JPH09512141A - ハンドオーバー方法及びその構成体 - Google Patents
ハンドオーバー方法及びその構成体Info
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- JPH09512141A JPH09512141A JP7526745A JP52674595A JPH09512141A JP H09512141 A JPH09512141 A JP H09512141A JP 7526745 A JP7526745 A JP 7526745A JP 52674595 A JP52674595 A JP 52674595A JP H09512141 A JPH09512141 A JP H09512141A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、ハンドオーバー方法及び構成体に係る。移動ステーション(MS)は、サービスセル(C3)の信号の受信レベル及び好ましくはその質と、隣接セル(C1,C2,C4-C9)の信号のレベルとを測定し、そして測定結果を固定ネットワーク(MSC,BSC)へ送信し、固定ネットワークは、ハンドオーバーの必要性を検出し、そして上記測定に基づいて少なくとも1つの隣接セルをハンドオーバーのための候補セルとして選択する。ハンドオーバーアルゴリズムが測定結果に基づいて適用されて、候補セルにおけるC/I比のような干渉レベルを推定し、そして高い干渉レベルを有するセルへのハンドオーバーのおそれを減少するようにハンドオーバーのための候補セルを選択する。干渉レベルは、セル内ハンドオーバーの基準としても使用される。
Description
【発明の詳細な説明】
ハンドオーバー方法及びその構成体発明の分野
本発明は、移動ステーションにおいてサービスセルの信号の受信レベル及び好
ましくはその質も測定し、移動ステーションにおいてサービスセルに隣接するセ
ルの信号の受信レベルを測定し、ハンドオーバーの必要性を検出し、そして上記
測定に基づいて少なくとも1つの隣接セルをハンドオーバーのための候補セルと
して選択するという段階を備えたハンドオーバー方法に係る。先行技術の説明
近代的な移動通信システムの特徴は、移動ステーションが移動通信システム内
のあるセルから別のセルへ移動する間に通話をあるベースステーションから別の
ベースステーションへ切り換えられることである。これをハンドオーバーと称す
る。ハンドオーバーの必要性を検出しそしてハンドオーバーのための適当なター
ゲットセルを移動通信システム内で選択できるようにするために、接続の質の種
々の測定及び隣接セルにおける電界強度の測定が必要とされる。例えば、GSM
(移動通信用のグローバルなシステム)として知られている環ヨーロッパ移動通
信システムにおいては、移動ステーション(MS)が、そのサービスセルのベー
スステーションから受け取った信号(ダウンリンク信号)のレベル及び質と、上
記サービスセルに隣接するセルのベースステーションからのダウンリンク信号の
受信レベルとを監視する。更に、セルのベーストランシーバステーション(BT
S)は、ベースステーションのサービスを受ける各移動ステーション(MS)か
らそのベースステーションに受け取られた信号(アップリンク信号)のレベル及
び質を監視する。サービスセルから隣接セルへのハンドオーバーは、(1)移動
ステーション/ベースステーションの測定結果が、現在サービスしているセルの
信号レベル及び/又は質が低く且つ隣接セルから良好な信号レベルが得られるこ
とを指示するとき、又は(2)隣接セルが低い送信電力レベルでの通信を許すと
きのいずれかに行われる。後者の状態は、移動ステーションがセルの境界エリア
に位置しているときに生じる。
上記のハンドオーバーに対する判断手順の欠点は、隣接セルの信号の質が完全
に未知のファクタであることである。上記のハンドオーバー判断について行われ
る測定は、隣接セルから受け取られた信号のレベルがハンドオーバーに対し充分
であるが、隣接セルの信号の質が同一チャンネル又は隣接チャンネル干渉のため
に送信に受け入れられないことを指示する。例えば、サービスセルのベースステ
ーションBTS1から隣接セルのベースステーションBTS2へ位置A及び位置
Bの2つの位置において通話をハンドオーバーできると仮定する。位置Aでは、
新たなベースステーションBTS2の送信が第3のセルに属するベースステーシ
ョンBTS3の送信により干渉を受け、その結果、信号の質がハンドオーバーの
後に悪化する。位置Bでは、干渉するベースステーションの信号が弱く(例えば
ビルディングにより与えられる遮蔽により)、この場合に、通話が位置Bにおい
てベースステーションBTS2へハンドオーバーされても、信号の質はハンドオ
ーバーの後も依然として充分である。発明の要旨
本発明の目的は、現在サービスしているセルに隣接するセルであって信号レベ
ルがハンドオーバーに充分であるような隣接セルにおける潜在的な干渉度を推定
し、そして干渉に関するこの推定情報をハンドオーバーのためのターゲットセル
の選択手順に使用し、信号の質が最良のセルへ移動ステーションを向けることで
ある。
これは、少なくとも1つの候補セルにおいて少なくとも1つの他のセルにより
