JPH0975281A - 電気掃除機のスイッチ構造 - Google Patents

電気掃除機のスイッチ構造

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JPH0975281A
JPH0975281A JP7236886A JP23688695A JPH0975281A JP H0975281 A JPH0975281 A JP H0975281A JP 7236886 A JP7236886 A JP 7236886A JP 23688695 A JP23688695 A JP 23688695A JP H0975281 A JPH0975281 A JP H0975281A
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JP
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switch
operating
contact
circuit board
jutted
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JP7236886A
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English (en)
Inventor
Yuichi Hamazaki
雄一 濱崎
Noriaki Senda
典明 千田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチ操作の際に通気孔が塞がれてしまう
ことない電気掃除機のスイッチ構造を提供する。 【解決手段】 第1固定接点36A〜36Dと第2固定
接点37A〜37Dを形成した回路基板31と、この回
路基板31の表面を覆うとともに第1,第2固定接点の
上にドーム状の操作突部35a〜35dが設けられた可撓
性の銘板35と、回路基板31と銘板35との間に配置
され接片33A〜33Dを形成したパターン板33とを
手元操作体に設け、操作突部35a〜35dが窪むことに
より、第1,第2固定接点36A〜36D,37A〜37
Dが電気的に接続するスイッチ構造であって、操作突部
35a〜35dが窪んだ際に操作突部35a〜35d内の空
気を外部へ排出し且つ操作突部35a〜35dが元の形状
に復帰する際に外部の空気を操作突部35a〜35d内へ
導入させる取付孔38,39を回路基板31に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】第1固定接点と第2固定接点
を形成したパターン回路を表面に設けた基板と、この基
板の表面を覆う可撓性のカバーとを電気掃除機の手元操
作体に設け、前記カバーのスイッチ操作部を押すことに
よって第1固定接点と第2固定接点とが電気的に接続さ
れる電気掃除機のスイッチ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図16に示すように、電気掃除機
のホース1に設けた手元操作体2の操作部3には、スイ
ッチS1〜S4が設けられており、これらスイッチS1〜
S4の操作により電動送風機(図示せず)のパワーの切り
換えや、ブラシモータ(図示せず)のオン・オフ等が行な
えるようになっている。
【0003】各スイッチS1〜S4は、図17および図1
8に示すように、手元操作体2に取り付ける基板5と、
この基板5の上に配置されたドーム状の導体からなるデ
ィスク(接片)6と、ディスク6および基板5を覆うと
ともに接着された可撓性のカバー7と、このカバー7の
上に接着された可撓性の銘板8とを備えている。
【0004】基板5の表面には、円形状の第2固定接点
5aとこの第2固定接点5aの周囲を囲む第1固定接点5
bとを形成した回路パターンと、第2固定接点5aおよび
この第2固定接点5aから延びた導電パターン部5cと第
1固定接点5bとを絶縁した絶縁部5dとが設けられてい
る。絶縁部5dは第1,第2固定接点5b,5aより厚く形
成されており、図17の状態では第1固定接点5bと第
2固定接点5aとはディスク5によって電気的に接続し
ないようになっているが、ディスク5が上から押された
際に弾性変形して窪むことにより第1固定接点5bと第
2固定接点5aとが電気的に接続する。
【0005】そして、カバー6にはディスク5の周囲に
形成される隙間Jの位置に通気孔9が設けられており、
ディスク5が窪んだ際にディスク5が形成するドーム内
の空気を隙間Jを介して通気孔9から外部へ逃がし、デ
ィスク5が元の形状に復帰する際に外気を通気孔9から
隙間Jを介して前記ドーム内へ導入させ、これらにより
ディスク5が窪んだり復帰したりすることがスムーズに
行われるようになっている。
【0006】また、カバー6の下面全体には、スイッチ
操作中にディスク5が位置ズレを起さないように接着剤
が施されていて、ディスク5がカバー6によって接着固
定されている。
