JPH0952623A - 積重ね式ピックアンドプレイスハンド - Google Patents

積重ね式ピックアンドプレイスハンド

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JPH0952623A
JPH0952623A JP20962795A JP20962795A JPH0952623A JP H0952623 A JPH0952623 A JP H0952623A JP 20962795 A JP20962795 A JP 20962795A JP 20962795 A JP20962795 A JP 20962795A JP H0952623 A JPH0952623 A JP H0952623A
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stack
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suction pad
hand
suction
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Saburo Tsuruya
三郎 鶴谷
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 産業用ロボット等のアーム先端に装着され、
供給側において次々に供給される対象物を個別に把持
し、それら把持した対象物を排出側において例えば各ト
レイ上に所定個数積み重ねて置くピックアンドプレイス
作業を行うハンドであって、従来に比べてタクトタイム
を短縮できるハンドを得ること。 【解決手段】 各々が1個ずつ対象物を把持する把持手
段としての吸着パッド5A,5Bと、所定個数の対象物が積
み重ねられて収容されるスタック6と、吸着パッド5A,
5Bのうちの対象物を把持したものをスタック6の位置に
移動させるエアシリンダ2及び水平アーム9よりなる把
持手段移動機構と、スタック6内に積み重ねられた所定
個数の対象物を積み重ねた状態で一纏めにしてスタック
6内より解放するシャッタ板6c及びシャッタ板開閉用モ
ータ7よりなる対象物一括解放機構とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、産業用ロボット
のアーム先端に装着されてピックアンドプレイス作業
(pick and place;対象物の置き換え作業)を行うのに
使用される積重ね式ピックアンドプレイスハンドに関
し、供給側のベルトコンベアによって非整列状態で次々
に供給される対象物を1個ずつ把持してスタック(stac
k )内に所定個数順次積み重ね、排出側のベルトコンベ
アによって搬送されている例えば各トレイ(tray)上
に、前記積み重ねられた対象物を一纏めにしてスタック
内より解放して置く作業を行うものであって、従来に比
べてタクトタイムを短縮して単位時間当たりの対象物処
理量を増大できるようにした積重ね式ピックアンドプレ
イスハンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、ロボットRを用いて、供給側
のベルトコンベアB1によって次々に供給される対象物
Wを1個ずつピックキング(picking )し、排出側(払
出し側)のベルトコンベアB2によって搬送されている
例えばトレイT上に、所定個数の対象物Wを積み重ねて
置く作業を模式的に示す図である。従来、このようなピ
ックアンドプレイス作業は、次の二通りの方法により行
われていた。
【0003】すなわち、その前者の方法は、ロボットの
アーム先端に、一度に対象物1個をピックキングする機
構(例えば吸着パッド)を一つだけ取り付け、供給側で
対象物(例えば食品の半平(はんぺん))を1個ずつピ
ックキングし、所定個数(例えば3個)積み重ね置くべ
き例えばトレイに1個ずつ運んで置く動作を繰り返すよ
うにしたものである(図9のタイプA参照)。この従来
技術では、ロボットのアーム先端は、対象物供給側と排
出側間の往復動を積み重ね置くべき個数分だけすること
になり、トレイ上に対象物を所定個数積み重ね置いたも
のを一つ完成させるために要するタクトタイムが長くな
る。
【0004】このタクトタクムを短くするため、後者の
方法は、ロボットのアーム先端に、一度に対象物1個を
ピックキングする機構を積み重ね置くべき対象物の個数
であるN個分(例えば3個)だけ取り付け、供給側にお
