JPH0973496A - 電子送金システム、中継システム、送金方法 - Google Patents
電子送金システム、中継システム、送金方法Info
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
つつ、支払関連データの伝送が可能な電子送金システム
を提供することである。 【解決手段】 既存の金融ネットワークシステムの端末
と金融機関との間に中継センタ15を接続する。中継セ
ンタ15は、企業等から送信されて来た支払指図データ
と支払関連データとをそれぞれ識別情報を付与しつつ分
離し、分離された支払関連データと該支払指図データに
割り付けられた識別情報をデータベース154に蓄積
し、支払指図データと該支払指図データに割り付けられ
た識別情報を、仕向金融機関に送信する分離部152
と、仕向金融機関から入金通知データと共に送信されて
来た識別情報に基づいてデータベース154をアクセス
し、対応する支払関連データを読み出し、読み出した支
払関連データと前記入金通知データとを対応する企業に
送信する結合部156を備える。
Description
し、特に、既存の金融ネットワークシステムを通じて送
金を行うと共に送金に関連する任意のデータも送信する
ことができる送金システムに関する。
化するために、オンラインで入金明細、振込データの送
受等を行うファームバンキングシステムが広く使用され
ている。
金の移動(送金)処理を、商品の代金の支払を例に図9
を参照して説明する。この場合、買主51はそのファー
ムバンキング用端末から、振込先、振込金額等を指定す
る支払指図データを入力する。入力された支払指図デー
タは、直接又は金融機関で形成されたネットワーク80
を介して仕向金融機関61又は71に送信される。仕向
金融機関61又は71は、買主51の口座から対応する
金額を引き落とすと共にいわゆる全銀プロトコルに従っ
て為替電文を作成し、全銀システム90を介して被仕向
金融機関62又は72向けに送信する。
テム90を介して為替電文を受信し、対応する口座に入
金を行う共に入金通知データを直接又はネットワーク8
0を介して売主52に送信する。このようにして、買主
51から売主52への送金が完了する。
必要がある。支払指図データに含まれる処理項目は、全
銀プロトコルに従った振込依頼人名、送金額、送金先金
融機関名、支店名、受取人名、受取人口座番号等の送金
処理に必要な最小限度の情報に限定されている。このた
め、売主52は、入金情報から、支払が行われた請求書
の番号等を知ることができず、入金と売掛金の対応関係
を手作業等で判別する必要があり、売掛金消込作業の負
担が大きかった。
するため、振込依頼人欄に送金目的の略号を付記するこ
と等も行われている。しかし、送信できる情報量が限ら
れており、別名振込、合算振込、送金手数料の受取人負
担等への対応は困難である。
払額との差異の説明等の売掛金消込処理を簡易化するた
めに必要な関連情報を入力し、全銀システム90経由で
被仕向金融機関に送信することも考えられる。しかし、
この方法では、全銀システム90の大規模な変更が必要
になり、従来の送金システムとの互換性が維持できなく
なる等の問題がある。
ので、支払関連データを伝達可能にすることを目的とす
る。また、この発明は、従来の電子送金システムとの互
換性を確保しつつ支払指示データ以外の任意のデータを
送信可能とすることを他の目的とする。
に、この発明の電子送金システムは、送金に不可欠な支
払指図データと支払指図データに関連する支払関連デー
タとを送金元から受信し、受信した各支払指図データと
支払関連データを分離すると共に各々識別情報を付与す
る分離手段と、前記分離手段により分離された識別情報
付きの支払関連データを蓄積する手段と、前記分離手段
により分離された識別情報付きの支払指図データを、所
定の金融ネットワークを介して伝送し、前記支払指図デ
ータにより指示される支払先の口座に入金すると共に識
別情報を付した入金通知データを出力する送金手段と、
前記送金手段より識別情報が付された入金通知データを
受信し、前記蓄積手段から、該識別情報に対応する支払
関連データを読み出し、受信した入金通知データと読み
出した支払関連データとを、該当する送金先に通知する
結合手段と、を備えることを特徴とする。
機関との間に中継システムを付加し、前記中継システム
において、前記端末から送信されてきた支払指図データ
と支払指図データに関連する支払関連データとを識別情
報を付与しつつ分離し、分離した識別情報付きの支払指
図データを用いて仕向金融機関から被仕向金融機関への
既存の金融ネットワークシステムを利用した送金処理を
行い、分離した識別情報付きの支払関連データを蓄積
