JPH09504857A - ガスタービンエンジン燃焼室 - Google Patents

ガスタービンエンジン燃焼室

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JPH09504857A
JPH09504857A JP7500389A JP50038994A JPH09504857A JP H09504857 A JPH09504857 A JP H09504857A JP 7500389 A JP7500389 A JP 7500389A JP 50038994 A JP50038994 A JP 50038994A JP H09504857 A JPH09504857 A JP H09504857A
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
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    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
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Abstract

(57)【要約】 第1の燃焼領域と第2の燃焼領域(56)とを有する燃焼室(44)は、第1の燃焼領域(44)の周りに配置された複数の第2の混合気ダクト(88)を備えている。第2の混合気ダクト(88)は、一対の環状壁(92,90)によって、及び環状壁(90,92)の間に半径方向に伸びている複数の壁(94)によって形成される。各第2の混合気ダクト(88)は燃料と空気の混合気を第2の燃焼領域に向ける開口部(104)を有する。開口部(104)は同じ流れ面積を有する。各第2の混合気ダクト(88)は、空気が入口(98)を通って入る第2の燃料と空気の混合気ダクトの上流端に、燃料を噴射する1つまたはそれ以上の燃料噴射器(100)を有する。この構成は、第2の燃料と空気の混合ダクト(88)に流れる空気流がたとえ非均一でも各開口部(104)から放出される燃料空気比がすべての開口部(104)の平均の燃料空気比の3.0%以内であることを保証する。

Description

【発明の詳細な説明】 ガスタービンエンジン燃焼室 本発明はガスタービンエンジン燃焼室に関する。 産業用の低排気ガスタービンエンジンのための放出水準の要求に適合するよう に、生成される酸化窒素(NOx)の量を最小限にするために段階的な燃焼が必 要になる。現在の放出水準の要求は、産業用のガスタービンにおいてNOxが容 量において100万分の25未満であることである。酸化窒素の放出を低減する 基本的な方法は、燃焼反応温度を低くすることであり、これは、燃焼が起こる前 に燃料とすべての燃焼空気との予備混合を必要とする。窒素酸化物(NOx)は 、2段階の燃料噴射を使用する方法によって低減される。英国特許第14893 39号はNOxを低減するために2段階の燃料噴射を行うことを示している。国 際特許出願公開WO92/07221号は2段階及び3段階の燃料噴射を示して いる。段階的な燃焼においては、すべての燃焼の段階において、リーン燃焼を行 い、従って低い燃焼を行うことを目的とする。用語のリーン燃焼は、空気と燃料 との比が小さい、すなわち、化学量論的な比未満の空気中での燃料の燃焼を意味 する。要求されたNOx及びCOの低放出を達成するために、燃焼が起こる前に 平均の濃度からの変化が3.0%未満になるように燃料と空気を一様に混合する ことが重要である。 国際特許出願公開WO92/07221号に示されている産業用ガスタービン エンジンは、複数の管状燃焼室を使用し、この長手方向の軸線はほぼ半径方向に 配置されている。管状燃焼室の入口は半径方向外端にあり、移行ダクトは管状燃 焼室の出口をノズル案内翼と接続させて高温排気ガスをガスタービンエンジンの タービン部分に軸線方向に排出する。管状燃焼室の各々は、第1の燃焼領域を包 囲する環状の第2の燃料及び空気混合ダクトを有する。複数の等間隔をおいた第 2の燃料噴射機は、環状の第2の燃料と空気混合ダクトの上流端に燃料を噴射す るように配置されている。環状の第2の燃料及び空気混合ダクトは、混合気を第 2の燃焼領域に流す等間隔の複数の出口開口部を有する。3段階の変形例の管状 の燃焼室の各々は、第2の燃焼領域を包囲する環状の第3の混合気ダクトを有す る。環状の第3の混合気ダクトの上流端に燃料を噴射するように複数の等間隔の の燃料噴射機が配置されている。環状の第3の混合気ダクトは、混合気を第3の 燃料空気混合領域に流すために複数の出口開口部を有する。 しかしながら、管状の燃焼室への空気流は非一様であり、これは、ガスタービ ンエンジンのコンプレッサの下流端のディフューザから管状の燃焼室への不均斉 な空気流による。第2の燃料噴射器の各々は、同じ燃料流を通過し、従って、非 一様な空気流によって噴射点で非一様な混合気が生じる。出口開口部から第2の 燃焼領域に向かう混合気は、非一様である。同様に第3の混合ダクトの出口開口 部から第3の燃焼領域に流れる混合気も非一様である。これは、上述した承諾す ることができない水準までNOxの放出を防止する。 この問題に対する第1の解決法は、個々の燃料噴射器の燃料の穴の寸法を調節 することによって空気流の配分に合致するように燃料を再配分することである。 これは、燃料噴射器が燃料穴の直径において独特であり、混合気の必要な一様性 を達成するために燃料穴の位置が空気流に合致することが必要である。また空気 流の配分は、エンジンの作動馬力の範囲によって変化する。しかしながら、空気 流の配分に合致するために燃料を再配分することは、すべての馬力で濃度の一様 性において必要な3.0%の変化を達成することがなく、従ってNOxの放出は 許容範囲を上回るであろう。 この問題に対する他の解決法は、第2の燃料及び混合ダクト及び第3の燃料空 気混合ダクトの入口で一様な空気流を生じるために第2の燃料及び混合ダクト及 び第3の燃料空気混合ダクトの上流に空気案内装置を適合することである。製造 工程中に形成される空気案内装置の大きな変化は、空気流れ配分に比較的に大き な変化、すなわち、濃度の一様性において3.0%の変化を生じる。 