【発明の詳細な説明】
つり込み靴を連続的に加工する装置
技術分野
本発明は、所定の経路に沿って、移動する間につり込み靴を連続的に加工する
装置、又はその改良に関するものである。特に、露現したら直ちに加工を行う部
分を有するつり込み靴を支える靴サポートと、靴のその様な部分を加工する工具
を支持するための工具支持部材を含んだ工具支持手段と、靴サポートと工具支持
部材とを靴の加工すべき部分の長手方向に相対的に運動させる第一駆動手段と、
そして、靴サポートに対し工具支持手段を靴の加工すべき部分の幅方向及び高さ
方向に相対的に運動させる第二及び第三駆動手段から成っている。
背景技術
この様な装置は米国特許出願第3,077,098 号に記載されている。この装置では
、工具支持部材は、それを介して工具が第三駆動手段に連結される平行リンク機
構に固定されており、それによって、装置の作動中、工具支持部材が靴サポート
に対して高さ方向に動くようにされている。さらに、前記平行リンク機構自体が
取付けられている取付板を持つ別の平行リンク機構が設けられている。この第二
の平行リンク機構は、テンションスプリングという形態をとった第二の駆動手段
に連結されており、従って、取付板及びそれに支持された工具を靴サポートに対
して幅方向に付勢する。この装置では、さらに、工具の高さ方向の位置は、工具
と靴底との接触によって決定される。第三駆動手段は、一定の圧力の提供源とな
る。一方、工具の幅方向の動きは取付プレートに連結された靴係合部材によって
制御される。従って、工具は、靴の稜線(feather line)の部位における靴の輪郭
で定まる経路によって移動せしめられる。さらに、本装置は、モータの形態をと
る工具駆動手段を持っている。モータは、装置のフレーム部分に取り付けられ、
且つ可撓性を有するスプラインドライブシャフトによって工具に接続されている
。工具は、「エンドミル」タイプ（即ち、「カップ」ブラシ）タイプの回転式起
毛ブラシである。
装置フレーム上に工具駆動手段のモータを取り付けることは慣性の点で有益で
あり、同様の理由で、２つの平行リンク機構を用いている。これは、特に、一方
のリンク機構が他方のリンク機構をタワー状に支持するという理由により、装置
は大きいままであるにもかかわらず、軽さという利点の他に所望レベルの剛性を
保持させる。さらに、（工具を絶対的に高さ方向に動かす駆動手段を備えるより
もむしろ）工具の高さ方向の位置決定を靴との接触に頼っているので、そして（
工具を幅方向に移動する絶対的な駆動手段を備えるよりもむしろ）工具の靴底の
幅方向の位置決定を靴の輪郭を感知することに依存しているので、加工、とりわ
け、内部のウエスト部位が曖昧な輪郭を持つハイヒール靴を加工しなければなら
ない場合に、この装置では正確とはいえない。
発明の目的
本発明の様々な目的の一つは、加工経路の精密制御を可能とするコンパクトな
構造を備えた、所定の経路に沿ってつり込み靴を連続的に加工する改善された装
置を提供することである。
発明の開示
以下、靴底の縁部分に沿って連続的に起毛加工を行う起毛装置の一実施例に基
づいて、本発明を説明する。図示された装置は、露現したら直ぐに加工される縁
部分を有する、逆さまのつり込み靴を支持する靴サポートを含んでいる。さらに
、図示された装置は、そのような靴底の縁部分を加工する工具を支持するための
工具支持部材を含む工具支持手段も備えている。従って、前記の工具は、起毛さ
れるべき靴底の上方に加工のための表面部分を備えて取り付けられている。
靴底に対して工具を所定の経路に沿って動かすために、図示された装置は、さ
らに、第一、第二及び第三駆動手段を備えている。それらによって、靴サポート
と工具支持手段とは、それぞれ、靴底の長手方向、幅方向、高さ方向に相対的に
運動せしめられる。特に、図示された装置では、靴サポートは、靴底の長手方向
へ運動するよう取付けられており、靴を工具の下方の位置において上記方向に支
持する。そして、その様な長手方向の運動が靴サポートによってなされる間、靴
底の縁部分の輪郭に対応する所定経路に沿って工具が動かされる様に、工具支持
部材は靴底の幅、高さ両方向に運動せしめられる。
第一、第二及び第三駆動手段は、好ましくは、数値制御モータ、例えば、ステ
ッピングモータとされる。各モータは、起毛される靴底の型（そして、必要であ
ればサイズも）に対応した、デジタル化された座標軸値を含むプログラム命令に
一致したコンピュータ制御下で作動する。（図示された装置の制御面については
、欧州特許出願第0 043 645 号で触れられている。）
図示された装置の工具支持手段は、第一及び第二平行リンク機構を持つ。それ
らの各平行リンク機構により、工具支持部材は支えられ、また、それらを介して
、工具支持部材はそれぞれ第二及び第三駆動手段に作動的に連結される。これに
よって、前記部材は靴底に対して幅方向、高さ方向に動かされ、故に、工具も、
靴底に対して幅方向、高さ方向に動かされる。二つの平行リンク機構を備えるこ
とによって、工具支持手段は、靴底の縁部分に沿って工具を連続的にたどらせる
のに十分な剛性を有する。しかし、同時に、工具支持手段の構造は軽量なため、
システムの慣性は比較的低くなる。
特に、図示された装置では、工具支持部材が双方の平行リンク機構の一部を形
成し、第二平行リンク機構は、工具支持部材の各側に取付けられ、第一平行リン
クの一部をも形成している二組の平行リンクを備えているという程度において、
二つの平行リンク機構は機械的に一体的とされている。また、特に、二組の平行
リンクは、それら二組の間で支えられている工具支持部材に、それぞれの片端が
軸支された二つの平行なリンクをそれぞれ持つ。そして、さらに、第一平行リン
ク機構は、工具支持部材と、工具支持手段の一部を成し、且つその各側に取付け
られた平行横断部材とを備える。各組の平行なリンクの少なくとも一つは、軸支
結合で工具支持部材を横断部材に連結させている。この様な機構を利用すること
により、横断部材上への平行なリンクの軸支結合によって、工具支持部材は幅方
向に動くことができる。同時に、横断部材と一緒に高さ方向に旋回する平行なリ
ンクによって、高さ方向にも動くということが分かる。
米国特許出願第3,077,098 号に記載されている装置は、靴底の片側だけに沿っ
て加工するようになっており、靴底の反対側を加工する同様の鏡対称の装置が必
要である。その結果として、この装置では、工具は工具支持部材に固定角度で取
り付けられている。しかしながら、特にハイヒール靴を加工する場合は、工具の
傾斜度を変化させることが望ましいかもしれないが、この装置はそのような設備
を備えていない。他方、図示された装置の場合、ブラシが起毛をするために回転
すると、靴底のつり込み縁を常に内側に「拭く」ようにするために、回転ラジア
ルワイヤ起毛ブラシである工具が靴底全体の周囲の経路に沿って動くようになっ
ている。工具は、靴底の高さ方向に延びる軸を中心としてスイベル運動をするよ
うに、工具支持部材に支持されている。さらに、この様なスイベル運動をさせる
ために、装置の第四駆動手段が設けられている。前記第四駆動手段は、工具支持
部材に支えられている。これにより、工具支持部材が靴底の幅方向と高さ方向に
、靴サポートに対して相対的に動かされると、工具支持部材は工具だけでなくそ
れと一緒に第四駆動手段をも支える。図示された装置の第四駆動手段は、例えは
ステッピングモータといった、数値制御モータをも備えている。このモータは、
コンピュータ制御の下、プログラム命令に一致して作動する。工具支持手段の独
特な構造のゆえ、工具がスイベルする軸は、靴底が幅方向及び／又は高さ方向に
動こうとも常に靴底に対して一定に保たれる。
工具（ラジアル起毛ブラシ）を回転させるために、図示された装置は、連続ベ
ルト機構を介して工具に作動的に連結されるモータを含む工具駆動手段を持つ。
さらに、図示された装置は、連続ベルト機構を張力を持った状態で維持するため
に、工具支持部材の靴サポートに対する高さ方向の運動が起こった時も、モータ
が連続ベルト機構によって吊り下げ保持されたままとなるように、モータを取り
付けている。特に、モータが高さ方向に動くように、モータ支持部材は工具支持
手段に軸支されている。構造的には、工具が上方に動くとモータが下方に、ある
いはその逆に動くようになっている。連続ベルト機構の張力を一定に又はほぼ一
定に保つために、モータ支持部材、従って、モータ自体に一定の下方への圧力を
加える気体シリンダというさらなる手段を備えている。
従来の張力付与プーリに比べてのこの様な機構の一つの利点は、モータが（研
磨又は再研磨中、起毛ブラシの回転方向は逆でなければいけないことから）可逆
モータであり、通常、ベルトの各「リーチ」に従来周知の張力付与プーリを設け
ることが必要であることから、図示された装置の場合、モータの取付け方式が、
回転方向に関係なく張力を保つような構造であるということである。
