JPH0961951A - X線撮影用ケース及びそれを用いたx線撮影処理方法 - Google Patents

X線撮影用ケース及びそれを用いたx線撮影処理方法

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JPH0961951A
JPH0961951A JP7219918A JP21991895A JPH0961951A JP H0961951 A JPH0961951 A JP H0961951A JP 7219918 A JP7219918 A JP 7219918A JP 21991895 A JP21991895 A JP 21991895A JP H0961951 A JPH0961951 A JP H0961951A
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ray
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ray imaging
layer
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Kazunori Watanabe
和則 渡邊
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  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】いかなる場所においても、携帯用X線撮影装置
を用いてX線フィルム上に鮮明なX線撮像を形成でき、
かつ、現像及び定着するための暗室を、それ自体で形成
し得るX線撮影用ケースを提供する。 【解決手段】 容器1は、X線透過性及び遮光性を有す
る可撓性フィルムを用いて袋状に形成され、袋状の内部
空間11の一端側にのみ開口部12を有している。 X
線フィルム2及び増感シート3、4は、開口部12の幅
W1よりも小さな幅W2を有し、X線フィルム2が2枚
の増感シート3、4の間に挟まれて容器1の内部空間1
1内に収納されている。容器1は長さL1が、X線フィ
ルム2及び増感シート3、4の長さL2の2倍以上であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線撮影用ケース
及びそれを用いたX線撮影処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、病院内またはレントゲン車での
X線撮影の場合は、安定化電源装置を用いて安定化して
電源を確保し、それによってX線撮影装置を駆動できる
し、また完璧な暗室中で現像、定着を行なうことができ
る。しかし、地震災害等において必要とされる救急医療
の場合や、医療施設に行くことのできない在宅患者等に
対してX線撮影を行なう場合には、このような完備した
環境でX線撮影処理を行なうことができない。
【0003】例えば、災害現場では、電気、瓦斯、水道
または道路等のいわゆるライフラインが遮断されてい
る。このような災害現場または避難所では、携帯用の小
型発電機によって駆動される携帯用X線撮影装置を用い
なければならない。
【0004】また、撮影場所は瓦礫にうずまった災害現
場であったり、あるいは混雑した避難場所であったり
し、X線撮影の環境条件が著しく悪くなる。
【0005】更に、緊急医療の必要性から、撮影された
X線フィルムを、災害現場または避難所等で即座に現像
し、定着する必要があり、そのための暗室を、どのよう
にして設定するかという大きな問題がある。
【0006】また、緊急医療を必要とする夥しい被災者
に対しX線撮影を施す必要性があるため、X線撮影処理
を迅速に実行することもきわめて重要である。
【0007】上述した課題を解決するのに有効な技術手
段は、本発明者の知る限り、未だ存在しない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、いか
なる場所においても、X線撮影処理を実行し得るX線撮
影用ケース及びそれを用いたX線撮影処理方法を提供す
ることである。
【0009】本発明のもう一つの課題は、携帯用X線撮
影装置を用い、X線フィルム上に鮮明なX線撮像を形成
し得るX線撮影用ケース及びそれを用いたX線撮影処理
方法を提供することである。
【0010】本発明の更にもう一つの課題は、いかなる
場所でも、撮影されたX線フィルムを現像及び定着する
ための暗室を、それ自体で形成し得るX線撮影用ケース
及びそれを用いたX線撮影処理方法を提供することであ
る。
【0011】本発明の更にもう一つの課題は、X線フィ
ルムに対する増感シートの増感作用を、最大限発揮させ
ることの可能なX線撮影用ケース及びそれを用いたX線
撮影処理方法を提供することである。
