JPH097428A - 低圧平型ケーブル - Google Patents

低圧平型ケーブル

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JPH097428A
JPH097428A JP17046595A JP17046595A JPH097428A JP H097428 A JPH097428 A JP H097428A JP 17046595 A JP17046595 A JP 17046595A JP 17046595 A JP17046595 A JP 17046595A JP H097428 A JPH097428 A JP H097428A
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JP
Japan
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conductors
flat cable
conductor
insulating
cable
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Application number
JP17046595A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Ebiike
良和 海老池
Yoshihito Munemasa
義仁 宗政
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数本の導体を並列に配置したものの周囲に
被覆を施して一体に構成した平型ケーブルにおいて、導
体サイズを大きくすることなしに、給電容量を増大させ
得るようにする。 【構成】 低圧平型ケーブル10bには、複数本の導体
15、15a……を平行に並べて導体列11bを構成
し、その周囲に内部絶縁体20とシース21の被覆を形
成する。前記導体列11bに配置する導体15、15a
……に対して、略コルゲート状に湾曲させた絶縁シート
部材16を配置して導体間絶縁を施し、低圧平型ケーブ
ルの各導体の各々を電気的に分離して、各導体に均一な
電流が流れるようにし、平型ケーブルの低インピーダン
ス特性と、取扱い性および敷設に際しての利点を維持し
て、大容量化させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低圧給電線路を構成す
る平型ケーブルに関し、特に、分割導体相互の間に導体
間絶縁を施して構成し、送電容量を増大させ得る低圧平
型ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】ビルの内部での給電系統に使用される6
00Vの低圧送電経路においては、一般のCVケーブル
等のような円形断面のケーブルを用いることに代えて、
平型ケーブルが多く用いられている。前記平型ケーブル
としては、例えば、実開平1−174865号公報等に
示されるようなものが知られている。前記従来例のケー
ブルは、図9に示されるような断面形状のもので、銅線
を撚合せて構成した導体2a、2b……を4本ないし6
本隣接させて平行に配置し、その平行に配置した平行導
体列2の周囲に、架橋ポリエチレン等による内部絶縁体
3を被覆し、さらに、前記内部絶縁体3の表面に所定の
厚さで、ビニール等の外部シース4を被覆して構成して
いる。
【0003】前述したような構成のケーブルは、500
〜1500Aの比較的大容量の低圧給電用の幹線とし
て、バスダクトや大サイズCVケーブルに代わる給電線
路に用いられており、低いインピーダンス特性を発揮す
るために、給電経路の電圧降下を小さく押さえることが
できるものとされる。そして、前記平型ケーブルは、従
来の円形断面のCVケーブル等に比較して、容易に湾曲
させることができ、ビル内部での給電経路を構成する作
業を容易に行い得るという利点を発揮することが可能で
あり、3本のケーブルを密接させて敷設することができ
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記平型ケ
ーブルに対しても、給電容量の大容量化の要求が多くな
り、例えば、2000A程度の給電性能を持たせること
が望まれている。しかしながら、例えば、導体断面が1
500mm2 のケーブルの場合に、最大給電容量は169
0A程度であり、2000Aの給電容量の平型ケーブル
