JPH0974684A - 系統連系用インバータの単独運転検出方法 - Google Patents

系統連系用インバータの単独運転検出方法

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JPH0974684A
JPH0974684A JP7224926A JP22492695A JPH0974684A JP H0974684 A JPH0974684 A JP H0974684A JP 7224926 A JP7224926 A JP 7224926A JP 22492695 A JP22492695 A JP 22492695A JP H0974684 A JPH0974684 A JP H0974684A
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JP
Japan
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power
inverter
grid interconnection
detecting
time information
Prior art date
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Pending
Application number
JP7224926A
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English (en)
Inventor
Takayuki Kimura
隆幸 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】系統遮断後にインバータが複数台系統連系統し
ている場合でも、単独運転状態を確実に検出し得るよう
にする。 【構成】人工衛星からの時刻情報を受信して同期信号を
生成する同期信号発生回路35,36のそれぞれの同期
信号で変動信号発生器31,32が出力する周期的微小
信号の位相を同期さて、系統連系用インバータ12,2
2を運転するとともに、周波数検出器33と周波数監視
回路34とにより系統の周波数を監視して単独運転状態
を確実に検出できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電力系統に複数台接
続された分散型電源、例えば太陽光発電システム、燃料
電池発電システムなどに用いられる系統連系用インバー
タが系統連系中に、電力系統から解列して単独運転とな
るのを検出する系統連系用インバータの単独運転検出方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】分散型電源としての太陽光発電システ
ム、燃料電池発電システムなどにおいては、負荷に安定
した電力の供給を計る目的で電力系統との連系運転を行
う。特に近年では商用電力系統へ分散型電源から電力を
供給する状態(以下、逆潮流とも称する)での連系運転
が認められたため、商用電力系統の遮断などの系統喪失
に対して発生する単独運転(アイランディング(Island
ing )ともいう)現象を検出する必要が生じている。
【0003】アイランディング現象は、商用電力系統の
遮断などで系統電力が喪失したときに、負荷と分散型電
源の発電量とがバランスした状態では、系統電力の喪失
を分散型電源側で検知することが困難で、この状態のま
ま、商用電力系統より再度この電力系統に充電される
と、電力系統に短絡状態が発生する恐れがあることなど
から、このアイランディング現象を確実に検出すること
が求められており、以下の〜に示すような能動的
(電力系統へ積極的に外乱を与える)なアイランディン
グ検出の方法が従来から用いられている。
【0004】.分散型電源の無効電力に周期的な微小
変動を発生させて、アイランディング現象発生時に系統
周波数(50/60Hz)の変動を検出する。 .分散型電源の有効電力を周期的に変動させて、アイ
ランディング現象発生時の系統電圧や周波数の変動を検
出する。 .分散型電源の系統連系用インバータの出力周波数を
決定する内部発振器にオフセットを与えておき、アイラ
ンディング現象発生時に電力系統に現れる周波数変化を
検出する。
【0005】.分散型電源に並列にインピーダンスを
瞬間的に、かつ周期的に挿入し、このインピーダンスの
挿入端での電圧変動や電流変動の急変を検出する。 これらの方法のうち、太陽光発電システム、燃料電池発
電システムなどにおいては、有効電力の変動を伴わず、
従って電池(セル)の直流出力電力の変動がない、前記
の方法が従来から用いらている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述ののアイランデ
ィング現象の検出方法は、それぞれの分散型電源が他の
分散型電源と無関係に電力系統への無効電力を変動をさ
せることから、複数台の分散型電源間で互いに干渉し合
う恐れがあり、その結果、連係点における検出感度が低
下するという問題があった。
【0007】この発明の課題は、上述の問題点を解決す
る系統連系用インバータの単独運転検出方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】電力系統に複数台接続さ
れた分散型電源の系統連系用インバータが系統連系中
に、電力系統から解列して単独運転になるのを検出する
単独運転検出方法において、この第1の発明は、電波で
送信される時刻情報により個々の系統連系用インバータ
が供給する無効電力の周期的微小変動の位相を同期さ
せ、系統連系点の周波数の変動を監視することにより単
独運転状態を検知し、複数台の全インバータを電力系統