し、被仕向金融機関から入金通知データと識別情報を受
信したとき、この識別情報を用いて蓄積されている識別
情報付きの支払関連データを読み出し、前記入金通知デ
ータと読み出した支払関連データとを対応する端末に送
信する、ことを特徴とする。
によれば、所定の金融ネットワークを介して伝送される
データは識別情報が付された支払指示データであり、従
来の金融ネットワークをそのまま用いて送金が可能とな
る。支払先では、この支払関連データを用いて売掛金消
込処理等を行うことができる。支払関連データとして、
支払の対象の全請求書の番号、送金手数料の受取人負担
の有無等を記述する説明を使用すれば、売掛金消込処理
は非常に容易になる。
通信を介して接続され、端末から送信されてくる支払指
図データと支払指図データに関連する支払関連データと
を受信する支払用受信手段と、前記支払用受信手段によ
り受信された支払指図データと支払関連データとを識別
情報を付与しつつ分離する分離手段と、前記分離手段に
より分離された支払関連データと該支払指図データに割
り付けられた識別情報を蓄積する蓄積手段と、通信を介
して金融機関に接続され、前記分離手段により分離され
た支払指図データと該支払指図データに割り付けられた
識別情報を、仕向金融機関に送信する送信手段と、通信
を介して金融機関に接続され、被仕向金融機関から入金
通知データと識別情報を受信する入金用受信手段と、前
記入金用受信手段により受信された識別情報に対応する
識別情報が付された支払関連データを前記蓄積手段を検
索して読み出す検索手段と前記検索手段により読み出さ
れた支払関連データと前記入金用受信手段により受信さ
れた前記入金通知データとを対応する端末に送信する送
信手段と、を備えることを特徴とする。
融機関のネットワークの端末(例えばファームバンキン
グ端末)と金融機関のコンピュータ等の間に配置し、フ
ァームバンキング端末と金融機関のコンピュータとの間
の送信を一旦この中継センタを介すようにすれば、いわ
ゆる全銀システム等の送金システム本体には修正を加え
ることなく、支払関連データの送信が可能になる。
に説明する。
送金システムの構成を示す。図示するように、この電子
送金システムは、複数のファームバンキング用の端末1
11〜11nと、端末111〜11nにネットワーク13を
介して接続された中継センタ15と、中継センタ15に
ネットワーク17を介して接続された複数の金融機関
(より正確には、各金融機関の事務センタ又はコンピュ
ータ)191〜19mと、複数の金融機関191〜19mを
接続する既存の金融ネットワークシステムである全銀シ
ステム21と、から構成されている。
コンピュータ、ミニコンピュータ、ファームバンキング
専用端末等から構成され、企業の会計セクション等に配
置されている。各端末111〜11nは、キー入力部と表
示部と印刷部を備え、支払指図データDaと支払関連デ
ータDbを入力して中継センタ15に送信し、また、中
継センタ15から入金通知データDcを受信し、受信し
た入金通知データDcを表示又は印刷する。
形式のデータであり、図2に例示するように、振込依頼
人名、振込金額、被仕向金融機関名、被仕向支店名、受
取人名、口座番号等を含み、金融機関が送金を行うため
に必要なデータである。支払関連データDbは、任意形
式のデータであり、図3に例示するように、従来の送金
システムでは送信できないデータであり、1件の支払に
関する全ての請求書番号、請求金額、請求額と支払額と
の差異の説明等の売掛金消込等の事務を自動化又は容易
化するために必要又は有効なデータである。入金通知デ
ータDcは、テキスト形式のデータであり、図4に例示
するように、振込依頼人名、金額、口座名等のデータを
含む。
信部151と、分離部152と、送信部153、データ
ベース154と、受信部155、結合部156と、送信
部157とより構成される。受信部151は、任意の企
業等の端末11からネットワークを介して送信されて来
る支払指図データDaと支払関連データDbとの対を受
信する。分離部152は、受信部151により受信され
た支払指図データDaと支払関連データDbを分離し、
分離部152により分離された支払指図データDaと支
払関連データDbに固有のマッチングキー(識別情報)
を付与し、マッチングキーが付された支払指図データD
aを金融機関(仕向金融機関)191〜19mに送信し、
マッチングキーが付された支払関連データDbをデータ
ベース154に格納する。
ーを生成するため、振込先の口座毎に10桁のカウント
値が設定されたマッチングキーテーブル152Tを有す
る。分離部152は、受信された支払指図データDaに
含まれている振込先の口座番号からマッチングキーテー