この問題に対する他の解決法は、流れの経路の各々を通る一様な流れを生じる ために圧力低下を使用する流れ配分器を使用して第2の燃料及び混合ダクト及び 第3の燃料空気混合ダクトの入口の上流で空気流を再配分することである。しか しながら装置の圧力低下における増加は承諾されない。なぜならば、これは、コ ンプレッサのサージ境界を小さくし、エンジンの熱効率を低下させ、すなわち、 エンジンの燃料消費を増大させる。 従って承諾される解決方法は装置の圧力の損失を増大することなく上流の空気 流の変化に耐えることができなければならない。 本発明は上述した問題を克服する新しいガスタービンエンジン燃焼を行うこと を目的とする。 従って、本発明は、少なくとも1つの周囲壁及び前記少なくとも1つの周囲壁 の上流端に接続された上流端の壁によって形成された第1の燃焼領域であって、 少なくとも1つの開口部を通って第1の燃焼領域に混合気を供給するために上流 端の壁が少なくとも1つの開口部、第1の空気取り入れ装置、及び第1の燃料噴 射装置を有する第1の燃焼領域と、前記第1の燃焼領域の下流の燃焼室の内側の 第2の燃焼領域と、複数の第2の混合気ダクトを形成する装置とを有し、前記各 第2の混合気ダクトは下流端で前記第2の燃焼領域と流体流連通しており、上流 端に空気を第2の混合気ダクトに供給するために第2の空気取入口を有し、燃料 を第2の混合気ダクトに供給するように配置された第2の燃料噴射装置を有する ガスタービンエンジン燃焼室において、前記第2の混合気ダクトは、周囲壁の外 側に環状体として配置され、半径方向内側の環状壁と、半径方向外側の環状壁と 一対の環状壁の間に半径方向に伸びる複数の壁とのよって形成され、前記半径方 向の壁は環状壁の対の少なくとも1つの対に固定され、各第2の燃料噴射装置は 関連する混合気ダクトの第2の空気取り入れ装置の下流に配置されていることを 特徴とするガスタービンエンジン燃焼室を提供する。 好ましくは、第2の混合気ダクトは燃焼室の周りに配置されている。第2の混 合気ダクトは、前記第1の対の環状壁の間に半径方向に伸びている第2の対の環 状壁と複数の壁によって半径方向内側の境界部と半径方向外側の境界部が形成さ れている。 好ましくは、少なくとも1つの第2の燃料噴射装置は、中空の円筒形部材を有 し、中空の円筒形部材は、燃料を第2の混合気ダクトに噴射するために円筒形部 材に沿って軸線方向に間隔を置いた複数の開口部を有する。 中空の円筒形部材は、燃焼室の軸線に対して軸線方向に伸びている。中空の円 筒形部材は、燃焼室の軸線に対して軸線方向に伸びている。中空の円筒形部材の 開口部は、燃料を円周方向に向けるように配置されている。 好ましくは、環状壁の間に半径方向に伸びている壁は、環状壁の双方に固定さ れている。 好ましくは、少なくとも1つの第2の混合気ダクトの第2の燃料噴射器は2つ の燃料噴射器を有する。2つの第2の燃料噴射器は、燃焼室の軸線に対して円周 方向に離れている。好ましくは、各第2の燃料噴射器は、関連する第2の混合気 ダクトの上流端に燃料を供給するようになっている。 好ましくは、各第2の混合気ダクトは第2の燃焼領域に混合気を排出する出口 を有し、第2の混合気ダクトの出口は、出口を通る同じ空気流速を生じるために 等しい流れ面積を有し、第2の混合気ダクトの第2の燃料噴射装置は同じ流速の 燃料を供給するように配置されている。 好ましくは、複数の第3の混合気ダクトを形成する装置を有し、各第3の混合 気ダクトは、第2の燃料領域の下流の燃焼室の内側に第3の燃焼領域と下端で流 体連通しており、各第3の混合気ダクトは、空気を第3の混合気ダクトに送るた めに上流端で第3の空気取入装置を有し、各第3の混合気ダクトは、燃料を第3 の混合気ダクトに噴射するように配置された第3の燃料噴射装置を有し、周囲壁 の外側の環状体に配置されており、第3の混合気ダクトは、半径方向内側の環状 壁によって形成され、半径方向外側の環状壁及び複数の壁は、環状の壁の対の間 に半径方向に伸びており、半径方向に伸びている壁は少なくとも1つの環状壁に 固定されており、各第3の燃料噴射装置は、関連する第3の混合気ダクトの第3 の空気取入装置の下流に配置されている。 好ましくは、第3の混合気ダクトは、燃焼室の周りに配置される。 燃焼室は管状であり、第1の燃焼領域の周囲壁は、環状であり、上流端の壁は 1つの開口部を有し、複数の第3の混合気ダクトは、第2の燃焼領域の半径方向 外側の環状体に円周方向に配置されている。 第3の燃料噴射装置は、中空の円筒形部材を有し、前記中空の円筒形部材は燃 料を第3の混合気ダクトに噴射するために円筒形部材に沿って軸線方向に間隔を 置いている複数の開口部を有する。 中空の円筒形部材は燃焼室の軸線に関して軸線方向に伸びている。中空の円筒 形部材は燃焼室の軸線に関して半径方向に伸びている。中空の円筒形部材の開口 部は、燃料を円周方向に流すように配置されている。 好ましくは、第3の混合気ダクトの少なくとも1つの第3の燃料噴射装置は2 つの第3の燃料噴射器を有する。2つの第3の燃料噴射器は燃焼室の軸線に関し て間隔を置いている。2つの第3の燃料噴射器は燃焼室に関して円周方向に間隔 を置いている 各第3の混合気ダクトは、第3の燃焼領域に燃料と空気の混合気を排出する出 口を有し、第3の混合気ダクトの出口は、出口を通る同じ空気流速を生じるため に等しい流れ面積を有し、第3の混合気ダクトの第2の燃料噴射装置は同じ流速 の燃料を供給するように配置されている。 本発明は、少なくとも1つの周囲壁及び前記少なくとも1つの周囲壁の上流端 に接続された上流端の壁によって形成された第1の燃焼領域であって、少なくと も1つの開口部を通って第1の燃焼領域に混合気を供給するために上流端の壁が 少なくとも1つの開口部、第1の空気取り入れ装置、及び第1の燃料噴射装置を 有する第1の燃焼領域と、少なくとも1つの周囲壁の下流部分によって形成され た第2の燃焼領域であって、混合気を第2の燃焼領域に送るために前記第1の燃 焼領域、第2の空気取入装置及び第2の燃料噴射装置の下流の燃焼室の内側にあ る第2の燃焼領域と、複数の第3の混合気ダクトを形成する装置とを有し、各第 3の混合気ダクトは、第2の燃焼領域の下流の燃焼室の内側の第3の燃焼領域と 下端で連通しており、各第3の混合ダクトは空気を第3の混合気ダクトに送るた めに上流端に第3の空気取入口を有し、各第3の混合ダクトは燃料を第3の混合 気ダクトに送るように配置された第3の空気取入口を有するガスタービンエンジ ン燃焼室において、前記第3の混合気ダクトは、周囲壁の外側に環状体として配 置され、半径方向内側の環状壁と、半径方向外側の環状壁と一対の環状壁の間に 半径方向に伸びる複数の壁とによって形成され、前記半径方向に伸びる壁は環状 壁の対の少なくとも1つの対に固定され、各第3の燃料噴射装置は関連する混合 気ダクトの第3の空気取り入れ装置の下流に配置されているガスタービンエンジ ンの燃焼室を提供する。 