図示された装置の起毛工具を回転させる機構について特に言及すると、工具駆
動手段のモータは、第一駆動プーリを支持する出力シャフトを持つ。そして、工
具駆動手段は、工具支持シャフトと連結されている第二駆動プーリを備え、この
工具支持シャフトは、工具支持手段の一部を形成すると共に、その上に、ギヤ機
構を介して接続された回転工具が支えられている。さらに、第一、第二駆動プー
リは、（工具駆動手段の連続ベルト機構を構成する）一本の連続駆動ベルトによ
って作動的に連結されている。工具駆動手段のモータが工具支持部材と一緒に運
動するように取付けられていないので、工具支持部材を靴底に対して高さ方向、
幅方向に動かすように工具支持部材が旋回する時、二つの駆動プーリの関係はそ
れに応じて変化することが分かる。フレームに対する工具支持部材の高さ方向の
位置にかかわらず、各プーリに隣接するベルト部分がそれ用のプーリの回転軸に
対して垂直な平面内に延在することを確実にするために、各駆動プーリはそれと
関連するベルト整列手段を有している。さらに、第一駆動プーリの場合、ベルト
整列手段は二つの別プーリを有し、駆動プーリの「上流」及び「下流」において
ベルトがそれら別プーリの周囲に掛け渡される。二つの別プーリは、その回転軸
に垂直な軸を中心としてそれぞれ個別に旋回運動可能に取り付けられており、従
って、靴サポートに対しての工具支持部材の幅方向の動きに適用する。逆に、第
二駆動プーリの場合、ベルト整列手段はベルトの横断方向の共通軸上にある二つ
のローラを持つ。前記ローラは、工具支持部材上に旋回運動可能に取付けられた
キャリヤによって支持されており、従って、工具支持手段の幅方向の動きにロー
ラは適用する。
図示された装置では、工具駆動手段のモータは、各別プーリのベルト係合表面
の正接が第二駆動プーリのベルト係合表面に正接して通過するように取付けられ
ている。この後者の表面は、靴サポートに対する工具支持部材の高さ方向への運
動に対応する靴サポートの長手方向のベルトの動きに適応させる寸法になってい
る。特に、工具駆動手段のモータの出力シャフトの軸は、靴底の長さ方向に水平
に延び且つ工具支持手段の後ろ側に突き出る（即ち、靴サポートから離れて）。
逆に、第二駆動プーリは、工具支持手段の前部にあり、その回転軸は垂直方向に
、またはほぼ垂直方向に延びている。二つの駆動プーリ間を作動的に連結させる
ため、ベルトは90度偏向される。事実、そのような方向転換は二つの別プーリに
よってなされる。さらに、様々なプーリの幾何図形的配列により、第一駆動プー
リ
とそれと関連するベルト整列手段、即ち、二つの別プーリの間で、ベルトは90度
偏向される。そして、また、第二駆動プーリとそれと関連するベルト整列手段、
即ち二つのローラの間でもベルトは90度偏向される。
また、ローラのためのキャリヤと工具支持手段間に且つそれらに軸支されたリ
ンクを備えることも好ましいことが分かる。これによって、工具支持部材の幅方
向への運動が起きると、それに対応するキャリヤの旋回が起こり、ローラをその
回転軸がベルト部分に対して直角に又はほぼ直角の状態に保つように再整列する
。
図示された装置が、靴底の縁部分に沿って起毛加工を連続的に行う装置である
のに対して、本発明に類似する他の装置には、例えば、靴底の縁部分や靴の側面
に接着剤を付ける装置や、靴の側壁面に沿って連続起毛加工をする装置、または
、この様な加工の一つ又は二以上を合体した装置、例えば、靴底の縁部や側壁面
を起毛するといった装置などが含まれる。
本発明の幾つかの態様は、添付の請求項1,12,13にて述べられている。
本発明の上記及び他の様々な目的並びに幾つかの態様は、図示された装置の添
付図を参照しながら、以下の詳細な説明により、より明らかになる。そして、勿
論、本装置は、本発明を限定するのではなく、単にそれを例示するために選ばれ
たものである。
図面の簡単な説明
図１は、本発明の一実施例である起毛装置の側面図である。
図２は、本発明の一実施例である起毛装置の平面図である。
図３は、図１のIII-III線に沿ってとった断面図で、起毛装置の駆動手段の様
々なモータやその他の特徴を示している。
図４は、起毛装置の部分正面図で、起毛工具の詳細やその取付け方を示してい
る。
図５は、図４に示された装置の部分側面図であるが、工具及びその取付け部分
は90度偏向されていると共に、図示された起毛装置のほこり抽出システム部分を
示している。
発明を実施する最良の形態
以下に説明する装置は、靴底の縁部位に沿って起毛加工を行うものである。本
装置は、一般的に10と示されている靴サポートと、一般的に12と示されている工
具支持手段から成っている。靴サポートは、装置のフレーム14内において、靴サ
ポートにより支えられている靴底の長手方向に直線運動するように取付けられて
いる。そして、工具支持手段は、以下に説明するように、前記のフレームに支持
されている。
図示された装置の靴サポート10は、概ね英国特許出願第2,077,090 号に記載さ
れている靴サポートと同様であり、従って、露現されると直ぐに加工される靴底
の縁部位を有する逆さまの靴を支えるように配置されている。図中の装置におい
て、靴サポート10は、フレーム14に支えられている二つのシャフト16に沿って、
直線経路に沿ってスライド運動するように取り付けられている。特に、靴サポー
トのフレーム18は、その様なスライド運動をするためにブロック20に取付けられ
ている。さらに、左側のブロック20（図３において）は、それより吊下したクラ
ンプ22を有しており、クランプ22は靴サポート10の移動経路の両端において、二
つのプーリー26に掛け渡されたベルト24に固定されている。プーリー26の内、前
部のものは（図１において右）ベルト28（図３）によって駆動される。ベルト28
は、装置フレーム14に取付けられたステッピングモータ34の出力シャフト32上に
支持された駆動プーリ30に掛け回されている。ステッピングモータ34は、図示さ
れた装置において第一駆動手段を構成するもので、工具支持手段12に対して靴サ
ポート10を靴サポートに支持された靴底の長手方向に相対的に運動させる。
工具支持手段12は、フレーム14に固定して取付けられているベース40（図１）
を備えている。ベース40上から直立した二つの支持部材42は、それぞれ、靴サポ
ートの移動経路の各側に一つ配置されている。横断部材44（図３）は、支持部材
42に参照番号54の位置で軸支されており且つ両支持部材42間に延在している。そ
して、横断部材44の各端部においては、適切な支持部材42と隣り合って、前方向
に向かって伸びているアーム46が、靴サポート10の移動経路の幅方向に旋回運動
可能に参照番号52（図２）の位置で取付けられている。ほぼ平らな頂面を持つ鋳
物からなる工具支持手段50は、ボールジョイント48により二つのアーム46の前端
部に相互に連結されている。横断部材44、アーム46及び工具支持部材50は、図示
された装置の第一平行リンク機構を構成する。そして、それは、靴サポート10、
従って、それによって支えられている靴底の移動経路の幅方向に工具支持部材50
を運動せしめる。
フランジ56は、各支持部材42のベース位置にあり且つそこから内側へ伸びてい
る。第二の前方向に伸びているアーム58の後端は、ボールジョイントを介してフ
ランジ56に支えられている。各アーム58は、それに関係するアーム46と平行に延
び、各アーム58の前端は、これもまたボールジョイントで工具支持部材50上にあ
る従属ラグ部分60に接続されている。従って、各アーム42は、アーム46,58及び
従属ラグ部分60と一緒になって、工具支持部材50を支えるための一組の平行リン
クを構成する。そして、それら二組（即ち、工具支持部材50のそれぞれの側の一
つずつ）は図示された装置における第二の平行リンク機構を構成する。それによ
り、靴サポート10、従って、それによって支持された靴底の移動経路に対する工
具支持部材50の高さ方向の運動が可能となる。
靴サポート10に対して工具支持部材50を幅方向に動かすために、図示された装
置は、図示された装置における第二駆動手段を構成するステッピングモータ66（
図３）を備えている。モータ66は、横断部材44に固定されている二つのブラケッ
ト68の間に取付けられている。モータ66の出力シャフトに付いているナット（図
面には示していない）は、ピン72（図２）によって左側のアーム46（図３におい
て）の後端に固定されているハウジング70内に収容されている。ナットはボール
スクリュウ74と噛み合い、それによって、出力シャフトの回転により、アーム46
、従って、第一リンク機構は、横断部材44にアーム46が接続されている位置であ
るピボット52を中心として旋回する。さらに、ボールスクリュウの先端には先端
部が螺旋になっているスリーブ76が取付けられている。このスリーブは、近接ス
イッチ78とホーム位置設定装置として働く。これにより、装置のセットアップ時
