JPH0952263A - 樹脂成形品の取出し積み重ね方法 - Google Patents
樹脂成形品の取出し積み重ね方法Info
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- JPH0952263A JPH0952263A JP22712395A JP22712395A JPH0952263A JP H0952263 A JPH0952263 A JP H0952263A JP 22712395 A JP22712395 A JP 22712395A JP 22712395 A JP22712395 A JP 22712395A JP H0952263 A JPH0952263 A JP H0952263A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1769—Handling of moulded articles or runners, e.g. sorting, stacking, grinding of runners
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C2045/177—Handling of moulded articles or runners, e.g. sorting, stacking, grinding of runners stacking moulded articles
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 樹脂成形品の取出し積み重ねのサイクル時間
を短縮して、樹脂成形機のハイサイクル成形に対応さ
せ、樹脂成形機のハイサイクル成形を可能にする。 【解決手段】 成形品取出機3と反転・反転もどり装置
2を分離して、成形品取出機3を軽量化し、高速作動さ
せた場合の慣性を小さくすることで、把持ヘッド1を所
定の位置で急速かつ正確に位置決め停止させるととも
に、把持ヘッド1の第2位置決め工程の終了付近の領域
と受取把持ヘッド9の第1位置決め工程の終了付近の領
域および積み重ね用把持ヘッド13の第1位置決め工程
の終了付近の領域と受取把持ヘッド9の第2位置決め工
程の終了付近の領域をオーバラップさせ、さらに受取把
持ヘッド9の第1位置決め工程内に受取把持ヘッド9の
もどり反転をオーバラップさせ、受取把持ヘッド9の第
2位置決め工程内に受取把持ヘッド9の反転をオーバラ
ップさせる。
を短縮して、樹脂成形機のハイサイクル成形に対応さ
せ、樹脂成形機のハイサイクル成形を可能にする。 【解決手段】 成形品取出機3と反転・反転もどり装置
2を分離して、成形品取出機3を軽量化し、高速作動さ
せた場合の慣性を小さくすることで、把持ヘッド1を所
定の位置で急速かつ正確に位置決め停止させるととも
に、把持ヘッド1の第2位置決め工程の終了付近の領域
と受取把持ヘッド9の第1位置決め工程の終了付近の領
域および積み重ね用把持ヘッド13の第1位置決め工程
の終了付近の領域と受取把持ヘッド9の第2位置決め工
程の終了付近の領域をオーバラップさせ、さらに受取把
持ヘッド9の第1位置決め工程内に受取把持ヘッド9の
もどり反転をオーバラップさせ、受取把持ヘッド9の第
2位置決め工程内に受取把持ヘッド9の反転をオーバラ
ップさせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂成機の金型か
ら樹脂成形品を取出して所定の積み重ね位置に順次積み
重ねる樹脂成形品の取出し積み重ね方法に係り、さらに
詳しくは、樹脂成形品の取出し積み重ねのサイクル時間
を短縮して、樹脂成形機のハイサイクル成形に寄与する
樹脂成形品の取出し積み重ね方法に関する。
ら樹脂成形品を取出して所定の積み重ね位置に順次積み
重ねる樹脂成形品の取出し積み重ね方法に係り、さらに
詳しくは、樹脂成形品の取出し積み重ねのサイクル時間
を短縮して、樹脂成形機のハイサイクル成形に寄与する
樹脂成形品の取出し積み重ね方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、射出成形機によって成形された
樹脂成形品は、成形品取出し機により自動的に取出さ
れ、所定の積み重ね位置に順次積み重ねられる。
樹脂成形品は、成形品取出し機により自動的に取出さ
れ、所定の積み重ね位置に順次積み重ねられる。
【0003】従来より実施されている樹脂成形品の取出
し積み重ね方法は、図3に示す把持ヘッド1と、この把
持ヘッド1を実線で示す把持姿勢から仮想線で示す積み
重ね姿勢に反転させ、仮想線で示す積み重ね姿勢から実
線で示す把持姿勢に反転もどりさせる反転・反転もどり
装置2を備えた成形品取出機3によって行われる。
し積み重ね方法は、図3に示す把持ヘッド1と、この把
持ヘッド1を実線で示す把持姿勢から仮想線で示す積み
重ね姿勢に反転させ、仮想線で示す積み重ね姿勢から実
線で示す把持姿勢に反転もどりさせる反転・反転もどり
装置2を備えた成形品取出機3によって行われる。
【0004】すなわち、第1の方法は、(a).図4に
示すように樹脂成形機4の型外スタート位置P1から型
開した成形金型5に接近対向する成形品取出し位置P2
まで成形品取出機3の把持ヘッド1を移動させ、
(b).把持ヘッド1により成形品取出し位置P2で成
形金型5から成形品6を取出し把持したのち型外位置P
3まで移送し、移送の途中あるいは型外位置P3で図3
の反転・反転もどり装置2の作動により把持ヘッド1を
仮想線で示す積み重ね姿勢に反転させ、(c).図示し