ブル152Tを検索し、対応する口座番号に割り付けら
れたマッチングキーカウンタのカウント値を更新すると
共に更新したカウント値をマッチングキーとして読み出
し、支払指図データDaと支払関連データDbに割り付
ける。なお、該当する口座がマッチングキーテーブル1
52Tに登録されていない場合には、例えば、新たに登
録する。中継センタ15の受信部155と結合部156
と送信部157については後述する。
庫、信用組合等を意味する。金融機関191〜19mは、
中継センタ15から送信されて来たマッチングキー付き
の支払指図データDaを受信し、従来と同様に、台帳フ
ァイル等をアクセスして対応する口座から送金金額と振
込手数料等を引き落とし、さらに、全銀プロトコルに従
ったフォーマットの為替電文を作成する。全銀プロトコ
ルに従ったフォーマットの概略を図5に示す。図5に示
すように、為替電文は、支払指図データDaで特定され
ている各情報を含む。マッチングキーは依頼人欄を利用
して設定される。
は、作成した為替電文を、既存の送金用ネットワークシ
ステムである全銀システム21を介して送信先の金融機
関(被仕向金融機関)191〜19mに送信する。
各金融機関の事務センタ又はコンピュータ)は、全銀シ
ステム21を介して為替電文が送られて来ると、為替電
文に従って、送金先の口座に送金金額を入金する。各金
融機関は、振込依頼人、振込金額等の入金内容を通知す
るサービスを提供しており、図4に示す入金通知データ
Dcとマッチングキーを中継センタ15に送信する。
機関(被仕向金融機関)191〜19mから送られてきた
データ中のマッチングキーを検索キーとしてデータベー
ス154を検索し、該当するマッチングキーが割り付け
られた支払関連データDbを読み出す。結合部156は
受信した入金通知データDcと読み出した支払関連デー
タDbを結合する。送信部157は、結合部156によ
り結合された入金通知データDcと支払関連データDb
を対応する企業等の端末111〜11nに送信する。各端
末111〜11nは、受信した入金通知データDcと共に
支払関連データDbを出力する。この支払関連データD
bを利用することにより、送金先の企業等は、入金の内
容を簡単に知ることができ、売掛金等の処理を効率的に
行うことができる。例えば、図3の支払関連データDb
の例では、今回の入金が、請求書番号5〜8に対する合
算振込であること、送料が受取人の負担であるため、請
求額よりも支払額が少なくなっていること等を容易に判
別し、売掛金の処理を行うことができる。
ムは、構造的には、既存の金融ネットワークの各企業等
の端末11と金融機関19との間に中継センタ15を配
置したことを特徴とする。
ムを用いた資金の移動を、売買代金の支払を例に、図7
を参照して説明する。ここでは、端末111を買主のフ
ァームバンキング端末、端末112を売主のファームバ
ンキング端末とする。
等を介して行われる。この売買取引の代金を支払う場
合、買主はその端末111から購入商品代金に関する図
2に示すような支払指図データDaと図3に示すような
支払関連データDbを入力する。端末111は入力デー
タを中継センタ15に送信する。
信部151により受信され、分離部152に転送され
る。分離部152は、支払指図データDaと支払関連デ
ータDbとを分離する。さらに、支払指図データDaに
含まれる送金先の振込口座番号を索引にマッチングキー
テーブル検索し、該当する振込口座番号を検索する。該
当する振込先口座番号を抽出(索出)すると、対応する
マッチングキーカウンタ値を1カウントアップし、さら
に、その値(10桁)を読み出す。分離部152は読み
出したカウント値をマッチングキーとして分離した支払
指図データDaと支払関連データDbにそれぞれ付加す
る。分離部152はマッチングキーが付与された支払関
連データDbをデータベース154に登録する。マッチ
ングキーが付与された支払指図データDaは、送信部1
53に転送され、仕向金融機関、例えば、仕向金融機関
191に送信される。
グキー付きの支払指図データDaに従って買主の口座か
ら送金金額及び振込手数料等を引き落とし、さらに、全
銀プロトコルに従って図5に示すフォーマットの振込電
文を作成する。マッチングキーは依頼人の欄に挿入され
る。
を全銀システム21を利用して被仕向金融機関、例え
ば、金融機関194に送信する。
て売主の口座に送金金額を入金し、振込処理を終了した
段階で、マッチングキー付きの入金通知データDcを作
成し、中継センタ15からの照会に応じて、これを送信
する。
向金融機関194からのマッチングキー付き入金通知デ
ータDcを受信し、結合部156に転送する。結合部1
56は、受信したマッチングキーを用いてデータベース
