JPH0970238A - 洋上自動曝気装置 - Google Patents
洋上自動曝気装置Info
- Publication number
- JPH0970238A JPH0970238A JP7250161A JP25016195A JPH0970238A JP H0970238 A JPH0970238 A JP H0970238A JP 7250161 A JP7250161 A JP 7250161A JP 25016195 A JP25016195 A JP 25016195A JP H0970238 A JPH0970238 A JP H0970238A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- offshore
- sea
- solar cell
- compressor
- compressed air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自然のクリーンなエネルギーを駆動源として
使用し、陸上からの補給を必要とせず、沖合等の場所を
選ばずに自動曝気を可能とする。 【解決手段】 太陽電池１と、太陽電池１で発生する直
流電流を交流電流に変換するインバータ５と、インバー
タ５で交換後の交流電流によって作動し、圧縮空気を発
生するコンプレッサ６と、コンプレッサ６から送り込ま
れる圧縮空気を水中若しくは海中へ送り込む散気管７
と、太陽電池１からの電力を蓄える蓄電池４とを、船等
に備えた。
使用し、陸上からの補給を必要とせず、沖合等の場所を
選ばずに自動曝気を可能とする。 【解決手段】 太陽電池１と、太陽電池１で発生する直
流電流を交流電流に変換するインバータ５と、インバー
タ５で交換後の交流電流によって作動し、圧縮空気を発
生するコンプレッサ６と、コンプレッサ６から送り込ま
れる圧縮空気を水中若しくは海中へ送り込む散気管７
と、太陽電池１からの電力を蓄える蓄電池４とを、船等
に備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、船や浮き桟橋等
の沖合洋上物から水中の魚介類等（鑑賞用や食用）へ必
要な空気（酸素）を送り込むことができる洋上自動曝気
装置に関するものである。
の沖合洋上物から水中の魚介類等（鑑賞用や食用）へ必
要な空気（酸素）を送り込むことができる洋上自動曝気
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、水槽等の水を湛えた容器に魚を
ある程度長く生かしておくには、水中に絶えず酸素を送
り込むことが必要であり、そのためエアーポンプ等の空
気供給手段が必要である。
ある程度長く生かしておくには、水中に絶えず酸素を送
り込むことが必要であり、そのためエアーポンプ等の空
気供給手段が必要である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
空気供給手段を作動させるためには、電気や石油等のエ
ネルギーを必要とするが、２４時間作動させるには多量
のエネルギーを必要とするから、無駄が多いものであ
る。
空気供給手段を作動させるためには、電気や石油等のエ
ネルギーを必要とするが、２４時間作動させるには多量
のエネルギーを必要とするから、無駄が多いものであ
る。
【０００４】またさらに、このような魚を陸上ではな
く、海や河川等の沖合の場所を利用して養殖するような
場合には、その養殖場所の近傍までエネルギーを常時供
給する必要があるため、現実にはそのような場所での養
殖作業は困難である。
く、海や河川等の沖合の場所を利用して養殖するような
場合には、その養殖場所の近傍までエネルギーを常時供
給する必要があるため、現実にはそのような場所での養
殖作業は困難である。
【０００５】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、自然のクリーンなエネルギーを駆動源として使用
し、陸上からの補給を必要とせず、沖合等の場所を選ば
ずに自動曝気を可能とする洋上自動曝気装置を提供する
ことを目的とするものである。
み、自然のクリーンなエネルギーを駆動源として使用
し、陸上からの補給を必要とせず、沖合等の場所を選ば
ずに自動曝気を可能とする洋上自動曝気装置を提供する
ことを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】即ち、この請求項１に記
載の発明は、太陽電池と、この太陽電池で発生する直流
