JPH0953212A - スノーポール - Google Patents

スノーポール

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Publication number
JPH0953212A
JPH0953212A JP7204869A JP20486995A JPH0953212A JP H0953212 A JPH0953212 A JP H0953212A JP 7204869 A JP7204869 A JP 7204869A JP 20486995 A JP20486995 A JP 20486995A JP H0953212 A JPH0953212 A JP H0953212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
snow pole
light emitting
snow
solar cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7204869A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhito Inagaki
勝仁 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
Priority to JP7204869A priority Critical patent/JPH0953212A/ja
Publication of JPH0953212A publication Critical patent/JPH0953212A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】見やすくあらゆる方向からの視認性に優れ、且
つ雨水等に対して発光体の耐久性を向上させた自発光式
のスノーポールを提供する。 【解決手段】スノーポール本体1の上端に発光部2を設
け、前記発光部2を光拡散樹脂からなるモールド体21
内に発光体22を封入して構成し、電源装置3により発
光された発光体22の光を光拡散樹脂により拡散させ、
モールド体21から外部に面状に放射させるようにする
ことにより、見やすく且つあらゆる方向から視認され、
また破損しにくく、さらに雨水等に対する発光体22の
耐久性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に積雪地域の道
路の路肩に設置されるスノーポールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スノーポールは積雪地域の道路の路肩に
設置され、積雪によって不明確になった路肩と道路の境
界をドライバーに視認させるためのものであり、一般的
には夜間の視認性を高めるために、スノーポール本体の
側面に、車両のヘッドライト等で反射して明るく輝く反
射テープ等の再帰性反射材が取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この再
帰性反射材が取付けられていても、この再帰性反射材は
車両のヘッドライト等で照射されて初めて明るく輝くも
のであり、従ってヘッドライト等で照射されていない部
分の道路状況は把握することができず、またこの反射材
は正面から入射された光に対してはうまくドライバーの
方に反射して明瞭に視認されるものの、特にカーブ地点
等、そのヘッドライトの光が斜め方向から反射材に入射
される場合は、うまくドライバーの方に反射せず、依然
としてドライバーにとっては見にくい場合があった。ま
た降雪時には再帰性反射材に雪が付着し、さらに視認性
が低下する場合もあった。
【0004】上記の如き問題に対して、例えば実開昭5
8−149409号公報に記載される如く、スノーポー
ル本体の上端付近に透明円筒部分を設け、その内部の芯
部分に発光ダイオードを上下複数列に外に向けて配列し
た自発光式のスノーポールが提案されている。しかしな
がらかかるスノーポールは、点光源である発光ダイオー
ドが点状に発光するので、発光ダイオードの数が少ない
と見にくく、数多く設けると高価になる等の問題があっ
た。また発光ダイオードの発光は指向性を有しているた
め、やはり発光ダイオードと対向しない方向からの視認
性には問題があり、さらに透明円筒部分から雨水等が浸
入すると、発光ダイオードの耐久性に問題が生じてい
た。
【0005】そこで本発明は上記の如き問題を解決し、
見やすくあらゆる方向からの視認性に優れ、且つ雨水等
に対して発光体の耐久性を向上させた自発光式のスノー
ポールを提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成としている。すなわちこの
発明に係るスノーポールは、スノーポール本体の上端に
発光部が設けられ、前記発光部は光拡散樹脂からなるモ
ールド体内に発光体が封入され、電源装置により発光さ
れた発光体の光が光拡散樹脂により拡散され、モールド
体から外部に面状に放射されるようになされたことを特
徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照し、具体的に説明する。すなわち図1は本
発明の実施の一形態を示す正面図、図2は図1の主要部
の断面図である。
【0008】図1〜2に示された形態は、道路の路肩に
立設される円筒状のスノーポール本体1の上端に、キャ
ップ状の発光部2が冠着され、この発光部2は、光拡散
樹脂からなるモールド体21内に発光ダイオードからな
る適宜数の発光体22が封入され、電源装置3により発
光された発光体22の光が光拡散樹脂により拡散され、
モールド体21から外部に面状に放射されるようになさ
れている。
【0009】このように発光体22の光を光拡散樹脂に
より拡散させ、そのモールド体21から外部に面状に放
射させることにより、見やすく且つあらゆる方向から視
認され、また発光体22をモールド体21内に封入させ
ることにより、破損しにくく、また雨水等に対する発光
体22の耐久性が向上する。
【0010】前記においてスノーポール本体1は、円筒
状の金属管等に合成樹脂を被覆したものや塗装したもの
から一般に形成されるが、特に限定されるものではな
く、棒体でもよく、また合成樹脂や繊維強化合成樹脂等
から形成されてもよい。さらにスノーポール本体1の外
周面には適宜赤と白の縞状に反射テープが貼着されてい
てもよい。
【0011】前記発光部2を構成する発光体22は、商
用電源や太陽電池により通電されて発光する発光ダイオ
ードやエレクトロルミネセンス等が使用され、また光フ
