JPH09507793A - ストリップの二重ベルト鋳造方法及び装置 - Google Patents
ストリップの二重ベルト鋳造方法及び装置Info
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Abstract
Description
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.連続ベルト鋳造による金属のストリップ鋳造装置であって、 (a)熱伝導性材料から形成され、互いに隣接して位置付けられて間に鋳造ゾ ーンを規定する一対の連続する無端ベルトと、 (b)少なくとも2つのプーリからなる一対のプーリ手段とを備え、該プーリ 手段に該ベルトのそれぞれが取り付けられて一方のプーリ手段の周囲を通過し、 該ベルトが該プーリ手段について湾曲した湾曲面と該ベルトが該プーリ手段を通 過した後にほぼ平坦な表面とを規定し、 (c)該鋳造ゾーンにおいて、該ベルトの該湾曲面に溶融金属を供給するため の手段を含み、該溶融金属は該鋳造ゾーン内で凝固して金属の鋳造ストリップを 形成し、こうして該溶融金属及び鋳造金属からの熱をベルトに伝達し、 (d)該ベルトに隣接して位置付けられ、ベルトが溶融金属又は鋳造金属のい ずれとも接触状態にないときにベルトを冷却するための冷却手段を含み、ベルト が金属又は鋳造ストリップのいずれとも接触していない時に、溶融金属及び鋳造 金属によりベルトに伝達された熱のほぼ全部を除去することで温度を減少させる 、 ことを特徴とする装置。 2.請求項1の装置であって、 前記各ベルトは、それぞれ回転するように取り付けられた一対のプーリ上に設 けられることを特徴とする装置。 3.請求項1の装置であって、 前記各ベルトを前記プーリについて前進させる手段を含む、 ことを特徴とする装置。 4.請求項1の装置であって、 前記溶融金属を供給する手段は、前記無端ベルトの湾曲面に溶融金属をデポジ ットするために位置付けられたほぼ水平なノズルを有する湯だまり手段を含む、 ことを特徴とする装置。 5.請求項1の装置であって、 前記冷却手段は、前記無端ベルト上に冷却流体を与える手段を含む、 ことを特徴とする装置。 6.請求項1の装置であって、 前記無端ベルトは、熱伝導性金属から形成されている、 ことを特徴とする装置。 7.請求項1の装置であって、 前記ベルトの縁部を越えて溶融金属が流れることを防止する縁部包含手段を含 む、 ことを特徴とする装置。 8.請求項1の装置であって、 前記各ベルトは、前記プーリ手段の周囲を通過した後、ほぼ平坦で水平な表面 を規定する、 ことを特徴とする装置。 9.連続ベルト鋳造による金属のストリップ鋳造装置であって、 (a)熱伝導性材料から形成され、ほぼ水平に配設され互いに隣接して間に鋳 造ゾーンを規定するように位置付けられた一対の連続的な無端ベルトと、 (b)少なくとも2つのプーリからなる一対のプーリ手段とを備え、該ベルト のそれぞれが該プーリ手段上に取り付けられ、該プーリ手段の周囲を通過するこ とで、各ベルトは該プーリ手段について湾曲した湾曲面を規定し、該プーリ手段 によってテンションをかけられている状態に支持されている湾曲面と、該各ベル トが該プーリ手段の周囲を通過した後のほぼ平坦な表面と、を規定し、 (c)該ベルトがテンションをかけられながら、該ベルトの湾曲面にほぼ水平 な溶融金属の流れを供給する手段を備え、該溶融金属は該ベルトの間の鋳造ゾー ン内で凝固して金属の鋳造ストリップを形成し、溶融金属及び鋳造金属からベル トへ熱を伝達する ことを特徴とする装置。 10.請求項9の装置であって、 前記溶融金属の供給手段は、溶融金属を無端ベルトの湾曲面にデポジットする ために位置付けられた水平なノズルを有する湯だまり手段を含む、 ことを特徴とする装置。 