JPH0975185A - 商品の陳列台 - Google Patents
商品の陳列台Info
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- JPH0975185A JPH0975185A JP25947995A JP25947995A JPH0975185A JP H0975185 A JPH0975185 A JP H0975185A JP 25947995 A JP25947995 A JP 25947995A JP 25947995 A JP25947995 A JP 25947995A JP H0975185 A JPH0975185 A JP H0975185A
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- rope
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 商品を繰出装置に巻き掛けたロープで連結す
ることにより、商品の保護を図りながら陳列及び試着を
行い易くすると共に、商品の試着回数等を把握すること
ができる商品の陳列台を提供する。 【解決手段】 展示面２に装着される商品Ｗをロープ３
で連結すると共に、該ロープ３の他方を展示面２を嵌挿
させて繰出装置５に装着し、且つ上記商品Ｗの展示面２
からの離脱を検出する検出装置６を設け、商品Ｗの繰出
回数を検出するようにした商品の陳列台に構成してい
る。また陳列台１にランプ又はブザー等の報知手段７を
設け、展示面２に該報知手段７を作動させる作動手段８
を設けている。
ることにより、商品の保護を図りながら陳列及び試着を
行い易くすると共に、商品の試着回数等を把握すること
ができる商品の陳列台を提供する。 【解決手段】 展示面２に装着される商品Ｗをロープ３
で連結すると共に、該ロープ３の他方を展示面２を嵌挿
させて繰出装置５に装着し、且つ上記商品Ｗの展示面２
からの離脱を検出する検出装置６を設け、商品Ｗの繰出
回数を検出するようにした商品の陳列台に構成してい
る。また陳列台１にランプ又はブザー等の報知手段７を
設け、展示面２に該報知手段７を作動させる作動手段８
を設けている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、指輪，イヤリン
グ，ネックレスその他商品を紐体で連結した状態で陳列
する陳列台に関する。
グ，ネックレスその他商品を紐体で連結した状態で陳列
する陳列台に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、商品を陳列した状態で試着或いは
販売等を行う什器等の陳列台（陳列棚）は、例えば指
輪，イヤリング，ネックレスその他宝石等品数の多い装
飾品、又は腕時計その他商品等を陳列する場合に、一般
に商品を展示面に陳列した状態で扉付の透明硝子ケース
に引き出し可能に収容することにより商品の保護を図り
ながら陳列するようにしている。
販売等を行う什器等の陳列台（陳列棚）は、例えば指
輪，イヤリング，ネックレスその他宝石等品数の多い装
飾品、又は腕時計その他商品等を陳列する場合に、一般
に商品を展示面に陳列した状態で扉付の透明硝子ケース
に引き出し可能に収容することにより商品の保護を図り
ながら陳列するようにしている。
【０００３】然し、上記のような陳列台による陳列手段
は、複数の商品を手にとって試着する際に、その都度ケ
ース又は扉の開閉操作を要する煩雑さがあり、顧客の購
買意欲を損なわせると共に販売員の手間をとる欠点があ
る。また、試着される多数の商品を元の陳列位置に正確
に戻す等の作業が面倒であると共に、誤った位置に戻さ
れて誤陳列を生じさせる等の問題がある。そこで、これ
ら商品を紐状のロープや鎖等の紐体で所定位置に連結す
ることにより、商品の紛失や盗難及び誤陳列を防止する
ように試みた陳列台が提案され公知である。
は、複数の商品を手にとって試着する際に、その都度ケ
ース又は扉の開閉操作を要する煩雑さがあり、顧客の購
買意欲を損なわせると共に販売員の手間をとる欠点があ
る。また、試着される多数の商品を元の陳列位置に正確
に戻す等の作業が面倒であると共に、誤った位置に戻さ
れて誤陳列を生じさせる等の問題がある。そこで、これ
ら商品を紐状のロープや鎖等の紐体で所定位置に連結す
ることにより、商品の紛失や盗難及び誤陳列を防止する
ように試みた陳列台が提案され公知である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記のような従
来構成のロープ等の紐体連結方式の陳列台は、商品を陳
列する際に該商品を連結するロープが展示面上に垂れ下
がった状態となるので、商品を試着するとき邪魔になる
と共に、商品展示の見栄えを悪くする等の問題がある。
また上記陳列台は商品を単にロープで連結しているだけ
なので、試着された各商品の試着回数や頻度等を把握す