に、近接スイッチ78に対して所定の位置にスリーブ76を持って来るようモータ66
を作動することによって、第一平行リンク機構は中央の位置に移動される。
別のステッピングモータ84（図示された装置の第三駆動手段を構成）が工具支
持手段12のベース40に取付けられており、これにより、横断部材44は、支持アー
ム42に取付けられたピボット54を中心として旋回する。また、これにより、第二
リンク機構を介し、靴サポート10に対して工具支持部材50が高さ方向に動かされ
る。なお、モータ84の出力シャフトは、ナット（図中には示されていない）が噛
み合ったボールスクリュウ86とされている。このナットは、横断部材44の前側に
延びる二つのブラケット90間に固定されているハウジング88内に収容されている
。従って、モータ84の回転はハウジング88を高さ方向に動かし、その結果、横断
部材をも旋回させる。さらには、第二駆動手段の場合、ボールスクリュウ86の先
端には先が螺旋になっているスリーブ92が配設されている。前記スリーブは、近
接スイッチ94（図２）と協同して、装置のセットアップ時に、第二平行リンク機
構を「ホーム」の位置に戻す。
アーム46と支持部材50によって支えられる重さを釣り合わせるために、補償ス
プリング98は、横断部材に支えられている別のブラケット100と工具支持手段12
のベース40とに固定されている。
図示された装置の工具支持部材50には、ラジアルワイヤブラシの形態をした回
転式起毛工具698（図４）が取付けられており、以下に説明するように、ブラシ
を回転させるための工具駆動手段が備え付けられている。図示された装置の工具
駆動手段は、支持部材42の左側のフランジ56（図３において）に支えられたブラ
ケット116に両端部を支持されたロッド114に軸支されたモータ支持部材112に支
えられているモータ110（図３）を備えている。従って、モータはシャフト114の
軸を中心として高さ方向に旋回運動できる。モータ110の後部にある出力シャフ
トは歯付き駆動プーリ120（図１）を備え、この周りに連続ベルト122が掛け渡さ
れている。従って、モータ支持部材112、従って、モータ110自体が、ロッド114
の軸を中心として旋回するように、プーリ120を介して吊り下げ保持されるもの
であることが分かる。従って、これにより、駆動ベルト122は張力を持った状態
に保たれる。さらに、モータとその支持部材の「はずみ」を減衰させるように、
また、ベルト122に一定の張力を持たせ続けるために、ピストン／シリンダ機構1
18（図３）が横断部材44に取付けられており、部材112に一定した下方向への圧
力を加えるように部材112に作用する。
二つの別プーリ124は、駆動プーリ120上方であって、横断部材44の後ろ部分中
央に取付けられている。その周囲に、ベルト122の「下流」及び「上流」部分が
掛け渡されている。各別プーリ124は、その駆動表面の正接が駆動プーリ120
の駆動表面の正接と一致するように取付けられている。工具支持部材50が高さ方
向に動くと、別プーリ124はピボット54の後ろに配置されているため、後方への
傾倒現象が起きる。駆動プーリ120に対するプーリ124のベルト係合表面位置にお
けるそのような長さ方向の変位に適応するため、駆動プーリ120はベルトの幅に
比べて幅広とされており、それによって、別プーリ124のいかなる対応する移動
に応答した駆動プーリ120の表面上におけるベルトのいかなる長さ方向の移動に
も適応するようにしている。
さらには、工具支持部材50の幅方向の運動に適応させるために、各別プーリ12
4はブラケット126（図２）にそれぞれ取付けられており、そして、横断部材44の
後部に形成されたフランジに支えられたピボット128を中心にして旋回するよう
に、各ブラケットは他方とは独立して取付けられている。従って、この二つの別
プーリ124は、工具駆動手段の第一ベルト整列手段を構成する。さらに、ブラケ
ット126は、それが靴サポート10の経路の幅方向に動くため、工具支持部材50方
向に向かって延びるベルト122のリーチの方向に応じて、自己補償方式で旋回運
動を行う。
工具698の取付け方及びそれがベルト122を経由してモータ110にどのように連
結されたかについては図４を参考にして以下に説明する。ベアリングブロック67
2が、工具支持部材50に取付けられている。このベアリングブロック672内には、
プーリ676及び678を上下に持つ中空軸674が、それに対して旋回可能に装着され
ている。中空軸674自身は、ほぼ逆Ｌ字形をした金属ブロックの工具キャリヤ682
をその下側に有する、別のシャフト680のためのベアリングを提供している。以
下に説明するように、工具キャリヤ682は、シャフト680の軸を中心にして旋回で
きる。レバー692は、工具キャリヤ682の下端にあるピボット694に取付けられて
おり、その遠隔端において、起毛工具698が回転可能に取付けられている工具支
持シャフト696を支えている。
ブラシ698を回転させるために、プーリ700がシャフト696に取付けられており
、ピボット694の軸を中心に旋回するように取付けられた別プーリ704に、タイミ
ングベルト702によって連結されている。プーリ704は二重プーリであり、別のタ
イミングベルト708がその上方に向って延び、二つの隅プーリ710,712を
回って、最後にシャフト674上にある下部プーリ678の周りを通る。モータ110に
よって駆動されるベルト122は、上部プーリ676の周囲に掛け渡らされている。こ
れにより、図示された装置を作動させる時、モータを作動させることにより、工
具698が様々なプーリやベルトを経由してシャフト686の軸を中心として回転せし
められる。従って、靴サポート10に支えられている靴底に対して回転する加工表
面部分を提供することになる。
図２を参照すると、第二ベルト整列手段もまた、工具支持手段50の幅方向の動
きに適応させるために、プーリ676の近くに備えられている。前記第二ベルト整
列手段は、共通軸を中心として回転する二つのローラ130から成り、そのローラ
表面は滑らかで、タイミングベルト122の背中側に位置する。ローラ130は、工具
支持手段50に支えられたピン134を中心にして旋回するように取付けられた共通
ブラケット132に取付けられている。ローラ130は、プーリ676と整列するように
ベルトの前端を保持する役割を果たすと共に、工具支持部材の幅方向への運動に
かかわらず、ベルトが常にローラ130と係合していることを確保するために十分
な幅を持つ。プーリ676と同じ平面にベルトを保つことは、また、工具支持手段
の高さ方向の位置にかかわらず、ベルトを整列位置に維持させることになる。工
具支持手段50が幅方向に動く時、ピボット134を中心にしてローラ130を旋回せし
めることは、極めて望ましいものである。この点において、リンク136の一端が
ブラケット132に、そして、他端が左側のアーム46（図３において）の前部分に
軸支されている。従って、アーム46が旋回すると、ブラケット132、従って、ロ
ーラ130も旋回する。
前述したように、工具キャリヤ682はシャフト680の軸を中心に旋回するように
取付けられており（図４において）、事実、この工具は前記軸を中心にしてスイ
ベル運動をするように取付けられている。この点において、プーリ684は、シャ
フト680の上端に取付けられ、工具支持手段50上にある突出軸140（図２）で支え
られている別のプーリ（図中には示されていない）にタイミングベルト686で連
結されている。また、この突出軸に取付けられた別のプーリ142は、別のステッ
ピングモータ148の出力シャフトにある駆動プーリ146にタイミングベルト144に
よって連結されている。図示された装置の第四駆動手段を構成しているこ
の後者のモータもまた、工具支持手段50で支えられている。（この駆動シーケン
スにある様々なベルトは全てタイミングベルトであり、プーリはタイミングプー
リである。）よって、モータ148が作動すると、工具キャリア682、従って、それ
に支えられている工具698は、シャフト680の軸を中心として回転することができ
る。このようにして、いかなる場合でも、靴底の縁部分が起毛加工されている時
は、それに対してラジアル起毛ブラシの面を所定の角度に保つことができる。
時には靴底に不規則性があり、実際、予めデジタル化された靴底と名目上は同
じ靴底でも、それと異なっていることもあり得るので、回転ブラシ698はある制
限された範囲で高さ方向に移動できるように工具キャリアに取付けられている。
工具取付体の高さ方向の移動量のリミットを設定するため、そして実際、例えば
ブラシの直径に応じてこれらリミットの高さ方向位置を変化させるために、シャ
フト680内に収容されている別のシャフト716を備え持つ設定手段が設けられてい
る。シャフト680は、このために中空とされている。装置が普通に動いている時
