JPH09512155A - データ送信ネットワーク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 複数個の相互接続モジュール（１）を有するデータ送信ネットワークにおいて、各々のモジュールが、特有のＩＤコードを表示するデータを包含する搭載メモリを含む。各々のモジュール上のメモリは、各々のモジュール（１）の製造、保守点検の記録、物理的位置を表示するデータと結合した通常のネットワーク制御装置（５）により遠隔的な読み取りが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 データ送信ネットワーク 本発明は、複数個の相互接続モジュールを有するデータ送信ネットワークに関 する。このモジュールは、時には、典型的にはラックあるいはシェルフ内に据え つけられるプラグ・イン・カードとして知られる。本発明は、電気通信ネットワ ークの分野における応用が主要なものであるが、他のネットワークにも使用でき る。 このようなモジュールについては、時々、修理あるいは、例えばハードウェア またはソフトウェアの最新化を要する。そして、各々のモジュールのために、そ の構造状態の正確な記録が維持されることが重要である。ネットワーク制御装置 による遠隔アクセスのために、各々のモジュールにおける搭載メモリ内の情報を 記憶させることが、提案されてきた。オペレータのために、提供されているメモ リの大きさを増加させることとなる、さらに詳細な記録が要求される傾向にあっ た。 本発明は、複数個の相互接続モジュールを有するデータ送信ネットワークを提 供する。各々のモジュールは、特有のＩＤコードを表示するデータを包含する搭 載メモリであって、各々のモジュールの製造、保守点検の記録、物理的位置を表 示するデータを含む通常のネットワーク制御装置により遠隔的に読み取り可能な 各々のモジュール上のメモリを含む。 各々のモジュールに記憶されている情報を、特有のＩＤコードに制限すること で、様々な利点がもたらされる。オペレータが将来さらに詳細な記録を望めば、 搭載メモリ上でのさらなるデータ配置の試みによるよりも、中央データベースに おいて数段容易な実行が可能となる。ここで、搭載メモリは、満杯となる可能性 があり、あるいは、高価なハードウェアの調整を要するかもしれないのである。 モジュールから、また、ネットワークを通して、保守点検情報を引き出すことを 要する、処理時間あるいは帯域幅のデータは避けられる。各々のモジュールの物 理的位置が知られることもまた重要である。それは、個々のモジュールがシステ ム構造において何処に位置するか、という理論上で知られている間、保守点検の 技術者が個々のシェルフ内でモジュールを探すことを可能にするためである。例 えば、保守点検の目的あるいはハードウェアまたはソフトウェアの最新化の分野 において、ということである。個々のモジュールが何処に位置するかということ を明示するデータベースが、提供されてきた。本発明の改良点は、技術的な損傷 を解決するということに基礎を置く。この損傷は過去には、関連するモジュール を物理的に取り付けるための製造と保守点検のデータを要求してきた。 メモリがネットワーク制御装置による遠隔的な読み取りが可能という事実は、 例えば、記録が示す位置に個々のモジュールがあるか、ということのチェックが できる ことを確実にし、「喪失」モジュールの回復を可能とし、また、ハードウェアと ソフトウェアが残りの関連機器との互換性があることの確認を許すことにもなる 。 本発明は、また、相互接続モジュールを有するデータ送信ネットワークを操作 する方法を提供する。各々のモジュールは、通常のネットワーク制御装置により 遠隔的に読み取り可能な搭載メモリを含む。また、この方法は、各々の搭載メモ リの中に特有のＩＤコードを表示するデータを記憶させる手段と、ネットワーク 制御装置の中に各々のモジュールの製造、保守点検の記録、物理的位置を表示す るデータを記憶させる手段を有する。 本発明についてのより一層の理解のために、実施例について添付図面を参照し て以下に説明する。 第１図は、本発明によるシステムを表示する図である。また、 第２図は、第１図のネットワークにおいて使用されるモジュールを示す図であ る。 