JPH0972724A - 巻枠鍔の変形検査方法及び装置 - Google Patents

巻枠鍔の変形検査方法及び装置

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JPH0972724A
JPH0972724A JP22911895A JP22911895A JPH0972724A JP H0972724 A JPH0972724 A JP H0972724A JP 22911895 A JP22911895 A JP 22911895A JP 22911895 A JP22911895 A JP 22911895A JP H0972724 A JPH0972724 A JP H0972724A
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JP
Japan
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reel
spool
deformation
collar
set value
Prior art date
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Pending
Application number
JP22911895A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadahiro Kubo
禎宏 久保
Yuichi Toyoda
裕一 豊田
Takayuki Ota
隆之 太田
Kazunori Yasujima
一徳 安島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH0972724A publication Critical patent/JPH0972724A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】巻枠鍔の変形を自動化且つ簡便にして検査でき
る、巻枠鍔の変形検査方法及び装置を提供。 【解決手段】巻枠の鍔を間にした前後であって巻枠の回
転軸に対し直角方向に光学式センサーを設置し、巻枠を
1回転させる間に光学式センサーにて鍔の変形に応じた
光の受光状態を検出し、設定値との比較により巻枠の合
否判定を行う方法からなる。その方法を実施するための
装置は、巻枠の鍔を間にした前後であって回転軸に対し
直角方向に設置された光学式センサーと、巻枠を回転さ
せる駆動モータと、回転軸の回転検知器を有してなるも
のである。光学式センサーは、発光部と受光部により構
成されており、発光部の光線に対し受光部の光線授受状
態により巻枠の鍔の変形状態を判定するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍔を有するドラム
又はボビン等の巻枠における鍔の変形を検査するための
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドラムやボビンの鍔の変形をチェ
ックするには、人間がスケール及び角度定規で巻枠鍔
の変形(主に両鍔間の距離と鍔の広がり角度の寸法)を
測定し、巻枠の良否を判定する方法、治具(限界ゲー
ジ)を使い巻枠の良否を判定する方法がとられていた
が、何れも手作業であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の巻枠鍔
変形検査技術によれば、(1)巻枠全周にわたる正確な
測定が困難(全周は測定されていない)。(2)人手に
頼り、自動化、省人化ができない。(3)測定が面倒な
ので、変形した巻枠を生産工程で使用しているケースが
あり、製品の巻き不良となる。製品の巻き不良は、次工
程で巻きほぐす場合にもつれの原因や製品表面の傷発生
の原因となる。(4)巻枠の品質管理(巻枠の検査)に
工数がかかる。(5)巻枠の寸法測定(巻枠の検査)は
付加価値の少ない仕事のため、作業者から敬遠されてし
まう。という解決すべき課題を含んでいた。
【0004】そこで、本発明は、上述した従来技術にお
いて含まれている解決課題に鑑み、巻枠鍔の変形を自動
化且つ簡便にして検査できる、巻枠鍔の変形検査方法及
び装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する巻
枠鍔の変形検査方法は、巻枠の鍔を間にした前後であっ
て巻枠の回転軸に対し直角方向に光学式センサーを設置
し、巻枠を1回転させる間に光学式センサーにて鍔の変
形に応じた光の受光状態を検出し、設定値との比較によ
り巻枠の合否判定を行う方法からなる。
【0006】また、本発明により提供する巻枠鍔の変形
検査装置は、巻枠の鍔を間にした前後であって回転軸に
対し直角方向に設置された光学式センサーと、巻枠を回
転させる駆動モータと、回転軸の回転検知器を有してな
るものである。
【0007】上記光学式センサーは、発光部と受光部に
より構成されており、発光部の光線に対し受光部の光線
授受状態により巻枠の鍔の変形状態を判定するよう構成
したものであると良い。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る巻枠鍔の変
形検査装置の一実施例を示すもので、図2は同装置を用
いての巻枠鍔の変形検査方法の作業フローを示す。
【0009】図1において、1は巻枠にして、円筒状の
巻胴の両端に円盤状の鍔11,12を設けて構成された
ものである。2は巻枠の回転軸にして、回転駆動モータ
3を連係して巻枠1を回転駆動できるようにしており、
且つまた回転検知器となるロータリーエンコーダ4を連
係して回転数を検出できるようにしている。
【0010】そして、5,5′は光学式センサーの発光
部にして、6,6は光学式センサーの受光部である。一
方側でセットされる光学式センサー5と6は、巻枠の一