ることができず、商品毎の試着データによって商品の注
目度或いはこれによる今后の購買動向を的確に予測し得
ない等の欠点を有している。
来構成のロープ等の紐体連結方式の陳列台は、商品を陳
列する際に該商品を連結するロープが展示面上に垂れ下
がった状態となるので、商品を試着するとき邪魔になる
と共に、商品展示の見栄えを悪くする等の問題がある。
また上記陳列台は商品を単にロープで連結しているだけ
なので、試着された各商品の試着回数や頻度等を把握す
ることができず、商品毎の試着データによって商品の注
目度或いはこれによる今后の購買動向を的確に予測し得
ない等の欠点を有している。
【０００５】本発明は、上記実情に鑑み従来の問題点を
解消すると共に、商品を繰出装置を介してロープで連結
することにより、商品の保護を図りながら陳列及び試着
を行い易くすると共に、また商品の試着回数等を把握す
ることができる商品の陳列台を提供しようとするもので
ある。
解消すると共に、商品を繰出装置を介してロープで連結
することにより、商品の保護を図りながら陳列及び試着
を行い易くすると共に、また商品の試着回数等を把握す
ることができる商品の陳列台を提供しようとするもので
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の商品の陳列台は、展示面２に装着される商
品Ｗをロープ３等の紐体で連結すると共に、該紐体３の
他端側を展示面２にスライド可能に挿通させて、繰出装
置５に繰り出し及び引込み可能に連結している。
に、本発明の商品の陳列台は、展示面２に装着される商
品Ｗをロープ３等の紐体で連結すると共に、該紐体３の
他端側を展示面２にスライド可能に挿通させて、繰出装
置５に繰り出し及び引込み可能に連結している。
【０００７】また展示面２に商品Ｗの受部４ａを設ける
と共に、該受部４ａの裏側に繰出装置５を設けたことを
特徴としている。
と共に、該受部４ａの裏側に繰出装置５を設けたことを
特徴としている。
【０００８】そして、上記多数の繰出装置５を、互換性
を有して着脱可能に構成したことを特徴としている。
を有して着脱可能に構成したことを特徴としている。
【０００９】また商品Ｗを紐体３により環状部３ａを形
成するように巻き付けた状態で結び部３ｂを形成して連
結すると共に、上記環状部３ａを切断し結び部３ｂを残
した状態で商品Ｗを取り外すようにしたことを特徴とし
ている。
成するように巻き付けた状態で結び部３ｂを形成して連
結すると共に、上記環状部３ａを切断し結び部３ｂを残
した状態で商品Ｗを取り外すようにしたことを特徴とし
ている。
【００１０】さらに、展示面２に装着される商品Ｗを紐
体３で連結すると共に、該紐体３の他端側を展示面２を
挿通させて繰出装置５に装着し、且つ上記商品Ｗの展示
面２からの離脱を検出する検出装置６を設け、商品Ｗの
繰出回数を検出するようにしたことを特徴としている。
体３で連結すると共に、該紐体３の他端側を展示面２を
挿通させて繰出装置５に装着し、且つ上記商品Ｗの展示
面２からの離脱を検出する検出装置６を設け、商品Ｗの
繰出回数を検出するようにしたことを特徴としている。
【００１１】また陳列台１にランプ又はブザー等の報知
手段７を設け、該報知手段７を作動させる作動手段８接
続したことを特徴としている。
手段７を設け、該報知手段７を作動させる作動手段８接
続したことを特徴としている。
【００１２】
【作用】以上の構成により、紐体３で連結した商品Ｗを
商品台４の受部４ａから引き出して離脱すると、紐体３
は繰出装置５によって円滑に引き出されるので、商品Ｗ
の試着等を簡単に行うことができると共に、商品Ｗを元
の位置へ誤りなく戻すことができる。このとき、商品Ｗ
の離脱回数を検出装置６が自動的に検出するので、商品
Ｗ毎の試着状況等を容易に把握することができる。また
陳列台１に設置された報知手段７は展示面２に設けた作
動手段８によって作動させることができる。また商品Ｗ
を取り外す場合には、紐体３の環状部３ａを切断し簡単
に取り外すことができると共に、紐体３は元の位置に引
込み復帰するので商品展示を阻害することがない。
商品台４の受部４ａから引き出して離脱すると、紐体３
は繰出装置５によって円滑に引き出されるので、商品Ｗ
の試着等を簡単に行うことができると共に、商品Ｗを元
の位置へ誤りなく戻すことができる。このとき、商品Ｗ
の離脱回数を検出装置６が自動的に検出するので、商品
Ｗ毎の試着状況等を容易に把握することができる。また
陳列台１に設置された報知手段７は展示面２に設けた作
動手段８によって作動させることができる。また商品Ｗ
を取り外す場合には、紐体３の環状部３ａを切断し簡単
に取り外すことができると共に、紐体３は元の位置に引
込み復帰するので商品展示を阻害することがない。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面に基づい
て説明する。図１において、１は指輪或いはネックレス
