JPH09529U - ターレット式マシニングセンター - Google Patents
ターレット式マシニングセンターInfo
- Publication number
- JPH09529U JPH09529U JP3108392U JP3108392U JPH09529U JP H09529 U JPH09529 U JP H09529U JP 3108392 U JP3108392 U JP 3108392U JP 3108392 U JP3108392 U JP 3108392U JP H09529 U JPH09529 U JP H09529U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- headstock
- guide tube
- piston
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 ターレット式マシニングセンターで加工
中に刃具交換動作を可能として刃具交換に要する時間を
大幅に短縮させることを目的とする。 【構 成】 垂直方向へ立設したコラムに対し主軸台
を昇降可能となさしめると共に主軸台にはターレットヘ
ッドを回動自在となさしめ、ターレットヘッドには放射
状方向ヘ突出したスピンドルを設け、主軸台にはスピン
ドルと直交する状態にマガジン台をスピンドルに向かう
一定距離範囲で往復移動可能に設けしめ、且つ該台の進
行側前縁部分には流体シリンダーを立設させるのほか該
シリンダーの外部に同様高さで案内筒を立設し、案内筒
の一定高さ位置には上記流体シリンダーのピストンと連
結した冠筒をピストンの作動で上下方向ヘ摺動するよう
に設けしめ、一方冠筒円周上には多数の刃具を保持して
なるツールホルダー円板を取付け、他方マガジン台の後
縁部分にはモーターを配設し、該モーターの回動を介し
前記案内筒を冠筒と共に間歇回動するように構成する。
中に刃具交換動作を可能として刃具交換に要する時間を
大幅に短縮させることを目的とする。 【構 成】 垂直方向へ立設したコラムに対し主軸台
を昇降可能となさしめると共に主軸台にはターレットヘ
ッドを回動自在となさしめ、ターレットヘッドには放射
状方向ヘ突出したスピンドルを設け、主軸台にはスピン
ドルと直交する状態にマガジン台をスピンドルに向かう
一定距離範囲で往復移動可能に設けしめ、且つ該台の進
行側前縁部分には流体シリンダーを立設させるのほか該
シリンダーの外部に同様高さで案内筒を立設し、案内筒
の一定高さ位置には上記流体シリンダーのピストンと連
結した冠筒をピストンの作動で上下方向ヘ摺動するよう
に設けしめ、一方冠筒円周上には多数の刃具を保持して
なるツールホルダー円板を取付け、他方マガジン台の後
縁部分にはモーターを配設し、該モーターの回動を介し
前記案内筒を冠筒と共に間歇回動するように構成する。
Description
【０００１】
本考案はターレット式マシニングセンターに係わる。
【０００２】
従来のターレット式マシニングセンターは第７図に示す如きもので、予めター レットヘッドのスピンドルケース内に複数の刃具を装着して置き、これを適宜回 動させながら刃具を選び必要寸法の孔が穿設されるようになすのである。 ところで、ターレット式マシニングセンターはターレットヘッドのスピンドル ケース内に装着させた刃具の範囲で選択は自由であるものの、その数には限界が あり、多数の孔加工変化に対しては充分な対応が出来ない。
【０００３】
特公昭５９−３２２５７号はこの問題を解決するものであるが、使用された工 具交換装置は上下動及び揺動するアームによる間接的手段の構成のため、該アー ムと工具貯蔵部及び工具ホルダー相互の構成が複雑で、又操作も繁雑なものとな る。 本考案は上記問題点を解決せんとするものである。
【０００４】
垂直方向へ立設したコラムに対し主軸台を昇降可能となさしめると共に主軸台 にはターレットヘッドを回動自在となさしめ、ターレットヘッドには放射状方向 へ突出したスピンドルを設け、主軸台にはスピンドルと直交する状態にマガジン 台をスピンドルに向かう一定距離範囲で往復移動可能に設けしめ、且つ該台の進 行側前縁部分には流体シリンダーを立設させるのほか該シリンダー外部に同様高 さで案内筒を立設し、案内筒の一定高さ位置には上記流体シリンダーのピストン と連結した冠筒をピストンの作動で上下方向へ摺動するように設けしめ、一方冠 筒円周上には多数の刃具を保持してなるツールホルダー円板を取付け、他方マガ ジン台の後縁部分にはモーターを配設し、該モーターの回動を介し前記案内筒を 冠筒と共に間歇回動するように構成する。
【０００５】
第１図は本考案位置の横型の側面図、第２図は同正面図、第３図は要部の部分 断面説明図、第４図はツールホルダー板の平面図、第５図は堅型の側面図、第６ 図は同正面図である。 １は主軸台で前面にターレットヘッド２が図示しない回動機構で回動自在に取 付けられ、且つ該主軸台１は装置本体のコラム３に対し昇降可能に取付けられて なる。４はターレットヘッド２の放射状方向に於ける複数箇所に突出状態に設け たスピンドルケースである。
【０００６】 上記構成は第７図に示した従来公知の構成と変わりがないが、本発明ではコラ ム３が従来の前後方向の移動のみでなく左右方向にも移動するようになされる。 具体的には基盤５の左右方向に一対のレール６ａ、６ｂが敷設されてなり、下部 摺動台７ａが図示しない駆動機構で左右方向に摺動するようになされると共に、 該下部摺動台７ａ上の前後方向に同じく一対のレール８ａ、８ｂを敷設し、該レ ール８ａ、８ｂ上に上記コラム３を取付けた上部摺動台７ｂを図示しない駆動機 構で前後方向に摺動するようになさしめて行うのである。
【０００７】 一方、主軸台１には次述する如きツールチェンジマガジンが設置されるのであ って、即ち回動するターレットヘッド２の突出したスピンドルケース４の側面側 主軸台１の位置に、これと直交する状態となして一対のレール９ａ、９ｂを敷設 し、該レール９ａ、９ｂ上に滑動子１０を介しマガジン台１１を載せ、これを油 圧シリンダー１２のピストン杆１２ａの作動で左右方向ヘ一定距離の移動可能と なさしめる。