いて各ピックキング機構ごとに交互に1個ずつ合計N個
の対象物をピックキングし、次いで置き場所であるトレ
イの位置にロボットアーム先端を移動させ、トレイ上に
対象物を1個ずつ積み重ねて所定個数置くようにしたも
のである(図9のタイプB参照)。このようにロボット
のアーム先端の往復動回数が1/Nとなるので、前記前
者の従来技術に比べてタクトタイムが相当短くなり改善
される。
【0005】しかしながら、この従来技術でも、置き場
所であるトレイ上に対象物を1個ずつ置いて積み重ねる
ようにしたものであるから、それだけ時間を要し、例え
ば、供給側のベルトコンベアによって非整列状態で次々
に供給される食品である半平を1時間当たり6000個
処理して、排出側のベルトコンベアによって搬送されて
いる各トレイ上に半平を3個積み重ねて置いたものを次
々に完成させるという作業(この場合、トレイ上に半平
を3個積み重ねて置いたものを1組完成させるための時
間であるタクトタイムは約1.8秒程度)には対応でき
なかった。それ故、タクトタイムをより短くして単位時
間当たりの処理量を増大できるようにすることが従来技
術に要請されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、供
給側においてベルトコンベア等によって次々に供給され
る対象物を個別に把持し、それら把持した対象物を排出
側において次々に搬送されている例えば各トレイ上に所
定個数積み重ねて置くようにしたピックアンドプレイス
作業を行うことに用いられ、産業用ロボット等のアーム
先端に装着されるピックアンドプレイスハンドであっ
て、従来に比べてタクトタイムを短縮して単位時間当た
りの対象物処理量を増大できる積重ね式ピックアンドプ
レイスハンドを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する請
求項1の発明は、各々が1個ずつ対象物を把持する複数
の把持手段と、所定個数の対象物が積み重ねられて収容
されるスタックと、前記複数の把持手段のうちの対象物
を把持した把持手段を、前記スタック内に所定個数の対
象物を順次積み重ねるべく前記スタックの位置に移動さ
せる把持手段移動機構と、前記スタック内に積み重ねら
れた所定個数の対象物を積み重ねた状態で一纏めにして
スタック内より解放する対象物一括解放機構とを備えた
ことを特徴とする積重ね式ピックアンドプレイスハンド
である。
【0008】また、請求項2の発明は、前記請求項1の
発明による積重ね式ピックアンドプレイスハンドにおい
て、前記スタックに対して対象物の方向性を合わせるべ
く前記各把持手段を回動させる把持手段回動機構を各把
持手段ごとに備えていることを特徴とするものである。
【0009】この発明による積重ね式ピックアンドプレ
イスハンドにおいては、対象物供給側において、複数の
把持手段のうちの一つの把持手段によって対象物を把持
(ピックアップ)するための動作が行われる一方、この
動作中に、先に既に他の対象物を把持している他の把持
手段が把持手段移動機構によってスタックの位置に移動
され、箱状のスタック内に前記他の把持手段によって把
持させていた対象物が置かれる。複数の把持手段により
交互に1個ずつ対象物を把持するこのような動作が繰り
返され、そして、一番上に積み重ねるべき対象物が把持
されると、対象物排出側における例えばトレイの上方位
置にスタックが位置するようロボットアームによってハ
ンド全体が移動される一方、この移動中に、前記一番上
に積み重ねるべき対象物がスタック内に積み重ねられ
て、スタック内に所定個数の対象物を積み重ねる動作が
完了する。
【0010】そして、スタックが対象物排出側における
前記トレイの上方位置に移動されると、対象物一括解放
機構が作動し、例えばスタックの底部が開くなどして、
トレイ上に、所定個数の対象物が積み重ねられた状態で
載置される。
【0011】このように、この発明による積重ね式ピッ
クアンドプレイスハンドによると、対象物排出側の例え
ば各トレイ上に積み重ねて置くための所定個数の対象物
を一時的に仮置きするスタックを備え、このスタックへ
の所定個数の対象物の積み重ね動作を、対象物供給側で
の各把持手段による対象物の把持動作期間、及びロボッ
トアームによる対象物排出側への移動期間の間に完了さ
せておき、対象物排出側ではトレイ上に所定個数の対象
物を積み重ねた状態で一括解放して載置するように構成
したものであるから、従来に比べてタクトタイムを短く
