JPH095146A - 発光式液体表面標識 - Google Patents

発光式液体表面標識

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JPH095146A
JPH095146A JP17937795A JP17937795A JPH095146A JP H095146 A JPH095146 A JP H095146A JP 17937795 A JP17937795 A JP 17937795A JP 17937795 A JP17937795 A JP 17937795A JP H095146 A JPH095146 A JP H095146A
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JP
Japan
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liquid surface
floating body
float body
rod
filling material
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Pending
Application number
JP17937795A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Suzuki
均 鈴木
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SANEI HAITETSUKUSU KK
Original Assignee
SANEI HAITETSUKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】液位を認識する標識を認識し易くした液体表面
標識を得ることを目的とするものである。 【構成】合成樹脂管の内部に半透明な充填材を充填した
棒状の発光部材と、その下方に取り付けた重錘ケースと
を有し、その重錘ケースの内部に前記充填材に面して発
光素子を配すると共に、電池を収容することによって解
決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、薬液タンクや貯湯槽
などの液位を表示するのに好適な液体表面標識に関する
もので、特に、標識自体が発光するように構成したもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、前記化成タンクや貯湯槽など、
液体を貯蔵する容器には内部に蓄えた薬液のレベルを外
部に表示するべく液位計、すなわち、レベルメータを取
付けることが行われている。そこで使用される液位計
は、図5で示すように、貯蔵容器10の外面に上下の支
持具11、11によって細長いガラス管12を支持し、
その内部に貯蔵容器10内の液体を導くと共に、そのガ
ラス管12内に液体表面標識20、いわゆる浮体を入れ
液位の昇降に応じてガラス管12内で昇降させることが
行われている。そして、前記標識20は赤色に塗られた
棒状の発泡スチロールの一端に重錘13を取付けたもの
や、両端を閉じたガラス管に重錘を収めて作られてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、貯槽の
液位計は、その構造上、比較的遠い位置から液面を確認
せねばならず、比較的暗い工場の中、ことに夜間にはガ
ラス管12の中にある標識の位置を外部から認識するの
が難しく、液位の確認が容易でなかった。また、そのよ
うな不具合を解消するため、標識20の外面に数本の赤
色帯からなるだんだら模様にすることで被視認性を向上
させることも行われたが、必ずしも有効ではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、合成樹
脂管からなる管材の内部に半透明な充填材を充填した棒
状の浮体と、その下方に取り付けた重錘ケースとを有
し、その重錘ケースの内部に前記充填材に面して発光素
子を配すると共に、電池を収容することによって解決さ
れる。具体的には、前記棒状の浮体の外面には帯状の目
盛り線の複数個が設けられている。また、前記棒状の浮
体の外面には環状の凹溝からなる目盛り線の複数個が設
けられ、あるいは、その凹溝の中に着色材を塗布して埋
めたものである。
【0005】
【作用】液体表面標識は比較的軽量な浮体の浮力によっ
て液面に浮ぶ。また、重錘ケースに電池を収容して発光
素子に通電する。発光素子が光ると、その光は充填材を
通して浮体をなす管材の内部へ進行する。そして、その
過程で半透明な充填材によって乱反射し、一部は管材を
通して外部へ放散し浮体を光らせる。また、浮体の表面
には目盛り線が設けられており、重錘ケースの容積が変
化しても、それによって変位を確認できる。
【0006】
【実施例】以下、図示の実施例によってこの発明を説明
する。図1および図2中、20はこの発明に係る発光式
の液体表面標識である。液体表面標識20は断面が円形
の棒状をなし、その表面には目盛り線21たる複数の着
色帯が全周に亘って帯状に、且つ所定間隔を以て形成さ
れている。すなわち、目盛り線21は顔料あるいは塗料
によって塗色され、あるいは図3(a)で示すように、
透明な着色テープが貼着されて見易く作ってある。な
お、この発明において前記目盛り線21を着色すること
は必須の要件ではなく、着色に代えて図3(b)で示す
ように、管材31の外周面に環状の凹溝21aを設ける
だけでもよく、さらに、図3(c)で示すように、その
凹溝21aの中に塗料あるいは顔料などの着色材21b
を塗布して平滑に仕上げてもよい。
【0007】管材31の表面に目盛り線21たる凹溝2
1aを設ける手段は任意であるが、この実施例では簡易
形の転造盤50を用いた。転造盤50による凹溝21a
の成形方法を説明すると、まず、表面に凹溝21aに対
応する環状の突起(図示してない)を形成した転造ロー
ラ51、51を準備し、この転造ローラ51、51を所
定の温度に予熱し回転させる。次いで、その一方を図中
二点鎖線で示す位置へ後退させておき、両ローラ51、
51の間に配した支持台52の上に管材31の素材を置
き、実線で示す位置まで前進させる。これによって支持