ていないサーボモータの駆動により、把持ヘッド1を型
外位置P3から図5の積み重ね位置P4に移動させ、こ
こで把持ヘッド1による成形品6の把持を解除して成形
品6の積み重ねを行い、(d).サーボモータの駆動に
より、把持ヘッド1を積み重ね位置P4から図4の型外
位置P3に復帰移動させ、移動の途中あるいは型外位置
P3で図3の反転・反転もどり装置2の作動により把持
ヘッド1を実線で示す把持姿勢に反転もどりさせ、以後
は、図4のスタート位置P1を通過して、前記(a)〜
(d)を1サイクルとして反復することによってなされ
る。
示すように樹脂成形機4の型外スタート位置P1から型
開した成形金型5に接近対向する成形品取出し位置P2
まで成形品取出機3の把持ヘッド1を移動させ、
(b).把持ヘッド1により成形品取出し位置P2で成
形金型5から成形品6を取出し把持したのち型外位置P
3まで移送し、移送の途中あるいは型外位置P3で図3
の反転・反転もどり装置2の作動により把持ヘッド1を
仮想線で示す積み重ね姿勢に反転させ、(c).図示し
ていないサーボモータの駆動により、把持ヘッド1を型
外位置P3から図5の積み重ね位置P4に移動させ、こ
こで把持ヘッド1による成形品6の把持を解除して成形
品6の積み重ねを行い、(d).サーボモータの駆動に
より、把持ヘッド1を積み重ね位置P4から図4の型外
位置P3に復帰移動させ、移動の途中あるいは型外位置
P3で図3の反転・反転もどり装置2の作動により把持
ヘッド1を実線で示す把持姿勢に反転もどりさせ、以後
は、図4のスタート位置P1を通過して、前記(a)〜
(d)を1サイクルとして反復することによってなされ
る。
【0005】また、第2の方法は、(a1).図4に示
すように、樹脂成形機4の型外スタート位置P1から型
開した成形金型5に接近対向する成形品取出し位置P2
まで成形品取出機3の把持ヘッド1を移動させ、(b
1).把持ヘッド1により成形品取出し位置P2で成形
金型5から成形品6を取出し把持したのち型外位置P3
まで移送し、移送の途中あるいは型外位置P3で図3の
反転・反転もどり装置2の作動により把持ヘッド1を仮
想線で示す積み重ね姿勢に反転させ、(c1).図示し
ていない昇降装置の駆動により、図6に示すように、リ
フターコンベア7を積み重ね位置P4まで上昇させ、こ
こで把持ヘッド1による成形品6の把持を解除して成形
品6の積み重ねを行い、(d1).昇降装置の駆動によ
り、リフターコンベア7を積み重ね位置P4から下降退
避させ、(e1).図3の反転・反転もどり装置2の作
動により把持ヘッド1を実線で示す把持姿勢に反転もど
りさせ、以後は、図4のスタート位置P1を通過して、
前記(a)〜(e)を1サイクルとして反復することに
よってなされる。
すように、樹脂成形機4の型外スタート位置P1から型
開した成形金型5に接近対向する成形品取出し位置P2
まで成形品取出機3の把持ヘッド1を移動させ、(b
1).把持ヘッド1により成形品取出し位置P2で成形
金型5から成形品6を取出し把持したのち型外位置P3
まで移送し、移送の途中あるいは型外位置P3で図3の
反転・反転もどり装置2の作動により把持ヘッド1を仮
想線で示す積み重ね姿勢に反転させ、(c1).図示し
ていない昇降装置の駆動により、図6に示すように、リ
フターコンベア7を積み重ね位置P4まで上昇させ、こ
こで把持ヘッド1による成形品6の把持を解除して成形
品6の積み重ねを行い、(d1).昇降装置の駆動によ
り、リフターコンベア7を積み重ね位置P4から下降退
避させ、(e1).図3の反転・反転もどり装置2の作
動により把持ヘッド1を実線で示す把持姿勢に反転もど
りさせ、以後は、図4のスタート位置P1を通過して、
前記(a)〜(e)を1サイクルとして反復することに
よってなされる。
【0006】ところが、このような樹脂成形品の取出し
積み重ね方法では、成形品取出機3に反転・反転もどり
装置2を装備する必要があり、それだけ成形品取出機3
の先端部重量が重くなる。したがって、樹脂成形品の取
出し積み重ねのサイクル時間を短縮する目的で、成形品
取出機3を高速作動させた場合の慣性が大きくなり、把
持ヘッド1を成形品取出し位置P2や型外位置P3ある
いは積み重ね位置P4などの所定位置で急速かつ正確に
位置決め停止させることが困難になる欠点を有してい
る。
積み重ね方法では、成形品取出機3に反転・反転もどり
装置2を装備する必要があり、それだけ成形品取出機3
の先端部重量が重くなる。したがって、樹脂成形品の取
出し積み重ねのサイクル時間を短縮する目的で、成形品
取出機3を高速作動させた場合の慣性が大きくなり、把
持ヘッド1を成形品取出し位置P2や型外位置P3ある
いは積み重ね位置P4などの所定位置で急速かつ正確に
位置決め停止させることが困難になる欠点を有してい
る。
【0007】また、前記第1の方法では、把持ヘッド1
と反転・反転もどり装置2を備えた成形品取出機3の一
連の単独作動による直列的な動作で樹脂成形品の取出し
積み重ねが行われるので、前記(a)〜(d)の工程に
おいて、前工程の領域と後工程の領域とをオーバーラッ
プさせることで、樹脂成形品の取出し積み重ねのサイク
ル時間を短縮することが不可能である。
と反転・反転もどり装置2を備えた成形品取出機3の一
連の単独作動による直列的な動作で樹脂成形品の取出し
積み重ねが行われるので、前記(a)〜(d)の工程に
おいて、前工程の領域と後工程の領域とをオーバーラッ
プさせることで、樹脂成形品の取出し積み重ねのサイク
ル時間を短縮することが不可能である。
【0008】さらに、前記第2の方法では、把持ヘッド
