JPH0951335A - ネットワークシステム - Google Patents
ネットワークシステムInfo
- Publication number
- JPH0951335A JPH0951335A JP7200636A JP20063695A JPH0951335A JP H0951335 A JPH0951335 A JP H0951335A JP 7200636 A JP7200636 A JP 7200636A JP 20063695 A JP20063695 A JP 20063695A JP H0951335 A JPH0951335 A JP H0951335A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- data
- monitoring device
- instrumentation
- control
- Prior art date
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- Pending
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- Small-Scale Networks (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】デジタル計装システムを制御するためのシステ
ムソフトウェアエディションや監視制御を行うための制
御ループ，シーケンス制御等のパラメータを遠隔地より
変更可能とし、複数化，煩雑化するソフトウェアの保守
管理を解消する。 【構成】クライアントサーバシステムと分散型デジタル
計装システムとの間のデータの通信方式をコマンドを実
行するシステム関数をパラメータレベルで制御し、通信
コマンドを一本化することにより、上記クライアントサ
ーバシステムから上記分散型デジタル計装システムの一
括管理を行う。 【効果】システムのネットワーク上にある上位通信装置
の全てから分散型デジタル計装システムのメンテナンス
が可能となり、プロセス制御の運転及び監視における運
用性及び保守性の向上効果がある。
ムソフトウェアエディションや監視制御を行うための制
御ループ，シーケンス制御等のパラメータを遠隔地より
変更可能とし、複数化，煩雑化するソフトウェアの保守
管理を解消する。 【構成】クライアントサーバシステムと分散型デジタル
計装システムとの間のデータの通信方式をコマンドを実
行するシステム関数をパラメータレベルで制御し、通信
コマンドを一本化することにより、上記クライアントサ
ーバシステムから上記分散型デジタル計装システムの一
括管理を行う。 【効果】システムのネットワーク上にある上位通信装置
の全てから分散型デジタル計装システムのメンテナンス
が可能となり、プロセス制御の運転及び監視における運
用性及び保守性の向上効果がある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プロセス制御システム
とその監視，制御を行う統合化を中心としたプラントの
自動化及び省力化に有効なデジタル計装システムと、こ
れら計装システムのネットワーク上に接続したクライア
ントサーバシステムの信号処理に関する。
とその監視，制御を行う統合化を中心としたプラントの
自動化及び省力化に有効なデジタル計装システムと、こ
れら計装システムのネットワーク上に接続したクライア
ントサーバシステムの信号処理に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年のネットワークの発達に伴いデジタ
ル計装システムも広域な監視制御を行うようになってい
る。また、ネットワークの発達はデジタル計装システム
につながる上位クライアントサーバシステムとのネット
ワークを可能とし、より複雑なシステム構成となってい
る。
ル計装システムも広域な監視制御を行うようになってい
る。また、ネットワークの発達はデジタル計装システム
につながる上位クライアントサーバシステムとのネット
ワークを可能とし、より複雑なシステム構成となってい
る。
【０００３】当然その複雑な構成をなす監視制御システ
ムを管理，構成するソフトウェアも複雑化，大型化し、
広域に配置されている監視制御処理装置のソフトウェア