生じる干渉レベルを、上記少なくとも1つの他のセルが候補セルにおける潜在的
な干渉源である場合に推定し、そしてその推定した干渉レベルをハンドオーバー
に対するターゲットセルの選択のための付加的な基準として使用して、高い干渉
レベルをもつセルへのハンドオーバーのおそれを減少することを特徴とする本発
明のハンドオーバー方法によって達成される。
更に、本発明は、移動ステーションが、サービスセルのベースステーションに
おける信号の受信レベル及び好ましくはその質と、隣接セルの信号のレベルとを
測定し、その測定結果を固定ネットワークへ送信し、該固定ネットワークは、ハ
ンドオーバーの必要性を判断し、そして測定結果に基づいて、少なくとも1つの
隣接セルをハンドオーバーのための候補セルとして選択するような移動通信シス
テムのハンドオーバー構成体にも係る。本発明のハンドオーバー構成体は、固定
ネットワークのハンドオーバーアルゴリズムを適用し、上記の測定結果に基づい
て、候補セルにおける干渉レベルを推定し、そして高い干渉レベルをもつセルへ
のハンドオーバーのおそれが減少するようにハンドオーバーに対して候補セルを
選択することを特徴とする。
更に、本発明は、セル内ハンドオーバーの必要性を検出し、そしてセルの1つ
のチャンネルをハンドオーバーの候補として選択する段階を備えたセル内ハンド
オーバーを制御する方法にも係る。この方法は、上記選択された候補チャンネル
上で少なくとも1つの他のセルにより生じる干渉レベルを、上記少なくとも1つ
の他のセルが候補チャンネルにおける潜在的な干渉源である場合に推定し、そし
てその推定した干渉レベルをハンドオーバーの判断に対する付加的な基準として
使用して、高い干渉レベルをもつチャンネルへのセル内ハンドオーバーが行われ
ないようにすることを特徴とする。
更に、本発明は、移動ステーションが、サービスセルのベースステーションに
おける信号の受信レベル及び好ましくはその質と、隣接セルの信号のレベルとを
測定し、その測定結果を固定ネットワークへ送信し、該固定ネットワークは、サ
ービスセルのベースステーションのあるトランシーバユニットから別のトランシ
ーバユニットへのセル内ハンドオーバーの必要性を判断し、そして少なくとも1
つのトランシーバユニットをハンドオーバーのための候補として選択するような
移動通信システムにおけるセル内ハンドオーバーの構成体にも係る。この構成体
は、固定ネットワークのハンドオーバーアルゴリズムを測定結果に基づいて適用
し、候補トランシーバユニットのチャンネル上で隣接セルにより生じるC/I比
のような干渉レベルを推定し、そして高い干渉レベルをチャンネルに有するトラ
ンシーバユニットへのセル内ハンドオーバーが行われないようにハンドオーバー
の判断を行うことを特徴とする。
本発明においては、ハンドオーバーに対して充分な信号レベルをもつ候補セル
の潜在的な干渉レベル、典型的に、キャリア対干渉比は、候補セルの測定された
ダウンリンク信号レベルを、候補セルに同一チャンネル又は隣接チャンネル干渉
を生じることのある隣接セルの場合と比較することにより決定される。その後、
干渉確率が高い場合は、ハンドオーバーのためのターゲットセルとして候補セル
が選択されるおそれが低減し、信号の質がおそらく低いセルに対してはハンドオ
ーバーのおそれが最小にされるか又は完全に阻止される。候補セルの干渉レベル
が低いか又は干渉が全くない場合は、候補セルが選択されるおそれを不変に維持
するか又はそれを高め、信号の質が最良のセルへ移動ステーションが向けられる
ようにする。
移動ステーションは、通常、限定された数の隣接セル、例えば、信号を最良に
受信する最大6個のセルからの測定結果しか報告できないので、これら測定報告
が、候補セルと干渉するセルについての情報を含まず、従って、干渉レベルの直
接的な推定を行えないことが考えられる。本発明の好ましい実施形態では、この
種の場合には、候補セルの測定されたダウンリンク信号レベルを、基準セルと称
する他の隣接セルの信号レベルと比較することにより、候補セルの干渉レベルを
推定することができる。本発明において、基準セルという用語は、移動ステーシ
ョンにより測定される限定された個数の隣接セルに含まれた隣接セルであって、
サービスセルのサービスエリアにおいてその測定されたセルに含まれない更に離
れた干渉するセルと同様の信号プロファイルを有している隣接セルを指す。移動
ステーションの位置における干渉セルの信号レベルに関する情報は、基準セルと
干渉セルとの間の信号レベルの差を考慮して基準セルの測定信号レベルを修正す
ることにより得られる。図面の簡単な説明
以下、添付図面を参照し、本発明の実施形態を一例として詳細に説明する。
図1は、本発明が適用される移動通信システムの一部分を示す図である。
図2は、都市環境における図1の幾つかのセルの位置を示す図である。好ましい実施形態の詳細な説明
本発明は、環ヨーロッパのデジタル移動通信システムGSM、DCS1800
(デジタル通信システム)、PCN(パーソナルコミュニケーションネットワー
ク)、UMC(万国移動通信)、UMTS(万国移動遠隔通信システム)、FP
LMTS(将来の公衆地上移動遠隔通信システム)、等のいかなるセルラー又は
トランク式移動通信システムにも適用できる。