1と反転・反転もどり装置2を備えた成形品取出機3の
一連の単独作動による直列的な動作で樹脂成形品を型外
位置P3まで移送するので、前記(a1)〜(b1)お
よび(e1)の工程において、前工程の領域と後工程の
領域とをオーバーラップさせることで、樹脂成形品の取
出し積み重ねのサイクル時間を短縮することが不可能で
ある。
1と反転・反転もどり装置2を備えた成形品取出機3の
一連の単独作動による直列的な動作で樹脂成形品を型外
位置P3まで移送するので、前記(a1)〜(b1)お
よび(e1)の工程において、前工程の領域と後工程の
領域とをオーバーラップさせることで、樹脂成形品の取
出し積み重ねのサイクル時間を短縮することが不可能で
ある。
【0009】すなわち、前記第1の方法および第2の方
法では、成形品取出機3に反転・反転もどり装置2を装
備する必要があるため、成形品取出機3の特に先端部の
重量が重くなるので、樹脂成形品の取出し積み重ねのサ
イクル時間を短縮する目的で、成形品取出機3を高速作
動させた場合の慣性が大きくなり、把持ヘッド1を所定
位置で急速かつ正確に位置決め停止させることが困難に
なる欠点を有しているとともに、直列的な動作で樹脂成
形品の取出し積み重ねが行われるので、前工程の領域と
後工程の領域とをオーバーラップさせることにより、樹
脂成形品の取出し積み重ねのサイクル時間を短縮するこ
とが不可能なため、樹脂成形機のハイサイクル成形に対
応できず、樹脂成形機のハイサイクル成形を妨げる欠点
がある。
法では、成形品取出機3に反転・反転もどり装置2を装
備する必要があるため、成形品取出機3の特に先端部の
重量が重くなるので、樹脂成形品の取出し積み重ねのサ
イクル時間を短縮する目的で、成形品取出機3を高速作
動させた場合の慣性が大きくなり、把持ヘッド1を所定
位置で急速かつ正確に位置決め停止させることが困難に
なる欠点を有しているとともに、直列的な動作で樹脂成
形品の取出し積み重ねが行われるので、前工程の領域と
後工程の領域とをオーバーラップさせることにより、樹
脂成形品の取出し積み重ねのサイクル時間を短縮するこ
とが不可能なため、樹脂成形機のハイサイクル成形に対
応できず、樹脂成形機のハイサイクル成形を妨げる欠点
がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の樹脂
成形品の取出し積み重ね方法では、成形品取出機を高速
作動させた場合に、把持ヘッドを所定位置で急速かつ正
確に位置決め停止させることが困難であり、直列的な動
作で樹脂成形品の取出し積み重ねが行われるので、前工
程の領域と後工程の領域とをオーバーラップさせること
により、樹脂成形品の取出し積み重ねのサイクル時間を
短縮することが不可能なため、樹脂成形機のハイサイク
ル成形に対応できず、樹脂成形機のハイサイクル成形を
妨げる欠点を有している。そこで、請求項1記載の発明
は、成形品取出機と反転・反転もどり装置を分離して、
成形品取出機の軽量化を図ることで、成形品取出機を高
速作動させた場合でも、把持ヘッドを所定位置で急速か
つ正確に位置決め停止させるとともに、成形品取出機と
反転・反転もどり装置の並列的な動作により樹脂成形品
の取出し積み重ねを行うことで、前工程の領域と後工程
の領域とのオーバーラップを可能にし、樹脂成形品の取
出し積み重ねのサイクル時間を短縮して、樹脂成形機の
ハイサイクル成形に対応させ、樹脂成形機のハイサイク
ル成形を可能にする樹脂成形品の取出し積み重ね方法を
提供することを目的としたものである。
成形品の取出し積み重ね方法では、成形品取出機を高速
作動させた場合に、把持ヘッドを所定位置で急速かつ正
確に位置決め停止させることが困難であり、直列的な動
作で樹脂成形品の取出し積み重ねが行われるので、前工
程の領域と後工程の領域とをオーバーラップさせること
により、樹脂成形品の取出し積み重ねのサイクル時間を
短縮することが不可能なため、樹脂成形機のハイサイク
ル成形に対応できず、樹脂成形機のハイサイクル成形を
妨げる欠点を有している。そこで、請求項1記載の発明
は、成形品取出機と反転・反転もどり装置を分離して、
成形品取出機の軽量化を図ることで、成形品取出機を高
速作動させた場合でも、把持ヘッドを所定位置で急速か
つ正確に位置決め停止させるとともに、成形品取出機と
反転・反転もどり装置の並列的な動作により樹脂成形品
の取出し積み重ねを行うことで、前工程の領域と後工程
の領域とのオーバーラップを可能にし、樹脂成形品の取
出し積み重ねのサイクル時間を短縮して、樹脂成形機の
ハイサイクル成形に対応させ、樹脂成形機のハイサイク
ル成形を可能にする樹脂成形品の取出し積み重ね方法を
提供することを目的としたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
樹脂成形機の型外位置から型開した成形金型に接近対向
する成形品取出し位置に成形品取出機の把持ヘッドを移
動させて位置決めする把持ヘッドの第1位置決め工程
と、成形品取出し位置で把持ヘッドにより成形金型から
成形品を取出し把持して型外の成形品開放位置まで移送
して位置決めする把持ヘッドの第2位置決め工程と、成
形品開放位置で把持ヘッドに把持されている成形品に接
近対向する第1受取位置まで第1移動装置により反転台
およびこの反転台に取付けられている受取把持ヘッドを
移動させるとともに、この移動の過程で反転台および受
取把持ヘッドを反転・反転もどり装置によりもどり反転
して位置決めする受取把持ヘッドの第1位置決め工程
と、成形品開放位置で把持ヘッドによる成形品の把持を