【０００８】 しかして、マガジン台１１上には多数の刃具を支承しておくためのツールホル ダー円板１３を間歇回動自在に装備させるのであり、具体的にはマガジン台１１ の前縁部に一定高さの油圧シリンダー１４の外筒１４ａを立設させ、筒内にはピ ストン１５を上下動作可能に内装させると共に筒外にはガイド筒１６を立設させ 、該ガイド筒１６下端には歯車１７を一体的に固設するのほか、上半部分には上 記ツールホルダー円板１３をその一定高さ位置で保持する冠筒１８を上下摺動可 能に設けしめるのであって、これには冠筒１８上端をピストン１５の上端に止着 させることにより行われる。
【０００９】 図示例でツールホルダー円板１３は円周上の等分位置に４箇のツール把持手段 １９、１９Ｉ、１９ＩＩ・・・が設けられてなる。尚、図面で２０ａ、２０ｂは ピストン筒内に対する油の流入排出管路であり、管路２０ａからの油流入と管路 ２０ｂからの油流出でピストン１５が上昇しツールホルダー円板１３はガイド筒 １６の外周を上方へ向かって一定高さ上昇するのであり、これによりスピンドル に対する刃具の抜取りが行われ、一方管路２０ｂからの油流入と管路２０ａから の油排出でスピンドルに対する刃具の自動装着が行われるものとなるのである。
【００１０】 他方、マガジン台１１の後縁部にはギヤーボックス２１が設けられ、該ギヤー ボックス２１を介し上方部から駆動モーター２２をその駆動軸２３が下向きとな るように配設し、該軸端には歯車２４を取付けると共に前記歯車２４との間に中 間歯車２５を介しモーター２２の回動を減速して伝達させるようになしてある。 尚、図面で２６はスピンドル、２７はクランプロッド、２８は刃具であって、こ れらの構成は従来のものと変わりがない。
【００１１】 次に作用について説明する。 本考案でスピンドル２６の１つに対し刃具２８の交換を行うには、ターレット ヘッド２を回動し、希望するスピンドルケースの１つ（図示例で４）が垂直上方 位置に来ると回動を停止させる。この状態で油圧シリンダー１２を作動しマガジ ン台１１を一定距離前進移動（矢印イ方向）させて、ツールホルダー円板１３内 で空爪となっているツール把持手段１９を刃具２８の側面側から押圧接触させ、 爪１９ａ、１９ｂ間に刃具２８を把持するようになすのであり、把持が終わると 油圧シリンダー１４を作動させ、即ちピストン１５の上昇でツールホルダー円板 １３を支承してなる冠筒１８をガイド１６を案内とし一定距離上昇させて刃具２ ８をスピンドル２から取外すのであり、刃具２８がスピンドル２６から外れる一 定高さ上方位置で油圧シリンダー１４の作動を停止し、次にこの状態でモーター ２２を駆動させ歯車２４、２５及び１７を介しツールホルダー円板１３を一定角 度範囲に回動させて、希望する刃具を把持したツール把持手段が上記スピンドル ２位置に来た時回動を停止させるのであり、このあと油圧シリンダー１４を作動 しピストン１５を下降させてツール把持手段１９に把持されている刃具２８をス ピンドル２６のクランプロッド２７に向けて押圧させることにより把持が行われ るようにするのである。
【００１２】
本考案装置では、ツールホルダー円板自体を直接的に昇降させたり移動させた りして行う直接方式のため、構成の簡略化と共に加工中刃具交換動作が可能とな り、刃具交換に要する時間が大幅に短縮化され、生産性の飛躍的な向上が図れる のである。又、操作の簡便性、装置のコンパクト化とコストの低減に寄与せしめ ること大なるものである。 尚、この発明は前述の実施例に限定されるものではなく、前述の実施以外の態 様に於ても実施し得るものである。例えば上記実施例では４個のスピンドルを備 えたもので説明したが、２個でも８個でも良く、且つマガジン工具保持数も４本 に限定されるものではない。又マガジンも主軸台上面、側面の何れに備えても良 いものである。
【図１】本考案装置の横型の側面図である。
【図２】同正面図である。
【図３】同要部の部分断面説明図である。
【図４】同ツールホルダー板の平面図である。
【図５】同堅型の側面図である。
【図６】同正面図である。
【図７】従来装置を示すものである。
１ 主軸台 ２ ターレットヘッド ３ コラム ５ 基盤 ７ａ 下部摺動台 ７ｂ 上部摺動台 １１ マガジン台 １２ 油圧シリンダー １３ ツールホルダー円板 １４ 油圧シリンダー １５ ピストン １６ ガイド筒 １７ 歯車 １８ 冠筒 １９ ツール把持手段 ２２ モーター ２４ 歯車 ２６ スピンドル ２７ クランプロッド ２８ 刃具
Claims (2)
- 【請求項１】 垂直方向へ立設したコラムに対し主軸台
を昇降可能となさしめると共に主軸台にはターレットヘ
ッドを回動自在となさしめ、ターレットヘッドには放射
状方向ヘ突出したスピンドルを設け、主軸台にはスピン
ドルと直交する状態にマガジン台をスピンドルに向かう
一定距離範囲で往復移動可能に設けしめ、且つ該台の進
行側前縁部分には流体シリンダーを立設させるのほか該
シリンダー外部に同様高さで案内筒を立設し、案内筒の
一定高さ位置には上記流体シリンダーのピストンと連結
した冠筒をピストンの作動で上下方向ヘ摺動するように
設けしめ、一方冠筒円周上には多数の刃具を保持してな
るツールホルダー円板を取付け、他方マガジン台の後縁
部分にはモーターを配設し、該モーターの回動を介し前
記案内筒を冠筒と共に間歇回動するように構成したこと
を特徴とするターレット式マシニングセンター。 - 【請求項２】 コラムが装置本体の基盤に対し前後方向
及び左右方向ヘ移動可能となされていることを特徴とし
た特許請求の範囲第１項記載のターレット式マシニング