等の商品Ｗを陳列可能な什器としての陳列台（陳列棚）
１であり、筐枠状の機体の前面側に傾斜状面の展示面
（棚）２を形成し、該展示面２に上記所望の商品Ｗを後
述する構成を以てロープ３又は鎖等の紐体で連結した状
態で多数陳列可能にしている。また上記展示面２は、必
要により図示しない透明蓋によって覆うと共に、通常は
開放状態となして商品Ｗの試着販売等を自由に行うよう
にしている。
て説明する。図１において、１は指輪或いはネックレス
等の商品Ｗを陳列可能な什器としての陳列台（陳列棚）
１であり、筐枠状の機体の前面側に傾斜状面の展示面
（棚）２を形成し、該展示面２に上記所望の商品Ｗを後
述する構成を以てロープ３又は鎖等の紐体で連結した状
態で多数陳列可能にしている。また上記展示面２は、必
要により図示しない透明蓋によって覆うと共に、通常は
開放状態となして商品Ｗの試着販売等を自由に行うよう
にしている。
【００１４】上記第１実施形態に係わる陳列棚１は、そ
の展示面２に図２〜図４に示す構成によって指輪（商品
Ｗ）を多数陳列可能にしている即ち、該指輪Ｗは展示面
２に着脱可能に取付けられた商品台（受台）４の受部４
ａに適正展示姿勢に挿入設置すると共に、該受部４ａに
穿設した通孔４０に商品Ｗを連結したロープ３の他方を
スライド可能に貫通させた状態で、該ロープ３をの弛み
を取る程度に引っ張るように繰出装置５に繰出可能に巻
掛けている。尚、上記ロープ３はワイヤー或いは合成樹
脂繊維等により、できるだけ細く可撓性を有しながら充
分な強度を持つと共に切断し難い紐材で形成している。
の展示面２に図２〜図４に示す構成によって指輪（商品
Ｗ）を多数陳列可能にしている即ち、該指輪Ｗは展示面
２に着脱可能に取付けられた商品台（受台）４の受部４
ａに適正展示姿勢に挿入設置すると共に、該受部４ａに
穿設した通孔４０に商品Ｗを連結したロープ３の他方を
スライド可能に貫通させた状態で、該ロープ３をの弛み
を取る程度に引っ張るように繰出装置５に繰出可能に巻
掛けている。尚、上記ロープ３はワイヤー或いは合成樹
脂繊維等により、できるだけ細く可撓性を有しながら充
分な強度を持つと共に切断し難い紐材で形成している。
【００１５】上記商品台４は裏面にフック状の取付具４
１を形成した受板４２上に、弾性受部材４３を装飾皮膜
４５で一体的に覆った状態で、その央部に商品Ｗを挿入
保持する凹溝状の受部４ａを形成しており、上記取付具
４１を展示面２の展示板２０に多数開設した取付孔２１
に、互換性を有して着脱可能に取付けることができるよ
うにしている。そして、展示板２０上で商品台４の下方
にはプライスカード等商品内容を表示する表示片２２を
貼着又は差し込み等の任意な手段により装着可能なスペ
ースを設けており、これにより上記表示片２２を指輪Ｗ
に一々取付けたり付け替えることなく、簡単且つ見やす
く表示すると共に、その交換表示を容易に行うようにし
ている。また商品Ｗの試着時に上記カードが邪魔になら
ず試着し易い等の利点がある。
１を形成した受板４２上に、弾性受部材４３を装飾皮膜
４５で一体的に覆った状態で、その央部に商品Ｗを挿入
保持する凹溝状の受部４ａを形成しており、上記取付具
４１を展示面２の展示板２０に多数開設した取付孔２１
に、互換性を有して着脱可能に取付けることができるよ
うにしている。そして、展示板２０上で商品台４の下方
にはプライスカード等商品内容を表示する表示片２２を
貼着又は差し込み等の任意な手段により装着可能なスペ
ースを設けており、これにより上記表示片２２を指輪Ｗ
に一々取付けたり付け替えることなく、簡単且つ見やす
く表示すると共に、その交換表示を容易に行うようにし
ている。また商品Ｗの試着時に上記カードが邪魔になら
ず試着し易い等の利点がある。
【００１６】尚、上記陳列棚１にネックレス等の商品Ｗ
を展示する場合には、図３（Ｂ）に示すようにその商品
形状に合わせて形成した商品台４を取付フレーム２５に
取着して所望に行うことができる。そしてこの場合に、
商品台４を取付ける取付フレーム２５の下方に照明用の
ランプＬを設けると、商品Ｗを下方から効果的に照らす
ことができる。このように、上記以外の商品を同陳列棚
１に展示する場合には、その商品Ｗの形状に応じた受部
４ａを有する商品台４を取り替えるだけで、陳列棚１を
便利に兼用利用することができるので、廉価な設備で多
くの所望の商品Ｗを展示することができる。
を展示する場合には、図３（Ｂ）に示すようにその商品
形状に合わせて形成した商品台４を取付フレーム２５に
取着して所望に行うことができる。そしてこの場合に、
商品台４を取付ける取付フレーム２５の下方に照明用の
ランプＬを設けると、商品Ｗを下方から効果的に照らす
ことができる。このように、上記以外の商品を同陳列棚
１に展示する場合には、その商品Ｗの形状に応じた受部
４ａを有する商品台４を取り替えるだけで、陳列棚１を
便利に兼用利用することができるので、廉価な設備で多
くの所望の商品Ｗを展示することができる。