【0012】本発明の更にもう一つの課題は、増感シー
トを再利用することのできるX線撮影用ケース及びそれ
を用いたX線撮影処理方法を提供することである。
【0013】本発明の更にもう一つの課題は、X線撮影
処理を迅速に実行し得るX線撮影用ケース及びそれを用
いたX線撮影処理方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係るX線撮影用ケースは、容器と、一枚
のX線フィルムと、2枚の増感シートとを含む。前記容
器は、X線透過性及び遮光性を有する可撓性フィルムを
用いて袋状に形成され、袋状の内部空間の一端側にのみ
開口部を有している。前記X線フィルム及び前記増感シ
ートは、前記開口部の幅よりも小さな幅を有し、 前記
X線フィルムが前記2枚の増感シートの間に挟まれて前
記容器の前記内部空間内に収納されている。前記容器
は、前記幅と直交する長さが、前記X線フィルム及び前
記増感シートの長さの2倍以上である。
【0015】上述したように、容器は、X線透過性を有
するフィルムを用いて袋状に形成され、X線フィルムが
容器の内部空間内に収納されている。従って、容器内に
X線フィルムを入れたままで、X線撮影を施すことがで
きる。
【0016】本発明に係るX線撮影用ケースは、X線フ
ィルムと共に、2枚の増感シートとを含む。X線フィル
ム及び増感シートは、X線フィルムが2枚の増感シート
の間に挟まれて容器の内部空間内に収納されている。こ
のため、X線フィルムに対し、増感シートによる増感作
用が与えられ、X線フィルム上に鮮明なX線撮像を形成
することができる。
【0017】容器は、遮光性を有する可撓性フィルムを
用いて形成され、袋状の内部空間の一端側にのみ開口部
を有しているから、開口部を閉じるだけで、外光による
X線フィルムの感光を阻止できる。
【0018】X線フィルム及び増感シートは、容器の開
口部の幅よりも小さな幅を有する。従って、X線撮影の
後、増感シートを、容器の開口部を通して外部に取り出
すことができる。X線フィルムは容器の内部空間内に収
納したままとする。X線フィルムは容器の内部空間内に
収納したまま、増感シートを、容器の開口部を通して外
部に取り出す具体的手段として、容器の内部において、
開口部とは反対側に位置する増感シートの端縁に切欠部
を設ける手段が有効である。かかる構成によれば、容器
の開口部を下側に向け、容器の上側に位置する切欠部を
通して、容器の外部からX線フィルムをつまみ、増感シ
ートを、容器の開口部を通して増感シートを外部に排出
できる。取り出した増感シートは再利用することができ
る。
【0019】容器は、遮光性を有する可撓性フィルムを
用いて形成され、しかも、幅と直交する長さが、X線フ
ィルムの長さの2倍以上である。このような構成を有す
る容器は、長い遮光路を形成できるので、容器の開口部
を通して増感シートを取り出す場合、外光によるX線フ
ィルムの感光を阻止できる。
【0020】また、増感シートを排除した後、容器の開
口部を通して、X線フィルムの潜像を現像し、または定
着するための処理液を入れる場合でも、外光によるX線
フィルムの感光を阻止できる。即ち、撮影されたX線フ
ィルムを現像、定着するための暗室を、容器自体で形成
し得る。
【0021】更に、容器は、長さが、X線フィルム及び
増感シートの長さの2倍以上であるから、X線撮影用ケ
ースを2つ折りにして圧縮し、X線フィルムに増感シー
トを密着させ、X線フィルムに対する増感シートの増感
作用を、最大限発揮させることができる。
【0022】しかも、同一のX線撮影用ケースを用い
て、X線撮影、現像及び定着を行なうことができる。こ
のため、緊急医療を必要とする夥しい被災者、あるい
は、医療施設に行くことのできない在宅患者等に対し、
X線撮影処理を迅速に実行し得る。
【0023】本発明に係るX線撮影用ケースは、上述の
ような特質を持つものであるから、いかなる場所であっ
ても、撮影、現像及び定着等のX線撮影処理を、即座に
実行することができる。例えば、災害現場あるいは避難
場所のような環境条件の著しく悪い場所であっても、あ
るいは、在宅患者のX線撮影のような場合にも何ら問題
を生じない。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るX線撮影用ケ
ースにおいて、X線フィルム及び増感シートを容器から
取り出して示す斜視図、図2は本発明に係るX線撮影用
ケースにおいて、X線フィルム及び増感シートを容器内
に収納した状態を示す斜視図、図3は図2のA3ーA3
線上における断面図、図4は図2のA4ーA4線上にお
ける断面図である。これらの図に示すように、本発明に
係るX線撮影用ケースは、容器1と、一枚のX線フィル
ム2と、2枚の増感シート3、4とを含む。
【0025】容器1は、X線透過性及び遮光性を有する