好ましくは、第3の混合気ダクトは前記燃焼室に周りに配置されている。 各第3の混合気ダクトは、第3の燃焼領域に混合気を廃すつする出口を有し、 前記第3の混合気ダクトの出口は、同じ空気流速を生じるために等しい空気流面 積を有し、各第3の混合気ダクトの第3の燃料噴射装置は、同じ燃料の流速を供 給するように配置されている。 本発明は、添付図面を参照して本発明を一例としてさらに詳細に説明する 第1図は本発明による燃焼組立体を有するガスタービンエンジンの概略図であ る。 第2図は、第1図の燃焼室を通る長手方向の拡大断面図である。 第3図は、第2図の燃焼室組立体の上流端を通る長手方向の拡大断面図である 。 第4図は、第3図の矢印A−Aの方向の断面図である。 第5図は、第2図に示す燃焼室組立体の断面斜視図である。 第6図は、本発明による他の燃焼室組立体を通る断面図である。 第7図は、本発明による他の燃焼室組立体を通る長手方向の拡大断面図である 。 第8図は、第2図に示す燃焼室組立体の上流端を通る他の長手方向の断面図で ある。 第1図に示す産業用ガスタービンエンジン10は、軸線方向の流れに連続して 、入口12と、コンプレッサ部分18と、燃焼室組立体16と、タービン部分1 8と、動力タービン部分20と、排出部22とを有する。タービン部分18は、 1つまたはそれ以上の軸(図示せず)を介してコンプレッサ部分14を駆動する ように配置されている。動力タービン部分20は、軸24を介して発電機26を 駆動するように配置されている。しかしながら、動力タービン部分20は、他の 目的のために駆動力を提供するように配置することもできる。ガスタービンエン ジン10の動作はほとんど従来のものであり、さらに説明する必要はない。 燃焼室組立体16は、第2図乃至第5図にさらに詳しく説明されている。複数 のコンプレッサが、コンプレッサ部分14の下端に設けられており、環状室32 の内面を規定する内側の環状壁がそれらの半径方向内端に固定されている。スプ リットディフューザの第1の通路は、環状壁24と内側の環状壁30の上流端と の間に形成されており、スプリットディフューザの第2の通路は、環状壁34と 内側の環状壁36の上流端との間に形成されている。内側の環状壁30の下流端 は、一列のノズル案内翼42の半径方向内端に固定されており、ノズル案内翼4 2は、燃焼室組立体16からの高温のガスをタービン部分18に向ける。 燃焼室組立体16は、複数の例えば9つの円周方向に等間隔をおいた管状燃焼 室44を有する。管状燃焼室44の軸線は、ほぼ半径方向に伸びるように配置さ れている。管状燃焼室44の入口は半径方向外端にあり、それらの出口は半径方 向内端にある。 管状燃焼室44の各々は、環状壁48の上流端に固定された上流壁46を有す る。環状壁48の第1の上流部分50は、第1の燃焼領域52を形成し、環状壁 の第2の下流部分54は第2の燃焼領域56を形成する。環状壁48の第2の部 分は、第1の部分50より大きい直径を有する。第1の部分50の下流端は、ス ロート60に向かって直径が小さくなる円錐台部分58を有する。第3の円錐台 部分62は、第1の部分50の下流端及び第2の部分54の上流端でスロート6 0で相互に接続されている。 等しく円周方向に間隔を置いた複数の移行ダクト64が設けられており、移行 ダクト64の各々は、その上流端で円形の断面を有する。移行ダクト64の上流 端の各々の上流端は、1つの管状燃焼室44の対応する1つの下流端と同軸的に 配置されており、移行ダクト64の各々は、ノズル案内翼42の傾斜部分に接続 しそれを密封する。 複数の円筒形ケーシング66が設けられ、各々の各円筒形ケーシング66は、 各々の管状燃焼室44の周りに同軸的に配置されている。各円筒形ケーシング6 6は、環状エンジンケーシング70の各ボス68に固定されている。各環状燃焼 室44と各円筒形ケーシング66との間に多数の室72が形成されている。 各移行ダクト64の上流端及び対応する管状燃焼室44の下流端は、1つの円 筒形ケーシング66によって1つのボス68に固定されている環状取付構造に配 置されている。環状取付構造74は、室32から室72に空気流を流すことがで きるように開口部76を備えている。 管状燃焼室44の各々の上流壁46は、混合気を第1の燃焼領域52に供給す ることができるように開口部78を有する。第1の半径方向流スワーラ80が上 流壁46の開口部78に同軸に配置され、第2の半径方向流スワーラ82が上流 壁46の開口部78に同軸に配置されている。第1の半径方向の流れスワーラ8 0は第2の半径方向流れスワーラ82の管状燃焼室の軸線に関して軸線方向下流 に配置されている。第1の半径方向流のスワーラ80は、複数の燃料噴射器84 を有し、その各々は、スワーラの2つの翼の間に形成された通路に配置されてい る。第1と第2の半径方向流のスワーラ80及び82は、それらが空気を反対方 向に渦巻かせるように配置されている。2つの半径方向のスワーラと、スワーラ 翼の間に形成された通路に配置された燃料噴射器を使用することに関してのさら に詳細な説明については、国際特許出願公開WO92/07221号参照。第1 の燃料及び空気は、第1と第2の半径方向の流れスワーラ80及び82の翼の間 の通路で一緒に混合される。 管状燃焼室44の各々に複数の第2の混合気ダクト88が配置されている。第 2の混合気ダクト88は、第1の燃焼領域の周りに円周部が環状体になるように 配置される。第2の混合気ダクトの各々は、第2の環状壁90と第3の環状壁9 2と第2及び第3の環状壁90及び92との間に半径方向に伸びる壁によって形 成されている。