一の波形が検出信号S4に
所定量以上含まれているか否かを判別して検出制御信号
S5をコントローラ24に出力する。
【0023】より詳細には、ローパスフィルタ(LP
F)37は、検出信号S4のうち第2パルス信号S2成
分を通過させる。第1検波回路38は、ローパスフィル
タ37の通過成分中の第2パルス信号S2を検波する。
ハイパスフィルタ39は、検出信号S4のうち第1パル
ス信号S1成分を通過させる。第2検波回路40は、ハ
イパスフィルタ39の通過成分中の第1パルス信号S1
を検波する。
【0024】検出判別回路41は、第1検波回路38及
び第2検波回路40の双方の出力に基づいて検出制御信
号S5を出力する。
【0025】その結果、コントローラ24は、第3パル
ス信号S3と同様の波形が検出信号に所定量以上含まれ
ているという検出制御信号S5が入力された場合には、
ポンプ6を駆動し、配管7を介して消毒液を消毒液タン
ク5から送出し、ノズル8により消毒液を消毒室3内に
噴射する。
【0026】必要に応じ、これと並行してコントローラ
24は表示部10を制御して動作状態を表示する。
【0027】以上の説明のように、本実施の形態によれ
ば、検出光Lとしての高周波数の第1パルス信号S1を
低周波数の第2パルス信号S2のパターンで変調してで
出力するよう構成したので、検出信号S4に高周波信号
成分及び低周波信号成分の双方が所定の割合で含まれる
場合にのみ、消毒対象物である手指が消毒室内に挿入さ
れたと判別するので、高周波成分を有する外乱光及び低
周波成分を有する外乱光の影響を低減することができ、
確実に消毒対象物の挿入の有無を検出して動作の信頼性
を向上することができる。
【0028】以上の説明においては、検出信号S4をロ
ーパスフィルタ37及びハイパスフィルタ39を通過さ
せ、双方の通過成分を独自に検波していたが、ローパス
フィルタ37、第1検波回路38、ハイパスフィルタ3
9、第2検波回路40及び検出判別回路41に代えて、
検出信号S4を平滑する平滑回路及びこの平滑回路の出
力信号を基準信号と比較することにより検出制御信号S
5相当の検出制御信号を出力する判別回路を設けるよう
に構成してもよく、この構成によれば、判別回路は低周
波成分パターンのみを検波できればよいので、処理速度
の低いマイクロコンピュータ等を用いることができ、コ
ストを低減することが可能である。
【0029】また、手指消毒装置について説明したが、
本発明の光学的物体検出装置を他の消毒装置や、近接セ
ンサ等の各種センサへの適用並びに各種制御装置へ適用
することが可能である。(II)第2実施の形態 第2実施の形態は、本発明を救急車あるいは献血車等の
衛生管理が必要な車両に装備される交直両用電源を有す
る車載用消毒装置の例を開示する。
【0030】車載用の場合には、商用AC電源に加え
て、車載用バッテリー(例えば、大型車の車載用バッテ
リと同一の出力電圧=DC24[V])等のDC電源で
駆動できるように構成することが必要となる。
【0031】このような用途に用いる場合、従来では、
製造コスト等の理由から次の様な電源装置が用いられて
いる。
【0032】1) 車載用及び室内用として共用する場
合には、AC駆動の消毒装置本体にDC/AC変換装置
を接続し、車載用バッテリーのDC電源を変換するよう
に構成する。
【0033】2) 車載用として固定使用する場合に
は、AC駆動の消毒装置本体を改造し、消毒装置本体内
にDC昇圧回路及びDC/AC変換回路を設けることに
より、車載用バッテリーのDC電源を変換するように構
成する。
【0034】しかしながら、上記構成によれば、消費電
力が増大、装置構成の複雑化によるコストの増大しが問
題点となる。
【0035】本実施の形態は、消費電力を低減するとと
もに、装置構成を簡略化して、AC電源及びDC電源の
双方で使用することが可能な手指消毒装置を提供する。
【0036】本実施の形態は、消毒対象物が消毒位置へ
配置されたか否かを検出して消毒液の噴射開始及び噴射
停止を行う消毒装置において、直流駆動可能な消毒器本
体回路と、交流電圧を直流電圧に変換して出力するAC
/DC変換手段と、前記消毒器本体回路の電源入力端子
と前記AC/DC変換手段の電源出力端子との間に着脱
可能に接続され、前記電源入力端子と前記電源出力端子
を接続する第1の接続手段と、前記電源入力端子と前記
電源出力端子との間に前記第1の接続手段と排他的に着
脱可能に接続され、外部の直流電源を前記電源入力端子
に接続する第2の接続手段と、を備えて構成される。