解除するとともに、前記第1受取位置にもどり反転して
位置決めされている受取把持ヘッドで成形品を受取り把
持する成形品の第1受取工程と、第2移動装置により積
み重ね装置の積み重ね用把持ヘッドを積み重ね位置から
第2受取位置まで移動して位置決めする積み重ね用把持
ヘッドの第1位置決め工程と、受取把持ヘッドによる成
形品の把持状態で第1移動装置により反転台および受取
把持ヘッドを第1受取位置から受渡し位置まで移動させ
るとともに、この移動の過程で反転台および受取把持ヘ
ッドを反転・反転もどり装置により反転して位置決めす
る受取把持ヘッドの第2位置決め工程と、受渡し位置で
受取把持ヘッドによる成形品の把持を解除して、第2受
取位置に位置決めされている前記積み重ね用把持ヘッド
で成形品を受取り把持する成形品の第2受取工程と、成
形品を受渡した受取把持ヘッドを第1移動装置により受
渡し位置から第1受取位置に向けて移動を開始する工程
と、積み重ね用把持ヘッドによる成形品の把持状態で積
み重ね装置を第2移動装置により成形品の積み重ね位置
に移動させて位置決めする積み重ね用把持ヘッドの第2
位置決め工程と、成形品の積み重ね位置で積み重ね用把
持ヘッドによる成形品の把持を解除して、成形品を積み
重ねる成形品の積み重ね工程と、からなることを特徴と
したものである。
樹脂成形機の型外位置から型開した成形金型に接近対向
する成形品取出し位置に成形品取出機の把持ヘッドを移
動させて位置決めする把持ヘッドの第1位置決め工程
と、成形品取出し位置で把持ヘッドにより成形金型から
成形品を取出し把持して型外の成形品開放位置まで移送
して位置決めする把持ヘッドの第2位置決め工程と、成
形品開放位置で把持ヘッドに把持されている成形品に接
近対向する第1受取位置まで第1移動装置により反転台
およびこの反転台に取付けられている受取把持ヘッドを
移動させるとともに、この移動の過程で反転台および受
取把持ヘッドを反転・反転もどり装置によりもどり反転
して位置決めする受取把持ヘッドの第1位置決め工程
と、成形品開放位置で把持ヘッドによる成形品の把持を
解除するとともに、前記第1受取位置にもどり反転して
位置決めされている受取把持ヘッドで成形品を受取り把
持する成形品の第1受取工程と、第2移動装置により積
み重ね装置の積み重ね用把持ヘッドを積み重ね位置から
第2受取位置まで移動して位置決めする積み重ね用把持
ヘッドの第1位置決め工程と、受取把持ヘッドによる成
形品の把持状態で第1移動装置により反転台および受取
把持ヘッドを第1受取位置から受渡し位置まで移動させ
るとともに、この移動の過程で反転台および受取把持ヘ
ッドを反転・反転もどり装置により反転して位置決めす
る受取把持ヘッドの第2位置決め工程と、受渡し位置で
受取把持ヘッドによる成形品の把持を解除して、第2受
取位置に位置決めされている前記積み重ね用把持ヘッド
で成形品を受取り把持する成形品の第2受取工程と、成
形品を受渡した受取把持ヘッドを第1移動装置により受
渡し位置から第1受取位置に向けて移動を開始する工程
と、積み重ね用把持ヘッドによる成形品の把持状態で積
み重ね装置を第2移動装置により成形品の積み重ね位置
に移動させて位置決めする積み重ね用把持ヘッドの第2
位置決め工程と、成形品の積み重ね位置で積み重ね用把
持ヘッドによる成形品の把持を解除して、成形品を積み
重ねる成形品の積み重ね工程と、からなることを特徴と
したものである。
【0012】請求項1記載の発明によれば、成形品取出
機と反転・反転もどり装置が分離されているので成形品
取出機の軽量化を図れる。これにより、成形品取出機を
高速作動させた場合の慣性を小さくできる。また、把持
ヘッドの第2位置決め工程の終了付近の領域と受取把持
ヘッドの第1位置決め工程の終了付近の領域をオーバラ
ップさせることができ、積み重ね用把持ヘッドの第1位
置決め工程の終了付近の領域と受取把持ヘッドの第2位
置決め工程の終了付近の領域をオーバラップさせること
ができるとともに、受取把持ヘッドの第1位置決め工程
内に反転・反転もどり装置による受取把持ヘッドのもど
り反転をオーバラップさせ、受取把持ヘッドの第2位置
決め工程内に反転・反転もどり装置による受取把持ヘッ
ドの反転をオーバラップさせることができる。
機と反転・反転もどり装置が分離されているので成形品
取出機の軽量化を図れる。これにより、成形品取出機を
高速作動させた場合の慣性を小さくできる。また、把持
ヘッドの第2位置決め工程の終了付近の領域と受取把持
ヘッドの第1位置決め工程の終了付近の領域をオーバラ
ップさせることができ、積み重ね用把持ヘッドの第1位
置決め工程の終了付近の領域と受取把持ヘッドの第2位
置決め工程の終了付近の領域をオーバラップさせること
ができるとともに、受取把持ヘッドの第1位置決め工程
内に反転・反転もどり装置による受取把持ヘッドのもど
り反転をオーバラップさせ、受取把持ヘッドの第2位置
決め工程内に反転・反転もどり装置による受取把持ヘッ
ドの反転をオーバラップさせることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、請求項1記載の発明の実施
の形態を図面に基づいて説明する。なお、図3ないし図
6の従来例と同一もしくは相当部分には同一符号を付し
て説明する。図1は請求項1記載の発明の実施に適用さ
れる装置の側面図、図2は図1の平面図であり、成形品
取出機3の先端部には吸盤によってなる把持ヘッド1が
取付けられ、この把持ヘッド1はブロアーなどの吸気手
段と切替弁を備えた周知の吸着・吸着解除装置(図示省
