JPH09505234A - オーバーヘッドマシン或いはラテラルマシンを成すコーティング材料噴霧装置 - Google Patents

オーバーヘッドマシン或いはラテラルマシンを成すコーティング材料噴霧装置

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JPH09505234A
JPH09505234A JP7510652A JP51065294A JPH09505234A JP H09505234 A JPH09505234 A JP H09505234A JP 7510652 A JP7510652 A JP 7510652A JP 51065294 A JP51065294 A JP 51065294A JP H09505234 A JPH09505234 A JP H09505234A
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アーンジェ,ピエール
ランビネ,ジル
ヴァン,タン・ファン
ロドリグ,ジョゼ
トーム,カリル
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サム・エス・ア
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Abstract

(57)【要約】 噴霧器を上下及び左右に動かすことのできるコーティング材料噴霧装置である。本発明によれば、噴霧器(12)を支持する部材(11)は該部材を支持するキャリッジ(20)を備えるフレーム(22)の内側で動かされる。このフレームは第一の方向に可動な第一の可動パネル(24、25)と、第一の方向に直角な第二の方向に可動な第二の可動パネル(50、51)を有し、第二のパネルは第一のパネルの幅方向に動く。

Description

【発明の詳細な説明】 オーバーヘッドマシン或いはラテラルマシンを成すコーティング材料噴霧装置 本発明はオーバーヘッドマシン(overhead machine)或いはラテラルマシン(lat eral machine)を成す液状或いは粉末状コーティング材料の噴霧装置に関するも のであり、特にこのような装置の噴霧器を設けたビーム或いは腕の、塗装対象物 に対する高低運動及び側面追跡運動についての駆動システムに関するものである 。 周知のオーバーヘッドマシンにおいては、ビームは二つのボックス部に軸受に よって結合されており、その軸を中心に回転運動が可能である。上下に移動可能 なこれらのボックス部は柱部上に簡単に支えられている。比較的複合的なこの構 造は、ビーム−ボックス部−柱部の全体の連結構成を非常に正確に寸法決めしな ければならない。さもないと構造のたわみを引き起こす。更に、ボックス部は、 いくつかのモーター要素を有し、また塗装対象物への側面追跡のためその全長分 の長さを有するので、重く嵩張る。ボックス部は塗装室の換気を相当に妨害し、 ゆえにこの塗装の質をも損なう。ボックス部の寸法はビームの走行行程に依存す る、つまり塗装対象物及び或いはこれら対象物のコンベヤ・システムに固有のパ ラメータに依存する。ボックス部は汚れる傾向がある。なぜならコーティング材 料の粒子で充満し撹乱された空気の中で作動するからである。 更に、塗装室の内部からビームと噴霧器の駆動要素或いはコーティング材料供 給要素へのアクセスは難しく、設備の停止時中にしか行い得ない。これらの要素 はゆえにアクセスは困難である。 周知のラテラルマシンでは、塗装対象物への側面追跡運動を行うことが概して できない。それができる機械は、塗装室内部に設置された複合的な諸要素から構 成されるため、塗装室の換気を妨害する。 本発明はこれらの問題全体を解決するものである。 より正確には、本発明はオーバーヘッドマシン或いはラテラルマシンを成すコ ーティング材料の噴霧装置であって、噴霧領域内に置かれた塗装対象物に対応し て噴霧領域内を動く噴霧器を少なくとも一つ備えた部材を有し、該部材を支える 可動キャリッジを有する柱部を少なくとも一つ有し、該柱部の前記噴霧領域側の 面の一部を塞ぐために第一の方向へ動く第一の可動パネルを有し、該パネルの平 行な二つの縁は前記キャリッジの両側に固定され、更に、ほぼ同一平面内に第二 の可動パネルを有し、前記第一パネルの平行な縁の間に広がる前記柱部の前記面 の他の一部を塞ぐために、前記第二パネルは前記第一の方向に直角な第二の方向 に移動することを特徴とする装置である。 この構成により、上述の複数のパネル全体が、噴霧領域を限定する塗装室の仕 切り壁の一部を成す、構造の設備となることが理解できよう。この配置によって 換気を著しく妨害することなしに噴霧器は塗装室内で移動できる。そしてコーテ ィング材料供給システムの大部分と運動機構の大部分は、塗装室の外部に、つま り設備の稼働時中にさえアクセス可能な区域内に、位置する。これらのパネル或 いは少なくともパネルのいくつかを透明な素材で作ることで、設備の機能状態の 視覚的制御が容易である。パネルの可動性は、コーティング材料の噴霧時中にお いてさえパネルの清掃を可能にする。これは、清掃手段が該パネルに接触して配 置された装置であれば、該パネルが移動する時は常時清掃できるからである。塗 装室の外側に置かれた機械は空気の循環を妨害しない。このため、例えば自動車 の屋根、ボンネット、ドアのような塗装対象物の殊に平らな面は満足すべき表面 状態に仕上がり得る。運動要素やコーティング材料供給要素へのアクセスは、塗 装室の外側からなされる。 オーバーヘッドマシンの場合、本発明は機械の運動性を改善する。事実、塗装 室の両側に配置された二つの柱部の間に渡されたビームのたわみを避けることが 可能である。ビームは塗装室の仕切り壁を突き抜け、末端ではなくその長さの途 中部分で支えられ得る。