JPH0958594A - 船舶の燃料供給ユニット - Google Patents

船舶の燃料供給ユニット

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JPH0958594A
JPH0958594A JP7240601A JP24060195A JPH0958594A JP H0958594 A JPH0958594 A JP H0958594A JP 7240601 A JP7240601 A JP 7240601A JP 24060195 A JP24060195 A JP 24060195A JP H0958594 A JPH0958594 A JP H0958594A
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JP
Japan
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fuel oil
pump
frame
oil supply
fuel
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JP7240601A
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Koji Kita
宏司 喜多
Kenzo Ochi
賢三 越智
Norio Ishida
宣男 石田
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SHINKURUSHIMA DOCK KK
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各機器は、甲板上の据付け、壁面への配設及
び機器台又は柱への配設となり、機器は一個ずつ機関室
内に搭載し、仮置きし、取り付け、その後、配線、配管
工事を行っており、足場の悪い所で危険であり、作業効
率が悪いという問題点を有していた。 【解決手段】 第1燃料油供給ポンプ33、第2燃料油
供給ポンプ35、加熱器36およびエアーセパレータ3
9等を陸上または陸上の定盤上にてフレーム1に据え付
け、配線、配管工事を行い、第2工程として、該フレー
ム1を船舶の機関室の所定の場所に設置し、配線、配管
の端部を必要箇所に接続するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、船舶の機関室に設け
るディーゼル機関に供給する燃料供給系統の一部に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の発明は、図4に示すよ
うに、ディーゼル機関の燃料油供給系統において、燃料
油澄ましタンク31から燃料油常用タンク32に加熱器
37、遠心式の油清浄機34およびその関連機器等を介
して移送される。燃料油常用タンク32に移送された燃
料油は第1燃料油供給ポンプ33に吸引され、さらに、
第2燃料油供給ポンプ35によって加熱器36を介して
ディーゼル機関38に供給している。ディーゼル機関3
8で使用され、余った燃料油はエアーセパレータ39に
戻り、第2燃料油供給ポンプ35で再び吸引するように
なっている。また、第1燃料油供給ポンプ33および第
2燃料油供給ポンプ35はそれぞれ2台ずつ設けられ1
台は完全予備となっている。
【0003】従来、この種の発明は、図3に示すよう
に、第1燃料油供給ポンプ33および第2燃料油供給ポ
ンプ35は、それぞれにの台盤40に電動モータ41お
よび横型ポンプ42を載置し、該台盤40を甲板43に
固設していた。
【0004】また、加熱器36およびエアーセパレータ
39は、壁面44または支柱(図番なし)に固設されて
いた。これらの各機器は、図4に示すように必要な配線
および配管工事が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたよ
うに、各機器は、甲板上の据付け、壁面への配設及び機
器台又は柱への配設となり、機器は一個ずつ機関室内に
搭載し、仮置きし、取り付け、その後、配線、配管工事
を行っており、足場の悪い所で危険であり、作業効率が
悪いという問題点を有していた。また、機器配置は検討
するものの、第1燃料油供給ポンプおよび第2燃料油供
給ポンプを横型ポンプを使用しているため、図4の系統
図で分かるようにそれぞれの燃料油供給ポンプは並列配
管されており、吸入口は吸入口、吐出口は吐出口で接続
するのであるが、甲板上の平面的な配置では距離が有
り、お互いが交差するので高低差のある配管が必要であ
り、作業が困難であり、性能上の不具合があった。
【0006】この発明は、従来の技術の有するこのよう
な不十分な点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、燃料油供給ポンプ装置を陸上で組立を行
い設置面積を小さくし、配管の容易性または操作性を考
慮すると共に性能を良くし、作業効率と安全性の向上を
図ろうとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、第1燃料油供給ポンプは、竪型ポンプ
の駆動軸に電動モータの駆動軸を連結し、該電動モータ
を上方に、該竪型ポンプが下方になるように該竪型ポン
プのケーシングにポンプ架台を介して、フレームの1つ
の支柱に第1燃料油供給ポンプを背中合わせに一対に取
り付け、第2燃料油供給ポンプも同様に、竪型ポンプの
駆動軸に電動モータの駆動軸を連結し、該電動モータを
上方に、該竪型ポンプが下方になるように該竪型ポンプ
のケーシングにポンプ架台を介して、該フレームの1つ
の支柱に第2燃料油供給ポンプを背中合わせに一対に取
り付け,該フレームの上部には加熱器を配置し、エアー
セパレータはフレームの1つの支柱を用いて固設するも
のである。一対になった第1燃料油供給ポンプおよび第
2燃料油供給ポンプの各々片方の電動モータの回転方向
を逆回転とすることにより吸入口と吐出口がそれぞれ同
じ方向(側)となるものである。第1工程として、第1
燃料油供給ポンプ、第2燃料油供給ポンプ、加熱器およ
びエアーセパレータ等を陸上または陸上の定盤上にてフ
レームに据え付け、配線、配管工事を行い、第2工程と
して、該フレームを船舶の機関室の所定の場所に設置