略)に接続されて、成形品6の吸着把持と把持解除が可
能に構成されている。把持ヘッド1は、成形品取出機3
の作動により樹脂成形機4の型外スタート位置P1から
型開した成形金型5に接近対向する成形品取出し位置P
2に移動して位置決めされるとともに、成形品取出し位
置P2で成形金型5から成形品6を取出し把持して型外
の成形品開放位置P5まで移送する。
の形態を図面に基づいて説明する。なお、図3ないし図
6の従来例と同一もしくは相当部分には同一符号を付し
て説明する。図1は請求項1記載の発明の実施に適用さ
れる装置の側面図、図2は図1の平面図であり、成形品
取出機3の先端部には吸盤によってなる把持ヘッド1が
取付けられ、この把持ヘッド1はブロアーなどの吸気手
段と切替弁を備えた周知の吸着・吸着解除装置(図示省
略)に接続されて、成形品6の吸着把持と把持解除が可
能に構成されている。把持ヘッド1は、成形品取出機3
の作動により樹脂成形機4の型外スタート位置P1から
型開した成形金型5に接近対向する成形品取出し位置P
2に移動して位置決めされるとともに、成形品取出し位
置P2で成形金型5から成形品6を取出し把持して型外
の成形品開放位置P5まで移送する。
【0014】反転台8には吸盤によってなる受取把持ヘ
ッド9が取付けられ、この受取把持ヘッド9はブロアー
などの吸気手段と切替弁を備えた周知の吸着・吸着解除
装置(図示省略)に接続されて、成形品6の吸着把持と
把持解除が可能に構成されている。反転台8および受取
把持ヘッド9は、第1移動装置10により第1受取位置
P6と受渡し位置P7の間を進退移動するとともに、反
転・反転もどり装置2により反転台8および受取把持ヘ
ッド9を第1受取位置P6で実線で示す受取姿勢に反転
もどりさせ、受渡し位置P7で仮想線で示す受渡し姿勢
に反転させるようになっている。第1移動装置10は、
サーボモータ10Aと、サーボモータ10Aにより正逆
方向に回転駆動される親ねじ10Bと、この親ねじ10
Bに回転不能に螺合される雌ねじ部材10Cを備え、ピ
ン11を介して雌ねじ部材10Cの支持部に反転台8が
回転自在に取付けられている。
ッド9が取付けられ、この受取把持ヘッド9はブロアー
などの吸気手段と切替弁を備えた周知の吸着・吸着解除
装置(図示省略)に接続されて、成形品6の吸着把持と
把持解除が可能に構成されている。反転台8および受取
把持ヘッド9は、第1移動装置10により第1受取位置
P6と受渡し位置P7の間を進退移動するとともに、反
転・反転もどり装置2により反転台8および受取把持ヘ
ッド9を第1受取位置P6で実線で示す受取姿勢に反転
もどりさせ、受渡し位置P7で仮想線で示す受渡し姿勢
に反転させるようになっている。第1移動装置10は、
サーボモータ10Aと、サーボモータ10Aにより正逆
方向に回転駆動される親ねじ10Bと、この親ねじ10
Bに回転不能に螺合される雌ねじ部材10Cを備え、ピ
ン11を介して雌ねじ部材10Cの支持部に反転台8が
回転自在に取付けられている。
【0015】反転台8を前記受渡し姿勢に反転させ、か
つ前記受取姿勢に反転もどりさせる反転・反転もどり装
置2は、カム溝2Aを形成したカム板2Bと、反転台8
に固着されてカム溝2Aに係合するカムフォロアー2C
を備えている。
つ前記受取姿勢に反転もどりさせる反転・反転もどり装
置2は、カム溝2Aを形成したカム板2Bと、反転台8
に固着されてカム溝2Aに係合するカムフォロアー2C
を備えている。
【0016】積み重ね装置12には吸盤によってなる積
み重ね用把持ヘッド13が取付けられ、この積み重ね用
把持ヘッド13はブロアーなどの吸気手段と切替弁を備
えた周知の吸着・吸着解除装置(図示省略)に接続され
て、成形品6の吸着把持と把持解除が可能に構成されて
いる。積み重ね装置12および積み重ね用把持ヘッド1
3は、第2移動装置14により積み重ね位置P4と第2
受取位置P8の間を進退移動して位置決めされる。第2
移動装置14は、シリンダによって構成されている。
み重ね用把持ヘッド13が取付けられ、この積み重ね用
把持ヘッド13はブロアーなどの吸気手段と切替弁を備
えた周知の吸着・吸着解除装置(図示省略)に接続され
て、成形品6の吸着把持と把持解除が可能に構成されて
いる。積み重ね装置12および積み重ね用把持ヘッド1
3は、第2移動装置14により積み重ね位置P4と第2
受取位置P8の間を進退移動して位置決めされる。第2
移動装置14は、シリンダによって構成されている。
【0017】つぎに、前記構成の作動について説明す
る。 (1).樹脂成形機4の型外スタート位置P1から型開
した成形金型5に接近対向する成形品取出し位置P2に
成形品取出機3の把持ヘッド1を移動させて位置決めす
る(把持ヘッド1の第1位置決め工程)。 (2).成形品取出し位置P2で把持ヘッド1により成
形金型5から成形品6を取出し把持して型外の成形品開
放位置P5まで移送して位置決めする(把持ヘッド1の
第2位置決め工程)。 (3).成形品開放位置P5で把持ヘッド1に把持され
ている成形品6に接近対向する第1受取位置P6まで第
1移動装置10により反転台8およびこの反転台8に取
付けられている受取把持ヘッド9を移動させるととも
に、この移動の過程で反転台8および受取把持ヘッド9
を反転・反転もどり装置2によりもどり反転して位置決
めする(受取把持ヘッド9の第1位置決め工程)。すな
わち、第1移動装置10のサーボモータ10Aの駆動に
より、親ねじ10Bを正方向に回転させることで、雌ね
じ部材10Cおよび反転台8を前進させ、この前進の過
程でカムフォロアー2Cがカム溝2Aに干渉すること