更に、運動要素或いは噴霧器要素の少なくとも一部分は ビームの外側に移動され得る。これはビームを軽減し、ビームの断面を小さく、 ビームの空気力学を改善することを可能にする。最後に、コーティング材料供給 導管は、微小半径の湾曲部において、ビームの末端で過度に折り曲げられる危険 はない。これらの末端は、塗装室の外側の空間の多い部分に位置するからである 。従って、これら導管内のヘッドのロス減少され、管の破壊や破損の危険は最小 にされる。 ラテラルマシンの場合、複雑な形状の対象物に行程を合わせるために、或いは コンベヤ上で停止時に対象物を塗装するために、本発明は噴霧器に五段階の自由 を与え得る。これで、時間と場所の大きな節約となる。塗装室の換気とアクセス 性についての利点は、オーバーヘッドマシンの場合に関して述べたが、同じく有 効である。 本発明によって、ビーム或いは噴霧器の動きが影響を与える全要素は塗装室の 外側に位置するので、塗装対象物の形状に応じて設備のパラメータを決定するこ とが容易である。本発明はゆえに設備のより良い標準化を可能にする。 任意の実施例によれば、第二のパネルは、第一のパネルの幅内を、該第一パネ ルの上記の平行な2本の縁の間で、摺動する。非常に多くの場合、これらのパネ ルは各々、それらの移動方向に直角に置かれたローラに導かれ巻き付くフレキシ ブルな帯によって構成される。 いくつかの実施例においては、パネルは、運動伝達手段を構成するフレキシブ ルな帯である。このように、フレキシブルな帯状の第一パネルは、第二パネルが 移動する両側のレールとモーター手段の間に置かれ得る。同じくフレキシブルな 帯状の第二パネルは、該要素を支える該キャリッジと他のモーター段との間に機 械的に設けられた運動伝達手段を構成する。 他の実施例においては、本装置は、運動伝達手段を構成するベルトやケーブル やチェーン等のようなフレキシブルな連結索を有する。この時パネルの役割は、 柱部内に設置された諸装置を塗装室から生じるコーティング材料による汚染から 防ぐ可動仕切り壁の一部分という役割に限定される。第二のパネルが移動する両 側のレールとモーター手段との間に機械的に置かれたそのようなフレキシブルな 連結索は、該第一パネルに隣接するように、少なくとも該第一パネルが移動する 上述の平面に隣接するように設置し得る。同じく、少なくとも一本の同性質のフ レキシブルな連結索が、前記部材を支える該キャリッジと他のモーター手段との 間に機械的に設けられた運動伝達手段を構成し得る。このフレキシブルな連結索 は第二パネルに対し、少なくとも該第二パネルが移動する上述の平面に、隣接す る。 2組のフレキシブルな防水性の帯と、ビーム或いは噴霧器の支持部の移動を可 能にする可動キャリッジとを有する上述の配置によって、塗装室の仕切り壁の一 部分を形成する帯は、例えばスクレーパ或いは吸引マニホルドのような採用され るあらゆる手段で清掃され、場合によっては非粘着性材料をデポジットするため の棒によって完全に清掃される。 パネルに隣接するフレキシブルな連結索全体によってキャリッジが移動される 場合、該柱部の背後からキャリッジへのアクセスを禁止することなしに、柱部間 で連結索にほぼ完全なル周回を行わせることは可能である。このために連結索は 、キャリッジの反対側の平衡錘に隣接した部分では防水パネルによって被われて いない。これは事実、必要ではない、平衡錘は、塗装対象物とは反対側の柱部内 に位置しているからである。噴霧されるコーティング材料が、パネル全体によっ て構成される可動仕切り壁のおかげで、柱部の内部空間に侵入する危険はない。 該フレキシブルな連結索の張力は、キャリッジと移動要素全体とをほぼ釣り合わ せる平衡錘の存在によって改善される。駆動は容易である。 ある実施例によれば、2本のフレキシブルな連結索が、柱部の前面の塗装対象 物の道筋に平行な面に沿って、左右に間隔を開けて配置されて利用される。平衡 錘をこの二本の連結索と結合させることは可能である。結果として全体の安定性 と可動要素のより良い駆動をもたらす。 最後に、噴霧器を備える部材の移動速度は駆動モーターの回転速度に直接比例 する。なぜなら牽引連結索は、固定された柱部の仕切り壁内側に沿って主として 延びる一つ或いはいくつかの閉じたループを形成するからである。連結索は、既 に巻き付いた長さに応じて直径が変化する駆動ローラに巻き付くことはない。 単なる例示のための添付図面に示した本原理に基づくコーティング材料噴霧装 置のいくつかの実施例についての下記の説明を参照するば、本発明はよりよく理 解され、その他の利点もより明らかになるであろう。 図1は本発明によるオーバーヘッドマシンの一部断面図である。 図2は図1のオーバーヘッドマシンの側柱部の一部斜視図である。 図3は本発明によるラテラルマシンの一部透視図である。 図4は本発明によるオーバーヘッドマシンの他の柱部の一部斜視図である。 図5は本発明による他のラテラルマシンの一部斜視図である。 図6は本発明によるオーバーヘッドマシンの柱部の変形例を図示する図4に類 似の斜視図である。 図1のオーバーヘッドマシンは、コーティング材料噴霧室10の内部で機能する 四つの噴霧器12を備えたビーム11を有し、例えばコンベヤ14によって運ばれる自 動車の車体13のような対象物の前面、後面、特に水平面上へのコーティング材料 の適用を可能にする。 ビーム11により支持された二つのキャリッジ20、21は、2本の柱部22と23の内 側でビームが回転し走査運動ができるように組付けられている。キャリッジ20、 21は、第一のフレキシブルな帯24、25、26と27から成る第一の可動パネルによっ て支えられている。キャリッジは該フレキシブルな帯によって塗装室から隔てら れ、柱部間で駆動される。