JPH0958554A - 自転車フレーム用シートラグ - Google Patents
自転車フレーム用シートラグInfo
- Publication number
- JPH0958554A JPH0958554A JP7233260A JP23326095A JPH0958554A JP H0958554 A JPH0958554 A JP H0958554A JP 7233260 A JP7233260 A JP 7233260A JP 23326095 A JP23326095 A JP 23326095A JP H0958554 A JPH0958554 A JP H0958554A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- connecting portion
- lug
- upper pipe
- guide holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J11/00—Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps
- B62J11/10—Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps for mechanical cables, hoses, pipes or electric wires, e.g. cable guides
- B62J11/13—Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps for mechanical cables, hoses, pipes or electric wires, e.g. cable guides specially adapted for mechanical cables
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】自転車用フレームの上パイプに対する加工を不
要としてフレーム強度の劣化や重量増加を無くし、安全
軽量なフレームの提供を可能とする。 【解決手段】中央にシートポスト保持部を、また前方に
上パイプ接続部を、さらに後方にバックホーク接続部を
それぞれ有するとともに、一方が上パイプ接続部方向
に、また他方がバックホーク接続部または立パイプ方向
に向けられたインナーワイヤーのガイド孔が形成され、
しかも該ガイド孔は、そのインナーワイヤーの通過経路
がR15〜40の範囲内に設定されている。 これによ
り自転車のフレームを構成した場合、上パイプに対する
加工を不要とし、パイプの切り欠き強度を劣化させるこ
とがなく、しかもインナーワイヤーの滑り抵抗が極端に
減少し、操作性と耐久性が著しく向上するとともに、イ
ンナーワイヤーを、上パイプの左右側面に位置させるこ
とが可能となり、乗降時の危険を無くすことできる。
要としてフレーム強度の劣化や重量増加を無くし、安全
軽量なフレームの提供を可能とする。 【解決手段】中央にシートポスト保持部を、また前方に
上パイプ接続部を、さらに後方にバックホーク接続部を
それぞれ有するとともに、一方が上パイプ接続部方向
に、また他方がバックホーク接続部または立パイプ方向
に向けられたインナーワイヤーのガイド孔が形成され、
しかも該ガイド孔は、そのインナーワイヤーの通過経路
がR15〜40の範囲内に設定されている。 これによ
り自転車のフレームを構成した場合、上パイプに対する
加工を不要とし、パイプの切り欠き強度を劣化させるこ
とがなく、しかもインナーワイヤーの滑り抵抗が極端に
減少し、操作性と耐久性が著しく向上するとともに、イ
ンナーワイヤーを、上パイプの左右側面に位置させるこ
とが可能となり、乗降時の危険を無くすことできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用フレーム
の構成部品であるシートラグの改良に関し、ブレーキや
変速機操作のためのワイヤー取り付けによるフレーム強
度の劣化や重量増加を無くし、高強度でしかも軽量なフ
レームの提供を可能とすることを目的とする。
の構成部品であるシートラグの改良に関し、ブレーキや
変速機操作のためのワイヤー取り付けによるフレーム強
度の劣化や重量増加を無くし、高強度でしかも軽量なフ
レームの提供を可能とすることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】シートラグは、一般的に鋳物製で中央に
シートポスト保持部を有するとともに、前方に上パイプ