で、反転台8を前記受取姿勢に反転もどりさせて第1受
取位置P6に位置決めする。 (4).成形品開放位置P5で把持ヘッド1による成形
品6の把持を解除するとともに、第1受取位置P6にも
どり反転して位置決めされている受取把持ヘッド9で成
形品6を受取り把持する(成形品の第1受取工程)。 (5).第2移動装置14により積み重ね装置12の積
み重ね用把持ヘッド13を積み重ね位置P4から第2受
取位置P8まで移動して位置決めする(積み重ね用把持
ヘッド13の第1位置決め工程)。すなわち、仮想線で
示す積み重ね位置P4に位置している積み重ね装置12
の積み重ね用把持ヘッド13を、第2移動装置14を構
成しているシリンダの作動により実線で示す第2受取位
置P8まで引上げて位置決めする。 (6).受取把持ヘッド9による成形品6の把持状態で
第1移動装置10により反転台8および受取把持ヘッド
9を第1受取位置P6から受渡し位置P7まで移動させ
るとともに、この移動の過程で反転台8および受取把持
ヘッド9を反転・反転もどり装置2により反転して位置
決めする(受取把持ヘッド9の第2位置決め工程)。す
なわち、第1移動装置10のサーボモータ10Aの駆動
により、親ねじ10Bを逆方向に回転させることで、雌
ねじ部材10Cおよび反転台8を後退させ、この後退の
過程でカムフォロアー2Cがカム溝2Aに干渉すること
で、反転台8を前記受渡し姿勢に反転させて受渡し位置
P7に位置決めする。 (7).受渡し位置P7で受取把持ヘッド9による成形
品6の把持を解除して、第2受取位置P8に位置決めさ
れている積み重ね用把持ヘッド13で成形品6を受取り
把持する(成形品の第2受取工程)。 (8).成形品6を受渡した受取把持ヘッド9を第1移
動装置10により受渡し位置P7から第1受取位置P6
に向けて移動を開始させる。 (9).積み重ね用把持ヘッド13による成形品6の把
持状態で積み重ね装置12を第2移動装置14により成
形品6の積み重ね位置P4に移動させて位置決めする
(積み重ね用把持ヘッド13の第2位置決め工程)。 (10).成形品の積み重ね位置P4で積み重ね用把持
ヘッド13による成形品6の把持を解除して、成形品6
を積み重ねる(成形品6の積み重ね工程)。
る。 (1).樹脂成形機4の型外スタート位置P1から型開
した成形金型5に接近対向する成形品取出し位置P2に
成形品取出機3の把持ヘッド1を移動させて位置決めす
る(把持ヘッド1の第1位置決め工程)。 (2).成形品取出し位置P2で把持ヘッド1により成
形金型5から成形品6を取出し把持して型外の成形品開
放位置P5まで移送して位置決めする(把持ヘッド1の
第2位置決め工程)。 (3).成形品開放位置P5で把持ヘッド1に把持され
ている成形品6に接近対向する第1受取位置P6まで第
1移動装置10により反転台8およびこの反転台8に取
付けられている受取把持ヘッド9を移動させるととも
に、この移動の過程で反転台8および受取把持ヘッド9
を反転・反転もどり装置2によりもどり反転して位置決
めする(受取把持ヘッド9の第1位置決め工程)。すな
わち、第1移動装置10のサーボモータ10Aの駆動に
より、親ねじ10Bを正方向に回転させることで、雌ね
じ部材10Cおよび反転台8を前進させ、この前進の過
程でカムフォロアー2Cがカム溝2Aに干渉すること
で、反転台8を前記受取姿勢に反転もどりさせて第1受
取位置P6に位置決めする。 (4).成形品開放位置P5で把持ヘッド1による成形
品6の把持を解除するとともに、第1受取位置P6にも
どり反転して位置決めされている受取把持ヘッド9で成
形品6を受取り把持する(成形品の第1受取工程)。 (5).第2移動装置14により積み重ね装置12の積
み重ね用把持ヘッド13を積み重ね位置P4から第2受
取位置P8まで移動して位置決めする(積み重ね用把持
ヘッド13の第1位置決め工程)。すなわち、仮想線で
示す積み重ね位置P4に位置している積み重ね装置12
の積み重ね用把持ヘッド13を、第2移動装置14を構
成しているシリンダの作動により実線で示す第2受取位
置P8まで引上げて位置決めする。 (6).受取把持ヘッド9による成形品6の把持状態で
第1移動装置10により反転台8および受取把持ヘッド
9を第1受取位置P6から受渡し位置P7まで移動させ
るとともに、この移動の過程で反転台8および受取把持
ヘッド9を反転・反転もどり装置2により反転して位置
決めする(受取把持ヘッド9の第2位置決め工程)。す
なわち、第1移動装置10のサーボモータ10Aの駆動
により、親ねじ10Bを逆方向に回転させることで、雌
ねじ部材10Cおよび反転台8を後退させ、この後退の
過程でカムフォロアー2Cがカム溝2Aに干渉すること
で、反転台8を前記受渡し姿勢に反転させて受渡し位置
P7に位置決めする。 (7).受渡し位置P7で受取把持ヘッド9による成形
品6の把持を解除して、第2受取位置P8に位置決めさ
れている積み重ね用把持ヘッド13で成形品6を受取り
把持する(成形品の第2受取工程)。 (8).成形品6を受渡した受取把持ヘッド9を第1移
動装置10により受渡し位置P7から第1受取位置P6
に向けて移動を開始させる。 (9).積み重ね用把持ヘッド13による成形品6の把
持状態で積み重ね装置12を第2移動装置14により成
形品6の積み重ね位置P4に移動させて位置決めする
(積み重ね用把持ヘッド13の第2位置決め工程)。 (10).成形品の積み重ね位置P4で積み重ね用把持
ヘッド13による成形品6の把持を解除して、成形品6
を積み重ねる(成形品6の積み重ね工程)。
【0018】前記(1)〜(10)の工程を反復するこ
