JPH095421A - 現地調査データ収集装置 - Google Patents
現地調査データ収集装置Info
- Publication number
- JPH095421A JPH095421A JP15172695A JP15172695A JPH095421A JP H095421 A JPH095421 A JP H095421A JP 15172695 A JP15172695 A JP 15172695A JP 15172695 A JP15172695 A JP 15172695A JP H095421 A JPH095421 A JP H095421A
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- Japan
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- input
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 調査現場の位置を間違いなく特定して現地調
査を行なうことができる現地調査データ収集装置を提供
する。 【構成】 携帯型文章作成装置にGPS測位手段を付加
し、GPS測位手段で測定した測位データを調査現場の
位置データとして取込み、その位置データと共に、他に
用意した調査項目を表示器に表示させ、その調査項目に
従って調査データを入力することにより、目的とするデ
ータを収集することができる現地調査データ収集装置。
査を行なうことができる現地調査データ収集装置を提供
する。 【構成】 携帯型文章作成装置にGPS測位手段を付加
し、GPS測位手段で測定した測位データを調査現場の
位置データとして取込み、その位置データと共に、他に
用意した調査項目を表示器に表示させ、その調査項目に
従って調査データを入力することにより、目的とするデ
ータを収集することができる現地調査データ収集装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば土木関係の分野
で行なわれる現地調査の際に利用して好適な現地調査デ
ータ収集装置に関する。
で行なわれる現地調査の際に利用して好適な現地調査デ
ータ収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば崖崩れ等が予想される急傾斜地等
を巡回し、その地形、地質、亀裂の有無、水の有無等の
データを収集する現地調査を行なう場合、従来は図4に
示すように予め地図上で調査が必要な場所に番号を割当
て、その番号に従って調査位置を特定し、データを収集
している。
を巡回し、その地形、地質、亀裂の有無、水の有無等の
データを収集する現地調査を行なう場合、従来は図4に
示すように予め地図上で調査が必要な場所に番号を割当
て、その番号に従って調査位置を特定し、データを収集
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】調査すべき場所に番号
を割り付けたとしても、現地で番号と場所との対応付け
は、地図と人の勘にたよって決められている。従って場
所に割り当た番号と、場所との対応関係が間違ったま
ま、現地調査を行なってしまうおそれがある。場所を間
違えて収集したデータは無駄になり、再度現地で再調査
を行なわなければならない。従って時間と多くの労力が
無駄になる不都合が生じる。
を割り付けたとしても、現地で番号と場所との対応付け
は、地図と人の勘にたよって決められている。従って場
所に割り当た番号と、場所との対応関係が間違ったま
ま、現地調査を行なってしまうおそれがある。場所を間
違えて収集したデータは無駄になり、再度現地で再調査
を行なわなければならない。従って時間と多くの労力が
無駄になる不都合が生じる。
【0004】また、従来は調査した各種のデータは現地
で手書によって項目別に用紙に書き込み、その用紙に書
き込んだデータを事務所等に持ち帰り、そのデータをコ
ンピュータによって管理されたデータベースに入力し、
爾後の管理を自動化する等の手法が採られている。従っ
て現地調査の他に、データベースへの入力作業が加わる
ため、データ管理に要する作業量が多大になる不都合が
ある。特に多くの現地調査を行なった場合には、多くの
人手と時間を要し、大変な作業が強いられる。
で手書によって項目別に用紙に書き込み、その用紙に書
き込んだデータを事務所等に持ち帰り、そのデータをコ
ンピュータによって管理されたデータベースに入力し、
爾後の管理を自動化する等の手法が採られている。従っ