154に蓄積したマッチングキー付きの支払関連データ
Dbを検索し、対応する支払関連データDbを索出す
る。結合部156は、受信した入金通知データDcと索
出した支払関連データDbとを結合して通知電文を作成
し、売主の端末112に送信する。
によるデータ処理の制約の中で、従来の全銀システム2
1を用いた電子送金システムとの互換性を維持したま
ま、入金通知データDcに加えて支払関連データDbを
も支払い先である売主に伝達することが可能となる。換
言すると、既存の全銀システム21等を通すマッチング
キーを10バイト程度に抑えながら、数百、数千バイト
のデータ量の支払関連データDbを売主112に伝達す
ることができる。
91〜19mがネットワークを介して直接接続されている
例を示したが、中継センタ15と各金融機関191〜1
9mとの間に複数の金融機関で形成されている共同処理
システムを介して中継センタ15と各金融機関191〜
19mとの間を接続してもよい。
は、共同CMS(Cash Management S
ystem)システム、CNSシステム、SDSシステ
ム等が知られている。そこで、図8に示すように、中継
センタ15と金融機関191〜19mとの間に共同CMS
センタ25a、CNSセンタ25b、SDSセンタ25c
等を配置してもよい。この場合の送金システム全体の動
作は、中継センタ15と金融機関191〜19mとの間の
データの授受が、対応する共同CMSセンタ25a、C
NSセンタ25b、又は、SDSセンタ25cを介して行
われる点以外は、図1〜図7を参照して説明した動作と
同一である。
タ25a、CNSセンタ25b、又は、SDSセンタ25
cを経由しないで中継センタ15と各金融機関19を接
続するルートを確保してもよい。
銀フォーマットに準拠した総合振込電文の振込依頼人名
欄は40桁用意されているが、マッチングキーを挿入し
て送信すると、一部が欠落してしまう場合がある。そこ
で、中継センタ15の分離部152でマッチングキーを
振込依頼人番号欄に設定する際に、振込依頼人名全体を
セーブして支払関連データDbと共にデータベース15
4に蓄積しておき、中継センタ15の結合部156が入
金通知データを受信した際に、元の振込依頼人名を復元
するようにしてもよい。
キーを10桁とし、全銀フォーマットに従う振込依頼人
番号欄にこのマッチングキーを設定して電文を送信した
が、これに限定されず、振込依頼人欄(40桁)を使用
してマッチングキーを送信するようにしてもよい。
部152は、支払指図データDaと支払関連データDb
を分離する際に、支払指図データ中の振込依頼人名を除
去し、代わりにマッチングキーを設定する。分離部15
2は除去した振込依頼人データを支払関連データDb,
マッチングキーと共にデータベース154に蓄積する。
チングキーを振込依頼人名として処理する。中継センタ
15の結合部156は、被仕向金融機関から送信されて
来た入金通知データDc中の振込依頼人名欄に設定され
ているマッチングキーを分離し、データベース154を
アクセスし、対応するマッチングキーが付された支払関
連データDbと振込依頼人名を索出し、入金通知データ
中の振込依頼人名欄を復元し、売主に通知する。
ングキーとして利用可能な桁数が40桁に増加し、第三
者との偶然の一致によりマッチングキーのユニーク性が
損なわれる事態を回避できる。
することも可能である。例えば、端末111〜11nが異
なったデータフォーマット或いは異なった通信制御手順
等を採用している場合に、これらを翻訳する機能を中継
センタの受信部151及び送信部157に付与してもよ
い。また、中継センタ15が売主(振込先)に入金通知
データを送信する際に、買主に対して売主が付けた取引
先コード、又は、標準企業コード等を振込依頼人名欄の
頭部、末尾等に付加してもよい。
知するだけならば、産業EDI、業界VAN23等を介
して行うことも可能である。しかし、この方法では、取
引企業間でのEDI或いはVANの構築が前提条件とな
るため、特に小規模な企業や業界のニーズは満たされな
い。また、送金処理の流れと支払関連データの送信の流
れが完全に分離されてしまい、支払関連データと入金通
知データが異なったタイミングで通知される等、売掛金
消込事務をかえって混乱させる場合が生ずる。この発明
によれば、支払関連データと入金通知データが同時に送
信されるので、このような問題が発生せず、売掛金消込
事務の簡易化、自動化に大きく寄与できる。
る全銀システムを経由する電子送金システム及び送金方
法、及び既存の電子送金システムに追加する中継センタ
を例にこの発明を追加したが、この発明はあらゆる種類
の電子送金システムの改良のために適用可能である。
ば、既存の電子送金システムとの互換性を維持したまま