とによって、樹脂成機4の金型5から樹脂成形品6を取
出して積み重ね位置P4で順次積み重ねる作業を自動的
に行うことができる。
とによって、樹脂成機4の金型5から樹脂成形品6を取
出して積み重ね位置P4で順次積み重ねる作業を自動的
に行うことができる。
【0019】前述のように、成形品取出機3と反転・反
転もどり装置2を分離しているので、成形品取出機3の
軽量化を図れる。これにより、成形品取出機3を高速作
動させた場合の慣性を小さくできる。したがって、成形
品取出機3を高速作動させても、把持ヘッド1を成形品
取出位置P2および成形品開放位置P5で急速かつ正確
に位置決め停止させることができる。また、前記(2)
で述べた把持ヘッド1の第2位置決め工程の終了付近の
領域と前記(3)で述べた受取把持ヘッド9の第1位置
決め工程の終了付近の領域をオーバラップさせることが
でき、前記(5)で述べた積み重ね用把持ヘッド13の
第1位置決め工程の終了付近の領域と前記(6)で述べ
た受取把持ヘッド9の第2位置決め工程の終了付近の領
域をオーバラップさせることができるとともに、受取把
持ヘッド9の第1位置決め工程内に反転・反転もどり装
置2による受取把持ヘッド9のもどり反転をオーバラッ
プさせ、受取把持ヘッド9の第2位置決め工程内に反転
・反転もどり装置2による受取把持ヘッド9の反転をオ
ーバラップさせることができる。その結果、成形品6の
取出し積み重ねのサイクル時間を短縮して、樹脂成形機
4のハイサイクル成形に対応させ、樹脂成形機4のハイ
サイクル成形を可能にすることができる。
転もどり装置2を分離しているので、成形品取出機3の
軽量化を図れる。これにより、成形品取出機3を高速作
動させた場合の慣性を小さくできる。したがって、成形
品取出機3を高速作動させても、把持ヘッド1を成形品
取出位置P2および成形品開放位置P5で急速かつ正確
に位置決め停止させることができる。また、前記(2)
で述べた把持ヘッド1の第2位置決め工程の終了付近の
領域と前記(3)で述べた受取把持ヘッド9の第1位置
決め工程の終了付近の領域をオーバラップさせることが
でき、前記(5)で述べた積み重ね用把持ヘッド13の
第1位置決め工程の終了付近の領域と前記(6)で述べ
た受取把持ヘッド9の第2位置決め工程の終了付近の領
域をオーバラップさせることができるとともに、受取把
持ヘッド9の第1位置決め工程内に反転・反転もどり装
置2による受取把持ヘッド9のもどり反転をオーバラッ
プさせ、受取把持ヘッド9の第2位置決め工程内に反転
・反転もどり装置2による受取把持ヘッド9の反転をオ
ーバラップさせることができる。その結果、成形品6の
取出し積み重ねのサイクル時間を短縮して、樹脂成形機
4のハイサイクル成形に対応させ、樹脂成形機4のハイ
サイクル成形を可能にすることができる。
【0020】なお、前記実施の形態では、吸盤によって
なる把持ヘッド1、受取把持ヘッド9および積み重ね用
把持ヘッド13を使用し、これらは、ブロアーなどの吸
気手段と切替弁を備えた周知の吸着・吸着解除装置に接
続して、成形品6の吸着把持と把持解除を可能に構成し
て説明しているが、把持ヘッド1、受取把持ヘッド9お
よび積み重ね用把持ヘッド13を、それぞれ機械式のチ
ヤックによって構成してもよい。
なる把持ヘッド1、受取把持ヘッド9および積み重ね用
把持ヘッド13を使用し、これらは、ブロアーなどの吸
気手段と切替弁を備えた周知の吸着・吸着解除装置に接
続して、成形品6の吸着把持と把持解除を可能に構成し
て説明しているが、把持ヘッド1、受取把持ヘッド9お
よび積み重ね用把持ヘッド13を、それぞれ機械式のチ
ヤックによって構成してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、成形品取出機と反転・反転もどり装置を分離して
いるので、成形品取出機の軽量化を図れる。これによ
り、成形品取出機を高速作動させた場合の慣性を小さく
できる。したがって、成形品取出機を高速作動させて
も、把持ヘッドを所定の位置で急速かつ正確に位置決め
停止させることができる。また、把持ヘッドの第2位置
決め工程の終了付近の領域と受取把持ヘッドの第1位置
決め工程の終了付近の領域をオーバラップさせることが
でき、積み重ね用把持ヘッドの第1位置決め工程の終了
付近の領域と受取把持ヘッドの第2位置決め工程の終了
付近の領域をオーバラップさせることができるととも
に、受取把持ヘッドの第1位置決め工程内に反転・反転
もどり装置による受取把持ヘッドのもどり反転をオーバ
ラップさせ、受取把持ヘッドの第2位置決め工程内に反
転・反転もどり装置による受取把持ヘッドの反転をオー
バラップさせることができる。その結果、成形品の取出
し積み重ねのサイクル時間を短縮して、樹脂成形機のハ
イサイクル成形に対応させ、樹脂成形機のハイサイクル
成形を可能にすることができる。
明は、成形品取出機と反転・反転もどり装置を分離して
いるので、成形品取出機の軽量化を図れる。これによ
り、成形品取出機を高速作動させた場合の慣性を小さく
できる。したがって、成形品取出機を高速作動させて
も、把持ヘッドを所定の位置で急速かつ正確に位置決め
停止させることができる。また、把持ヘッドの第2位置
決め工程の終了付近の領域と受取把持ヘッドの第1位置
決め工程の終了付近の領域をオーバラップさせることが
でき、積み重ね用把持ヘッドの第1位置決め工程の終了
付近の領域と受取把持ヘッドの第2位置決め工程の終了
付近の領域をオーバラップさせることができるととも
に、受取把持ヘッドの第1位置決め工程内に反転・反転