て現地調査の他に、データベースへの入力作業が加わる
ため、データ管理に要する作業量が多大になる不都合が
ある。特に多くの現地調査を行なった場合には、多くの
人手と時間を要し、大変な作業が強いられる。
【0005】この発明の目的は、調査場所を間違えるこ
とがなく、然も現地調査の段階でデータを電子データ化
して記憶させることができる現地調査データ収集装置を
提供しようとするものである。
とがなく、然も現地調査の段階でデータを電子データ化
して記憶させることができる現地調査データ収集装置を
提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では携帯型文章
作成装置に予め収集すべきデータの項目を用意し、この
項目に従ってデータを入力することにより、必要なデー
タを収集できるように構成すると共に、携帯型文章作成
装置にGPS測位手段を付設し、このGPS測位手段に
よって測定した測位データを収集すべきデータの項目の
一つとして入力し、記憶できるように構成したものであ
る。
作成装置に予め収集すべきデータの項目を用意し、この
項目に従ってデータを入力することにより、必要なデー
タを収集できるように構成すると共に、携帯型文章作成
装置にGPS測位手段を付設し、このGPS測位手段に
よって測定した測位データを収集すべきデータの項目の
一つとして入力し、記憶できるように構成したものであ
る。
【0007】従ってこの発明によれば収集したデータの
項目の一つにGPS測位手段で測定した測位データを付
加することができるから、その測位データによって現地
調査した場所を間違いなく特定することができる。従っ
て収集したデータが無駄になることはなく、再調査を要
する状況が発生することはない。また、現地調査の段階
で携帯型文章作成装置によってデータを入力するから、
データを電子化して収集することができる。従って事務
所等に持ち帰った際に、データベースには電気的な接続
でデータを転送することができる。よって改めてデータ
ベースにデータを入力する作業を行なう必要はなく、デ
ータ整理を簡素化することができる実益が得られる。
項目の一つにGPS測位手段で測定した測位データを付
加することができるから、その測位データによって現地
調査した場所を間違いなく特定することができる。従っ
て収集したデータが無駄になることはなく、再調査を要
する状況が発生することはない。また、現地調査の段階
で携帯型文章作成装置によってデータを入力するから、
データを電子化して収集することができる。従って事務
所等に持ち帰った際に、データベースには電気的な接続
でデータを転送することができる。よって改めてデータ
ベースにデータを入力する作業を行なう必要はなく、デ
ータ整理を簡素化することができる実益が得られる。
【0008】
【実施例】図1にこの発明の一実施例を示す。図中10
は携帯型文章作成装置を示す。この携帯型文章作成装置
10は例えば一般に電子手帳等と呼ばれている文章作成
装置を用いることができる。文章作成装置の内部構成と
しては、文章作成用のプログラムを格納したROM13
と、このROM13に格納した文章作成用プログラムを
所定の順序で実行し、制御する中央演算処理装置11
と、入力される文字データ等を記憶するRAM12と、
キィーボードから成る入力手段14と、入出力ポート1
6、入出力ポート16を介して接続された表示器17、
入出力ポート16に接続した例えばRS−232C規格
のデータ入出力端子18等によって構成することができ
る。
は携帯型文章作成装置を示す。この携帯型文章作成装置
10は例えば一般に電子手帳等と呼ばれている文章作成
装置を用いることができる。文章作成装置の内部構成と
しては、文章作成用のプログラムを格納したROM13
と、このROM13に格納した文章作成用プログラムを
所定の順序で実行し、制御する中央演算処理装置11
と、入力される文字データ等を記憶するRAM12と、
キィーボードから成る入力手段14と、入出力ポート1
6、入出力ポート16を介して接続された表示器17、
入出力ポート16に接続した例えばRS−232C規格
のデータ入出力端子18等によって構成することができ
る。
【0009】この実施例では、外部記憶手段15を装備
している電子手帳の場合を示す。この外部記憶手段15
は例えばICカードによって構成することができ、RA
M12に一時記憶した文章データをまとめて格納できる
外に、入力すべき各種のデータの項目を予め記憶させて
おき、調査開始と共に、このデータの項目を読み出して
表示器17に表示させ、入力すべきデータの種別を操作
者に表示することに利用することができる。