つまりビーム11は、塗装室の内部空間に対向する帯24 から27の間から突き出る。ビームの断面は比較的小さくても良い。というのは噴 霧器12の重さにもかかわらず、柱部内部に位置する両端に荷重をかけることで、 ビームのたわみを避けることができるからである。この小さな断面は、塗装室10 内の噴霧器12の周りでの換気の妨害を減少させ得る。上から下へ垂直に安定した 空気循環をさせるために塗装室10内には換気手段が設けられていることが思い出 されよう。 図2は、柱部22とビーム11の一端との斜視図であって、噴霧器12も見えている 。フレキシブルな帯24と25は、柱部の上下に各々位置するローラ34と35に、キャ リッジ20の高低運動つまり垂直移動に応じて、各々巻き付き得る。これらの運動 は、ローラ34に連結した電動モーター36によって引き起こされる。ケーブル37と 平衡錘38とのシステムは、或る帯の応力を他の帯にもたらし、適当な張力と全体 の適切な平衡を保証する。図示されていないが微力な電動モーターが、帯25をそ の本来の面内で軽い張力で保持するために、ローラ35に連結されている。 垂直ガイドキャリッジ39と40は、塗装室側に位置する柱部の縦材に沿って固定 されたレール41に沿って動くように組付けられている。これらのガイドキャリッ ジは、垂直移動の際に帯24と25の両端の位置を確保する。帯24と25は、柔軟で不 伸縮性で切れにくい素材の、継ぎ目のない一枚材から成っている。これらの帯は ローラ34と35の全幅上で駆動されるので、ガイドキャリッジ39と40は常に同じ高 さに保持され、このため帯が引っ掛かる危険は完全に避けられる。 その概念は当業者に馴染みのものであり、図を煩雑にしないように図示されて いないか、防水板が、コーティング材料の飛沫が帯24と25と溝41の間から柱部内 に侵入するのを防ぐために、帯の各側に設けられている。 上方の帯24の下部は、ここでは水平のレール44と結合している。同じく下方の 帯25の上部は水平レール45と結合している。これら2本のレールの間に、フレキ シブルな第二の帯50と51から成る第二の可動パネルが配置される。該第二の帯は 、ガイドキャリッジ39と40に結合したここでは垂直なローラ60と61に、キャリッ ジ20の側面追跡運動、つまり図2で言えば右から左への運動に応じて、各々巻き 付くことができる。このように該第二の帯50と51は、該第一の帯24と25の幅内で 摺動する。これらの運動は電動モーター62によって引き起こされる。このモータ ーは2本のローラ60と61に、直接であれ、図示されていない刻み目を付けられた ベルトを介してであれ、連結されている。 言い換えれば、該第一の帯24と25は、該第二の帯50と51の垂直方向への移動、 つまりはビーム11の垂直方向への移動を保証する。これは、該第二の帯50と51に よってなされるビーム11の側面水平移動方向に対し直角な方向への移動である。 帯24、25、50と51から成る可動パネル全体は、塗装室10の仕切り壁の一部を構成 する。 帯50と51のローラ60と61から最も離れた端部は、キャリッジ20と結合し、レー ル44と45と共に、ビーム11の通る比較的小さい断面の通路を形成する。キャリッ ジと結合した電動モーター63は、ビーム11がその軸に対して平行に移動するのを 可能にし、こうして噴霧器12が走査移動を行うことを可能にする。図示されてい ないが同じくキャリッジ20に結合したモーターは、ビームにその軸を中心とする 回転運動を与え、噴霧器12が塗装される表面にほぼ垂直に常に向くように位置す ることを可能にする。 一部を図示したスプールユニット65は、コーティング材料の(異なる24色に対 し48本設置しうる)導管、空気の導管、溶剤の導管、及び静電噴霧の場合の高張 力か低張力のケーブルを内包する。フレキシブルな帯の背後に、つまり塗装室の 外側に、位置する空間は制限されていない。ゆえにこのスプールユニット65への アクセスは、狭い場所でなされるわけではないので、比較的容易である。この事 実から、液体の導管が、コーティング材料の流量を損ない得る極小湾曲半径で変 形される危険はない。 図3においては、柱部222は本発明によるラテラルマシンのフレームを成して いる。図1と図2のオーバーヘッドマシンの構成要素と同一の構成要素は、100 番増加させた同じ番号で表し、詳細には説明しない。(オーバーヘッドマシンの ビームに対応する)腕211は、例えば静電タイプの圧縮エア式噴霧器212を有する 。この腕は、図示されていない駆動装置によって、その軸を中心に回転し得る。 第一帯124と125と第二帯150と151とから成る可動パネルのおかげで、この腕は垂 直に、また側面追跡運動のために(つまりここでは水平に)動き得る。腕211は 、モーター163により駆動されるキャリッジ120の滑り溝のおかげで、深さ方向に おいても等しく動き得る。噴霧器212はX-X'軸の周囲に回転し得る。以上述べた ラテラルマシンは、比較的低い製造コストのため単純な構造でありなから、5段 階の自由を保有する。 噴霧器212を移動させるために協働する構成要素の機能は、重要な点ではある が、図2のビーム11の移動要素に対応するものであるので、詳述はしない。 清掃手段250と251は、帯124と125或いは150と151への汚れ付着を防ぐために設 けられている。液体コーティング材料噴霧設備の場合には、帯124と125の上を常 時こするスクレーパ及びもしくは非粘着性材料をデポジットするための棒を設け ておくことができる。これで噴霧時中も含め常時帯を清掃することが可能である 。粉体塗装設備の場合は、帯に接触して配置され、帯に積もる粉体飛沫を取り除 く吸引マニホルドを設けることができる。勿論これら吸引マニホルドは、噴霧器 の運動を妨害することなしに、噴霧中も常時機能し得る。