接続部を、また後方にバックホーク接続部をそれぞれ有
し、ヘッドラグとの間に上パイプを、またハンガーラグ
との間に立パイプを、そしてハンガーラグとヘッドラグ
間に下パイプを介在させて自転車用のフレームを構成す
るようになっている。 そして最近の自転車は、その軽
量化をはかるためにアルミ製のフレームを用いることが
多くなり、しかもブレーキや変速機を操作するために走
行上必要な複数本のワイヤーの処理については、一般的
に上パイプの前後両端近くにそれぞれ各1カ所のワイヤ
ー挿通穴を形成し、ワイヤーを上パイプの中空内を通
し、あるいは上パイプの適当な箇所にリベット穴を穿設
し、このリベット穴を利用して上パイプ上に三連アウタ
ー受をリベット止めし、この三連アウター受けを利用し
て複数本のワイヤーを上パイプに沿わせるようにするこ
とが多くなった。
シートポスト保持部を有するとともに、前方に上パイプ
接続部を、また後方にバックホーク接続部をそれぞれ有
し、ヘッドラグとの間に上パイプを、またハンガーラグ
との間に立パイプを、そしてハンガーラグとヘッドラグ
間に下パイプを介在させて自転車用のフレームを構成す
るようになっている。 そして最近の自転車は、その軽
量化をはかるためにアルミ製のフレームを用いることが
多くなり、しかもブレーキや変速機を操作するために走
行上必要な複数本のワイヤーの処理については、一般的
に上パイプの前後両端近くにそれぞれ各1カ所のワイヤ
ー挿通穴を形成し、ワイヤーを上パイプの中空内を通
し、あるいは上パイプの適当な箇所にリベット穴を穿設
し、このリベット穴を利用して上パイプ上に三連アウタ
ー受をリベット止めし、この三連アウター受けを利用し
て複数本のワイヤーを上パイプに沿わせるようにするこ
とが多くなった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た上パイプの中空内を通す場合には、ワイヤーが上パイ
プの表面上に露出しないために外観性が良好である反
面、上パイプに穴を穿けるためにパイプの強度が著しく
劣化しやすい。 また上パイプ上に三連アウター受をリ
ベット止めし、この三連アウター受けを利用して複数本
のワイヤーを上パイプに沿わせる場合においても、乗降
時に上パイプ上面のワイヤーに足が引っ掛かって転倒し
たりすることが多いばかりでなく、結局上パイプに加工
を施すために、いずれにしてもパイプの切り欠き強度が
劣化するところから、結局切り欠き部を補強したり、あ
るいはパイプの肉厚を厚くしたりすることが多く、その
ために重量の増加を免れなかった。 しかしフレームの
軽量化をはかるために、アルミパイプを用いることは最
近の一般的傾向であるにもかかわらず、アルミパイプの
肉厚を大きくすることは、軽量化の要請と相反し、また
コスト高となるのを免れないために、その解決策が望ま
れていた。
た上パイプの中空内を通す場合には、ワイヤーが上パイ
プの表面上に露出しないために外観性が良好である反
面、上パイプに穴を穿けるためにパイプの強度が著しく
劣化しやすい。 また上パイプ上に三連アウター受をリ
ベット止めし、この三連アウター受けを利用して複数本
のワイヤーを上パイプに沿わせる場合においても、乗降
時に上パイプ上面のワイヤーに足が引っ掛かって転倒し
たりすることが多いばかりでなく、結局上パイプに加工
を施すために、いずれにしてもパイプの切り欠き強度が
劣化するところから、結局切り欠き部を補強したり、あ
るいはパイプの肉厚を厚くしたりすることが多く、その
ために重量の増加を免れなかった。 しかしフレームの
軽量化をはかるために、アルミパイプを用いることは最
近の一般的傾向であるにもかかわらず、アルミパイプの
肉厚を大きくすることは、軽量化の要請と相反し、また
コスト高となるのを免れないために、その解決策が望ま
れていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明にあって
は、上記した従来技術における種々の課題を解決し、上
パイプ自体に対する加工を無くすことによって上パイプ
を最小限度の薄肉にして必要な強度維持と軽量化をはか
り、またワイヤーを上パイプの側面に沿わせることによ
り乗降時に足を引っかける危険を無くすようにしたもの
であって、具体的には中央にシートポスト保持部を、ま
た前方に上パイプ接続部を、さらに後方にバックホーク
接続部をそれぞれ有するとともに、一方が上パイプ接続
部方向に、また他方がバックホーク接続部または立パイ
プ方向に向けられたインナーワイヤーのガイド孔が形成
され、しかも該ガイド孔は、そのインナーワイヤーの通
過経路がR15〜40の範囲内に設定されていることを