センター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3108392U JPH09529U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | ターレット式マシニングセンター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3108392U JPH09529U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | ターレット式マシニングセンター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09529U true JPH09529U (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=12321527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3108392U Pending JPH09529U (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | ターレット式マシニングセンター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09529U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0416493U (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-10 | ||
| US7206658B2 (en) | 2003-09-12 | 2007-04-17 | Mori Seiki Co., Ltd. | Machining center that rotary drive a tool prior to process positioning at a working position |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5326864A (en) * | 1976-08-25 | 1978-03-13 | Showa Electric Wire & Cable Co | Process for manufacture of molded crosslinked foam products |
| JPS5520818A (en) * | 1978-07-31 | 1980-02-14 | Obayashi Gumi Kk | Method of reinforcing opening of ferrooconcrete beam against shearing |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP3108392U patent/JPH09529U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5326864A (en) * | 1976-08-25 | 1978-03-13 | Showa Electric Wire & Cable Co | Process for manufacture of molded crosslinked foam products |
| JPS5520818A (en) * | 1978-07-31 | 1980-02-14 | Obayashi Gumi Kk | Method of reinforcing opening of ferrooconcrete beam against shearing |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0416493U (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-10 | ||
| US7206658B2 (en) | 2003-09-12 | 2007-04-17 | Mori Seiki Co., Ltd. | Machining center that rotary drive a tool prior to process positioning at a working position |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN102729085B (zh) | 换刀装置和包括换刀装置的机床 | |
| JP4342928B2 (ja) | 工作機械の工具交換装置 | |
| JPS6284941A (ja) | 工作機械 | |
| US3822466A (en) | Automatic tool exchanger for large-scaled floor-type horizontal boring machines | |
| JPS6339370B2 (ja) | ||
| CN113145894A (zh) | 数控双主轴极座标高速钻孔机床 | |
| US4516311A (en) | Machining centers | |
| JPH0639859Y2 (ja) | ホブ盤のホブ交換装置 | |
| US4164809A (en) | Machine tool with automatic tool change apparatus | |
| CN210938472U (zh) | 一种转向管柱压铸件柔性化去毛刺设备 | |
| JPH09529U (ja) | ターレット式マシニングセンター | |
| CN116652639A (zh) | 一种用于滑台底座的加工设备 | |
| CN213647014U (zh) | 工作台升降的六轴五联动工具磨床 | |
| CN213080703U (zh) | 一种数控车床用可调节旋转工作台 | |
| CN210360425U (zh) | 一种工装夹具 | |
| CN211991781U (zh) | 一种具有多种加工工艺的珩磨机 | |
| CN106141698A (zh) | 自动换刀金属加工机床 | |
| CN112276649A (zh) | 一种车铣复合带刀塔数控机床 | |
| CN213858241U (zh) | 一种立式加工中心用的工件定位夹爪 | |
| KR950008797B1 (ko) | 터릿식 머시닝센터(machining center) | |
| CN217967045U (zh) | 一种柔性适配抓夹装置及具有该装置的回转适配设备 | |
| CN221135067U (zh) | 一种五轴加工中心 | |
| CN219703838U (zh) | 一种方便使用的激光切割机 | |
| CN219786589U (zh) | 一种外球面轴承座轴承位车削加工设备 | |
| CN213729016U (zh) | 车架管件高速折弯成型工艺装置 |