することができる(図9のタイプC参照)。
【0012】また、各把持手段を回動させる把持手段回
動機構を備えたものでは、スタック内に対象物を積み重
ねるに際し、スタックに対して対象物の方向性を合わせ
ることができ、対象物の形状が円形以外のものにも適用
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、この発明による積重ね式ピ
ックアンドプレイスハンドが適用される工程、及び装置
構成について全体的に説明する。
【0014】ピックアンドプレイス作業がなされる対象
物の供給形態としては、1)ベルトコンベア上に重なるこ
となく乱雑配列状態(非整列状態)で移動しながら供給
される形態、2)ベルトコンベア上に整列状態で移動しな
がら供給される形態、3)トレイ上に重なることなく乱雑
配列状態で置かれてトレイごとに移動しながら供給され
る形態、4)箱内あるいはトレイ上に整列状態で置かれ
て、箱あるいはトレイごとに移動しながら供給される形
態、5)カセットなどに位置及び姿勢を拘束された状態で
カセットごとに供給される形態、などがある。
【0015】また、置き換え後の対象物の排出の形態と
しては、a)ベルトコンベア上に整列状態で移動しながら
排出される形態、b)ベルトコンベア上に載せた箱、袋、
トレイまたはパレットに積み重ねて置き、箱、袋、トレ
イまたはパレットごとに排出される形態、c)カセットな
どに位置及び姿勢を拘束した状態で積み重ねて詰め、カ
セットごとに排出される形態、などがある。
【0016】この供給側と排出側とをつなぐものが産業
用ロボットであり、この発明によるハンドがアーム先端
に装着されるロボットとしては、直交座標型(XYZ
型)、水平多関節型(スカラ型)、垂直多関節型などの
構造型式のものがあり、作業ごとに変化する2点間をア
ーム先端が往復動可能な構成のものであればいずれの構
造型式のものでもよい。
【0017】そして、対象物が互いに重なることなく乱
雑配列状態(非整列状態)で移動しながら供給される場
合(前記の1)、3)の場合)は、ロボットより上流側に配
設された物体認識用のCCDカメラのようなビジョンセ
ンサ(vision sensor )で移動している対象物を一つず
つ識別し、その位置及び姿勢(方向性)の情報がロボッ
トコントローラに与えられる。ロボットコントローラに
おいて、把持しようとする対象物に関し、ビジョンセン
サで計測したその対象物位置情報に対して、ビジョンセ
ンサで計測した時から把持する時までの時間差と、対象
物移動速度(コンベア速度)と、ビジョンセンサ座標系
原点とロボット座標系原点とのオフセットとから補正が
施され、これによりロボット座標系における把持予定位
置が算出されて、その対象物が把持される。
【0018】また、対象物の排出においては、前記a)の
場合には、予めプログラムされた位置に対してベルトコ
ンベアの移動速度による補正を施しながら、対象物を解
放して置くようになされる。前記b)の場合には、箱、袋
あるいはトレイの位置及び姿勢を上流側のビジョンセン
サで計測し、その計測結果をロボットコントローラに与
え、ロボットコントローラにおいて、対象物を積み重ね
て載置しようとする例えばトレイに関し、ビジョンセン
サで計測したそのトレイの位置情報に対して、ビジョン
センサで計測した時からトレイ上に対象物を解放し載置
する時までの時間差と、コンベア速度と、ビジョンセン
サ座標系原点とロボット座標系原点とのオフセットとか
ら補正が施され、これによりロボット座標系における対
象物解放の瞬間の前記トレイの位置が算出されて、その
トレイ上に対象物が積み重ねて置かれる。
【0019】この発明によるハンドに備えられる把持手
段については、特に限定されるものではなく、次のよう
な一般的なものが挙げられる。すなわち、空圧エジェク
タやブロワなどの減圧装置を用いて対象物を吸着把持す
るもの、バネ、空気圧あるいは電動力を用いて爪を開閉
する機構により挟み込んで対象物を把持するもの、対象
物に内部空間がある場合にはその内部に風船状の弾性体
を挿入して空気圧で膨らまして対象物を把持するもの、
等が挙げられる。後述する例では、把持手段として対象
物を吸着把持する吸着パッド(真空パッド)を備えてい
る。
【0020】以下、この発明を図面を参照して具体的に
説明する。図1はこの発明による積重ね式ピックアンド
プレイスハンドを装着したロボットを備えたピックアン
ドプレイス・システムの一例の説明図である。