電流を交流電流に変換するインバータと、このインバー
タで交換後の交流電流によって作動し、圧縮空気を発生
するコンプレッサと、このコンプレッサから送り込まれ
る圧縮空気を水中若しくは海中へ送り込む散気管と、前
記太陽電池からの電力を蓄える蓄電池とを、船や浮き桟
橋或は水上櫓等の陸上から離れた海若しくは河川におけ
る沖合洋上物に備えたものである。
載の発明は、太陽電池と、この太陽電池で発生する直流
電流を交流電流に変換するインバータと、このインバー
タで交換後の交流電流によって作動し、圧縮空気を発生
するコンプレッサと、このコンプレッサから送り込まれ
る圧縮空気を水中若しくは海中へ送り込む散気管と、前
記太陽電池からの電力を蓄える蓄電池とを、船や浮き桟
橋或は水上櫓等の陸上から離れた海若しくは河川におけ
る沖合洋上物に備えたものである。
【０００７】また、この請求項２に記載の発明は、太陽
電池による発電方式のほかに、風による風力発電を行う
ための風力発電機を備えたものである。
電池による発電方式のほかに、風による風力発電を行う
ための風力発電機を備えたものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て添付図面を参照しながら説明する。図１は、この発明
にかかる洋上曝気装置を示す構成ブロック図である。こ
の実施例の洋上曝気装置は、太陽電池１と、風力発電機
２と、制御部３と、蓄電池４と、インバータ５と、コン
プレッサ６と、散気管７とを船舶等の自走浮上物（以下
船と略す）８に設けた構成となっている。なお、この洋
上曝気装置を設置する船舶としては、特に機走するタイ
プのものに限定されるものではなく、帆走するタイプの
もの等であってもよい。また、発電手段として、太陽電
池や風力発電以外に、例えば潮力発電、波力発電或は
（海水）温度差発電等、各種のタイプが可能である。
て添付図面を参照しながら説明する。図１は、この発明
にかかる洋上曝気装置を示す構成ブロック図である。こ
の実施例の洋上曝気装置は、太陽電池１と、風力発電機
２と、制御部３と、蓄電池４と、インバータ５と、コン
プレッサ６と、散気管７とを船舶等の自走浮上物（以下
船と略す）８に設けた構成となっている。なお、この洋
上曝気装置を設置する船舶としては、特に機走するタイ
プのものに限定されるものではなく、帆走するタイプの
もの等であってもよい。また、発電手段として、太陽電
池や風力発電以外に、例えば潮力発電、波力発電或は
（海水）温度差発電等、各種のタイプが可能である。
【０００９】この実施例の太陽電池１は、図２に示すよ
うに、船８のデッキや外壁部分等の太陽光線を受光しや
すい部分に多数取り付けてある。
うに、船８のデッキや外壁部分等の太陽光線を受光しや
すい部分に多数取り付けてある。
【００１０】また、この実施例の風力発電機２は、船８
のデッキ等に設けた２連（勿論３連以上若しくは単独で
もよい）の縦型風車２１によって回転軸２２を回転さ
せ、船８内に設けた発電機（図略）を作動させるように
なっている。
のデッキ等に設けた２連（勿論３連以上若しくは単独で
もよい）の縦型風車２１によって回転軸２２を回転さ
せ、船８内に設けた発電機（図略）を作動させるように
なっている。
【００１１】蓄電池４は、太陽電池で発生する起電力の
うち、コンプレッサ６で消費するもの以外を制御部３を
介して蓄電するものであるが、特にこの実施例では風力
発電で得た電力のうち、コンプレッサ６へ給電したとき
の余剰電力も蓄電するようになっている。
うち、コンプレッサ６で消費するもの以外を制御部３を
介して蓄電するものであるが、特にこの実施例では風力
発電で得た電力のうち、コンプレッサ６へ給電したとき
の余剰電力も蓄電するようになっている。
【００１２】インバータ５は、太陽光発電で発生する直
流電流を交流電流に変換してコンプレッサ６へ供給する
ものであり、入力が制御部３の出力及び蓄電池４と接続
されているとともに、出力がコンプレッサ６に接続され
ている。
流電流を交流電流に変換してコンプレッサ６へ供給する
ものであり、入力が制御部３の出力及び蓄電池４と接続
されているとともに、出力がコンプレッサ６に接続され
ている。
【００１３】コンプレッサ６は、海上（水上）の空気を
圧縮して海中（水中）へ送り込む物であり、この実施例
では船内に設けており、図２に示すように、船８のデッ
キ等に設けたベンチレータ８１から空気等の酸素を含む
気体を取り込んで圧縮するようになっている。なお、こ
の圧縮される気体としては、例えば特に対象とする魚等
