JPH09510387A - 電気駆動式薬物投与デバイス - Google Patents

電気駆動式薬物投与デバイス

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JPH09510387A JP7524611A JP52461195A JPH09510387A JP H09510387 A JPH09510387 A JP H09510387A JP 7524611 A JP7524611 A JP 7524611A JP 52461195 A JP52461195 A JP 52461195A JP H09510387 A JPH09510387 A JP H09510387A
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Abstract

(57)【要約】 簡単化された構造と製造の容易さとを有する電気駆動式作用剤投与デバイス(10)を提供する。デバイス(10)はフレキシブルな非導電性基板(42)の2つの主要な面(43、45)の片面上に配置された電気回路(40)を用いる。電気回路(40)は電気エネルギー源(46)と1個以上の導電性経路(44)と回路出力手段(48)とを含む。回路出力手段(48)は直接又は間接に、例えば導電性接着剤(34)によって、例えば電流分配要素、リードワイヤー又は電極(60、62)のような、デバイスの残りの要素に接続する。この配置では、その上に配置された電気回路(40)を有するフレキシブル基板(42)の表面(45)が体表に面し、この体表を通して薬物又は他の作用剤が電気駆動によって投与されるように、回路(40)は慣習的な電気駆動式デバイスの回路とは逆である。片面電気駆動式回路(40)を製造するための経済的な巻き返し方法を開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 電気駆動式薬物投与デバイス 技術分野 本発明は一般に、治療剤又は治療用化学種(therapeutics pecies)を電気的に 補助して(electrically asisted)投与するためのデバイスに関する。本発明はま た、このようなデバイスの製造方法にも関する。 さらに詳しくは、本発明は、低コストで、一般に使い捨ての、電気的に補助し た薬物又は治療剤投与系に関する。さらにいっそう詳しくは、本発明は、好まし くはフレキシブルな回路がデバイスの分離した他の要素又はサブアセンブリーに 、費用のかからない、しかも迅速に形成可能な方法で、電気的に接続又は連結す る電気駆動式(electrotransport)薬物デバイスに関する。最後に、本発明は使い 捨ての電気駆動式薬物投与デバイスに関する。 発明の背景 本発明は、電気駆動による治療剤の経皮投与又は輸送のためのデバイスに関す る。本明細書では、“電気駆動”なる用語は、作用剤含有溜めに起電力(electro motive force)を与えることによって、荷電又は無荷電に拘わらず、治療剤を経 皮投与するための方法及びデバイスを意味するために用いる。投与すべき特定の 治療剤は完全に荷電(すなわち、100%イオン化)、完全に無荷電、又は一部 荷電及び一部無荷電であることができる。電界の影響下でのイオン作用剤(ionic agent)の投与は時にはイオン導入(iontophopresis)とも呼ばれる。治療剤若しく は化学種は電気的移動(electromigration)、電気浸透、又は両者の組合せによっ て投与されることができる。一般に、組織への治療用化学種の電気浸透は、治療 用化学種溜めへの起電力の供給の結果としての、化学種を含む溶媒の移動によっ て生ずる。さらに他の種類の電気駆動プロセス、エレクトロポレーション(elect roporation)は電界の印加による生物学的膜における孔の一時的形成を含み、こ の孔を通して作用剤は受動的に(すなわち、電気的補助なしに)又は能動的に( すなわち、電位の影響下で)投与されることができる。しかし、如何なる所定の 電気駆動プロセスにおいても、これらのプロセスの1つより多くがある程度まで 同時に生ずることがありうる。したがって、本明細書で用いる“電気駆動”な る用語には、その最も広い、可能な解釈を与えるべきであるので、この用語は、 作用剤を実際に駆動する特定の機構(単数又は複数)に拘わらず、荷電作用剤、 無荷電作用剤又はこれらの混合物でありうる、少なくとも1種類の作用剤の電気 的に誘導された又は強化された駆動を含む。 電気駆動式デバイスは1900年代の初期から知られている。英国特許第41 0,009号明細書(1934)は、当時当該技術分野に知られた、このような 初期デバイスの欠点の1つ、すなわち、特別な低テンション(tension)(低電圧 )の電流源と言う必要条件を克服したイオン導入デバイスを開示する。この電流 必要条件は、患者を電流源の近くに固定する必要があることを意味した。該英国 特許明細書のデバイスは、複数の電極と、経皮投与すべき薬剤又は薬物を含む物 質とから化学電池(galvanic cell)を形成することによって製造された。この化 学電池は、薬剤をイオン導入によって投与するために必要な電流を生成した。こ のポータブルデバイスは、このようにして、患者の日常活動を実質的に殆ど妨害 することなくイオン導入薬物投与を可能にした。 さらに最近では、電気駆動分野において、幾つかの米国特許が発行されており 、このことはこの形式の薬物投与への関心が再興したことを示す。例えば、Ve rnon等の米国特許第3,991,755号;Jacobsen等の米国特許 第4,141,359号;Wilsonの米国特許第4,398,545号;及 びJacobsen等の米国特許第4,250,878号は電気駆動式デバイス の数例と、それらの幾つかの用途とを開示する。電気駆動プロセスは塩酸リドカ イン、ヒドロコルチゾン、フルオリド、ペニシリン、デキサメタゾン、リン酸ナ トリウム及び多くの他の薬物を含めた、薬剤又は薬物の経皮投与に有用であると 判明している。