可撓性フィルムを用いて袋状に形成され、袋状の内部空
間11の一端側にのみ開口部12を有している。
【0026】X線フィルム2及び増感シート3、4は、
開口部12の幅W1よりも小さな幅W2を有し、X線フ
ィルム2が2枚の増感シート3、4の間に挟まれて容器
1の内部空間11内に収納されている。容器1は、幅W
1と直交する長さL1が、X線フィルム2及び増感シー
ト3、4の長さL2の2倍以上である。
【0027】増感シート3、4は、容器1の内部におい
て、開口部12とは反対側に位置する増感シート3、4
の端縁に切欠部31、41を有する。実施例において、
容器1は、内部空間11が4角形状であって、その一辺
が開口部12を構成している。X線フィルム2及び増感
シート3、4は、内部空間11の形状に対応した略4角
形状である。増感シート3、4の切欠部31、41は両
隅部に設けられている。また、増感シート3、4はのそ
れぞれは、X線フィルム2のほぼ全面を覆う大きさを有
することが望ましい。X線フィルム2及び増感シート
3、4は従来より周知のものを用いることができる。
【0028】保管または搬送に当たっては、図2及び図
4に示すように、容器1を伸ばしたままにしておいても
よいし、図5に示すような2つ折りの状態にしてもよ
い。
【0029】図6は本発明に係る容器の構造を具体的に
示す拡大断面である。図6に示す実施例において、容器
1は、外側から内側に、第1の層110、第2の層12
0、第3の層130、第4の層140及び第5の層15
0を順次に積層し積層フィルムでなる。第1の層110
は、Al膜111を被着させたポリエステルフィルム1
12でなる。Al膜111はX線透過性及び遮光性を満
たす。このようなAl膜111は例えば500〜700
Åの膜厚を有する蒸着膜として形成される。ポリエステ
ルフィルム112はAl膜111を確実に、かつ、強固
に付着させる。ポリエステルフィルム112の厚みは例
えば12μm程度である。
【0030】第3の層130はナイロンフィルムであ
り、その膜厚は例えば15μm程度である。ナイロンフ
ィルムでなる第3の層130は、折り目が生じるのを阻
止すると共に、ピンホールの発生を阻止し、水分が侵入
するのを阻止することをその主な目的している。第2の
層120は第1の層110を構成するポリエステルフィ
ルム112と、ナイロンフィルムでなる第3の層130
を確実に接着するための接着層である。
【0031】第4の層140はポリエチレンフィルムで
なる。その厚みは例えば20μm程度に選定される。第
5の層150は、黒色ポリエチレンフィルムである。こ
の第5の層150は主として遮光を目的として備えられ
ているもので、その膜厚は例えば50μm程度に設定さ
れる。第5の層150は、緩衝層としての第4の層14
0を介して、ナイロンフィルムでなる第3の層130と
積層されている。
【0032】上記積層構造を有する容器1は、X線透過
性及び遮光性の特性が得られる他、高い耐久性を得るこ
とができる。
【0033】次に、本発明に係るX線撮影用ケースを用
いたX線撮影処理方法について、図7〜図9を参照して
説明する。 第1のステップでは、X線撮影の終了した
後、図7に示すように、X線フィルム2をX線撮影用ケ
ースの容器1内に保持したままで、容器1の開口部11
を下側に向け、開口部11を通して、増感シート3、4
を落下させる。取り出された増感シート3、4は再利用
することができる。
【0034】X線撮影に当たっては、図7に示すよう
に、本発明に係るX線撮影用ケースを2つ折りにして圧
縮することにより、X線フィルム2に増感シート3、4
を密着させ、この状態で、携帯用等のX線撮影装置5か
らのX線6を照射し、被撮影物7のX線撮影を行なう。
ここで、上述したように、容器1は、X線透過性を有す
るフィルムを用いて袋状に形成され、X線フィルム2が
容器1の内部空間11内に収納されている。従って、X
線撮影において、容器1内にX線フィルム2を入れたま
まで、患者に対するX線撮影を施すことができる。
【0035】しかも、X線撮影用ケースは、X線フィル
ム2と共に、2枚の増感シート3、4とを含む。X線フ
ィルム2及び増感シート3、4は、X線フィルム2が2
枚の増感シート3、4の間に挟まれて容器1の内部空間
11内に収納されている。このため、X線フィルム2に
対し、増感シート3、4によるX線増感作用が与えら
れ、X線フィルム上に鮮明なX線撮像を形成することが
できる。容器1は、幅W1と直交する長さL1が、X線
フィルム2及び増感シート3、4の長さL2の2倍以上
であるから、X線撮影用ケースを2つ折りにして圧縮
し、X線フィルム2に増感シート3、4を密着させ、X
線フィルム2に対する増感シート3、4の増感作用を、
最大限発揮させることができる。