【0021】この例のピックアンドプレイス・システム
は、対象物Wを互いに重なることなく乱雑配列状態で次
々に供給する供給側のベルトコンベアB1と、置き換え
のため対象物Wを所定個数積み重ねる各トレイTを搬送
する排出側のベルトコンベアB2と、供給側と排出側間
を往復動するアームの先端に後述する積重ね式ピックア
ンドプレイスハンドHが取り付けられ、ピックアンドプ
レイス作業を行う水平多関節型のロボットRと、供給側
ベルトコンベアB1上の対象物Wの位置、方向性を計測
するための供給側のビジョンセンサとしてのCCDカメ
ラVS1と、排出側ベルトコンベアB2上のトレイの位
置、方向性を計測するための排出側のビジョンセンサと
してのCCDカメラVS2と、CCDカメラVS1,V
S2からの計測情報を処理するとともに、ロボットRの
作業動作を制御するロボットコントローラRCとより構
成されている。
【0022】図2はこの発明による積重ね式ピックアン
ドプレイスハンドの一構成例の正面図、図3は図2のA
矢視側面図である。
【0023】図2及び図3において、1はロボットRの
アーム先端に本ハンドを取り付けるための平板状の取付
け用台座であり、この取付け用台座1には、ピストンロ
ッド2aが水平方向に伸縮する姿勢で水平動用のエアシ
リンダ2が取り付けられるとともに、下方に延びるスタ
ック支持アーム8が取り付けられている。
【0024】まず、スタックについて説明すると、所定
個数の対象物Wを積み重ねて一時的に仮置きするための
上部が開口した箱状をなすスタック6は、そのスタック
中心軸線を取付け用台座1の中心軸線と一致させて前記
スタック支持アーム8の先端部に取り付けられている。
スタック6は、この例では、四角筒型をなすスタック本
体6aと、四角な漏斗型をなしてスタック本体上部に連
接された傾斜案内体6bと、スタック本体6aの底板を
兼ねるとともにスタック本体底部を開閉する四角な平板
からなる回動可能なシャッタ板6cとにより構成されて
いる。
【0025】スタック本体6aの内部空間の横断面形状
は、図4に示すように、対象物Wの平面視形状と相似の
形状にし、スタック本体6aの大きさは、図4に示すよ
うに、スタック本体内側面と収容した対象物Wとの間に
若干の隙間Gが生じるようにしてある。したがって、こ
のような考えに基づきスタック形状を設定することによ
り、積み重ねる対象物の形状として、この例のような半
平などの四角形で平板状のものに限らず、竹輪(ちく
わ)などの棒状のものにも対応し得る。
【0026】前記スタック6のシャッタ板6cは、スタ
ック本体6aの外側面に固定されたシャッタ板開閉用モ
ータ7を駆動することにより、モータ軸を回動中心にこ
の例では90度回動し、これによってスタック底部を開
かせるものである。シャッタ板6cは、常時は閉状態と
なっており、排出側のトレイTの真上にこれにできるだ
け近接して位置した状態で開信号を受けて所定の時間開
状態を保持するように作動される。シャッタ板6c及び
シャッタ板開閉用モータ7は、スタック6内に積み重ね
られた所定個数の対象物Wを積み重ねた状態で一纏めに
してスタック6内より解放し落下させる対象物一括解放
機構を構成している。
【0027】次に対象物Wを把持する機構について説明
すると、前述したように、前記取付け用台座1には、ピ
ストンロッド2aが水平方向に伸縮する姿勢で水平動用
のエアシリンダ2が取り付けられ、このエアシリンダ2
のピストンロッド2aの先端部に正面視L字状の水平方
向に延びる水平アーム9が固定されている。エアシリン
ダ2のピストンロッド2aの伸縮によって移動するこの
水平アーム9には、上下用の第1エアシリンダ3Aと第
2エアシリンダ3Bとが、各ピストンロッドが上下方向
に伸縮する状態で、前記水平動用のエアシリンダ2のス
トロークに等しい距離Lを隔てて互いに平行に固定され
ている。
【0028】そして、第1エアシリンダ3Aのピストン
ロッド(図示省略)の先端部に、対象物Wを把持する把
持手段としての第1吸着パッド5Aが第1把持手段回動
機構4Aを介して取り付けられている。同様にして、第
2エアシリンダ3Bのピストンロッド(図示省略)の先
端部に、把持手段としての第2吸着パッド5Bが第2把
持手段回動機構4Bを介して取り付けられている。な
お、各吸着パッド5A,5Bを作動させるためにロボッ
トアーム上に設けられたエジェクタやバルブなどの公知
の吸着パッド空気回路機器については図示省略してあ
る。
【0029】前記第2エアシリンダ3Bは、図1に示す
