JPH0974675A - 電力系統監視装置 - Google Patents

電力系統監視装置

Info

Publication number
JPH0974675A
JPH0974675A JP7227687A JP22768795A JPH0974675A JP H0974675 A JPH0974675 A JP H0974675A JP 7227687 A JP7227687 A JP 7227687A JP 22768795 A JP22768795 A JP 22768795A JP H0974675 A JPH0974675 A JP H0974675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accident
power system
power
assumed
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7227687A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaharu Ishida
隆張 石田
Chihiro Fukui
千尋 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7227687A priority Critical patent/JPH0974675A/ja
Publication of JPH0974675A publication Critical patent/JPH0974675A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】対象電力系統に発生が考えられる複数の事故候
補中から、電力系統に及ぼす影響が大きいものを選択す
る装置に関する。 【構成】対象電力系統の想定事故発生前後の潮流計算の
際に用いる有効電力と無効電力の変化量と、電圧の大き
さ,位相角の変化分の関係を表わす感度係数行列の要素
の値を比較することにより想定事故の重要度を判断する
装置を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は任意時間断面における、
対象とする電力系統に発生が考えられる複数の事故候補
(想定事故)中、実際に発生した場合に電力系統に及ぼ
す影響が大きい事故候補をリアルタイムで高速かつ効率
的に選択する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
(発明に最も近い公知例) (1)F. Albuyeh, A. Bose, B. Heath, Reactive Powe
r Considerations in Automatic Contingency Selectio
n. IEEE Trans. PAS,101(1982),107−
112. 任意の電力系統に対する複数の想定事故中より事故影響
の大きな想定事故を選択する想定事故選択方法として本
公知例がある。本公知例の方法では、まず、予め考えら
れる想定事故中より一事故を選択する。次に選択した事
故が発生したことを仮定した状況での電力系統における
電流の分布を算出するために潮流計算を実行する。潮流
計算の結果を受けて、各事故に対する事故の重要度を示
す指標を以下の式を用いて計算する。
【0003】
【数1】
【0004】すべての想定事故に対し、(数1)に示し
た指標を求めた後に、指標の大きい順番から、予め設定
した個数を事故発生時に影響が大きな想定事故と決定す
る。ここで選択した想定事故に対して図1装置106に
於いて詳細の事故発生時の動作模擬を行う。
【0005】(2)K. Nara, K. Tanaka, H. Kodama,
R. R. Shoults, M. S. Chen, Peter Van Olinda, D. Be
rtagnolli, On-Line Contingency Selection Algorithm
forVoltage Security Analysis. IEEE Trans. PA
S,104(1985),847−856. 本公知例も、前記した公知例(1)と同じように、事故
発生時電力系統に基づいて潮流計算を実行し、事故の重
要度を示す指標が大きい順番に想定事故を選択する。本
公知例の特徴的な点は、事故の重要度を示す指標を(数
2)を用いる点と、該重要度を示す指標をもとに、想定
事故を事故発生時の電力系統に及ぼす影響の大小によっ
て分類する点である。
【0006】
【数2】
【0007】(3)I. Dabbagchi, G. Irisarri, AEP A
utomatic Contingency Selector: Branch Outage Imp
ucts on Load Bus Voltage Profile. IEEE Trans.PW
RS,1(1986),37−45. 本公知例も前記した公知例(1),(2)と同様に想定事