し、配線、配管の端部を必要箇所に接続するものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明は、第1工程として、第
1燃料油供給ポンプ、第2燃料油供給ポンプ、加熱器お
よびエアーセパレータ等を陸上または陸上の定盤上にて
フレームに据え付け、配線、配管工事を行い、第2工程
として、該フレームを船舶の機関室の所定の場所に設置
し、配線、配管の端部を必要箇所に接続するものであ
る。
【0009】また、一対になった電動モータの片方を逆
転させることにより、竪型ポンプ2、3は、歯車式ポン
プとなっているので、逆回転をすることにより、吸入口
と吐出口が逆になり、一対になった第1燃料油供給ポン
プ33の吸入口と吐出口がそれぞれ同じ方向(側)とな
る。また、一対になった第2燃料油供給ポンプ35も同
様である。
【0010】
【実施例】実施例について、図面を用いて説明すると、
図1および図2に示すように、第1工程として、4脚の
支柱に渡りを取り構成されるフレーム1を設け、第1燃
料該油供給ポンプ33は、該竪型ポンプ2の駆動軸に電
動モータ3の駆動軸を連結し、電動モータ3を上方に、
竪型ポンプ2が下方になるように該竪型ポンプ2のケー
シングにポンプ架台を介して、該フレーム1の1つの支
柱に第1燃料油供給ポンプ33を背中合わせに一対に取
り付ける。
【0011】第2燃料油供給ポンプ35も同様に、竪型
ポンプ4の駆動軸に電動モータ5の駆動軸を連結し、該
電動モータ5を上方に、該竪型ポンプ4が下方になるよ
うに該竪型ポンプ4のケーシングにポンプ架台を介し
て、該フレーム1の1つの支柱に第2燃料油供給ポンプ
35を背中合わせに一対に取り付ける。
【0012】一対になった第1燃料油供給ポンプ33の
片方の電動モータ3の回転方向を逆回転とする。また、
第2燃料油供給ポンプ35の片方の電動モータ5の回転
方向を逆回転とする。竪型ポンプ2、3は、歯車式ポン
プとなっているので、逆回転をすることにより、吸入口
と吐出口が逆になり、一対になった第1燃料油供給ポン
プ33の吸入口と吐出口がそれぞれ同じ方向(側)とな
る。また、一対になった第2燃料油供給ポンプ35も同
様である。
【0013】該フレーム1の上部には、枕型の加熱器3
6を配置するようになっている。また、エアーセパレー
タ39はフレーム1の1つの支柱を用いて固設する。
【0014】また、必要な配線および配管を敷設し、燃
料供給ユニットを組み立てる。
【0015】第2工程において、前記第1工程で組み立
てた燃料供給ユニットを機関室の所定の場所に搭載し、
フレーム1の脚を甲板6に固設する。
【0016】機関室内において、必要な配線および配管
の端部を前後の機器と接続し、燃料供給系統を装備す
る。
【0017】
【発明の効果】この発明は、上記のとおり構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。この発明は、燃料
供給ユニットを立体的に組立を行い設置面積を小さく
し、片方の電動モータを逆回転させることで配管の容易
し、性能を向上させ、また、機器を集中化させることに
より操作性を向上させると共に作業効率と安全性の向上
を図るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の燃料供給ユニットを平面図で略示し
たものである。
【図2】この発明の燃料供給ユニットを正面図で略示し
たものである。
【図3】従来の燃料供給ユニットを平面図で略示したも
のである。
【図4】ディーゼル機関の燃料供給系統図を略示したも
のである。
【符号の説明】
1 フレーム 2 竪型ポンプ 3 電動モータ 4 竪型ポンプ 5 電動モータ 6 甲板 33 第1燃料油供給ポンプ 35 第2燃料油供給ポンプ 36 加熱器 39 エアーセパレータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1燃料油供給ポンプは、竪型ポンプの
    駆動軸に電動モータの駆動軸を連結し、該電動モータを
    上方に、該竪型ポンプが下方になるように該竪型ポンプ
    のケーシングにポンプ架台を介して、フレームの1つの
    支柱に第1燃料油供給ポンプを背中合わせに一対に取り
    付け、第2燃料油供給ポンプも同様に、竪型ポンプの駆
    動軸に電動モータの駆動軸を連結し、該電動モータを上
    方に、該竪型ポンプが下方になるように該竪型ポンプの
    ケーシングにポンプ架台を介して、該フレームの1つの
    支柱に第2燃料油供給ポンプを背中合わせに一対に取り
    付け,該フレームの上部には加熱器を配置し、エアーセ
    パレータはフレームの1つの支柱を用いて固設すること
    を特徴とする船舶の燃料供給ユニット。
  2. 【請求項2】一対になった第1燃料油供給ポンプおよび
    第2燃料油供給ポンプの各々片方の電動モータの回転方
    向を逆回転とすることにより吸入口と吐出口がそれぞれ
    同じ方向(側)となる請求項1の船舶の燃料供給ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 第1工程として、第1燃料油供給ポン
    プ、第2燃料油供給ポンプ、加熱器およびエアーセパレ
    ータ等を陸上または陸上の定盤上にてフレームに据え付
    け、配線、配管工事を行い、第2工程として、該フレー
    ムを船舶の機関室の所定の場所に設置し、配線、配管の
    端部を必要箇所に接続する請求項1の船舶の燃料供給ユ
    ニット。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58118248U (ja) * 1982-02-08 1983-08-12 ヤンマーディーゼル株式会社 舶用機関等の燃料油処理装置
JPS60112670U (ja) * 1984-01-07 1985-07-30 日本郵船株式会社 デイ−ゼル機関の燃料油供給装置
JP3017366U (ja) * 1995-04-24 1995-10-24 株式会社新来島どっく 船舶の燃料供給ポンプ

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