【0007】ところで、上記のような構造のスイッチを
設けるのは下記の理由によるものである。
【0008】手元操作体2の操作部3の面積が限られて
おり、この限られた面積の操作部3に、操作面の大きい
スイッチを設けて操作性をよくし、且つ、スイッチ構造
を薄くして手元操作体2の機能の向上と見栄えをよくす
るためである。
【0009】また、銘板8の接着という簡単な構造によ
り埃や湿った塵埃等が基板5とディスク6の間に入り込
むことを防止することができ、これより各スイッチS1
〜S4の動作不良や短絡事故を防止することができるか
らである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなスイッチ構造にあっては、スイッチ操作する際に
ディスク5とともに通気孔9の上から銘板8を指で押し
てしまうと、通気孔9が銘板8で閉塞される状態とな
り、ディスク5がスムーズに窪まないという問題があっ
た。
【0011】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、スイッチ操作の際に通気孔が塞が
れてしまうことない電気掃除機のスイッチ構造を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、第1固定接点と第2固定接点を形成し
たパターン回路を表面に設けた回路基板と、この回路基
板の表面を覆うとともに第1,第2固定接点の上に空間
部を形成するドーム状のスイッチ操作部が設けられた可
撓性のカバーと、前記空間部内に配置された接片とを電
気掃除機の手元操作体に設け、前記スイッチ操作部が上
から押されて窪むことにより、前記接片が第1,第2固
定接点に当接して第1固定接点と第2固定接点とを電気
的に接続する電気掃除機のスイッチ構造であって、前記
スイッチ操作部が窪んだ際にスイッチ操作部内の空気を
外部へ排出し且つ該スイッチ操作部が元の形状に復帰す
る際に外部の空気をスイッチ操作部内へ導入させる通気
孔を前記回路基板に設けたことを特徴とする。
【0013】
【実施の形態】以下、この発明に係わる電気掃除機のス
イッチ構造の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】図1において、10は電気掃除機本体で、
この本体10にはホース11の一端が着脱可能に取り付
けれており、ホース11の他端には手元操作体20が設
けられている。手元操作体20の先端には延長管13を
介して吸込口体14が接続され、吸込口体14には図示
しない回転ブラシと、この回転ブラシを回転させるモー
タ(図示せず)が設けられている。
【0015】手元操作体20は、図2に示すように、へ
字状に屈曲された管体21と、この管体21の先端から
後方へ延びてへ字状に一体形成され且つ上部が先端から
後端まで開口された把手基部22と、この把手基部22
の開口に取り付けられてその開口を閉塞した手元ケース
体23とから構成されている。管体21の先端部は延長
管13が接続され、管体21の後部にはホース11の他
端が接続されている。把手基部22と手元ケース体23
とで囲まれる空間部Eは、管体21に設けた小孔(図示
せず)によって管体21内と連通されて外気より少し低
い負圧となるように設定されている。
【0016】手元ケース体23には、スイッチ取付部2
4とが形成されており、スイッチ取付部24には、図3
に示すように、床ブラシスイッチSW1と手動スイッチ
SW2とファジイスイッチSW3と電源スイッチSW4とを
備えて板状のスイッチユニット30が取り付けられてい
る。
【0017】スイッチ取付部24は、図4ないし図6に
示すように、長円形の凹部25を有し、凹部25の底部
には底壁部26が一体形成されている。底壁部26の一
端には開口27が形成され、この開口27へ突出した弾
性変形可能な舌片26Aが底壁部26に一体形成されて
いる。舌片26Aにはスイッチユニット30の下面を押
圧する突起26Bが設けられている。
【0018】また、凹部25内にはスイッチユニット3
0を載置する段部25Aが形成され、凹部25の後側に
はスイッチユニット30の一端30J(図9参照)に当
接する当接部28と、凹部25の前側にはスイッチユニ
ット30の他端の上部に当接する当接部29が形成され
ている。
【0019】スイッチユニット30は、図7に示すよう
に、回路基板31と、回路基板31の上に載置される板
状のスペーサ32と、このスペーサ32の上に載置され
るパターン板33と、パターン板33の上に載置される
板状のスぺーサ34と、スペーサ34の上に載置される
可撓性の銘板(カバー)35とから構成されている。な
お、回路基板31,スペーサ32,34,パターン板34
および銘板35等は絶縁体から構成されている。
【0020】回路基板31の表面31aには、銅箔によ
るパターン回路である第1接点(第1固定接点)36A
〜36Dと第2接点(第2固定接点)37A〜37Dと
が櫛歯状に形成され、第1,第2接点36B,36C,3