を構成しようとする場合には、導体断面積を2000mm
2 程度のものとして構成する必要があり、そのようなケ
ーブルを構成しようとすると、従来の平型ケーブルの取
扱い易さ等の特性を大きく損なうという問題も発生す
る。そして、ケーブルに関連する諸設備も、前記ケーブ
ル導体の断面に合わせて構成しているために、導体の断
面積を大きくしようとすると、ケーブルの分岐機構や、
吊り下げ、保持機構等の関連設備を新たに開発しなけれ
ばならないという問題が発生する。
【0005】また、前記実開平1−174865号公報
等に示されるような分岐装置を構成する場合にも、導体
断面積が大きくなることに対応させて、ケーブル保持部
材や、分岐部に取り付ける圧縮スリーブのサイズを大き
くすることが必要となるが、特に、圧縮スリーブに関し
ては、締め付け力を大きくすることには限界があり、そ
のためには全く新しい設備を作成することが必要とされ
ている。さらに、前述したような平型ケーブルの通電容
量を大きくしようとする場合に、多数本の平行に配置さ
れる導体が相互に密着しているために、1つの平板を用
いる場合と同様に、表面側に電流密度が大きくなり、導
体抵抗が増加するという表皮効果の問題が発生する。そ
して、前述したような導体抵抗が増大することに対応し
て、ケーブルの表面に配置する絶縁被覆の厚さと材質等
の解決を要する課題が多くなり、単純に導体断面積を大
きくすることによって解決できないものである。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述したような従来の平型ケ
ーブルを大容量化する際の問題を解消するもので、多数
本の平行に並べた導体の間に、導体間絶縁を施すことに
より、導体サイズを大きくすることなしに、通電容量を
増大させ得る平型ケーブルを提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数本の導体
を隣接させて平行に配置し、前記複数本の導体の外周に
絶縁被覆を施して構成する平型ケーブルに関する。本発
明においては、前記隣接させて平行に配置する複数の導
体の各々の間に、導体間絶縁を施している。また、本発
明においては、前記隣接させて平行に配置する複数本の
導体を、絶縁被覆を施した導体と、絶縁被覆を施さない
導体とを交互に配置して構成することができる。さら
に、本発明においては、前記隣接させて平行に配置する
複数本の導体に対して、1枚の絶縁シート部材をコルゲ
ート状に湾曲させて配置した導体間の絶縁部材を構成す
ることが可能である。前記構成に加えて、本発明に用い
る導体間に配置する絶縁体は、紙テープ、プラスチック
製のシート、もしくは、ゴム製の薄いシート部材により
構成することが可能である。
【0008】
【作用】前述したように、本発明の低圧平型ケーブル
は、撚線で構成する複数本の導体を隣接させて配置する
際に、各導体を絶縁部材により分割しているので、各導
体に流れる電流密度が大きくなり、抵抗値が増大するこ
とがなくなる。また、1本のケーブルに流れる電流は同
一の位相の電流であるから、前記導体間絶縁部材とし
て、紙テープやプラスチック製のシート部材、ゴムシー
ト等の非常に薄いものを使用しても、導体間での短絡の
問題等が生じることはない。そして、従来の導体間絶縁
を施さないケーブルに比較して、同一の導体断面積のも
のでも、大容量化することができ、ケーブルを小型のも
のとして構成し、平型ケーブルの取扱い性と、布設特性
等を良好に発揮させることができる。
【0009】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明の低圧平
型ケーブルの構成を説明する。図1に示す例において
は、被覆導体12と被覆しない導体15を交互に配置し
て導体列11を構成し、その導体列11の周囲に内部絶
縁体20を所定の厚さで形成し、さらに、前記内部絶縁
体20の外周部にシース21を被覆して設ける低圧平型
ケーブル10を示している。前記図1の低圧平型ケーブ
ル10においては、導体列11を構成する導体は、図示
されるように、被覆導体12、12a、12bの間に、
被覆しない導体15、15aを、被覆導体12bの側部
に被覆しない導体15bをそれぞれ配置して、平行に隣
接させて配置する6本の導体の相互の隣接部に絶縁部材
を介在させるように構成している。
【0010】前記低圧平型ケーブル10において、被覆