【0036】容器1は、遮光性を有する可撓性フィルム
を用いて形成され、袋状の内部空間11の一端側にのみ
開口部12を有しているから、開口部12を閉じるだけ
で、外光によるX線フィルム2の感光を阻止できる。
【0037】X線フィルム2及び増感シート3、4は、
容器1の開口部12の幅W1よりも小さな幅W2を有す
る。従って、X線撮影の後、図8に示すように、増感シ
ート3、4を、容器1の開口部12を通して外部に取り
出すことができる。X線フィルム2は容器1の内部空間
11内に収納したままとする。前述したように、容器1
の内部において、開口部12とは反対側に位置する増感
シート3、4の端縁に切欠部31、41を設けてあるか
ら、容器1の開口部12を下側に向け、容器1の上側に
位置する切欠部31、41に対応する部位P1、P2を
指等でつまみ、それによって、容器1の外部からX線フ
ィルム2を押え、増感シート3、4のみを、容器1の開
口部12を通して外部に排出できる。しかも、容器1の
長さL1が、X線フィルム2の長さL2の2倍以上であ
る。このような構成を有する容器1は、長い遮光路を形
成できるので、容器1の開口部12を通して増感シート
3、4を落下させる場合でも、外光によるX線フィルム
2の感光を阻止できる。
【0038】次に、第1のステップの終了後、図9に示
す第2のステップにおいて、容器1を2つ折りにした状
態で、容器1内にX線フィルムの現像及び/または定着
のための処理液8を、容器内に入れる。これにより、X
線フィルム2の潜像を現像し、定着する。容器1は、遮
光性を有する可撓性フィルムを用いて形成され、しか
も、長さL1が、X線フィルム2の長さL2の2倍以上
である。このような構成を有する容器1は、前述したよ
うに、2つ折りにし、長い遮光路を形成できるので、処
理液8を容器1内に入れる場合にも、外光によるX線フ
ィルム2の感光を阻止できる。即ち、撮影されたX線フ
ィルム2を現像、定着するための暗室を、容器1自体で
形成し得る。現像定着の後は、X線フィルム2を容器1
から取り出し、通常の手段に従って水洗い処理等を実行
する。
【0039】上記説明から明らかなように、同一のX線
撮影用ケースを用いて、X線撮影、現像及び定着を行な
うことができる。その間、同一のX線撮影用ケースを用
い、X線撮影、増感シート3、4の取り出し及び処理液
の供給の作業を実行するだけでよい。しかも、X線撮
影、現像及び定着の処理は、災害現場もしくは避難所ま
たは在宅患者の自宅等、いかなる場所でも、即座に実行
できる。このため、緊急医療を必要とする夥しい被災者
に対し、あるいは、医療施設に行くことのできない在宅
患者等に対し、X線撮影処理を迅速に実行し得る。
【0040】現像及び定着の処理液8としては、種々の
ものを用いることができる。その中でも、一液で現像及
び定着を行なうことができる処理液が適している。この
ような処理液は、市販されている(例えば株式会社ニッ
クス QPー15)。かかる処理液を用いた場合は、現
像、定着処理を1分以内で終了することができるので、
X線撮影処理をきわめて迅速に実行し得る。上記処理液
を用いた場合は、現像、定着の後に容器1から取り出さ
れたX線フィルム2は硬膜化処理を施す。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)いかなる場所においても、X線撮影処理を実行し
得るX線撮影用ケース及びそれを用いたX線撮影処理方
法を提供することができる。 (b)携帯用X線撮影装置を用い、X線フィルム上に鮮
明なX線撮像を形成し得るX線撮影用ケース及びそれを
用いたX線撮影処理方法を提供することができる。 (c)いかなる場所でも、撮影されたX線フィルムを現
像及び定着するための暗室を、それ自体で形成し得るX
線撮影用ケース及びそれを用いたX線撮影処理方法を提
供することができる。 (d)X線フィルムに対する増感シートの増感作用を、
最大限発揮させることの可能なX線撮影用ケース及びそ
れを用いたX線撮影処理方法を提供することができる。 (e)増感シートを再利用することのできるX線撮影用
ケース及びそれを用いたX線撮影処理方法を提供するこ
とができる。 (f)X線撮影処理を迅速に実行し得るX線撮影用ケー
ス及びそれを用いたX線撮影処理方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線撮影用ケースにおいて、X線
フィルム及び増感シートを容器から取り出して示す斜視
図である。
【図2】本発明に係るX線撮影用ケースにおいて、X線
フィルム及び増感シートを容器内に収納した状態を示す
斜視図である。
【図3】図2のA3ーA3線上における断面図である。
【図4】図2のA4ーA4線上における断面図である。
【図5】本発明に係るX線撮影用ケースの保管または搬