【0037】上記構成によれば、消毒器本体回路の電源
入力端子とAC/DC変換手段の電源出力端子との間に
第1の接続手段を接続することにより、消毒器本体回路
の電源入力端子とAC/DC変換手段の電源出力端子は
接続され、消毒器本体回路にはAC/DC変換手段によ
り出力された直流電圧が印加され駆動される。また、消
毒器本体回路の電源入力端子とAC/DC変換手段の電
源出力端子との間に第2の接続手段を接続することによ
り、消毒器本体回路の電源入力端子には外部の直流電源
が接続され、消毒器本体回路には外部の直流電源により
出力された直流電圧が印加され駆動される。従って、ユ
ーザは第1の接続手段あるいは第2の接続手段のいずれ
かを接続するだけで、消毒器を交流電源をAC/DC変
換を行って得られる直流電圧により駆動するか、あるい
は、外部の直流電源により得られる直流電圧により駆動
するかを容易に設定することが可能となる。
【0038】本実施の形態の具体的な態様を図5に示
し、以下説明する。
【0039】1) 消毒器本体内の回路50(図5
(a)参照)を原則的にDC駆動(例えば、DC24V
駆動)とする。
【0040】2) AC/DC変換器51(図5(a)
参照)を内蔵して、原則的にはAC電源を供給する。
【0041】3) AC/DC変換器51の出力直流電
圧を消毒器本体内の回路50に印加すべくAC/D変換
器51の出力端子と消毒器本体内の回路50の入力端子
との間に設けたソケット部52(図5(a)参照)に着
脱可能に接続する第1接続コネクタ53(図5(b)参
照)を設ける。
【0042】4) 第1接続コネクタ53と同一形状を
有し、AC/D変換器51の電源出力端子と消毒器本体
内の回路の電源入力端子との間に設けたソケット部52
に着脱可能に接続し、外部バッテリー(DC電源)の出
力直流電圧を消毒器本体内の回路50に印加する第2接
続コネクタ54(図5(c)参照)を設ける。
【0043】5) 第1接続コネクタ53あるいは第2
接続コネクタ54のいずれか一方をソケット部52に接
続する(図5(d)参照)。
【0044】以上のように構成することにより、ソケッ
ト部52に第1接続コネクタ53を接続した場合には、
内蔵のAC/DC変換器51を介して商用交流電源によ
り駆動し、ソケット部52に第2接続コネクタ54を接
続した場合には、外部バッテリー等の外部DC電源によ
り駆動することが可能となる。この場合において、電源
の切換は、コネクタの接続を切り換えるだけでよいの
で、接続ミスが発生することなく容易に電源切換を行う
ことができる。従って、一の装置を屋内使用あるいは車
載使用の双方に容易に対応させることが可能となる。(III) 第3実施の形態 本実施の形態は、消毒液噴射状態表示装置の例を開示す
る。
【0045】従来の消毒装置においては、電源が投入状
態にあるか否かを表示する電源表示ランプ、動作中(消
毒液噴射中)である動作ランプ等が設けられていただけ
であり、消毒液の噴射動作を開始してから完了するま
で、すなわち、消毒完了までの残り時間を表示するもの
はなく、ユーザにとって使いにくいという問題点があっ
た。
【0046】本実施の形態は、ユーザが消毒液噴射状態
等の消毒動作の進行状況(消毒完了までの残時間)を視
覚を通じて容易に把握できる表示装置を備えた使い勝手
のよい消毒装置を提供する。
【0047】本実施の形態は、消毒対象物が消毒位置へ
配置されたか否かを検出して消毒液の噴射開始及び噴射
停止を行う消毒装置において、前記消毒対象物が消毒位
置に配置されたタイミングからの経過時間を計測する経
過時間計測手段と、表示制御信号に基づいて複数の発光
部のそれぞれを点灯、消灯、点滅のうちいずれかの状態
とすることにより消毒完了までの残時間を表示する残時
間表示手段と、前記計測された経過時間及び予め設定さ
れた消毒時間に基づいて前記残時間を表示するための表
示制御信号を生成し出力する表示制御手段と、を備えて
構成する。
【0048】上記構成によれば、経過時間計測手段は、
消毒対象物が消毒位置に配置されたタイミングからの経
過時間を計測する。表示制御手段は、経過時間計測手段
により計測された経過時間及び予め設定された消毒時間
に基づいて前記残時間を表示するための表示制御信号を
生成し出力する。残時間表示手段は、表示制御信号に基
づいて複数の発光部のそれぞれを点灯、消灯、点滅のう
ちいずれかの状態とすることにより消毒完了までの残時
間を表示する。従って、ユーザは発光部の動作状態(点