これらの両者の場合、 定期的な間隔で帯を最大限まで運動させることで清掃手段250と251を使って帯12 4と125の表面を完全にしておくことができる。帯150と151を清掃するために、垂 直ガイドキャリッジ139と140上に同様な手段を同様に組付け得る。 勿論同一の清掃手段が図1と図2、及び図4〜図6のオーバーヘッドマシンに も適用可能である。 操作者による噴霧中の視覚的制御を可能にするためには、帯24〜27、50、51 124、125、150と151の素材が透明であれば有益である。これらの帯が塗装室の仕 切り壁を現に構成しているので、操作者はその中に入らずとも塗装室内部を見る ことができる。帯の全部が透明な素材である必要はない。これらの帯の一つが透 明であれば充分である。 フレキシブルな帯の素材は、コーティング材料噴霧設備に使用される溶剤に耐 性のあるものが賢明に選ばれるべきである。 ここまでに述べられた二つの機械において、第一帯は垂直運動に対応し、一方 第二帯は側面追跡、水平運動に対応している。逆の配置も本発明の範囲内に明ら かに属する。モーター36、62、63或いは136、162、163とレール41と141は適切な 場所に設置すれば充分であり、このような変形は当業者に明白である。 帯24と25の代わりに単一の帯を使用することも可能である。言い換えれば第一 可動パネルは、キャリッジ20或いは120の両側の一つの面内にほぼ置かれた部分 に相当することとなる。単一の帯の場合は、該帯にケーブル37或いは137と同じ 道筋をたどらさせ、かつ平衡錘38を支持させることで充分である。駆動要素への アクセスはその時側面的にしか行い得ないが可能ではある。同様な変形は帯50と 51、帯124と125、帯150と151へも適用可能である。 図4の実施例では、ビーム311は二つのキャリッジによって支持されている。 その内キャリッジ320だけが見えている。各キャリッジは先述の実施例でのよう に柱部間、図4では柱部322間で動く。図示したようにキャリッジ320は、柱部間 を、左右に間隔を置いた平行なベルト324、325から成るフレキシブルな連結索に より支持され、移動される。先述のように、ビームは比較的小さい断面でありう る。なぜなら噴霧器312の重さにもかかわらずそのたわみを避けるために、その 両端に荷重を負わせ得るからである。この小さい断面は、塗装室内の噴霧器312 の周囲の換気を妨害しない。前面と称する柱部322の一面は開口部328を備え、柱 部内に突き抜けるビーム11の一端は、ビームの高低運動と側面追跡運動に応じて 、開口部を縦横に走査し得る。これらの運動は二つのモーター329と329'のおか げで各々得られる。モーター329は柱部と結合しており、モーター329'はキャリ ッジ20を包含する可動部によって運ばれる。図3の実施例では、この可動部332 は、柱部322と結合した垂直レールに沿って垂直に移動される。 2本のフレキシブルな連結索すなわち牽引ベルト324と325は幅狭で強靭であり 、柱部の枠の内壁に沿って、塗装対象物の道筋にほぼ平行につまり前後上下の内 壁に沿って、主として延びる閉じたループを各々形成する。ベルトの端は各々、 前面内でほぼ垂直に動く平行な2本のレール330と331に結合している。これら2 本のレールは可動部332とキャリッジ320の両側に配置されている。キャリッジは これらのレールに沿って摺動する。同期軸334はベルト324と325の牽引滑車を結 合している。滑車とベルトにより、塗装対象物の側面追跡システム335の高低移 動を確保できる。このシステムはレールとキャリッジによって主として構成され ている。平衡錘336は、柱部322の背面上で高低移動される。平衡錘はベルト324 と325のほぼ中央に固定され、ベルトの適切な張力と全体の平衡を保証する。事 実、ベルト324と325は閉じたループを形成し、2本のベルトに結合した平衡錘33 6はゆえに柱部322の対称軸Y-Y'に関して中央にある。この安定性は、キャリッジ 320の高低移動時中にベルト或いはシステム335が急停止することを防ぐ。勿論ベ ルトは、ケーブルやチェーンその他のような類似のフレキシブルな連結索によっ て代替し得る。 ベルト324と325のこの配置のおかげで、ビーム311の垂直走査速度は、モータ ー329の電力供給を制御することで正確に制御される。事実、モーター軸の周囲 にいかなるベルトも巻き付かず、このため、既に巻き付いたベルトの厚みに応じ て速度が変化するのが避けられる。 牽引ベルト324と325は、加わる荷重に抗しうる材料で作られる。それらは応々 にして刻み目を付けられる。 牽引ベルト324と325の上に固定された防水性で可動の第一パネル340と341は、 塗装設備に使われる溶剤に対する耐性のあるフレキシブルな材料でできている。 これらの帯状のパネル340と341は、開口部328に相当する表面積を有し開口部を 塞ぐ。パネルはこうして柱部内部とその内側に位置するベルト324と325とその他 の装置を、コーティング材料の不都合な噴霧から保護する。特に牽引ベルト324 と325は溶剤に耐性のある素材で作られる必要はない。なぜなら、ベルトは塗装 室の内部と直接接触しないからである。ベルト324と325及びシステム330は柱部 内側に位置し、フレキシブルな第一パネル340、341によって塗装室 から隔てられている。 上記の実施例に関連して、牽引ベルト324と325によって行われる駆動機能とパ ネル340と341によって行われる防水機能とを分離することは、各場合に最適な素 材を使用することを可能にする。 防水パネル340と341は、裏面上につまり柱部322の内側の面上に、ベルト324と 325の周回軸に平行な薄板343を有することができる。