11.請求項9の装置であって、 前記無端ベルト上に冷却流体を与えるための手段を含む冷却手段を含む、 ことを特徴とする装置。 12.請求項9の装置であって、 前記無端ベルトは、熱伝導性金属から形成されている、 ことを特徴とする装置。 13.連続的なベルト鋳造による金属のストリップ鋳造装置であって、 (a)熱伝導性材料から形成され、ほぼ水平に配設され互いに隣接して位置づ けられ間に鋳造ゾーンを規定する一対の連続的な無端ベルトと、 (b)少なくとも2つのプーリからなる一対のプーリ手段とを備え、該プーリ 手段上には前記ベルトのそれぞれが取り付けられて該プーリ手段の周囲を通過し 、該ベルトは該プーリ手段について湾曲した湾曲面と、該ベルトが該プーリ手段 を通過した後ほぼ平坦な表面と、を規定し、 (c)該ベルトに近接し、該ベルトの湾曲表面に溶融金属のほぼ水平な流れを 供給する湯だまりノズル手段を備え、該溶融金属はベルト間の鋳造ゾーン内で凝 固して金属の鋳造ストリップを形成し、溶融金属及び鋳造金属からベルトへ熱を 伝達し、 (d)該ベルトが溶融金属又は鋳造金属のいずれとも接触していないときに、 該ベルトに隣接して位置づけられたベルトを冷却するための冷却手段を含み、ベ ルトが金属又は鋳造ストリップのいずれとも接触していない時に、溶融金属及び 鋳造金属からベルトに伝達された熱のほぼ全部を除去することで、ベルトの温度 を減少させる、 ことを特徴とする装置。 14.連続ベルト鋳造による金属のストリップ鋳造装置であって、 (a)一方が他方の上に載置された熱伝導性材料からなる一対の連続ベルトと 、 (b)該各ベルト用の少なくとも2つのプーリ手段を含み、該ベルトのそれぞ れは該プーリ手段の上に載置されており、該プーリ手段の周囲を通過して、各ベ ルトは該プーリ手段について湾曲した湾曲面と各ベルト用の該プーリ手段の周囲 を通過後の平坦な表面とを規定し、各ベルトの該湾曲面と平坦な表面とは、ベル トの間に鋳造ゾーンを規定し、 (c)各ベルトの該湾曲面に溶融金属を供給する手段を含み、金属がベルトの ニップに到達するまでの時間で溶融金属はベルト間の鋳造ゾーンにて凝固して金 属の鋳造ストリップを形成し、こうして溶融金属及び鋳造金属からベルトへ熱を 伝達し、 (d)該ベルトに隣接して位置付けられ、ベルトが溶融金属又は鋳造金属のい ずれとも接触していない時にベルトを冷却する冷却手段を備え、該冷却手段はベ ルトが金属又は鋳造ストリップのいずれとも接触していない時に、溶融金属及び 鋳造金属からベルトに伝達された熱のほぼ全部を除去することでベルトの温度を 減少させる、 ことを特徴とする装置。 15.連続ベルト鋳造による金属のストリップ鋳造装置であって、 (a)一方が他方の上に載置された熱伝導性材料からなる一対の連続ベルトと 、 (b)各該ベルト用の少なくとも2つのプーリ手段とを含み、該ベルトのそれ ぞれは該プーリ手段の上に載置されており、該プーリ手段の周囲を通過して、該 ベルトはプーリ手段について湾曲した湾曲面と該各ベルトが該プーリ手段の周囲 を通過した後のほぼ平坦な表面とを規定し、 (c)該ベルトの湾曲面及び平坦な表面と共に鋳造ゾーンを規定するノズル手 段を含み、該ノズル手段は鋳造ゾーン内の各ベルトの湾曲面に溶融金属を供給し 、金属がベルトのニップに到達するまでの時間で該ベルトの間の鋳造ゾーンにて 溶融金属は凝固して金属の鋳造ストリップを形成し、こうして溶融金属及び鋳造 金属からベルトへ熱を伝達し、 (d)該ベルトに隣接して位置付けられ、ベルトが溶融金属又は鋳造金属のい ずれとも接触していない時にベルトを冷却する冷却手段を備え、該冷却手段はベ ルトが溶融金属又は鋳造ストリップのいずれとも接触していない時に、溶融金属 及び鋳造金属からベルトに伝達された熱のほぼ全部を除去することでベルトの温 度を減少させる、 ことを特徴とする装置。 