もどり装置による受取把持ヘッドのもどり反転をオーバ
ラップさせ、受取把持ヘッドの第2位置決め工程内に反
転・反転もどり装置による受取把持ヘッドの反転をオー
バラップさせることができる。その結果、成形品の取出
し積み重ねのサイクル時間を短縮して、樹脂成形機のハ
イサイクル成形に対応させ、樹脂成形機のハイサイクル
成形を可能にすることができる。
【図1】請求項1記載の発明の実施に適用される装置の
側面図である。
側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】従来の方法に適用される装置の側面図である。
【図4】従来の作動手順を示す平面図である。
【図5】従来の第1の方法による成形品の積み重ね状態
を示す作動説明図である。
を示す作動説明図である。
【図6】従来の第2の方法による成形品の積み重ね状態
を示す作動説明図である。
を示す作動説明図である。
1 把持ヘッド 2 反転・反転もどり装置 3 成形品取出機 4 樹脂成形機 5 金型 6 成形品 8 反転台 9 受取把持ヘッド 10 第1移動装置 12 積み重ね装置 14 積み重ね用把持ヘッド 15 第2移動装置 P1 型外スタート位置 P2 成形品取出し位置 P4 積み重ね位置 P5 成形品開放位置 P6 第1受取位置 P7 受渡し位置 P8 第2受取位置
Claims (1)
- 【請求項1】 樹脂成形機の型外位置から型開した成形
金型に接近対向する成形品取出し位置に成形品取出機の
把持ヘッドを移動させて位置決めする把持ヘッドの第1
位置決め工程と、 成形品取出し位置で把持ヘッドにより成形金型から成形
品を取出し把持して型外の成形品開放位置まで移送して
位置決めする把持ヘッドの第2位置決め工程と、 成形品開放位置で把持ヘッドに把持されている成形品に
接近対向する第1受取位置まで第1移動装置により反転
台およびこの反転台に取付けられている受取把持ヘッド
を移動させるとともに、この移動の過程で反転台および
受取把持ヘッドを反転・反転もどり装置によりもどり反
転して位置決めする受取把持ヘッドの第1位置決め工程
と、 成形品開放位置で把持ヘッドによる成形品の把持を解除
するとともに、前記第1受取位置にもどり反転して位置
決めされている受取把持ヘッドで成形品を受取り把持す
る成形品の第1受取工程と、 第2移動装置により積み重ね装置の積み重ね用把持ヘッ
ドを積み重ね位置から第2受取位置まで移動して位置決
めする積み重ね用把持ヘッドの第1位置決め工程と、 受取把持ヘッドによる成形品の把持状態で第1移動装置
により反転台および受取把持ヘッドを第1受取位置から
受渡し位置まで移動させるとともに、この移動の過程で
反転台および受取把持ヘッドを反転・反転もどり装置に
より反転して位置決めする受取把持ヘッドの第2位置決
め工程と、 受渡し位置で受取把持ヘッドによる成形品の把持を解除
して、第2受取位置に位置決めされている前記積み重ね
用把持ヘッドで成形品を受取り把持する成形品の第2受
取工程と、 成形品を受渡した受取把持ヘッドを第1移動装置により
受渡し位置から第1受取位置に向けて移動を開始する工
程と、 積み重ね用把持ヘッドによる成形品の把持状態で積み重
ね装置を第2移動装置により成形品の積み重ね位置に移
動させて位置決めする積み重ね用把持ヘッドの第2位置
決め工程と、 成形品の積み重ね位置で積み重ね用把持ヘッドによる成
形品の把持を解除して、成形品を積み重ねる成形品の積
み重ね工程と、 からなることを特徴とする樹脂成形品の取出し積み重ね
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7227123A JP2670538B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 樹脂成形品の取出し積み重ね方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7227123A JP2670538B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 樹脂成形品の取出し積み重ね方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0952263A true JPH0952263A (ja) | 1997-02-25 |
JP2670538B2 JP2670538B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=16855846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7227123A Expired - Fee Related JP2670538B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 樹脂成形品の取出し積み重ね方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2670538B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP7227123A patent/JP2670538B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2670538B2 (ja) | 1997-10-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |