JPH0958536A - オン・レール・トレーラ用電空接続装置 - Google Patents

オン・レール・トレーラ用電空接続装置

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JPH0958536A
JPH0958536A JP7239186A JP23918695A JPH0958536A JP H0958536 A JPH0958536 A JP H0958536A JP 7239186 A JP7239186 A JP 7239186A JP 23918695 A JP23918695 A JP 23918695A JP H0958536 A JPH0958536 A JP H0958536A
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JP
Japan
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trailer
guide
electro
pneumatic
rail
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Withdrawn
Application number
JP7239186A
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English (en)
Inventor
Koji Masuda
孝司 増田
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Nabco Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0958536A publication Critical patent/JPH0958536A/ja
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  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続部設置位置の決定、耐久性の向上、人手
による作業の低減。 【解決手段】 トレーラ側ガイド20及び連結部8 有する
トレーラ1 と、鉄道台車側ガイド18及び連結部8 を有す
る鉄道台車4 とを前後移動により近づけガイドの相互の
案内により双方の連結部を一致させ連結して列車に編成
するシステムのオン・レール・トレーラ用電空接続装置
において、互いに突き合わせることにより接続状態とな
る電空接続装置50の一方51を鉄道台車側ガイドに設け他
方52をトレーラ側ガイド20に設けた。電空接続装置の一
方を揺動機構介して鉄道台車側ガイド内に支持し、トレ
ーラ側の他方を固定取付けとした。電空接続装置の一方
にガイドピンを突設し、他方にガイド受けを設けた。揺
動機構が、鉄道台車側のガイド内壁と電空接続装置との
間に設けた弾性部材によって電空接続装置を支持した。
トレーラ側にカバー部材とこれを開閉する動作部材を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オン・レール・ト
レーラシステムにおける列車編成時に各鉄道台車を通っ
て引き通す電線及び空気管を鉄道台車とトレーラの間で
接続する電空接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、オン・レール・トレーラシステム
が提案され実用段階に近づいている。これは貨物の輸送
のために自動車輸送と鉄道輸送とを組み合わせたもの
で、トラクターに連結して使用されている路面走行用の
トレーラを鉄道台車を使用し列車に編成し機関車により
レール上を移動できるようにして、自動車輸送と鉄道輸
送のモード変換をより適切に行うようにしたものであ
る。
【0003】その概要は、列車の発着駅をターミナルと
し、そのターミナルにおいてトレーラを、オン・レール
・モードつまり鉄道モードと、オン・ロード・モードつ
まり路面モードとに切り換えることができるようにして
ある。トレーラはトラクターに牽引されて路面を走行す
るものであるから、トレーラにオン・レール・モード用
の装備が設けられ、鉄道台車側にこれに対応した装備が
設けられる。図7は先に提案されたオン・レール・トレ
ーラシステムに使用されるオン・ロード・モードのトレ
ーラ1を示し、同図において、2はトラクターであり、
トレーラ1を連結部3で連結している。図8はトレーラ