ように水平動用のエアシリンダ2のピストンロッド2a
が縮みきった状態において、このハンド下方の供給側の
ベルトコンベアB1上の対象物Wに第2吸着パッド5B
が接触もしくは多少押し付け気味になるまでそのピスト
ンロッドを伸長するものである。同様にして、第1エア
シリンダ3Aは、水平動用のエアシリンダ2のピストン
ロッド2aが伸びきった状態において、ベルトコンベア
B1上の対象物Wに第1吸着パッド5Aが接触もしくは
多少押し付け気味になるまでそのピストンロッドを伸長
するものである。なお、これらのエアシリンダ3A,3
Bのストロークは、ベルトコンベアB1の高さ、対象物
Wの厚み、ロボットアームの高さ及び本ハンド各部の寸
法から決定されるものである。
【0030】前記第1把持手段回動機構4Aは、第1吸
着パッド5Aで把持した対象物Wをスタック6内に引っ
掛かることなく確実に収容するために、スタック6に対
して対象物Wの方向性を合わせるべく第1吸着パッド5
Aを所定角度回動させる機構であって、この例では、角
度検出用のエンコーダ(図示省略)、第1の回動用モー
タ4A1及び減速機(図示省略)とにより構成されてい
る。同様にして、第2吸着パッド5Bを所定角度回動さ
せる第2把持手段回動機構4Bは、角度検出用のエンコ
ーダ(図示省略)、第2の回動用モータ4B1及び減速
機(図示省略)とにより構成されている。
【0031】そして、把持した対象物Wを前述のスタッ
ク6内に積み重ねるために、図1に示すように、水平動
用のエアシリンダ2のピストンロッド2aが縮みきった
状態で、第1吸着パッド5Aは、その吸着パッド中心軸
線がスタック6の中心軸線に合致するように位置され
る。したがって、エアシリンダ2のストロークと両吸着
パッド5A,5B間距離とを等しくしてあることから、
エアシリンダ2のロッド2aが水平方向に伸びきったと
きには、第2吸着パッド5Bが図1における第1吸着パ
ッド5Aの位置に位置されることになる。エアシリンダ
2及び水平アーム9は、スタック6内に所定個数の対象
物Wを順次積み重ねるため、複数の吸着パッド5A,5
Bのうち対象物Wを把持したものをスタック6の真上位
置に移動させる把持手段移動機構を構成している。
【0032】なお、前述したようにスタック6には傾斜
案内体6bを形成してあるので、各吸着パッド5A,5
Bの中心を、スタック6の上方におけるスタック中心軸
線上に厳密に位置決めする必要はなく、スタック中心軸
線の近傍に位置させるようにすれば対象物Wをスタック
6内に収容することができる。
【0033】次に、前記構成の積重ね式ピックアンドプ
レイスハンドHを装着したロボットを備えたピックアン
ドプレイス・システムにおいて、供給側のベルトコンベ
アB1によって次々に供給される四角形で平板状の対象
物Wを一度に1個ずつ把持し、それら把持した対象物W
を排出側の各トレイT上に方向を揃えて3個ずつ積み重
ねて置く作業を例にして、図6を参照しながら、その動
作手順を説明する。
【0034】(1) 図3に示すハンド状態において、ロボ
ットアーム先端を移動させることで第2吸着パッド5B
を1個目の対象物Wの把持予測位置上方に移動する。こ
の場合、ロボットRの上流側に配設されたCCDカメラ
VS1により、カメラ視野内の複数の対象物について、
各対象物の中心位置と方向角度に基づく対象物の方向ベ
クトルとが計測される。そして、ロボットコントローラ
RCにより、前記計測情報に基づいて把持する対象物の
順序を決定し、今回把持すべき1個目の対象物Wについ
て、図5に示すように、CCDカメラVS1により計測
されたカメラ座標系における対象物中心位置(X1,Y1
に対して、CCDカメラVS1で計測した時から把持す
る時までの時間差と、コンベアB1の速度と、カメラ座
標系原点とロボット座標系原点とのオフセットとから補
正を施し、これによりロボット座標系における把持予定
位置(X1′,Y1′)と把持すべき時刻とを算出して、こ
の位置の上方に第2吸着パッド5Bが位置するようにロ
ボットアーム先端が移動される。
【0035】前記ロボットアームの移動中に、(2) 本ハ
ンドHの第2の回動用モータ4B1を駆動して第2吸着
パッド5Bの向きを、前記(1) ステップにおいてCCD
カメラVS1により計測した対象物Wの方向ベクトルに
合わせる。
【0036】把持しようとする1個目の対象物Wの上方
に第2吸着パッド5Bが位置されると、(3) 本ハンドH
の第2エアシリンダ3Bのピストンロッドを伸長すると