16.連続ベルト鋳造による金属の鋳造方法であって、 (a)一対のプーリ手段の周囲の熱伝導性材料からなる一対の無端ベルトを移 動させ、ベルトの間に鋳造ゾーンを規定し、各ベルトがプーリの一つを越えて通 過する際に湾曲面を規定する工程と、 (b)該各ベルトの湾曲面に溶融金属を供給して、該鋳造ゾーン内で溶融金属 を凝固させて、ベルトに熱を伝達しながら鋳造金属のストリップを形成する工程 と、 (c)ベルトが溶融金属又は鋳造金属のいずれとも接触していない時でベルト が追加の溶融金属を受け取る前に、ベルトを冷却して、溶融金属及び鋳造金属か らベルトヘ伝達された熱を除去する工程と、 を備えることを特徴とする方法。 17.請求項16の方法であって、 前記溶融金属はほぼ水平な鋳造ゾーンに供給されることを特徴とする方法。 18.請求項16の方法であって、 前記溶融金属はほぼ水平な流れとして鋳造ゾーンに供給されることを特徴とす る方法。 19.請求項16の方法であって、 前記金属はアルミニウム合金であることを特徴とする方法。 20.請求項16の方法であって、 ベルトの表面の間の鋳造ゾーンから鋳造金属のストリップを搬送する工程を含 むことを特徴とする方法。 21.連続ベルト鋳造による金属のストリップ鋳造装置であって、 (a)熱伝導性材料からなる一対の連続無端ベルトを含み、該ベルトは互いに 隣接してその間に鋳造ゾーンを規定し、 (b)入口側プーリを含む一対の少なくとも2つのプーリ手段を含み、該各ベ ルトが一方のプーリ手段の上に載置されており、入口側プーリ手段の周囲を通過 して、ベルトは入口側プーリに関して湾曲した湾曲面とベルトが入口側プーリの 周囲を通過した後にほぼ平坦な表面とを規定し、プーリ手段の各対のための入口 側プーリの間にニップを具備し、 (c)鋳造ゾーン内で該ベルトの湾曲面に溶融金属を供給する手段を含み、溶 融金属は該入口側プーリの間のニップに先立ち鋳造ゾーン内でほぼ凝固し、 (d)該入口側プーリと係合して両者の間のスペーシングを制御し且つ鋳造ス トリップ上に鋳造ストリップの長尺化を引き起こすに十分な圧縮力をかける手段 を含む ことを特徴とする装置。 22.請求項21の装置であって、 溶融金属又は鋳造金属のいずれとも接触していない前記各ベルトに隣接して位 置付けられた冷却手段を含み、該冷却手段は、ベルトが金属又は鋳造ストリップ のいずれにも接触していない時に、溶融金属及び鋳造金属からベルトに伝達され た熱のほぼ全部を除去することによって、ベルトの温度を減少させる、ことを特 徴とする装置。 23.請求項21の装置であって、 前記プーリに関して前記各ベルトを前進させる手段を含む、ことを特徴とする 装置。 24.請求項21の装置であって、 前記溶融金属を供給する手段は、溶融金属を前記無端ベルトの湾曲面にデポジ ットするように位置付けられたノズルを有する湯だまり手段を含む、ことを特徴 とする装置。 25.請求項22の装置であって、 前記冷却手段は、前記無端ベルト上に冷却流体を与える手段を含む、ことを特 徴とする装置。 26.請求項21の装置であって、 前記無端ベルトは、熱伝導性金属からなる、ことを特徴とする装置。 27.請求項21の装置であって、 前記ベルトの縁部を越えて溶融金属が流れることを防止するための縁部包含手 段を含む、ことを特徴とする装置。 28.請求項21の装置であって、 前記各ベルトは、前記プーリ手段の周囲を通過した後に、ほぼ平坦で水平な表 面を規定する、ことを特徴とする装置。 29.