7B,37Cの隣接位置には取付孔38,39が設けられ
ている。取付孔38,39には発光ダイオード40,41
が取り付けられている。この取付孔38,39は後述す
る操作突部35a〜35d内の空気を外部へ逃がしたり、
外部から操作突部35a〜35d内へ導入したりする通気
孔としての機能を有している。
【0021】スペーサ32には、回路基板31の各第
1,第2接点36A〜36D,37A〜37Dと対向する
位置に孔32A〜32Dが形成され、取付孔38,39
と対向する位置に孔32E,32Fが孔32B,32Cに
連続して形成されている。また、各孔32A〜32D間
にはスリットH1が形成され、このスリットH1によって
各孔32A〜32Fが連通した状態となっている。
【0022】パターン板33の裏面33aには、回路基
板31の各第1,第2接点36A〜36D,37A〜37
Dと対向する位置に円形状の接片33A〜33Dが形成
されている。この接片33A〜33Dは銅箔によるパタ
ーン回路で形成するものである。また、パターン板33
には、回路基板31の取付孔38,39と対向する位置
に孔33E,33Fが設けられている。
【0023】スペーサ34には、スペーサ32と同様
に、孔34A〜34FとスリットH2とが形成され、ス
リットH2によって各孔34A〜34Fが連通した状態
となっている。各孔34A〜34Fはスペーサ32の各
孔32A〜32Fより少し大きく設定されている。
【0024】銘板35には、操作部35A〜35Dが形
成され、操作部35A〜35Dの上面には「床ブラシ
入/切」、「手動 強/弱」、「ファジイ」、「切」の文
字が記載されている。各操作部35A〜35Dの中央部
には図8に示すようにドーム状の操作突部(スイッチ操
作部)35a〜35dが形成され、各操作突部35a〜3
5dは上から指で押すと窪み、指を離すと元の状態に復
帰するようになっている。また、操作部35B,35C
には回路基板31に取り付けた発光ダイオード40,4
1と対向する位置に透明な表示部35e,35fが形成さ
れている。
【0025】そして、スイッチユニット30は、回路基
板31の表面31a上にスペーサ32を接着剤で接着
し、このスペーサ32の上にパターン板33を裏面33
aを下側にして接着材で接着し、さらにパターン板33
の上にスペーサ34を接着剤で接着し、このスペーサ3
4の上に銘板35を接着剤で接着して組み付けたもので
ある。
【0026】スイッチユニット30が組み付けられる
と、第1,第2接点36A〜36D,37A〜37Dがス
ペーサ32の孔32A〜32Dを介してパターン板33
の接片33A〜33Dと対向するとともに、接片33A
〜33Dの上方にスペーサ34の孔34A〜34Dを介
して銘板35の操作突部35a〜35dが位置する。ま
た、発光ダイオード40,41と銘板35の表示部35
e,35fとがスペーサ32の孔32E,32F,パターン
板33の孔33E,33Fおよびスペーサ34の孔34
E,34Fを介して対向する。
【0027】そして、第1,第2接点36A,37Aと接
片33Aと操作突部35aとで床ブラシスイッチSW1が
構成され、第1,第2接点36B,37Bと接片33Bと
操作突部35bとで手動スイッチSW2が構成され、第
1,第2接点36C,37Cと接片33Cと操作突部35
cとでファジィスイッチSW3が構成され、第1,第2接
点36D,37Dと接片33Dと操作突部35dとで電源
スイッチSW4が構成される。また、発光ダイオード4
0,41の発光が表示部35e,35fから見えるようにな
っている。
【0028】スイッチユニット30を手元ケース体23
のスイッチ取付部24に取り付けるには、図9に示すよ
うに、舌片26Aを下方へ弾性変形させながらスイッチ
ユニット30の一端を手元ケース体23の下側からスイ
ッチ取付部24の開口27へ挿入していく。そして、ス
イッチユニット30をスイッチ取付部24の段部25A
(図5および図6参照)に載置させるとともに、スイッ
チユニット30の一端30Jを当接部28に当接させ
る。
【0029】一方、舌片26Aの弾性力により突起26
Bがスイッチユニット30の下面の他端部を押圧する。
これにより、スイッチユニット30が手元ケース体23
のスイッチ取付部24に固定される状態となる。
【0030】そして、スイッチユニット30を取り付け
た手元ケース体23は、手元操作体20の管体21およ
び把手基部22にネジNにより取り付ける。
【0031】次に、上記実施の形態の作用について説明
する。
【0032】いま、例えば、図10ないし図12に示す
ように、銘板35の操作部35Bの操作突部35bを指
で押すと、操作突部35bが図13に示すように窪んで
スペーサ34の孔34Bを介してパターン板33を下方
へ押し下げる。パターン板33が下方へ押し下げられる
と、スペーサ32の孔32Bを介してパターン板33の
接片33Bが回路基板31の第1,第2接点36B,37
Bに当接する。これにより第1接点36Bと第2接点3
7Bとが導通する。すなわち、手動スイッチSW2がオ