良く知られたように、セルラー無線ネットワークにおいては、ネットワークに
よりカバーされる地域が小さな個別の無線エリア即ちセルに分割され、移動無線
ステーション即ち移動ステーションMSは、セル内に位置するときに、固定無線
ステーション、即ちセル内に位置したベースステーションBTSを介してネット
ワークと通信する。移動ステーションは、移動通信システムのエリア内で1つの
セルから別のセルへ自由に移動することができる。移動ステーションが通話を確
立しないときのセルクロスオーバーは、単に新たなセルへの再登録に過ぎない。
移動ステーションMSがセルクロスオーバーの間に通話を確立したときは、通話
に対する干渉を最小にするように1つの移動ステーションから別の移動ステーシ
ョンへ通話を交換しなければならない。確立した通話中のクロスオーバーをハン
ドオーバーと称する。ハンドオーバーは、セル内において、あるトラフィックチ
ャンネルから別のトラフィックチャンネルへと生じることもある。
図1は、GSMシステムに基づく移動通信システムを示す。GSM(移動通信
用のグローバルなシステム)は、世界的な標準となりつつある環ヨーロッパ移動
通信システムである。図1は、GSMシステムの基本的な構造を非常に簡単に示
すもので、システムの特徴や他の観点は厳密に考慮していない。GSMシステム
は、参考としてここに取り上げるGSM推奨勧告及び「移動通信用のGSMシス
テム(The GSM System for Mobile Communications)」、M.モーリ及びM.ポー
テット、パライゼウ、フランス、1992年、ISBN:2−9507190−
0−7に詳細に説明されている。
移動サービス交換センター(MSC)は、入呼び及び出呼びを交換する役目を
果たす。これは、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)の交換機と同様の動作
を実行する。又、それに加えて、ネットワークの加入者レジスタと共に、加入者
位置管理のような移動遠隔通信のみに典型的な動作も実行する。GSMシステム
は、少なくともホーム位置レジスタ(HLR)及びビジター位置レジスタ(VL
R)のような加入者レジスタを備え、これらは、図1には示されていない。位置
エリアの精度のような加入者の位置に関する正確な情報は、ビジター位置レジス
タVLRに記憶され、その数は、通常、各移動サービス交換センター(MSC)
ごとに1つである。HLRは、次いで、移動ステーションMSがエリ
ア内に位置しているところのVLRを知る。移動ステーションMSは、ベースス
テーションシステムによりセンター(MSC)へ切り換えられる。ベースステー
ションシステムは、ベースステーションコントローラBSCと、ベースステーシ
ョンBTSとを備えている。多数のベースステーションBTSを制御するのに1
つのベースステーションBSCが使用される。BSCの動作は、例えば、ハンド
オーバーを含み、この場合、ハンドオーバーは、ベースステーション内で行われ
るか、同じBSCにより制御される2つのベースステーション間で行われる。図
1は、明瞭化のために、1つのベースステーションシステムしか示しておらず、
この場合、ベースステーションコントローラBSCは、9個のベースステーショ
ンBTS1−BTS9に接続され、これらは、対応する無線セルC1−C9を与
える有効到達範囲を有する。
通話中のハンドオーバーの判断は、各セルに対して設定された異なるハンドオ
ーバーパラメータと、移動ステーション及びベースステーションBTSにより報
告される測定結果とに基づいて、ベースステーションコントローラBSCにより
行われる。ハンドオーバーは、通常、無線経路に設定された基準に従って行われ
るが、付加を分散するといった他の理由でハンドオーバーが行われてもよい。ハ
ンドオーバーの判断の基礎となる手順及び計算をハンドオーバーアルゴリズムと
称する。
例えば、GSMシステムの技術的な推奨勧告によれば、移動ステーションMS
は、サービスしているセルのダウンリンク信号レベル及び質と、そのサービスセ
ルに隣接したセルのダウンリンク信号レベルとを監視(測定)する。ベースステ
ーションBTSは、上記ベースステーションBTSがサービスする各移動ステー
ションMSから受け取ったアップリンク信号レベル及び質を監視(測定)する。
全ての測定結果は、ベースステーションコントローラへ送られる。或いは又、全
てのハンドオーバーの判断が移動サービス交換センターMSCにおいて行われて
もよく、この場合は、測定結果も交換センターMSCに送られる。又、少なくと
も、MSCは、1つのベースステーションコントローラのエリアから別のベース
ステーションコントローラのエリアへと行われるハンドオーバーも制御する。
移動ステーションMSが無線ネットワークを移動するときに、サービスセルか
ら隣接セルへのハンドオーバーは、通常は、(1)移動ステーションMS及び/
又はベースステーションBTSの測定結果が、現在サービスしているセルのダウ
ンリンク信号レベル及び/又は質が低く且つある隣接セルから良好な信号レベル
が得られることを指示するとき、又は(2)ある隣接セルが低い送信電力レベル
での通信を許すとき、即ち移動ステーションMSがセルの境界エリアに位置して
いるときのいずれかに行われる。無線ネットワークにおいては不必要に高い電力