にはシャフト680と一緒に回転するシャフト716は、当接ピン720を支えているブ
ロック718を下端に備えている。ピン720は、ブロック718から突出しており、工
具取付体692の下端に軸支されているリンク724の上端に形成されたスロット722
に収容されている。従って、スロット722はレバー692の旋回運動を制限し、従っ
て、ピン720及び工具キャリア682に対するブラシ698の高さ方向の位置のリミッ
ト（制限）を定める。装置が停止している時は、リンク724は、その上端にある
スロットがピン720と当接した状態で停止しており、それにより、ブラシの最低
位置を定める。装置が稼働し、ブラシが靴底を起毛加工している時は、リンク72
4は、スロット722の範囲内で工具キャリヤ682に対して「浮く」ことができる。
工具取付体692は、工具キャリヤ682に取付けられた気体シリンダ730によって
下方に押されている。この気体シリンダ730のピストンロッドは、工具取付体692
に固定されたブロック732に軸支されている。シリンダ730は、また、取付体692
、従って、工具698に予め決められた圧力を加える。さらには、ブラシの「はず
み」を制限するために、やはり工具キャリヤ682に支えられ、ブロック732に対し
て作用する減衰機構734がある。
シリンダ730に空気を送るためには、必要であれば、シャフト716を中空として
、シャフト716の上端及び下端若しくはその付近に適切な回転カップリング（図
４に示されている上側のもの(736)のみ）を設置してパイプ（図示されていない
）を接続し、加圧空気源とシリンダ730とを連結しても良い。或いは、空気源か
ら直接シリンダ730に連結しても良い。
図示された装置の起毛加工中、加工している箇所から出されるほこり、残骸な
どを除去するために、工具支持部材50の下側に取付けられたシャフト680と同軸
上の円筒形ドラムから構成されるコレクターヘッド170を含むほこり抽出手段が
備えられている。前面（即ち、図５において右側）は、内部への開口を提供する
ようにコレクターヘッドが切り取られ、その切り取られた部分はヘッドの先端に
蝶番で取付けられたカバープレート172により閉じられている。コレクターヘッ
ド170内では、工具キャリヤ682は、工具キャリヤに固定されるよう直立したフラ
ンジ176をそれぞれ備えている二つの半円プレート174を支持している。フランジ
は、その前端部において互いに離間して設置され、それにより、コレクターヘッ
ド170の内部の上部に空気の流入口を形成するようにした以外は、そのような上
部を全体的に閉じるように形どられている。さらに、工具キャリヤに半円板を取
付けることによって、工具698がスイベル運動される時開口部がシャフト680の軸
を中心に回転するように、フランジは工具キャリヤと一緒に回転する。開口部が
工具698と整列しており、従って、起毛工具698が回転すると、起毛工具698がほ
こりや残骸を靴の表面から開口部に向けて掃き出すようにする傾向が生じる。
ヘッド170内の上部は、ヘッドの切り取られた部分の各側に配置されたダクト1
78によってほこり抽出システム（図中には示されていない）に連結されている。
これにより、前記の上部は吸込室180を構成し、空気が開口部（図５において182
と示されている）を通ってこの吸込室180に流れるようになり、装置の加工箇所
のほこり及びその他の残骸は確実に取り除かれるような構造になっている。
図示された装置の操作方法は、靴を底を上にして且つかかと側を後ろにし（即
ち、オペレータと反対の方向を向くようにして）、しかる後、靴を長手方向及び
幅方向の両方に固定する。そして、英国特許出願第2,077,090 号に詳細が記載さ
れているように、かかと端を中央に置く。同時に、前記英国特許出願に記載され
ているように、靴の長さを測定すると共に右足用なのか左足用なのかを感知する
。この装置は、一般的に160と示されている制御パネルを備えており、これによ
ってオペレータは、加工される靴の型に応じてプログラムされた命令を選ぶこと
ができる。型を選択すると、オペレータは装置の加工サイクルを開始させること
ができ、その後、起毛工具698は、靴底を起毛するために、靴底の縁部分周辺を
連続加工する。ブラシは加工される靴底の縁部分の内側をいつも「拭く」ように
回転するようになっており、そして、ブラシは靴底に対して所定の角度を保つよ
うに軸680の周りをスイベル運動する。いかなる特有な位置においても、ブラシ
が特有な角度に対して向くようにプログラムされた命令に制御される。また、い
かなる特有な位置において加えられたいかなる圧力、そして事実、ブラシの回転
速度等、加工サイクルにおいて可変的なものもまた、プログラムされた命令に制
御される。
プログラム命令を作るために、装置は経路決定モードを有し、そこでは靴底の
縁部分に沿う連続的な位置にオペレータの制御の下で工具を移動させる。そして
、その後、各位置ごとに、三座標軸（米国特許出願第4,541,054 号に詳細は記載
）、ブラシ回転速度及びブラシ圧力（欧州特許出願第0 511 814 号に詳細は記載
）並びにスイベル角度（以下に説明する）が「教示」される。
経路決定作業を行うために、コントロールボックス160のディスプレイパネル1
62に一連のディスプレイが表示され、様々な設定に関する値を順に指示するよう
オペレータに質問する；加えて、前記米国特許出願第4,541,054 号に詳細が記載
されているように、オペレータの制御下で工具を幅方向及び高さ方向に動かすた
めのカーソルキー（または制御棒の形をしていることもあり得る）がコントロー
ルボックスに設けられている；これらのカーソルやその他のキーは、図２に参照
番号164で示されている。スイベル角度を設定する場合は、シャフト680の軸を中
心にブラシを新しい方向に向けるために選択した回転方向に応じて、オペレータ
は二つの方向キー164を使用する。様々な設定が終わった後、オペレータは単に
「教示」キー164を作動する。すると、前記の米国特許出願第4,541,054 号に記
載されているように、靴サポート駆動モータ34が靴を次の位置へ送るように
作動する。このようにして、オペレータの制御下で工具を靴底の外縁全部に沿っ
て移動させた後、プログラムされた命令はパターンデータファイルとして一時的
メモリに保存され、その後、必要であれば、永久的なメモリに移し換えることも
できる。
そのパターンデータファイルに関連した特有な靴の型が、後に、起毛加工のた
めに選択された場合、当該ファイルが選択され、工具は種々の「教示」ポイント
及びそれらを結ぶ直線とで決まる、「教示」経路を自動的にたどる；工具のスイ
ベル運動の角度も、また、２つの「教示」角度によって挟まれた挟角によって決
まる。例えば欧州特許出願番号第043 645 号に記載されている装置のように、等
級プログラムを備えることもできる。それによって、ファイル内のデータは、靴
サポート10によって測定された靴の長さに応じて修正し、さらに、左右両方の靴
に同じデータが使えるよう「Ｙ軸」の値を逆転することもできる。Detailed Description of the Invention
A device that continuously processes hanging shoes
Technical field
The present invention Along a given path, Continuously processing hanging shoes while moving
apparatus, Or, it relates to the improvement. Especially, A part that processes immediately after exposure
Shoe support that supports hanging shoes with minutes, Tools to process such parts of shoes
A tool support means including a tool support member for supporting the Shoe support and tool support
First drive means for moving the member relative to the longitudinal direction of the portion of the shoe to be machined;
And Width and height of the part of the shoe where the tool support means is to be processed with respect to the shoe support
It comprises second and third drive means for relative movement in the directions.