ンする。
【0033】ところで、操作突部35bが窪むと、操作
突部35b内の空気が矢印で示すようにスペーサ34の
孔34B,パターン板33の孔33B,スペーサ32の孔
32Bおよび回路基板31の取付孔38を通ってスイッ
チユニット30外へ、すなわち把手基部22と手元ケー
ス体23とで囲まれる空間部Eへ排出される。空間部E
は管体21内と連通しているので、空間部Eへ排出され
た空気は管体21内へ吸引されていく。これにより、操
作突部35bがスムーズに窪む。
【0034】そして、操作突部35bから指を離すと、
操作突部35bの復元力によって元の状態に戻る。この
際、空間部Eから回路基板31の取付孔38を通ってス
ペーサ32の孔32B,パターン板33の孔33Bおよ
びスペーサ34の孔34Bを介して操作突部35b内へ
と空気が流入するので、操作突部35bの復帰はスムー
ズに行われる。なお、空間部Eの負圧は小さく設定され
ているので、操作突部35bの復帰に支障をきたすこと
はない。
【0035】操作突部35cを押した場合も上記と同様
に操作突部35cがスムーズに窪んだり復帰したりす
る。また、他の操作突部35a,35dを押した際も同様
に操作突部35a,35dがスムーズに窪み、またスムー
ズに元の状態に復帰する。この場合、スペーサ32,3
4のスリットH1,H2が空気の流出入の通路として機能
する。
【0036】このように、回路基板31の取付孔38,
39から操作突部35a〜35d内の空気が排出されるの
で、銘板35の操作突部35a〜35dをどのような状態
で押しても取付孔38,39が閉塞されてしまうことが
なく、常に操作突部35a〜35dがスムーズに窪んだり
復帰したりする。
【0037】また、把手基部22と手元ケース体23と
で囲まれる空間部Eにゴミなどが侵入して回路基板3
8,39の取付孔38,39に付着しても、空間部Eが負
圧となっているので、回路基板31の第1,第2接点3
6A〜36D,37A〜37Dへゴミが侵入してしまう
ことが防止される。
【0038】上記実施例では、回路基板31に設けた取
付孔38,39を利用して操作突部35a〜35d内の空
気の排出や外部の空気の流入を行っているので、回路基
板31に専用の通気孔を設けずに済み、従来の回路基板
31をそのまま利用でき、安価なスイッチ構造を提供す
ることができる。
【0039】また、回路基板31とパターン板33との
間にスペーサを配置したので、接片33Aと第1,第2
接点36A〜36D,37A〜37Dとの間に隙間を確
実に確保することができ、不用意な短絡事故を防止する
ことができる。
【0040】ここで、手動スイッチSW2は押す毎に電
動送風機(図示せず)のパワーの強弱を交互に切り換える
ためのものであり、また、手動スイッチSW2が押され
ると発光ダイオード40が発光して表示部35eからそ
の発光が見え、これにより手動モードになっていること
が分かる。
【0041】また、ファジイスイッチSW3は押されると
被清掃体の状態によって電動送風機のパワーを調整する
ファジィモードにするものである。このファジィモード
になると発光ダイオード41が発光して表示部35fか
ら発光ダイオード41の発光が見え(手動モードからフ
ァジィモードになると発光ダイオード40の発光は停止
される)、これによりファジィモードになっていること
が分かる。
【0042】床ブラシスイッチSW1は押される毎に吸
込口体14に設けた回転ブラシのオン・オフを交互に切
り換えるものであり、電源スイッチSW4は押されると
電源を切り電動送風機および回転ブラシの動作を停止さ
せる。
【0043】図14は第2実施形態を示したものであ
り、この第2実施例ではスペーサを省略するとともに銘
板35の操作突部35a〜35dの下面に接片50を設け
たものである。51は第1,第2接点51A,51Bを形
成した回路基板、52はシール部材、53は通気孔であ
る。この第2実施形態によれば部品点数を減らすことが
でき、より安価なスイッチ構造を提供することができ
る。
【0044】図15および図16は第3実施形態を示し
たものであり、61は手元ケース体23のスイッチ取付
部24(図5および図6参照)に設けた底壁部、62は
第1,第2接点62A,62Bを設けた回路基板、62C
は導電パターン部、62Dは絶縁部である。63は第
1,第2接点を覆うドーム状のディスク、64はディス
ク63を回路基板62に接着固定するカバー、65はカ
バー64の上に接着された可撓性の銘板であり、65
C,65Dは操作部である。これらは図16〜図18に
示すように従来と全く同様な構成となっている。
【0045】回路基板62と底壁部61には通気孔62
H,61aが設けられており、ディスク63が押されて凹
んだ際にディスク63内の空気が通気孔62H,61aを
通って空間部E(図2参照)へ排出するようにしたもの
である。
【0046】通気孔62はディスク63の近傍であると
ともに絶縁部62Dの近傍の第2接点62Bの位置に設
けているので、第2接点62Bの高さが絶縁部62Dの