故が発生した場合の電力系統を想定し、事故発生時の潮
流の分布を求めるために潮流計算を実施する。その後
に、事故の重要度を示す指標を求め(数3)、指標が大
きい想定事故を重要事故と決定する。本公知例の特徴
は、対象とする電力系統が電圧の大きさと有効電力,電
圧の位相角と無効電力との関係が小さいことを前提とし
て、高速分離法潮流計算を実施し、実行速度を低減する
点である。
【0008】
【数3】
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記した公知例(1)
〜(3)では、想定事故一ケースに対して必ず潮流計算
を実施する必要がある。ここでの潮流計算は任意の時刻
の想定事故の個数と同じだけ実行する必要があるため、
対象とする電力系統の規模が増大、または、想定事故の
個数が多くなるにしたがって重要度の高い想定事故を選
択するために要する実行時間は膨大な量になる。このよ
うな計算時間の増大に対して、対象とする電力系統中で
想定する事故ケースを予め限定しておくことも考えられ
るものの、重要事故が漏れる可能性があるため、現実的
ではない。さらに、対象とする電力系統中にて想定事故
発生時の電圧降下に関しては、一回線断の事故も考えな
くてはならないため、考慮すべき事故ケースは膨大なも
のとなる。
【0010】本発明では、前記した問題点を解決するた
めに、任意の時間断面における、電力系統に発生が考え
られる複数の事故候補(想定事故)中、実際に発生した
場合に電力系統に及ぼす影響が最も大きい事故候補をリ
アルタイムで高速かつ効率的に選択する方法および装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では前記の高速処
理に関する問題を解決するために、従来の技術中にて述
べたように発生の可能性がある想定事故それぞれに対し
て潮流計算をすべて実行することなく、事故発生時の重
要度の指標を求める。具体的には、想定事故発生前後の
潮流計算の際に用いる有効電力と無効電力の変化量と、
電圧の大きさ,位相角の変化分との関係を表す感度係数
行列の要素の値を比較することにより、想定事故の重要
度を判断する装置を設ける。この装置を設け、公知とな
っている技術よりも簡略な計算を実行することにより、
想定事故を選択する計算の高速化を実現する。
【0012】
【作用】前記の手段を実現するために、事故発生前の定
常時における潮流状態を潮流計算を実行することにより
求める。同時に定常時における潮流計算の前記感度係数
も保存しておく。次に予め設定してある想定事故データ
ベース中の一事故発生時の前記感度係数を求める。前記
した定常時の感度係数と、事故発生時の感度係数の変化
の大きさをもとに、予め決定してある詳細想定事故計算
実施の個数、あるいは予め決定した閾値をもとに詳細計
算を行う想定事故を選択する。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例を図を用いて詳細に説明
する。図1は本発明の想定事故選択装置の一実施例を示
す図である。本実施例は電力系統101,データ読み込
み装置102,系統情報データベース103,想定事故
データベース104,想定事故選択装置105,詳細計
算装置106,出力装置107からなる。次に、本発明
の電力系統監視装置におけるデータの流れを示す。電力
系統101から取り込んだ該電力系統中の設備データは
通信線151を通じてデータ読み込み装置102に取り
込まれる。ここではデータを予め決めてある形式にした
がって加工し、通信線152を通じて系統情報データベ
ース103に送る。ここでの系統情報データベースの内
容と、想定事故データベース中のデータはそれぞれ通信
線153,154を通じて本発明の主たる装置である、
想定事故選択装置105に送られる。想定事故選択装置
105では想定事故データベース中の想定事故に対して
事故発生時の影響を考慮した重要度を示す指標を作成す
る。ここで作成された指標は通信線155を通じて詳細
計算装置106に送られ、各想定事故が発生した場合の
詳細な系統情報について計算する。この装置での計算結
果は通信線156を通じて出力装置107に送られ、電
力系統を監視する運用者に対して任意の時間断面での事
故発生時の電力系統の情報を表示する。
【0014】次に各装置の詳細について説明する。
【0015】対象とする電力系統101からデータ読み
込み装置を通じて取り込まれた系統情報データは、系統
定数,系統接続認識データ,発電機出力値データ,負荷
データに分類される。これらはそれぞれ図2中の20
1,202,203,204を意味する。これらのデー
タは図3に代表される形式にてそれぞれ格納される。系
統定数データは図3表201に示したように、対象設備
の始点と終点のノード番号,ブランチの抵抗分,誘導
分,容量分,タップ比の実数成分,タップ比の虚数成分
からなる。また、系統接続認識データ202は、対象設
備の始点と終点のノード番号,接続状態を示す欄からな