恐らく、電気駆動の最も一般的な用途はピロカルビンの投与によ るのう胞性線維症の診断にある。イオン導入によって投与されたピロカルビンは 発汗を刺激する、この汗を回収し、汗の塩化物イオン含量に関して分析する。あ る一定の限界を超えた塩化物イオン濃度は、この疾患の可能な存在を示唆する。 現在知られている電気駆動式デバイスでは、少なくとも2個の電極が用いられ る。これらの電極の両方は身体の皮膚の一部に密接に電気的に接触するように配 置される。活性電極若しくはドナー電極と呼ばれる、一方の電極はそれからイオ ン性物質、作用剤、薬剤、薬物先駆体又は薬物が電気駆動によって皮膚を通って 身体中に投与される電極である。カウンター若しくはリターン電極と呼ばれる、 他方の電極は身体を通しての電気回路を閉じるように作用する。電極によって接 触される患者の皮膚と共に、電気エネルギー源、例えば電池への電極の結合によ って回路が完成する。例えば、身体中へ駆動されるべきイオン性物質が正に荷電 する場合には、アノードが活性電極であり、カソードが回路の完成に役立つ。投 与すべきイオン性物質が相対的に負に荷電する場合には、カソード電極が活性電 極であり、アノード電極はカウンター電極になる。 或いは、アノードとカソードとの両方を適当な電荷の薬物又は中性電荷の薬物 の身体への投与に用いることができる。このような場合には、両方の電極が活性 電極又はドナー電極であると考えられる。例えば、アノード電極は正に荷電した 物質及び/又は中性の物質を身体中に駆動することができ、カソード電極は負に 荷電した物質及び/又は中性の物質を身体中に駆動することができる。 さらに、既存の電気駆動式デバイスは一般に、身体中に投与又は導入されるべ き化学種(又はこのような化学種の先駆体)の溜め若しくは供給源を必要とする 。化学種のこのような溜め若しくは供給源の例には、前記Jacobsenの米 国特許第4,250,878号に述べられているようなポウチ、Webster の米国特許第4,382,529号に述べられているような予成形ゲル体及びS anderson等の米国特許第4,722,726号の一般に円錐形若しくは ドーム状成形品(domed molding)がある。このような薬物溜めは電気駆動式デバ イスのアノード又はカソードに電気的に結合して、1種以上の好ましい化学種若 しくは作用剤の固定した若しくは再生可能な供給源を形成する。 最近、遺伝子操作された(genetically engineered)タンパク質を含めた、ペプ チド及びタンパク質の電気駆動による経皮投与が増大する注目を集めている。一 般的に言うと、経皮又は経粘膜投与に適すると考えられるペプチド及びタンパク 質は、約300〜40,000ダルトン(又はこれ以上)の範囲内の分子量を有 する。これらの高分子量物質は通常あまりに大きすぎて、治療的に有効な速度で 皮膚を通して受動的に(すなわち、起電力なしに)拡散することができない。多 くのペプチド及びタンパク質は正味の正の電荷又は正味の負の電荷を有し、これ らは治療的に有効な速度で皮膚を通して受動的に拡散することができないので、 電気駆動式投与の可能な候補と考えられる。 例えば電源(power source)及び関連する電流発生及び/又は制御回路要素(cir cuitry)のような、電気駆動式デバイスの要素を電極に連結するために、幾つか のアプローチが提案されている。提案された1つのアプローチは両面(two-sided )回路板を用いることである。両面回路板は非導電性基板(すなわち、基板(boar d))の主要な対立する両面上に導電性トレース(trace)又は導電性回路を有する 。両面回路板はまた、基板の対立する面上の2組の回路を電気的に接続するため に接続導電路(connective conductive conduits)又は基板を通り抜ける“貫通孔 ”を有する。次に、片面(すなわち、基板の下面)上の回路をデバイスの残りの 要素と物理的かつ電気的に接触させて設ける。接続路(connective conduits)を 有する両面回路板の製造は比較的費用がかかる。 他のアプローチは片面回路アセンブリ又は回路板を用いて、この基板を180 °折り畳み、回路出力(circuit outputs)が回路板の主要部分の真下に折り曲げ られるようにすることである。これは回路出力とデバイスの下側部分(underlyin g portions)(例えば、電極)との間の物理的接触を可能にする。残念ながら、 回路板の折り曲げは折り目に応力点を生じる傾向があり、これは折線において回 路の電気的故障(すなわち、断線)を生じる可能性がある。 商業的見地からは、電気駆動式装置が費用効果的な方法で、好ましくは大量に 生産可能であることが一般に望ましい。本発明は両方の目的を達成することがで きるデバイスと、製造方法とを提供する。 発明の開示 簡単には、本発明は1態様において、片面の好ましくはフレキシブルな電気回 路を含む電気駆動式デバイスである。片面の電気回路は電気エネルギー源(例え ば、電池)に連結し、さらに例えば上述した電極のような、デバイスの他の要素 にも連結する。本明細書で用いる“連結(coupled)”なる用語は、物理的又は電 気的に、直接又は間接に(すなわち、他の要素若しくはコネクター手段を介して )接続することを意味する。本発明のフレキシブル回路は対立する第1主要面と 第2主要面とを有する、相対的に非導電性のフレキシブル基板を含む。このよう な 基板の例はフレキシブルフィルムのセグメントである。この基板はその対立する 主要面の1つ上に印刷された、付着した又は接着した、少なくとも1つの導電性 (又は少なくとも制御可能に導電性)の電子回路トレース又は経路を有する。こ の電気回路の少なくとも1部分はデバイス構造の残りの部分と電気的に接続する 。好ましい実施態様では、電気回路は電極に直接物理的及び電気的に接続した、 1個以上の回路出力を有する。