導体12の導体13の周囲に配置する絶縁部材14は、
例えば、ゴムを含浸させた布やその他のゴムシート、絶
縁性を有するプラスチックフィルム、紙テープ等の材料
を用い、0.1mm程度の厚さを有するシート類等を使用
することが可能である。そして、前記絶縁部材による被
覆は、導体に対して前記テープまたはシートをらせん状
に巻き付けることによって、被覆導体12として製造す
ることが可能である。また、前記テープまたはシートを
導体に被覆する際には、幅の広いシート類を導体と平行
に配置して置き、導体を整列して被覆層形成装置に向け
て搬送する動作に合わせて巻き込む装置を用いて、導体
の周囲に巻き込むようにすることもできる。なお、前記
図1に示す被覆導体12においては、絶縁部材14を導
体13の周囲に被覆した状態で多数本の導体を平行に並
べてから、内部絶縁体20を押し出し等の手段により被
覆を行うので、その内部絶縁体の被覆に際して被覆導体
に形成する絶縁部材14が剥離したりすることがないよ
うな被覆処理を行うことが必要である。
【0011】前述したように、複数本の導体を相互に絶
縁する状態で導体列11の周囲に被覆する内部絶縁体2
0は、従来の平型ケーブルの場合と同様に、架橋ポリエ
チレンに等の材料を用いて厚さが4.0mm程度に形成す
る。その後で、前記内部絶縁体20の外周部には、ビニ
ール等の絶縁材料を用いて、シース21を厚さが3.9
〜4.0mmとなるように被覆して、低圧平型ケーブル1
0を構成することができる。また、前記シース21を構
成する絶縁材料としては、ビニールの他に、ゴム材料
や、その他の従来より低圧ケーブルのシースに用いられ
る絶縁材料による被覆を施すことが可能である。
【0012】図2に示す例では、導体列11aを構成す
る導体の全てを被覆導体12、12a……として構成
し、前記被覆導体12……を平行に隣接させて配置して
から、内部絶縁体20により周囲を被覆し、その外周部
にシース21を配置して低圧平型ケーブル10aを構成
している。前記図2に示される被覆導体12……は、前
記図1に示した被覆導体の場合と同様に、絶縁性を有す
る紙、プラスチック、ゴム等により構成するテープまた
はシートによる絶縁部材14を、導体13の周囲に設け
ており、前記テープまたはシートが、内部絶縁体により
絶縁被覆を形成する際に、導体の表面から剥離しないよ
うに巻き付けたものを用いる。そして、前述したように
して、複数本の導体のそれぞれに対して絶縁部材を一体
に形成した被覆導体12……を、隣接させた状態で平行
に並べて、外周に内部絶縁体20とシース21による被
覆を形成して一体化した平型ケーブルを構成することが
できる。
【0013】前記図1、2のそれぞれに示したように、
隣接する導体の間に絶縁部材を各々介在させる状態で、
平型ケーブルを構成することにより、平行に並べた導体
のそれぞれは、個々の導体を単独で配置する場合と同様
に、電流を流すことができる。そして、前記低圧平型ケ
ーブルの導体に流れる電流が同一位相のものであること
から、前記絶縁部材が紙や絶縁シートの非常に薄いもの
であっても、隣接する導体の間で絶縁部材を通って電流
が流れることはない。したがって、従来の平型ケーブル
の場合のように、表皮効果による抵抗が増大することが
ない状態で、電圧効果の少ない給電経路を構成すること
が可能になる。
【0014】図3に示す例は、平行に配置する複数本の
導体のそれぞれに絶縁部材を配置せずに、1枚のテープ
またはシートを用いて、導体の間に絶縁部材を配置する
場合を示している。前記図3に示す低圧平型ケーブル1
0bにおいて、導体15、15a……を平行に隣接させ
て配置して導体列11bを構成するが、前記複数本の導
体15……に対して、1枚のシートまたはテープにより
幅広く形成した絶縁シート部材16をコルゲート状に湾
曲させてに配置し、各導体の間に1枚の絶縁部材が位置
する状態で、内部絶縁体20による被覆を形成してい
る。前記絶縁部材としての絶縁シート部材16は、前記
図1、2における絶縁部材と同様に、絶縁性を有する
紙、プラスチック、ゴム等のテープまたはシートを用い
て構成することができる。
【0015】図4に示す例は、導体列11cを複数の導
体15、15a……を平行に並べた状態で、導体15、
15b、15dのそれぞれに幅の狭いテープ状部材1
7、17c、17dを略U字状に配置して、各導体間で
の絶縁手段を構成している。また、前述したようにして