第2の環状壁90は、第2の混合気ダクト88の各々の半径方向 外端を形成し、第3の環状壁92は、第2の混合気ダクト88の各々の半径方向 内縁を形成する。壁94は個々の第2の混合気ダクト88を分離する。第3の環 状壁92の軸線方向に伸びる上流端96は、それが第2の環状壁90の上流端か ら軸線方向に間隔を置くように半径方向外側に湾曲している。第3の環状壁92 の上流端は、第1の半径方向流れスワーラ80のサイドプレートによって固定さ れている。第2の混合気ダクト88の各々は、第2の環状壁90と、第3の環状 壁92の上流端と、その場所で第2及び第3の環状壁90及び92の間で軸線方 向に伸びる壁の上流端との間で軸線方向に形成されている第2の空気取入口98 を有する。例えば、16個の混合気ダクト88が設けられる。 また、複数の第2の燃料噴射器100が設けられ、少なくとも1つの第2の燃 料噴射器100が第2の混合気ダクト88毎に設けられている。第2の混合気噴 射器100の各々は、管状燃焼室44に対して軸線方向に伸びる中空の円筒形部 材を有する。中空の円筒形部材100の各々は、第2の混合気ダクト88の上流 端に燃料を供給するために第3の環状壁の上流端を通過する。中空の部材は、複 数の開口部102を備えており、その開口部102を通って第2の混合気ダクト 88に燃料が噴射される。開口部102は等しい直径であり、適当な場所で中空 の円筒形部材に沿って軸線方向に離れており、中空の円筒形部材の開口部102 は、燃料噴射器100が管状燃焼室44の軸線に対して円周方向に燃料を噴射す るように中空の円筒形部材の正反対側に配置される。この例において、各第2の 混合気ダクト88において2つの燃料噴射器100が設けられている。第2の燃 料噴射器は管状燃焼室44の軸線に対して円周方向に間隔を置いている。 各第2及び第3の環状壁90及び92は、環状壁48の第1の部分の周りに同 軸的に配置される。各第2の混合気ダクト88の下流端には、第2及び第3の環 状壁90及び92が各第3の円錐台部分62に固定され、各円錐台部分62は、 円周方向に等間隔を置いた複数の開口部104を備え、この開口部104は、管 状燃焼室44の第2の燃焼領域56に、管状燃焼室44の軸線に向かって下流方 向に混合気を向けるように配置されている。開口部104は円形またはスロット 型である。開口部104の各々は、混合気を1つの第2の混合気ダクト88がら 第2の燃焼領域56に流すことができるように配置されている。開口部104の 面積は等しい流れ面積である。ガスタービン燃焼室の作動は、国際特許出願公開 WO92/07221号に説明されており、これはさらに完全な説明のために考 慮に入れるべきである。 国際特許出願公開WO92/07221号は、平均濃度から3%以上の濃度の 変化を有する混合気を生成し、これは容量で100万分の25より大きいNOx の水準を生じる。 各々が第2の燃焼領域への開口部を有する複数の混合気ダクトは、混合気が平 均濃度から3%未満の濃度の変化を有し、25vppm未満のNOxを生じる。 第2の混合気ダクト88を通る流速は、開口部104の出口領域によって及び その圧力低下によって支配される。開口部104の出口領域は必要な流れ領域の 1%内外になるように制御され、上流速度/圧力の変化は開口部104の出口領 域の圧力に比較して無視することができる。これは、全部の混合気ダクト88の を通って流れる平均の流れの1.0%内外である各第2の混合気ダクトに入る空 気流を生じる。各ダクト88は、2つの第2の燃料噴射器100によって供給さ れ、その各々は、中間領域の約2.0%であり、全体の濃度は、平均濃度の3. 0%以内である。この構造は、各開口部104から放出される燃料/空気の比が 全部の開口部104の平均の燃料/空気比の3.0%以内である。この構成は、 テストされ、その動力の範囲全体にわたって、すなわち、1600°K乃至17 50°Kで10vppm未満のNOx及びCOを放出した。 本発明の特徴は、隣接する混合ダクトが共通の壁を共有することである。個々 の第2の混合気ダクトを分離する壁94は、それらの上流端で第2の空気取入口 98から円錐台部分62へすべてにわたって伸びており、壁94は、円錐台部分 62に固定されている。また壁94は、環状壁90と92の間に半径方向に伸び ており、その双方に固定されている。従って、第2の燃料混合気ダクト88は、 壁94によって機械的に完全に分離されている。 半径方向に伸びる壁94によって分割されている第2の環状混合ダクトの使用 は、上流の空気の誤った配分とは無関係に一様な混合気を生じる。混合気は第2 の燃焼領域52に分かれたジェットとして噴射される。半径方向に伸びる壁94 によって分割される第2の環状混合ダクトは、燃焼室の周りの空気流に対する妨 げ及び流れの乱れを最小限にする。これは、軸線が半径方向に配置された管状の 燃焼室にとって重要である。なぜならば、空気流は180°回転しなければなら ないからである。第2の混合気ダクト88の構成は、第2の混合気ダクト88の 外側の環状壁90と室72の円筒形ケーシング66との間に最小限の環状流領域 を形成するために第1の燃焼領域より大きい最小限の直径が増大する。室72の 混合気ダクト88への空気流は、第2の混合気ダクト88の流れに対向し、室の 空気流は、空気流が180転回するとき流れが分離することを防止するために第 2の混合気ダクト88に高速の流れの加速を生じるように低い速度である。 本発明は、環状燃焼室の段階的な燃焼について説明したが、第6図に示すよう な環状燃焼室の段階的な燃焼にも適用することができる。環状燃焼室110は、 環状の第1の領域と半径方向の外側環状壁46と半径方向の環状壁146との間 に形成された環状の第2の燃焼領域56とを有する。複数の第2の燃料混合気ダ クト88は、環状の第1の燃焼領域52の半径方向外側の第1の環状体に配置さ れ、複数の第2の混合気ダクト88は、環状の第1の燃焼領域52の半径方向内 側に配置されている。第2の混合気ダクトは、2つの環状壁90及び92の間に また壁90及び92の間に半径方向に伸びる壁94によって形成される。燃料噴 射器100が各第2の混合気ダクト88の上流端に配置され、燃焼室110の軸 線に対して半径方向に伸びている。