【００１７】図示例の指輪Ｗは、ロープ３を巻き付けて
環状部３ａを形成した状態で結び部３ｂを設けて連結す
るようにしており、該結び部３ｂは適宜な止め具３ｃを
用いるか或いは紐結びするようにしている。またこの指
輪Ｗをロープ３を介し進退可能に引き出す繰出装置５
は、ロープ３を繰出可能に巻き取る巻取輪５０を、支持
枠５１に支架された横軸５２によって回動可能に軸支す
ると共に、ロープ３の引き出し或いは巻取輪５０の回動
量を検出する検出装置（センサ）６を上記巻取輪５０に
対設して構成している。そして、上記支持枠５１から突
設したフック状の取付具５３を、前記陳列棚１の裏側に
設置した取付板１０の取付孔１１に着脱可能に装着する
ことにより、展示面２に設置した指輪Ｗ毎に繰出装置５
を互換性を有して各対応設置するようにしている。
環状部３ａを形成した状態で結び部３ｂを設けて連結す
るようにしており、該結び部３ｂは適宜な止め具３ｃを
用いるか或いは紐結びするようにしている。またこの指
輪Ｗをロープ３を介し進退可能に引き出す繰出装置５
は、ロープ３を繰出可能に巻き取る巻取輪５０を、支持
枠５１に支架された横軸５２によって回動可能に軸支す
ると共に、ロープ３の引き出し或いは巻取輪５０の回動
量を検出する検出装置（センサ）６を上記巻取輪５０に
対設して構成している。そして、上記支持枠５１から突
設したフック状の取付具５３を、前記陳列棚１の裏側に
設置した取付板１０の取付孔１１に着脱可能に装着する
ことにより、展示面２に設置した指輪Ｗ毎に繰出装置５
を互換性を有して各対応設置するようにしている。
【００１８】上記巻取輪５０は横軸５２との間に巻取り
バネ５４を介装しており、指輪Ｗが矢印試着方向に引き
出されるときはロープ３の引き出し方向の回動を許容し
て繰り出すと共に、該指輪Ｗが元位置に戻されるとき、
該ロープ３を点線矢印の引込み方向に引き戻すように作
動し、指輪Ｗを受部４ａに装着保持すると共にロープ３
の弛みを取るように作用させている。また上記ロープ３
の作動は、巻取輪５０の所定量の回転を検知する前出の
検出装置６によって検出し、その検出信号を別途適所に
設置されるパソコン等の記憶表示装置６０に送り、指輪
Ｗが展示面２から離脱される回数、即ち顧客によって商
品が試着される回数を自動的に記憶し表示させると共
に、また記憶表示装置６０には任意なデータ或いは参考
事項等を、図１の作表Ｇに示すように随時記入し取り出
せるようにしている。
バネ５４を介装しており、指輪Ｗが矢印試着方向に引き
出されるときはロープ３の引き出し方向の回動を許容し
て繰り出すと共に、該指輪Ｗが元位置に戻されるとき、
該ロープ３を点線矢印の引込み方向に引き戻すように作
動し、指輪Ｗを受部４ａに装着保持すると共にロープ３
の弛みを取るように作用させている。また上記ロープ３
の作動は、巻取輪５０の所定量の回転を検知する前出の
検出装置６によって検出し、その検出信号を別途適所に
設置されるパソコン等の記憶表示装置６０に送り、指輪
Ｗが展示面２から離脱される回数、即ち顧客によって商
品が試着される回数を自動的に記憶し表示させると共
に、また記憶表示装置６０には任意なデータ或いは参考
事項等を、図１の作表Ｇに示すように随時記入し取り出
せるようにしている。
【００１９】また上記陳列棚１の上部にはランプ或いは
ブザー等の報知手段７を設置し、該報知手段７を展示面
２の側方に設置した、押釦式のスイツチ（作動手段）８
を顧客が自由且つ簡単に操作することにより、店内に報
知し販売員を呼ぶことができるようにしている。これに
より、陳列棚１に商品Ｗを自由に展示して、顧客が商品
の試着等を気軽且つ容易に行うことができるようにする
と共に、販売の省力化と販売フォロー等を合理的に行う
ことができるようにしている。
ブザー等の報知手段７を設置し、該報知手段７を展示面
２の側方に設置した、押釦式のスイツチ（作動手段）８
を顧客が自由且つ簡単に操作することにより、店内に報
知し販売員を呼ぶことができるようにしている。これに
より、陳列棚１に商品Ｗを自由に展示して、顧客が商品
の試着等を気軽且つ容易に行うことができるようにする
と共に、販売の省力化と販売フォロー等を合理的に行う
ことができるようにしている。
【００２０】また前述の繰出装置５は図２に示すよう
に、陳列棚１の裏側で多数整然と列設されており、各繰
出装置５のセンサ６及び報知手段７等は、取付板１０に
配線したハーネス６１によってパソコン６０及び電源Ｅ
等に接続している。尚、前記巻取輪５０は上記実施形態
のものに限ることなく、例えば巻取輪５０に内装させた
適宜なモータ（不図示）によって、正逆回転可能に作動
させるようにしてもよく、この場合には検出装置６はロ
ープ３の張力を検出してモータをコントロールさせる等
適宜に構成するとよい。
に、陳列棚１の裏側で多数整然と列設されており、各繰
出装置５のセンサ６及び報知手段７等は、取付板１０に
配線したハーネス６１によってパソコン６０及び電源Ｅ