この配置は電気回路が、回路要素が連結する電気 駆動式デバイスの電極又は他の要素と、基板の同じ側にあることを必要とする。 好ましい実施態様では、フレキシブル基板の他方の又は残りの主要面は保護バッ キング層に対して並置される又は保護バッキング層によって覆われる。 このようにして、本発明のデバイスにおけるその頂部(又は外側)からその底 部(又は皮膚側)までの要素の配置は、任意の保護フィルム、フレキシブル基板 −第1対立面、フレキシブル基板−第2対立面、少なくとも1個の導電性経路( 基板と導電性経路(単数又は複数)は片面回路を含む)及び、例えば電極のよう な、電気駆動式構造の残部である。一般的に言うと、電気エネルギー源は導電性 経路に連結し(例えば、電池出力は回路入力端子に連結する)、フレキシブル基 板の同じ側に配置される。種々な層が相互に接着するために、適当な接着剤をそ れらの間に挿入することができる。或いは、熱可塑性物質又は層を相互に、例え ばヒートシーリング(heat sealing)によってシールすることができる。 上記発明を別の形式で述べると、このデバイスは、頂部又は外側と底部又は内 側とを有する片面回路手段を含む電気駆動式薬剤又は作用剤投与デバイスを含む 。上記文の見解(frame of reference)は、片面回路の第1面、頂部又は上面は外 側である、すなわち電気駆動によって薬物が投与されるべき部位から最も離れた 側であると言うことである。次に、第2面、底部又は下面は、片面回路の内側又 は、薬物が投与されるべき部位に最も密接した、回路の側である。いずれの場合 にも、この実施態様では、伝導性のフレキシブル導電性経路(入力手段と出力手 段とを含むと考えられる)が基板の第2面又は底面に配置されると考えられる。 好ましい実施では、基板は35mm写真フィルムと同様に、その片側又は両側に 沿って配置された複数個のスプロケット孔を任意に含むことができるフィルムの セグメントを含む。一般的には、電流発生手段と、電流制御手段と、電流出力手 段とを 含む導電性経路を“アップサイドダウン”する、又はその頂部を患者方向に向け て逆さにする。デバイスを完成すると、回路は電気エネルギー源(例えば、電池 )に連結される。最も複雑でない構造を得るために、電気エネルギー源(例えば 、電池)は一般に導電性経路と、非導電性要素又は基板の同じ側に配置される。 回路の出力手段は、一般に電極手段と呼ばれる、電気駆動式薬物投与構造の残部 に連結する。これは、例えば、電子回路出力手段が電極電流分配膜又は他の電極 構造に連結することができることを意味すると考えられる。このことは、例えば 、電子回路出力手段が電極の例えば電流分配膜と直接物理的又は電気的に接触す ることができることを意味する。 本発明の他の構成では、片面のアップサイドダウン回路を例えば公開された国 際出願WO93/24178に述べられる手段のような導電性接着剤手段を用い てデバイスの残部に連結することができる。導電性接着剤は回路出力手段と例え ば電極手段との間の間接的な電気的連結を可能にする。本発明は、その最も広範 囲な適用において、回路出力を電極と電気的に連結させることによって折り曲げ 電気コネクター(folding electrical connector)又は“貫通孔”電気接続なしに 、電気駆動式デバイス構造の簡単化を可能にする。 本明細書で用いる“フレキシブル”なる用語は、デバイスを取り付ける又はデ バイスが最も密接にアプローチする身体部分の輪郭に適合することができる、す なわち、例えば腕、脚又は胸部のような、高度に輪郭のある体表に適合可能であ ることを意味する。本明細書で用いる“フレキシブル”はまた、身体部分(bodya rea)の通常範囲の運動を通して、デバイスを取り付けた身体部分の輪郭に適合し 続けるように曲がる、ねじれる又は変形することができることも意味する。 本明細書で用いる“導電性”なる用語は、約1ohm−cmより大きいバルク 電子伝導率(bulk electronic conductivity)を有することを意味する。 本明細書で用いる“1面(one-sided)”又は“片面(single-sided)”回路又は 回路要素なる用語は、支持基板、膜又はフィルムの実質的に片面上に存在する又 は配置されることを意味する。この定義は、その好ましい用法において、この定 義が適用されるデバイスの複数の回路要素が実質的に同一平面であることを必要 とする。 図面の簡単な説明 特に添付図面を参照しながら、以下の詳細な説明を検討するならば、本発明が さらに良好に理解され、本発明の他の目的及び利益が明らかになると思われる。 図面においては全体を通して同じ数字は同じ部分を表す、図面では: 図1は、上記電気駆動式投与デバイスの主要な要素を示す側断面図であり; 図2は、本発明の電気駆動式デバイスの側断面図であり; 図3は、本発明の第2電気駆動式デバイスの断面図であり; 図4は、本発明に使用可能な、好ましい電子伝導性接着剤物質の断面図であり ; 図5は、本発明に使用可能な、定常電流回路の平面図である。 発明の実施態様 このようにして、図1は電気駆動式投与デバイス10の側断面図である。デバ イス10が本質的に任意の便利なサイズ又は形状(方形、楕円形、円形のいずれ か)を有することができるか又は身体の特定の位置に合わせて調整することがで きることを理解すべきである。図示するように、デバイス10は患者の皮膚に適 当な生体適合性(biocompartible)の接着剤を用いて適用される。デバイス10は 本明細書で定義するようにフレキシブルである。デバイス10は、電気エネルギ ー源(例えば、電池又は電池シリーズ)並びに電流調節のための制御回路要素、 例えば、レジスター又はトランジスターに基づいた電流制御回路、オン/オフス イッチ、及び/又は電源の電流出力を経時的に制御するために適合したマイクロ プロセッサーを有する。層21は一般に、デバイスの残りの要素に予定可能な特 徴の電流を供給するために必要な、全ての要素を含む。層21は上記で定義した ようにフレキシブルであり、一般に、例えば、以下でさらに詳細に説明するフィ ルム又はポリマーウェブのような、薄いフレキシブル基板又はサポート上に配置 された電子回路から成る。 デバイス10はさらに、括弧18と19で示される電極アセンブリを含む。電 極アセンブリ18,19は、“ホットスポット”を除去するために、電極22, 23の電流分配要素のような、他の電極構造を含むことができる。電極アセンブ リ18と19は相互から電気絶縁体26によって分離され、それらと共に単一の 組込みユニットを形成する。説明のために、電極アセンブリ18は“ドナー”電 極と呼ばれることがあり、電極アセンブリ19は“カウンター電極”と呼ばれる ことがある。電極アセンブリのこれらの名称は決定的ではなく、特定デバイスに おいて又は図示したデバイスの操作中に逆転することがある。 図1の実施態様では、ドナー電極22が薬物溜め24に隣接して配置され、カ ウンター電極23は電解質を含む溜め25に隣接して配置される。電極22と2 3は金属ホイル又は、金属粉末、粉状黒鉛、炭素繊維又は任意の他の伝導性物質 が負荷したポリマーマトリックスを含むことができる。溜め24と25はポリマ ーマトリックス又はゲルマトリックスであることができる。天然又は合成のポリ マーマトリックスを用いることができる。絶縁体26は電気絶縁性かつ非イオン 伝導性の物質から構成され、デバイス10の短絡を防止するためのバリヤーとし て作用する。絶縁体26はエアギャップ、非イオン伝導性かつ電気絶縁性ポリマ ー若しくは接着剤、又はイオン及び電荷(charge)流に対する他の適当なバリヤー であることができる。デバイス10は任意に皮膚に、イオン伝導性接着剤層27 と28によって接着することができる。デバイス10はまた、デバイスを皮膚に 適用する直前に除去されるストリップ可能な(strippable)剥離ライナー29をも 任意に含む。或いは、経皮薬物投与デバイスに通常用いられる種類の接着性オー バーレイを用いて、デバイス10を皮膚に接着させることができる。一般的に言 うと、接着性オーバーレイはデバイスの周辺のまわりで皮膚に接触して、溜め2 4,25と患者の皮膚との間の接触を維持する。このようにして、配向のために 、デバイス10の頂部、外部(exterior)又は外側は図1の頂部に最も密接する。 これとは逆に、デバイスの底部、内部(interior)又は内側は図1の底部の方向に 存在する。 典型的なデバイス10では、薬物溜め24は投与されるべき薬物又は作用剤の 供給源(supply)を、好ましくはイオン化した若しくはイオン化可能な形態で含み 、カウンター溜め25は例えば塩化ナトリウム、リン酸ナトリウム又は他の生体 適合性塩のような、適当な電解質を含む。或いは、デバイス10は溜め24と2 5の両方に薬物のイオン化可能な又は中性の供給源を、両方の電極アセンブリ1 8と19がドナー電極アセンブリとして機能するような方法で含むことができる 。例えば、正の薬物イオンはアノード電極アセンブリから皮膚を通して投与され る ことができ、負の薬物イオンはカソード電極アセンブリから投与されることがで きる。一般に、電極アセンブリ18と19の複合皮膚接触面積は約1cm2〜約 200cm2の範囲であることができるが、典型的には、約5cm2〜約50cm2 の範囲である。 本発明によると、電気駆動式投与デバイス10の薬物溜め24とリターン溜め 25は、作用剤又は薬剤を電気駆動によって投与するために、患者と作用剤又は 薬物伝達関係に配置されなければならない。通常このことは、剥離ライナーの除 去後に、デバイスが患者の皮膚と密接に接触して配置されることを意味する。医 師若しくは患者の好み、薬物若しくは作用剤投与計画又は例えば美容(cosmetic) のような他の要素に依存して、人体の種々な部位を選択することができる。 図2と3は、概略断面図として、本発明の2実施態様を示す。図2は、本発明 の“アップサイドダウン”又は逆さになったフレキシブル回路が装置構造の残り の部分と直接物理的及び/又は電気的に接触して配置される、本発明の実施態様 を説明する。フレキシブルな1面又は片面回路40は実質的に非導電性のフレキ シブルな基板42を含み、この上に導電性経路44が配置される。基板42は対 立した第1面と第2面それぞれ43,45を有する。経路44は第2面45上に 配置される。電池46は導電性経路44に(界面47において)電気的に接続す る。 この実施態様において、電池46はボタン電池を含む。多くの他の電気エネル ギー源(フレキシブルなポリマー電池又はシート電池を含む)を、本発明の範囲 又は内容から逸脱せずに用いることができる。導電性経路44は出力手段(例え ば、出力パッド48)を有する。出力パッド48は電極手段60,62にそれぞ れ、直接接触する、したがって、物理的及び電気的に連結する。電極手段60と 62との間には、電気的かつイオン的に非導電性のセパレーター63が挿入され る。決定的ではないが、電極手段60はアノードであり、電極手段62はカソー ドである。好みに依存して、フレキシブル基板42を覆う1個以上の層(例えば 、耐水性バッキング層)をさらに設けることができる。また、装置は付加的な構 造、例えば、電極手段にそれぞれ接続した薬物溜めと電解質溜めを含むこともで きる。これらの追加の構造(further structures)は本発明の説明を損なわないよ うに意 図的に省略されている。 図3は、導電性接着剤手段34を用いて、出力パッド48を電極手段60,6 2にそれぞれ電気的に接続する、本発明の実施態様を説明する。この実施態様で は、導電性接着剤手段34はフレキシブルな導電性接着剤(ECA)を含む。E CA34は、構造が導電性、接着性及び好ましくはフレキシブルであるかぎり、 特定の用途に依存して、簡単な構造であることも、複雑な構造であることもでき る。図示するように、ECA34は回路出力手段又はパッド48と電極手段60 ,62とを連結させる。