連続ベルト鋳造による金属のストリップ鋳造装置であって、 (a)熱伝導性材料からなり、間に鋳造ゾーンを規定するように互いに隣接し て位置付けられた一対の連続無端ベルトと、 (b)入口側プーリを含む一対の少なくとも2つのプーリ手段を備え、該各ベ ルトは該プーリ手段の一方の上に載置されており且つ入口側プーリの周囲を通過 して、各ベルトは、入口側プーリについて湾曲された湾曲面と、ベルトのニップ が各プーリ手段の入口側プーリの上を通過して各ベルトが入口側プーリの周囲を 通過した後のほぼ平坦な表面と、を規定し、 (c)該ベルトの湾曲面に溶融金属を供給する手段を備え、ベルト間で入口側 プーリの間のニップに先立ち溶融金属はほぼ凝固して、ニップ間距離よりも大き な厚さを有する金属のストリップを形成し、 (d)該入口側プーリと係合して、該プーリ間のスペーシングを制御して、鋳 造ストリップに鋳造ストリップの長尺化を引き起こすに十分な圧縮力をかける手 段を備える、 ことを特徴とする装置。 30.請求項29の装置であって、 前記溶融金属を供給する手段が、前記無端ベルトの湾曲面上に溶融金属をデポ ジットするように位置付けられたノズルを有する湯だまり手段を含む、ことを特 徴とする装置。 31.請求項29の装置であって、 溶融金属又は鋳造金属のいずれにも接触していない前記各ベルトに隣接して位 置づけられた冷却手段を含み、該冷却手段は、ベルトが金属又は鋳造ストリップ のいずれとも接触していない場合に、溶融金属及び鋳造金属からベルトに伝達さ れた熱のほぼ全部を除去することによってベルトの温度を減少させることを特徴 とする装置。 32.請求項31の装置であって、 前記無端ベルトは、熱伝導性金属から形成されていることを特徴とする装置。 33.連続ベルト鋳造による金属のストリップ鋳造装置であって、 (a)熱伝導性材料からなり、間に鋳造ゾーンを規定するように互いに隣接し て位置付けられた一対の連続無端ベルトと、 (b)入口側プーリを含む一対の少なくとも2つのプーリ手段と、を備え、各 該ベルトは該プーリ手段の上に載置されており、入口側プーリの周囲を通過して 、各ベルトは入口側プーリについて湾曲した湾曲面と、各ベルトが入口側プーリ の周囲を通過した後のほぼ平坦な表面と、を規定し、各対の入口側プーリは間に ニップを規定し、 (c)ベルトの先端にあり、該ベルトの湾曲面にほぼ水平な溶融金属の流れを 供給する湯だまりノズル手段を備え、該溶融金属はベルト間の溶融ゾーンにて凝 固して、ニップ間の距離よりも大きな厚さを有する金属の鋳造ストリップを形成 し、 (d)ニップにおけるベルト間のスペーシングを制御して、鋳造ストリップの 長尺化を引き起こすに十分な圧縮力を鋳造ストリップにかける手段を備える ことを特徴とする装置。 34.連続ベルト鋳造による金属のストリップ鋳造装置であって、 (a)熱伝導性材料からなり互いの上に載置された一対の連続ベルトと、 (b)該各ベルト用の入口側プーリを含む少なくとも2つのプーリ手段と、を 備え、各ベルトは該プーリ手段の上に載置されており、該入口側プーリの周囲を 通過し、こうして各ベルトは該入口側プーリについて湾曲した湾曲面と、ベルト が各ベルト用の入口側プーリの周囲を通過した後のほぼ平坦な表面と、を規定し 、該各ベルトの湾曲面及び平坦な表面はベルトの間に鋳造ゾーンを規定して、入 口側プーリまで各ベルトは間にニップを規定し、 (c)該各ベルトの湾曲面に溶融金属を供給する手段を備え、金属がベルトの ニップに到達する前にベルト間の鋳造ゾーンにて溶融金属は凝固して、ニップ間 の距離よりも大きな厚さを有する金属の鋳造ストリップを形成し、 (d)ニップのスペーシングを制御して、鋳造ストリップの長尺化を引き起こ す圧縮力を鋳造ストリップにかける手段を備え、 (e)ベルトに隣接して位置付けられ、ベルトが溶融金属又は鋳造金属のいず れとも接触していない場合にベルトを冷却する冷却手段を備え、該冷却手段は、 ベルトが金属又は鋳造ストリップのいずれとも接触していない時に、溶融金属及 び鋳造金属からベルトに伝達された熱のほぼ全部を除去してベルトの温度を減少 させる ことを特徴とする装置。 