Background technology
Such a device is described in U.S. Patent Application No. 3, 077, No. 098. With this device
, The tool support member is Parallel link machine through which the tool is connected to the third drive means
It is fixed to the structure, Thereby, During operation of the device, Tool support member supports shoes
It is designed to move in the height direction. further, The parallel link mechanism itself
Another parallel link mechanism is provided with a mounting plate attached. This second
The parallel link mechanism of Second drive means in the form of a tension spring
Is connected to Therefore, Attach the mounting plate and the tool supported by it to the shoe support.
And urge it in the width direction. With this device, further, The position of the tool in the height direction is tool
And the contact with the sole. The third drive means is As a source of constant pressure
You. on the other hand, The widthwise movement of the tool is controlled by the shoe engaging member connected to the mounting plate.
Controlled. Therefore, The tool is The contour of the shoe at the foot line of the shoe
It is moved by the route determined by. further, This device The form of the motor
Have a tool driving means. The motor is Attached to the frame of the device,
And is connected to the tool by a flexible spline drive shaft
. The tool is "End mill" type (ie, "Cup" brush) type rotary type
It is a bristle brush.
Mounting the motor of the tool drive means on the equipment frame is beneficial in terms of inertia.
Yes, For the same reason, Two parallel link mechanisms are used. this is, Especially, on the other hand
Because the link mechanism of supports the other link mechanism in a tower shape, apparatus
Is still large, In addition to the advantage of lightness, the desired level of rigidity
Hold it. further, (Rather than having drive means to move the tool absolutely in the height direction
(Rather) because it relies on contact with the shoe to position the tool in the height direction, And (
Of the sole of the tool (rather than having an absolute drive to move the tool across)
Since it relies on sensing the contours of the shoe for lateral positioning, processing, Toriwa
Ke I have to process high heel shoes with an ambiguous contour in the inner waist
If not, Not accurate with this device.
Purpose of the invention
One of the various objects of the present invention is to Compact that enables precise control of the machining path
With structure, Improved equipment for continuously processing hanging shoes along a predetermined path
Is to provide an installation.
Disclosure of the invention
Less than, Based on an embodiment of a raising device for continuously raising the hair along the edge of the shoe sole.
Based on The present invention will be described. The device shown is Edge that is processed immediately after exposure
Have parts, Includes shoe support to support upside down hanging shoes. further
, The device shown is For supporting tools that process the edges of such soles
Tool support means including a tool support member is also provided. Therefore, The above tools are Brushed
It is mounted above the shoe sole to be provided with a surface part for processing.
In order to move the tool along the predetermined path with respect to the sole, The device shown is Sa
In addition, first, Second and third driving means are provided. By them Shoe support
And the tool support means Respectively, Longitudinal direction of the sole, Width direction, Relative to height
Exercised. Especially, In the device shown, Shoe support Longitudinal direction of the sole
Is mounted to exercise Support the shoe in the above direction at a position below the tool.
Carry. And While such longitudinal movement is made by the shoe support, shoes
So that the tool is moved along a predetermined path that corresponds to the contour of the bottom edge, Tool support
The member is the width of the sole, It can be exercised in both height directions.
first, The second and third drive means are Preferably, Numerical control motor, For example, Stay
It is used as a topping motor. Each motor is The type of sole to be brushed (and Necessary
Corresponding to the size) For program instructions that include digitized coordinate axis values
Operates under matched computer control. (For the control surface of the device shown
, It is mentioned in European Patent Application No. 0 043 645. )
The tool support means of the illustrated device is It has first and second parallel link mechanisms. That
With each parallel link mechanism, The tool support member is supported, Also, Through them
, The tool support member is operably connected to the second and third drive means, respectively. to this
Therefore, The member is widthwise with respect to the sole, Moved in the height direction, Therefore, Tools too
Widthwise to the sole, It is moved in the height direction. It has two parallel link mechanisms.
By The tool support means Follow the tool continuously along the edges of the sole
It has enough rigidity. But, at the same time, Since the structure of the tool support means is lightweight,
The inertia of the system is relatively low.
Especially, In the device shown, The tool support forms part of both parallel linkages.
And The second parallel link mechanism Mounted on each side of the tool support, First parallel phosphorus
To the extent that it has two sets of parallel links that also form part of the
The two parallel link mechanisms are mechanically integrated. Also, Especially, Two sets of parallel
The link is On the tool support member supported between those two sets, One end of each
Each has two parallel links that are pivotally supported. And further, First parallel phosphorus
The mechanism A tool support member, Forming part of the tool support means, And attached to each side
Parallel cross member. At least one of the parallel links in each set is Pivot
A bond connects the tool support member to the cross member. Utilizing such a mechanism
Due to By the pivotal connection of parallel links on the cross member, Tool support member width
Can move in any direction. at the same time, A parallel rib that swivels in the height direction with the cross member.
Depending on You can see that it also moves in the height direction.
US Patent Application No. 3, 077, The device described in 098 Only along one side of the sole
It is designed to be processed by A similar mirror-symmetrical device that processes the opposite side of the shoe sole is required.
It is important. As a result, With this device, The tool is mounted on the tool support member at a fixed angle.
It is attached. However, Especially when processing high heel shoes, Tool
While it may be desirable to change the slope, This equipment is such equipment
Not equipped. On the other hand, In the case of the device shown, Brush rotates to brush
Then, In order to always “wipe” the suspended edges of the sole inward, Rotating radius
A tool that is a lure brushed brush now moves along a path around the entire sole.
ing. The tool is Swivel motion is centered on the axis extending in the height direction of the shoe sole.