の必要とする酸素のみを送り込むようにしてもよい。
圧縮して海中（水中）へ送り込む物であり、この実施例
では船内に設けており、図２に示すように、船８のデッ
キ等に設けたベンチレータ８１から空気等の酸素を含む
気体を取り込んで圧縮するようになっている。なお、こ
の圧縮される気体としては、例えば特に対象とする魚等
の必要とする酸素のみを送り込むようにしてもよい。
【００１４】散気管７は、コンプレッサ６から送り込ま
れる圧縮空気を海中（若しくは水中）へ送り込むもので
あり、この実施例では図３に示すように、略円筒状に形
成されており、外周面には圧縮空気が飛び出す多数の穴
７Ａを設けている。なお、この散気管７は、適宜の伸長
手段によって対象とする魚の生息深度に合わせて上下方
向に伸縮自在になっており、最適な深度で酸素等を含む
空気を水中に放出するようになっている。
れる圧縮空気を海中（若しくは水中）へ送り込むもので
あり、この実施例では図３に示すように、略円筒状に形
成されており、外周面には圧縮空気が飛び出す多数の穴
７Ａを設けている。なお、この散気管７は、適宜の伸長
手段によって対象とする魚の生息深度に合わせて上下方
向に伸縮自在になっており、最適な深度で酸素等を含む
空気を水中に放出するようになっている。
【００１５】船８は、曝気作用を行う場合には、特に風
力発電で作動する場合には、アンカ８２を打つのと同時
に、適宜の手段で船首を常時風上に向け、船体の安定状
態を確保するように、適宜の手段、例えばセンターボー
ド（キール）やウィンドベーン或いはジブ等を備えた構
成になっている。また、この船８は、曝気しようとする
海上の対象領域がある程度広い場合には、常時機走しな
がら（或いは一定距離断続的に移動しながら）曝気作用
を行うようになっている。なお、この実施例では、船に
適用したが、勿論これに限定されるものではなく、例え
ば浮き桟橋（ポンツーン）や海底油田等に使用される櫓
状のもの等（沖合洋上物）、各種のものに適用可能であ
る。
力発電で作動する場合には、アンカ８２を打つのと同時
に、適宜の手段で船首を常時風上に向け、船体の安定状
態を確保するように、適宜の手段、例えばセンターボー
ド（キール）やウィンドベーン或いはジブ等を備えた構
成になっている。また、この船８は、曝気しようとする
海上の対象領域がある程度広い場合には、常時機走しな
がら（或いは一定距離断続的に移動しながら）曝気作用
を行うようになっている。なお、この実施例では、船に
適用したが、勿論これに限定されるものではなく、例え
ば浮き桟橋（ポンツーン）や海底油田等に使用される櫓
状のもの等（沖合洋上物）、各種のものに適用可能であ
る。
【００１６】従って、この実施例によれば、太陽エネル
ギーと風によるエネルギーとの２種類のクリーンな自然
エネルギーのみを使用して各種機器を作動してさせてお
り、換言すれば、洋上にてエネルギーの自給を行うこと
ができるから、陸から遠く離れた沖合の任意の海上で、
海中への曝気が可能であるとともに、海洋汚染の虞れも
ない。
ギーと風によるエネルギーとの２種類のクリーンな自然
エネルギーのみを使用して各種機器を作動してさせてお
り、換言すれば、洋上にてエネルギーの自給を行うこと
ができるから、陸から遠く離れた沖合の任意の海上で、
海中への曝気が可能であるとともに、海洋汚染の虞れも
ない。
【００１７】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、自然のエネルギーのみを利用して、つまり陸上か
らのエネルギーの補給なしに、洋上或いは湖上等の好み
の場所において、自由に魚等への曝気を行うことができ
るから、換言すれば最適な場所を自由に選んで、自然環
境を汚染することなく魚介類等の養殖等のための曝気を
行うことができるから、良好な養殖環境を確保すること
ができる等、実用上の大きな効果が期待できる。
れば、自然のエネルギーのみを利用して、つまり陸上か
らのエネルギーの補給なしに、洋上或いは湖上等の好み
の場所において、自由に魚等への曝気を行うことができ
るから、換言すれば最適な場所を自由に選んで、自然環
境を汚染することなく魚介類等の養殖等のための曝気を
行うことができるから、良好な養殖環境を確保すること
ができる等、実用上の大きな効果が期待できる。
【図１】この発明にかかる洋上曝気装置を示す構成ブロ
ック図を示す構成図。
ック図を示す構成図。
【図２】この発明にかかる洋上曝気装置を設けた船を示
す説明図。
す説明図。
【図３】この発明の洋上曝気装置に使用する散気管を示