第2の混合気ダクト188は、2つの環状壁 190及び192の間に壁190及び192の間に半径方向に伸びている壁19 4によって形成される。燃料噴射器200が第2の混合気ダクト188の上流端 に配置され、燃焼室の軸線に対して半径方向に伸びている。第2の混合気ダクト 88の各々は混合気を第2の燃焼領域56に流すことができるように環状壁46 の各開口部を介して連通している。 開口部104は等しい流れ面積である。第2の混合気ダクト188の各々は混 合気を第2の燃焼領域56に流すことができるように環状壁146の各開口部2 04を介して連通している。 また本発明は第7図に示すような第3段階の燃焼室の第3段階に適用可能であ る。管状の燃焼室210は第3の燃焼領域290の半径方向外側の環状体として 配置された複数の第3の混合気ダクト288を有する。第3の混合気ダクト28 8は2つの環状壁290及び292の間にまた壁290及び292の間に半径方 向に伸びる壁294によって形成される。燃料噴射器300が各第2の混合気ダ クト288の上流端に配置され、燃焼室210の軸線に対して半径方向に伸びて いる。第3の混合気ダクト288の各々は、混合気を第2の燃焼領域56に流す ことができるように環状壁46の各開口部を介して連通している。開口部304 は等しい流れ面積である。 本発明は管状及び環状の燃焼室について説明したが、他の形状の燃焼室にも適 用可能である。第2の混合気ダクトは、第1の燃焼領域の周りに配置される必要 はなく、第3の混合気ダクトは第2の燃焼領域の周りに配置される必要はない。 第8図に示すような他の実施例において、第2の混合気ダクトの壁94は、円 錐台部分62の完全な距離までは伸びていない。混合気を適当な角度で開口部1 04を通って第2の燃焼領域56まで流すように環状壁90及び92に変更装置 95が固定されている。壁94は、隣接する第2の混合気ダクト88の間に流れ がないようにまた、流れが不十分になるように空気流を空気力学的に分離するた めに、空気取入口から部材95に向かって十分な距離に伸びており、すなわち、 壁94は空気流を制御するために十分な距離伸びていなければならない。同様に 壁94は、環状壁90と92との間の半径方向の距離全体に伸びていない。壁9 4は隣接する第2の混合気ダクト88の間に流れがないようにまた、流れが不十 分になるように空気流を空気力学的に分離するために、環状壁90または92の 一方から他の環状壁92または90に向かって十分な距離伸びている。第8図は 、環状壁90に固定された1つの壁94Aと、他の環状の壁92に固定された1 つの壁94Bとを示す。第2の混合気ダクト88を通る空気流は、混合気が壁9 4と環状壁90及び92または偏向部材95との間を通って転回することができ ないような速度である。 また第8図の燃料噴射器100は取入口から離れた所定の場所に配置されてい る。燃料噴射器100は、望ましい混合気を生じる第2の混合気ダクト88に沿 ったいかなる場所にも配置することができる。燃料噴射器100は取入口98の 下流になければならず、必要な混合を行うために燃料噴射器100と開口部10 4との間に十分な距離がなければならない。燃料噴射器100は各ダクトの開口 部104で必要な燃料対空気の比を得るために個々の第2の混合気ダクトに分割 された後燃料が空気流に加えられるように取入口100の下流でなければならな い。 本発明は混合気が第2の燃焼領域に供給される前に混合気を予め混合するため に多数の第2の混合気ダクトを提供する。これらの混合気ダクトの主な特徴は、 第2の燃焼領域へにそれらの出口がほぼ同じ流れ面積であり、従って第2の混合 気ダクトが同じ空気流速を有することである。さらに第2の混合気ダクトの燃料 噴射器は、ほぼ同じ燃料流速で燃料を供給するように配置されている。第2の混 合気ダクトの各々を出た混合気の空気と燃料の比は、ほぼ同じである。同様に、 第3の混合気ダクトの各々は、同じ出口流面積と、同じ空気流速と、それに送ら れる同じ燃料速度とを有する。 また本発明は、第2の混合気ダクトの出口が異なる流れ面積、従って異なる空 気流速を有するようにすることもできる。この場合、第2の燃料噴射器は、第2 の混合気ダクトの各々を出た混合気の空気と燃料の比がほぼ同じになるように調 整された燃料流速を有する。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年6月2日 【補正内容】 [明細書第1頁第1行目から第6頁第13行目までを次のように補正する] 明細書 ガスタービンエンジン燃焼室 本発明はガスタービンエンジン燃焼室に関する。 産業用の低排気ガスタービンエンジンのための放出水準の要求に適合するため に、製造される酸化窒素の量を最小限にするために段階的な燃焼が必要になる。 現在の放出水準の要求は、産業用のガスタービンにおいて容量においてNOxの 100万分の25未満である。酸化窒素の放出を低減する基本的な方法は、燃焼 反応温度を低くすることであり、これは、燃焼が起こる前に燃料とすべての燃焼 空気との予備混合を必要とする。窒素酸化物(NOx)は、2段階の燃料噴射を 使用する方法によって低減される。英国特許第1489339号はNOxを低減 するために2段階の燃料噴射を行うことを示している。国際特許出願公開WO9 2/07221号は2段階及び3段階の燃料噴射を示している。段階的な燃焼に おいて、すべての燃焼の段階において、リーン燃焼を行い、従って低い燃焼を行 うことを目的とする。用語のリーン燃焼は、空気と燃料との比が小さい、すなわ ち、化学量論的な比未満の空気中での燃料の燃焼を意味する。要求されたNOx 及びCOの低放出を達成するために、燃焼が起こる前に平均の濃度からの変化が 3.0%未満になるように燃料と空気を一様に混合することが重要である。 国際特許出願公開WO92/07221号に示されている産業用ガスタービン エンジンは、複数の管状燃焼室を使用し、この長手方向の軸線はほぼ半径方向に 配置されている。管状燃焼室の入口は半径方向外端にあり、移行ダクトは管状燃 焼室の出口をノズル案内翼と接続させて高温排気ガスをガスタービンエンジンの タービン部分に軸線方向に排出する。