Sea urchin It is supported by the tool support member. further, Make a swivel motion like this
for, A fourth drive means of the device is provided. The fourth drive means, Tool support
It is supported by members. This allows Tool support members are placed in the width and height directions of the sole.
, When moved relative to the shoe support, The tool support member is not only a tool
It also supports the fourth drive means. The fourth drive means of the illustrated device is For example
Such as stepping motors, It also has a numerical control motor. This motor is
Under computer control, Operates in accordance with program instructions. Tool support means
Because of its special structure, The axis on which the tool swivels The sole is in the width and / or height direction
Even if you move, it is always kept constant against the sole.
To rotate the tool (radial brushed brush), The device shown is Continuous
A tool drive means including a motor operably coupled to the tool via a tilt mechanism.
further, The device shown is To keep the continuous belt mechanism under tension
To Even when the height movement of the tool support member with respect to the shoe support occurs, motor
So that it remains suspended and held by the continuous belt mechanism, Take the motor
Attached. Especially, So that the motor moves in the height direction, Motor support member is tool support
It is pivotally supported by means. Structurally, When the tool moves up, the motor goes down, is there
The other way around is to move. Keep the tension of the continuous belt mechanism constant or almost
To keep it constant Motor support member, Therefore, Constant downward pressure on the motor itself
It is equipped with the additional means of a gas cylinder to add.
One advantage of such a mechanism over conventional tensioning pulleys is that The motor is
During polishing or regrinding, Reversible because the brushed brush must rotate in the opposite direction)
A motor, Normal, A conventional well-known tensioning pulley is provided on each "reach" of the belt.
Because it is necessary to In the case of the device shown, The motor mounting method is
This means that the structure maintains tension regardless of the direction of rotation.
With particular reference to the mechanism for rotating the raising tool of the illustrated device, Tool driving
The motor of the moving means is It has an output shaft that supports the first drive pulley. And Engineering
The tool driving means is A second drive pulley connected to the tool support shaft, this
The tool support shaft is Forming part of the tool support means, in addition, Gear machine
A rotary tool connected via a frame is supported. further, first, Second drive pooh
Li is One continuous drive belt (constituting the continuous belt mechanism of the tool driving means)
Are operatively connected. The motor of the tool driving means operates together with the tool support member.
Since it is not installed to move, Tool support member in the height direction with respect to the sole,
When the tool support member pivots to move in the width direction, The relationship between the two drive pulleys is
You can see that it changes accordingly. In the height direction of the tool support member with respect to the frame
Regardless of position The belt section adjacent to each pulley is
To ensure that it extends in a plane perpendicular to Each drive pulley with it
It has associated belt alignment means. further, For the first drive pulley, belt
The aligning means has two separate pulleys, "Upstream" and "Downstream" of the drive pulley
A belt is stretched around the separate pulley. The two separate pulleys are Its axis of rotation
It is attached so that it can be individually swiveled around an axis perpendicular to Obedience
I mean Applies to the widthwise movement of the tool support member relative to the shoe support. vice versa, No.
For a two-drive pulley, The belt alignment means are two on a common axis across the belt.
With a roller. The roller is Mounted on the tool support member for pivotal movement
Supported by a carrier, Therefore, Low for movement in the width direction of the tool support means.
La applies.
In the device shown, The tool drive motor is Belt engaging surface of each separate pulley
Mounted so that its tangent passes through the belt engaging surface of the second drive pulley in tangent.
ing. This latter surface is The vertical movement of the tool support member with respect to the shoe support
It is dimensioned to adapt to the movement of the longitudinal belt of the shoe support for movement.
You. Especially, The axis of the output shaft of the tool drive means motor is Horizontal in the length direction of the sole
To the rear of the tool support means (ie, Away from shoe support).
vice versa, The second drive pulley is At the front of the tool support, The axis of rotation is vertical
, Or it extends in a substantially vertical direction. An operative connection between the two drive pulleys
For, The belt is deflected 90 degrees. fact, Such a change of direction is to two separate pulleys
Done by further, Due to the geometric arrangement of the various pulleys, First drive poo
Re
And associated belt alignment means, That is, Between two separate pulleys, Belt is 90 degrees
Biased. And Also, A second drive pulley and associated belt alignment means,
That is, the belt is deflected 90 degrees even between the two rollers.
Also, Between the carrier for the rollers and the tool support means, and the supports pivoted on them.
It can be seen that it is also preferable to provide a link. by this, Width of tool support member
When movement toward the direction occurs, Corresponding carrier rotation occurs, Laura that
Realign so that the axis of rotation is at or near right angles to the belt section
.
The device shown It is a device that continuously raises hair along the edge of the shoe sole.
On the other hand, Other devices similar to the present invention include: For example, Edge of shoe sole and side of shoe
A device that attaches adhesive to A device that continuously brushes along the side wall surface of the shoe, Or
, A device that combines one or more of these processes, For example, Edges and side walls of shoe soles
A device for raising hair is included.
Some aspects of the invention include Attached claim 1, 12, As mentioned in 13.
The above and other various objects and some aspects of the invention include In addition to the illustrated equipment
Referring to the attached figure, With the detailed description below, It will be clearer. And Of course
Theory, This device Instead of limiting the invention, Just chosen to illustrate it
It is a thing.
Brief description of the drawings
Figure 1 It is a side view of the raising device which is one example of the present invention.
FIG. It is a top view of the raising apparatus which is one example of the present invention.
FIG. A cross-sectional view taken along the line III-III in FIG. Like the driving means of the raising device
It shows various motors and other features.
FIG. In the partial front view of the raising device, It shows the details of the brushing tool and how to install it.
You.
FIG. 5 is a partial side view of the device shown in FIG. 4, Tool and its mounting part
Is deflected 90 degrees, Replace the dust extraction system part of the illustrated raising device.
Is shown.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The device described below Raising is performed along the edge portion of the shoe sole. Book
The device is Shoe support, commonly shown as 10, Engineering commonly indicated as 12
It consists of a tool support means. Shoe support In the frame 14 of the device, Shoes
Mounted for linear movement in the longitudinal direction of the sole supported by the port
I have. And The tool support means As explained below, Supported on the frame
Have been.
The shoe support 10 of the illustrated device Approximately UK patent application No. 2, 077, No. 090
Is the same as the shoe support Therefore, Sole that is processed immediately when exposed
It is arranged to support an upside down shoe that has an edge portion. The device in the figure
hand, Shoe support 10 Along the two shafts 16 supported by the frame 14,
It is mounted for sliding movement along a linear path. Especially, Shoe support
Frame 18 of the Mounted on block 20 for such sliding movement
ing. further, Block 20 on the left (in FIG. 3) is A club hanging from it
Has a pump 22, The clamps 22 are provided at both ends of the movement path of the shoe support 10, two
It is fixed to a belt 24 that is stretched around two pulleys 26. Of the pulley 26, Before
Some of the parts (right in FIG. 1) are driven by a belt 28 (FIG. 3). Belt 28
Is On the output shaft 32 of the stepping motor 34 mounted on the equipment frame 14
It is wound around a supported drive pulley 30. The stepping motor 34 is Illustrated
The first driving means in the device, The tool support means 12
The port 10 is moved relative to the longitudinal direction of the sole supported by the shoe support.
The tool support means 12 is Base 40 fixedly attached to frame 14 (Fig. 1)
It has. The two support members 42 upright from the base 40 are Respectively, Shoe support
There is one on each side of the path of travel. The cross member 44 (FIG. 3) is Support member
It is pivotally supported at 42 at the position 54 and extends between the two support members 42. So
do it, At each end of the cross member 44, Next to a suitable support member 42, Forward direction
The arm 46 extending toward Swirl movement in the width direction of the movement path of the shoe support 10
Possibly mounted at position 52 (Fig. 2). Casting with a nearly flat top surface
The tool supporting means 50 consisting of a thing, Ball joint 48 allows front ends of two arms 46
Interconnected with the parts. Cross member 44, The arm 46 and the tool support member 50 are Illustrated
A first parallel link mechanism of the device. And that is, Shoe support 10,
Therefore, The tool support member 50 is provided in the width direction of the movement path of the shoe sole supported thereby.