1(前部と後部のフレーム部より下方の概略を示し貨物
室は省略)を鉄道台車4、5を用いて連結し、列車に編
成してオン・レール・モードとしたものを示し、トレー
ラ1のフレーム6前部(図の右側)と鉄道台車4のアダ
プタフレーム7aとを連結部8で連結し、トレーラ1の
フレーム6後部(図の左側)と鉄道台車5のアダプタフ
レーム7bとを連結部9で連結し、1台のトレーラ1の
前部及び後部で別に4組の電空接続装置10が接続状態
となっている。
【0004】図7において、前記トレーラ1とトラクタ
ー2は、セミトレーラ方式のものであり、その連結部3
が、トレーラ1側に設けてあるキングピン11とトラク
ター2側に設けてあるカプラ(第五輪)12とで構成さ
れている。また、図8に見られるように、鉄道台車4と
トレーラ1前部との連結部8は、トレーラフレーム6前
部側に別に設けてある台車結合用キングピン13と鉄道
台車4のアダプタフレーム7aに設けてあるカプラ14
とで構成され、鉄道台車5とトレーラ1後部との連結部
9は、トレーラフレーム6後部側に別に設けてある台車
結合用キングピン15と鉄道台車5のアダプタフレーム
7bに設けてあるカプラ16とで構成されている。各鉄
道台車4、5は同じ構成のものでアダプタフレーム7
a、7bを設けてあり、アダプタフレーム7a、7bは
各々が台車の牽引装置の中心ピン17の廻りに個別に所
定角度範囲内で回動可能になっている。また、アダプタ
フレーム7a、7bの夫々のカプラ14、16よりも端
側に突出したガイド18、19が連結操作のために設け
てあり、これに対応するガイド20、21がトレーラフ
レーム6の前部と後部に固定して設けてある。このガイ
ドは台車とトレーラとを近づけていくことによって相互
に案内しあって対応するキングピン13とカプラ14、
キングピン15とカプラ16を連結位置に案内するもの
である。前述したカプラ14、16を有するアダプタフ
レーム7a、7bを備えた鉄道台車4、5等をダブルキ
ングピン方式オン・レール・トレーラ台車と称してい
る。このような鉄道台車とトレーラとが連結状態になる
とき、電空接続装置10も相互の接近により接続状態と
なる。
【0005】この従来の電空接続装置10は、略同じ構
成の電空接続部10a、10bを突き合わせて接続する
ようになっており、その一組の片側の電空接続部10a
を図9を用いて説明する。同図に示すように、電空接続
部10aは接続端部22と、これに続く電線部分(図示
省略)を支持した電線支持管23及び空気配管24と、
接続端部22の接続面25の外縁部から前側にハの字型
に拡がるガイド羽根26、27と、接続端部22を前方
へ付勢しているばね28と、これら全体を揺動可能に球
面軸受29及びバランスダンパー30を介して支持して
いる支持部31と、使用しないときに揺動を拘束する掛
け金32とで構成されている。掛け金32は、図10
(a)に示すように、下端を支持部31に係合させた状
態では作用しないが、図10(b)に示すように、下端
を接続端部22に係合させた状態ではその接続端部22
の揺動を拘束する。片側の電空接続部10aの接続面2
5には、図9(b)、(c)に示すように、電線のピン
コネクタのピン側が突出し、空気管接続部のパッキン3
3が突出し、位置決め用のピン34が突出し、ピン孔3
5が開口している。これ等に対応して他の片側の電空接
続部10bの接続面25には図示を省略するが突き合わ
されたときに接続状態となるように、夫々に対向する位
置に、ピンコネクタのピン孔、空気管接続部、位置決め
用ピン及びピン孔を設けてある。この接続面25には着
脱可能な保護カバー25aを設けてあり、これは連結前
に取り外され、切り離し後に装着され、いずれも手作業
で行われるものある。一つの連結部8又は9を介して連
結される鉄道台車4とトレーラ1との間には2組の電空
接続装置10が図8に示すように両側に設けられ、各組
の組合せられる一方の電空接続部10aは鉄道台車4側
に、他方の電空接続部10bはトレーラ1側に、夫々連
結部8又は9の略側方下側に設置されている。
【0006】鉄道台車4とトレーラ1とが連結されると
きに電空接続部10a、10bの接続面25が互いに向
き合って接近し、図11(a)に示すように、互いの軸
線36、37の位置に軸線に直角な方向のずれeがあっ
たとしても接近することによりガイド羽根26、27が
作用しあって、図11(b)に示すように、球面軸受2
9を中心に変位して軸線位置を一致させて突き合わされ
た接続状態となる。
【0007】オン・レール・トレーラシステムに用いる
鉄道台車としては、前記とは別に油圧駆動ピン方式オン