第１図を参照すると、データ送信ネットワークは複数個のラックまたはシェル フ１を有する。これらは、移動可能なモジュールあるいはプラグ・イン・カード ３上で通信コンタクト２（第２図）に伴わせるように、コンタクト（図示なし） を送信する。このカード３は、典型的には、電気通信あるいは他のデータ信号を 処理し、様々な目的地に発送するために使用されていた。異なるシェルフ１は通 信リンク４により他のシェルフに相互接続さ れる。また、後述するように機能する通常のネットワーク制御装置５にも相互接 続される。 各々のカード３は、不揮発性のメモリ７を含む電子構成部品６を有する。これ は、そのカードに特有の個別の番号あるいはコードを表示するデータの中に記憶 されている。アクセス・ポート８は、必要があれば、試験装置の外部部分へとコ ードを読み取るために提供される。加えて、バー・コード９は、同一あるいは同 等の特有な個別の番号またはコードを記録するために提供される。ネットワーク 制御装置５は、その中に各々のカード３の完全な記録を提供するデータが記憶さ れ、特有の個別番号によって索引をつけられるデータベースに結合する。このよ うな記録データは、典型的には、他の項目間で、ハードウェアあるいはソフトウ ェアの最新化の日付と型、また、修理の日付と型とともに、製造者と製造日を含 んでいる。さらに、カードの物理的位置もまた記憶されている。システム構造に おける各々のカードあるいはモジュールは、アドレス信号を用いることによりア ドレス処理が可能となる。また、さらなる信号は、必要であれば、ＩＤコードを 送り返すために、個々のアドレス位置にあるモジュールを起動させるために結合 されうる。このように、各々のカードには、個々のアドレス位置にあるカードが データベース上に記録されているカードに一致していることを確認するための問 い合わせられうる。しばしば、保守点検技術者は、カードが個々の位置にあ るかということを常には記録することなく、カードを方々で交換する。また、各 々のカードが問い合わせ可能という事実は、それらが同一のものとして識別され うることを立証する。アクセス・ポート８とバー・コード９の提供はまた、カー ドがシェルフ１からの接続を解かれたときでさえ、個別の番号が読み取られうる ことを意味する。さらに、ソフトウェアあるいはハードウェアの最新化を要求す ることのある、個々のカードの同一化をも許すものである。上記メモリ７が別個 の構成部品により提供されても、適切な機能は、カード３上の他の構成部品のう ちの１つによって、実行されるだろう。ネットワークは、保守点検技術者がその 分野においてデータベースを最新化できるように形づけられるだろう。ネットワ ークはまたデータベースが自動的に最新化されるように形づけられるかもしれな い。例えば、各々のシェルフまたはラック、あるいは、他の関連する、ブロック を構築する、もっと大きなシステムは、各々の関連モジュールまたはカードへの 問い合わせのための手段、また、アドレス位置と物理的位置の情報をデータベー スに中継するための手段を有する。 リストに挙げられた情報の各々の項目についてのデータベースは、もちろん、 同じ場所に物理的に位置づけられる必要はない。重要なことは、それらが関連す るモジュール上に位置づけられていないということのみである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９６年６月３日 【補正内容】 明細書 データ送信ネットワーク 本発明は、複数個の相互接続モジュールを有するデータ送信ネットワークに関 する。このモジュールは、時には、典型的にはラックあるいはシェルフ内に据え つけられるプラグ・イン・カードとして知られる。本発明は、電気通信ネットワ ークの分野における応用が主要なものであるが、他のネットワークにも使用でき る。 このようなモジュールについては、時々、修理あるいは、例えばハードウェア またはソフトウェアの最新化を要する。そして、各々のモジュールのために、そ の構造状態の正確な記録が維持されることが重要である。ネットワーク制御装置 による遠隔アクセスのために、各々のモジュールにおける搭載メモリ内の情報を 記憶させることが、提案されてきた。