している電子手帳の場合を示す。この外部記憶手段15
は例えばICカードによって構成することができ、RA
M12に一時記憶した文章データをまとめて格納できる
外に、入力すべき各種のデータの項目を予め記憶させて
おき、調査開始と共に、このデータの項目を読み出して
表示器17に表示させ、入力すべきデータの種別を操作
者に表示することに利用することができる。
【0010】通常この携帯型文章作成装置は入力手段1
4から例えば電話番号とその所有者名、住所等のデータ
を入力し、そのデータをRAM12又は外部記憶装置1
5を構成するICカードに記憶させて利用する電話番号
帳、或は人名と、その人の勤務する会社名、電話番号等
を記憶させて名刺管理を行なう等に利用される。この発
明では、この携帯型文章作成装置10にGPS測位手段
20を付設し、このGPS測位手段20の電気出力信号
をデータ入出力端子18と入出力ポート16を介して取
込むことができるように構成する。GPS測位手段20
は一般に測位データを出力するGPS受信装置と地図情
報を具備した表示器との組合せで利用されるが、この発
明ではGPS測位手段20はGPS受信装置だけを用い
る。GPS受信装置としては例えばソニー株式会社殿が
製造し販売している商品名SONY IPS−5000
等を用いることができる。GPS測位手段20は現在位
置の緯度と経度をアスキーコード化された文字列信号で
出力する。この文字列信号を例えば入力手段14の予め
プログラムによって特定したキィーを操作することによ
りデータ入出力端子18を通じて取込むことができるよ
うに構成することができる。従って、このプログラム
と、特定したキィーと、データ入出力端子18とによっ
て位置データ取込手段を構成していることになる。
4から例えば電話番号とその所有者名、住所等のデータ
を入力し、そのデータをRAM12又は外部記憶装置1
5を構成するICカードに記憶させて利用する電話番号
帳、或は人名と、その人の勤務する会社名、電話番号等
を記憶させて名刺管理を行なう等に利用される。この発
明では、この携帯型文章作成装置10にGPS測位手段
20を付設し、このGPS測位手段20の電気出力信号
をデータ入出力端子18と入出力ポート16を介して取
込むことができるように構成する。GPS測位手段20
は一般に測位データを出力するGPS受信装置と地図情
報を具備した表示器との組合せで利用されるが、この発
明ではGPS測位手段20はGPS受信装置だけを用い
る。GPS受信装置としては例えばソニー株式会社殿が
製造し販売している商品名SONY IPS−5000
等を用いることができる。GPS測位手段20は現在位
置の緯度と経度をアスキーコード化された文字列信号で
出力する。この文字列信号を例えば入力手段14の予め
プログラムによって特定したキィーを操作することによ
りデータ入出力端子18を通じて取込むことができるよ
うに構成することができる。従って、このプログラム
と、特定したキィーと、データ入出力端子18とによっ
て位置データ取込手段を構成していることになる。
【0011】図2にこの発明による現地調査データ収集
装置の外観の一例を示す。図中10は電子手帳と呼ばれ
る携帯型文章作成装置を示す。この実施例では本体10
Aを覆うカバー10Bを開くと入力手段14が露出され
て、入力操作できる状態となる電子手帳を用いた場合を
示す。本体10Aに表示器17が装着され、文章が表示
される。本体10Aの上辺部にGPS測位手段20を装
着する。文章作成装置10とGPS測位手段20との間
はブラケット21で結合し、一体化し、片手で持運びを
可能としている。
装置の外観の一例を示す。図中10は電子手帳と呼ばれ
る携帯型文章作成装置を示す。この実施例では本体10
Aを覆うカバー10Bを開くと入力手段14が露出され
て、入力操作できる状態となる電子手帳を用いた場合を
示す。本体10Aに表示器17が装着され、文章が表示
される。本体10Aの上辺部にGPS測位手段20を装
着する。文章作成装置10とGPS測位手段20との間
はブラケット21で結合し、一体化し、片手で持運びを
可能としている。
【0012】図3にデータ収集順序の一例を示す。この
例では急傾斜地崩壊危険箇所調査システムとして動作さ
せる場合を示す。ステップS1 で表示器17に斜面番号
と表示され、斜面番号を入力することを促す。操作者は
予め地図上で定めた斜面番号を入力する。入力された斜
面番号はRAM12と外部記憶装置15に用意された斜
面番号記憶領域に記憶される。ステップS1 の入力が完
了すると測位データを取込むプログラムが起動され、表