・レール・トレーラ台車と称するものがある。これは図
12に示すように、アダプタフレーム及び連結部が上記
したものと少し異なる。すなわち、連結部は台車4aの
アダプタフレーム側から油圧駆動されて上向きに突出す
る連結ピン38をトレーラ1a、1b側に設けた連結ピ
ン保持装置39が保持する構成である。しかし、いずれ
にしても連結操作のために鉄道台車のアダプタフレーム
にガイド40、41が設けられ、そのガイドに対応して
トラクター側にガイド42、43が設けられていて、オ
ン・レールモードにするために鉄道台車4aとトレーラ
1a、1bとを連結するとき、双方を相対的に接近させ
る操作により、ガイド部で相互に案内させ、連結ピン3
8と連結ピン保持装置39とを一致させて連結状態に至
る点は同じである。従って、電空接続装置としては前記
ガイド羽根26、27を有するもの10が使用可能であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の電空接続装
置10は、トレーラ側においては連結部8、9の両側の
トレーラ1のフレーム6の下側に設ける構成であるた
め、トラクター・トレーラ(オン・ロード・モード)走
行時に、トレーラの最低車高が低くなり、電空接続部1
0bが地面に衝突する恐れのある問題があった。また、
電空接続装置10は、連結の際の位置合わせのため、切
り離し状態にある夫々の側に揺動機構(球面軸受29及
びガスダンパー30等)を設けてある。この揺動機構
は、トラクター・トレーラ走行時には電空接続装置10
bが使用されないものであるから、揺動を係止すること
が望まれ、このために掛け金32を設けることが必要で
あった。この掛け金32による揺動係止及び開放手段
は、個々の電空接続部10b毎に手作業による操作を必
要とする。また、接続面25の保護カバー25aの着脱
も手作業である。これらの人手による作業を必要とする
ことは作業能率が低くなる点で問題があった。また、例
えば、鉄道台車4とトレーラ1とを接近させて連結する
際に、ガイド18、20がすれちがって連結されない状
態となった時に電空接続装置10のガイド羽根26、2
7が係合する可能性があり、そのまま連結操作を続ける
と、電空接続装置10が揺動範囲以上に変位せしめられ
て揺動機構やコネクタピン等を破損する恐れのある問題
があった。本発明は、これらの問題があることから、電
空接続装置のより良い設置位置を決定し、耐久性の向上
及び人手による作業の低減を図ることができるオン・レ
ール・トレーラ用電空接続装置を提供しようとするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は、トレー
ラ側ガイド及び連結部を有するトレーラと、鉄道台車側
ガイド及び連結部を有する鉄道台車とを前後方向移動に
より近づけ夫々の前記ガイドの相互の案内により双方の
前記連結部を一致させ連結して列車に編成するオン・レ
ール・トレーラシステムのオン・レール・トレーラ用電
空接続装置において、互いに突き合わせることにより接
続状態となる電空接続装置の一方を前記鉄道台車側ガイ
ドに設け前記電空接続装置の他方を前記トレーラ側ガイ
ドに設けたことを特徴とする。
【0010】この手段は、電空接続装置をトレーラと鉄
道台車の連結の際に使用されるガイドに設けたから、ガ
イドが連結部に近い高さ位置にあり、オン・ロード・モ
ードでも地面から十分に離れた高い位置にあり、地面と
の衝突を回避できる。また、ガイドに設けた電空接続装
置は、トレーラと鉄道台車の連結の際に双方のガイドが
相互に案内作用するときのみ接続するようになり、ガイ
ドが相互に案内作用しない時、すなわち、互いのガイド
の中心が大きく外れてすれ違うような時は対向状態には
ならないから、無理やりに接続操作されることはない。
【0011】前記手段において、前記鉄道台車側ガイド
に設けた電空接続装置の一方を揺動機構を介して鉄道台
車側ガイド内に支持し、前記トレーラ側ガイドに設けた
電空接続装置の他方を固定取付けとするのがよい。
【0012】この場合、トレーラ側ガイドは固定取付け
であり、そのガイドに設けられている電空接続装置の片
側が固定取付けであるから、トレーラと共に移動する電
空接続装置は固定状態であり、オン・ロード・モードに
変換する際に格別に固定するための操作を必要としな
い。また、その電空接続装置の片側はオン・ロード・モ
ードにおいて単独では揺動しないから他の部分との衝突
の恐れがなく、損傷を受けにくい。なお、鉄道台車側の
電空接続装置は鉄道台車側ガイドに揺動機構を介して支