導体間絶縁を施した状態で、導体列11cの外周部に対
して所定の厚さの内部絶縁体20を形成し、さらに、内
部絶縁体20の外周部に所定の厚さのシース21を形成
して、低圧平型ケーブル10cを構成している。前記導
体15、15b……に対して配置する絶縁テープ部材1
7、17b……は、前記各実施例と同様に、紙やプラス
チック材料、ゴム等の薄いテープやシートにより構成す
ることができる。
【0016】前述した本発明の各実施例において、導体
の外周部全体に絶縁部材を一体に被覆して構成する場合
には、従来の紙巻き導体の製造方法や、その他の絶縁体
を一体に導体の表面に被覆する方法を用いることが可能
である。これに対して、図3に示すように、絶縁シート
部材16をコルゲート状にして導体の間に挿入する場合
には、例えば、図5に示すような装置を用いることがで
きる。前記図5に示す例において、複数本の導体15、
15a……を、1本おきに上下に分けた状態で、上下か
ら合流部に到達する各導体が相互に隣接するように送り
込むようにする。そして、前記2つの導体のグループを
上流側ガイド部材30と下流側ガイド部材35を介して
平行にして案内する装置を構成しているもので、上流側
ガイド部材30の位置で、上下から案内される導体の間
に絶縁シート部材16を挿入するようにしている。前記
絶縁シート部材16は、巻紙として配置されるリール1
8からシートを引き出して、上下から上流側ガイド部材
30に向けて案内される導体の間に挿入するもので、前
記導体の移動に同期させて、リール18から順次送り出
させるようにする。
【0017】また、導体を案内する上流側ガイド部材3
0は、図6に示されるように、所定の間隔を持たせて配
置する上下のローラ部材31、33に対して、導体を案
内するための凹部32、34をそれぞれ形成しており、
前記ローラの凹部に対して導体を案内することにより、
導体の位置決めの作用を行い得るようにする。そして、
上部から案内される導体15a、15c、15eのグル
ープと、下部から上流側ガイド部材に向けて案内される
導体15、15b、15dのグループの間に、絶縁シー
ト部材16を挿入した後で、導体が下流部に進むにした
がって、図7から図8に至る工程で、絶縁シート部材を
コルゲート状に湾曲させて、導体間絶縁を構成すること
ができる。つまり、前記図6から図7に示す位置まで導
体が絶縁シート部材を挟み込む状態で移動することによ
り、上下のグループの導体は高さ方向で次第に接近しな
がら、絶縁シート部材16は交互に導体を囲む状態に湾
曲させて配置される。
【0018】さらに、前記図5に示される下流側ガイド
部材35に到達すると、複数本の導体は平面状に平行に
配置され、絶縁シート部材16は略コルゲート状に湾曲
する状態で、導体間絶縁体を構成する。そして、前記下
流側ガイド部材35に続いて横ガイド部材36の位置に
至ると、図8に示すように、導体列の両側に対応させて
配置する横ガイド部材36の横ローラ37、38によ
り、絶縁シート部材16の両端部の突出部分を端の導体
に対して湾曲させて巻き付ける作用を行わせる。前記図
8に示すようにして、絶縁シート部材を導体に対して巻
き込む状態で配置してから、絶縁被覆形成装置40に案
内して、内部絶縁体とシースとを各々押出し成形手段等
を用いて形成し、低圧平型ケーブルを作成するようにし
ている。
【0019】また、前記図4に示すような絶縁テープ部
材を導体に形成する場合にも、前記図5〜8のそれぞれ
に示すような工程を経て絶縁被覆形成装置に案内し、内
部絶縁体とシースとをそれぞれ形成することができる。
なお、前記図4に示すような低圧平型ケーブル10cを
構成する場合には、導体に対して幅の狭いテープまたは
シートを配置するものであるから、各導体に対して絶縁
テープ部材を巻き付けるために、接着剤を使用すること
も考えられる。そして、前述したようにして、導体間絶
縁を行って構成した低圧平型ケーブルでは、表1に示す
ような特性を有する平型ケーブルとすることが可能であ
る。
【0020】前記表1に示されるように、従来の平型ケ
ーブルとしてのケーブルの例A、Bでは、表皮効果とし
ての抵抗値により、電流低下が発生することは避けられ
ないものであった。これに対して、本発明のケーブルに
おいては、ケーブルの種類C、Dに示すような特性を持
たせることができる。
【0021】また、前記表1に示されるように、従来の
ケーブルAと本考案のケーブルCでは、つまり、ケーブ