特徴とした自転車フレーム用シートラグに関する。
は、上記した従来技術における種々の課題を解決し、上
パイプ自体に対する加工を無くすことによって上パイプ
を最小限度の薄肉にして必要な強度維持と軽量化をはか
り、またワイヤーを上パイプの側面に沿わせることによ
り乗降時に足を引っかける危険を無くすようにしたもの
であって、具体的には中央にシートポスト保持部を、ま
た前方に上パイプ接続部を、さらに後方にバックホーク
接続部をそれぞれ有するとともに、一方が上パイプ接続
部方向に、また他方がバックホーク接続部または立パイ
プ方向に向けられたインナーワイヤーのガイド孔が形成
され、しかも該ガイド孔は、そのインナーワイヤーの通
過経路がR15〜40の範囲内に設定されていることを
特徴とした自転車フレーム用シートラグに関する。
【0005】また本発明は、中央にシートポスト保持部
を、また前方に上パイプ接続部を、さらに後方にバック
ホーク接続部をそれぞれ有するとともに、一方が上パイ
プ接続部方向に、また他方がバックホーク接続部方向
と、立パイプ方向に向けられた複数のインナーワイヤー
のガイド孔が形成され、しかも該ガイド孔は、そのイン
ナーワイヤーの通過経路がR15〜40の範囲内に設定
されていることを特徴とした自転車フレーム用シートラ
グにも関する。
を、また前方に上パイプ接続部を、さらに後方にバック
ホーク接続部をそれぞれ有するとともに、一方が上パイ
プ接続部方向に、また他方がバックホーク接続部方向
と、立パイプ方向に向けられた複数のインナーワイヤー
のガイド孔が形成され、しかも該ガイド孔は、そのイン
ナーワイヤーの通過経路がR15〜40の範囲内に設定
されていることを特徴とした自転車フレーム用シートラ
グにも関する。
【0006】さらに本発明は、中央にシートポスト保持
部を、また前方に上パイプ接続部を、さらに後方にバッ
クホーク接続部をそれぞれ有するとともに、一方が上パ
イプ接続部方向に、また他方がバックホーク接続部方向
と、立パイプ方向に向けられた複数のインナーワイヤー
のガイド孔が形成され、しかも該ガイド孔は、そのイン
ナーワイヤーの通過経路がR15〜40の範囲内に設定
され、さらに各ガイド孔内にはスリーブが介在されてい
ることを特徴とした自転車フレーム用シートラグにも関
する。
部を、また前方に上パイプ接続部を、さらに後方にバッ
クホーク接続部をそれぞれ有するとともに、一方が上パ
イプ接続部方向に、また他方がバックホーク接続部方向
と、立パイプ方向に向けられた複数のインナーワイヤー
のガイド孔が形成され、しかも該ガイド孔は、そのイン
ナーワイヤーの通過経路がR15〜40の範囲内に設定
され、さらに各ガイド孔内にはスリーブが介在されてい
ることを特徴とした自転車フレーム用シートラグにも関
する。
【0007】上記の構成において、ヘッドラグ方向から
上パイプに沿って延長されるインナーワイヤーの先端
を、シートラグのガイド孔に挿通させるとともに、その
先端をバックホークあるいは立パイプに沿ってブレーキ
や変速機に固定させる。 この場合において、上記ガイ
ド孔内にスリーブが介在されている場合においては、こ
のスリーブの中空内に挿通させる。 これによってイン
ナーワイヤーが上パイプの左右側面に沿って整然と配列
される。
上パイプに沿って延長されるインナーワイヤーの先端
を、シートラグのガイド孔に挿通させるとともに、その
先端をバックホークあるいは立パイプに沿ってブレーキ
や変速機に固定させる。 この場合において、上記ガイ
ド孔内にスリーブが介在されている場合においては、こ
のスリーブの中空内に挿通させる。 これによってイン
ナーワイヤーが上パイプの左右側面に沿って整然と配列
される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下において本発明の具体的な内
容を、図示の実施例をもとにして説明すると、1はシー
トラグをあらわし、中央に縦方向に向けたシートポスト
(SP)の保持部2を有するとともに、該シートポスト
保持部2の下端には、立パイプ接続部3を、さらに前方
に上パイプ接続部4を、また後方にバックホーク接続部
5をそれぞれ有する。
容を、図示の実施例をもとにして説明すると、1はシー
トラグをあらわし、中央に縦方向に向けたシートポスト
(SP)の保持部2を有するとともに、該シートポスト
保持部2の下端には、立パイプ接続部3を、さらに前方
に上パイプ接続部4を、また後方にバックホーク接続部
5をそれぞれ有する。
【0009】さらに該シートラグ1には、その後方部
(バックホーク接続部5側)に、隆起部6および9を有