持されているから、接続時に相手の固定取付け側に従動
して接続状態となる。
【0013】更に、接続される前記電空接続装置の一方
にガイドピンを突設し、他方に前記ガイドピンに対応す
るガイド受けを設けたものとするのがよい。
【0014】電空接続装置が突き合わせ接続される直前
においては、トレーラ側ガイドと鉄道台車側ガイドとが
案内しあっている状態であるが、双方のガイドの嵌合の
わずかな余裕により軸線が一致するまでには至っていな
いで斜めに交差していることがあり得る。そのままで突
き合わせ接続が行われると、最後に軸線が一致するよう
になるとしても、例えば、電線の接続部が普通によく用
いられるピンコネクタの場合、ピンは突出した状態にあ
るから先にその相手のピン孔に入ることになり、無理な
押し込み状態が生じてコネクタが早く摩耗しあるいは損
傷し易い。このような事態に対し、ピンコネクタが接続
し始める前に、ガイドピンとガイド受けが嵌合すること
によりガイド作用し、鉄道台車側のガイドに設けられて
いる電空接続装置の揺動機構が電空接続装置の従動を許
容し、ガイドピンとガイド受けの双方の軸線が交差して
いる状態にあったとしても一致するようになり、その後
にピンコネクタが接続するから、無理なく接続状態とな
る。
【0015】また、前記揺動機構が、前記鉄道台車側の
ガイド内壁と前記電空接続装置との間に設けられた弾性
部材によって電空接続装置を付勢し上下及び左右方向の
所定中心位置に支持した構成であるものとするのがよ
い。
【0016】鉄道台車側の電空接続装置をガイド内に弾
性部材で支持したので、相手のトレーラ側の電空接続装
置の若干の変位(ガイドピンとガイド受けとが嵌合可能
な程度の変位)に対し容易に対応できる。
【0017】前記手段において、前記トレーラ側ガイド
と鉄道台車側ガイドとの少なくともトレーラ側ガイド
に、電空接続装置の接続面を包囲するカバー部材を設
け、このカバー部材に連結され相対する電空接続装置と
の接続時に相手側に当接し後退せしめられ切り離し時に
前進せしめられてカバー部材を開閉するカバー動作部材
を設けたものとするのがよい。
【0018】カバー部材を設けたので、電空接続装置の
接続面の風雪や粉塵等による悪影響を回避できる。カバ
ー動作部材は鉄道台車とトレーラとを接近させて連結す
る連結操作により自動的に後退してカバー部材を開放さ
せ、互いに離れる切り離し操作により自動的に前進して
カバー部材を閉じさせる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に図1
〜図6を用いて説明する。この実施形態は前述のダブル
・キングピン方式のオン・レール・トレーラ台車(鉄道
台車)4、5とトレーラ1との連結部8、9における連
結の際に電空接続を行うものである。図1における幾つ
かの電空接続装置50は同じ構成であり、いずれも互い
に突き合わせることによって接続される第1接続部51
及び第2接続部52からなり、第1接続部51が鉄道台
車4側のガイド18、19に夫々設けられ、第2接続部
52がトレーラ1側のガイド20、21に夫々設けられ
ている。第1接続部51及び第2接続部52を説明する
前に、鉄道台車4とトレーラ1の概略について説明す
る。
【0020】鉄道台車4、5は、同じ構造のもので先に
図8に示した鉄道台車4、5と同じであり、図1に概略
の構成を示すように、車軸53に支持した4個の鉄道車
輪54と、車軸間に跨がって設けた台車枠55と、台車
枠55に支持したアダプタフレーム7a、7b等からな
る。アダプタフレーム7a、7bは、夫々一端を台車の
中心部に中心ピン17によって支持され、前後方向に夫
々逆向きに伸延し、伸延端側が左右に所定の角度範囲内
で揺動可能である。一方のアダプタフレーム7aの伸延
端部には、後述するトレーラ1のフレーム6の前部に設
けてある鉄道台車結合用キングピン13を保持してトレ
ーラ1と連結状態となるカプラ14を有し、そのカプラ
14の更に先端側にガイド18を有している。また、反
対側のアダプタフレーム7bの伸延端にも、前記と同様
に、後述するトレーラ1のフレーム6の後部に設けてあ
る鉄道台車結合用キングピン13を保持してトレーラ1
と連結状態となるカプラ14を有し、そのカプラ14の
更に先端側にガイド19を有している。鉄道台車側ガイ
ド18、19は、図に見られるように、厚さと幅のある
偏平な凸形のもので内部が空洞であり、図8に示したも
のと同じである。
【0021】トレーラ1は、図1には貨物室を省略し、
フレーム6の中間部を省略して前部と後部のみを示して