ECA34は回路出力パッド48と、アノード60及び カソード62のそれぞれの少なくともバック(back)側との効果的な連結を形成す る。しかし、本発明はECAの使用に限定される訳ではなく、他の種類の連結手 段又はコネクターを用いて、本発明の教示から逸脱することなく、回路出力パッ ド48と電極手段60,62とを電気的に連結させることができる。 ECA34は、許容される電気的導電率及びフレキシビリティを与える、実質 的に任意の構造又は組成を有することができる。しかし、接着性物質の1個以上 の層52,54を1個以上の導電性ウェブ、マット又はメッシュ50にラミネー トして、図4に示すような複合ECA34を形成することによって、特に好まし い1つのECAが形成される。2つの接着剤層52,54の間の単一導電性マッ ト又はメッシュ50を、対立するラミネーティングローラー40の間でラミネー トすることによって、特に有用な1つの複合ECA34が形成される。層52と 54がメッシュ50の繊維/ストランドの間の間隙スペース中に確実に“流動し て”、メッシュ50の繊維/ストランドに確実に密接に接触し、接着して、複合 ECA34全体がフレキシブルで、接着性かつ導電性であり、実質的に均一な横 断面を有するように、適当な温度及び圧力において積層を実施する。単一接着剤 層52を単一導電性メッシュ50にラミネートすることによって形成される複合 ECA(図示せず)も適切である。2個の導電性メッシュ50にそれらの間に挟 まれた接着剤の単一層52をラミネートすることによって、代替え複合ECA( 図示せず)を形成することができる。 マット又はメッシュ50は任意の、適当な、導電性フレキシブルな構造であり うる。例えば、マット又はメッシュ50は、スクリーンに近い、目の粗い(open- weave)デザインを有することができる。1つの好ましいメッシュは100%ナイ ロン、6−6型、40デニール、13フィラメント/末端から製造され、約0. 064cm(0.025インチ)の厚さを有する。この目の粗い物質は例えば黒 鉛、炭素、銀、酸化銀、アルミニウム粉末又は金のような導電性物質で被覆され て、編み込まれたそのストランドを有する。このマットは1.6ohm/cm2 (10ohm/in2)未満の生成表面抵抗と、8.79kg/cm2(125 lb/in2)を越える引張り強さと、0.7kg/cm2(10 lb/cm2 )を越える引き裂き強さとを有する。この物質はTecknit Corpor ation(ニュージャーシー州,クランフォード)から入手することができる 。他の導電性接着剤物質は公開された国際出願WO93/24178に開示され る。 混合された不織炭素繊維マットの少なくとも1つの層と、接着性ポリイソブチ レンマトリックスの少なくとも1つの他の層とをラミネートすることによって、 特に好ましい複合ECAが形成される。この不織炭素繊維マットはECAの総体 積の約1〜10体積%、好ましくは約2〜5体積%を占める。ECAはPIBが マット中に流入して、マットと密接に混合されるように、ポリイソブチレン(P IB)を炭素繊維マット中にラミネートすることによって製造される。上記範囲 内で、種々な同等組成物が当業者に明らかになるであろう。接着性マトリックス の1層に、又は接着性マトリックスの2層の間に導電性メッシュをラミネートす ることによって、複合ECAを製造することができる。例えば、2枚の剥離ライ ナーでくるむことによって使用可能に保持された、ロール形状のシートPIBを 解き出して、導電性不織炭素メッシュの主要片面又は主要両面にラミネートする 。このようにして、例えば図4に示すような、シート形状のECAが形成される 。次に、このシートを電気駆動式デバイスに用いるための適当な長さ、形状又は 構成に切断するか又は別のやり方で加工することができる。 図5は本発明の特定のフレキシブル片面回路アセンブリの説明である。回路4 0は非導電性でフレキシブルな基板42と、図2と3において一般に44で表示 される電気経路を含む一連の要素とを含む。基板42は好ましくは、35mm写 真フィルムに用いられるフィルムベース(film base)と同様な、フレキシブルな フィルムのセグメントである。回路40は、可変な負荷抵抗と供給電圧とが生ず る電気駆動式薬物投与デバイスに使用可能な定常電流デバイスである。回路40 は出力パッド48aと48bを含む。出力パッド48aはアノード60に電気的 に接続する(図2に示したように直接に、又は図3に示したようにECA層34 を介して間接に)のに適合する。同様に、出力パッド48bはカソード62に電 気的に結合するのに適合する。図示するように、出力パッド48aは100oh mレジスター64と、0−22kilo−ohm可変レジスター66及び電界効 果形トランジスター68に電気的に連結する。3個の3ボルトのボタン電池であ るリチウム電池46が回路40を完成する。連続検査点70、72、74を回路 上に表示する。 図5に示したクロスハッチド(cross-hatched)部分は“キープアウト”又は排 除帯80である。帯80はその中又はその上に、例えば、スプロケット孔43又 はその他のフィルム移動手段(図示せず)を任意に設けることができる周辺スペ ースを与える。スプロケット孔は、回路40が迅速にかつ安価に連続的に加工さ れることができる手段を与える。この方法で、低コストで、比較的費用のかから ないフレキシブル回路を製造することができる。片面回路アセンブリ40の典型 的な寸法はフィルム全体の幅約1.4cm、回路反復距離約4.0cm、“キー プアウト”帯幅約0.2cmである。加工中にフィルム基板を前進させる容易さ 又は困難さによって決定される距離、スプロケット孔43を分離することができ る。典型的には、スプロケット孔43を約0.5cmの距離、分離する。 標準的なフレックス回路加工方法(flex circuit processing technique)を用 いて、比較的薄いフレキシブル導電性回路をフレキシブルフィルム基板に形成す ることができる。例えば、印刷、付着又はエッチングプロセスを用いて、銅又は 銀の回路をフレキシブルフィルム基板上に形成することができる。巻き返しプロ セス(reel-to-reel process)を用いて、導電性回路を有するフレキシブルフィル ム基板を1個以上の付加的デバイス要素(例えば、バッキング層又はドナー及び /又はカウンター電極アセンブリ)に迅速に結合させることができる。例えば、 印刷された又は付着した又はエッチングされた回路を有するフレキシブルフィル ム基板はリール形又は巻かれた形で受け取ることができる。ポリマーフィルムの バッキング(backing)材料もリール形又は巻かれた形で受け取ることができる。 適当に配列した後に、次に、電気回路をバッキング材料と結合させて、連続リボ ン形で迅速な方法で二層(例えば、バッキング層と回路層)複合加工物を形成す る。例えば、ローラー圧力の適用によって、回路をバッキング材料と結合させる ことができる。必要な場合には、感圧接着剤を用いて、回路層をバッキング層に 接着させることができる。次に、この二層複合材料を切断して、それぞれフレキ シブル回路層とバッキング層とから成る個々のユニットを製造することができる 。逆さにした後に、個々の回路ユニットの出力手段(48)をドナー及びカウン ター電極アセンブリに連結して、自動化(例えば、ピックアンドプレイス)プロ セスを用いて、完成した電気駆動式デバイスを再び形成する。このようにして、 自動化製造と同時の費用節約とを達成することができる。 上述したように、電気エネルギー源、例えば1個以上の電池を回路の組み立て 前又は組み立て時に電気回路に組み入れる。回路を基板に適用する前に、このフ レキシブル回路の一部として電池を含めることができる。或いは、後に、例えば 患者の使用時に、既知の機械的又は電気的接点(contact)を用いて、電池を回路 に接続又は連結することができる。次に、完成デバイスを薬物又は作用剤投与プ ロトコールに依存して医療人員又は患者によって作動させることができる。 電源は並列又は直列に連結した1群の電池を含んで、特定の薬剤の電気駆動式 投与に必要な、望ましい電流出力を得るために必要な、所望のキャパシティ及び /又は電圧を得ることができる。電池の極性配向(polarity orientation)は薬物 イオンのイオン電荷に依存する。薬物が溶液中又は懸濁液中で負に荷電する場合 には、負の電池端子(battery terminal)がドナー電極に接続し、正の電池端子が カウンター電池に接続するように、電池(単数又は複数)を配向させる。正に荷 電した化学種(species)を投与すべき場合には、この逆が該当する。現在一般に 入手可能な、任意の慣習的小型化電池(例えば、ボタン電池)を用いて、配置し 、直列に接続して、所望の作用電圧を得ることができる。 さらに、充分な電流密度を与えるために、厚さに対して高い表面積を有する導 電性ポリマーの非常に薄いフレキシブルシートから構成される電池に関するテク ノロジーが現在存在する。このような、いわゆるプラスチック電池の1種は“B attery Today”,Autumn 1981,10、11及び12頁 に記載される。このような電池を用いる場合には、シートを層状に積み重ねて、 電池を直列に配置することができる。当然、電池の選択は、例えば、必要なフレ キシビリティ度又は順応度(degree of conformability)、特定の用途のために必 要な電流密度及び放電時間のような要素に依存する。小型電池又はシート電池の いずれを用いるとしても、電池出力端子は直接又は間接に、例えばクリップ、ワ イヤ、印刷回路要素のような慣習的手段によって又は導電性接着剤によって、回 路40に接続することができる。 “作用剤(agent)”又は“薬物”なる用語は、本明細書では広範囲に用いられ る。本明細書で用いられるかぎり、“作用剤”及び“薬物”なる表現は相互交換 可能に用いられ、生活する生物に投与されて所望の、通常は有益な効果を生ずる 治療有効物質としてのそれらの最も広い解釈を有するように意図される。一般に 、これは主要な治療分野の全てにおける治療剤を含み、限定する訳ではなく、例 えば抗生物質と抗ウイルス剤のような抗感染薬、鎮痛薬と鎮痛複合薬、麻酔薬、 食欲減退薬、抗関節炎薬、抗喘息薬、抗痙攣薬、抗うつ薬、抗糖尿病薬、下痢止 め、抗ヒスタミン薬、抗炎症薬、抗偏頭痛薬(antimigraine preparation)、乗り 物酔い防止剤、抗おう吐薬、抗腫瘍薬、抗パーキンソン病薬、かゆみ止め、抗精 神病薬、解熱薬、胃腸及び尿路を含む鎮痙薬、抗コリン作動薬、交感神経作用薬 、キサンチン誘導体、カルシウムチャンネル遮断薬を含めた心血管製剤、ベータ 遮断薬、抗不整脈薬、抗高血圧薬、利尿薬、全身、冠状、末稍及び脳血管を含む 血管拡張薬、中枢神経系剌激薬、咳き薬及び風邪薬、うっ血除去薬、診断薬、ホ ルモン類、催眠薬、免疫抑制薬、筋弛緩薬、副交感神経遮断薬、副交感神経作用 薬、蛋白質、ペプチド、ポリペプチドと他の高分子(macromolecule)、精神剌激 薬、鎮静薬及びトランキライザーを含む。 本発明の装置を用いて、下記薬物:バクロフェン、ベタメタゾン、ベクロメタ ゾン、ブスピロン、クロモリンナトリウム、ドブタミン、ドキサゾシン、ドロペ リドール、フェンタニル、スフェンタニル、ケトプロフェン、リドカイン、メト クロプラミド、メトトレキセート、ミコナゾール、ミダゾラム、ニカルジピン、 プラゾシン、ピロキシカム、スコポラミン、テストステロン、ベラパミル、テト ラカイン、ジルチアゼム、インドメタシン、ヒドロコルチゾン、テルブタリン及 びエンカイニドを投与することができる。 本発明はまた、ペプチド、ポリペプチド、及び少なくとも約300ダルトンの 分子量、典型的には約300〜40,000ダルトンの範囲内の分子量を有する 他の高分子のイオン導入投与にも有用であると考えられる。