送の一例を示す斜視図である。
【図6】本発明に係るX線撮影用ケースに用いられる容
器の部分拡大断面図である。
【図7】本発明に係るX線撮影用ケースを用いたX線撮
影方法を説明する図である。
【図8】本発明に係るX線撮影用ケースを用いたX線撮
影処理方法を説明する図である。
【図9】本発明に係るX線撮影用ケースを用いたX線撮
影処理方法において、図7に示した工程後の工程を説明
する図である
【符号の説明】
1 容器 2 X線フィルム 3、4 増感シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03D 13/00 G03D 13/00 X

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器と、一枚のX線フィルムと、2枚の
    増感シートとを含むX線撮影用ケースであって、 前記容器は、X線透過性及び遮光性を有する可撓性フィ
    ルムを用いて袋状に形成され、袋状の内部空間の一端側
    にのみ開口部を有しており、 前記X線フィルム及び前記増感シートは、前記開口部の
    幅よりも小さな幅を有し、 前記X線フィルムが前記2
    枚の増感シートの間に挟まれて前記容器の前記内部空間
    内に収納されており、 前記容器は、前記幅の方向と直交する方向の長さが、前
    記X線フィルム及び前記増感シートの長さの2倍以上で
    あるX線撮影用ケース。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたX線撮影用ケース
    であって、 前記増感シートは、前記容器の内部において、前記開口
    部とは反対側に位置する端縁に切欠部を有するX線撮影
    用ケース。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載されたX線撮影用ケース
    において、 前記容器は、前記内部空間が4角形状であって、その一
    辺が前記開口部を構成しており、 前記X線フィルム及び前記2枚の増感シートは、前記内
    部空間の形状に対応した略4角形状であり、 前記増感シートの前記切欠部は、両隅部に設けられてい
    るX線撮影用ケース。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載されたX線撮影用ケース
    であって、 前記容器は、外側から内側に、第1の層、第2の層、第
    3の層、第4の層及び第5の層を順次に積層してなり、 前記第1の層は、Al膜を被着させたポリエステルフィ
    ルムあり、 前記第2の層は、接着層であり、 前記第3の層は、ナイロンフィルムであり、 前記第4の層は、ポリエチレンフィルムであり、 前記第5の層は、黒色ポリエチレンフィルムであるX線
    撮影用ケース。
  5. 【請求項5】 X線撮影用ケースを用いたX線撮影処理
    方法であって、 前記X線撮影用ケースは、請求項1ないし4に記載され
    た何れかであるX線撮影処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載されたX線撮影処理方法
    であって、 第1のステップは、X線撮影の終了した後、前記X線フ
    ィルムを前記X線撮影用ケースの前記容器内に保持した
    ままで、前記容器から、前記開口部を通して、前記増感
    シートを落下させるステップであり、 第2のステップは、第1のステップの終了後、前記容器
    内に前記X線フィルムの現像及び/または定着のための
    処理液を、前記容器内に入れるステップであるX線撮影
    処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1571490A1 (en) * 2004-03-04 2005-09-07 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photosensitive thermal development recording material, its case, and developing method and production process of photosensitive thermal recording material
JP2011515708A (ja) * 2008-03-12 2011-05-19 トムス、ミヒァエル 記憶フィルム供給装置
JP2015047394A (ja) * 2013-09-03 2015-03-16 学校法人愛知学院 口内法x線撮影用の感光体の保護カバー

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