台52上にて管材31の外周を押圧すれば材料が部分的
に軟化して凹溝21aが形成される。
【0008】液体表面標識20は図3で示すように、透
明な塩化ビニールで作られた直径13mmの管材31を
有し、その中に半透明な充填材32、すなわち、ゲル状
のシリコンゴムを充填して作られた棒状の浮体33から
なっている。浮体33をなす管材31の一端は頭部34
を半球状に丸めて閉じてあり、他端は重錘ケース40、
具体的には後述する発光素子41によって閉じられてい
る。なお、前記頭部34を閉じる手段はこれに限らず、
管材31とは別個に作って嵌合その他の手段によって一
体的に結合してもよいことは勿論である。
【0009】重錘ケース40は軟質の合成樹脂で作られ
ており、前記浮体33の外周に着脱可能に嵌着されると
共に、その内部には前記充填材32に面して発光素子4
1を配し、さらにその下端部には小型のボタン形電池4
2を収容してある。すなわち、発光素子41はその発光
部である半球形の頭部を前記管材31の内部に差し込ん
であり、その底面には導線43が連結されていて、前記
電池42へ連結可能に構成されていて、重錘ケース40
を浮体33に取り付けると発光素子41が点灯し、取り
外せば消灯するように構成されている。
【0010】浮体33に重錘ケース40が取り付けられ
発光素子41が点灯すると、発光素子41から発せられ
た赤色、緑色などの光は充填材32の中を進行し、その
過程で光の一部が充填材32によって乱反射して管材3
1から外部へ放散して、浮体33を発光素子41から発
せられた色によって光らせ、被視認性を向上させる。そ
の際、図3(b)で示すように、管材31の外周面に環
状の凹溝21aを設けたものでは、管材31から放散す
る光が凹溝21aの部分で一層強く屈曲し輝いて見え認
識し易くなる。また、図3(c)で示すように、その凹
溝21aの中に塗料あるいは顔料などの着色材を塗布し
て平滑にして置けば、塗布した色が一層強調されて認識
し易くなる上、浮体の表面が平滑になってガラス管12
内を円滑に昇降できる。
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、液体
表面標識20は光源たる発光素子41と電源たる電池4
2とを有するので、液面に浮いた状態で外部からの給電
を受けずに光を放ち得るので、取り扱いが容易である上
に、夜目遠目にも容易に認識できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図面はこの発明の一実施例である液体表面標識
を示す外観図である。
【図2】他の実施例を示す図1相当の外観図である。
【図3】図1、図2の縦断面図である。
【図4】成形方法を示す転造盤の断面図である。
【図5】液体表面標識の使用例を示す従来の貯液槽の断
面図である。
【符号の説明】
A・・・・液位計 10・・・・貯蔵容器 11・・・・上下の支持具 12・・・・ガラス管 13・・・・重錘 20・・・・液体表面標識(浮体) 21・・・・着色帯 21a・・・凹溝 21b・・・着色材 31・・・・管材 32・・・・充填材 33・・・・棒状の浮体 34・・・・蓋体 40・・・・重錘ケース 41・・・・発光素子 42・・・・電池(重錘) 43・・・・導線 50・・・・転造盤 51・・・・加圧ローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂管からなる管材の内部に半透明な
    充填材を充填した棒状の浮体と、その下方に取り付けた
    重錘ケースとを有し、その重錘ケースの内部に前記充填
    材に面して発光素子を配すると共に、電池を収容してな
    る発光式液体表面標識。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記棒状の浮体の外面
    には帯状の目盛り線の複数個が設けられている発光式液
    体表面標識。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記棒状の浮体の外面
    には、環状の凹溝からなる目盛り線の複数個が設けられ
    ている発光式液体表面標識。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記棒状の浮体の外面
    には、環状の凹溝からなる目盛り線の複数個が設けられ
    ており、その凹溝の中に着色材を塗布してなる発光式液
    体表面標識。
JP17937795A 1995-06-22 1995-06-22 発光式液体表面標識 Pending JPH095146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17937795A JPH095146A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 発光式液体表面標識

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JP17937795A JPH095146A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 発光式液体表面標識

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JPH095146A true JPH095146A (ja) 1997-01-10

Family

ID=16064800

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JP17937795A Pending JPH095146A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 発光式液体表面標識

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110481937A (zh) * 2017-03-14 2019-11-22 广州市酷跑计算机科技有限公司 一种储存容器

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