灯、消灯あるいは点滅)の組合わせに基づいて、消毒完
了までの残時間を容易に把握することができる。
【0049】次に、図6を参照してより具体的な残時間
表示動作について説明する。予め設定された消毒時間
(消毒液の噴射時間)は最大5秒であるものとする。
【0050】図6(a)に発光部としてのLED(発光
ダイオード)を5個設けた場合の動作を示す。まず、消
毒液の噴射開始時には、5個のLEDが点灯している。
噴射開始1秒後には1個のLEDが消灯し、4個のLE
Dが点灯している。以下、同様にして、1秒経過毎に1
個のLEDが消灯し、5秒後には全てのLEDが消灯し
て消毒液の噴射を終了する。
【0051】図6(b)に発光部としてのLEDを3個
設けた場合の動作を示す。まず、消毒液の噴射開始時か
ら2秒経過するまで(消毒液の噴射終了の3秒前まで)
には、3個のLEDが点灯している。噴射開始2秒後に
は1個のLEDが消灯し、2個のLEDが点灯してい
る。以下同様にして、1秒経過毎に1個のLEDが消灯
し、5秒後には全てのLEDが消灯して消毒液の噴射を
終了する。
【0052】図6(c)に発光部としてのLEDを3個
設けた場合の他の動作を示す。まず、消毒液の噴射開始
時には、2個のLEDが点滅し、1個のLEDが点灯し
ている。噴射開始後1秒後には、1個のLEDが点滅
し、2個のLEDが点灯している。噴射開始後2秒後に
は、3個のLEDが点灯状態となる。さらに、噴射開始
3秒後には1個のLEDが消灯し、2個のLEDが点灯
している。以下、同様にして、1秒経過毎に1個のLE
Dが消灯し、5秒後には全てのLEDが消灯して消毒液
の噴射を終了する。
【0053】図6(d)に発光部としてのLEDを5個
設けた場合の他の動作を示す。まず、消毒液の噴射開始
時には、5個のLEDが消灯している。噴射開始1秒後
には1個のLEDが点灯し、4個のLEDが消灯してい
る。以下、同様にして、1秒経過毎に1個のLEDが点
灯し、5秒後には全てのLEDが点灯して消毒液の噴射
を終了する。
【0054】図6(e)に発光部としてのLEDを3個
設けた場合のさらに他の動作を示す。まず、消毒液の噴
射開始時には、3個のLEDが消灯している。噴射開始
1秒後には1個のLEDが点灯し、2個のLEDが消灯
している。噴射開始2秒後には2個のLEDが点灯し、
1個のLEDが消灯している。噴射開始3秒後には3個
のLEDが全て点灯し、5秒後まで点灯状態を保持し消
毒液の噴射を終了する。
【0055】図6(f)に発光部としてのLEDを3個
設けた場合のさらに他の動作を示す。まず、消毒液の噴
射開始時には、3個のLEDが消灯している。噴射開始
1秒後には1個のLEDが点灯し、2個のLEDが消灯
している。噴射開始2秒後には2個のLEDが点灯し、
1個のLEDが消灯している。噴射開始3秒後には3個
のLEDが全て点灯する。噴射開始4秒後には、1個の
LEDが点滅し、2個のLEDが点灯している。噴射開
始5秒後には、2個のLEDが点滅し、1個のLEDが
点灯して消毒液の噴射を終了する。
【0056】以上の説明のように、第3実施の形態によ
れば、ユーザが噴射時間(噴射残時間)を視覚的に確認
することができ、消毒装置をより使いやすくすることが
できる。
【0057】また、実施の態様は以上の場合に限定され
るものではなく、LEDの個数を増減したり、点灯、消
灯、点滅の組合わせを適宜変更することが可能である。(IV)第4実施の形態 第4実施の形態は、消毒液を補充した場合の初期設定装
置例を開示する。
【0058】従来の消毒装置においては、消毒液を補充
したとしても、消毒液有無検知センサが消毒液を搬送す
るための輸液管の途中に設けられている場合等には、直
ちに消毒液有りとして判別することができず、消毒液補
充後にユーザが使用する場合に消毒液がなかなか噴射さ
れない等のように使い勝手が悪いという問題点があっ
た。
【0059】本実施の形態は、構造上、消毒液を補充し
ただけでは消毒液有無検知センサが消毒液有りと判別で
きないような消毒装置において、消毒液補充後に確実に
消毒液が補充されたことを検出してユーザの使い勝手の
悪さを解消することが可能な消毒装置を提供する。
【0060】本実施の形態は、第1の態様は、消毒液を
噴射するための噴射ノズルと、前記消毒液を収納する消
毒液タンクと、配管を介して前記消毒液を前記消毒液タ
ンクから前記噴射ノズルに導く駆動ポンプと、前記配管
の途中に設けられ当該位置における消毒液の有無を検出
して消毒液有無検出信号を出力する消毒液有無センサ
