JPH09505132A - 複動流体圧システムのための装置 - Google Patents

複動流体圧システムのための装置

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JPH09505132A JP7514361A JP51436195A JPH09505132A JP H09505132 A JPH09505132 A JP H09505132A JP 7514361 A JP7514361 A JP 7514361A JP 51436195 A JP51436195 A JP 51436195A JP H09505132 A JPH09505132 A JP H09505132A
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Abstract

(57)【要約】 従動シリンダ(1)とマスタシリンダ(72)とを有し、マスタシリンダ空間(73,74)と作動流体の溜め(92)との間を流体が両方向に流れることができる位置にマスタシリンダのピストン(76)を動かすことができる、複動流体圧システムのための装置。各従動シリンダ空間のために従動シリンダ(1)が有する通気ニップル腔(12,22)は、座の形状をした内方部(16,26)、即ちシリンダ空間(2)の近くに位置した部分を備えている。ニップル(40,50)がニップル腔(12,22)に完全にねじ込められる場合、貫通ニップル通路(60)を有する通気ニップル(40,50)第1端部(41,51)が座にシール当接し、それにより、ニップル腔(12,22)を閉じることができる。流体圧システムは排気装置に接続できる。ニップル腔(12,22)をニップル(40,50)の第1端部(41,51)が閉じる場合も開く場合も、これらの第2シール部(44,54)に対して、ニップル腔(12,22)の第1シール部(19,29)は摺動可能にシール当接するよう構成されている。接続チャンネル(35)がニップル腔(12、22)同士間の連通を提供する。更に又、ニップル通路(60)が、ニップル第2端部から第1端部への流体の流れを防ぐ装置(63)と協同する。

Description

【発明の詳細な説明】 複動流体圧システムのための装置 本発明は、請求項1の導入部で示す如き複動流体圧システムのための装置に関 する。 先行技術で周知なのは、複動流体圧システムを第1充填1回路により、次いで 第2充填回路により作動流体(以下油と称する)で満たせることである。周知タ イプのマスタシリンダでは、各ピストン端部でシリンダ壁内の通路(channel)が 各シリンダ空間を各ピストン端部の孔(boring)を介して油溜めに接続する。この 孔の1端が各ピストン端部に位置した2つのパッキン間のピストン面に通じ、孔 にはシリンダ空間から溜めへの流れを防ぐ一方向弁が設けられる。従って、油は 溜めから各マスタシリンダ空間へとほぼ妨げなく流れることができ、反対方向に は流れない。後者を可能にするためには、ピストンを最初、シリンダ空間容量増 加側のピストン端の最外パッキンが通路出口を通過するに至るまで1方向に動か さねばならない。このシリンダ空間から成る複動マスタシリンダ/従動シリンダ システムの回路は今や油で満たすことが可能で、回路を最初に排気(evacuate)し 、次いで油溜めに接続して、そこから油が吸われてこの回路を満たす。 その後、マスタシリンダを、第2ピストン端部の最外パッキンがシリンダの第 2孔を開放する(uncover)に至るまで他方向に動かすことができ、そして、第2 回路を最初は排気し、次いで同様にして油で満たす。 この方法では同じ段階を繰り返さねばならず、煩雑であり時間がかかる。更に は又、排気カップリングへの供給ライン内に吸引された油が第2回路排気時に困 難を引き起こす虞がある。 或いは又、システムを加圧した油で満たすこともできる。この方法では、従動 シリンダの通気弁が最初に開けられ、マスタシリンダ内の関連する通路を介して 油が回路に供給される。これによって、ピストン内の関連する連通孔とこれら内 の一方向弁とを介して関連 する従動シリンダ空間へと油が流れ、回路内の空気は通気弁を介して逃げる。油 が通気弁から流れ出ると、これは閉じられる。 この方法も煩雑であり時間がかかり、そして油溢出(spillage)という追加の問 題を持っている。この方法は、パイプに非常に多数の曲部がありパイプ径が大き いシステムでは信頼性もない。 例えば自動車産業では、複動流体圧システムに充填できるより単純でより良い 方法が求められている。 従って、本発明の目的は、前述した不利を被ることのない、導入部で言及した タイプの装置を提供することにある。 本発明による装置の特徴は提示した請求項の特徴によって示される。 本発明による装置の1実施例を略示する図面に関連して、本発明を更に詳細に 記述する。 図1は複動従動シリンダ及びその内の通路の斜視図であって、従動シリンダハ ウジングの部分を切り欠いている。 図2〜5は複動流体圧システムの単純化した長手方向断面を示しており、構成 要素のいくつかを種々の図において種々の相対位置で示している。 