し、さらに隆起部6には一方をシートラグ1の前側(上
パイプ接続部4側)に開口させるとともに、他方をシー
トラグ1におけるバックホークの付け根部分を回り込ん
で立パイプ接続部3に沿わせる方向に開口させたインナ
ーワイヤーのガイド孔8、および同じく一方を、シート
ラグ1の反対側面における前側(上パイプ接続部4側)
に開口させるとともに、他方を該シートラグ1における
バックホーク5に沿わせる方向に開口させたインナーワ
イヤーのガイド孔7をそれぞれ形成してあり、また隆起
部9には、一方をシートラグ1の前側(上パイプ接続部
4側)に開口させるとともに、他方をシートラグ1にお
けるバックホーク5側に臨ませるように開口させたイン
ナーワイヤーのガイド孔10が形成されている。
(バックホーク接続部5側)に、隆起部6および9を有
し、さらに隆起部6には一方をシートラグ1の前側(上
パイプ接続部4側)に開口させるとともに、他方をシー
トラグ1におけるバックホークの付け根部分を回り込ん
で立パイプ接続部3に沿わせる方向に開口させたインナ
ーワイヤーのガイド孔8、および同じく一方を、シート
ラグ1の反対側面における前側(上パイプ接続部4側)
に開口させるとともに、他方を該シートラグ1における
バックホーク5に沿わせる方向に開口させたインナーワ
イヤーのガイド孔7をそれぞれ形成してあり、また隆起
部9には、一方をシートラグ1の前側(上パイプ接続部
4側)に開口させるとともに、他方をシートラグ1にお
けるバックホーク5側に臨ませるように開口させたイン
ナーワイヤーのガイド孔10が形成されている。
【0010】上記したシートラグ1のガイド孔7,8,
10の曲率については、そのインナーワイヤーの通過経
路をR14以下とするとインナーワイヤーの滑り抵抗が
極端に増すので、少なくともR15以上に設定する必要
がある。 しかし一般自転車のフレームにおけるシ−ト
ラグ部分においては上記の曲率についてR40を越える
とかえってワイヤーの露出部分の存在が目障りとなり自
転車フレームとしての見栄えが悪くなるので、R40を
越えない範囲内にすることによりコンパクトにまとめる
必要がある。 したがって上記したガイド孔7,8,1
0の曲率についてはR15〜40の範囲内に設定する必
要がある。 なお図中において11,12,13は、各
ガイド孔7,8,10内に挿通させた合成樹脂製のスリ
ーブを示す。
10の曲率については、そのインナーワイヤーの通過経
路をR14以下とするとインナーワイヤーの滑り抵抗が
極端に増すので、少なくともR15以上に設定する必要
がある。 しかし一般自転車のフレームにおけるシ−ト
ラグ部分においては上記の曲率についてR40を越える
とかえってワイヤーの露出部分の存在が目障りとなり自
転車フレームとしての見栄えが悪くなるので、R40を
越えない範囲内にすることによりコンパクトにまとめる
必要がある。 したがって上記したガイド孔7,8,1
0の曲率についてはR15〜40の範囲内に設定する必
要がある。 なお図中において11,12,13は、各
ガイド孔7,8,10内に挿通させた合成樹脂製のスリ
ーブを示す。
【0011】シートラグ1は、図3にも示したように、
ヘッドラグ14との間に上パイプ15を、またハンガー
ラグ16との間に立パイプ17を、そしてヘッドラグ1
4とハンガーラグ16との間に下パイプ18をそれぞれ
介在させてフレームを構成する。 なお図3中において
19はバックホーク、24はチェーンステーをあらわ
す。
ヘッドラグ14との間に上パイプ15を、またハンガー
ラグ16との間に立パイプ17を、そしてヘッドラグ1
4とハンガーラグ16との間に下パイプ18をそれぞれ
介在させてフレームを構成する。 なお図3中において
19はバックホーク、24はチェーンステーをあらわ
す。
【0012】なおヘッドラグ14には、その左右の側面
に、上パイプ15の長さ方向に略平行な軸線のワイヤー
挿通孔を有するところのワイヤーのアウター受14aが
取り付けられ、ヘッドラグ14の左側面に位置するワイ
ヤー19の一方のアウター部端部20をヘッドラグ14
のアウター受14aに固定させるとともに、中間を上パ
イプ15の左側面に沿わせ、且つもう一方のインナーワ
イヤー21部をシートラグ1のガイド孔7にスリーブ1
1を介して挿通させるとともに、その先端を変速機(図
示省略)に固定させる。
に、上パイプ15の長さ方向に略平行な軸線のワイヤー
挿通孔を有するところのワイヤーのアウター受14aが
取り付けられ、ヘッドラグ14の左側面に位置するワイ
ヤー19の一方のアウター部端部20をヘッドラグ14
のアウター受14aに固定させるとともに、中間を上パ