管状燃焼室の各々は、第1の燃焼領域を包 囲する環状の第2の燃料及び空気混合ダクトを有する。複数の等間隔をおいた第 2の燃料噴射機は、環状の第2の燃料と空気混合ダクトの上流端に燃料を噴射す るように配置されている。環状の第2の燃料及び空気混合ダクトは、混合気を第 2の燃焼領域に流す等間隔の複数の出口開口部を有する。3段階の変形例の管状 の燃焼室の各々は、第2の燃焼領域を包囲する環状の第3の混合気ダクトを有す る。環状の第3の混合気ダクトの上流端に燃料を噴射するように複数の等間隔の の燃料噴射機が配置されて入る。環状の第3の混合気ダクトは、混合気を第3の 燃料空気混合領域に流すために複数の出口開口部を有する。 しかしながら、管状の燃焼室への空気流は一様であるが、これは、ガスタービ ンエンジンのコンプレッサの下流端のディフューザから管状の燃焼室への対称的 な空気流による。第2の燃料噴射器の各々は、同じ燃料流を通過し、従って、非 一様な空気流によって噴射点で非一様な混合気が生じる。出口開口部から第2の 燃焼領域に向かう混合気は、非一様である。同様に第3の混合ダクトの出口開口 部から第3の燃焼領域に流れる混合気も非一様である。これは、上述した承諾す ることができない水準までNOxの放出を防止する。 この問題に対する第1の解決法は、個々の燃料噴射器の燃料の穴の寸法を調節 することによって空気流の配分に合致するように燃料を再配分することである。 これは、燃料噴射器が燃料穴の直径において独特であり、混合気の必要な一様性 を達成するために燃料穴の位置が空気流に合致することが必要である。また空気 流の配分は、エンジンの作動馬力の範囲によって変化する。しかしながら、空気 流の配分に合致するために燃料を再配分することは、すべての馬力で濃度の一様 性において必要な3.0%の変化を達成することがなく、従ってNOxの放出は 許容範囲を上回るであろう。 この問題に対する他の解決法は、第2の燃料及び混合ダクト及び第3の燃料空 気混合ダクトの入口で一様な空気流を生じるために第2の燃料及び混合ダクト及 び第3の燃料空気混合ダクトの上流に空気案内装置を適合することである。製造 工程中に形成される空気案内装置の大きな変化は、空気流れ配分に比較的に大き な変化、すなわち、濃度の一様性において3.0%の変化を生じる。 この問題に対する他の解決法は、流れの経路の各々を通る一様な流れを生じる ために圧力低下を使用する流れ配分器を使用して第2の燃料及び混合ダクト及び 第3の燃料空気混合ダクトの入口の上流で空気流を再配分することである。装置 の圧力低下における増加は承諾されない。なぜならば、これは、コンプレッサの サージ境界を小さくし、エンジンの熱効率を低下させ、すなわち、エンジンの燃 料消費を増大させる。 従って承諾される解決方法は装置の圧力の損失を増大することなく上流の空気 流の変化に耐えることができなければならない。 特許第EPO388886号は、予備混合された燃料及び空気を第2の燃焼室 に噴射する多数の予備混合フレーム形成ノズルで燃料と空気を予備混合すること によって燃料を燃焼させる燃焼器を示している。 予備混合フレームノズルの取入口の下流の予備混合フレーム形成ノズルに燃料 を形成するために燃料噴射器か設けられる。 本発明は上述した問題を克服する新しいガスタービンエンジン燃焼を行うこと を目的とする。 従って、本発明は、少なくとも1つの周囲壁及び前記少なくとも1つの周囲壁 の上流端に接続された上流端の壁によって形成された第1の燃焼領域であって、 少なくとも1つの開口部を通って第1の燃焼領域に混合気を供給するために上流 端の壁が少なくとも1つの開口部、第1の空気取り入れ装置、及び第1の燃料噴 射装置を有する第1の燃焼領域と、前記第1の燃焼領域の下流の燃焼室の内側の 第2の燃焼領域と、複数の第2の混合気ダクトを形成する装置とを有し、前記各 第2の混合気ダクトは前記第2の混合気ダクトに空気を供給するために上流端に 第2の空気取入口を有し、燃料を第2の混合気ダクトに供給するように配置され た第2の燃料噴射装置を有し、前記各第2の燃料噴射装置は関連する混合気ダク トの第2の空気取入口の下流に配置されており、各第2の混合気ダクトは空気と 燃料の混合気を第2の燃焼領域に排出するために下流に出口を有するガスタービ ンエンジン燃焼室において、前記第2の混合気ダクトの出口は、第2の混合気ダ クトの各々を通るほぼ同じ空気流速を生成するために等しい流れ面積を有し、前 記第2の燃料混合ダクトの第2の燃料噴射装置は、前記第2の混合気ダクトから 出る空気と混合気との比がほぼ等しくなるように燃料をほぼ同じ流速で供給する ように配置されているガスタービンエンジンを提供する。 第2の混合気ダクトは周囲壁の外側に環状に配置されており、第2の混合気ダ クトは、半径方向内側の環状壁と、半径方向外側の環状壁と、環状壁の対の間に 半径方向に伸びる複数の壁とによって形成されている。 好ましくは、少なくとも1つの第2の燃料噴射装置は、中空の円筒形部材を有 し、前記中空の円筒形部材は、燃料を第2の混合気ダクトに噴射するために円筒 形部材に沿って軸線方向に間隔を置いた複数の開口部を有する。 中空の円筒形部材は、燃焼室の軸線に対して軸線方向に伸びている。 中空の円筒形部材は、燃焼室の軸線に対して軸線方向に伸びている。中空の円筒 形部材の開口部は、燃料を円周方向に向くように配置されている。 好ましくは、環状壁の間に半径方向に伸びている壁は、環状壁の双方に固定さ れている。 好ましくは、少なくとも1つの第2の混合気ダクトの第2の燃料噴射器は2つ の燃料噴射器を有する。2つの第2の燃料噴射器は、燃焼室の軸線に対して円周 方向に離れている。各第2の燃料噴射器は、関連する第2の混合気ダクトの上流 端に燃料を供給するようになっている。 好ましくは、燃焼室は、複数の第3の混合気ダクトを形成する装置を有し、各 第3の混合気ダクトは、第2の燃料領域の下流の燃焼室の内側の第3の燃焼領域 と下端で流体連通しており、各第3の混合気ダクトは、空気を第3の混合気ダク トに送るために上流端で第3の空気取入装置を有し、各第3の混合気ダクトは、 燃料を第3の混合気ダクトに噴射するように配置された第3の燃料噴射装置を有 する。