ともに、(4) 第2吸着パッド5Bの吸引圧用バルブを開
動作して第2吸着パッド5Bによって1個目の対象物W
を吸着把持する。
【0037】第2吸着パッド5Bで1個目の対象物Wを
吸着把持後、(5) ロボットアーム先端を移動させ、これ
によって第2吸着パッド5Bに代えて第1吸着パッド5
Aを2個目の対象物Wの把持予定位置上方に移動する。
この2個目の対象物Wの真上までの移動時間は、前述の
図9のタイプAの場合に比べ移動距離が数分の1〜十数
分の1程度になるため極めて短い時間となる。
【0038】このロボットアームの移動中に、次の(6)
〜(9) の動作を行う。すなわち、(6) 本ハンドHの第2
エアシリンダ3Bのロッドを収縮し、1個目の対象物W
を吸着把持している第2吸着パッド5Bを上昇させる。
(7) 第2の回動用モータ4B1により第2吸着パッド5
Bを回動して1個目の対象物Wの向きをスタック6の向
きに合わせる。(8) 第1の回動用モータ4A1を駆動し
て第1吸着パッド5Aの向きを、CCDカメラVS1に
より計測した2個目の対象物Wの方向ベクトルに合わせ
る。(9) 水平動用のエアシリンダ2のピストンロッド2
aを伸長し、1個目の対象物Wを吸着把持している第2
吸着パッド5Bをスタック6の真上に位置させる。
【0039】次いで、(10) 本ハンドHの第2吸着パッ
ド5Bの吸引圧用バルブを閉動作して1個目の対象物W
をスタック6内に落下させる一方、(11) 第1エアシリ
ンダ3Aのピストンロッドを伸長するとともに、(12)
第1吸着パッド5Aの吸引圧用バルブを開動作して第1
吸着パッド5Aによって2個目の対象物Wを吸着把持す
る。
【0040】この第1吸着パッド5Aで2個目の対象物
Wを吸着把持後、(13) ロボットアーム先端を移動さ
せ、これによって第1吸着パッド5Aに代えて第2吸着
パッド5Bを3個目の対象物Wの把持予定位置上方に移
動する。
【0041】このロボットアームの移動中に、前記(6)
〜(9) に対応する次の(14)〜(17)の動作を行う。すなわ
ち、(14) 本ハンドHの第1エアシリンダ3Aのロッド
を収縮し、2個目の対象物Wを吸着把持している第1吸
着パッド5Aを上昇させる。(15) 第1の回動用モータ
4A1により第1吸着パッド5Aを回動して2個目の対
象物Wの向きをスタック6の向きに合わせる。(16) 第
2の回動用モータ4B1を駆動して第2吸着パッド5B
の向きを、CCDカメラVS1により計測した3個目の
対象物Wの方向ベクトルに合わせる。(17) 水平動用の
エアシリンダ2のピストンロッド2aを収縮し、2個目
の対象物Wを吸着把持している第1吸着パッド5Aをス
タック6の真上に位置させる。
【0042】次いで、(18) 本ハンドHの第1吸着パッ
ド5Aの吸引圧用バルブを閉動作して2個目の対象物W
をスタック6内に落下させる一方、(19) 第2エアシリ
ンダ3Bのピストンロッドを伸長するとともに、(20)
第2吸着パッド5Bの吸引圧用バルブを開動作して第2
吸着パッド5Bによって3個目の対象物Wを吸着把持す
る。
【0043】この第2吸着パッド5Bで3個目の対象物
Wを吸着把持後、(21) ロボットアーム先端を排出側に
移動させ、これによって本ハンドHのスタック6を、C
CDカメラVS2によるトレイ位置情報に基づいて排出
側のベルトコンベアB2上の3個の対象物Wを積み重ね
置くべき目標のトレイTの上方位置へ移動させる。
【0044】この排出側へのロボットアームの移動中
に、次の(22)〜(25)の動作を行う。すなわち、(22) 本
ハンドHの第2エアシリンダ3Bのロッドを収縮し、3
個目の対象物Wを吸着把持している第2吸着パッド5B
を上昇させる。(23) 第2の回動用モータ4B1により
第2吸着パッド5Bを回動して3個目の対象物Wの向き
をスタック6の向きに合わせる。(24) 水平動用のエア
シリンダ2のピストンロッド2aを伸長し、3個目の対
象物Wを吸着把持している第2吸着パッド5Bをスタッ
ク6の真上に位置させる。(25) 第2吸着パッド5Bの
吸引圧用バルブを閉動作して3個目の対象物Wをスタッ
ク6内に落下させ、スタック6内に3個の対象物Wを積
み重ねる。
【0045】そして、スタック6が目標のトレイTの上
方位置に位置決めされると、(26)シャッタ板6cを90
度回動してスタック6の底部を開く。これにより、スタ
ック6内に積み重ねられていた3個の対象物Wは、積み
重ねられた状態で一纏めにスタック6内より落下して前