イプ15の左側面に沿わせ、且つもう一方のインナーワ
イヤー21部をシートラグ1のガイド孔7にスリーブ1
1を介して挿通させるとともに、その先端を変速機(図
示省略)に固定させる。
【0013】さらに同様にしてヘッドラグ14の右側面
に取り付けたアウター受けを利用して固定した2本のワ
イヤー(図示省略)のインナーワイヤー22および23
を上パイプ15の右側面に沿わせてシートラグ1のガイ
ド孔10および8に、スリーブ12および13を介して
挿通させ、先端を後輪側のブレーキ装置(図示省略)な
らびに変速装置に固定させる。
に取り付けたアウター受けを利用して固定した2本のワ
イヤー(図示省略)のインナーワイヤー22および23
を上パイプ15の右側面に沿わせてシートラグ1のガイ
ド孔10および8に、スリーブ12および13を介して
挿通させ、先端を後輪側のブレーキ装置(図示省略)な
らびに変速装置に固定させる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記した通り、中央にシートポ
スト保持部を、また前方に上パイプ接続部を、さらに後
方にバックホーク接続部をそれぞれ有する自転車フレー
ム用シートラグにおいて、一方が上パイプ接続部方向
に、また他方がバックホーク接続部または立パイプ方向
に向けられたインナーワイヤーのガイド孔が形成されて
いるために、上記したシートラグを用いてフレームを構
成した場合において、上パイプに対する穴穿けやアウタ
ー受取り付けのためのリベット止め等の加工を不要と
し、パイプの切り欠き強度を劣化させることがなく、し
たがって上パイプの材質についても例えばアルミ製のも
の等、薄肉でしかも必要かつ十分な強度を維持できると
ともに、軽量化が可能となる。
スト保持部を、また前方に上パイプ接続部を、さらに後
方にバックホーク接続部をそれぞれ有する自転車フレー
ム用シートラグにおいて、一方が上パイプ接続部方向
に、また他方がバックホーク接続部または立パイプ方向
に向けられたインナーワイヤーのガイド孔が形成されて
いるために、上記したシートラグを用いてフレームを構
成した場合において、上パイプに対する穴穿けやアウタ
ー受取り付けのためのリベット止め等の加工を不要と
し、パイプの切り欠き強度を劣化させることがなく、し
たがって上パイプの材質についても例えばアルミ製のも
の等、薄肉でしかも必要かつ十分な強度を維持できると
ともに、軽量化が可能となる。
【0015】また上記した各ガイド孔は、そのインナー
ワイヤーの通過経路がR15〜40の範囲内に設定され
ているものであるために、インナーワイヤーの滑り抵抗
が極端に減少し、かつシ−トラグ回りのワイヤーをコン
パクトにまとめることができるとともに、操作性と耐久
性が著しく向上する。 さらにヘッドラグ方向から伸び
るインナーワイヤーは、上パイプの左右側面に位置させ
ることが可能となるために、従来のように乗降時におい
て、足が上パイプ上面のインナーワイヤーに引っ掛かっ
て転倒する等の危険を無くすことができる。
ワイヤーの通過経路がR15〜40の範囲内に設定され
ているものであるために、インナーワイヤーの滑り抵抗
が極端に減少し、かつシ−トラグ回りのワイヤーをコン
パクトにまとめることができるとともに、操作性と耐久
性が著しく向上する。 さらにヘッドラグ方向から伸び
るインナーワイヤーは、上パイプの左右側面に位置させ
ることが可能となるために、従来のように乗降時におい
て、足が上パイプ上面のインナーワイヤーに引っ掛かっ
て転倒する等の危険を無くすことができる。
【図1】本発明の一実施例であるシートラグの、インナ
ーワイヤーを挿通させた状態をあらわした斜視図。
ーワイヤーを挿通させた状態をあらわした斜視図。
【図2】図1に示したシートラグを背面側より見た状態
の斜視図。
の斜視図。
【図3】本発明のシートラグを用いて組み立てた状態を
あらわした自転車用フレームの左側面図。
あらわした自転車用フレームの左側面図。
1 シートラグ 2 シートポスト保持部 3 立パイプ接続部 4 上パイプ接続部 5 バックホーク接続部 6 隆起部 7 ガイド孔 8 ガイド孔 9 隆起部 10 ガイド孔 11 スリーブ 12 スリーブ 13 スリーブ 14 ヘッドラグ 14a アウター受 15 上パイプ 16 ハンガーラグ 17 立パイプ 18 下パイプ 19 バックホーク 20 アウター部端部 21 インナーワイヤー 22 インナーワイヤー 23 インナーワイヤー 24 チェーンステー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 俊介 神奈川県茅ヶ崎市下町屋一丁目1番1号 宮田工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】中央にシートポスト保持部を、また前方に