この場合、該パネルは塗装 対象物の道筋に平行な方向に強固となり、これはパネルが「ばたつき」騒音を立 てることを防ぐ。パネルはその代わり他の方向には柔軟であり、ベルト324と325 の道筋を、少なくともその移動の一部において、たどることを可能にする。パネ ル340と341をそれら自身の上に巻き付かせる必要はない。これらのパネルがしば しばコーティング材料に汚されるという事実からして、これは有益である。パネ ル340と341の裏面は常時清潔なままである。 図示されていないある変形例によれば、パネル340と341は、例えばエラストマ ーのような弾力性のある材料で作られ、ベルト324と325の間に張られ得る。この 方法ではパネルは「ばたつき」もせず騒音も立てず、薄板はその時余分なものと なる。 他の有利な変形例によれば、パネル340と341は、例えばリベット350のような 取り外し可能な手段でベルト324と325の上に固定され、或いは協働する環と鉤爪 による織物において知られるシステムによって引っ掛けられる。そのようにして パネル340と341を、汚れの度合いに応じて或いは規則的に時間的な間隔をおいて 、取り替えることが可能である。牽引ベルト324と325によって支えられたキャリ ッジ320、可動部332あるいはシステム335を取り外すことは必要ないので、その ままに置き、パネル交換は比較的短時間で済む。 該第一パネル340と341の防水機能は、柱部322の前面つまり塗装対象物に対置 する面だけに設定されている。パネル340と341を高さにおいて限定することは可 能であり、こうして柱部322の背後からつまり塗装室の外側からキャリッジ320に アクセスすることを可能にする空間を、平衡錘336の両側に作ることができる。 上記の構成と類似の構成が側面追跡システム335の駆動のために設けられてい る。モーター329'に連結したキャリッジ320を駆動する牽引ベルト360は、ビーム 311の一端の通路窓の両側に位置する二つの第二防水パネル361と362によって覆 われている。パネル361と362の寸法が比較的短いのを考慮して、これらのパネル は薄板を普通付けられていない。パネル340、341、361と362の全体は塗装室の仕 切り壁の一部を成す。ベルト360はゆえに、ビームの一端を支えるキャリッジ320 とモーター手段(モーター329')との間に機械的に設けられた運動伝達手段を構 成するフレキシブルな連結索を成す。図4で言うなら、このベルトは第二パネル を、ベルトが移動する平面つまり柱部の前面に、隣接させる。 防水板は、その概念は当業者に自明であり、図を煩雑にしないよう図示してい ないが、コーティング材料の飛沫がパネル340、341、361と362と開口部328の縁 の間から飛込むのを防ぐ。更に、柱部内の諸装置のいかなる汚染も防ぐために、 柱部の内部は軽く超過圧力をかけられた状態に保持される。この場合柱部は、例 えば追加扉を使って背面で閉じられ、或いはパネル340と341が平衡錘336のレベ ルまで広がってベルト324と325上に固定されることによって背面で閉じられる。 図3に述べたと同様な方法で、清掃手段370、371、372と373が、パネル340、3 41、361と362への汚れ付着を防ぐために、設けられる。 図示されていないある変形例によれば、フレキシブルなパネル340と341はベル ト324と325と、レール330と331に隣接した部分だけで結合し得る。パネルはその 時ベルト324と325上に柱部の前面で張り付けられるが、柱部の背面と再結合する ためベルト324と325が水平になる時以降はベルトから離れることができる。この ように解放されたパネルは例えば設備の天井内と床内で他の道筋をたどることが でき、適切なシステムによって常時清掃され得る。 図5は本発明によるラテラルマシンの他の変形例を示している。図4のオーバ ーヘッドマシンの要素に対応する要素は100番増加させた同じ番号で示してある 。機能は同様であるので詳述はしない。 例えば静電タイプの圧縮エア式噴霧器412を二つ備える腕411は、図示されてい ない駆動装置によりその軸を中心に回転し得るし、一方ではベルト424、425よっ て垂直に移動し得るし、他方ではベルト460によって側面追跡移動し得る。 またモーター463によって駆動されるキャリッジ420の運動により深さにおいても 移動し得る。噴霧器はX-X'軸の周囲に回転し得る。 レール430と431のすぐ傍でベルト424と425上に固定されたパネル440と441はこ の例では剛性である。腕411の高低運動の間にこれらのパネルを受けるための対 応する場所は設備の天井内と床内に設けられる。剛性のパネル440と441がもっぱ ら柱部422の前面上に位置するという事実から、柱部内部へのアクセスはなお容 易である。 同じく、第二防水パネル461と462はこの原理に従って設置され、塗装室の仕切 り壁内の対応する側方場所に挿入され得る。 噴霧時の視覚的制御を操作者に可能にするために、防水パネルの素材を透明な ものに選び得る。これらパネルが塗装室の仕切り壁をなすので、操作者はその中 に入らずとも塗装室内部を見ることができる。これらパネルの一つが透明であれ ば充分である。 図6の実施例では、新たなオーバーヘッドマシンが示してあり、図5の装置の 構成要素と類似の構成要素は100番増加した同じ番号で示している。これらにつ いては詳述しない。第一パネル540と541と第二パネル561と562はフレキシブルな 素材製の帯である。つまり各第一パネル540、541は、軸が柱部の前面に平行な2 本のガイドローラ580、581上に掛けられたフレキシブルな帯から成る。パネル54 0の縁はレール530に固定され、反対側の端或いは縁は、駆動される巻き取りロー ラ582に固定されている。