等に接続している。尚、前記巻取輪５０は上記実施形態
のものに限ることなく、例えば巻取輪５０に内装させた
適宜なモータ（不図示）によって、正逆回転可能に作動
させるようにしてもよく、この場合には検出装置６はロ
ープ３の張力を検出してモータをコントロールさせる等
適宜に構成するとよい。
【００２１】以上のように構成した陳列棚１は展示面２
を開放されており、ロープ３で連結した商品Ｗは商品台
４の受部４ａから摘み出すことにより離脱され、上記可
撓性を有する細線状のロープ３は繰出装置５によって円
滑に引き出されるので、自由な状態で顧客の試着等を容
易に行うことができると共に、試着した商品Ｗの元位２
への装着を誤りなく的確に行うことができる。
を開放されており、ロープ３で連結した商品Ｗは商品台
４の受部４ａから摘み出すことにより離脱され、上記可
撓性を有する細線状のロープ３は繰出装置５によって円
滑に引き出されるので、自由な状態で顧客の試着等を容
易に行うことができると共に、試着した商品Ｗの元位２
への装着を誤りなく的確に行うことができる。
【００２２】このとき、商品Ｗの試着回数を検出装置６
が自動的に検出し記憶するので、このデータをパソコン
６０によって、例えば図１に示す作表Ｇで得ることがで
きるので商品Ｗ毎の試着状況等を容易に把握することが
でき、このデータに基づき試着回数の多い商品Ｗを優先
展示して、顧客ニーズを満たすように商品Ｗの選定や配
置を効果的に配慮することができると共に、商品Ｗの販
売管理並びに適正商品の開発等を合理的に行うことを可
能にする。
が自動的に検出し記憶するので、このデータをパソコン
６０によって、例えば図１に示す作表Ｇで得ることがで
きるので商品Ｗ毎の試着状況等を容易に把握することが
でき、このデータに基づき試着回数の多い商品Ｗを優先
展示して、顧客ニーズを満たすように商品Ｗの選定や配
置を効果的に配慮することができると共に、商品Ｗの販
売管理並びに適正商品の開発等を合理的に行うことを可
能にする。
【００２３】そして、顧客が商品Ｗの説明を求めるとき
或いは商品Ｗを購入したい場合に、展示面２に設置した
作動手段８を押し操作して報知手段７を作動させること
により、店内にその旨を報知し商談等を簡単且つ気軽に
行うことができる。また商品Ｗを顧客に渡す場合には、
ロープ３の環状部３ａを切断することにより商品Ｗを簡
単に取り外すことができると共に、ロープ３は展示面２
上に垂れ下がった状態で残置することなく繰出装置５に
よって元の位置に引込み復帰し、その止め部３ｂが通孔
４０又は別途設置されるストッパ片４０ａによって係止
されるので、爾後の商品展示を阻害することなく、また
該ロープ３への商品Ｗの再装着を簡単に行うことができ
る等の利点を有する。
或いは商品Ｗを購入したい場合に、展示面２に設置した
作動手段８を押し操作して報知手段７を作動させること
により、店内にその旨を報知し商談等を簡単且つ気軽に
行うことができる。また商品Ｗを顧客に渡す場合には、
ロープ３の環状部３ａを切断することにより商品Ｗを簡
単に取り外すことができると共に、ロープ３は展示面２
上に垂れ下がった状態で残置することなく繰出装置５に
よって元の位置に引込み復帰し、その止め部３ｂが通孔
４０又は別途設置されるストッパ片４０ａによって係止
されるので、爾後の商品展示を阻害することなく、また
該ロープ３への商品Ｗの再装着を簡単に行うことができ
る等の利点を有する。
【００２４】次に図５において本発明の第２実施形態に
ついて説明する。この陳列棚１の展示面２の裏側には、
各受部４ａに対向配置した多数の繰出輪５５を軸支した
繰出装置５を平行状に斜設しており、上記繰出輪５５は
繰出装置５の支持枠５ｆに横設された支軸５６に受部４
ａと同間隔毎に遊転可能に軸支すると共に、該受部４ａ
に装着状態にある商品Ｗを連結するロープ３の中途部
を、上記繰出輪５５に巻掛けて垂下状に吊下させ、その
下端部位に重垂３０を着脱及び取付け位置を移動可能に
取付けて構成している。
ついて説明する。この陳列棚１の展示面２の裏側には、
各受部４ａに対向配置した多数の繰出輪５５を軸支した
繰出装置５を平行状に斜設しており、上記繰出輪５５は
繰出装置５の支持枠５ｆに横設された支軸５６に受部４
ａと同間隔毎に遊転可能に軸支すると共に、該受部４ａ
に装着状態にある商品Ｗを連結するロープ３の中途部
を、上記繰出輪５５に巻掛けて垂下状に吊下させ、その
下端部位に重垂３０を着脱及び取付け位置を移動可能に
取付けて構成している。
【００２５】この繰出装置５は、重垂３０付のロープ３
を単に繰出輪５５に巻掛けることにより簡単且つ廉価に
制作することができると共に、多数のロープ３を整然と
コンパクトに収容設置することができる。また上記ロー
プ３は、商品Ｗの重量に適応した重垂３０を簡単に付け
替え装着できるようにしているので、スムースに繰り出
し操作をすることができると共に、ロープ３の長さを自
由に調節することができる等の特徴を有する。