ルAとCとを比較すると、同一断面の導体を使用して
も、許容電流は大幅に増大するものとなり、同一の導体
断面積でも大量の電流を流すことが可能である。また、
2000Aの許容電流を得るためには、本発明の低圧平
型ケーブルCでは、従来の小径の導体を使用するケーブ
ルAと同じサイズの導体を使用可能であるのに対して、
従来の平型ケーブルを大容量化しようとする場合には、
ケーブルの例Bに示されるように、導体断面積を約20
%程度増加させる必要があり、それによって低圧平型ケ
ーブルの外形が大きくなることから、ケーブルの取扱い
や敷設特性にも大きな影響を与えることになる。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】本発明の低圧平型ケーブルは、前述した
ように構成したものであるから、撚線で構成する複数本
の導体を隣接させて配置する際に、各導体を絶縁部材に
より分割しているので、各導体に流れる電流密度が大き
くなり、抵抗値が増大することがなくなる。また、1本
のケーブルに流れる電流は同一の位相の電流であるか
ら、前記導体間絶縁部材として、紙テープやプラスチッ
ク製のシート部材、ゴムシート等の非常に薄いものを使
用しても、導体間での短絡の問題等が生じることはな
い。そして、従来の導体間絶縁を施さないケーブルに比
較して、同一の導体断面積のものでも、大容量化するこ
とができ、ケーブルを小型のものとして構成し、平型ケ
ーブルの取扱い性と、敷設特性等を良好に発揮させるこ
とができるとともに、平型ケーブルの特性としての低イ
ンピーダンス特性を持つ給電経路を構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の低圧平型ケーブルの断面図である。
【図2】 低圧平型ケーブルの第2の実施例の断面図で
ある。
【図3】 低圧平型ケーブルの第3の実施例の断面図で
ある。
【図4】 低圧平型ケーブルの第4の実施例の断面図で
ある。
【図5】 低圧平型ケーブル製造装置の説明図である。
【図6】 図5のA−A線での断面図である。
【図7】 図5のB−B線での断面図である。
【図8】 図5のC−C線での断面図である。
【図9】 従来の平型ケーブルの断面図である。
【符号の説明】
1 平型ケーブル、 10 低圧平型ケーブル、
11 導体列、12 被覆導体、 13 導体、
14 絶縁部材、 15 導体、16 絶縁シ
ート部材、 17 絶縁テープ部材、20 内部絶
縁体、 21 シース、 30 上流側ガイド部
材、35 下流側ガイド部材、 40 絶縁被覆形
成装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の導体を隣接させて平行に配置
    し、前記複数本の導体の外周に絶縁被覆を施して構成す
    る平型ケーブルにおいて、 前記隣接させて平行に配置する複数の導体の各々の間
    に、導体間絶縁を施すことを特徴とする低圧平型ケーブ
    ル。
  2. 【請求項2】 複数本の導体を隣接させて平行に配置
    し、前記複数本の導体の外周に絶縁被覆を施して構成す
    る平型ケーブルにおいて、 前記隣接させて平行に配置する複数本の導体を、絶縁被
    覆を施した導体と、絶縁被覆を施さない導体とを交互に
    配置して構成することを特徴とする低圧平型ケーブル。
  3. 【請求項3】 前記隣接させて平行に配置する複数本の
    導体に対して、1枚の絶縁シート部材を用いて導体間の
    絶縁部材を構成することを特徴とする請求項2に記載の
    低圧平型ケーブル。
  4. 【請求項4】 前記導体間に配置する絶縁体は、紙テー
    プ、プラスチック製のシート、もしくは、ゴム製の薄い
    シート部材により構成することを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかに記載の低圧平型ケーブル。
JP17046595A 1995-06-14 1995-06-14 低圧平型ケーブル Pending JPH097428A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012157770A1 (ja) * 2011-05-19 2012-11-22 矢崎総業株式会社 高圧電線、及び高圧電線の製造方法
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