の保守管理は年々煩雑なものとなっている。
ムを管理，構成するソフトウェアも複雑化，大型化し、
広域に配置されている監視制御処理装置のソフトウェア
の保守管理は年々煩雑なものとなっている。
【０００４】このような状況の中で、プロセス制御装置
とプロセス監視装置とからなるデジタル計装システム
と、上位通信機器の通信サポート用ゲートウェイユニッ
ト（ＧＷＵ）と、そのネットワーク上にある上位通信機
器から成るシステムにおいて、従来のネットワーク上に
接続したクライアントサーバシステムの場合、その主た
る目的は上位システムでの監視及びデータの管理に重点
が置かれており、上位システムから制御処理装置へアク
セス可能なデータは、計測値，設定値等の計装制御デー
タに限られたものであった。
とプロセス監視装置とからなるデジタル計装システム
と、上位通信機器の通信サポート用ゲートウェイユニッ
ト（ＧＷＵ）と、そのネットワーク上にある上位通信機
器から成るシステムにおいて、従来のネットワーク上に
接続したクライアントサーバシステムの場合、その主た
る目的は上位システムでの監視及びデータの管理に重点
が置かれており、上位システムから制御処理装置へアク
セス可能なデータは、計測値，設定値等の計装制御デー
タに限られたものであった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、上位シ
ステムから制御処理装置へアクセス可能なデータは計測
値，設定値等の計装制御データに限られたものであった
ために、遠隔地に設置されている制御処理装置を含むデ
ジタル計装システム全体の保守管理を含めたデータの管
理は行われていないため、広域なプラントの敷地内にお
いてはメンテナンス作業の妨げとなっていた。
ステムから制御処理装置へアクセス可能なデータは計測
値，設定値等の計装制御データに限られたものであった
ために、遠隔地に設置されている制御処理装置を含むデ
ジタル計装システム全体の保守管理を含めたデータの管
理は行われていないため、広域なプラントの敷地内にお
いてはメンテナンス作業の妨げとなっていた。
【０００６】本発明は、発達したネットワークシステム
を利用し、上位クライアントサーバシステムより、デジ
タル計装システムを制御するためのシステムソフトウェ
アエディションや監視制御を行うための制御ループ，シ
ーケンス制御等のパラメータを遠隔地より変更可能とす
ることにより、複雑化，煩雑化するソフトウェアの保守
管理を解消することを目的とするものである。
を利用し、上位クライアントサーバシステムより、デジ
タル計装システムを制御するためのシステムソフトウェ
アエディションや監視制御を行うための制御ループ，シ
ーケンス制御等のパラメータを遠隔地より変更可能とす
ることにより、複雑化，煩雑化するソフトウェアの保守
管理を解消することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴は、計装システム通信線上に構成された
プロセス制御装置やプロセス監視装置からなる分散型デ
ジタル計装システムと、上記分散型デジタル計装システ
ムと通信を行う少なくとも１台以上の上位通信機器とか
らなるローカルエリアネットワーク上に構成されたクラ
イアントサーバシステムと、上記分散型デジタル計装シ
ステムと上記クライアントサーバシステムとを結ぶ通信
処理装置と、からなるネットワークシステムにおいて、
上記クライアントサーバシステムと上記分散型デジタル
計装システムとの間のデータの通信方式をコマンドを実
行するシステム関数をパラメータレベルで制御し、通信
コマンドを一本化することにより、上記クライアントサ
ーバシステムから上記分散型デジタル計装システムの一
括管理を行うことである。
の本発明の特徴は、計装システム通信線上に構成された
プロセス制御装置やプロセス監視装置からなる分散型デ
ジタル計装システムと、上記分散型デジタル計装システ
ムと通信を行う少なくとも１台以上の上位通信機器とか
らなるローカルエリアネットワーク上に構成されたクラ
イアントサーバシステムと、上記分散型デジタル計装シ
ステムと上記クライアントサーバシステムとを結ぶ通信
処理装置と、からなるネットワークシステムにおいて、
上記クライアントサーバシステムと上記分散型デジタル
計装システムとの間のデータの通信方式をコマンドを実
行するシステム関数をパラメータレベルで制御し、通信