アイバーやチューブ状発光体の如く、通電されて発光す
る発光ダイオードや高輝度ランプ等の光源から入射され
た光を出射することにより発光する発光体22でもよ
い。前記チューブ状発光体とは、可撓性チューブと、そ
の可撓性チューブの中に収容され、可撓性チューブより
も屈折率の高いコアーとからなり、光源から入射された
光を可撓性チューブの外周面より出射することにより、
線状に発光されるものである。
【0012】また発光部2のモールド体21を形成する
光拡散樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリカーボネー
ト、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニール樹脂
等の透光性を有する樹脂材料中に、前記樹脂材料と屈折
率の異なる他の樹脂材料(ポリマー微粒子等)を分散さ
せ、光学的な不均質構造を形成させたもの、また透光性
を有する樹脂材料中に、例えばガラスの粉末やビーズ、
酸化アルミニウムのパウダー等の適宜拡散物質を分散さ
せたもの等であって、光を拡散させ且つモールド体21
を形成するものであれば特にその種類は限定されるもの
ではなく、また無色であってもよいし、有色であっても
よい。有色のものを用いると発光体22の発光色を他の
色に変えて放射させることができる。
【0013】さらに本形態では、モールド体21の形状
は半球状となされているが、他の形状であってもよい。
またモールド体21はスノーポール本体1の上端に冠着
されると共に側面より螺入された六角穴付止めネジの如
きネジ4で固定され、交換時において、ネジ4を緩めて
モールド体21をスノーポール本体1から取り外せるよ
うになされているが、接着剤で取り外し不能に固着され
ていてもよいし、ネジ4を使用せずに無理入れによる嵌
め込み式であってもよい。
【0014】前記発光体22を発光させる電源装置3と
しては、商用電源でもよいが、本形態では簡便性を考慮
して太陽電池31が用いられ、太陽電池31としてはフ
レキシブルな太陽電池31が用いられている。すなわ
ち、スノーポール本体1の外周にこのフレキシブルな太
陽電池31を貼着し、また発光部2の下部にはその太陽
電池31の起電力を充電し、発光体22に給電する充電
器32と、過充電防止や逆流防止を行うと共に発光体2
2の点消灯や点滅を制御するためのコントローラー33
等とが配設されている。
【0015】前記の如きフレキシブルな太陽電池31と
は、アモルファスシリコン太陽電池からなる太陽電池3
1であって、従来の単結晶、多結晶シリコン太陽電池と
比較し、低コストであり、且つ従来一般的に基板として
用いられたガラスに変えて高分子フイルムが用いられ、
可撓性を有して割れることがなく、さらに軽量で、また
一枚の基板上で集積化が可能で出力電圧を自由に設定可
能であり、加えて優れた発電能力を有するものであり、
特に本形態の如く、スノーポール本体1の上端に発光部
を設ける場合、太陽電池31の配置が問題となるが、こ
のフレキシブルな太陽電池31を使用すれば、スノーポ
ール本体1の外周に巻き付けて配置することができ、ま
たこのようにスノーポール本体1の外周に巻き付けて配
置することができることにより、太陽電池31をスノー
ポール本体1の外周面を全て覆うまでを限度に数多く配
置し、発電能力を高めることもできる。
【0016】
【発明の効果】この発明に係るスノーポールによれば、
従来の点状に発光する自発光式のスノーポールに較べ、
見やすく、あらゆる方向から視認され、さらに発光体が
破損しにくく、また雨水等に対する発光体の耐久性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す正面図である。
【図2】図1の主要部の断面図である。
【符号の説明】
1 スノーポール本体 2 発光部 21 モールド体 22 発光体 3 電源装置 31 太陽電池 32 充電器 33 コントローラー 4 ネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スノーポール本体の上端に発光部が設け
    られ、前記発光部は光拡散樹脂からなるモールド体内に
    発光体が封入され、電源装置により発光された発光体の
    光が光拡散樹脂により拡散され、モールド体から外部に
    面状に放射されるようになされたことを特徴とするスノ
    ーポール。
  2. 【請求項2】 前記電源装置としてフレキシブルな太陽
    電池が用いられ、このフレキシブルな太陽電池がスノー
    ポール本体の外周に貼着されたことを特徴とする請求項
    1記載のスノーポール。
JP7204869A 1995-08-10 1995-08-10 スノーポール Pending JPH0953212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7204869A JPH0953212A (ja) 1995-08-10 1995-08-10 スノーポール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7204869A JPH0953212A (ja) 1995-08-10 1995-08-10 スノーポール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0953212A true JPH0953212A (ja) 1997-02-25

Family

ID=16497753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7204869A Pending JPH0953212A (ja) 1995-08-10 1995-08-10 スノーポール

Country Status (1)

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JP (1) JPH0953212A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009138448A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Azuma Seisakusho:Kk 自発光式デリネータ
JP2019194426A (ja) * 2018-05-01 2019-11-07 株式会社秋豊ネットライズ 点灯装置

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