あるが、先に図7、図8に示したトレーラ(電空接続部
10bを除く)1と同じである。トレーラ1のフレーム
6は、前側の先端近くの下面に鉄道台車結合用キングピ
ン15を有し、更に前方のフレーム延長部分にトラクタ
ー連結用キングピン11(図7を参照、図1には現れな
い)を有し、後端部に鉄道台車結合用キングピン15を
有している。そして、前側の鉄道台車結合用キングピン
15の少し後方位置に前記鉄道台車側の凸形ガイド18
に対応する凹形のガイド20を有している。また、後側
の鉄道台車結合用キングピン15の少し前方位置に前記
鉄道台車の凸形ガイド19に対応する凹形のガイド21
を有している。凹形のガイド20、21は、凸形のガイ
ド18、19が夫々丁度嵌入する凹所として形成されて
いるものであるが、下面が開放されている。これは凹形
ガイド20、21を固定してあるトレーラフレーム6の
部分が鉄道台車側のカプラ上に載せられた状態で連結の
ための移動が行われるから、相互に案内し合うガイド1
8と20、19と21の上下関係はカプラ上面とキング
ピンの突出している面との接触で決まり、従って凹形ガ
イド20、21は下方に開放されていても支障はないの
である。
【0022】鉄道台車側ガイド18、19は、同じ構成
であるのでその一方18について説明すると、図2、図
3、図4、図5(b)に見られるように、上面壁56、
下面壁57、両側面壁58、後面壁59からなり、先端
側が開放された偏平な箱状に形成され、上面壁56及び
下面壁57の両側縁部が両側面壁58よりも外方に突出
して左右方向の直接の案内部を形成している。その案内
部は両側で平行な直線縁60、61と先端部で面取り状
に形成された斜縁62、63とからなる。また、トレー
ラ側ガイド20、21は、これも同じ構成であるのでそ
の一方20について説明すると、図2、図3、図4、図
5(a)に見られるように、上面壁64、両側面壁6
5、これ等に続いて先端開口側へ拡大した上斜面壁6
6、両横斜面壁67、後面壁68からなり、図2に見ら
れるように、鉄道台車4側ガイド18が丁度嵌入する凹
所状に形成されている。鉄道台車側ガイド18、19内
に夫々第1接続部51が設けられ、トレーラ側ガイド2
0、21内に夫々第2接続部52が設けられている。
【0023】第1接続部51は、図6によく現れている
ように、接続面69を形成する端面板70、端面板70
の背面中央部を覆うように結合したコネクタケース7
1、そのコネクタケース側から端面板70を貫通して前
面に突出した12本のコネクタピン72、端面板70の
背面のコネクタケース71の両外側位置に夫々空気ホー
ス73を結合され端面板70の前面に開口した2個の空
気通路74、更にその両外側位置に端面板70から前面
に突出した2本のガイドピン75からなる。図中、76
は空気通路74の開口部に設けたパッキンで、接続時に
気密作用する。
【0024】第1接続部51は、図4、図5(b)に示
すように、端面板70の横方向両端部の背面に設けたば
ね支持部77の各々に、夫々の側に対応するガイド18
の両側面壁58に向かうコイルばね78を支持させてそ
のコイルばね78の先端に支持した鋼球79を側面壁5
8の内面に当接させ、また、下面壁57に向かう各2個
のコイルばね80を支持させてそのコイルばね80の先
端に支持した鋼球81を下面壁57の内面に当接させて
ある。また、図4、図5(a)に示すように、前記ばね
支持部77の各々と、台車側ガイド18の上面壁56に
取り付けた2個のブラケット82との間に夫々前後方向
のコイルばね83を介在させると共にコイルばね83の
位置を保持するようにばね内孔に挿通したボルト84を
設け、ボルト84はブラケット82又はばね支持部77
に対して摺動自在とし、抜け止め状態とされている。こ
の構成により端面板70とこれに連なるコネクタケース
71等が前記コイルばね78、80、83によって付勢
され、ガイド18内の所定の中心位置に弾性的に支持さ
れている。従って、端面板70に外力が作用したとき、
端面板70は上下左右方向及び後方へ弾性的に変位可能
である。
【0025】第2接続部52は、図6に示すように、第
1接続部51の接続面69に対応した接続面89を形成
する端面板90、端面板90の背面中央部を覆うように
結合したコネクタケース91、そのコネクタケース側か
ら端面板を貫通して前面に露出した12個のコネクタピ
ン受け92、端面板90の背面のコネクタケース91の
両外側位置に夫々空気ホース93を結合され端面板90
の前面に開口した2個の空気通路94、更にその両外側