第3の混合気ダクトは、周囲壁の外側の環状体に配置されており、第3の 混合気ダクトは、半径方向内側の環状壁、半径方向外側の環状壁及び環状の壁の 対の間に半径方向に伸びている複数の壁によって形成され、半径方向に伸びてい る壁は少なくとも1つの環状壁に固定されており、各第3の燃料噴射装置は、関 連する第3の混合気ダクトの第3の空気取入装置の下流に配置されており、各第 3の混合気ダクトは、燃料と空気の混合気を第3の燃焼領域に排出するために下 流端に出口を有し、前記第3の混合気ダクトの出口は、第3の混合気ダクトの各 々を通るほぼ同じ空気流速を生成するために等しい流れ面積を有し、前記第3の 燃料混合ダクトの第3の燃料噴射装置は、前記第3の混合気ダクトから出る空気 と混合気との比がほぼ等しくなるように燃料をほぼ同じ流速で供給する。 好ましくは、前記第3の混合気ダクトは、半径方向内側の環状壁と、半径方向 外側の環状壁と、環状壁の対の間に半径方向に伸びる複数の壁とによって形成さ れており、半径方向に伸びる壁は、環状壁の対の少なくとも1つの対に固定され ている。 好ましくは、第3の混合気ダクトは、燃焼室の周りに配置される。 燃焼室は管状であり、第1の燃焼領域の周囲壁は、環状であり、上流端の壁は 1つの開口部を有し、複数の第3の混合気ダクトは、第2の燃焼領域の半径方向 外側の環状体に円周方向に配置されている。 少なくとも1つの第3の燃料噴射装置は、中空の円筒形部材を有し、前記中空 の円筒形部材は燃料を第3の混合気ダクトに噴射するために円筒形部材に沿って 軸線方向に間隔を置いている複数の開口部を有する。 中空の円筒形部材は燃焼室の軸線に関して軸線方向に伸びている。中空の円筒 形部材は燃焼室の軸線に関して半径方向に伸びている。中空の円筒形部材の開口 部は、燃料を円周方向に流すように配置されている。 第3の混合気ダクトの少なくとも1つの第3の燃料噴射装置は2つの第3の燃 料噴射器を有する。2つの第3の燃料噴射器は燃焼室の軸線に関して円周方向に 間隔を置いている。 少なくとも1つの周囲壁及び前記少なくとも1つの周囲壁の上流端に接続され た上流端の壁によって形成された第1の燃焼領域であって、少なくとも1つの開 口部を通って第1の燃焼領域に混合気を供給するために上流端の壁が少なくとも 1つの開口部、第1の空気取り入れ装置、及び第1の燃料噴射装置を有する第1 の燃焼領域と、少なくとも1つの周囲壁の下流端によって形成され、前記第1の 燃焼領域の下流の燃焼室の内側にある第2の燃焼領域と、第2の燃焼領域に空気 及び燃料を送る第2の空気取入装置と第2の燃料噴射装置と、複数の第3の混合 気ダクトを形成する装置とを有し、各第3の混合気ダクトは、下流端で第2の燃 焼領域の下流の燃焼室の内側の第3の燃焼領域に連通しており、前記各第3の混 合気ダクトは前記第3の混合気ダクトに空気を供給するために上流端に第3の空 気取入口を有し、燃料を第3の混合気ダクトに供給するように配置された第3の 燃料噴射装置を有し、前記各第3の燃料噴射装置は関連する混合気ダクトの第3 の空気取入口の下流に配置されている。各第3の混合気ダクトは空気と燃料の混 合気を第3の燃焼領域に排出するために下流端に出口を有し、前記第3の混合気 ダクトの出口は、第3の混合気ダクトの各々を通るほぼ同じ空気流速をつくるた めに等しい流れ面積を有し、前記第3の燃料混合ダクトの第3の燃料噴射装置は 、 前記第3の混合気ダクトから出る空気と混合気との比がほぼ等しくなるように燃 料をほぼ同じ流速で供給するように配置されている。 好ましくは、第3の混合気ダクトは前記燃焼室の周りに配置されている。 好ましくは、前記第3の混合気ダクトは周囲壁の外側に環状に配置されており 、前記第3の混合気ダクトは、半径方向内側の環状壁と、半径方向外側の環状壁 と、環状壁の対の間に半径向に伸びる複数の壁とによって形成されており、前記 半径方向に伸びる壁は、環状壁の対の少なくとも1つの対に固定されている 本発明は、添付図面を参照して本発明を一例としてさらに詳細に説明する 第1図は本発明による燃焼組立体を有するガスタービンエンジンの概略図であ る。 第2図は、第1図の燃焼室を通る長手方向の拡大断面図である。 第3図は、第2図の燃焼室組立体の上流端を通る長手方向の拡大断面図である 。 第4図は、第3図の矢印A−Aの方向の断面図である。 第5図は、第2図に示す燃焼室組立体の断面斜視図である。 第6図は、本発明による他の燃焼室組立体を通る断面図である。 第7図は、本発明による他の燃焼室組立体を通る長手方向の拡大断面図である 。 第8図は、第2図に示す燃焼室組立体の上流端を通る他の長手方向の断面図で ある。 [明細書第13頁第1行目から第18頁第1行目までを次のように補正する] 請求の範囲 1.少なくとも1つの周囲壁(48)及び前記少なくとも1つの周囲壁(48 )の上流端に接続された上流端の壁(46)によって形成された第1の燃焼領域 (52)であって、少なくとも1つの開口部を通って第1の燃焼領域に混合気を 供給するために上流端の壁(46)が少なくとも1つの開口部(78)、第1の 空気取り入れ装置(80,82)、及び第1の燃料噴射装置(84,86)を有 する第1の燃焼領域(52)と、前記第1の燃焼領域(52)の下流の燃焼室( 44)の内側の第2の燃焼領域(56)と、複数の第2の混合気ダクト(88) を形成する装置(90,92,94)とを有し、前記各第2の混合気ダクト(8 8)は前記第2の混合気ダクト(88)に空気を供給するために上流端(96) に第2の空気取入口(98)を有し、燃料を第2の混合気ダクトに供給するよう に配置された第2の燃料噴射装置(100)を有し、前記各第2の燃料噴射装置 (100)は関連する混合気ダクト(88)の第2の空気取入口の下流に配置さ れており、各第2の混合気ダクト(88)は空気と燃料の混合気を第2の燃焼領 域(56)に排出するために加硫に出口(104)を有するガスタービンエンジ ン燃焼室において、前記第2の混合気ダクト(88)の出口(104)は、第2 の混合気ダクト(88)の各々を通るほぼ同じ空気流速をつくるために等しい流 れ面積を有し、前記第2の燃料混合ダクト(88)の第2の燃料噴射装置(10 0)は、前記第2の混合気ダクトから出る空気と混合気との比がほぼ等しくなる ように燃料をほぼ同じ流速で供給するように配置されていることを特徴とするガ スタービンエンジン燃焼室。 