図1に示したように、従動シリンダハウジング1の中央にシリンダ孔2が延び 、その各端が各シリンダ端壁3,4により閉じられる。シリンダ孔2内にはピス トン5が摺動可能に設けられ、その両端が各ピストンロッド6,7に接続され、 各ピストンロッドはシリンダ端壁3,4内の孔を気密に延びる。 図2によれば、関連するマスタシリンダ72の2つのシリンダ空間73,74 からの油を従動シリンダハウジング1に供給できるパイプライン70,71がハ ウジング1の各供給孔10,11に接続される。ライン端部は外ねじ山付きのプ ラグで構成することができ、供給孔は対応する内ねじ山付きの外部を有すること ができ、従って、プラグを供給孔外部へとねじ込むことによりラインをハウジン グにシール接続することが可能となる。 供給孔10,11に交差し且つ連通して第1及び第2ニップル孔12,22が 延び、そ れぞれハウジング1の片側に至る。これらのニップル孔は相互に共軸な複数部分 で構成できる。従って、第1円筒部15,25が円錐部又は座16,26を介し て第2円筒部17,27の内端に接続され、第1円筒部15,25の径が円錐部 16,26の小端径に対応し、第2円筒部の径が円錐部16,26の大端径に対 応する。第2円筒部16,26の外端が、第2円筒部の径に対応する内径の内ね じ山を備えた第3円筒部18,28に接続される。第3円筒部18,28の外端 は、第3円筒部18,28よりも大径の第4円筒部19,29内端に接続される 。 初めは開いている端がプラグ36でシールされる盲接続通路35はシリンダ孔 2に平行に延び、ニップル孔12,13に交差してそれらの第2部分16,26 に連通する。 第1及び第2通気ニップル40,50がそれぞれ、各ニップル孔12、22へ とねじ込められるよう構成される。これらニップルについての以下の記述では、 ニップル孔に最初に挿入される側の端をニップル内端として記述する。 ニップル内端部は円錐部41,51の形状をしており、外端が第2円筒ニップ ル部42,52に接続される。この第2ニップル部42,52の外端が、外ねじ 山を有する第3円筒部43,53に接続され、第2ニップル部の径は第3部分の ねじ山内径より小さい。 第3円筒部43,53の外端は、第3円筒部の径より大きい径の第4円筒部4 4,54に接続される。 第4円筒ニップル部に形成された周溝に挿入されるパッキン46,56は、第 4円筒ニップル孔部に対して摺動可能に当接するよう、且つ、ニップル40,4 1の第3ねじ山部43,53がニップル孔12,22の各第3ねじ山部18,2 8にねじ山係合する場合に、これら部間の環状隙間をシールするよう構成される 。第1ニップル40の第4円筒部は、そのようなねじ山係合の場合に外部47が ハウジング1から突出するような長さを有する。 第1ニップル40には貫通ニップル通路60が形成され、その内端が第2円筒 部42の表面に至り、その外端がニップル外端に至り、各々参照番号61,62 によって示される。 ニップル40,50がニップル孔12,22に完全にねじ込められると、ニッ プルの円錐部41,51がニップル孔12,22の各円錐部又は座16,26に シール当接する。 ニップルがこのシール位置から少しねじ込みを緩められた場合、油又は空気が シリンダ孔2から接続通路35へ又はその逆へと円錐部同士間の円錐隙間を介し て流れることができる。接続通路35からは、流体が第1ニップルの通路60へ とそしてその外開口62から外へと流れることができる。 ゴム等で造られたフード63が、第1ニップル40の外端部47の上に引き入 れられるよう(pulled ovcr)構成されている。フード中央部は、ニップル通路内 圧が雰囲気空気圧より小さい場合に通路の外出口の周りにシール当接するよう構 成されている。従って、それは一方向弁として機能できる。 図2〜5に複動マスタシリンダ72と、図1に関して上記したものに類似の従 動シリンダとを備えた流体圧システムを示しており、対応する構成要素は同じ参 照番号を付してある。これらの図面に関し、右方向及び左方向という表示は読者 に関しての図面のそれぞれの方向に言及していると理解すべきである。 図2〜5に示されるように、マスタシリンダのシリンダ孔75に設けられたピ ストン76が移動装置(図示せず)によってシリンダ孔75内を前後に移動でき る。ピストン76各端部の溝にリップシール等の2つの周パッキン81,82及 び83,84がそれぞれ設けられ、そのリップがシリンダ壁に、及び、ピストン 76各端部の端に面する。 シリンダ壁を通って延びる2つの通路79,80がピストン76各端部のパッ キン81,82,83,84間のシリンダ腔75へと至る。各端のパッキン対の パッキン間の距離は、システム通常操作でのピストン76最大ストロークでも各 通路79,80がこれらパッキンの間に常に位置している大きさである。しかし ながら、ピストン76の前記移動装置は、最外パッキン、即ち、各対のうちの各 ピストン端に最も近く位置したパッキンが関連する通路79,80の出口を通過 する各側の最右又は最左位置にピストンを移動させるよう構成されており、従っ て関連する通路79,80が外パッキンにより邪魔されないで隣接シ リンダ空間に連通することを可能にできる。 