位置に端面板90に穿設された前記ガイドピン75に対
応する2個の円孔に形成されたガイド受け95からな
る。第2接続部52は、トレーラ側ガイド20の後面壁
68に取付け穴を設けて固定してあり、その位置はガイ
ド18、20が互いに案内し合って双方の連結部が一致
したときに第1接続部51と接続状態となり、第1接続
部51のコイルばね83が所定量圧縮されている状態と
なる位置である。この第2接続部52には、端面板90
の前面を覆うように保護用カバー部材96を設けてあ
り、カバー部材96は第1、第2接続部51、52が接
続していないとき閉じ、接続時に開くように動作部材9
7を設けてある。
【0026】カバー部材96は両側から後方へ伸延する
アーム98を有し、そのアーム98の後端を端面板90
に形成した支持部99に軸支持され、端面板90の前面
を閉じる閉位置と、前面から退避した開位置とに回動可
能である。動作部材97は、図2、図3、図5(a)に
見られるように、細長い板にL字形の孔100を穿設し
たものを前後方向に摺動自在に端面板90の側方に支持
すると共に前方へばね101により付勢し、前記アーム
98と一体に形成した制御アーム102に前記L字形の
孔100に進入したピン103を設けた構成である。前
記後面壁68には、図示を省略するが、これらカバー部
材96、動作部材97、ばね101等の設置や動作が可
能なように切り欠き部104を形成してある。図中、1
05は動作部材97の先端に設けた被押圧部であり、1
06は第1接続部51に設けてある当て座で接続時に被
押圧部105に対向しそれを押圧する。この押圧によっ
て動作部材97はばね101に抗して後退し、その後退
動作によりL字形の孔100の内縁がピン103を介し
て制御アーム102を約90°回動させ、共にアーム9
8が回動するから、カバー部材96が開く(図2参
照)。第1、第2接続部51、52が接続状態から切り
離されると、ばね101の復帰作用により前記と逆の動
作でカバー部材96が閉じる(図3参照)。
【0027】このように構成されたオン・レール・トレ
ーラ用電空接続装置50は、レール上に在る鉄道台車4
にトレーラ1を連結し、そのトレーラ1に別の鉄道台車
5を連結する手順で順次適当数のトレーラと台車を交互
に連結して列車に編成すると、各連結部8、9で連結が
行われるとき同時に第1接続部51と第2接続部52と
が自動的に連結される。図1、図2はその連結状態を示
す。第1接続部51と第2接続部52の連結前の状態は
図3に示すように、カバー部材96が第2接続部52の
端面板90を覆い、動作部材97がばね101により前
方へ突出している。連結のために鉄道台車4とトレーラ
1とが更に接近させられると、図4に示すように、ガイ
ド18とガイド20とが相互に案内し合って双方のガイ
ド18、20の中心軸線が略一致し、動作部材97の先
端の被押圧部105と当て座106とが当接するするよ
うになり、更に接近させられると、動作部材97が後退
させられ、これによってカバー部材96が回動して第2
接続部52の接続面89である端面板90の前面が開放
される。そして更に接近させられると、ガイドピン75
がガイド受け95に進入してガイド状態になる。このガ
イド状態は第1接続部51と第2接続部52の双方の中
心軸線を一致させることである。仮に、ガイド18と2
0が、ガイド間のわずかな隙間により双方の中心軸線が
一致していない状態であったとしても、前記ガイド状態
となることにより第1接続部51側がコイルばね78、
80による弾性力に抗し、凸形ガイド18に対し相対変
位して第1、第2接続部51、52の中心軸線が互いに
一致するようになる。このガイド状態では第1、第2接
続部51、52の接続が無理なく行われる。すなわち、
コネクタピン72がコネクタピン受け92に支障無く進
入する。そのガイド状態で接続面69、89が互いに突
き合わされるようになると、コイルばね83が圧縮され
るようになり所定量圧縮された段階で、連結部8のキン
グピン13とカプラ14が連結状態となって互いに接近
する連結動作が止まり、電空接続装置50も第1接続部
51と第2接続部52とが接続状態となる。この接続状
態は、前述したようにコイルばね83が圧縮された状態
であるから、接続面69と89が押し合っている状態で
ある。これによって、空気通路74と94の接続状態が
保持される。
【0028】電空接続装置50の切り離しは、鉄道台車
とトレーラとを連結部8、9で切り離すことにより自動
的に切り離される。その切り離しは、前記接続の場合と
略逆の過程をたどる。すなわち、例えば、連結部8のキ