で、支払関連データを支払先に送信することができ、売
掛金消込等の処理を効率化できる。
のブロック図である。
トを示す図である。
作を説明するための図である。
ための図である。
Claims (6)
- 【請求項1】送金に不可欠な支払指図データと支払指図
データに関連する支払関連データとを送金元から受信
し、受信した各支払指図データと支払関連データを分離
すると共に各々識別情報を付与する分離手段と、 前記分離手段により分離された識別情報付きの支払関連
データを蓄積する手段と、 前記分離手段により分離された識別情報付きの支払指図
データを、所定の金融ネットワークを介して伝送し、前
記支払指図データにより指示される支払先の口座に入金
すると共に識別情報が付された入金通知データを出力す
る送金手段と、 前記送金手段より識別情報が付された入金通知データを
受信し、前記蓄積手段から、該識別情報に対応する支払
関連データを読み出し、受信した入金通知データと読み
出した支払関連データとを、該当する送金先に通知する
結合手段と、 を備えることを特徴とする電子送金システム。 - 【請求項2】前記電子送金システムは、 支払指図データと支払関連データとを入力し、通信回線
を介して前記分離手段に送信する入力手段と、前記結合
手段からの前記入金通知データと支払関連データとを受
信し、受信データを出力する出力手段とを備える複数の
端末を、 さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電子送
金システム。 - 【請求項3】前記支払指図データは、振込依頼人名、送
金額、送金先金融機関、受取人口座番号、受取人名を含
み、 前記支払関連データは、1件の支払に関する全ての請求
書番号、請求金額、請求額と支払額との差異の説明、の
少なくとも1つを含む、 ことを特徴とする請求項1に記載の電子送金システム。 - 【請求項4】端末に通信を介して接続され、端末から送
信されて来る支払指図データと支払指図データに関連す
る支払関連データとを受信する支払用受信手段と、 前記支払用受信手段により受信された支払指図データと
支払関連データとを識別情報を付与しつつ分離する分離
手段と、 前記分離手段により分離された支払関連データと該支払
指図データに割り付けられた識別情報を蓄積する蓄積手
段と、 通信を介して金融機関に接続され、前記分離手段により
分離された支払指図データと該支払指図データに割り付
けられた識別情報を、仕向金融機関に送信する送信手段
と、 通信を介して金融機関に接続され、被仕向金融機関から
入金通知データと識別情報を受信する入金用受信手段
と、 前記入金用受信手段により受信された識別情報に対応す
る識別情報が付された支払関連データを前記蓄積手段を
検索して読み出す検索手段と前記検索手段により読み出
された支払関連データと前記入金用受信手段により受信
された前記入金通知データとを対応する端末に送信する
送信手段と、 を備えることを特徴とする中継システム。 - 【請求項5】既存の金融ネットワークシステムを通じて
支払いを行う送金方法において、 端末と金融機関との間に中継システムを付加し、 前記中継システムにおいて、前記端末から送信されてき
た支払指図データと支払指図データに関連する支払関連
データとを識別情報を付与しつつ分離し、分離した識別
情報付きの支払指図データを用いて仕向金融機関から被
仕向金融機関への既存の金融ネットワークシステムを利
用した送金処理を行い、分離した識別情報付きの支払関
連データを蓄積し、被仕向金融機関から入金通知データ
と識別情報を受信したとき、この識別情報を用いて蓄積
されている識別情報付きの支払関連データを読み出し、
前記入金通知データと読み出した支払関連データとを対
応する端末に送信する、 ことを特徴とする送金方法。 - 【請求項6】前記支払指図データは既存の金融ネットワ
ークシステムを利用するために必要なデータを含み、 前記支払関連データは、既存の金融ネットワークシステ
ムを利用して通信不能な関連情報データから構成され
る、 ことを特徴とする請求項5に記載の送金方法。
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JP23056895A JP3368571B2 (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 電子送金システム、中継システム、送金方法 |
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Country | Link |
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