JPH09505753A - 瞳孔拡張器、及びその使用方法 - Google Patents

瞳孔拡張器、及びその使用方法

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JPH09505753A JP51556793A JP51556793A JPH09505753A JP H09505753 A JPH09505753 A JP H09505753A JP 51556793 A JP51556793 A JP 51556793A JP 51556793 A JP51556793 A JP 51556793A JP H09505753 A JPH09505753 A JP H09505753A
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(57)【要約】 瞳孔拡張器(10)は、断面がC字形で、部分的に円形に成形されている弾性プラスチック製の細長い中空リング部材(12)を有している。リング部材(12)の端部(14、16)は、穴のあるタブ(18、20、22)を有していて、ストラップ(24)で互いに連結されている。瞳孔拡張器は、細長い形に圧縮される。鉗子先端(42)がリング部材(12)の両端部に挿入され、虹彩(50)の外側で眼に施された切開部を通して眼の前房(48)に挿入される間、リング部材(12)を保持する。リング部材(12)と虹彩(50)との係合を促進させる必要がある場合は、細長い道具(60)を眼の中に挿入することができる。リング部材(12)は徐々に拡大されて虹彩(50)の内周縁と係合し、鉗子先端を徐々に引抜くにつれて、リング部材(12)の外周辺の開口部(26)の内部に収容される。瞳孔拡張器(10)は、タブ(18、20)の一方に隣接しているストラップ(24)を切断し、切断されたタブに隣接するタブ(18、20)を把持し、そして瞳孔拡張器(10)を切開部(44)から縦方向に引っ張るこことによって眼から取り出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】 瞳孔拡張器、及びその使用方法 発明の背景 外科手術中に瞳孔が収縮すると、視感度が悪くなり、また外科医が手術中、眼 に近付き難くなるので、手術を難しくさせる。手術によっては瞳孔を正常の大き さ以上に拡張する必要がある。瞳孔の収縮は眼内手術中にしばしば起きる。また 、手術を上手に、且つ安全に行えるように薬剤を使用しても、瞳孔が十分に拡張 しない場合が多い。瞳孔の拡張を妨げる原因は、葡萄膜炎、長期にわたる縮瞳の 治療、老人性瞳孔括約筋萎縮症のような疾患、或いは糖尿病、もしくは水晶体被 膜の突出のような疾患による虹彩の構造の変化によるものと考えられる。瞳孔を 機械的に拡張させる方法が色々とあるが、いずれも十分な効果がなく、時間がか かり、時には虹彩括約筋を永久的に傷めることがある。 瞳孔を拡張するのに適した従来の代表的な装置は、取扱い難く、眼内へ挿入す るのに時間が掛かり、効果がない。これら従来の装置は、アメリカ特許第3、4 90)455号;同4、027、589号;同4、257、406号;同4、3 87、706号;及び同4、782、820号明細書に記載されている。 従って、本発明の主たる目的は、眼内へ迅速、且つ容易に挿入することができ る瞳孔拡張器を提供することである。 さらに、本発明の目的は、手術の終了後に迅速、且つ容易に取り外すことがで きる瞳孔拡張器を提供することである。 さらに、本発明の目的は、瞳孔を徐々に拡張することにより、瞳孔拡張器を挿 入する間に敏感な虹彩に損傷を与えないことである。加うるに、正確に決められ た一定の範囲で瞳孔を拡張するので、瞳孔を正常で望ましい形状に戻すことがで き、虹彩の隔膜としての瞳孔の機能を向上させることができる。 さらに、本発明の目的は、瞳孔の拡張を、希望する手術を達成するのに十分な 予め正確に決められた大きさの範囲内に制限することによって、外科手術の間、 瞳孔を拡張し過ぎるのを防止することである。 さらに、本発明の目的は、C−字形断面の締付け効果により、本発明の器具を 虹彩に固定することによって、リングに負荷される静かな側圧により瞳孔の径を 虹彩の間隔と同じにできることである。 さらに、本発明の目的は、水晶体白濁における回復訓練のように長期の外科的 治療の間、瞳孔を拡張し、且つ瞳孔縁を保護することである。