る。図3表202では便宜上、接続されている状態を
「1」,接続されていない状態を「0」として表してい
る。発電機出力値データ203は、発電機に付けられた
番号,発電機の有効電力出力値,無効電力出力値,発電
機の発電端の電圧の大きさから構成される。また、負荷
データ204は対象となる変電所負荷の有効電力値,無
効電力値からなる。
【0016】次に、本発明の主要な装置である想定事故
選択装置105を図4を用いて説明する。想定事故選択
装置105は、定常時感度行列作成装置401,定常状
態潮流計算装置402,定常状態潮流データベース40
3,事故発生時感度行列計算装置404,感度行列比較
装置405,詳細計算事故データベース406からな
る。本装置におけるデータの流れを以下に示す。系統情
報データベース103より得た系統方法は通信線153
を通じて定常時感度行列作成装置401,事故発生時感
度行列作成装置404に送られる。装置401にて作成
した感度行列を通信線451を通じて定常状態潮流計算
装置402に送り、この計算結果を通信線452を通じ
て定常潮流状態データベース403に送る。一方、事故
発生時感度行列作成装置に送られた系統情報データは、
通信線454を介して得た想定事故データベース中の想
定事故リストと、通信線453を通じて得た前記定常潮
流状態データベース403中の情報をもとに、想定事故
発生時の前記感度係数を求める。装置401,404に
て作成された該感度係数はそれぞれ通信線456,45
5を通じて感度行列比較装置405に送られる。装置4
05にて各感度行列を比較することにより、想定事故リ
スト中の想定事故発生時の電力系統に及ぼす影響の大き
い順にランク付けを行い、この結果を通信線457を通
じて詳細計算事故データベース406に格納する。
【0017】次に想定事故選択装置105の詳細な説明
を図5に示す4ノード3ブランチのモデル系統を用いて
説明する。図5に示したモデル系統は、ノード501,
503には発電機が接続し、ノード502,504には負
荷が接続しているものとする。本発明では従来の公知例
とは異なり、対象系統に対して定常時における潮流計算
を1回だけ実行する。ここで用いる潮流計算方法は一般
的に用いられているNewton−Raphson法である。本方法
に関する説明は以下の公知例に詳しい説明がある。
【0018】関根,芹沢,長谷川,林,豊田,電力系統
工学.コロナ社,1979.図5に示したモデル系統で
は潮流計算を実行するときに作成する方程式は以下に示
す式で表される。
【0019】
【数4】
【0020】ここで、数4の各要素は各ノードの有効電
力,無効電力を
【0021】
【数5】
【0022】
【数6】
【0023】としてあらわすと以下に示す式にて求めら
れる。
【0024】k≠mのとき
【0025】
【数7】
【0026】k=mのとき
【0027】
【数8】
【0028】
【数9】
【0029】前記した数4は負荷、あるいは発電量の変
化量と、電圧の大きさ,位相角の変化量との関係を表し
ている。想定事故が特に電圧の低下に影響を及ぼす一回
線断線の場合には負荷量,発電量も大きく変わらないこ
と、また、該事故の場合の模擬は、潮流計算実行時に、
前記した公知例中のアドミタンス行列の要素の値を変更
するだけで実現が可能であることより、一回線断の事故
の場合、想定事故系統の電圧変化は数4の定常時の感度
係数の対角要素と、事故発生時の感度係数の対角要素を
それぞれ装置401,404にて作成して比較すること
により、簡易的に事故の影響を見ることが可能となる。
なお、装置404での感度行列を求める際の電圧の大き
さ,位相角の大きさは定常潮流状態との比較を簡略的に
行うために、定常状態データベース403中に蓄積され
た定常状態での電圧の大きさ,位相角の大きさを用い
る。
【0030】定常時感度行列作成装置401と事故発生
時感度行列作成装置404で作成した感度行列の中で、
本実施例では計算時間短縮のため、数7でのk=mの場
合の要素だけを用いて比較計算を行う。ここでの比較方
法は一例として以下の式を用いて行う。
【0031】
【数10】
【0032】なお、ここでの詳細計算を実行する想定事
故の個数は、予め決定しておくか、数10の閾値を予め
決定しておくことにより決定する。
【0033】以上の処理を図6のフローチャートにした
がって説明する。処理内容は手段601にて図3に示さ
れた潮流計算実行、あるいは感度係数作成に必要な系統
データを読み込む。次に、手段602にて定常時、すな
わち事故発生前の潮流計算を実行する。この結果を手段
603にてデータベース406に格納する。次に、想定
事故データベース104より該電力系統に対する想定事
故と、その個数を読み込み,カウンタにセットする。手
段605では前記した手段604にて取り込んだ想定事
故より1ケースを選択し、該事故を模擬するために、前
記潮流計算に関する公知例中のアドミタンス行列の変更
を手段606にて行う。この処理を行った後に、手段6