記トレイT上に載置される。(27) シャッタ板6cを開
いた後、3個の対象物Wの払い出しを確認する目的で、
第2吸着パッド5Bをスタック6内にスタック深さ寸法
分だけ下降させ、(28) 次いで、第2吸着パッド5Bを
上昇させる一方、(29) シャッタ板6cを閉じる。
【0046】このような動作が繰り返されて、ピックア
ンドプレイス作業が行われる。そして、例えば、供給側
のベルトコンベアB1によって非整列状態で次々に供給
される食品である半平(はんぺん)を1時間当たり60
00個つかみ、排出側のベルトコンベアB2によって搬
送されている各トレイ上に半平を3個積み重ねて置いた
ものを2000組完成させるという作業を実現すること
が可能となった。すなわち、本ハンドの採用により、タ
クトタイムを、対象物を供給側から排出側に1個ずつ移
載して3個積み重ねるようにした従来ハンドの場合の約
2.3秒に比べて、約1秒短縮することが可能となっ
た。
【0047】このように、ロボットアーム先端に装着さ
れる前記積重ね式ピックアンドプレイスハンドHによる
と、対象物供給側と排出側間のロボットアームによる往
復動作が1回ですむことに加え、スタック6への所定個
数の対象物Wの積み重ね動作を、対象物供給側での各吸
着パッド5A,5Bによる対象物Wの把持動作期間、及
びロボットアームによる対象物排出側への移動期間の間
に完了させるようにし、対象物排出側ではトレイ上に所
定個数の対象物を積み重ねた状態で一括解放して載置す
るように構成したものであるから、従来ハンドに比べて
タクトタイムを短縮することができ、単位時間当たりの
対象物処理量を大幅に増大することができる。
【0048】特に、図2に示す構成例では、数多くの対
象物を積み重ねる作業の場合でも、把持手段としての吸
着パッドを2個備えるのみで作業可能であることから、
ロボットアームに対する重量負担が軽くてすみ、これに
よりタクトタイムをより短縮できる利点がある。
【0049】なお、把持手段移動機構を構成するものと
して、図2に示す構成例ではピストンロッドを水平方向
に伸縮させる水平動用のエアシリンダ2を用いたがこれ
に限定されず、電動のモータを使用し、このモータによ
って水平アームを回動させることにより、2個の吸着パ
ッド5A,5Bのうちの対象物を把持したものがスタッ
ク6の真上位置に位置するように構成してもよい。
【0050】図7はこの発明による積重ね式ピックアン
ドプレイスハンドの他の構成例の平面図、図8は図7の
B矢視要部側面図である。
【0051】図7及び図8に示すハンドは、把持手段と
しての吸着パッドを3個備えている点以外は、前記図2
に示すハンドと基本的に同構成のものである。図7及び
図8において、11は取付け用台座、12A,12B,
12Cは水平回動用モータ、13A,13B,13Cは
上下用のエアシリンダ、14A,14B,14Cは把持
手段回動機構、15A,15B,15Cは吸着パッド、
16はスタック、16cはシャッタ板、17はシャッタ
板開閉用モータ、18A,18B,18Cはスタック支
持アーム、19A,19B,19Cは水平回動アームで
ある。水平回動用モータ12A,12B,12C、及び
水平回動アーム19A,19B,19Cは、把持手段移
動機構を構成している。
【0052】この図7に示す構成のハンドでは、従来ハ
ンドに比べてタクトタイムを短縮できるものの、前記図
2に示すものに比較すると吸着パッド数が多い分のロボ
ットアームに対する重量負担が大きくなる点で不利があ
る。
【0053】なお、スタックの個数については、前記2
つの構成例のハンドでは1個のものについて例示したが
これに限定されず、種類の異なる対象物のピックアンド
プレイス作業を行う場合など、必要に応じて複数個備え
るようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、この発明による積重
ね式ピックアンドプレイスハンドによると、産業用ロボ
ット等のアーム先端に装着され、供給側において次々に
供給される対象物を個別に把持し、それら把持した対象
物を排出側において例えば各トレイ上に所定個数積み重
ねて置くようにしたピックアンドプレイス作業を行うに
際し、各々が1個ずつ対象物を把持する複数の把持手段
を備えるとともに、対象物排出側の各トレイ上に積み重
ねて置くための所定個数の対象物を一時的に仮置きする
スタックを備え、対象物供給側と排出側間のロボットア
ームによる往復動作が1回ですむことに加え、前記スタ