と、前記消毒液有無検出信号に基づいて前記駆動ポンプ
の駆動制御を行う制御手段と、を有する消毒装置(の制
御方法)において、操作者の操作に応じて前記駆動ポン
プを所定時間の間駆動させるためのリセット手段(工
程)を備え、前記制御手段(工程)は、前記所定時間の
間に前記消毒液有無センサから消毒液有りに対応する前
記消毒液有無検出信号が出力された場合に、前記消毒液
が前記消毒液タンクに補充されたものとして通常動作状
態に移行する動作状態判別手段(工程)を、備えて構成
する。
【0061】以上の第1の態様によれば、リセット手段
(工程)は、操作者の操作に応じて駆動ポンプを所定時
間の間駆動させる。これにより配管を介して消毒液が消
毒液タンクから噴射ノズルに導びかれる。この消毒液の
輸送と並行して動作状態判別手段(工程)は、所定時間
の間に消毒液有無センサから消毒液有りに対応する消毒
液有無検出信号が出力された場合に、前記消毒液が前記
消毒液タンクに補充されたものとして通常動作状態に移
行する。その結果、消毒装置は、直ちに噴射ノズルから
消毒液を噴射することが可能な状態に設定される。
【0062】第2の態様は、消毒液を噴射するための噴
射ノズルと、前記消毒液を収納する消毒液タンクと、配
管を介して前記消毒液を前記消毒液タンクから前記噴射
ノズルに導く駆動ポンプと、前記配管の途中に設けられ
当該位置における消毒液の有無を検出して消毒液有無検
出信号を出力する消毒液有無センサと、前記消毒液有無
検出信号に基づいて前記駆動ポンプの駆動制御を行う制
御手段と、を有する消毒装置において、操作者の操作に
応じて前記制御手段をリセットするためのリセット信号
を出力するリセット手段(工程)を備え、前記制御手段
は、前記リセット信号が出力されると、前記消毒液有無
検出信号の状態に拘らず、前記消毒液が前記消毒液タン
クに補充されたものとして動作させる強制動作モードに
移行する強制動作モード制御手段(工程)と、前記強制
動作モードによる動作中に前記消毒液有無センサから消
毒液有りに対応する前記消毒液有無検出信号が出力され
た場合に、前記消毒液有無検出信号に基づいて前記駆動
ポンプの駆動制御を行う通常動作モードに移行させる通
常動作モード制御手段(工程)と、を備えて構成する。
【0063】以上の第2の態様によれば、リセット手段
(工程)は、操作者の操作に応じて制御手段をリセット
するためのリセット信号を制御手段に出力する。制御手
段の強制動作モード制御手段(工程)は、リセット信号
がリセット手段(工程)により出力されると、消毒液有
無検出信号の状態に拘らず、消毒液が消毒液タンクに補
充されたものとして動作させる強制動作モードに移行す
る。これにより消毒液有無検出信号の状態に拘らず、配
管を介して消毒液が消毒液タンクから噴射ノズルに導び
かれる。その後、通常動作モード制御手段(工程)は、
強制動作モードによる動作中に消毒液有無センサから消
毒液有りに対応する消毒液有無検出信号が出力された場
合に、消毒液有無検出信号に基づいて駆動ポンプの駆動
制御を行う通常動作モードに移行させる。
【0064】第3の態様は、消毒液を噴射するための噴
射ノズルと、前記消毒液を収納する消毒液タンクと、配
管を介して前記消毒液を前記消毒液タンクから前記噴射
ノズルに導く駆動ポンプと、前記配管の途中に設けられ
当該位置における消毒液の有無を検出して消毒液有無検
出信号を出力する消毒液有無センサと、前記消毒液有無
検出信号に基づいて前記駆動ポンプの駆動制御を行う制
御手段と、を有する消毒装置において、電源スイッチが
閉状態になったことを検出して前記駆動ポンプを所定時
間の間駆動させるリセット手段(工程)を備え、前記制
御手段は、前記所定時間の間に前記消毒液有無センサか
ら消毒液有りに対応する前記消毒液有無検出信号が出力
された場合に、前記消毒液が前記消毒液タンクに補充さ
れたものとして通常動作状態に移行する動作状態判別手
段(工程)を、備えて構成する。
【0065】以上の第3の態様によれば、リセット手段
(工程)は、電源スイッチが閉状態になったことを検出
して駆動ポンプを所定時間の間駆動させる。これにより
配管を介して消毒液が消毒液タンクから噴射ノズルに導
びかれる。この消毒液の輸送と並行して動作状態判別手
段(工程)は、所定時間の間に消毒液有無センサから消
毒液有りに対応する消毒液有無検出信号が出力された場
合に、前記消毒液が前記消毒液タンクに補充されたもの
として通常動作状態に移行する。その結果、消毒装置
は、直ちに噴射ノズルから消毒液を噴射することが可能