コマンドを一本化することにより、上記クライアントサ
ーバシステムから上記分散型デジタル計装システムの一
括管理を行うことである。
【０００８】
【作用】本発明では、上記計装システムにおいてデータ
との通信方式をデータ種別毎にコマンドを用意する方式
からコマンドを実行するシステム関数をパラメータレベ
ルで制御することで通信コマンドを一本化することが可
能となる。
との通信方式をデータ種別毎にコマンドを用意する方式
からコマンドを実行するシステム関数をパラメータレベ
ルで制御することで通信コマンドを一本化することが可
能となる。
【０００９】また、従来分けて考えられていたプロセス
制御装置やプロセス監視装置からなる計装システム内の
エディションデータと計装制御データが、すべてファイ
ルで管理されていることからすべての計測値，設定値や
これらを蓄積したデータベースファイルを含む計装デー
タと監視制御処理装置を構成する基本ソフトウェアに必
要なシステムエディションデータ，監視制御を行うため
に必要な制御ループやシーケンス制御等のパラメータ、
及びマン−マシン部を構成するソフトウェアとそのデー
タなど内部データにアクセス可能となる。
制御装置やプロセス監視装置からなる計装システム内の
エディションデータと計装制御データが、すべてファイ
ルで管理されていることからすべての計測値，設定値や
これらを蓄積したデータベースファイルを含む計装デー
タと監視制御処理装置を構成する基本ソフトウェアに必
要なシステムエディションデータ，監視制御を行うため
に必要な制御ループやシーケンス制御等のパラメータ、
及びマン−マシン部を構成するソフトウェアとそのデー
タなど内部データにアクセス可能となる。
【００１０】またこれにより、ネットワーク上に接続さ
れたクライアントサーバシステムから、計装システムの
計装制御データ，計装システムを構成する基本ソフトウ
ェアのためのシステムエディションデータ，監視制御を
行うための制御ループやシーケンス制御等のパラメータ
のメンテナンス及び設定等が可能になることにより、中
央からの計装システム全体の監視管理が可能となる。
れたクライアントサーバシステムから、計装システムの
計装制御データ，計装システムを構成する基本ソフトウ
ェアのためのシステムエディションデータ，監視制御を
行うための制御ループやシーケンス制御等のパラメータ
のメンテナンス及び設定等が可能になることにより、中
央からの計装システム全体の監視管理が可能となる。
【００１１】これらの各データは、従来は専用のメンテ
ナンスツールにより直接監視制御処理装置から保守管理
を行うため広域なプラント等に設置された監視制御処理
装置の保守管理は非常に煩雑なものとなっていた。しか
し、これらのメンテナンスツールをネットワーク上の上
位通信処理装置に組み込むことでネットワーク上の監視
制御処理装置を集中的に中央で保守管理することが可能
となる。
ナンスツールにより直接監視制御処理装置から保守管理
を行うため広域なプラント等に設置された監視制御処理
装置の保守管理は非常に煩雑なものとなっていた。しか
し、これらのメンテナンスツールをネットワーク上の上
位通信処理装置に組み込むことでネットワーク上の監視
制御処理装置を集中的に中央で保守管理することが可能
となる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１，図２，図３
により説明する。図１は本発明を実施した通信専用装置
２４の通信ソフトの内部機構を、図２は通信専用装置２
４の内部処理のフローチャートを、図３は本発明が適用
される全体のシステム構成例を示したものである。
により説明する。図１は本発明を実施した通信専用装置
２４の通信ソフトの内部機構を、図２は通信専用装置２
４の内部処理のフローチャートを、図３は本発明が適用
される全体のシステム構成例を示したものである。
【００１３】まず、図３を用いて、本発明に関するネッ
トワークの全体構成の概要を説明する。
トワークの全体構成の概要を説明する。
【００１４】図３に示されるシステムは、上位通信機器
である複数の相手クライアントサーバ２１，２２をロー
カルエリアネットワーク（ＬＡＮ）２３で結んだ上位ク
ライアントサーバシステムと、分散型デジタル計装シス
テムが、上位通信機器の通信サポート用ゲートウェイユ