を単に繰出輪５５に巻掛けることにより簡単且つ廉価に
制作することができると共に、多数のロープ３を整然と
コンパクトに収容設置することができる。また上記ロー
プ３は、商品Ｗの重量に適応した重垂３０を簡単に付け
替え装着できるようにしているので、スムースに繰り出
し操作をすることができると共に、ロープ３の長さを自
由に調節することができる等の特徴を有する。
【００２６】次に図６において、商品台及び繰出装置の
別の実施形態について説明する。この商品台４は、通孔
４０を穿設した商品Ｗの受部４ａを受板４２に一体的に
形成しており、該受板４２の裏側に繰出装置５の繰出輪
５５を直に取付けると共に、この商品台４を展示板２０
に形成した取付孔２１内に嵌挿した状態で、その係止部
２１ａによって着脱可能に位置決め固定するようにして
いる。また商品台４と展示板２０の上面は面一にするこ
とにより、該商品台４に埃等の堆積や付着を防止すると
共に清掃を容易に行うことができる特徴を有する。３３
は重垂３０及びロープ３を各別に仕切るパイプ状の仕切
壁である。これにより、商品台４及び繰出装置５等の陳
列台１に対する組付け及びメンテナンス作業を容易に行
うことを可能にすると共に、簡潔な構成で廉価に製作す
ることができるようにしている。尚、上記各実施形態に
おいて展示板２０は斜面に構成したものを示したが、該
展示板２０は水平状に設置される一枚状板で形成した陳
列台であってもよい。
別の実施形態について説明する。この商品台４は、通孔
４０を穿設した商品Ｗの受部４ａを受板４２に一体的に
形成しており、該受板４２の裏側に繰出装置５の繰出輪
５５を直に取付けると共に、この商品台４を展示板２０
に形成した取付孔２１内に嵌挿した状態で、その係止部
２１ａによって着脱可能に位置決め固定するようにして
いる。また商品台４と展示板２０の上面は面一にするこ
とにより、該商品台４に埃等の堆積や付着を防止すると
共に清掃を容易に行うことができる特徴を有する。３３
は重垂３０及びロープ３を各別に仕切るパイプ状の仕切
壁である。これにより、商品台４及び繰出装置５等の陳
列台１に対する組付け及びメンテナンス作業を容易に行
うことを可能にすると共に、簡潔な構成で廉価に製作す
ることができるようにしている。尚、上記各実施形態に
おいて展示板２０は斜面に構成したものを示したが、該
展示板２０は水平状に設置される一枚状板で形成した陳
列台であってもよい。
【００２７】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したから以
下の効果を奏することができる。請求項１の発明によ
り、展示面に商品を装着した状態においてロープは該展
示面に現れることなく陳列台内に収容されているので、
商品を良好に展示することができると共に、商品を取り
出すときはその受部からロープをスムースに繰り出し
て、商品を手にとって自由に試着し、また商品の着脱等
を容易に行うことができる。また商品はロープを介し繰
出装置に連結しているので、簡潔で廉価な構成により紛
失や盗難等を防止することができると共に、商品取り出
し後にロープが繰出装置によって引き込まれるので、該
ロープを展示面に残置させることなく、商品を元の位置
に簡単に復帰させることができる。
下の効果を奏することができる。請求項１の発明によ
り、展示面に商品を装着した状態においてロープは該展
示面に現れることなく陳列台内に収容されているので、
商品を良好に展示することができると共に、商品を取り
出すときはその受部からロープをスムースに繰り出し
て、商品を手にとって自由に試着し、また商品の着脱等
を容易に行うことができる。また商品はロープを介し繰
出装置に連結しているので、簡潔で廉価な構成により紛
失や盗難等を防止することができると共に、商品取り出
し後にロープが繰出装置によって引き込まれるので、該
ロープを展示面に残置させることなく、商品を元の位置
に簡単に復帰させることができる。
【００２８】請求項２の発明により、展示面に商品をロ
ープを介して繰出装置に連設させた状態で展示すること
ができると共に、各商品を個別に自由に取り出すことが
できる。また繰出装置は展示面の裏側に設置しているの
で商品の展示を妨げることがない。
ープを介して繰出装置に連設させた状態で展示すること
ができると共に、各商品を個別に自由に取り出すことが
できる。また繰出装置は展示面の裏側に設置しているの
で商品の展示を妨げることがない。
【００２９】請求項３の発明により、繰出装置５は簡単
に着脱することができると共に互換性を有しているの
で、繰出装置の付け替え或いは商品の展示位置の変更等
を簡単に行うことができる。
に着脱することができると共に互換性を有しているの
で、繰出装置の付け替え或いは商品の展示位置の変更等
を簡単に行うことができる。
【００３０】請求項４の発明により、商品を直接的に連
結する細いロープは、指輪等商品を指に嵌めたりする際