レベル、ひいては、ネットワークの他の部分への干渉を回避するための努力がな
される。
ベースステーションコントローラBSCは、システムに使用されるハンドオー
バーアルゴリズムに従い且つ報告された測定結果に基づいて、無線経路の特性が
考えられるハンドオーバーに対して充分であるような隣接セルを選択する。ハン
ドオーバーに対して最終的なターゲットセルが選択されるところのこれらの選択
された隣接セルは、ここで、ハンドオーバーのための候補セルと称する。ターゲ
ットセルを選択するための最も簡単な方法は、無線経路の最良の特性、即ち最良
の信号レベルを有する候補セルを選択することである。
しかしながら、他の基準を使用することにより、ある優先順位レベルに基づく
ランクに候補セルを配することも効果的である。優先順位レベルが決定されたと
きには、例えば、候補セルの位置が考慮され、即ち、候補セルのベースステーシ
ョンがサービスセルと同じベースステーションコントローラ(又はMSC)によ
り制御されるか又は他のベースステーションコントローラBSC(又はMSC)
により制御されるかが考慮される。又、優先順位レベルが決定されたときには、
セルの高い負荷がセルの優先順位を低下させるようにセルの負荷も考慮される。
サービスセルは、通常、優先順位が最も低く、即ちセル内ハンドオーバーは、ハ
ンドオーバーに対してどの候補セルも充分でない(信号強度状態に関して)場合
にのみ実行される。優先順位レベルを使用する主たる原理は、優先順位の高いセ
ルが、優先順位の低いセルよりも優先権があり、即ちセルは、その信号強度値が
低くても、優先順位レベルが高い場合には、別のセルより高いランクに配置され
る。この原理に従うときは、2つの候補セルが同じ優先順位レベルを有する場合
だけ、測定された信号レベルがその候補セルからターゲットセルを選択する役割
を一部担う。
本発明によれば、ハンドオーバーのための候補セルにおける干渉レベルの推定
も、実際のハンドオーバーの前にハンドオーバーアルゴリズムにおいて使用され
る。この種の干渉レベルの推定の必要性は、候補セルの信号強度(電界強度)が
充分に高く、従って、セルはハンドオーバーのためのターゲットセルとして適し
ているが、そのセルは他のセルにより生じた干渉を受けるために必ずしも高い質
のスピーチを与えられないことによるものである。本発明によれば、候補セルの
干渉レベル、通常は、キャリア対干渉比(C/I)が前もって推定され、これに
より、干渉レベルの高いセルへのハンドオーバーが阻止される。換言すれば、本
発明の基本的な原理は、各候補セルにおける同一チャンネル又は隣接チャンネル
干渉の潜在的なレベルを推定し、この情報をターゲットセルの選択手順に使用し
て、信号の質が最良のセルへの移動ステーションのハンドオーバーを指令するこ
とである。
上記潜在的なC/I比の推定は、候補セルの測定されたダウンリンク信号レベ
ルを、少なくとも候補セルに同一チャンネル又は隣接チャンネル干渉を生じさせ
ることのある隣接セルの信号レベルと比較することに基づいている。例えば、図
1に示すように、サービスセルがC1であり、そしてサービスベースステーショ
ンがBTS1である場合には、ハンドオーバーのための候補セルがC2であり、
ベースステーションはBTS2であり、そして潜在的な干渉セルはC3(ベース
ステーションBTS3)である。この場合に、C/I比は、次の式から得ること
ができる。
C/I=RXLEV_BTS2−RXLEV_BTS3 (1)
但し、RXLEV_BTS2及びRXLEV_BTS3は、各々、ベースステー
ションBTS2及びBTS3において移動ステーションMSにより測定されたダ
ウンリンク信号レベルである。ベースステーションBTS2及びBTS3のダウ
ンリンク信号レベルが、例えば、各々−72dBm及び−90dBmである場合
には、C/I比=18dBが得られる。
上記干渉レベルの直接的な推定は、2つのベースステーションの信号レベルを
互いに直接比較するときに適用することができる。しかしながら、実際に、移動
ステーションMSは、それが信号を最良に受信するところの限定された数(例え
ば、6個)の隣接セルからの測定結果しか報告することができない。この場合、
移動ステーションMSにより固定ネットワーク、通常は、ベースステーションコ
ントローラBSCへ送信される測定レポートは、候補セルと干渉するセルの信号
レベルに関する情報を含んでおらず、従って、式1に示されたC/I比の直接的
な計算を行うことができない。
それ故、本発明の好ましい実施形態では、ハンドオーバーのための候補セルの
C/I比は、候補セルの測定されたダウンリンク信号レベルを、候補セルの基準
セルと称するある隣接セルの信号レベルと比較することにより推定される。セル
は、移動ステーションMSが信号を最良に受信するところの限定された数のセル
に含まれ且つサービスセルのサービスエリアにおいて候補セルと干渉するセルと
同様の信号プロファイルを有するときに候補セルの基準セルとして選択される。
信号溢れプロファイルという用語は、例えば、干渉信号がビルディングによって
遮られる場合に、基準セルの信号も同様に遮られることを意味する。この場合に
は、基準セルの測定されたダウンリンク信号レベルは、実際の干渉セルのダウン