35.連続ベルト鋳造による金属のストリップ鋳造装置であって、 (a)熱伝導性材料からなり、互いの上に載置されている一対の連続ベルトを 備え、該ベルトはほぼ水平で、間に鋳造ゾーンを規定し、 (b)各ベルト用の入口側プーリを含む一対のプーリ手段を備え、該各ベルト はプーリ手段の上に載置されており、入口側プーリの周囲を通過して、該ベルト は入口側プーリについて湾曲した湾曲面とベルトが入口側プーリの周囲を通過し た後のほぼ平坦な表面とを規定し、 (c)該ベルトの湾曲面及び平坦な表面と共に鋳造ゾーンを規定し、該鋳造ゾ ーンにて各ベルトの湾曲面に溶融金属を供給するノズル手段を備え、溶融金属は ベルトのニップに到達する前に、該ベルト間の鋳造ゾーンにて凝固して、ニップ 間の距離よりも大きな厚さを有する金属の鋳造ストリップを形成し、 (d)該入口側プーリと係合して、該入口側プーリ間のスペーシングを制御し て、鋳造ストリップの長尺化を引き起こすに十分な圧縮力を鋳造ストリップにか ける手段を備える ことを特徴とする装置。 36.請求項35の装置であって、 前記ベルトに隣接して位置付けられ、ベルトが溶融金属又は鋳造金属のいずれ とも接触していない場合にベルトを冷却する冷却手段を含み、該冷却手段は、ベ ルトが金属又は鋳造ストリップのいずれとも接触していない時に、溶融金属及び 鋳造金属からベルトに伝達された熱のほぼ全部を除去することで、ベルトの温度 を減少させることを特徴とする装置。 37.請求項35の装置であって、 前記各入口側プーリの軸に連結され、入口側プーリが互いに離れるように変位 することを防止するテンション手段を含む、ことを特徴とする装置。 38.連続ベルト鋳造による金属の鋳造方法であって、 (a)熱伝導性材料からなる一対の無端ベルトを間にニップを規定する一対の 入口側プーリの周囲に移動させて、ベルト間に鋳造ゾーンを規定し、各ベルトが 入口側プーリの上を通過する際に湾曲した湾曲面を規定する工程と、 (b)該各ベルトの湾曲面に、溶融金属を供給し、鋳造ゾーンにて凝固させて 、ニップ間の距離よりも大きな厚さを有する鋳造金属のストリップを形成する工 程と、 (c)鋳造ストリップをニップまで進めて、鋳造ストリップの長尺化を引き起 こすに十分な圧縮力をかける工程と、 を備えることを特徴とする方法。 39.請求項38の方法であって、 前記ベルトが溶融金属又は鋳造金属のいずれとも接触していない時で且つベル トが追加の溶融金属を受け取る前に、前記ベルトを冷却して溶融金属及び鋳造金 属から伝達された熱を除去する工程を含むことを特徴とする方法。 40.請求項36の方法であって、 前記溶融金属は、ほぼ水平な溶融ゾーンに供給されることを特徴とする方法。 41.請求項36の方法であって、 前記溶融金属は、ほぼ水平な流れとして溶融ゾーンに供給されることを特徴と する方法。 42.請求項36の方法であって、 前記金属は、アルミニウム合金であることを特徴とする方法。 43.請求項38の方法であって、 圧縮力下で、前記鋳造ゾーンからベルトの表面の間で鋳造金属のストリップを 搬送する工程を含むことを特徴とする方法。 44.請求項38の方法であって、 前記入口側プーリの間のスペーシングを制御する工程を含み、鋳造金属のスト リップに圧縮力をかけて長尺化を引き起こさせることを特徴とする方法。 45.請求項38の方法であって、 前記圧縮力は、15%以下の鋳造ストリップの長尺化を引き起こすに十分であ ることを特徴とする方法。
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