ックへの所定個数の対象物の積み重ね動作を、対象物供
給側での各把持手段による対象物の把持動作期間、及び
ロボットアームによる対象物排出側への移動期間の間に
完了させるようにし、対象物排出側ではトレイ上に所定
個数の対象物を積み重ねた状態で一括解放して載置する
ように構成したものであるから、従来に比べてタクトタ
イムを短縮することができ、単位時間当たりの対象物処
理量を大幅に増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による積重ね式ピックアンドプレイス
ハンドを装着したロボットを備えたピックアンドプレイ
ス・システムの一例の説明図である。
【図2】この発明による積重ね式ピックアンドプレイス
ハンドの一構成例の正面図である。
【図3】図2のA矢視側面図である。
【図4】図2に示すスタック本体の横断面図である。
【図5】対象物供給側のカメラ座標系の説明図である。
【図6】この発明のハンドによるピックアンドプレイス
作業のタクトタイムを示す図である。
【図7】この発明による積重ね式ピックアンドプレイス
ハンドの他の構成例の平面図である。
【図8】図7のB矢視要部側面図である。
【図9】従来ハンド及び本発明のハンドによるピックア
ンドプレイス作業のタクトタイムを示すタクトタイム比
較図である。
【図10】ピックアンドプレイス作業の一例を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1…取付け用台座 2…エアシリンダ 2a…ピストン
ロッド 3A…第1エアシリンダ 3B…第2エアシリ
ンダ 4A…第1把持手段回動機構 4A1…第1の回
動用モータ 4B…第2把持手段回動機構 4B1…第
2の回動用モータ 5A…第1吸着パッド 5B…第2
吸着パッド 6…スタック 6a…スタック本体 6b
…傾斜案内体 6c…シャッタ板 7…シャッタ板開閉
用モータ9…水平アーム 8…スタック支持アーム 1
1…取付け用台座 12A〜12C…水平回動用モータ
13A〜13C…エアシリンダ 14A〜14C…把
持手段回動機構 15A〜15C…吸着パッド 16…
スタック 16c…シャッタ板 17…シャッタ板開閉
用モータ 18A〜18C…スタック支持アーム19A
〜19C…水平回動アーム W…対象物 B1,B2…
ベルトコンベアT…トレイ H…積重ね式ピックアンド
プレイスハンド R…ロボット VS1,VS2…CC
Dカメラ RC…ロボットコントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が1個ずつ対象物を把持する複数の
    把持手段と、所定個数の対象物が積み重ねられて収容さ
    れるスタックと、前記複数の把持手段のうちの対象物を
    把持した把持手段を、前記スタック内に所定個数の対象
    物を順次積み重ねるべく前記スタックの位置に移動させ
    る把持手段移動機構と、前記スタック内に積み重ねられ
    た所定個数の対象物を積み重ねた状態で一纏めにしてス
    タック内より解放する対象物一括解放機構とを備えたこ
    とを特徴とする積重ね式ピックアンドプレイスハンド。
  2. 【請求項2】 前記スタックに対して対象物の方向性を
    合わせるべく前記各把持手段を回動させる把持手段回動
    機構を各把持手段ごとに備えていることを特徴とする請
    求項1記載の積重ね式ピックアンドプレイスハンド。
JP20962795A 1995-08-17 1995-08-17 積重ね式ピックアンドプレイスハンド Withdrawn JPH0952623A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016088628A (ja) * 2014-10-29 2016-05-23 澁谷工業株式会社 物品移載装置
CN108069255A (zh) * 2017-11-29 2018-05-25 孙杰 一种零件加工用的运输装置
CN108469299A (zh) * 2018-03-13 2018-08-31 四川众望安全环保技术咨询有限公司 一种激光测振仪四自由度夹持装置
WO2022162784A1 (ja) * 2021-01-27 2022-08-04 日本電気株式会社 制御装置、制御方法及び記憶媒体

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