Exercise.
The flange 56 is At the base position of each support member 42 and extending inwardly therefrom
You. The rear end of the arm 58 extending in the second forward direction is Through the ball joint
It is supported by Lunge 56. Each arm 58 Extends parallel to its associated arm 46
And The front end of each arm 58 is This is also a ball joint on the tool support member 50.
Is connected to the dependent lug portion 60. Therefore, Each arm 42 Arm 46, 58 and
With the subordinate lug part 60, A set of parallel phosphors for supporting the tool support member 50.
Configure the ku. And Those two pairs (ie One on each side of the tool support member 50
One by one) constitutes the second parallel linkage in the illustrated device. By that
And Shoe support 10, Therefore, For the movement path of the shoe sole supported thereby,
It is possible to move the tool support member 50 in the height direction.
In order to move the tool support member 50 in the width direction with respect to the shoe support 10, Illustrated equipment
The installation is The stepping motor 66 (which constitutes the second drive means in the illustrated device
3). The motor 66 is Two brackets fixed to the cross member 44
It is installed between the grate 68. Nuts on the output shaft of motor 66 (Fig.
(Not shown on the surface) The left arm 46 (shown in FIG. 3 by pin 72 (FIG. 2)
Is housed in a housing 70 fixed to the rear end. Nuts are balls
Mesh with screw 74, Thereby, By rotating the output shaft, Arm 46
, Therefore, The first link mechanism is At the position where the arm 46 is connected to the cross member 44.
It turns around the pivot 52. further, The tip of the ball screw is
A sleeve 76 having a spiral section is attached. This sleeve is Close proximity
It works as a switch 78 and home position setting device. This allows When setting up the device
To Motor 66 to bring sleeve 76 in place relative to proximity switch 78
By activating The first parallel link mechanism is moved to the central position.
Another stepping motor 84 (constituting the third drive means of the illustrated device) is attached to the tool support.
It is attached to the base 40 of the holding means 12, This allows The cross member 44 is Supporting arm
It pivots around a pivot 54 attached to the frame 42. Also, This allows second
Via the link mechanism, The tool support member 50 is moved in the height direction with respect to the shoe support 10.
You. In addition, The output shaft of the motor 84 is The nut (not shown in the figure)
It is said to be a ball screw 86 that fits together. This nut is On the front side of the cross member 44
Housed in a housing 88 that is fixed between two extending brackets 90
. Therefore, The rotation of the motor 84 moves the housing 88 in the height direction, as a result, Crossing
Also rotate the member. Furthermore, In the case of the second drive means, The tip of ball screw 86
A sleeve 92 having a spiral tip is arranged at the end. The sleeve is Near
In cooperation with contact switch 94 (Fig. 2), When setting up the device, Second parallel link machine
Return the structure to the "home" position.
In order to balance the weight supported by the arm 46 and the support member 50, Compensation
Pulling 98 Another bracket 100 and tool support means 12 supported by the cross member
It is fixed to the base 40 and.
In the tool support member 50 of the illustrated device, Times in the form of a radial wire brush
A roll-type raising tool 698 (Fig. 4) is attached, As explained below, brush
Tool drive means for rotating the is provided. Tool of the illustrated device
The driving means is A bra supported by a left flange 56 (in FIG. 3) of the support member 42.
Is supported by a motor support member 112 which is pivotally supported by a rod 114 whose both ends are supported by a bracket 116.
It is equipped with the obtained motor 110 (FIG. 3). Therefore, The motor is on shaft 114
It can swivel in the height direction around the axis. Output shuff on rear of motor 110
The toothed drive pulley 120 (Fig. 1), A continuous belt 122 is wrapped around this
Have been. Therefore, Motor support member 112, Therefore, The motor 110 itself Rod 114
To turn around the axis of Suspended and held via pulley 120
It turns out that Therefore, This allows Drive belt 122 is in tension
Is kept. further, To dampen the "bounce" of the motor and its supporting members,
Also, To keep the belt 122 having a certain tension, Piston / cylinder mechanism 1
18 (FIG. 3) is attached to the cross member 44, Constant downward pressure on member 112
Acts on member 112 to apply a force.
The two separate pulleys 124 Above the drive pulley 120, In the rear part of the cross member 44
It is installed in the center. Around it, The “downstream” and “upstream” portions of belt 122 are
It has been passed over. Each pulley 124 is The tangent of the drive surface is the drive pulley 120.
Mounted to match the tangent of the drive surface of the. Tool support member 50 is high
When moving toward Since the separate pulley 124 is located behind the pivot 54, To the rear
The tilt phenomenon occurs. At the belt engaging surface position of the pulley 124 with respect to the drive pulley 120,
To accommodate such longitudinal displacements of kicking, The drive pulley 120 fits the width of the belt
Compared to the wider, Thereby, Any corresponding movement of the separate pulley 124
To any longitudinal movement of the belt on the surface of the drive pulley 120 in response to
I also try to adapt.
Furthermore, In order to adapt to the movement of the tool support member 50 in the width direction, Separate pulley 12
4 are attached to the bracket 126 (Fig. 2) respectively, And Of cross member 44
To pivot about a pivot 128 supported by a flange formed on the rear
To Each bracket is mounted independently of the other. Therefore, These two different
The pulley 124 is It constitutes a first belt alignment means of the tool driving means. further, Braquet
Dot 126 Because it moves across the width of the shoe support 10 path, Tool support member 50 way
Depending on the reach direction of the belt 122 extending toward Turning luck with self-compensation
Take action.
How to install tool 698 and how it connects to motor 110 via belt 122.
It will be described below with reference to FIG. Bearing block 67
2 is It is attached to the tool support member 50. In this bearing block 672,
Hollow shaft 674, which has pulleys 676 and 678 on the top and bottom, It is mounted so that it can turn
ing. The hollow shaft 674 itself Metal block tool carrier 682 with an almost inverted L shape
On its underside, Provides bearings for another shaft 680. Less than
As explained below, The tool carrier 682 is By turning around the axis of the shaft 680
Wear. Lever 692 Attached to a pivot 694 on the bottom edge of the tool carrier 682
Yes, At its remote end, Tool support with nap tool 698 rotatably mounted
It supports the holding shaft 696.
To rotate the brush 698, Pulley 700 is attached to shaft 696
, On another pulley 704 mounted so as to rotate around the axis of the pivot 694, Taimi
They are connected by a ng belt 702. Pulley 704 is a double pulley, Another
The imming belt 708 extends upwardly, Two corner pulley 710, 712
Turn around, Finally pass around the lower pulley 678 on shaft 674. To the motor 110
The belt 122 driven by the It hangs around the upper pulley 676. This
By this, When operating the illustrated device, By operating the motor, Engineering
Tool 698 is rotated about the axis of shaft 686 via various pulleys and belts.
Can be Therefore, A processing table that rotates with respect to the sole supported by the shoe support 10.
The face part will be provided.
Referring to FIG. The second belt alignment means also Movement of the tool support means 50 in the width direction
To adapt to It is provided near the pulley 676. Second belt adjustment
The column means It consists of two rollers 130 that rotate about a common axis, That roller
The surface is smooth, It is located on the back side of the timing belt 122. The roller 130 is tool
Common mounted to pivot about a pin 134 supported by support means 50
It is attached to the bracket 132. The roller 130 is To align with pulley 676
It plays a role of holding the front end of the belt, For widthwise movement of tool support members
regardless of, Enough to ensure that the belt is always engaged with roller 130
It has a wide width. Keeping the belt in the same plane as the pulley 676 Also, Tool support means
Regardless of the height position of This will keep the belt in alignment. Engineering
When the tool support means 50 moves in the width direction, Rotate the roller 130 around the pivot 134
Mame is Highly desirable. In this respect, One end of link 136
To the bracket 132, And The other end is on the front part of the left arm 46 (in FIG. 3)
It is pivotally supported. Therefore, When arm 46 turns, Bracket 132, Therefore, B
Lara 130 also turns.
As previously mentioned, The tool carrier 682 pivots about the axis of the shaft 680.
Attached (in FIG. 4), fact, This tool is centered on the axis
Mounted to make a bell movement. In this respect, The pulley 684 is Sha
It is attached to the upper end of the Supported by a protruding shaft 140 (Fig. 2) on the tool support means 50
Connect the timing belt 686 to another pulley (not shown).
Is tied. Also, Another pulley 142 attached to this protruding shaft is Another step
Drive belt 146 on the output shaft of ping motor 148 to timing belt 144
Therefore, they are connected. It constitutes the fourth drive means of the device shown.
The latter motor of It is supported by tool support means 50. (This drive sequence
All of the various belts in Su are timing belts, Timing pulley
Ri. ) Therefore, When the motor 148 operates, Tool carrier 682, Therefore, That
The tool 698 supported by Can rotate about the axis of shaft 680
You. In this way, in any case, When the edges of the sole are brushed
Is On the other hand, the surface of the radial brushed brush can be maintained at a predetermined angle.
Sometimes the soles are irregular, In fact Nominally the same as the pre-digitized sole
The same shoe sole, It can be different, There is a rotating brush 698
It is attached to the tool carrier so that it can be moved in the height direction within a limited range.
To set the limit of the amount of movement of the tool mount in the height direction, And in fact For example
In order to change the height position of these limits according to the brush diameter, Sha
There is a setting means with a separate shaft 716 housed in the hood 680.
You. The shaft 680 is For this reason, it is hollow. When the device is operating normally
The shaft 716, which rotates with the shaft 680, The block that supports the contact pin 720
It has a lock 718 at the bottom. Pin 720 is It protrudes from the block 718, Engineering
A slot 722 formed at the upper end of a link 724 pivotally supported at the lower end of the tool attachment 692.
It is housed in. Therefore, The slot 722 limits the pivoting movement of the lever 692, Follow
hand, Limit of brush 698 height position relative to pin 720 and tool carrier 682.
Establish a limit (limit). When the device is stopped, Link 724 is At its top
The slot is stopped in contact with the pin 720, Thereby, Brush minimum
Determine the position. The device is up and running When the brush is brushing the sole, Link 72
4 is It can “float” within the slot 722 relative to the tool carrier 682.
The tool mount 692 is By gas cylinder 730 mounted on tool carrier 682
Pushed down. The piston rod of this gas cylinder 730 is Tool mount 692
It is pivotally supported by a block 732 fixed to the. Cylinder 730 is Also, Mounting body 692
, Therefore, Apply a predetermined pressure to tool 698. Furthermore, "Should" of the brush
To limit Again supported by the tool carrier 682, For block 732
There is a damping mechanism 734 that acts as a.
To send air to cylinder 730, If necessary, Shaft 716 is hollow
, Suitable rotary couplings at or near the top and bottom of shaft 716 (see
Install the upper one (736) only shown in 4) and pipe (not shown)
), The pressurized air source and the cylinder 730 may be connected. Alternatively, Air source
It may be directly connected to the cylinder 730.
During the raising process of the illustrated device, Dust emitted from the processed part, Wreckage
To remove the throat Coaxial with shaft 680 mounted on the underside of tool support 50
The dust extraction means including a collector head 170 composed of the upper cylindrical drum
It is equipped. Front (ie, The right side in FIG. 5) is Provide an opening to the inside
The collector head is cut off like The cut out part is on the tip of the head
It is closed by a hinged cover plate 172. Collector head
In the door 170, The tool carrier 682 is An upright flap that is secured to the tool carrier
It supports two semi-circular plates 174, each of which has a flange 176. Flange
Is Installed apart from each other at its front end, Thereby, Collector head
Except that the air inlet is formed in the upper part inside the door 170. On such
It is shaped to close the part as a whole. further, Install the semi-circular plate on the tool carrier.
By attaching When tool 698 is swiveled, the opening is the axis of shaft 680.
To rotate around The flange rotates with the tool carrier. The opening is
Aligned with tool 698, Therefore, When the raising tool 698 rotates, Brushed tool 698
There is a tendency to sweep dust and debris from the surface of the shoe towards the opening.
The upper part of the head 170 is Ducts located on each side of the cutaway part of the head 1
It is connected by a 78 to a dust extraction system (not shown in the figure).
This allows The upper part constitutes the suction chamber 180, The air has openings (182 in FIG. 5).
(Indicated as follows) to this suction chamber 180, Machine processing location
The structure is such that dust and other debris can be reliably removed.
The operating method of the illustrated device is Put the shoe on the bottom and heel on the back (immediately
Chi Facing away from the operator), After that, Shoes in the longitudinal direction and
Fix both widthwise. And British Patent Application No. 2, 077, Details are described in No. 090.
As Center the heel edge. at the same time, Described in said UK patent application
As Measures shoe length and senses whether it is for the right or left foot
. This device is It has a control panel, commonly designated 160, This
So the operator Choosing programmed instructions according to the type of shoe to be processed
Can be. If you select a type, The operator must initiate the machine processing cycle
Can be afterwards, The raising tool 698 is To brush the soles, Around the edge of the sole
Continuously process. Brush always "wipe" the inside of the edge of the shoe sole being processed
It is supposed to rotate, And The brush keeps a certain angle to the sole
Swivels about axis 680. In any particular position, brush
Are controlled by programmed instructions to orient for a particular angle. Also, I
Any pressure applied at any peculiar position, And in fact, Brush rotation
Speed, etc. Also variable in the machining cycle, Controlled by programmed instructions
Is controlled.
To make a program command, The device has a routing mode, Where the shoe sole
The tool is moved under operator control to a continuous position along the edge. And
, afterwards, For each position, Three coordinate axes (US Patent Application No. 4, 541, Details in 054
), Brush rotation speed and brush pressure (details described in European patent application 0 511 814)
) As well as the swivel angle (discussed below).
In order to carry out the route determination work, Control panel 160 display panel 1
62 shows a series of displays, Prompt for values for various settings
Ask the operator; in addition, Said US patent application No. 4, 541, Details in No. 054
As has been done Move the tool in the width and height directions under the control of the operator.
Cursor key (or possibly a control rod) for control
Provided in the box; These cursors and other keys See Figure 2
Numbered 164. To set the swivel angle, Shaft 680 is centered
Depending on the direction of rotation you chose to orient the brush in a new direction, operator
Uses two arrow keys 164. After various settings are completed, Operator simply
The "teach" key 164 is activated. Then, US Patent Application No. 4, above. 541, Note 054
As mentioned, So that the shoe support drive motor 34 sends the shoe to the next position
Operate. In this way, Tool under operator control along the entire outer edge of the sole
After moving The programmed instructions are temporarily stored as a pattern data file.
Stored in memory, afterwards, If necessary, Can be transferred to permanent memory
it can.
The unique shoe type associated with the pattern data file later, Brushed
If selected for The file is selected, Tools have various "teaching" points
And the straight line connecting them, Automatically follow the "teach" path; Tool switch
The angle of the bell movement, Also, Determined by the included angle between the two “teach” angles
Maru For example, the device described in European Patent Application No. 043 645, etc
It is also possible to have a grade program. Thereby, The data in the file is shoes
Corrected according to the shoe length measured by the support 10, further, Left and right shoes
The value of the "Y axis" can be reversed so that the same data can be used for both.