このサイズ範囲内の ペプチドと蛋白質との特別の例には、限定する訳ではなく、LHRH、例えばブ セレリン、ゴナドレリン、ナフレリン及びロイプロリドのようなLHRH類似体 、インシュリン、ヘパリン、カルシトニン、エンドルフィン、TRH、NT−3 6(化学名:N−[[(s)−4−オキソ−2−アゼチジニル]カルボニル]− L−ヒスチジル−L−プロリンアミド)、リプレシン、下垂体ホルモン(例えば 、HGH,HMG,HCG,酢酸デスモプレッシン等)、卵胞ロイトイド(leuto id)、αANF、成長因子放出因子(GFRF)、βMSH、ソマトスタチン、 ブラディキニン、ソマトトロピン、血小板誘導成長因子、アスパルギナーゼ、硫 酸ブレオマイシン、キモパパイン、コレシストキニン、絨毛性性腺刺激ホルモン 、コルチコトロピン(ACTH)、エリスロポイエチン、エポプロステノール( 血小板凝固阻害因子)、グルカゴン、ヒアルロニダーゼ、インターフェロン、イ ンターロイキン−2、メノトロピン(ウロフォリトロピン(FSH)とLH)、 オキシトシン、ストレプトキナーゼ、組織プラスミノーゲン活性因子、ウロキナ ーゼ、バソプレッシン、デスモプレッシン、ACTH類似体、ANP、ANPク リアランス阻害因子、アンギオテンシン11アンタゴニスト、抗利尿ホルモンア ゴニスト、抗利尿ホルモンアンタゴニスト、ブラディキニンアンタゴニスト、C D4、セレダーゼ、CSF類、エンケファリン、FABフラグメント、IgEペ プチド抑制因子、IGF−1、神経栄養因子、コロニー刺激因子、上皮小体ホル モンとアゴニスト、上皮小体ホルモンアンタゴニスト、プロスタグランジンアン タゴニスト、ペンチゲチド(pentigetide)、プロテインC、プロテインS、レニ ン阻害因子、チモシンα−1、血栓溶解薬、TNF、ワクチン、バソプレッシン アンタゴニスト類似体、α−1抗トリプシン(組換え体)がある。 一般的に言うと、投与すべき薬物又は作用剤の水溶性塩を用いることが、最も 好ましい。薬物又は作用剤の先駆体、すなわち、例えばイオン化、解離又は溶解 のような、物理的又は化学的プロセスによって特定の化学種(selected species) を発生する化学種は、本明細書における“作用剤”又は“化学種”の範囲内であ る。“薬物”又は“作用剤”は上述したような、荷電及び無荷電の化学種を含む と理解すべきである。 ある場合には、薬物又は作用剤を1種以上の皮膚透過促進剤(skin permeation enhancer)と共に投与することが望ましい。皮膚透過促進剤は経皮薬物流を促進 することができる広範囲な既知物質から選択することができる。既知の皮膚透過 促進剤は、例えば、米国特許第3,989,816号、第4,405,616号 、第4,415,563号、第4,424,210号、第4,722,726号 及び第5,023,085号に開示される、界面活性剤、アルキル置換スルホキ シド、アルキルポリエチレングリコール、低級アルコール及び透過促進剤を含む 。 上記開示は当業者に本発明の多くの代替え、変更及び変化を示唆する。上記開 示によって示唆される、このような変更、変化及び代替えは添付請求の範囲内に 含まれるべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年3月8日 【補正内容】 請求の範囲 (請求項1と請求項4〜19とを変更し、請求項20を削除する) 1.少なくとも一方の電極が電気的移送によって投与されるべき作用剤を含 む電極(60、62)と;実質的に非導電性のフレキシブル基板(42)の対立 する2面(43、45)の片面に配置された導電性経路(44)を含み、電力源 (46)と、電極(60、62)に電気的に接続した回路出力(48)とを含む 、デバイスによって与えられる電流を発生及び/又は制御するための電子回路( 40)とを有する電気的移送式作用剤投与デバイス(10)であって、 電子回路(40)、導電性経路(44)及び回路出力(48)の全てが、対立 する2面(43、45)の片面上のみに配置され、この片面が電極(60)に面 し、回路出力(48)がこの電極に電気的に接続することを特徴とする前記デバ イス。 2.その上に配置された導電性経路(44)を有する表面(45)とは反対 の、基板(42)の表面(43)と密接に接触する被覆手段をさらに含む、請求 項1記載のデバイス。 3.基板(42)が実質的に平面状である、請求項1又は2に記載のデバイ ス。 4.回路出力(48)が導電性接着剤(34)によって、電極(60、62 )に連結する、請求項1〜3のいずれかに記載のデバイス。 5.導電性接着剤(34)が接着性物質(52、54)と導電性ウェブ、マ ット又はメッシュ(50)とのラミネートを含む、請求項4記載のデバイス。 6.回路出力(48)が電極(60、62)に物理的に接触する、請求項1 〜3のいずれかに記載のデバイス。 7.非導電性基板(42)がフィルムのセグメントを含む、請求項1〜6の いずれかに記載のデバイス。 8.主要面(45)の1つが患者の体表に面するように配向し、他方の主要 面(43)が患者の体表とは逆向きであるように配向し、患者の体表に面する主 要面(45)上に導電性経路(44)が配置される、請求項1〜7のいずれかに 記載のデバイス。 9.基板(42)と導電性経路(44)とが片面回路(40)を成す、請求 項1〜8のいずれかに記載のデバイス。 10.回路出力(48)が電極(60、62)に分離連結手段によって連結 する、請求項1〜9のいずれかに記載のデバイス。 11.回路(40)を支持し、含むために適当なサイズの、実質的に非導電 性のフレキシブル基板(42)の対立する2面(43、45)の片面に、電力源 (46)と少なくとも1個の導電性経路(44)と回路出力(48)とを含み、 デバイス(10)が供給する電流を発生及び/又は制御することができる回路( 40)を形成することを含む、フレキシブル電子回路とその他の要素とを含む電 気駆動式作用剤投与デバイス(10)の製造方法であって、 電子回路(40)と導電性経路(44)と回路出力(48)とを、対立する2 面(43、45)の、電極に面する片面上のみに配置し、回路出力を電極(60 )62)に連結することを特徴とする前記方法。 