ニット（ＧＷＵ）を内蔵する通信専用装置２４を介して
接続されている。
である複数の相手クライアントサーバ２１，２２をロー
カルエリアネットワーク（ＬＡＮ）２３で結んだ上位ク
ライアントサーバシステムと、分散型デジタル計装シス
テムが、上位通信機器の通信サポート用ゲートウェイユ
ニット（ＧＷＵ）を内蔵する通信専用装置２４を介して
接続されている。
【００１５】上記の分散型デジタル計装システムは、プ
ロセス監視装置２５とプロセス制御装置２７が、計装シ
ステム通信回線２６を介して多数接続された構成となっ
ているのが通例であり、プロセス監視装置２５とプロセ
ス制御装置２７の設置台数が１＋１の最小構成から１６
＋３２或いはそれ以上に及ぶ大規模構成まで、種々様々
の構成形態がある。
ロセス監視装置２５とプロセス制御装置２７が、計装シ
ステム通信回線２６を介して多数接続された構成となっ
ているのが通例であり、プロセス監視装置２５とプロセ
ス制御装置２７の設置台数が１＋１の最小構成から１６
＋３２或いはそれ以上に及ぶ大規模構成まで、種々様々
の構成形態がある。
【００１６】通信専用装置２４は同計装システム通信回
線２６とローカルエリアネットワーク２３とに接続さ
れ、分散型デジタル計装システム内のプロセス監視装置
やプロセス制御装置で扱われる制御データ，監視デー
タ，ファイルデータ等のアクセス機能を持っている。
線２６とローカルエリアネットワーク２３とに接続さ
れ、分散型デジタル計装システム内のプロセス監視装置
やプロセス制御装置で扱われる制御データ，監視デー
タ，ファイルデータ等のアクセス機能を持っている。
【００１７】次に図１を用いて、通信専用装置２４の内
部の処理について説明する。
部の処理について説明する。
【００１８】通信専用装置２４の内部の処理の形態は、
図１に示すように受信タスク１，制御処理タスク２，計
装用特定通信タスク３及び送信タスク４が一般的な通信
処理と同様にあり、更に本発明においては、制御処理タ
スク２内に送受信コマンド編集部５，上位へのエラー解
析メッセージ編集部６を設けている。
図１に示すように受信タスク１，制御処理タスク２，計
装用特定通信タスク３及び送信タスク４が一般的な通信
処理と同様にあり、更に本発明においては、制御処理タ
スク２内に送受信コマンド編集部５，上位へのエラー解
析メッセージ編集部６を設けている。
【００１９】次に、通信専用装置２４の内部処理を図２
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【００２０】処理ブロック１１においては、現在の処理
が、上位クライアントサーバシステムからの受信タスク
処理なのか、上位クライアントサーバシステムへの送信
タスク処理なのかの判断を行い、切り替えを行う。
が、上位クライアントサーバシステムからの受信タスク
処理なのか、上位クライアントサーバシステムへの送信
タスク処理なのかの判断を行い、切り替えを行う。
【００２１】処理ブロック１２では、上位クライアント
サーバシステムからの受信テキストが格納されている受
信バッファより必要な情報の編集を行い、後の処理に備
えるようにする。
サーバシステムからの受信テキストが格納されている受
信バッファより必要な情報の編集を行い、後の処理に備
えるようにする。
【００２２】処理ブロック１３では、受信したテキスト
が妥当なものかどうかを判断し、必要に応じてエラー処
理ブロックである処理ブロック１７へと渡す。
が妥当なものかどうかを判断し、必要に応じてエラー処
理ブロックである処理ブロック１７へと渡す。
【００２３】処理ブロック１４では、編集された受信テ
キストバッファをプロセス制御装置２７及びプロセス監
視装置２５との通信のためのコマンド編集を行う。この
処理により、上位クライアントサーバシステムは専用の
通信コマンドを詳細に意識することなく通信を行えるこ
ととなる。
キストバッファをプロセス制御装置２７及びプロセス監
視装置２５との通信のためのコマンド編集を行う。この
処理により、上位クライアントサーバシステムは専用の
通信コマンドを詳細に意識することなく通信を行えるこ
ととなる。
【００２４】処理ブロック１５では、上位クライアント
サーバシステムへの送信バッファの必要な情報の編集を
行い、後の処理に備えるようにする。
サーバシステムへの送信バッファの必要な情報の編集を