上パイプ接続部を、さらに後方にバックホーク接続部を
それぞれ有するとともに、一方が上パイプ接続部方向
に、また他方がバックホーク接続部または立パイプ方向
に向けられたインナーワイヤーのガイド孔が形成され、
しかも該ガイド孔は、そのインナーワイヤーの通過経路
がR15〜40の範囲内に設定されていることを特徴と
した自転車フレーム用シートラグ。 - 【請求項2】中央にシートポスト保持部を、また前方に
上パイプ接続部を、さらに後方にバックホーク接続部を
それぞれ有するとともに、一方が上パイプ接続部方向
に、また他方がバックホーク接続部方向と、立パイプ方
向に向けられた複数のインナーワイヤーのガイド孔が形
成され、しかも該ガイド孔は、そのインナーワイヤーの
通過経路がR15〜40の範囲内に設定されていること
を特徴とした自転車フレーム用シートラグ。 - 【請求項3】中央にシートポスト保持部を、また前方に
上パイプ接続部を、さらに後方にバックホーク接続部を
それぞれ有するとともに、一方が上パイプ接続部方向
に、また他方がバックホーク接続部方向と、立パイプ方
向に向けられた複数のインナーワイヤーのガイド孔が形
成され、しかも該ガイド孔は、そのインナーワイヤーの
通過経路がR15〜40の範囲内に設定され、さらに各
ガイド孔内にはスリーブが介在されていることを特徴と
した自転車フレーム用シートラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7233260A JPH0958554A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 自転車フレーム用シートラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7233260A JPH0958554A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 自転車フレーム用シートラグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0958554A true JPH0958554A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16952298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7233260A Pending JPH0958554A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 自転車フレーム用シートラグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0958554A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6015118A (en) * | 1997-06-23 | 2000-01-18 | Shimano, Inc. | Control cable guide for a bicycle |
CN100366495C (zh) * | 2004-03-25 | 2008-02-06 | 三洋电机株式会社 | 自行车用发电机的远程操作装置 |
JP2019135136A (ja) * | 2018-02-05 | 2019-08-15 | 株式会社シマノ | 人力駆動車用連結部材 |
-
1995
- 1995-08-18 JP JP7233260A patent/JPH0958554A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6015118A (en) * | 1997-06-23 | 2000-01-18 | Shimano, Inc. | Control cable guide for a bicycle |
CN100366495C (zh) * | 2004-03-25 | 2008-02-06 | 三洋电机株式会社 | 自行车用发电机的远程操作装置 |
JP2019135136A (ja) * | 2018-02-05 | 2019-08-15 | 株式会社シマノ | 人力駆動車用連結部材 |
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