07にて数9を用いて定常時と事故発生時の感度係数の
変化指標を求め、手段608にて、これらの両指標の差
が詳細事故計算を行う場合に該当する時には手段609
にて詳細事故計算データベース406に該想定事故を登
録する。この処理を、選択すべき想定事故がなくなるま
で繰り返し行う。
【0034】次に、出力装置107について説明する。
図7は画面出力の一実施例である。本例では701はC
RT画面であり、702は詳細計算結果を出力する領
域、ボタン703は想定事故の自動選択を指示するボタ
ン、ボタン704は緊急時に想定事故を手動で選択する
指示を出すボタン、ボタン705は詳細事故計算の開始
を手動で指示するボタン、ボタン706は新規に想定事
故を追加、あるいは想定事故の削除の処理を開始する指
示するボタンである。
【0035】領域702には詳細計算結果として、電力
系統中の各設備に関する有効電力,無効電力,電圧の大
きさ,電圧の位相角の変化と、その時間変化を表すグラ
フ,停電発生時の負荷遮断量,停電回避のための必要電
力量,停電回避の可否,電圧−有効電力の関係を表すグ
ラフ,事故発生時における操作手順と、それを回避する
ための予防制御案等を表示する。
【0036】以上のように、本発明では一度潮流計算を
実行するのみで、その後は簡易的な指標により、単純な
加減乗除の演算のみで実行可能であり、リアルタイムで
高速に想定事故選択を実行することが可能となる。
【0037】また本発明は実際の電力系統以外にも仮想
的にシュミレーター中に構成された電力系統に対しても
同様に適用できることは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
以下の効果がある。
【0039】本発明では複数の想定事故候補より、詳細
計算が必要な想定事故候補を選択する方法において、従
来法と比較して、計算時間を要する潮流計算を一度実行
するのみで、その後は簡易的な指標により、単純な加減
乗除の演算のみで実行可能であり、リアルタイムで高速
に想定事故選択を実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を表わす図。
【図2】系統情報データベースを格納する一例を表す
図。
【図3】系統情報データベースを格納する一例を表す
図。
【図4】想定事故選択装置の構成の一例を表す図。
【図5】モデル系統を表す図。
【図6】想定事故選択装置における処理を表すフローチ
ャート。
【図7】出力装置の一例。
【符号の説明】
101…電力系統、102…データ読み込み装置、10
3,201…系統情報データベース、104…想定事故
データベース、105…想定事故選択装置、106…詳
細計算装置、107…出力装置、151…電力系統とデ
ータ読み込み装置を連結する通信線、152…データ読
み込み装置と系統情報データベースを連結する通信線、
153…系統情報データベースと想定事故選択装置を連
結する通信線、154…想定事故選択装置と想定事故デ
ータベースを連結する通信線、155…想定事故選択装
置と詳細計算装置を連結する通信線、156…詳細計算
装置と出力装置を連結する通信線、202…系統接続認
識データベース、203…発電機出力値データベース、
204…負荷データベース、401…定常時感度行列作
成装置、402…定常状態潮流計算装置、403…定常
潮流状態データベース、404…事故発生時感度行列計
算装置、405…感度行列比較装置、406…詳細計算事
故データベース、451…定常時感度行列作成装置と定
常潮流状態計算装置を連結する通信線、452…定常潮
流状態計算装置と定常潮流状態データベースを連結する
通信線、453…定常状態データベースと事故発生時感
度行列計算装置を連結する通信線、454…想定事故デ
ータベースと事故発生時感度行列計算装置を連結する通
信線、455…事故発生時感度行列計算装置と感度行列
比較装置を連結する通信線、456…定常時感度行列作
成装置と感度行列比較装置を連結する通信線、457…
感度行列比較装置と詳細計算事故データベースを連結す
る通信線、501,502…発電機が接続しているノー
ド、503,504…負荷が接続しているノード、60
1…系統データ読み込み手段、602…潮流計算実行手
段、603…計算結果保存手段、604…カウンタ設定
手段、605…想定事故選択手段、606…アドミタン
ス行列変更手段、607…変化指標計算手段、608…
条件判断手段、609…詳細計算リスト蓄積手段、610
…カウンタ現象手段、611…カウンタ比較手段、70
1…CRT画面、702…計算結果表示領域、703,
704,705,706…指令伝達ボタン。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意の時間断面における電力系統の系統状
    態データを読み込む電力系統データ読み込み手段、 前記電力系統に対して発生する事故ケースを決定する想
    定事故選択手段、 該想定事故選択手段により決定された事故ケースを模擬