リンク信号レベルに比例し、そして干渉セルにより生じる干渉レベルは、基準セ
ルのダウンリンク信号レベルの助けによって推定することができる。測定点にお
いては、当然、基準セルと干渉セルのダウンリンク信号レベルに差があり、この
差は、例えば、送信電力レベルの相違及び測定点までの距離の相違によるもので
ある。この信号レベルの差は、信号レベルを推定するときに、各基準レベルに対
して個々にセットされる適当なパラメータで考慮しなければならない。適当な基
準セル及びそれに対応する修正パラメータの選択は、調査及び実験によって行わ
ねばならない。
本発明の好ましい実施形態において、ハンドオーバーアルゴリズムは、基準セ
ルが決定した隣接セルのみに対する干渉レベルの推定を使用する。ハンドオーバ
ーのための候補セルの基準セルの幾つかが、移動ステーションにより測定された
最良の隣接セルに含まれない場合には、ハンドオーバーアルゴリズムは、これら
の基準セルを考慮に入れない。候補セルが基準セルを全く有していない場合は、
ハンドオーバーのためのターゲットセルが選択されるときに干渉レベルの推定が
上記候補セルにおいて使用されない。同様に、候補セルのいずれの基準セルも、
移動ステーションにより測定された最良のセルに含まれない場合には、候補セル
において干渉レベルの推定を行うことができず、干渉レベルは良好であると仮定
される。移動ステーションにより直接測定されるセルの1つである干渉セルによ
り候補セルに生じる干渉レベルは、当然、基準セルを用いずに干渉セルの直接的
な測定で決定される。
本発明により行われる基準セルによる干渉レベルの推定は、図2の例について
更に説明する。図2は、図1のセルC2、C4、C5及びC6と、都市環境に配
置された対応するベースステーションBTS2、BTS4、BTS5及びBTS
6とを示している。方形21はビルディングを表し、それらの間のエリア22は
街路を表し、そして破線で示す方形23は開放空間を表している。3つの移動ス
テーションMSは、位置A、B及びCにおいてサービスセルC6から隣接セルC
5に接近している。絶対的な無線チャンネル番号90をもつトランシーバステー
ションがセルC5においてベースステーションBTS5に配置されている。セル
C2は、セルC5と同じ周波数を有する。換言すれば、セルC2のベースステー
ションBTS2にも、絶対的な無線周波数チャンネル番号90を有するトランシ
ーバがある。ベースステーションBTS4をもつセルC4は、セルC5の基準セ
ルで、セルC5にはセルC2と同様の信号溢れパターンを有している。干渉する
ベースステーションBTS2と基準ベースステーションBTS4との間の信号レ
ベルの差を修正するパラメータのLevelAdjustment(レベル調整
値)は、10dBである。
セルC5の潜在的なC/I比は、次のように計算することができる。
位置A
ベースステーションBTS6、BTS5及びBTS4の受信信号レベルは、各
々、RXLEV_BTS6=−82dBm、RXLEV_BTS5=−76dB
m、RXLEV_BTS4=−80dBmである。従って、推定されるC/I比
は、次のようになる。
C/I=RXLEV_BTS5−(RXLEV_BTS4−LevelAdj
ustment)=−76dBm−(−80dBm−10dB)=14dB
位置B
ベースステーションBTS6、BTS5及びBTS4の受信信号レベルは、各
々、−82dBm、−76dBm、−95dBmである。従って、位置Bの推定
されるC/I比は、次のようになる。
C/I=−76dBm−(−95dBm−10dB)=29dB
位置C
ベースステーションBTS6、BTS5及びBTS4の受信信号レベルは、各
々、−88dBm、−70dBm、−82dBmである。従って、位置Cの推定
されるC/I比は、次のようになる。
C/I=−70dBm−(−82dBm−10dB)=22dB
この例の場合には、ベースステーションBTS5の受信レベルは、全ての位置
において実質的に同じである。例えば、C/I比については、位置Cにおいて、
C/I比は低く、ベースステーションBTS5のセルへのハンドオーバーは感知
できない。むしろ、位置Bにおいては、C/I比が充分に良好であって、これを
感知して、ベースステーションBTS5のセルへのハンドオーバーを実行するこ
とができる。
実際に、2つ以上の干渉セルにより生じる干渉は候補セルにおいて考慮しなけ
ればならないことが考えられる。ハンドオーバーアルゴリズムは、多数の干渉セ
ルの信号における潜在的な干渉レベルを推定するための種々の推定方法を使用す
ることができる。これらの推定方法は、例えば、平均値方法及び最大値方法を含
む。平均値方法を使用するときは、候補セルと干渉する全てのセルにおける干渉
レベルの平均値が計算され、上記レベルは、式(1)で直接的に得られるか又は
基準セルの助けによって間接的に得られる。ある基準セル又は干渉セルが他のも
のよりも重要である場合には、セルに特定の重み付け係数を使用することにより
これらのセルを重み付けすることができる。このように計算された平均干渉レベ
ル又は重み付け平均干渉レベルは、ハンドオーバーアルゴリズムがハンドオーバ
ーのためのターゲットセルを選択するときに候補セルにおける干渉レベルとして
使用される。