示器17に例えば「GPSによる位置観測」と表示し、
GPS測位手段20から測位データを取込むことを促
す。操作者は予め約束したキィー、例えば文字「B」を
入力するためのキィーを操作する。このキィーを操作す
ることにより、中央演算処理装置11はデータ入出力端
子18を介してGPS測位手段20から、現在位置にお
ける緯度及び経度を表わす測位データを取込む。測位デ
ータは数値を表わす文字列で出力され、この文字列はR
AM12と外部記憶装置15に用意した測位データ記憶
領域に格納される。
例では急傾斜地崩壊危険箇所調査システムとして動作さ
せる場合を示す。ステップS1 で表示器17に斜面番号
と表示され、斜面番号を入力することを促す。操作者は
予め地図上で定めた斜面番号を入力する。入力された斜
面番号はRAM12と外部記憶装置15に用意された斜
面番号記憶領域に記憶される。ステップS1 の入力が完
了すると測位データを取込むプログラムが起動され、表
示器17に例えば「GPSによる位置観測」と表示し、
GPS測位手段20から測位データを取込むことを促
す。操作者は予め約束したキィー、例えば文字「B」を
入力するためのキィーを操作する。このキィーを操作す
ることにより、中央演算処理装置11はデータ入出力端
子18を介してGPS測位手段20から、現在位置にお
ける緯度及び経度を表わす測位データを取込む。測位デ
ータは数値を表わす文字列で出力され、この文字列はR
AM12と外部記憶装置15に用意した測位データ記憶
領域に格納される。
【0013】ステップS3 では表示器17に斜面区分と
表示され斜面区分を入力することを促す。この斜面区分
は予め表等によって区分した番号等を入力して終了す
る。以下ステップS4 では危険箇所の延長を入力、ステ
ップS5 では斜面勾配、ステップS6 では斜面の高さ、
ステップS7 では斜面方位、ステップS8 では斜面形
状、ステップS9 では横断形状、ステップS10では地表
の状況、ステップS11では表土の厚さ、ステップS12で
は地盤状況、ステップS13では岩盤の亀裂、ステップS
14では斜面と不連続面の関係、ステップS15では植生の
種類、ステップS16では樹木の樹齢、ステップS17では
伐採根の状況、ステップS18では湧水状況、S19では土
地利用状況、ステップS20で保全人家個数等を入力す
る。
表示され斜面区分を入力することを促す。この斜面区分
は予め表等によって区分した番号等を入力して終了す
る。以下ステップS4 では危険箇所の延長を入力、ステ
ップS5 では斜面勾配、ステップS6 では斜面の高さ、
ステップS7 では斜面方位、ステップS8 では斜面形
状、ステップS9 では横断形状、ステップS10では地表
の状況、ステップS11では表土の厚さ、ステップS12で
は地盤状況、ステップS13では岩盤の亀裂、ステップS
14では斜面と不連続面の関係、ステップS15では植生の
種類、ステップS16では樹木の樹齢、ステップS17では
伐採根の状況、ステップS18では湧水状況、S19では土
地利用状況、ステップS20で保全人家個数等を入力す
る。
【0014】尚、ステップS8 、S9 、S10、S12、S
14等において例えばステップS8 で斜面形状を入力する
場合、予め代表的な斜面形状に番号等を割当ておき、そ
の番号を入力する方法を採る。斜面形状と番号との対応
関係を知りたい場合は、例えば入力手段14に備えられ
ているヘルプキィーHLP(特に図示しない)を操作す
ることにより、ヘルプ表示状態に移り、表示器17に斜
面形状とそれぞれに割当た番号を表示し、操作者に知ら
せる。図3に示す30はそのヘルプ表示機能の部分を示
す。
14等において例えばステップS8 で斜面形状を入力する
場合、予め代表的な斜面形状に番号等を割当ておき、そ
の番号を入力する方法を採る。斜面形状と番号との対応
関係を知りたい場合は、例えば入力手段14に備えられ
ているヘルプキィーHLP(特に図示しない)を操作す
ることにより、ヘルプ表示状態に移り、表示器17に斜
面形状とそれぞれに割当た番号を表示し、操作者に知ら
せる。図3に示す30はそのヘルプ表示機能の部分を示
す。
【0015】ステップS21で入力したデータの一覧表を
表示し、抜けているデータがあるか否かを判断させ、全
てのデータを入力したことを確認して終了する。抜けた
データが有った場合は、キィーCを操作することによ
り、その抜けたデータの入力待の状態となり、そのデー
タを入力することが促される。抜けたデータが存在しな
ければ、キィーYを操作し、データの収集を終了する。
表示し、抜けているデータがあるか否かを判断させ、全