の妨げになることが防止され、商品の試着等を簡単に行
うことができる。商品を連結するロープは、その環状部
を切断することにより商品を簡単に取り外すことができ
ると共に、商品取り外し後のロープを展示面の受部に停
止維持させて商品の再装着を容易に行うことができる。
結する細いロープは、指輪等商品を指に嵌めたりする際
の妨げになることが防止され、商品の試着等を簡単に行
うことができる。商品を連結するロープは、その環状部
を切断することにより商品を簡単に取り外すことができ
ると共に、商品取り外し後のロープを展示面の受部に停
止維持させて商品の再装着を容易に行うことができる。
【００３１】請求項５の発明により、商品をロープで連
結した状態で良好に展示し、商品の取り出しを自由に行
なわせながら紛失等を防止することができる。また商品
の取り出しを検出装置によって検出し表示させることに
より、商品毎の試着状況等を簡潔な構成で容易に把握す
ることがきると共に、商品に対する顧客の人気度或いは
ニーズ等の調査を簡単に行うことができて商品の管理を
良好に行うことができる。
結した状態で良好に展示し、商品の取り出しを自由に行
なわせながら紛失等を防止することができる。また商品
の取り出しを検出装置によって検出し表示させることに
より、商品毎の試着状況等を簡潔な構成で容易に把握す
ることがきると共に、商品に対する顧客の人気度或いは
ニーズ等の調査を簡単に行うことができて商品の管理を
良好に行うことができる。
【００３２】請求項６の発明により、商品の展示及び管
理を良好に行うと共に、顧客が陳列台に設置した報知手
段を必要により容易に操作することができるので、顧客
の自由な購買を促進することができ、また展示及び販売
等を省力化し合理的に行うことができる。
理を良好に行うと共に、顧客が陳列台に設置した報知手
段を必要により容易に操作することができるので、顧客
の自由な購買を促進することができ、また展示及び販売
等を省力化し合理的に行うことができる。
【図１】本発明に係わる陳列台の斜視図。
【図２】図１の背面斜視図。
【図３】（Ａ）は指輪の展示状態を示す斜視図。（Ｂ）
はネックレスの展示状態を示
はネックレスの展示状態を示
【図４】図３（Ａ）の展示状態を示す要部の断面図。
【図５】陳列台の第２実施形態を示し、（Ａ）は陳列台
の断面図。（Ｂ）は繰出輪の取付け構成を示す正断面
図。
の断面図。（Ｂ）は繰出輪の取付け構成を示す正断面
図。
【図６】商品台の別の実施形態に係わる側断面図。
【符号の説明】 １ 陳列台（陳列棚） ２ 展示面 ３ ロープ（紐体） ３ａ 環状部 ３ｂ 結び部 ４ 商品台 ４ａ 受部４ａ ５ 繰出装置 ６ 検出装置（センサ） ７ 報知手段 ８ 作動手段 ２０ 展示板 ５０ 巻取輪 ５１ 支持枠 ５５ 繰出輪 ６０ 記憶表示装置（パソコン）
Claims (6)
- 【請求項１】 展示面（２）に装着される商品Ｗを紐体
（３）で連結すると共に、該紐体（３）の他端側を展示
面（２）にスライド可能に挿通させて、繰出装置（５）
に繰り出し及び引込み可能に連結した商品の陳列台。 - 【請求項２】 展示面（２）に商品Ｗの受部（４ａ）を
設けると共に、該受部（４ａ）の裏側に繰出装置（５）
を設けた請求項１記載の商品の陳列台。 - 【請求項３】 上記多数の繰出装置（５）を、互換性を
有して着脱可能に構成した請求項１又は２記載の商品の
陳列台。 - 【請求項４】 商品Ｗを紐体（３）により環状部（３
ａ）を形成するように巻き付けた状態で結び部（３ｂ）
を形成して連結すると共に、上記環状部（３ａ）を切断
し結び部（３ｂ）を残した状態で商品Ｗを取り外すよう
にした請求項１又は２，３記載の商品の陳列台。 - 【請求項５】 展示面（２）に装着される商品Ｗを紐体
（３）で連結すると共に、該紐体（３）の他端側を展示
面（２）を挿通させて繰出装置（５）に装着し、且つ上
記商品Ｗの展示面（２）からの離脱を検出する検出装置
（６）を設け、商品Ｗの離脱回数を検出するようにした
商品の陳列台。 - 【請求項６】 陳列台（１）にランプ又はブザー等の報
知手段（７）を設け、該報知手段（７）を作動させる作
動手段（８）に接続した請求項１又は５記載の商品の陳
列台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25947995A JP3522919B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 商品の陳列台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25947995A JP3522919B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 商品の陳列台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0975185A true JPH0975185A (ja) | 1997-03-25 |