最大値方法においては、候補セルにおいて各干渉セルにより生じる干渉レベル
は、式(1)で直接計算されるか又は基準セルの助けで計算される。このように
計算される干渉レベルの最大干渉レベル(最大値)が、次いで、候補セルにおけ
る干渉レベルとして選択される。
ハンドオーバーのためのターゲットセルの選択手順において推定される干渉レ
ベルは、潜在的な干渉レベルが高い場合に、候補セルがターゲットセルとして選
択される確率を減少するように使用され、従って、信号の質がおそらく悪いセル
へのハンドオーバーのおそれは最小にされるか又は完全に阻止される。候補セル
における干渉レベルが低いか又は干渉が全く存在しない場合は、候補セルが選択
されるおそれが不変に維持されるか又は増大され、移動ステーションのハンドオ
ーバーは、信号の質が最良のセルへと向けられる。
候補セルの前記特性が使用される本発明の好ましい実施形態では、推定された
干渉レベルは、候補セルの優先順位レベルによりターゲットセルを選択する際に
候補セルの優先状態に作用するように、セルの負荷のような他のファクタと共に
使用される。本発明の好ましい実施形態では、これは、候補セルにおける干渉レ
ベルが低いか又は干渉が全く存在しない場合に、候補セルの優先順位レベルを不
変に維持するか又は必要に応じて優先順位を高めるように行われる。候補セルに
おける干渉レベルが高い場合には、候補セルの優先順位レベルを低下するか又は
必要に応じてハンドオーバー候補セルのリストから候補セルを完全に取り去るよ
うにする。
候補セルの優先順位レベルが、推定された干渉レベルに基づいて変化したとき
には、ハンドオーバーアルゴリズムは、最も高い優先順位をもつ候補セルをハン
ドオーバーのためのターゲットセルとして選択する。2つの候補セルが同じ優先
順位を有する場合には、信号の質が優れたセルが選択される。
本発明の別の実施形態においては、本発明の干渉レベルの推定が、セル内ハン
ドオーバーにも適用される。異なるキャリア周波数を各々有する多数のトランシ
ーバユニットがセルのベースステーションに位置される。キャリアは、1つ(F
DMAシステムの場合)又はそれ以上(TDMAシステムの場合)のトラフィッ
クチャンネルを送信するために使用される。時には、例えば、トラフィック負荷
を分散させるために、サービスセル内で1つのトランシーバから別のトラン
シーバへのハンドオーバーが要求される状態が生じる。本発明によれば、セル内
ハンドオーバーの必要性が検出されたときは、少なくとも1つのトランシーバが
ハンドオーバーのための候補として選択され、上記トランシーバのチャンネルに
おいて干渉レベルが推定される。推定は、上記と同じ原理に基づいて行われるが
、サービスセルの候補チャンネルの信号レベル及びサービスセルの基準セルの信
号レベル、及び/又は潜在的に干渉する隣接セルの信号レベルは、移動ステーシ
ョンによって測定され、互いに比較される。トランシーバのチャンネルにおいて
推定された干渉レベルが所定のスレッシュホールド値を越える場合には、ハンド
オーバーアルゴリズムは、トランシーバのチャンネルへのセル内ハンドオーバー
を行わない。
添付図面及びこれを参照した以上の説明は、単に本発明を説明するものに過ぎ
ない。本発明は、請求の範囲内でその細部を種々変更することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1996年5月9日
【補正内容】
請求の範囲
1.移動ステーションにおいてサービスセルの信号の受信レベル及び好ましくは
その質も測定し、移動ステーションにおいてサービスセルに隣接するセルの信号
の受信レベルを測定し、ハンドオーバーの必要性を検出し、上記測定に基づいて
少なくとも1つの隣接セルをハンドオーバーのための候補セルとして選択し、上
記少なくとも1つの候補セルにおいて少なくとも1つの他のセルにより生じるC
/I比のような干渉レベルを、上記少なくとも1つの他のセルが候補セルにおけ
る潜在的な干渉源である場合に推定し、そしてその推定した干渉レベルをハンド
オーバーに対するターゲットセルの選択のための付加的な基準として使用し、高
い干渉レベルをもつセルへのハンドオーバーのおそれを減少する段階を備えたハ
ンドオーバー方法において、
移動ステーションにおいて限定された数の隣接セルのみを測定し、そして
これらの測定されるべき隣接セルから少なくとも1つの候補セルへ1つ以上
の基準セルを指定し、これら基準セルは、各候補セルにおける潜在的な同一チャ
ンネル又は隣接チャンネル干渉源であるがサービスセルの移動ステーションによ
り直接測定できない更に遠隔のセルと同様の信号プロファイルを有するものであ
ることを特徴とするハンドオーバー方法。
2.推定された干渉レベルが所定のスレッシュホールドレベルを越えるような候
補セルへのハンドオーバーを防止する請求項1に記載の方法。
3.推定された干渉レベルを付加的な基準として使用する上記段階は、候補セル
における干渉レベルに基づき、ターゲットセルの選択において候補セルの優先順
位を段階的に変化させて、干渉レベルの上昇と共に優先順位が下降するようにす
ることを含む請求項1又は2に記載の方法。
4.干渉レベルの推定は、基準セルが指定されていない候補セルでは行われない
請求項1に記載の方法。