通路79,80がパイプライン90及び弁91を介し油溜め92に接続され、 ライン90に接続されたライン93が弁94を介しカップリング95に接続され 、カップリングは(図示しない)排気ポンプに接続されることができる。 図2に示したシステム構成要素の相対的位置はシステムの通常操作において代 表的なものである。 図3はシステムの排気によって油を満たされたシステムを示している。 マスタシリンダのピストン76が最初に、例えば左手側の最外位置に動かされ 、排気弁94が開けられ、溜め弁91が閉じられたままで通気ニップル40,5 0がわずかにねじ込みを緩められる。その後、排気ポンプがカプリング95によ り接続される。それにより、システムは、ライン70を介した左のマスタシリン ダ空間73、左の従動シリンダ空間、第2ニップル50、接続チャンネル35、 第1ニップル40、右の従動シリンダ空間、ライン71、右のマスタシリンダ空 間74、右の通路80及びライン93を含み、排気させられる。排気時にフード 63は第1ニップル40に吸引されてニップル通路60の出口62をシールする 。 その後排気弁94が閉じられ、溜め弁91が開かれる。次いで、溜めからの油 がそれから吸引されて、排気について上記したのと反対の方向に、更に加えては マスタシリンダピストン端部の腔を介して、非常に急速に全システムを満たす。 システムが満たされるとすぐに、マスタシリンダのピストン76がその最外側位 置から戻され、そしてニップル40,50が閉じられる。 図4は、充填後のシステム左回路通気(ブリージング)時の構成要素の相対的 な位置を示す。 これでは、第2左ニップル50がわずかに開かれ、従って、左回路が接続通路 35と連通できる。 それにより、マスタシリンダピストンが左方への移動する間に、空気を含んだ 油を第1 ニップルの通路60を介して押し出すことができる。 図5はシステム右回路通気時の、構成要素の相対的位置を示す。 これにより第2左通気ニップルが閉じられ、第1ニップル40がわずかに開け られる。マスタシリンダピストン76が右方へ移動する間に、空気を含んだ油を 、開いた円錐部分16を介して接続通路へと押し込み、そこからニップル通路6 0へと押し込んで外に出す。 このようにして、本発明によれば、例えば自動車製造において、1回の操作で 2回路システム全体を充填できる簡単な装置が提供され、それと同時に、ここで 使われるニップルは従来システムのメインテナンス時とほぼ同様の仕方で回路の 通気に用いることができる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年10月25日 【補正内容】 差替え原文第1頁の訳文 複動流体圧システムのための装置 本発明は、請求項1の導入部で示す如き複動流体圧システムのための装置に関 する。 WO92/08914から周知なのは、複動流体圧システムを第1充填1回路 により、次いで第2充填回路により作動流体(以下油と称する)で満たせること である。周知タイプのマスタシリンダでは、各ピストン端部でシリンダ壁内の通 路(channel)が各シリンダ空間を各ピストン端部の孔(boring)を介して油溜めに 接続する。この孔の1端が各ピストン端部に位置した2つのパッキン間のピスト ン面に通じ、孔にはシリンダ空間から溜めへの流れを防ぐ一方向弁が設けられる 。従って、油は溜めから各マスタシリンダ空間へとほぼ妨げなく流れることがで き、反対方向には流れない。後者を可能にするためには、ピストンを最初、シリ ンダ空間容量増加側のピストン端の最外パッキンが通路出口を通過するに至るま で1方向に動かさねばならない。このシリンダ空間から成る複動マスタシリンダ /従動シリンダシステムの回路は今や油で満たすことが何能で、回路を最初に排 気(evacuate)し、次いで油溜めに接続して、そこから油が吸われてこの回路を満 たす。 その後、マスタシリンダを、第2ピストン端部の最外パッキンがシリンダの第 2孔を開放する(uncovcr)に至るまで他方向に動かすことができ、そして、第2 回路を最初は排気し、次いで同様にして油で満たす。 この方法では同じ段階を繰り返さねばならず、煩雑であり時間がかかる。更に は又、排気カップリングへの供給ライン内に吸引された油が第2回路排気時に困 難を引き起こす虞がある。 或いは又、システムを加圧した油で満たすこともできる。この方法では、従動 シリンダの通気弁が最初に開けられ、マスタシリンダ内の関連する通路を介して 油が回路に供給される。これによって、ピストン内の関連する連通孔とこれら内 の一方向弁とを介して関連する従動シリンダ空間へと油が流れ、回路内の空気は 通気弁を介して逃げる。油が通気弁から流れ出ると、これは閉じられる。 差替え原文第7頁の訳文 特許請求の範囲 1. 