てのデータを入力したことを確認して終了する。抜けた
データが有った場合は、キィーCを操作することによ
り、その抜けたデータの入力待の状態となり、そのデー
タを入力することが促される。抜けたデータが存在しな
ければ、キィーYを操作し、データの収集を終了する。
【0016】上述したように現地で収集したデータは事
務所等に持ち帰り、データ入出力端子18をパーソナル
コンピュータ(特に図示しない)に接続し、データ入出
力端子18を通じて外部記憶装置15に記憶したデータ
をパーソナルコンピュータに転送し、パーソナルコンピ
ュータが管理するデータベースに書込まれる。
務所等に持ち帰り、データ入出力端子18をパーソナル
コンピュータ(特に図示しない)に接続し、データ入出
力端子18を通じて外部記憶装置15に記憶したデータ
をパーソナルコンピュータに転送し、パーソナルコンピ
ュータが管理するデータベースに書込まれる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
山中、森林の中等で場所を特定できない場合でも、GP
S測位手段20で位置を測定し、その測位データを例え
ばキィーBを操作するだけで携帯型文章作成装置10に
取込むことができる。従って各場所で収集したデータは
必ず場所を特定して取込まれる。従って場所を間違うこ
とはなく、場所とデータとの対応関係が狂ってしまうお
それは全くない。また現地調査の際にデータを電子化し
て入力することができるから、そのままデータベースに
蓄積することができる。よってデータ整理を簡素化する
ことができ、大きな省力化を達することができる効果が
得られる。
山中、森林の中等で場所を特定できない場合でも、GP
S測位手段20で位置を測定し、その測位データを例え
ばキィーBを操作するだけで携帯型文章作成装置10に
取込むことができる。従って各場所で収集したデータは
必ず場所を特定して取込まれる。従って場所を間違うこ
とはなく、場所とデータとの対応関係が狂ってしまうお
それは全くない。また現地調査の際にデータを電子化し
て入力することができるから、そのままデータベースに
蓄積することができる。よってデータ整理を簡素化する
ことができ、大きな省力化を達することができる効果が
得られる。
【0018】またキィー操作によりワンタッチで場所を
表わす測位データを取込んで記憶することができるか
ら、極めて短時間に調査位置を特定することができるた
め、現地調査を短時間に然も正確に実施することができ
る。また、取込むべきデータの項目を予め文章作成装置
に用意することができるから、調査内容を統一化するこ
とができる。従って誰れが調査してもほぼ同一の調査結
果を得ることができる。よって信頼性の高い調査内容を
得ることができ、その効果は実用に供して頗る大であ
る。
表わす測位データを取込んで記憶することができるか
ら、極めて短時間に調査位置を特定することができるた
め、現地調査を短時間に然も正確に実施することができ
る。また、取込むべきデータの項目を予め文章作成装置
に用意することができるから、調査内容を統一化するこ
とができる。従って誰れが調査してもほぼ同一の調査結
果を得ることができる。よって信頼性の高い調査内容を
得ることができ、その効果は実用に供して頗る大であ
る。
【0019】尚、上述ではこの発明を急傾斜地崩壊危険
箇所を調査する場合に用いる装置を構成した場合を説明
したが、外部記憶装置15に取込むべきデータの項目を
目的別に用意しておくことにより、各種の調査に使用す
るデータ収集装置を構成することができる。その例とし
ては、 <道路防災関係> (1)防災点検 ○落石・崩壊に関する危険度点検 ○岩石崩壊に関する危険度点検 ○地すべりに関する危険度点検 ○土石流に関する危険度点検 ○雪崩に関する危険度点検 ○地吹雪に関する危険度点検 ○盛土に関する施設点検 ○擁壁に関する施設点検 ○橋梁洗掘に関する危険度点検 (2)橋梁の震災点検 (3)橋梁点検 <河川砂防関係> (1)河川パトロール (2)急傾斜地総点検 (3)地すべり危険度点検 (4)雪崩危険箇所に関する点検 (5)土石流危険度点検 等が考えられる。また森林調査、動植物の調査等、多岐
にわたって応用が考えられる。
箇所を調査する場合に用いる装置を構成した場合を説明
したが、外部記憶装置15に取込むべきデータの項目を
目的別に用意しておくことにより、各種の調査に使用す
るデータ収集装置を構成することができる。その例とし