から切り離すか、または停止させる。
【0009】また、第2の発明は前記第1の発明におい
て、前記電波で送信される時刻情報は、全地球的測位シ
ステム(GPS)による時刻情報とする。
【0010】
【作用】この発明によれば、個々の系統連系用インバー
タが供給する無効電力に周期的変動を与え、他の系統連
系用インバータの無効電力の周期的変動とその位相を同
期させ、複数台の系統連系用インバータ間の電力の授受
などの干渉を防止して、単独運転の検出を確実に行うよ
うに作用する。
【0011】
【実施例】図1は、この発明の系統連系用インバータの
単独運転方法の実施例を示し、分散型電源が2台の場合
の回路構成図である。図1において、1は電力系統、2
は負荷、10,20は太陽光発電システムであり、太陽
光発電システム10,20は太陽電池本体11,21、
系統連系用インバータ12,22、配電用変圧器13,
23で構成されている。また、3は負荷分電用遮断器、
4,5は分散型電源としての太陽光発電システム10,
20の分散型電源側遮断器、6は電力系統1から受電す
るための受電点遮断器である。
【0012】さらに単独運転検出装置30は、例えば方
形波状の微小信号を発生する変動信号発生器31,32
と、周波数/電圧コンバータなどからなる周波数検出回
路33と、周波数検出回路33の出力値の微小変動を監
視する比較器,設定器からなる周波数監視回路34と、
人工衛星からの時刻情報を受信して変動信号発生器3
1,32の出力の、例えば、立ち上がりタイミングを同
期させる同期信号発生回路35,36から構成されてい
る。
【0013】図1の単独運転検出装置30の動作を以下
に説明する。太陽光発電システム10,20の系統連系
用インバータ12,22により供給される合計発電量と
負荷2で消費される電力量が平衡している状態で、電力
系統1側の事故などで受電点遮断器6により電力系統1
が切り離されると、太陽光発電システム10,20と負
荷2の間でアイランディング現象が発生する。このよう
な状態の時に、同期信号発生回路35,36により変動
信号発生器31,32の出力の立ち上がりタイミングが
同期した、例えば方形波状の無効電力変動を太陽光発電
システム10,20にそれぞれ与えると、連系点Aに周
波数変動が発生し、これを周波数検出回路33で検出
し、この検出値により周波数監視回路34が動作し、単
独運転信号を外部に出力する。
【0014】図1の回路構成図において、同期信号発生
回路35,36は人工衛星である全地球的測位システム
( GPS : Global Positionin
gSystem )の時刻情報を受信して、この時刻情
報から、例えば、1秒毎に同期信号を発生させるように
すると、1秒周期で互いに同期した前記方形波の周期的
微小信号が変動信号発生器31,32から出力すること
ができる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、複数台の系統連系用
インバータが供給する無効電力にそれぞれ同期した周期
的微小変動を発生させ、連系点の周波数を監視すること
により単独運転状態を確実に検知し、検出信頼性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の系統連系用インバータの単独運転方
法の実施例を示す回路構成図
【符号の説明】
1…電力系統、2…負荷、3…負荷分電用遮断器、4,
5…分散型電源側遮断器、6…受電点遮断器、10,2
0…太陽光発電システム、11,21…太陽電池本体、
12,22…系統連系用インバータ、13,23…配電
用変圧器、30…単独運転検出装置、31,32…変動
信号発生器、33…周波数検出回路、34…周波数監視
回路、35,36…同期信号発生回路、A…連系点。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力系統に複数台接続された分散型電源の
    系統連系用インバータが系統連系中に、電力系統から解
    列して単独運転になるのを検出する単独運転検出方法に
    おいて、 電波で送信される時刻情報により個々の系統連系用イン
    バータが供給する無効電力の周期的微小変動の位相を同
    期させ、 系統連系点の周波数の変動を監視することにより単独運
    転状態を検知し、複数台の全インバータを電力系統から
    切り離すか、または停止させることを特徴とする系統連
    系用インバータの単独運転検出方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の系統連系用インバータの
    単独運転検出方法において、 前記電波で送信される時刻情報は、全地球的測位システ
    ム(GPS)による時刻情報とすることを特徴とする系
    統連系用インバータの単独運転検出方法。
JP7224926A 1995-09-01 1995-09-01 系統連系用インバータの単独運転検出方法 Pending JPH0974684A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1080086C (zh) * 1996-11-29 2002-03-06 株式会社久保田 脱谷装置的筛箱构造
JP2014526235A (ja) * 2011-08-23 2014-10-02 ヴォッベン プロパティーズ ゲーエムベーハー 風力発電装置の運転方法
WO2016170638A1 (ja) * 2015-04-23 2016-10-27 株式会社東芝 発電システム、時刻同期方法、電力変換装置、および同期制御装置

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