電動モーター583によって駆動されるこの巻き取りロー ラは、2本のガイドローラに平行に又ほぼその中間に位置する。同様にパネル54 1の縁はレール531に固定され、反対側の縁は電動モーター585によって駆動され る巻き取りローラ584に固定される。同様な配置が第二パネル561と562について もなされる。各第二パネルは、可動部532上に配置された2本のガイドローラ586 、587に掛けられたフレキシブルな帯から成る。可動部532はキャリッジと結合し 、電動モーター529によって駆動されるフレキシブルな連結索524、525(ここで はチェーン)により柱部内で垂直に動き得る。2本のガイドローラ586、587は柱 部の側面に沿って配置される。各第二パネルのキャリッジと反対側の端部は、駆 動される巻き取りローラ589に固定される。モーター59 0によって駆動されるこの巻き取りローラは、2本のガイドローラに平行に又そ の中間に配置される。 先述の二つの実施例におけると同様、キャリッジの移動はフレキシブルな連結 索、この場合はチェーン524、525によって確保される。2本のチェーンは柱部の 二つの側面の端に隣接して各々配置される。一方、該第二パネルの移動は、モー ター529'とキャリッジの間に機械的に設けられた運動伝達手段を成す少なくとも 一本のフレキシブルな連結索によって確保される。このフレキシブルな連結索は ここでは、キャリッジに固定され刻み目をつけられたベルト591から成る。 図6に関連する以上の記述から明らかなことは、柱部の一方では下面と上面、 他方では側面に隣接して巻き付く該第一と第二パネルの配置が、装置の背部にア クセスすることを可能にし、柱部の内側の機構へのアクセスを容易にすることで ある。このアクセスは、平衡錘が枠の全幅をもはや占めていないという事実によ って、なお容易である。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年11月27日 【補正内容】 (差替明細書第2ページ) 周知のラテラルマシンでは、塗装対象物への側面追跡運動を行うことが概して できない。それができる機械は、塗装室内部に設置された複合的な諸要素から構 成されるため、塗装室の換気を妨害する。 アメリカ合衆国特許公報第4.882.881号に開示されたサンドブラスト機械にお いては、処理対象物の上に位置する一枚のパネルが複数の追跡帯から構成され、 歯車機構によって駆動されるキャリッジがそれらの帯の中央を移動する。 日本国特許公報第41-97465に開示されたオーバーヘッドマシンにおいては、請 求項1の前文によれば、ビームを支える側柱が運搬機構の上で移動可能である。 可動側柱は大きな容積を占め、それだけ塗装室内部の空気の流れを妨害する。 本発明はこれらの問題全体を解決する。 より正確には、本発明はオーバーヘッドマシンを成すコーティング材料の噴霧 装置であり、噴霧領域内に置かれた塗装対象物に対応して噴霧領域内を動く噴霧 器を少なくとも一つは備えるビームを有し、該ビームを支える可動キャリッジを 有する側柱部を2本有し、該柱部の前記噴霧領域側の垂直面の一部を塞ぐために 第一の方向へ動く第一の可動パネルを有し、該パネルの平行な二つの縁は前記キ ャリッジの両側に固定され、更に、ほぼ同一平面内に第二の可動パネルを有し、 前記第一パネルの平行な縁の間に広がる前記柱部の前記面の他の一部を塞ぐため に、該第二パネルは前記第一の方向に直角な第二の方向に移動することを特徴と し、かつ前記キャリッジは少なくとも一つのフレキシブルな部材によって駆動さ れることを特徴とする装置である。 本発明はまた、ラテラルマシンを成すコーティング材料の噴霧装置であり、噴 霧領域内に置かれた塗装対象物に対応して噴霧領域内を動く噴霧器を少なくとも 一つは備える部材を有し、該部材を支える可動キャリッジを有する側柱部を1本 有し、該柱部の前記噴霧領域側の垂直面の一部を塞ぐために第一の方向へ動く第 一の可動パネルを有し、該パネルの平行な二つの縁は前記キャリッジの両側に固 定され、更に、ほぼ同一平面内に第二の可動パネルを有し、前記第一パネルの平 行な該縁の間に広がる前記柱部の前記面の他の一部を塞ぐために、該第二パネル は前記第一の方向に直角な第二の方向に移動することを特徴とし、かっ前記キャ リッジは少なくとも一つのフレキシブルな要素によって駆動されることを特徴と する装置である。 この構成により、上述の複数のパネル全体が、噴霧領域を限定する塗装室の仕 切り壁の一部を成す、構造の設備となることが理解できよう。この配置によって 換気を著しく妨害することなしに噴霧器は塗装室内で移動できる。そしてコーテ ィング材料供給システムの大部分と運動機構の大部分は、塗装室の外部に、つま り設備の稼働時中にさえアクセス可能な区域内に、位置する。これらのパネル或 いは少なくともパネルのいくつかを透明な素材で作る 請求の範囲 1.オーバーヘッドマシンを成すコーティング材料噴霧装置であって、噴霧領域 内に置かれた塗装対象物に対応して該領域内を動く噴霧器(12)を少なくとも一つ 備えるビーム(11)を有し、該ビームを支える可動キャリッジ(20)を備える側柱部 (22)を2本有し、該柱部の前記噴霧領域側の垂直面の一部を塞ぐために第一の方 向へ動く第一の可動パネル(24、25)を有し、該パネルの平行な二つの縁は前記キ ャリッジの両側に固定され、更に、ほぼ同一平面内に第二の可動パネル(50、51 )を有し、該第一パネルの平行な該縁の間に広がる前記柱部の前記面の他の一部 を塞ぐために、該第二パネルは該第一の方向に直角な第二の方向に移動すること を特徴とし、かつ前記パネル全体が塗装室の仕切り壁の一部を成すことを特徴と する装置。 2.