5.候補セルに対し低い干渉レベルを推定し、そして移動ステーションの測定結
果が候補セルの基準セルの信号レベルに関する情報を含まないときに候補セルの
優先順位を高めるか又は不変に維持する請求項1に記載の方法。
6.基準セルと実際の干渉セルとの間の信号レベルの差を考慮して基準セルの測
定された信号レベルを修正することにより実際の干渉セルの信号レベルを決定す
る請求項1に記載の方法。
7.移動ステーションにより直接測定可能な隣接セルの1つである潜在的な干渉
セルにより生じる干渉レベルを基準セルなしに直接的に決定する請求項1に記載
の方法。
8.移動ステーション(MS)が、サービスセル(C3)の信号の受信レベル及び好まし
くはその質と、隣接セル(C1,C2,C4-C9)の信号のレベルとを測定し、その測定結
果を固定ネットワーク(MSC,BSC)へ送信し、該固定ネットワークは、ハンドオー
バーの必要性を判断すると共に、上記測定結果に基づいて、少なくとも1つの隣
接セルをハンドオーバーのための候補セルとして選択し、上記測定結果に基づい
て候補セルにおけるC/I比のような干渉レベルを推定し、そして高い干渉レベ
ルをもつセルへのハンドオーバーのおそれが減少するようにハンドオーバーに対
して候補セルを選択するようハンドオーバーアルゴリズムを適用する移動通信シ
ステムのハンドオーバー構成体において、移動ステーションの測定結果は、限定
された数の隣接セルのみに関連し、少なくとも1つの候補セルには、測定された
隣接セルから少なくとも1つの基準セルが指定され、この基準セルは、候補セル
における潜在的な同一チャンネル又は隣接チャンネル干渉源であるがサービスセ
ルの移動ステーションにより直接測定できない更に遠隔のセルと同様の溢れプロ
ファイルを有するものであり、そしてハンドオーバーアルゴリズムは、測定され
たセルが候補セルの少なくとも1つの基準セルを含む場合に候補セルの干渉レベ
ルを推定すると共に、高い干渉レベルをもつセルへのハンドオーバーのおそれが
減少するようにハンドオーバーに対して候補セルを選択するよう構成されたこと
を特徴とするハンドオーバー構成体。
9.上記ハンドオーバーアルゴリズムは、基準セルと実際の干渉セルとの間の信
号レベルの差を考慮して基準セルにおける測定された受信レベルを修正すること
により、干渉セルの信号レベルを推定するように構成される請求項8に記載の構
成体。
10.セル内ハンドオーバーの必要性を検出し、セルの1つのチャンネルをハンド
オーバーの候補として選択し、上記選択された候補チャンネル上で少なくとも
1つの他のセルにより生じる干渉レベルを、上記少なくとも1つの他のセルが候
補チャンネルにおける潜在的な干渉源である場合に推定し、そしてその推定した
干渉レベルをハンドオーバーの判断に対する付加的な基準として使用し、高い干
渉レベルをもつチャンネルへのセル内ハンドオーバーが行われないようにする段
階を備えたセル内ハンドオーバーを制御する方法において、
移動ステーションにおいて限定された数の隣接セルのみを測定し、そして
これらの測定されるべき隣接セルから少なくとも1つの候補セルへ1つ以上
の基準セルを指定し、これら基準セルは、各候補セルにおける潜在的な同一チャ
ンネル又は隣接チャンネル干渉源であるがサービスセルの移動ステーションによ
り直接測定できない更に遠隔のセルと同様の信号プロファイルを有するものであ
ることを特徴とする方法。
11.移動ステーション(MS)が、サービスセル(C3)の信号の受信レベル及び好まし
くはその質と、隣接セル(C1,C2,C4-C9)の信号のレベルとを測定し、その測定結
果を固定ネットワークへ送信し、該固定ネットワークは、サービスセルのベース
ステーション(BTS3)のあるトランシーバユニットから別のトランシーバユニット
へのセル内ハンドオーバーの必要性を判断し、そして少なくとも1つのトランシ
ーバユニットをハンドオーバーのための候補として選択するような移動通信シス
テムのセル内ハンドオーバーのためのハンドオーバー構成体において、ハンドオ
ーバーアルゴリズムを測定結果に基づいて適用して、候補トランシーバユニット
のチャンネル上で隣接セルにより生じるC/I比のような干渉レベルを推定し、
そして高い干渉レベルをチャンネルに有するトランシーバユニットへのセル内ハ
ンドオーバーが行われないようにハンドオーバーの判断を行うことを特徴とする
ハンドオーバー構成体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.移動ステーションにおいてサービスセルの信号の受信レベル及び好ましくは その質も測定し、移動ステーションにおいてサービスセルに隣接するセルの信号 の受信レベルを測定し、ハンドオーバーの必要性を検出し、そして上記測定に基 づいて少なくとも1つの隣接セルをハンドオーバーのための候補セルとして選択 するという段階を備えたハンドオーバー方法において、 上記少なくとも1つの候補セルにおいて少なくとも1つの他のセルにより生 じるC/I比のような干渉レベルを、上記少なくとも1つの他のセルが候補セル における潜在的な干渉源である場合に推定し、そして その推定した干渉レベルをハンドオーバーに対するターゲットセルの選択の ための付加的な基準として使用して、高い干渉レベルをもつセルへのハンドオー バーのおそれを減少することを特徴とするハンドオーバー方法。 