JPH0970248A - 釣糸用糸巻 - Google Patents
釣糸用糸巻Info
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- JPH0970248A JPH0970248A JP25180495A JP25180495A JPH0970248A JP H0970248 A JPH0970248 A JP H0970248A JP 25180495 A JP25180495 A JP 25180495A JP 25180495 A JP25180495 A JP 25180495A JP H0970248 A JPH0970248 A JP H0970248A
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- Japan
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- fishing line
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Abstract
ことなく、糸端を確実に糸巻に保持させておくことの出
来る糸巻を提供すること。 【解決手段】糸巻胴部1の外周面を糸巻部3とし、該糸
巻部の両側にフランジ5a,5bが設けられている釣糸
用糸巻において、フランジ5bの外周所定の位置には段
差状の切欠き7を形成し、かつ、胴部1の内周面であっ
て前記切欠き7の近傍に、外側から内側に向けて該内周
面に形成された凸条16と協働して糸端Y1を挟持する
挟持片8を設ける。
Description
ものである。
昭34―3856号公報や実開昭59―42164号公
報に開示されている。前者の糸巻は、糸巻胴部の両側に
設けたフランジに切欠き(溝)を形成しておき、糸巻胴
部に巻回された釣糸の端部をこの切欠きを通してフラン
ジの外側に出して、フランジの外側面に設けられた挟持
片に止着できるように構成されている。また、後者の糸
巻は、糸巻胴部の両側に設けたフランジに切欠き(切
目)を形成しておき、糸端をこの切欠きを通して糸巻胴
部の内側に形成された挟持片(止め爪)に止着させるも
のである。
糸巻においては、釣糸の端部がフランジの外側に突出す
るため、他物と接触した場合には、釣糸が挟持片から外
れてしまうといった不都合がある。また、後者の糸巻に
おいては、釣糸の端部が糸巻胴部の内側に導かれている
ため、外方に釣糸端部が露出することはないが、切欠き
に通した釣糸が直接挟持片に挟持されているため、釣糸
自体の弾性の影響で、釣糸が挟持片から自然に外れた
り、あるいは多少の外力が加わって容易に外れたりする
といった欠点を有していた。
提案されたもので、釣糸端部を出来るだけ外方に露出さ
せず、しかも、釣糸自体の弾性力によって挟持片から外
れることなく、糸端を確実に糸巻に保持させておくこと
の出来る糸巻を提供することを目的とする。
周面を糸巻部とし、該糸巻部の両側にフランジが設けら
れている糸巻において、前記フランジの外周所定の位置
に切欠きを形成し、かつ、糸巻胴部の内周面であって前
記切欠きの近傍には外側から内側に向けて該内周面と協
働して糸端を挟持する挟持片を設けることを特徴とす
る。
側で前記糸巻胴部に止着され、前記切欠きの反対側に自
由端を有していることを特徴とする。
明の実施の形態について詳細に説明する。図1〜図4に
示すように、本発明の糸巻は一端が底壁11で閉塞され
た円筒形状の胴部1と、胴部1の外周面に形成された糸
巻部3と、糸巻部3の両側に突出形成されたフランジ5
a,5bを有する。該フランジ5a,5bは前記胴部1
と一体に構成されている。なお、図中において参照番号
13は底壁部11の内周面と胴部1の内周面を一体的に
接続する補強リブであり、参照番号6はフランジ5bに
形成された切欠き凹部に設けられた糸止め部材である。
この糸止め部材6は公知のプラスチック等の柔軟性を有
する材料でフランジ5bと別体に成形されたもので、外
周縁から糸巻中心に向けて形成されたスリット状の糸止
め溝61が形成されており、胴部1に差込み取付けされ
ているものである。この糸止め部材6は本発明において
は必須のものではなく、必要がなければ設けなくてもよ
いものであり、糸止め部材6を設けない場合には、糸巻
に釣糸を巻取る場合に釣糸が凹部からフランジの外側に
抜け出る虞があるので、フランジ5bに凹部を形成して
おかない。
差状の切欠き部7が形成されている。この段差状の切欠
き部7は、円形のフランジ5bの外周縁に直線部71を
形成することによって得る。なお、釣糸Yは図1におい
て反時計回り方向に胴部1の外周面の糸巻部3に巻取ら
れるものである。
は、開口側の縁部から底壁11側に向けてクリップ状の
挟持片8が胴部1と一体に突設されている。この挟持片
8は底壁11側が自由端となっており、元部側になるに
つれて胴部1との間隙が狭くなっている。図1および図
4から分るように、この挟持片8の胴部1の周方向であ
って釣糸巻取り方向上流側の側面8aは、切欠き部7よ
り上流側に位置するように形成されている。
には、図4から分るように、軸方向、すなわち挟持片8
の延在方向に向けて凸条16が形成されており、この凸
条16の中央部には挟持片8の延在方向と同一方向に溝