| JP3522919B2 JP3522919B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=17334658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25947995A Expired - Fee Related JP3522919B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 商品の陳列台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3522919B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000305991A (ja) * | 1999-04-22 | 2000-11-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 試着ポイントシステム |
| WO2006018464A1 (es) * | 2004-07-20 | 2006-02-23 | Manuel Crespo Fernandez | Expositor antirrobo para artículos diversos |
| JP2007009436A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Key Tranding Co Ltd | 盗難防止具 |
| JP2007252857A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Yutaka Nakano | ハンガーラック及びハンガーラック付き自動販売機 |
| US7768399B2 (en) | 2004-12-07 | 2010-08-03 | Inventory Systems Gmbh | Holder for at least one object |
| US8823355B2 (en) | 2009-02-19 | 2014-09-02 | Inventory Systems Gmbh | Feed device for the automatic shifting of objects and method for detecting a movement of a feed unit in a feed device |
-
1995
- 1995-09-13 JP JP25947995A patent/JP3522919B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000305991A (ja) * | 1999-04-22 | 2000-11-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 試着ポイントシステム |
| WO2006018464A1 (es) * | 2004-07-20 | 2006-02-23 | Manuel Crespo Fernandez | Expositor antirrobo para artículos diversos |
| US7768399B2 (en) | 2004-12-07 | 2010-08-03 | Inventory Systems Gmbh | Holder for at least one object |
| JP2007009436A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Key Tranding Co Ltd | 盗難防止具 |
| JP4625725B2 (ja) * | 2005-06-28 | 2011-02-02 | 紀伊産業株式会社 | 盗難防止具 |
| JP2007252857A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Yutaka Nakano | ハンガーラック及びハンガーラック付き自動販売機 |
| US8823355B2 (en) | 2009-02-19 | 2014-09-02 | Inventory Systems Gmbh | Feed device for the automatic shifting of objects and method for detecting a movement of a feed unit in a feed device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3522919B2 (ja) | 2004-04-26 |
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