な状態に設定される。
【0066】以上のように、本第3実施の形態によれ
ば、消毒液が補充されたことを容易、かつ、確実に判別
して直ちに噴射ノズルから消毒液を噴射することが可能
な状態に設定することが可能となって、ユーザの使い勝
手がよくなる。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、検出対象
物に照射される光は高周波信号と低周波信号による変調
波であるため、周波数の高いノイズのみならず周波数の
低いノイズによる誤動作に強く、正確な物体検出が可能
となる。
【0068】請求項2記載の発明によれば、消毒対象物
に照射される光は高周波信号と低周波信号による変調波
であるため、周波数の高いノイズのみならず周波数の低
いノイズによる誤動作に強く、正確な消毒対象物の検出
が可能となり、最適なタイミングで消毒液の噴射動作の
制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施の形態の手指消毒装置の
一部断面側面図である。
【図2】本発明に係る第1実施の形態の手指消毒装置の
制御系の概要構成ブロック図である。
【図3】本発明に係る第1実施の形態の検出装置の概要
構成ブロック図である。
【図4】本発明に係る第1実施の形態の検出信号波形の
説明図である。
【図5】本発明に係る第2実施の形態の説明図である。
【図6】本発明に係る第3実施の形態の説明図である。
【符号の説明】
1 手指消毒装置 2 挿入用開口 3 消毒室 4 消毒装置本体 5 消毒液タンク 6 ポンプ 7 配管 8 ノズル 9 検出装置 10 表示部 11 電源部 20 光出力部 21 光入力部 22 運転スイッチ 23 フロートセンサ 24 コントローラ 31 第1発振回路 32 第2発振回路 33 変調回路 34 発光ダイオード 35 フォトトランジスタ S4 検出信号 36 検出回路 37ロウパスフィルタ(LPF) 38 第1検波回路 39 ハイパスフィルタ(HPF) 40 第2検波回路 41 検出判別回路41 L 検出光 S1 第1信号 S2 第2信号 S3 第3信号
フロントページの続き (72)発明者 森戸 克美 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 小堀 康博 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波数の第1電気信号を低周波数の第
    2電気信号パターンによって変調し変調信号を生成する
    変調手段と、 前記変調信号を光信号に変換して検出光を放射する発光
    手段と、 前記放射された検出光の検出対象物での反射光を受光し
    電気信号に変換する受光手段と、 前記受光手段に入力される反射光に基づいて検出対象物
    を検出する検出手段とを備えたとを特徴とする光学的物
    体検出装置。
  2. 【請求項2】 消毒対象物の存在を検出して消毒液の噴
    射動作の制御を行う消毒装置において、 高周波数の第1電気信号を低周波数の第2電気信号パタ
    ーンによって変調し変調信号を生成する変調手段と、 前記変調信号を光信号に変換して検出光を放射する発光
    手段と、 前記放射された検出光の消毒対象物での反射光を受光し
    電気信号に変換する受光手段と、 前記受光手段に入力される反射光に基づいて消毒対象物
    を検出し検出信号を出力する検出手段と、 前記検出信号により前記消毒対象物の存在を判定して前
    記消毒液の噴射動作の制御を行う噴射制御手段とを備え
    たことを特徴とする消毒装置。
JP7255666A 1995-09-07 1995-09-07 光学的物体検出装置および消毒装置 Pending JPH0975433A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008022965A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Taisei Corp 消毒室の連動制御装置。
JP2014100343A (ja) * 2012-11-20 2014-06-05 Miura Co Ltd 滅菌装置
WO2023282342A1 (ja) * 2021-07-09 2023-01-12 サラヤ株式会社 液体吐出装置

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