ングピンの保持が外されて鉄道台車4とトレーラ1とが
引き離されると、図2の状態からトレーラ側ガイド20
と台車側ガイド18とが外れていき、この時先ずコイル
ばね83が復帰し、続いて接続面69と89とが離れ、
これによって空気通路74と94が切り離され、コネク
タピン72とコネクタ受け92が外れ、ガイド状態にあ
ったガイドピン75とガイド受け95の嵌合が外れ、こ
の間、接続面69、89が離れるに従って動作部材97
がばね101の作用で復帰動作しており、この復帰動作
によりカバー部材96が回動し、接続面69、89が所
定距離離れた段階で接続面89を覆う図4に示す状態と
なり、電空接続装置50の切り離しが終わり、そして図
3の状態を経て連結部8の切り離しも終わる。
【0029】上記実施形態は、ダブル・キングピン方式
のオン・レール・トレーラ台車とトレーラとの連結部の
ガイドに電空接続装置50を設けたものであるが、図1
2を用いて説明した油圧駆動ピン方式オン・レール・ト
レーラ台車とトレーラとの連結部のガイドに対しても電
空接続装置50を略同様に設けることが可能である。す
なわち、図12における、台車側ガイド40、41の夫
々に第1接続部51を設け、トラクター側ガイド42、
43に第2ガイド52を設ければよい。
【0030】上記実施形態においては、カバー部材96
を一方の第2接続部52に設けた構成を示したが、他方
の第1接続部51にも設けてもよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、電空接続装置を
トレーラと鉄道台車の連結用ガイドに設けたから、ガイ
ドが連結部に近い高さ位置にあり、オン・ロード・モー
ドでも地面と衝突する恐れがなく、損傷しにくく、耐久
性が向上するという効果を奏する。また、ガイドに設け
た電空接続装置は、トレーラと鉄道台車が連結状態とな
るときのみ接続し、無理やりに接続操作されることがな
く、この点でも耐久性が向上するという効果を奏する。
請求項2記載の発明は、トレーラ側ガイドは固定取付け
であり、そのガイドに設けられている電空接続装置の片
側も固定取付けであるため、オン・ロード・モードに変
換する際に格別に固定するための操作を必要としない点
でその分の手間が省けるから、作業能率が向上し、固定
取付けである点で耐久性に優れるという効果を奏する。
請求項3記載の発明は、ガイドピンとガイド受けとが嵌
合する前に、ガイドピンとガイド受けの双方の軸線が交
差している状態にあったとしても確実に一致するように
なり、その後に電空接続が行われるから、無理なく確実
な接続状態となる効果を奏する。請求項4記載の発明
は、鉄道台車側の電空接続装置をガイド内に弾性部材で
支持したので、揺動機構を外界から保護された小型に形
成できる効果を奏する。請求項5記載の発明は、カバー
部材を設けたので、電空接続装置の接続面の風雪や粉塵
等による悪影響を回避でき、カバー部材を鉄道台車とト
レーラとを連結及び切り離す操作により自動的に開閉動
作するものとすることができるから、手作業を省略でき
て、作業の率が向上する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を含む鉄道台車及びトレーラ
の連結状態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図で
ある。
【図2】図1(b)のC部の詳細を示す拡大部分断面図
である。
【図3】図1(b)のC部の図2とは異なる切り離し状
態を示す拡大部分断面図である。
【図4】図3に略対応し図3の状態よりも第1接続部と
第2接続部とがより接近した状態の部分横断平面図であ
る。
【図5】(a)は図3のA−A断面図、(b)は図3の
B−B断面図である。
【図6】同実施形態の第1接続部及び第2接続部の向き
合った切り離し状態を示す部分拡大横断平面図である。
【図7】従来の電空接続装置を備えたトレーラのトラク
ター連結状態を示す正面図である。
【図8】従来の電空接続装置を含む鉄道台車及びトレー
ラの連結状態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図
である。
【図9】同従来の電空接続装置の片側の電空接続部を示
し、(a)は平面図、(b)は部分縦断正面図、(c)
は左側面図である。
【図10】同従来の電空接続装置の片側の電空接続部を
示し、(a)は掛け金を使用していない状態を示す正面
図、(b)は掛け金を使用している状態を示す正面図で
ある。