行い、後の処理に備えるようにする。
【００２５】処理ブロック１６では、上位クライアント
サーバシステムへのアンサーとして送信されるデータの
エラー判断を行う。
サーバシステムへのアンサーとして送信されるデータの
エラー判断を行う。
【００２６】処理ブロック１７では、受信テキストのエ
ラー状態，プロセス制御装置２７及びプロセス監視装置
２５からのエラー情報を判断し、エラーコードを割り付
ける処理を行う。
ラー状態，プロセス制御装置２７及びプロセス監視装置
２５からのエラー情報を判断し、エラーコードを割り付
ける処理を行う。
【００２７】処理ブロック１８では、エラーコードを含
めた送信テキストの編集を行う。この編集処理は、上位
クライアントサーバシステムで解析可能な形としてテキ
ストの形で編集されるものである。
めた送信テキストの編集を行う。この編集処理は、上位
クライアントサーバシステムで解析可能な形としてテキ
ストの形で編集されるものである。
【００２８】続いて、上位クライアントサーバシステム
と分散型デジタル計装システムとを含めた通信専用装置
２４の処理の一例の動作を説明する。
と分散型デジタル計装システムとを含めた通信専用装置
２４の処理の一例の動作を説明する。
【００２９】相手クライアントサーバ２１，２２等の上
位の通信機器から送信されたテキストを受信タスク１が
受け、この情報を制御処理タスク２内にある送受信コマ
ンド編集部５により、受信テキスト内の情報を解析しコ
マンド化して計装用特定通信タスク３に送る。計装用特
定通信タスク３は送られてきたコマンドを、計装システ
ム通信線２６を介し、プロセス監視装置２５やプロセス
制御装置２７等の制御処理装置に対して送信する。この
コマンドを受けたプロセス監視装置２５やプロセス制御
装置２７等の制御処理装置は、コマンドが正常であれ
ば、コマンドに対応した要求データを計装用特定通信タ
スク３に返送する。計装用特定通信タスク３は送られた
要求データを編集処理タスク２へ送り、その要求データ
は編集処理タスク２内の送受信コマンド編集部５が受
け、上位報告用テキストに編集して送信タスク４へ渡
し、送信処理を実行する。
位の通信機器から送信されたテキストを受信タスク１が
受け、この情報を制御処理タスク２内にある送受信コマ
ンド編集部５により、受信テキスト内の情報を解析しコ
マンド化して計装用特定通信タスク３に送る。計装用特
定通信タスク３は送られてきたコマンドを、計装システ
ム通信線２６を介し、プロセス監視装置２５やプロセス
制御装置２７等の制御処理装置に対して送信する。この
コマンドを受けたプロセス監視装置２５やプロセス制御
装置２７等の制御処理装置は、コマンドが正常であれ
ば、コマンドに対応した要求データを計装用特定通信タ
スク３に返送する。計装用特定通信タスク３は送られた
要求データを編集処理タスク２へ送り、その要求データ
は編集処理タスク２内の送受信コマンド編集部５が受
け、上位報告用テキストに編集して送信タスク４へ渡
し、送信処理を実行する。
【００３０】この時、上位からの受信テキストに異常が
あった場合、もしくは制御処理装置に存在しないデータ
を要求した場合は上位へのエラー解析メッセージ編集部
６によりエラーコードとして送信タスク４に渡され上位
に送信される。
あった場合、もしくは制御処理装置に存在しないデータ
を要求した場合は上位へのエラー解析メッセージ編集部
６によりエラーコードとして送信タスク４に渡され上位
に送信される。
【００３１】従来の通信方式においては、プロセス制御
装置２７及びプロセス監視装置２５のデータを読み書き
するには、使用する通信コマンドの種類と通信パラメー
タのサイズなどを設定する部分と、通信のためのパラメ
ータ及びデータを設定する部分とからなる通信コマンド
データを必要とし、これらの構成は各通信コマンドによ
りパラメータのサイズ及び構成が異なっており、その都
度必要なパラメータを送信する手順となっている。
装置２７及びプロセス監視装置２５のデータを読み書き
するには、使用する通信コマンドの種類と通信パラメー
タのサイズなどを設定する部分と、通信のためのパラメ
ータ及びデータを設定する部分とからなる通信コマンド
データを必要とし、これらの構成は各通信コマンドによ
りパラメータのサイズ及び構成が異なっており、その都
度必要なパラメータを送信する手順となっている。