    計算する事故計算手段、 該事故計算手段の結果を出力する出力装置からなる電力
    系統監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1の電力系統監視装置において、 前記事故計算手段は電力系統の負荷量,発電量と電力系
    統の特定地点の電圧の大きさ,位相角の変化量の関係を
    表わした感度行列の対角要素を用いて事故ケースを模擬
    計算することを特徴とする電力系統監視装置。
  3. 【請求項3】請求項2の電力系統監視装置において、 前記事故計算手段は定常時の電力系統の潮流状態に対す
    る感度行列の対角要素と、事故発生時における感度行列
    の対角要素とを比較することにより、事故ケースを模擬
    計算することを特徴とする電力系統監視装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3項における電力系統
    監視装置において、 前記電力系統データ読み込み手段は実際の電力系統の系
    統状態データを読み込むことを特徴とする電力系統監視
    装置。
  5. 【請求項5】任意の時間断面における電力系統の負荷量
    ならびに発電量,該時間断面での系統定数,該時間断面
    における電力系統中の設備の接続状況,前記必要データ
    を読み込むデータ読み込み装置,対象とする電力系統に
    対して発生することが考えられる事故ケースを保存する
    想定事故データベース,前記必要データより、前記想定
    事故データベース中、詳細計算を行うことを決定する想
    定事故選択装置,前記装置にて求められた重要事故を詳
    細に模擬する詳細計算装置,前記詳細計算の結果を出力
    する出力装置からなる、任意の時間断面における電力系
    統の状態を監視する電力系統監視装置。
  6. 【請求項6】請求項1の構成からなる電力系統監視装置
    中の想定事故選択装置において、定常時の潮流状態に対
    する、電力系統を構成する各設備における有効電力,無
    効電力の変化分と電力系統を構成する各設備の電圧の大
    きさ,電圧の位相角の変化分を示す感度係数の対角要素
    と、想定事故発生時の潮流状態に対する電力系統を構成
    する各設備における有効電力,無効電力の変化分と電力
    系統を構成する各設備の電圧の大きさ,電圧の位相角の
    変化分を示す感度係数の対角要素とを比較することによ
    り、前記詳細計算実行装置にて詳細計算を実行する想定
    事故を選択することを特徴とする電力系統監視装置。
JP7227687A 1995-09-05 1995-09-05 電力系統監視装置 Pending JPH0974675A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7227687A JPH0974675A (ja) 1995-09-05 1995-09-05 電力系統監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7227687A JPH0974675A (ja) 1995-09-05 1995-09-05 電力系統監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0974675A true JPH0974675A (ja) 1997-03-18

Family

ID=16864770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7227687A Pending JPH0974675A (ja) 1995-09-05 1995-09-05 電力系統監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0974675A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1323336C (zh) * 2003-12-08 2007-06-27 西安交通大学 设备运行状态数据质量动态检测和保障方法
JP5602273B1 (ja) * 2013-04-19 2014-10-08 中国電力株式会社 電力系統シミュレータならびに電力系統のシミュレーションプログラムおよびシミュレーション方法
KR20160092243A (ko) * 2015-01-27 2016-08-04 전남대학교산학협력단 배전계통의 최적송출전압 계산 방법 및 최적송출전압 계산 프로그램
KR20160092244A (ko) * 2015-01-27 2016-08-04 전남대학교산학협력단 전압민감도 모선 임피던스 행렬을 이용한 모선전압 계산 방법 및 모선전압 계산 프로그램