本発明の器具は、 外科手術の間に瞳孔が収縮した場合、再度瞳孔を拡張させることができ、それに よって視感度を回復させ、且つ手術のための接近を可能にすることができる。 さらに、本発明の目的は、外科手術の内容、たとえば白内障手術、網膜治療、 ガラス体手術等に応じた形状に製造することができる拡張器を提供することであ る。 さらに、本発明の目的は、一旦眼内に挿入されると保持され、且つ眼の組織に 刺激を与えたり、損傷を与えない瞳孔拡張器を提供することである。 さらに、本発明の目的は、搬送、及び保管ができ、取扱い並びに操作が容易な 瞳孔拡張器を提供することである。 さらに、本発明の目的は、良好な視感度を外科医に提供し、且つ外科手術の障 害にならない瞳孔拡張器を提供することである。 さらに、本発明の目的は、迅速で、且つ安全な方法で挿入することができる瞳 孔拡張器を提供することである。 これらの目的は当業者に明らかである。 発明の要約 本発明の瞳孔拡張器は、外径8.2mm、及び内径7.0mmのシリコーンのリン グ、或いは他の適当な柔軟性プラスチックの管状材料[例えば、ダウコーニング (Dow Corninng)社のシラスティック(Silastic)シリコーン(ジュロメーター 値約50)]を備えている。リングは "C"字形の断面構造で、外縁周辺に開口部 が設けてある。リングは、その中に外科手術用具が入るように約3mmの隙間を有 していて、その隙間は、リングの開放端の間をストラップによって架橋されてい る。さらに、複数の孔を有する2個のタブを備えていて、これらは眼の内側、及 び外側で装置を操作するために使用される。 本発明の瞳孔拡張器は、予め施した強膜切開部を通して眼の前房に挿入される 。拡張器は、拡張器のフレア状端部が虹彩と6時の位置で係合するまで、前房の 前面に推進させる。スパチュラー、或いは水晶体マニピュレータを使用し、鉗子 の 先端を部分的に引っ込めながら拡張器を虹彩括約筋に保持させる。次いで、先端 を拡張器の上で閉じ、眼の中に挿入し、拡張器が虹彩を水平方向に拡大させる。 次いで、先端の1mm、或いは2mm程度を引抜き、上記の処置を繰返して、瞳孔 拡張器を虹彩括約筋の所まで前進させ、瞳孔を徐々に拡張させる。鉗子を、瞳孔 拡張器のタブに対向するまで引抜き、ハンドルを持ち上げて、先端と瞳孔拡張器 を水晶体の方向に押し下げると、タブが虹彩の方に下降し、瞳孔拡張器が完全に 瞳孔の内部に挿入される。 外科的処置が完了したら、瞳孔拡張器の両端部を連結しているシリコーンのス トラップを鋏で切断する。 次いで、鉗子を使用してタブを把持し、中心部へ移動させ、虹彩との係合を開 放するため持ち上げることによって、瞳孔拡張器の一方の端部を持ち上げる。瞳 孔拡張器の一方の端部が虹彩括約筋との係合から開放されると、瞳孔拡張器は、 粘弾性材料の層の下で簡単に眼から引抜くことができる。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の瞳孔拡張器の斜視図である。 図2は、本発明の瞳孔拡張器の僅かに縮小した平面図である。 図3は、図2の線3−3に沿った部分断面図である。 図4は、支持装置に取付けた図1の瞳孔拡張器の斜視図である。 図5は、図4の線5−5で切断した拡大断面図である。 図6は、図5の構造の縮小平面図である。 図7は、支持装置上で伸張した状態にある瞳孔拡張器を示す図6と同様の平面 図である。 図8は、鉗子の紐を瞳孔拡張器に挿入し係合させた状態を示す図7と同様の平 面図である。 図9は、瞳孔拡張器を支持装置から取出すのに使用される鉗子を示す図8と同 様の平面図である。 図10は、支持装置から取出した後鉗子で固定された瞳孔拡張器を示している 。 図11は、図10の線11−11で切断した断面図である。 図12は、瞳孔拡張器を眼の中に挿入する最初の段階を示す説明図である。 図13は、鉗子を取り外す直前に瞳孔拡張器を眼の中に挿入する最初の段階を 示す説明図である。 図14は、瞳孔拡張器から最初に鉗子を取り外す状態を示す図13と同様の説 明図である。 図15は、瞳孔拡張器から取り外された鉗子、及び瞳孔拡張器が眼の中で最初 に拡張する状態を示す図14と同様の図である。 図16は、眼の中の瞳孔拡張器が、拡張された後の状態を示す図15と同様の 説明図である。 