【００３２】しかし、本発明においては、これらのパラ
メータ構成を、使用するコマンドにより編集し、通信ヘ
ッダ部，使用通信コマンドNo. 部，通信相手局設定部及
び通信パラメータ部により構成するようにし、上位クラ
イアントサーバシステムよりテキストの形で総受信する
ことにより通信を行うものである。
メータ構成を、使用するコマンドにより編集し、通信ヘ
ッダ部，使用通信コマンドNo. 部，通信相手局設定部及
び通信パラメータ部により構成するようにし、上位クラ
イアントサーバシステムよりテキストの形で総受信する
ことにより通信を行うものである。
【００３３】本発明では、通信方式をデータ種別毎にコ
マンドを用意する方式からコマンドを実行するシステム
関数をパラメータレベルで制御することで通信コマンド
を一本化することが可能となり、プロセス制御装置２７
及びプロセス監視装置２５内のデータがすべてファイル
で管理されていることから、すべての計測値，設定値や
これらを蓄積したデータベースファイルを含む計装デー
タ，プロセス制御装置２７及びプロセス監視装置２５を
構成する基本ソフトウェアに必要なシステムエディショ
ンデータ，監視制御を行うために必要な制御ループやシ
ーケンス制御等のパラメータ、及びマン−マシン部を構
成するソフトウェアとそのデータなど、内部の各種デー
タにアクセス可能となる。
マンドを用意する方式からコマンドを実行するシステム
関数をパラメータレベルで制御することで通信コマンド
を一本化することが可能となり、プロセス制御装置２７
及びプロセス監視装置２５内のデータがすべてファイル
で管理されていることから、すべての計測値，設定値や
これらを蓄積したデータベースファイルを含む計装デー
タ，プロセス制御装置２７及びプロセス監視装置２５を
構成する基本ソフトウェアに必要なシステムエディショ
ンデータ，監視制御を行うために必要な制御ループやシ
ーケンス制御等のパラメータ、及びマン−マシン部を構
成するソフトウェアとそのデータなど、内部の各種デー
タにアクセス可能となる。
【００３４】これらの各データは、従来は専用のメンテ
ナンスツールにより直接プロセス制御装置２７及びプロ
セス監視装置２５から保守管理を行うため、広域なプラ
ント等に設置されたプロセス制御装置２７及びプロセス
監視装置２５の保守管理は非常に煩雑なものとなってい
た。しかし、これらのメンテナンスツールをネットワー
ク上の上位クライアントサーバシステムに組み込むこと
でネットワーク上のプロセス制御装置２７及びプロセス
監視装置２５を集中的に中央で保守管理することが可能
となるものである。
ナンスツールにより直接プロセス制御装置２７及びプロ
セス監視装置２５から保守管理を行うため、広域なプラ
ント等に設置されたプロセス制御装置２７及びプロセス
監視装置２５の保守管理は非常に煩雑なものとなってい
た。しかし、これらのメンテナンスツールをネットワー
ク上の上位クライアントサーバシステムに組み込むこと
でネットワーク上のプロセス制御装置２７及びプロセス
監視装置２５を集中的に中央で保守管理することが可能
となるものである。
【００３５】
【発明の効果】本発明は、以下に示す効果を発揮する。
【００３６】上位からのデータアクセス処理によりプロ
セス制御装置２７及びプロセス監視装置２５の制御デー
タの読み書きができるほか、プロセス制御装置２７及び
プロセス監視装置２５のシステムエディションデータの
アクセスを可能にすることにより、システムのネットワ
ーク上にあるプロセス制御装置２７及びプロセス監視装
置２５を上位クライアントサーバシステムからのメンテ
ナンス作業が可能となり、上位クライアントサーバシス
テムに対してのエラー情報の送信は通信障害解析の手段
となり、プロセス制御の運転及び監視における運用性及
び保守性の向上効果がある。
セス制御装置２７及びプロセス監視装置２５の制御デー
タの読み書きができるほか、プロセス制御装置２７及び
プロセス監視装置２５のシステムエディションデータの
アクセスを可能にすることにより、システムのネットワ
ーク上にあるプロセス制御装置２７及びプロセス監視装
置２５を上位クライアントサーバシステムからのメンテ
ナンス作業が可能となり、上位クライアントサーバシス
テムに対してのエラー情報の送信は通信障害解析の手段
となり、プロセス制御の運転及び監視における運用性及
び保守性の向上効果がある。