ては、 <道路防災関係> (1)防災点検 ○落石・崩壊に関する危険度点検 ○岩石崩壊に関する危険度点検 ○地すべりに関する危険度点検 ○土石流に関する危険度点検 ○雪崩に関する危険度点検 ○地吹雪に関する危険度点検 ○盛土に関する施設点検 ○擁壁に関する施設点検 ○橋梁洗掘に関する危険度点検 (2)橋梁の震災点検 (3)橋梁点検 <河川砂防関係> (1)河川パトロール (2)急傾斜地総点検 (3)地すべり危険度点検 (4)雪崩危険箇所に関する点検 (5)土石流危険度点検 等が考えられる。また森林調査、動植物の調査等、多岐
にわたって応用が考えられる。
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】図1に示した実施例の外観の一例を示す平面
図。
図。
【図3】図1に示した実施例の動作を説明するための流
れ図。
れ図。
【図4】従来の現地調査の方法を説明するための平面
図。
図。
10 携帯型文章作成装置 11 中央演算処理装置 12 RAM 13 ROM 14 入力手段 15 外部記憶装置 16 入出力ポート 17 表示器 18 データ入出力端子 20 GPS測位手段
Claims (2)
- 【請求項1】 A.現地調査によって収集すべきデータ
の項目を表示する表示器と、 B.この表示器に表示されたデータの項目に従ってデー
タを入力する入力手段と、 C.この入力手段から入力したデータを格納する記憶手
段と、 D.調査位置を測位する測位手段と、 E.この測位手段で測定した位置データを上記データの
項目の一つとして入力する位置データ取込手段と、によ
って構成したことを特徴とする現地調査データ収集装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の表示器、入力手段、記憶
手段を携帯用文章作成装置によって構成すると共に測位
手段をGPS測位手段によって構成し、この携帯用文章
作成装置とGPS測位手段とを一体化して構成したこと
を特徴とする現地調査データ収集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15172695A JPH095421A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 現地調査データ収集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15172695A JPH095421A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 現地調査データ収集装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH095421A true JPH095421A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15524952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15172695A Pending JPH095421A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 現地調査データ収集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH095421A (ja) |
Cited By (5)
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---|---|---|---|---|
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WO2004059547A1 (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-15 | Japan Tobacco Inc. | 解析システムおよびそのシステムにおける解析方法、ならびに解析に利用する調査結果を収集するシステム |
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JPH0897927A (ja) * | 1994-09-27 | 1996-04-12 | Blue Line Shiya:Kk | 野外調査データ収集システム |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP15172695A patent/JPH095421A/ja active Pending
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