2.推定された干渉レベルが所定のスレッシュホールドレベルを越えるような候 補セルへのハンドオーバーを防止する請求項1に記載の方法。 3.推定された干渉レベルを付加的な基準として使用する上記段階は、候補セル における干渉レベルに基づき、ターゲットセルの選択において候補セルの優先順 位を段階的に変化させて、干渉レベルの上昇と共に優先順位が下降するようにす ることを含む請求項1又は2に記載の方法。 4.移動ステーションにおいて限定された数の隣接セルのみを測定し、そしてこ れらの測定されるべき隣接セルから実質的に各々の候補セルへ1つ以上の基準セ ルを指定し、これら基準セルは、各候補セルにおける潜在的な同一チャンネル又 は隣接チャンネル干渉源であるが移動ステーションにより直接測定できない更に 遠隔のセルと同様の信号プロファイルを有するものである請求項1、2又は3に 記載の方法。 5.干渉レベルの推定は、基準セルが指定されていない候補セルでは行われない 請求項4に記載の方法。 6.候補セルに対し低い干渉レベルを推定し、そして移動ステーションの測定結 果が候補セルの基準セルの信号レベルに関する情報を含まないときに候補セルの 優先順位を高めるか又は不変に維持する請求項4に記載の方法。 7.基準セルと実際の干渉セルとの間の信号レベルの差を考慮して基準セルの測 定された信号レベルを修正することにより実際の干渉セルの信号レベルを決定す る請求項4に記載の方法。 8.移動ステーションにより直接測定可能な隣接セルの1つである潜在的な干渉 セルにより生じる干渉レベルを基準セルなしに直接的に決定する請求項4に記載 の方法。 9.移動ステーション(MS)が、サービスセル(C3)の信号の受信レベル及び好まし くはその質と、隣接セル(C1,C2,C4-C9)の信号のレベルとを測定し、その測定結 果を固定ネットワーク(MSC,BSC)へ送信し、該固定ネットワークは、ハンドオー バーの必要性を判断すると共に、上記測定結果に基づいて、少なくとも1つの隣 接セルをハンドオーバーのための候補セルとして選択するような移動通信システ ムのハンドオーバー構成体において、上記測定結果に基づいて候補セルにおける C/I比のような干渉レベルを推定し、そして高い干渉レベルをもつセルへのハ ンドオーバーのおそれが減少するようにハンドオーバーに対して候補セルを選択 するようハンドオーバーアルゴリズムを適用することを特徴とするハンドオーバ ー構成体。 10.移動ステーションの測定結果は、限定された数の隣接セルのみに関するもの であり、実質的に各々の候補セルには、測定された隣接セルから少なくとも1つ の基準セルが指定され、この基準セルは、候補セルにおける潜在的な同一チャン ネル又は隣接チャンネル干渉源であるが移動ステーションにより直接測定できな い更に遠隔のセルと同様の溢れプロファイルを有するものであり、そしてハンド オーバーのためのターゲットセルを選択するハンドオーバーアルゴリズムを適用 し、測定されたセルが候補セルの少なくとも1つの基準セルを含む場合に候補セ ルの干渉レベルを推定すると共に、高い干渉レベルをもつセルへのハンドオーバ ーのおそれが減少するようにハンドオーバーに対して候補セルを選択する請求項 9に記載のハンドオーバー構成体。 11.上記ハンドオーバーアルゴリズムは、基準セルと実際の干渉セルとの間の信 号レベルの差を考慮して基準セルにおける測定された受信レベルを修正すること により、干渉セルの信号レベルを推定するように適用される請求項10に記 載の構成体。 12.セル内ハンドオーバーの必要性を検出し、そしてセルの1つのチャンネルを ハンドオーバーの候補として選択する段階を備えたセル内ハンドオーバーを制御 する方法において、 上記選択された候補チャンネル上で少なくとも1つの他のセルにより生じる 干渉レベルを、上記少なくとも1つの他のセルが候補チャンネルにおける潜在的 な干渉源である場合に推定し、そして その推定した干渉レベルをハンドオーバーの判断に対する付加的な基準とし て使用して、高い干渉レベルをもつチャンネルへのセル内ハンドオーバーが行わ れないようにすることを特徴とする方法。 13.移動ステーション(MS)が、サービスセル(C3)の信号の受信レベル及び好まし くはその質と、隣接セル(C1,C2,C4-C9)の信号のレベルとを測定し、その測定結 果を固定ネットワークへ送信し、該固定ネットワークは、サービスセルのベース ステーション(BTS3)のあるトランシーバユニットから別のトランシーバユニット へのセル内ハンドオーバーの必要性を判断し、そして少なくとも1つのトランシ ーバユニットをハンドオーバーのための候補として選択するような移動通信シス テムのセル内ハンドオーバーのためのハンドオーバー構成体において、ハンドオ ーバーアルゴリズムを測定結果に基づいて適用して、候補トランシーバユニット のチャンネル上で隣接セルにより生じるC/I比のような干渉レベルを推定し、 そして高い干渉レベルをチャンネルに有するトランシーバユニットへのセル内ハ ンドオーバーが行われないようにハンドオーバーの判断を行うことを特徴とする ハンドオーバー構成体。
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