KR20160114824A (ko) * 2015-03-25 2016-10-06 전남대학교산학협력단 전압 민감도 모선 임피던스 행렬 및 모선 어드미턴스 행렬을 이용한 분산전원 또는 무효전력 제어기의 최적 무효전력 제어치 계산 방법 및 그 프로그램
JP2023503957A (ja) * 2019-11-25 2023-02-01 アーベーベー・シュバイツ・アーゲー 電力ネットワークのための分散型電圧制御

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1323336C (zh) * 2003-12-08 2007-06-27 西安交通大学 设备运行状态数据质量动态检测和保障方法
JP5602273B1 (ja) * 2013-04-19 2014-10-08 中国電力株式会社 電力系統シミュレータならびに電力系統のシミュレーションプログラムおよびシミュレーション方法
KR20160092243A (ko) * 2015-01-27 2016-08-04 전남대학교산학협력단 배전계통의 최적송출전압 계산 방법 및 최적송출전압 계산 프로그램
KR20160092244A (ko) * 2015-01-27 2016-08-04 전남대학교산학협력단 전압민감도 모선 임피던스 행렬을 이용한 모선전압 계산 방법 및 모선전압 계산 프로그램
KR20160114824A (ko) * 2015-03-25 2016-10-06 전남대학교산학협력단 전압 민감도 모선 임피던스 행렬 및 모선 어드미턴스 행렬을 이용한 분산전원 또는 무효전력 제어기의 최적 무효전력 제어치 계산 방법 및 그 프로그램
JP2023503957A (ja) * 2019-11-25 2023-02-01 アーベーベー・シュバイツ・アーゲー 電力ネットワークのための分散型電圧制御

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Conrad et al. Voltage sag coordination for reliable plant operation
Bottura et al. Setting directional overcurrent protection parameters using hybrid GA optimizer
CN110166483B (zh) 一种电网故障以及网络攻击的辨识方法、装置及设备
CN101179195A (zh) 配电网规划方案辅助决策系统
CN107132762A (zh) 基于预想故障集自动筛选的在线静态安全评估方法
CN113852083A (zh) 电网连锁故障自动搜索与预警方法、装置及设备
US5359711A (en) Determination of load flow in direct current electrical systems
CN112650808A (zh) 一种可实时校验和模拟校验的变电站防误逻辑可视化方法
JPH0974675A (ja) 電力系統監視装置
Duran et al. Simplifications for area security analysis: A new look at equivalence
CN112952838B (zh) 一种基于眼动设备的潮流智能分析方法及装置
JP4020201B2 (ja) 電力系統の供給信頼度評価方法とその装置
CN113361065A (zh) 电气网络的可靠性状态的确定
CN111695238A (zh) 一种用于将电力系统暂态仿真数据可视化的系统及方法
JP6960263B2 (ja) 電力系統における系統運用支援装置および方法、並びに広域監視保護制御システム
CN113095952B (zh) 考虑实时和n-x预想信息的电网解列预警方法和系统
Nighot Incorporating substation and switching station related outages in composite system reliability evaluation
CN114757496A (zh) 配电网供电可靠性的评估方法及装置
JPH06241956A (ja) プラントリスク分析システム
Swaroop et al. Contingency analysis and ranking on 400 Kv Karnataka network by using mipower
CN111965478A (zh) 一种计及变压器移相作用确定短路电流的方法及系统
JP6818658B2 (ja) 電力系統監視システム、電力系統監視方法、及びプログラム
JPH09327128A (ja) 電力系統計算機システム
Maharana et al. Sensitivity Based Network Contingency Ranking Using Newton Raphson Power Flow Method
CN117272571B (zh) 一种电网新设备启动方案的可视化校核方法及系统