各々がピストンと2つのシリンダ空間(73,74,2)を有するマスタ シリンダ(72)と従動シリンダ(1)とを備え、各マスタシリンダ空間(73 ,74)が作動流体の溜め(92)に接続され、マスタシリンダピストン(76 )が、シリンダ空間(73,74)と溜め(92)との間を双方向に流れること ができる位置へと移動されることができ、従動シリンダ(1)が2つの通気ニッ プル腔(12,22)を有し、その各々がそれの従動シリンダ空間に連通し、ニ ップル腔の内方部(16,26)、即ち、シリンダ空間(2)近くに位置した部 分が座の形状であり、それに対し、ニップル(40,50)がニップル腔(12 ,22)に完全にねじ込まれた場合に各通気ニップル(40,50)の第1端部 (41,51)がシール当接してニップル腔(12,22)を閉じることができ 、環状空間が各ニップル腔(12,22)とそれに挿入される各ニップル(40 ,50)との間に存在し、ニップルの少なくとも1つ(40)がニップル通路( 60)を有し、その1開口(61)がニップル(40)第1端部(41)近くに 位置して対応する環状空間へと開き,その第2開口(62)がニップル(40) の第2端部(44)の自由端に位置し、流体圧システムが排気装置及び溜め(9 2)に交互に連結される複動流体圧システムのための装置において、 ニップル腔(12,22)をニップル(40,50)の第1端部(41,51) が閉じる場合も開く場合も、これらの第2シール部(44,54)に対して、ニ ップル腔(12,22)の座(16,26)の外側に位置した第1シール部(1 9,29)が摺動可能にシール当接するよう構成したこと、接続通路(35)が 、座(16,26)とニップル腔第1シール部(19,29)との間の領域で、 ニップル腔壁とそれに挿入されるニップルとの間に形成される各ニップル腔(1 2,22)の環状空間同士間の連通を提供すること、及び、ニップル通路(60 )と、流体が通路(60)内をニップル第2端部から第1端部の方へ流れるのを 防ぐ装置(63)との協同があることを特徴とする、複動流体圧システムのため の装置。 2. ニップル(12,22)の第2シール部(44,45)に周溝を形成して 、リングシール(46,56)を設けること、及び、ニップル腔(12,22) の第1シール部(19,29)が円筒形であり、パッキン(46)を摺動可能に シール当接させることができる表面を有することを特徴とする請求項1による装 置。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 (35)がニップル腔(12、22)同士間の連通を提 供する。更に又、ニップル通路(60)が、ニップル第 2端部から第1端部への流体の流れを防ぐ装置(63) と協同する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. マスタシリンダ(72)と従動シリンダ(1)とを備え、各マスタシリン ダ空間(73,74)が作動流体の溜め(92)に接続され、マスタシリンダピ ストン(76)が、シリンダ空間(73,74)と溜め(92)との間を双方向 に流れることができる位置へと移動されることができ、従動シリンダ(1)が2 つの通気ニップル腔(12,22)を有し、その各々がそれの従動シリンダ空間 に連通し、ニップル腔の内方部(16,26)、即ち、シリンダ空間(2)近く に位置した部分が座の形状であり、それに対し、ニップル(40,50)がニッ プル腔(12,22)に完全にねじ込まれた場合に各通気ニップル(40,50 )の第1端部(41,51)がシール当接してニップル腔(12,22)を閉じ ることができ、ニップルの少なくとも1つ(40)がニップル通路(60)を有 し、その1開口(61)がニップル(40)第1端部(41)近くに位置し,そ の第2開口(62)がニップル(40)の第2端部(44)の自由端に位置し、 流体圧システムが排気装置及び溜め(92)に交互に連結される複動流体圧シス テムのための装置において、 ニップル腔(12,22)をニップル(40,50)の第1端部(41,51) が閉じる場合も開く場合も、これらの第2シール部(44,54)に対して、ニ ップル腔(12,22)の座(16,26)の外側に位置した第1シール部(1 9,29)が摺動可能にシール当接するよう構成したこと、接続通路(35)が 、座(16,26)とニップル腔第1シール部(19,29)との間の領域で、 ニップル腔壁とそれに挿入されるニップルとの間に形成される各ニップル腔(1 2,22)の環状空間同士間の連通を提供すること、及び、ニップル通路(60 )と、流体が通路(60)内をニップル第2端部から第1端部の方へ流れるのを 防ぐ装置(63)との協同があることを特徴とする、複動流体圧システムのため の装置。 2. ニップル(12,22)の第2シール部(44,45)に周溝を形成して 、リング シール(46,56)を設けること、及び、ニップル腔(12,22)の第1シ ール部(19,29)が円筒形であり、パッキン(46)を摺動可能にシール当 接させることができる表面を有することを特徴とする請求項1による装置。
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