オペレータのために、提供されているメモ リの大きさを増加させることとなる、さらに詳細な記録が要求される傾向にあっ た。 ＷＯ８４／０１０７０において、ディジタル送信ネットワークが明らかにされ ている。このネットワークでは、ネットワークのモジュールが送信器とともに提 供されている。この送信器によって、例えば、個別の番号と位置といった、モジ ュールの特徴を表示するような信号をメンテナンス・センターに送ることができ る。その目的は、 ネットワークの構成部品が如何に相互接続されているかを確認することができる ようにすることにある。 本発明は、複数個の相互接続モジュールを有するデータ送信ネットワークを提 供する。各々のモジュールは、特有のＩＤコードを表示するデータを包含する搭 載メモリであって、各々のモジュールの製造、保守点検の記録、物理的位置を表 示するデータを含む通常のネットワーク制御装置により遠隔的に読み取り可能な 各々のモジュール上のメモリを含む。 各々のモジュールに記憶されている情報を、特有のＩＤコードに制限すること で、様々な利点がもたらされる。オペレータが将来さらに詳細な記録を望めば、 搭載メモリ上でのさらなるデータ配置の試みによるよりも、中央データベースに おいて数段容易な実行が可能となる。ここで、搭載メモリは、満杯となる可能性 があり、あるいは、高価なハードウェアの調整を要するかもしれないのである。 請求の範囲 １．複数個の相互接続モジュール（３）を有し、各モジュールは、データを包含 する搭載メモリ（７）を含み、各モジュール上の前記メモリは、通常のネットワ ーク制御装置（５）により遠隔的に読み取り可能であり、前記モジュールのデー タは前記個々のモジュールに特有のＩＤコードを表示するデータのみを有するこ と、及び、前記制御装置は、各々のモジュールの前記製造、保守点検の記録、物 理的位置を表示するデータを含むことを特徴とするデータ送信ネットワーク。 ２．特許請求の範囲第１項に記載のデータ送信ネットワークにおいて、前記ＩＤ コードが外部試験装置により読み取られうるようにアクセス・ポート（８）が各 モジュール（３）上で提供されるデータ送信ネットワーク。 ３．相互接続モジュール（３）を有するデータ送信ネットワークを操作する方法 であって、各モジュールは、通常のネットワーク制御装置（５）により遠隔的に 読み取り可能な搭載メモリ（７）を含み、 前記方法は、各々の搭載メモリ（７）の中に特有のＩＤコードのみを表示する データを記憶させる工程と、前記ネットワーク制御装置（５）の中に各々のモジ ュールの前記製造、保守点検の記録、物理的位置を表示するデータを記憶させる 工程とを特徴とする前記方法。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)， ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，Ｃ Ｈ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ， ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ， ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．複数個の相互接続モジュールを有し、各モジュールは、特有のＩＤコードを 表示するデータを包含する搭載メモリを含み、各モジュール上の前記メモリは、 各モジュールの前記製造、保守点検の記録、物理的位置を表示するデータを含む 通常のネットワーク制御装置により遠隔的に読み取り可能であるデータ送信ネッ トワーク。 ２．特許請求の範囲第１項に記載のデータ送信ネットワークにおいて、前記ＩＤ コードが外部試験装置により読み取られうるようにアクセス・ポートが前記モジ ュール上で提供されるデータ送信ネットワーク。 ３．相互接続モジュールを有するデータ送信ネットワークを操作する方法であっ て、各モジュールは、通常のネットワーク制御装置により遠隔的に読み取り可能 な搭載メモリを含み、 前記方法は、各々の搭載メモリの中に特有のＩＤコードを表示するデータを記 憶させる工程と、前記ネットワーク制御装置の中に各々のモジュールの前記製造 、保守点検の記録、物理的位置を表示するデータを記憶させる工程とを有する前 記方法。