状の凹部17が形成されている。この凹部17は図4に
示すように、釣糸Yの保持力を高めるべく、該釣糸Yを
蛇行状に保持するためである。したがって、この凹部1
7は釣糸Yを保持する部分にのみ形成しておいても良
い。また、この凹部17の代りに、例えば、梨地仕上げ
のように摩擦抵抗を大きくするような構成としておいて
も、また、摩擦抵抗の大きいものを張り付けておいても
良い。
り方向、図4においては時計回り方向に糸巻部3に巻取
られるが、この糸巻部3に巻取られた釣糸Yの糸端Y1
は、先ず、切欠き部7に係止された状態で屈曲されてフ
ランジ5bの外側に案内される。そして、フランジ5b
の外側に沿って延在した後に、フランジ5bの外側から
胴部1の内周面側に向けて胴部1の開口側の縁部で略直
角に屈曲され、挟持片8の一方の側面8a側から該挟持
片8と凸条16との間、すなわち胴部1の内周面に導か
れて、挟持片8と凸条16とによって挟持状態に保持さ
れる。
Yの糸端Y1は、切欠き部7での屈曲点Yaと胴部1の
開口側の縁部での屈曲点Ybの2ケ所で屈曲され、挟持
片8で挟持され屈曲点での摩擦により釣糸自体の弾性に
よる緊張が緩和された状態となるので、挟持片8による
挟持から外れ難くなり、糸端Y1の係止保持力が高ま
り、胴部1外方へ露出しない。
屈曲点を増やして、より釣糸自体の弾性力を弱めるよう
に構成しておいてもよい。すなわち、胴部1の内周面に
一つ以上の突起を形成しておき、釣糸Yの糸端Y1を内
周面上で蛇行させるように導いてから挟持片8に導くよ
うにしておいてもよく、また、挟持片8は胴部1内側の
周方向に向けて突設してもよい。さらに、切欠き部7は
糸が係止できれば良く、段差状以外の形状、例えば凹状
や溝状でもよい。
ば、釣糸の糸端が挟持片まで達するまでに、屈曲点が複
数箇所設けられているので、釣糸自体の弾性力が緩和さ
れ、挟持片で挟持から釣糸の糸端が外れることがなくな
る。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 巻胴部の外周面を糸巻部とし、該糸巻部
の両側にフランジが設けられている糸巻において、 前記フランジの外周所定の位置に切欠きを形成し、か
つ、糸巻胴部の内周面であって前記切欠きの近傍には外
側から内側に向けて該内周面と協働して糸端を挟持する
挟持片が形成されていることを特徴とする釣糸用糸巻。 - 【請求項2】 前記挟持片が前記切欠き側で前記糸巻胴
部に止着され、前記切欠きの反対側に自由端を有してい
ることを特徴とする請求項1に記載の釣糸用糸巻。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25180495A JP3229788B2 (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 釣糸用糸巻 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25180495A JP3229788B2 (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 釣糸用糸巻 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0970248A true JPH0970248A (ja) | 1997-03-18 |
JP3229788B2 JP3229788B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=17228179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25180495A Expired - Fee Related JP3229788B2 (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 釣糸用糸巻 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3229788B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008154531A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Kureha Corp | スプール及び収納ケース付きスプール |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP25180495A patent/JP3229788B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008154531A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Kureha Corp | スプール及び収納ケース付きスプール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3229788B2 (ja) | 2001-11-19 |
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