【図１】本発明の一実施例の通信専用装置内ソフト機構
図である。
図である。
【図２】本発明の通信専用装置の内部処理のフローチャ
ートである。
ートである。
【図３】本発明が実際に適用されている通信専用装置，
分散型デジタル計装システム，上位クライアントサーバ
システムの構成例を示す図である。
分散型デジタル計装システム，上位クライアントサーバ
システムの構成例を示す図である。
１…受信タスク、２…制御処理タスク、３…計装用特定
通信タスク、４…送信タスク、５…送受信コマンド編集
部、６…エラー解析メッセージ編集部、２１，２２…相
手クライアントサーバ、２３…ローカルエリアネットワ
ーク、２４…通信専用装置（ゲートウェイユニット）、
２５…プロセス監視装置、２６…計装システム通信線、
２７…プロセス制御装置。
通信タスク、４…送信タスク、５…送受信コマンド編集
部、６…エラー解析メッセージ編集部、２１，２２…相
手クライアントサーバ、２３…ローカルエリアネットワ
ーク、２４…通信専用装置（ゲートウェイユニット）、
２５…プロセス監視装置、２６…計装システム通信線、
２７…プロセス制御装置。
Claims (1)
- 【請求項１】計装システム通信線上に構成されたプロセ
ス制御装置やプロセス監視装置からなる分散型デジタル
計装システムと、上記分散型デジタル計装システムと通
信を行う少なくとも１台以上の上位通信機器とからなる
ローカルエリアネットワーク上に構成されたクライアン
トサーバシステムと、上記分散型デジタル計装システム
と上記クライアントサーバシステムとを結ぶ通信処理装
置と、からなるネットワークシステムにおいて、 上記クライアントサーバシステムと上記分散型デジタル
計装システムとの間のデータの通信方式をコマンドを実
行するシステム関数をパラメータレベルで制御し、通信
コマンドを一本化することにより、上記クライアントサ
ーバシステムから上記分散型デジタル計装システムの一
括管理を行うことを特徴とするネットワークシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7200636A JPH0951335A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | ネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7200636A JPH0951335A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | ネットワークシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0951335A true JPH0951335A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16427689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7200636A Pending JPH0951335A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | ネットワークシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0951335A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU693400B2 (en) * | 1996-04-25 | 1998-06-25 | Hitachi Limited | Plant monitoring/controlling apparatus |
-
1995
- 1995-08-07 JP JP7200636A patent/JPH0951335A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU693400B2 (en) * | 1996-04-25 | 1998-06-25 | Hitachi Limited | Plant monitoring/controlling apparatus |
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