図17は、鉗子が完全に取り外される直前の拡張状態にある瞳孔拡張器を示す 図16と同様の説明図である。 図18は、眼の中で完全に拡張した状態にある瞳孔拡張器を示す図17と同様 の説明図である。 図19は、図18の亜鉛19−19に沿って切断した拡大断面図である。 図20は、瞳孔拡張器を取り外す最初の段階で瞳孔拡張器の一部が切断される 状態を示す図18と同様の説明図である。 図21は、切断された瞳孔拡張器の一方の端部を鉗子で把持して瞳孔拡張器を 取り外す次の段階を示す図20と同様の説明図である。そして、 図22は、切断された瞳孔拡張器を鉗子を使用して眼から引っ張り出して瞳孔 拡張器を取り外す最終段階を示す説明図である。 好ましい態様の説明 瞳孔拡張器10(図1)は、対向する端部14、及び16を有する中空のリン グ部材12から構成されている。タブ18、及び20が、各々端部14、及び1 6に隣接して形成されていて、各タブには孔が設けてある。タブ18と20の間 にはストラップ24が伸張されていて、リング部材12を円形構造にしている。 瞳拡張器10は一体構造である点が重要である。リング部材12は、図1、及び 図2に示すように通常円形である。図11に示してあるように、リング部材12 は断面がC−字形で、外方の周辺に開口部26を有している。この開口部26は 後述するように眼の組織と係合するようになっている。周辺の開口部26は、リ ップ縁28、及び30によって形成されている(図3)。眼の組織が開口部26 に入り、リップ縁28、及び30を別々に僅かに広げるので、弾性リング部材1 2が、リップ縁28、及び30に眼の組織を把持させることができる。 図4、及び図5において、支持装置32は、直立したポスト34、及び36を 備えている平坦面31を有している。ポスト34は、側面が凹面で、3個のポス トが互いに離れて直立していて、三角形を形成している。ポスト34と二個のポ スト36の間の距離は、リング部材12の通常の径より大きい。支持装置32は 、凹部38を有している。凹部38は、瞳孔拡張器10を支持装置32から取り 外す間鉗子との間に空隙を形成する。 瞳孔拡張器10は、図1、及び図2に示すように組立られて、支持装置32上 に移動させられ、そこでタブ18、及び20の孔22にポスト36が挿入される 。後述するように、使用する直前に、瞳孔拡張器10を伸張して図7に示すよう にポスト34の周囲に引っ掛けると、ポスト34の位置で湾曲部39が形成され る。断面が円形の錐状根42を備えている鉗子40を使用して、後述するように 、瞳孔拡張器16を操作、挿入、及び取り外す。 図12に示したように、例えば、瞳孔拡張器10を眼の中に挿入する前に、瞳 孔、及び虹彩に隣接する眼の組織に長さ約3.0mmの強膜切開44を行う。さら に、後述するように、別の道具を適用し易くするために短い角膜切開46を行う 。 眼47は、前房48、虹彩50、括約筋52、瞳孔54、角膜56、及び水晶 体58から構成されている。 細長い虹彩、及びフック状先端62を有している水晶体操作道具60を適用し て切開部46を介して眼の中に瞳孔拡張器10が挿入される。 リング部材12は、シリコーン、或いは他の適当な柔軟性プラスチックの管状 材料で製造されていて、外径が約0.6mm、及び内径が約0.34mmで、壁体厚 が約0.13mmである。図2の瞳孔拡張器10の平面図に関して、リング部材1 2の外径は、約7.0mm,内径は、約7.0mmである。ストラップ24の長さは 、約3mmである。 実施する場合、鉗子40を使用して図6に示す瞳孔拡張器10を図7に示す細 長い位置に移動させる。次いで、図8の点線で示す開放端部14、及び16によ って鉗子先端42をリング部材10の中に縦方向に移動させる。 次いで、鉗子40を持ち上げて、図9に示すように、ポスト34からタブ18 、及び20を取り外す。次いで、鉗子を支持装置32に対して持ち上げ、図10 に示すように支持装置32から瞳孔拡張器10を取り外す。この段階では、通常 ストラップ24は、図9、及び10に示すように、折畳まれる。断面がC−字形 のリング部材12の中の鉗子先端42の位置は図11に示してある。 図10の状態の瞳孔拡張器10に関して、リング部材12の湾曲部39は、図 12に示すように、切開部44の中に挿入される。瞳孔拡張器10は、図12、 及び図13で矢印で示してあるように、眼の中心方向へ縦方向に移動させられる 。