ラテラルマシンを成すコーティング材料の噴霧装置であって、噴霧領域内に 置かれた塗装対象物に対応して該領域内を動く噴霧器(212)を少なくとも一つ備 える部材(211)を有し、該部材を支える可動キャリッジ(120)を有する側柱部(222 )を1本有し、該柱部の前記噴霧領域側の垂直面の一部を塞ぐために第一の方向 へ動く第一の可動パネル(124、125)を有し、該パネルの平行な二つの縁は前記キ ャリッジの両側に固定され、更に、ほぼ同一平面内に第二の可動パネル(150、15 1)を有し、該第一パネルの平行な該縁の間に広がる前記柱部の前記面の他の一部 を塞ぐために、該第二パネルは前記第一の方向に直角な第二の方向に移動し、前 記パネル全体が塗装室の仕切り壁の一部を成す装置。 3.前記第二パネル(50、51)が、前記第一パネル(24、25)の幅内で前記の平行な 縁の間で摺動することを特徴とする請求項1もしくは2に記載の噴霧装置。 4.前記第一パネル(24、25)が、前記第二パネルが移動する両側のレールとモー ター手段(36)との間に機械的に設けられた運動伝達手段を成すフレキシブルな帯 であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の装置。 5.前記第二パネル(50、51)が、前記部材を支える該キャリッジ(20)とモーター 手段(62)との間に機械的に置かれた運動伝達手段を成すフレキシブルな帯である ことを特徴とする請求項4に記載の装置。 6.前記フレキシブルな帯(24、25、124、125、50、51、150、151)が各々の移動 方向に直角に置かれたローラ(34、35、134、135、60、61、160、161)に巻き付く ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の装置。 7.前記第二パネル(340、341)が移動する両側のレール(330、331)とモーター手 段(329)との間に機械的に設けられた運動伝達手段を成すベルト、ケーブル、チ ェーン等の柔軟の連結索(324、325)を有し、該フレキシブルな連結索が前記第一 パネルに、少なくとも該第一パネルが移動する前記の面に、隣接することを特徴 とする請求項1〜6のいずれかに記載の装置。 8.前記部材を支える前記キャリッジ(320)とモーター手段(329')との間に機械 的に設けられた運動伝達手段を成すベルト、ケーブル、チェーン等のフレキシブ ルな連結索(360)を少なくとも1本を有し、該フレキシブルな連結索が該第二パ ネルに、少なくとも該第二パネルが移動する前記の面に、隣接することを特徴と する請求項1〜7のいずれかに記載の装置。 9.フレキシブルな連結索(324、325)が、塗装対象物の道筋にほぼ平行な前記柱 部(322)の内壁に沿って主として延びる閉じたループを成すことを特徴とする請 求項7に記載の装置。 10.前記パネル(140、441、461、462)が噴霧室の天井、床或いは仕切り壁内に 作られた場所に挿入されることを特徴とする請求項7もしくは8のいずれかに記 載の装置。 11.前記パネルが剛性であることを特徴とする請求項10に記載の装置。 12.前記パネルが薄板(343)で補強されていることを特徴とする請求項7〜9 のいずれかに記載の装置。 13.前記パネル(340、341、360、361)が、前記のフレキシブルな連結索の少な くとも1本に、取り外し可能に固定されていることを特徴とする請求項7〜12 のいずれかに記載の装置。 14.前記パネルが、前記フレキシブルな連結索を定位置に保持したまま該パネ ルを取り外しできるように、前記フレキシブルな連結索に固定されることを特徴 とする請求項7〜12のいずれかに記載の装置。 15.各第一パネル(540、741)はフレキシブルな帯から成り、該帯は、前記柱部 の側面に沿って位置した、前記面に軸が平行な2本のガイドローラ(580、581)上 に掛けられることを特徴とし、また前記帯の前記キャリッジ(520)と反対側の端 は、2本のガイドローラに平行に又ほぼその中間に置かれた、駆動される巻き取 りローラ(582)に固定されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の 噴霧装置。 16.各第二パネル(561、562)はフレキシブルな帯から成り、該帯は、前記柱部 の側面に沿って位置した2本のガイドローラ(586、587)上に掛けられることを特 徴とし、また該帯の前記キャリッジと反対側の端は、2本のガイドローラに平行 に又ほぼその中間に置かれた、駆動される巻き取りローラ(589)に固定されるこ とを特徴とする請求項1〜8及び15のいずれかに記載の装置。 17.前記噴霧器を備える前記部材が、その軸を中心に回転できるように及び又 はその軸に沿って移動できるように、前記キャリッジ上に組付けられることを特 徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の噴霧装置。 18.パネルの清掃手段(250、251))が該パネルに接触して配置されることを特 徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の装置。 19.前記清掃手段が、噴霧中も機能し得ることを特徴とする請求項18に記載 の装置。 20.前記パネルの少なくとも一つが透明な材料製であることを特徴とする請求 項1〜19のいずれかに記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),BR,CA,CN,JP,K R,RU (72)発明者 ロドリグ,ジョゼ フランス国 エフ―38920 クロール,シ ャトー・ド・ベルニ(番地なし) (72)発明者 トーム,カリル フランス国 エフ―38120 サン・テグレ ーブ,リュー・カシミール・ブルニエ 15