方の鍔11を間にして回転軸2と直角の方向で対峙する
ように設置されており、9は光学式センサー5から出射
された光線である。また、他方側でセットされる光学式
センサー5′と6′は、巻枠の他方の鍔12を間にして
回転軸2と直角の方向で対峙するように設置されてお
り、9′は光学式センサー5′から出射された光線であ
る。
【0011】なお、7は光学式センサー(発光部)5,
5′を一定の間隔で固定する固定ベースであり、8は光
学式センサー(受光部)6,6′を一定の間隔で固定す
る固定ベースである。
【0012】以上のようにして構成された本実施例によ
る巻枠鍔の変形検査方法について図2を参照しながら説
明すると、先ず、巻枠のセットを行う。セットした巻
枠1には回転軸2を連係しておく。また、光学式セン
サー(発光部)5,5′を発光させ、光線9,9′を出
射させる。次に、上記の状態を継続しながら、巻枠1
を駆動モータ3にて回転駆動し、ロータリーエンコーダ
4により1回転を検出したら巻枠の回転駆動を停止させ
る。回転する間中光学式センサー(受光部)6,6′で
光線9,9′の鍔11,12を間にして通過した分を検
出し続ける。
【0013】その後、検出された光量が設定値以上で
あるか否かを確認し、設定値以上であれば使用可能巻枠
と判定し、設定値以上でなければ警報により不良巻枠と
して表示を行い、回収するよう手配する。
【0014】なお、光学式センサー5,5′及び6,
6′は、巻枠の大きさに応じて固定位置を可変可能に固
定ベース7,8に着脱するか位置調節できるようにして
も構わない。合否レベルも設定値の可変及び許容範囲を
加味してその機能を付加させることも構わない。これら
を自動で巻枠セット時に装置が巻枠サイズを測定して、
自動測定する機能を付加させても良い。
【0015】光学式センサーを鍔を挟んでそれぞれ内外
に2個ずつ配置してその検出量の偏差により変形を判定
することも可能である。
【0016】巻枠を1回転だけでなく、所定数回転させ
て検出入力側でその可変を行い、1回ごとに機械停止さ
せなくしても良い。判定結果後に回転停止して巻枠を搬
出すれば良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したような本発明に係る巻枠鍔
の変形検査方法及び装置によれば、巻枠鍔の変形を自動
化且つ簡便にして検査できる、巻枠鍔の変形検査方法及
び装置を提供するという所期の目的が達成され、また、
巻枠の鍔変形の自動検査により、ラインの自動化、省
人化が可能。検査の信頼性が向上し、従来のような不
良巻枠使用による巻き姿不良、ペイオフ時のもつれ等の
不良が大幅に減少。検査時間が短縮し、効率向上が図
れる。という効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る巻枠鍔の変形検査装置の実施例を
示す斜視説明図。
【図2】本発明に係る巻枠鍔の変形検査方法における作
業の流れを示すフローチャート図。
【符号の説明】
1 巻枠 11,12 鍔 2 回転軸 3 回転駆動モータ 4 ロータリーエンコーダ(回転検知器) 5,5′ 光学式センサー(発光部) 6,6′ 光学式センサー(受光部) 7,8 固定ベース 9,9′ 光線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安島 一徳 茨城県日立市川尻町4丁目10番1号 日立 電線株式会社豊浦工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻枠の鍔の変形を検査する方法において、
    巻枠の鍔を間にした前後であって巻枠の回転軸に対し直
    角方向に光学式センサーを設置し、巻枠を1回転させる
    間に光学式センサーにて鍔の変形に応じた光の受光状態
    を検出し、設定値との比較により巻枠の合否判定を行
    う、巻枠鍔の変形検査方法。
  2. 【請求項2】巻枠の鍔の変形を検査する装置において、
    巻枠の鍔を間にした前後であって回転軸に対し直交する
    線上に設置された光学式センサーと、巻枠を回転させる
    駆動モータと、回転軸の回転検知器を有してなる、巻枠
    鍔の変形検査装置。
  3. 【請求項3】光学式センサーは、発光部と受光部により
    構成されており、発光部の光線に対し受光部の光線授受
    状態により巻枠の鍔の変形状態を判定するよう構成し
    た、請求項2記載の巻枠鍔の変形検査装置。
JP22911895A 1995-09-06 1995-09-06 巻枠鍔の変形検査方法及び装置 Pending JPH0972724A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010132439A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Kanai Hiroaki 金属線条体巻装用のリール測定装置
US20120067997A1 (en) * 2010-09-21 2012-03-22 Ofs Fitel, Llc Optical Fiber Spool Inspection System
CN113581942A (zh) * 2021-08-10 2021-11-02 北京国电通网络技术有限公司 一种自适应调节的场堆电缆盘固定设备
CN116772734A (zh) * 2023-08-18 2023-09-19 鑫鹏源(聊城)智能科技有限公司 一种无缝钢管制造用外径检测设备

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CN113581942B (zh) * 2021-08-10 2023-08-04 北京国电通网络技术有限公司 一种自适应调节的场堆电缆盘固定设备
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