図13は、鉗子40によって眼の中へ最大挿入深度まで挿入された瞳孔拡張器 10の位置を示していて、湾曲部39が、リング部材12の内部に受容される括 約筋52と係合している。図13、及び図14に示したように、道具60を使用 して湾曲部39と括約筋との係合を容易にすることができる。図14に示したよ うに、鉗子を、図14で矢印で示した縦方向に取り外す際、湾曲部39の括約筋 への結合を維持するために道具60を使用することができる。 鉗子40は、瞳孔拡張器10との係合から徐々に開放されるので、リング部材 12は、図15、図16、及び図17で示したように、眼の中で拡張し始める。 鉗子先端42が取り外されると、瞳孔拡張器10は、虹彩50のストラップ26 を緩めることによって支持される。図17は、瞳孔拡張器10が括約筋と密着し ている状態を示している。鉗子40を図17の矢印の方向へ縦方向へ移動させる ことによって、鉗子46を瞳孔拡張器10から完全に取り外すと直ぐに、瞳孔拡 張器10は、図18に示す位置まで完全に拡張する。これは、ストラップが、図 17の皺のよった位置から図18の拡張した位置へ緊張することに起因する。 眼から瞳孔拡張器10を取り外すためには、鋏64(図20)を切開部44か ら挿入し、タブ18、或いは20の一方に隣接するストラップ24を切断する。 次いで、鋏を切開部44から抜出し、鉗子40を再度眼の中に挿入する。図21 に示したように、鉗子40を使用して、切断したストラップに隣接するタブを把 持し、次いで瞳孔拡張器10を、図22に示すように切開部44により、眼から 引出す。 図10に示すように、鉗子40が瞳孔拡張器16を、支持装置32から取り外 す場合、瞳孔拡張器10を眼の中に挿入するための上方のハンドルと共に、鉗子 40が裏返しになる。瞳孔拡張器16を挿入する前に、前房48は粘弾性材料で 充填しなければならない。もし、虹彩50と水晶体との間に癒着がある場合は、 通常の虹彩索引子で除去しなければならない。 瞳孔拡張器10は、瞳孔拡張器10の湾曲部39が6時の位置で虹彩と係合す るまで、前房全体に向けて前進させられる。鉗子先端42が部分的に取り外され る間、道具60を使用して、瞳孔拡張器10を虹彩括約筋に対する位置に保持す る。次いで、先端42が瞳孔拡張器10に近付けられ、眼の中に挿入される。そ れによって、瞳孔拡張器10が、虹彩括約筋の係合部分を水平方向に拡張させる 。 次いで、鉗子先端42のさらに1mm、或いは2mmが取り出され、そして、瞳孔 拡張器10が括約筋の表面に前進し、瞳孔が徐々に拡張するまで上述した処置が 繰返される。鉗子先端42が、タブ18、及び20に対向するまで引抜かれてた ら、鉗子40のハンドルを持ち上げ、鉗子40の先端42、及び瞳孔拡張器10 を水晶体の方向へ押し下げて、タブを虹彩に対向させ、瞳孔拡張器10を瞳孔の 中に完全に挿入させる。 本発明は、機械的には硬質で、直径が4mm以下の瞳孔を拡張させることを目的 としている。瞳孔が硬質、或いは繊維症のため、括約筋に裂傷を与えずには瞳孔 の拡張ができない場合は、瞳孔拡張器10を挿入する前に、虹彩切開術を施すこ とが必要である。次いで、希望する外科手術のため瞳孔を拡張する方法で瞳孔拡 張器10を眼の中に挿入する。 水晶体摘出のような外科手術の間、前房48の中に粘弾性物質を投与する必要 がある。そして、もし粘弾性物質が吸出され、リング部材12が内皮と接触でき ない場合は、必要に応じて前房に粘弾性物質を再充填しなければならない。 本発明の瞳孔拡張器10、及びその使用方法は、瞳孔を迅速に拡張し、外科手 術の間、虹彩、及び括約筋に損傷を与えずに瞳孔を7mmに維持することができる 。瞳孔拡張器10は、眼の中に挿入されていても外科手術、例えば白内障の白濁 、眼内レンズの埋め込み、並びにガラス体、及び網膜等の外科手術の障害になら ない。さらに、瞳孔拡張器10は、手術終了後、簡単に、且つ安全に取出すこと ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV,MG ,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SK,UA,UZ,VN 【要約の続き】 によって眼から取り出すことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.