【図11】同従来の電空接続装置の接続動作の説明図
で、(a)は接続前の状態を示す正面図、(b)は接続
状態を示す正面図である。
【図12】図8の鉄道台車及びトレーラとは連結部が異
なる構成の鉄道台車及びトレーラの概略正面図である。
【符号の説明】
1 トレーラ 2 トラクター 4 鉄道台車 5 鉄道台車 6 トレーラのフレーム 7a アダプタフレーム 7b アダプタフレーム 8 連結部 9 連結部 13 キングピン 14 カプラ 15 キングピン 16 カプラ 18 ガイド(凸) 19 ガイド(凸) 20 ガイド(凹) 21 ガイド(凹) 50 電空接続装置 51 第1接続部 52 第2接続部 69 接続面 72 コネクタピン 74 空気通路 75 ガイドピン 78 コイルばね 80 コイルばね 83 コイルばね 89 接続面 92 コネクタピン受け 94 空気通路 95 ガイドピン受け 96 カバー部材 97 動作部材 100 孔(L字形の) 101 ばね 102 制御アーム 103 ピン 105 被押圧部 106 当て座

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレーラ側ガイド及び連結部を有するト
    レーラと、鉄道台車側ガイド及び連結部を有する鉄道台
    車とを前後方向移動により近づけ夫々の前記ガイドの相
    互の案内により双方の前記連結部を一致させ連結して列
    車に編成するオン・レール・トレーラシステムのオン・
    レール・トレーラ用電空接続装置において、互いに突き
    合わせることにより接続状態となる電空接続装置の一方
    を前記鉄道台車側ガイドに設け前記電空接続装置の他方
    を前記トレーラ側ガイドに設けたことを特徴とするオン
    ・レール・トレーラ用電空接続装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオン・レール・トレー
    ラ用電空接続装置において、前記鉄道台車側ガイドに設
    けた電空接続装置の一方を揺動機構介して鉄道台車側ガ
    イド内に支持し、前記トレーラ側ガイドに設けた電空接
    続装置の他方を固定取付けとしたことを特徴とするオン
    ・レール・トレーラ用電空接続装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のオン・レール・トレー
    ラ用電空接続装置において、接続される前記電空接続装
    置の一方にガイドピンを突設し、他方に前記ガイドピン
    に対応するガイド受けを設けたことを特徴とするオン・
    レール・トレーラ用電空接続装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のオン・レール・トレー
    ラ用電空接続装置において、前記揺動機構が、前記鉄道
    台車側のガイド内壁と前記電空接続装置との間に設けら
    れた弾性部材によって電空接続装置を付勢し上下及び左
    右方向の所定中心位置に支持した構成であることを特徴
    とするオン・レール・トレーラ用電空接続装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のオン・レール・トレー
    ラ用電空接続装置において、前記トレーラ側ガイドと鉄
    道台車側ガイドとの少なくともトレーラ側ガイドに、電
    空接続装置の接続面を包囲するカバー部材を設け、この
    カバー部材に連結され相対する電空接続装置との接続時
    に相手側に当接し後退せしめられ切り離し時に前進せし
    められてカバー部材を開閉するカバー動作部材を設けた
    ことを特徴とするオン・レール・トレーラ用電空接続装
    置。
JP7239186A 1995-08-23 1995-08-23 オン・レール・トレーラ用電空接続装置 Withdrawn JPH0958536A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100547191B1 (ko) * 1998-08-28 2006-01-26 보이트 투르보 샤르펜베르크 게엠베하 운트 코. 카게 궤도차량용 전기 케이블 커플링
JP2006525177A (ja) * 2003-04-29 2006-11-09 アール アンド ディー インダストリーズ 電気駆動自律走行車

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