す説明図。
す説明図。
１ 太陽電池 ２ 風力発電機 ３ 制御部 ４ 蓄電池 ５ インバータ ６ コンプレッサ ７ 散気管 ８ 船
Claims (2)
- 【請求項１】 太陽電池と、この太陽電池で発生する直
流電流を交流電流に変換するインバータと、 このインバータで交換後の交流電流によって作動し、圧
縮空気を発生するコンプレッサと、 このコンプレッサから送り込まれる圧縮空気を水中若し
くは海中へ送り込む散気管と、 前記太陽電池からの電力を蓄える蓄電池とを、船や浮き
桟橋或は水上櫓等の陸上から離れた海若しくは河川にお
ける沖合洋上物に備えたことを特徴とする洋上曝気装
置。 - 【請求項２】 太陽電池による発電方式のほかに、風に
よる風力発電を行うための風力発電機を備えたことを特
徴とする請求項１に記載の洋上曝気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7250161A JPH0970238A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 洋上自動曝気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7250161A JPH0970238A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 洋上自動曝気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0970238A true JPH0970238A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=17203735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7250161A Pending JPH0970238A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 洋上自動曝気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0970238A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101805056A (zh) * | 2010-03-26 | 2010-08-18 | 常州佳讯光电系统工程有限公司 | 太阳能自动增氧系统及其控制方法 |
| US9139974B2 (en) | 2009-09-23 | 2015-09-22 | Bright Energy Storage Technologies, Llp | Underwater compressed fluid energy storage system |
| CN105918234A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-09-07 | 珠海通成电机科技有限公司 | 一种直驱式直流变频增氧机 |
| CN107087565A (zh) * | 2017-06-08 | 2017-08-25 | 苏州市职业大学 | 一种温差供电式增氧装置 |
-
1995
- 1995-09-04 JP JP7250161A patent/JPH0970238A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9139974B2 (en) | 2009-09-23 | 2015-09-22 | Bright Energy Storage Technologies, Llp | Underwater compressed fluid energy storage system |
| CN101805056A (zh) * | 2010-03-26 | 2010-08-18 | 常州佳讯光电系统工程有限公司 | 太阳能自动增氧系统及其控制方法 |
| CN105918234A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-09-07 | 珠海通成电机科技有限公司 | 一种直驱式直流变频增氧机 |
| CN107087565A (zh) * | 2017-06-08 | 2017-08-25 | 苏州市职业大学 | 一种温差供电式增氧装置 |
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