人間の眼を外科手術する間、眼の虹彩内周辺で使用される瞳孔拡張器であ って; 断面がアーチ型で、眼の虹彩の内周縁を受け容れる開口部を外周辺に備えてい る外周囲を有する弾性プラスチック製の細長い中空リング部材で、横方向に対向 して離隔している両端部、及び完全円より短いアーチ長さを有する中空リング部 材; 前記両端部と一体に形成されていて、前記両端部を固定し前記両端部間に架橋 されていて、前記リング部材を円形状態に保持する単一のストラップ部材;及び 前記両端部に隣接する一対のタブ; から主として構成されていて前記リング部材と前記ストラップ部材が連続した一 体構造である人間の眼を外科手術する間、眼の虹彩内周辺で使用される瞳孔拡張 器。 2.前記タブに孔が設けられている請求項1の瞳孔拡張器。 3.前記リング部材の断面がC−字形で、そして前記外周辺の開口部が、眼の 組織が前記外周辺の開口部に入った時、押し広げられて眼の組織を保持するよう になっている一対の離隔されたリップ縁で形成されている請求項1の瞳孔拡張器 。 4.前記方法が、一対の鉗子先端を、前記外周辺の開口部の反対の位置に配位 して前記リング部材を、その本来の細長い形状に保持し、前記リング部材を前記 切開部内へ挿入することかたなる鉗子先端を有する一対の鉗子を使用する段階を さらに含む請求項6の方法。 5.前記鉗子先端が切開部を通して眼の中に挿入され、前記鉗子先端が前記瞳 孔拡張器から引出されて瞳孔拡張器が眼の中で拡張され、そして虹彩上の前記ス トラップを緩めることによって前記鉗子先端を引出し、前記リング部材を支持す る請求項4の方法。 6.人間の眼の外科手術の間、断面がアーチ型で、眼の虹彩の内周縁を受け容 れる開口部を外周辺に備えている外周囲を有する弾性プラスチック製の細長い中 空リング部材で、横方向に対向して離隔している両端部、及び完全円より短いア ーチ長さを有する中空リング部材、前記両端部と一体に形成されていて、前記両 端部を固定し前記両端部間に架橋されていて、前記リング部材を円形状態に保持 する単一のストラップ部材;及び前記両端部に隣接し、孔を有するする一対のタ ブから主として構成されている瞳孔拡張器を使用する方法であって; 手術を行う眼の虹彩の周囲の外側の眼の組織に切開を施すこと; 一対のポスト、及び離隔した第3のポストを備えた支持装置を用意すること; 前記タブの孔を、前記支持装置上の一対のポストを挿入するように設け、そし て前記リング部材を伸張して湾曲部を形成し、そして前記湾曲部を、支持装置上 の第三のポスト越しに配位することによって弾性リング部材を細長い形に緊張し て湾曲部を形成すること; 前記細長の弾性リング部材を縦方向に移動して、切開部を通して眼の中に挿入 させて、前記湾曲部と虹彩の内周縁を係合させること;そして 前記リング部材を、その本来の円形状態になるまで徐々に拡張させ、前記外周 辺の開口部を広げ、虹彩の内周縁を保持し、収容することから成る瞳孔拡張器を 使用する方法。 7.人間の眼の外科手術の間、断面がアーチ型で、眼の虹彩の内周縁を受け容 れる開口部を外周辺に備えている外周囲を有する弾性プラスチック製の細長い中 空リング部材で、横方向に対向して離隔している両端部、及び完全円より短いア ーチ長さを有する中空リング部材、前記両端部と一体に形成されていて、前記両 端部を固定し前記両端部間に架橋されていて、前記リング部材を円形状態に保持 する単一のストラップ部材;及び前記両端部に隣接し、孔を有するする一対のタ ブから主として構成されている瞳孔拡張器を使用する方法であって; 手術を行う眼の虹彩の周囲の外側の組織に切開を施すこと; 一対のポスト、及び離隔した第3のポストを備えた支持装置を用意すること; 弾性リング部材を細長い形状に緊張してその内部に湾曲部を形成すること; 前記細長の弾性リング部材を縦方向に移動して、切開部を通して眼の中に挿入し て、前記湾曲部と虹彩の内周縁を係合させること;、及び 前記リング部材を、その本来の円形状態になるまで徐々に拡張させ、前記外周 辺の開口部を広げ、虹彩の内周縁を保持し、収容すること、及び 前記ストラップ部材を切断し、前記タブの一方を把持して、前記瞳孔拡張器を 切開部を通して眼から縦方向へ引抜くことから成る瞳孔拡張器を使用する方法。
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