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.オーバーヘッドマシン或いはラテラルマシンを成すコーティング材料噴霧装 置であって、噴霧領域内に置かれた塗装対象物に対応して該領域内を動く噴霧器 (12)を少なくとも一つ備える部材(11)を有し、該部材を支える可動キャリッジ(2 0)を備える側柱部(22)を少なくとも一つ有し、該柱部の前記噴霧領域側の平面の 一部を塞ぐために第一の方向へ動く第一の可動パネル(24、25)を有し、該パネル の平行な二つの縁は該キャリッジの両側に固定され、更に、ほぼ同一平面内に第 二の可動パネル(50、51)を有し、前記第一パネルの平行な縁の間に広がる前記 柱部の前記面の他の一部を塞ぐために、前記第二パネルは該第一の方向に直角な 第二の方向に移動することを特徴とする装置。 2.前記第二パネル(50、51)が、前記第一パネル(24、25)の幅内で前記の平行 な縁の間で摺動することを特徴とする請求項1に記載の噴霧装置。 3.前記フレキシブルな帯(24、25、50、51)が各々の移動方向に直角に置かれた ローラ(34、35、60、61)に巻き付くことを特徴とする請求項1もしくは2のいず れかに記載の装置。 4.前記第一パネル(24、25)が、前記第二パネルが移動する両側のレールとモー ター手段(36)との間に機械的に設けられた運動伝達手段を成すフレキシブルな帯 であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の装置。 5.前記第二パネル(50、51)が、前記部材を支える該キャリッジ(20)とモーター 手段(62)との間に機械的に置かれた運動伝達手段を成すフレキシブルな帯である ことを特徴とする請求項4に記載の装置。 6.前記第二パネル(340、341)が移動する両側のレール(330、331)とモーター手 段(329)との間に機械的に設けられた運動伝達手段を成すベルト、ケーブル、チ ェーン等の柔軟の連結索(324、325)を有し、該フレキシブルな連結索が前記第一 パネルに、少なくとも該第一パネルが移動する前記の面に、隣接することを特徴 とする請求項1〜3のいずれかに記載の装置。 7.前記部材を支える前記キャリッジ(320)とモーター手段(329')との間に機械 的に設けられた運動伝達手段を成すベルト、ケーブル、チェーン等のフレキシブ ルな連結索(360)を少なくとも1本を有し、該フレキシブルな連結索が該第二パ ネルに、少なくとも該第二パネルが移動する前記の面に、隣接することを特徴と する請求項1〜3もしく6のいずれかに記載の装置。 8.フレキシブルな連結索(324、325)が、塗装対象物の道筋にほぼ平行な前記柱 部(322)の内壁に沿って主として延びる閉じたループを成すことを特徴とする請 求項6に記載の装置。 9.前記パネル(140、441、461、462)が噴霧室の天井、床或いは仕切り壁内に作 られた場所に挿入されることを特徴とする請求項6もしくは7のいずれかに記載 の装置。 10.前記パネルが剛性であることを特徴とする請求項9に記載の装置。 11.前記パネルが薄板(343)で補強されていることを特徴とする請求項6〜8 のいずれかに記載の装置。 12.前記パネル(340、341、360、361)が、前記のフレキシブルな連結索の少な くとも1本に、取り外し可能に固定されていることを特徴とする請求項6〜11 のいずれかに記載の装置。 13.前記パネルが、前記フレキシブルな連結索を定位置に保持したまま該パネ ルを取り外しできるように、前記フレキシブルな連結索に固定されることを特徴 とする請求項6〜11のいずれかに記載の装置。 14.各第一パネル(540、741)はフレキシブルな帯から成り、該帯は、前記柱部 の側面に沿って位置した、前記面に軸が平行な2本のガイドローラ(580、581)上 に掛けられることを特徴とし、また前記帯の前記キャリッジ(520)と反対側の端 は、2本のガイドローラに平行に又ほぼその中間に置かれた、駆動される巻き取 りローラ(582)に固定されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の 噴霧装置。 15.各第二パネル(561、562)はフレキシブルな帯から成り、該帯は、前記柱部 の側面に沿って位置した2本のガイドローラ(586、587)上に掛けられることを特 徴とし、また該帯の前記キャリッジと反対側の端は、2本のガイドローラに平行 に又ほぼその中間に置かれた、駆動される巻き取りローラ(589)に固定されるこ とを特徴とする請求項1〜7及び14のいずれかに記載の装置。 16.前記噴霧器を備える前記部材が、その軸を中心に回転できるように及び又 はその軸に沿って移動できるように、前記キャリッジ上に組付けられることを特 徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の噴霧装置。 17.前記のパネルの全体が、前記噴霧領域を限定する塗装室の仕切り壁の一部 を成すことを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の装置。 18.パネルの清掃手段(250、251))が該パネルに接触して配置されることを特 徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の装置。 19.前記清掃手段が、噴霧中も機能し得ることを特徴とする請求項18に記載 の装置。 20.前記パネルの少なくとも一つが透明な材料製であることを特徴とする請求 項1〜19のいずれかに記載の装置。
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