高さより低いことにより、銘板65の操作部65C,6
5Dを指で押しても通気孔62Hをカバー64で塞いで
しまうことはない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、第1固定接点と第2固定接点を形成したパター
ン回路を表面に設けた回路基板と、この回路基板の表面
を覆うとともに第1,第2固定接点の上に空間部を形成
するドーム状のスイッチ操作部が設けられた可撓性のカ
バーと、前記空間部内に配置された接片とを電気掃除機
の手元操作体に設け、前記スイッチ操作部が上から押さ
れて窪むことにより、前記接片が第1,第2固定接点に
当接して第1固定接点と第2固定接点とを電気的に接続
する電気掃除機のスイッチ構造であって、前記スイッチ
操作部が窪んだ際にスイッチ操作部内の空気を外部へ排
出し且つ該スイッチ操作部が元の形状に復帰する際に外
部の空気をスイッチ操作部内へ導入させる通気孔を前記
回路基板に設けたものであるから、どのような状態でス
イッチ操作が行われても通気孔が塞がれてしまうことが
なく、スイッチ操作部の凹みおよび復帰をスムーズに行
わせることができる。
【0048】また、請求項2の発明によれば、パターン
板をスペーサを介して回路基板の上に配置したものであ
るから、接片と第1,第2接点との間に隙間を確実に確
保することができ、不用意な短絡事故を防止することが
できる。
【0049】また、請求項3の発明によれば、接片をス
イッチ操作部の下面にパターン形成して設けたので、部
品点数を減らすことができ、より安価なスイッチ構造を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるスイッチ構造を適用した電気
掃除機を示した説明図である。
【図2】図1の電気掃除機の手元操作体を示した部分断
面図である。
【図3】手元操作部を示した平面図である。
【図4】手元ケース体を示した縦断面図である。
【図5】手元ケース体を示した平面図である。
【図6】手元ケース体の横断面図である。
【図7】スイッチユニットの構成を示した分解図であ
る。
【図8】銘板を示した側面図である。
【図9】スイッチユニットの取付け方法を示した説明図
であり、(a)はスイッチユニットの取付け初めの状態
を示した説明図である。(b)はスイッチユニットを段
部に設置した状態を示した説明図である。(c)はスイ
ッチユニットの取付完了状態を示した説明図である。
【図10】スイッチユニットの構成を示した横断面図で
ある。
【図11】発光ダイオードの取付け状態を示した横断面
図である。
【図12】スイッチユニットの構成を示した縦断面図で
ある。
【図13】操作突部が凹んだ状態を示した断面図であ
る。
【図14】第2実施形態の構成を示した説明図である。
【図15】第3実施形態の構成を示した説明図である。
【図16】第3実施形態の一部を示した平面図である。
【図17】従来のスイッチ構造を使用した手元操作体を
示した説明図である。
【図18】従来のスイッチ構造を示した断面図である。
【図19】従来のスイッチ構造を示した平面図である。
【符号の説明】
31 回路基板 33 パターン板 33A〜33D 接片 35 銘板(カバー) 35a〜35d 操作突部 36A〜36D 第1接点 37A〜37D 第2接点 38,39 取付孔(通気孔)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1固定接点と第2固定接点を形成したパ
    ターン回路を表面に設けた回路基板と、この回路基板の
    表面を覆うとともに第1,第2固定接点の上に空間部を
    形成するドーム状のスイッチ操作部が設けられた可撓性
    のカバーと、前記空間部内に配置された接片とを電気掃
    除機の手元操作体に設け、前記スイッチ操作部が上から
    押されて窪むことにより、前記接片が第1,第2固定接
    点に当接して第1固定接点と第2固定接点とを電気的に
    接続する電気掃除機のスイッチ構造であって、 前記スイッチ操作部が窪んだ際にスイッチ操作部内の空
    気を外部へ排出し且つ該スイッチ操作部が元の形状に復
    帰する際に外部の空気をスイッチ操作部内へ導入させる
    通気孔を前記回路基板に設けたことを特徴とする電気掃
    除機のスイッチ構造。
  2. 【請求項2】パターン形成により前記接片を設けたパタ
    ーン板をスペーサを介して前記基板の上に且つ前記銘板
    の下に配置し、前記接片と対向するスペーサの部分に孔
    を設け、この孔を介して前記接片が第1,第2固定接点
    に当接することを特徴とする請求項1の電気掃除機のス
    イッチ構造。
  3. 【請求項3】前記接片をスイッチ操作部の下面にパター
    ン形成して設けたことを特徴とする請求項1の電気掃除
    機のスイッチ構造。
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