12.基板(42)と電極(60、62)との間に電子回路を配置する、請 求項11記載の方法。 13.連結工程を自動化プロセスを用いて達成する、請求項11又は12記 載の方法。 14.自動化プロセスがピックアンドプレイスプロセスである、請求項13 記載の方法。 15.導電性接着剤(34)を用いて、回路出力手段(48)を電極(60 、62)に連結する、請求項11〜14のいずれかに記載の方法。 16.導電性接着剤(34)が接着性物質(52、54)と導電性ウェブ、 マット又はメッシュ(50)とのラミネートを含む、請求項15記載の方法。 17.電子回路(40)が回路出力手段(48)に定常電流を与える、請求 項11〜16のいずれかに記載の方法。 18.巻かれた連続基板(42)上に複数個の同じ回路(40)を連続的に 形成し;隣接する回路(40)間で基板(42)を切断し;個々の回路の出力手 段(48)をドナー及びカウンター極アセンブリ(18、19)に連結すること によって、電子回路(40)を組み立てる、請求項11〜17のいずれかに記 載の方法。 19.巻かれた連続基板(42)を巻かれた連続形状のバッキング材料に接 着することを含む、請求項18記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 プルー,リチャード・ダブリュー アメリカ合衆国カリフォルニア州94132, サン・フランシスコ,シールズ・ストリー ト 715

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも一方の電極が電気的移送によって投与されるべき作用剤を含 む電極(60、62)と;実質的に非導電性のフレキシブル基板(42)の対立 する2面(43、45)の片面に配置された導電性経路(44)を含み、電力源 (46)と、電極(60、62)に電気的に接続した回路出力手段(48)とを 含む、デバイスによって与えられる電流を発生及び/又は制御するための電子回 路(40)とを有する電気的移送式作用剤投与デバイス(10)であって、 回路出力手段が、(i)基板(42)と経路(44)との折り畳みと(ii)非 導電性基板(42)を通る導電性経路との不存在下で、電極(60、62)に電 気的に接続することを特徴とする前記デバイス。 2.その上に配置された導電性経路(44)を有する表面(45)とは反対 の、基板(42)の表面(43)と密接に接触する被覆手段をさらに含む、請求 項1記載のデバイス。 3.基板(42)が実質的に平面状である、請求項1又は2に記載のデバイ ス。 4.電力源(46)が導電性経路(44)と、基板(42)の同じ面(45 )に配置される、請求項1〜3のいずれかに記載のデバイス。 5.電力源(46)が導電性接着剤(34)によって電極(60、62)に 連結される、請求項1〜4のいずれかに記載のデバイス。 6.導電性接着剤(34)が接着性物質(52、54)と導電性ウェブ、マ ット又はメッシュ(50)とのラミネートを含む、請求項5記載のデバイス。 7.回路出力手段(48)が電極(60、62)に物理的に接触する、請求 項1〜4のいずれかに記載のデバイス。 8.非導電性基板(42)がフィルムのセグメントを含む、請求項1〜7の いずれかに記載のデバイス。 9.主要面(45)の1つが患者の体表に面するように配向し、他方の主要 面(43)が患者の体表とは逆向きであるように配向し、患者の体表に面する主 要面(45)上に導電性経路(44)が配置される、請求項1〜8のいずれかに 記載のデバイス。 10.基板(42)と導電性経路(44)とが片面回路(40)を成す、請 求項1〜9のいずれかに記載のデバイス。 11.回路出力手段(48)が電極(60、62)に分離した連結手段によ って連結される、請求項1〜10のいずれかに記載のデバイス。 12.回路(40)を支持し、含むために適当なサイズの、実質的に非導電 性のフレキシブル基板(42)の対立する2面(43、45)の片面に、電力源 (46)と少なくとも1個の導電性経路(44)と回路出力手段(48)とを含 み、デバイス(10)が供給する電流を発生及び/又は制御することができる回 路(40)を形成することを含む、フレキシブル電子回路とその他の要素とを含 む電気駆動式作用剤投与デバイス(10)の製造方法であって、 電子回路(40)が、(i)基板(42)と経路(44)との折り畳みと(ii )非導電性基板(42)を通る導電性経路との不存在下で、電極(60、62) に電気的に接続するように、回路出力手段(48)を電極(60、62)に電気 的に連結することを特徴とする前記方法。 13.基板(42)と電極(60、62)との間に電子回路を配置する、請 求項12記載の方法。 14.連結工程を自動化プロセスを用いて達成する、請求項12又は13記 載の方法。 15.自動化プロセスがピックアンドプレイスプロセスである、請求項14 記載の方法。 16.導電性接着剤(34)を用いて、回路出力手段(48)を電極(60 、62)に連結する、請求項12〜15のいずれかに記載の方法。 17.導電性接着剤(34)が接着性物質(52、54)と導電性ウェブ、 マット又はメッシュ(50)とのラミネートを含む、請求項16記載の方法。 18.電子回路(40)が回路出力手段(48)に定常電流を与える、請求 項12〜17のいずれかに記載の方法。 19.巻かれた連続基板(42)上に複数個の同じ回路(40)を連続的に 形成し;隣接する回路(40)間で基板(42)を切断し;個々の回路の出力手 段(48)をドナー及びカウンター電極アセンブリ(18、19)に連結するこ とによって、電子回路(40)を組み立てる、請求項12〜18のいずれかに記 載の方法。 20.巻かれた連続基板(42)を巻かれた連続形状のバッキング材料に接 着することを含む請求項19記載の方法。
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