2.前記第2の混合気ダクト(88)は周囲壁(48)の外側に環状に配置さ れており、前記第2の混合気ダクトは、半径方向内側の環状壁(92)と、半径 方向外側の環状壁(90)と、環状壁(90,92)の対の間に半径方向に伸び る複数の壁(94)とによって形成されており、前記半径方向に伸びる壁(94 )は、環状壁(90,92)の対の少なくとも1つの対に固定されている請求項 1に記載の燃焼室。 3.前記第2の混合気ダクト(88)は前記燃焼室(44)の周りに配置され ている請求項2に記載の燃焼室。 4.前記燃焼室は管状であり、前記第1の燃焼領域(52)の周囲壁(48) は、環状であり、上流の端壁(46)は1つの開口部(78)を有し、前記第2 の混合気ダクト(88)は第1の燃焼領域(52)の周りに配置されており、複 数の第2の混合気ダクト(88)は、第1の燃焼領域(52)の環状壁(48) の半径方向外側で環状に円周方向に配置されている請求項2に記載の燃焼室。 5.前記燃焼室(110)は環状であり、前記第1の燃焼領域(52)は環状 であり、前記環状の第1の燃焼領域(52)は、第1の環状壁(48)と、前記 第1の環状壁(48)の半径方向内側に配置された第2の環状壁(146)と、 上流端壁(46)とによって形成され、前記第1と第2の環状壁(48,146 )は、上流端で上流端壁(46)に固定されており、上流端壁(46)は、複数 の開口部を有し、複数の第2の混合気ダクト(88)は、第1の燃焼領域(52 )の第1の環状壁(48)の周りに配置されている請求項2に記載の燃焼室。 6.前記燃焼室(110)は環状であり、前記第1の燃焼領域(52)は環状 であり、前記環状の第1の燃焼領域(52)は、第1の環状壁(48)と、前記 第1の環状壁(48)の半径方向内側に配置された第2の環状壁(146)と、 上流端壁(46)とによって形成され、前記第1と第2の環状壁(48,146 )は、上流端で上流端壁(46)に固定されており、上流端壁(46)は、複数 の開口部を有し、複数の第2の混合気ダクト(188)は、第1の燃焼領域(5 2)の第2の環状壁(146)の周りに配置されている請求項2に記載の燃焼室 。 7.前記第2の複数の混合気ダクト(88)は第1の燃焼領域(52)の半径 方向外側の第1の環状体の円周方向に配置されており、前記第2の混合気ダクト の各々は、半径方向内側の境界部と半径方向外側の境界部を形成する環状壁(9 0,92)の第1の対と、前記第1の対の環状壁(90,92)の間に半径方向 に伸びている複数の壁(94)によって形成され、複数の第2の混合気ダクト( 188)が第1の燃焼領域(52)の半径方向内側の第2の環状体の円周方向に 配置されており、前記第2の混合気ダクト(188)は、半径方向内側の境界部 と半径方向外側の境界部を形成する前記第2の対の環状壁(190,192)と 、前記第2の対の環状壁(190,192)の間に半径方向に伸びている複数の 壁 (194)によって形成されている請求項2に記載の燃焼室。 8.少なくとも1つの第2の燃料噴射装置(100)は、中空の円筒形部材を 有し、前記中空の円筒形部材は、燃料を第2の混合気ダクト(88)に噴射する ために円筒形部材に沿って軸線方向に間隔を置いた複数の開口部(102)を有 する請求項1乃至7のいずてか1項に記載の燃焼室。 9.前記中空の円筒形部材は、燃焼室(44)の軸線に対して軸線方向に伸び ている請求項8に記載の燃焼室。 10.前記中空の円筒形部材は、燃焼室の軸線に対して軸線方向に伸びている 請求項9に記載の燃焼室。 11.中空の円筒形部材の開口部(102)は、燃料を円周方向に向けるよう に配置されている請求項9または10に記載の燃焼室。 12.前記環状壁(90,92)の間に半径方向に伸びている壁(94)は、 環状壁(90,92)の双方に固定されている請求項2に記載の燃焼室。 13.少なくとも1つの第2の混合気ダクト(88)の第2の燃料噴射器(1 00)は2つの燃料噴射器を有する請求項1乃至12のいずれか1項に記載の燃 焼室。 14.前記2つの第2の燃料噴射器(100)は、燃焼室の軸線に対して円周 方向に離れている請求項13に記載の燃焼室。 15.各第2の燃料噴射器(100)は、関連する第2の混合気ダクト(88 )の上流端に燃料を供給するようになっている請求項1乃至14のいずれか1項 に記載の燃焼室。 16.複数の第3の混合気ダクト(288)を形成する装置(290,292 ,294)を有し、各第3の混合気ダクト(288)は、第2の燃料領域の下流 の燃焼室の内側の第3の燃焼領域と下端で流体連通しており、各第3の混合気ダ クト(288)は、空気を第3の混合気ダクト(288)に送るために上流端で 第3の空気取入装置を有し、各第3の混合気ダクト(288)は、燃料を第3の 混合気ダクト(288)に噴射するように配置された第3の燃料噴射装置(30 0)を有する請求項1乃至14のいずれか1項に記載の燃焼室。 17.前記第3の混合気ダクト(288)は、周囲壁(48)の外側の環状体 に配置されており、第3の混合気ダクト(288)は、半径方向内側の環状壁( 292)、半径方向外側の環状壁(290)及び環状の壁(290,292)の 対の間に半径方向に伸びている複数の壁(294)によって形成され、半径方向 に伸びている壁(294)は少なくとも1つの環状壁(290,292)に固定 されており、各第3の燃料噴射装置(300)は、関連する第3の混合気ダクト の第3の空気取入装置の下流に配置されており、各第3の混合気ダクト(288 )は、燃料と空気の混合気を第3の燃焼領域(290)に排出するために下流端 に出口を有し、前記第3の混合気ダクト(288)の出口は、第3の混合気ダク ト(288)の各々を通るほぼ同じ空気流速をつくるために等しい流れ面積を有 し、前記第3の燃料混合ダクト(288)の第3の燃料噴射装置(300)は、 前記第3の混合気ダクトから出る空気と混合気との比がほぼ等しくなるように燃 料をほぼ同じ流速で供給するように配置されている請求項1に記載の燃焼室。 18.前記第3の混合気ダクト(288)は、燃焼室(210)の周りに配置 される請求項16に記載の燃焼室。 19.前記燃焼室は管状であり、第1の燃焼領域(52)の周囲壁(48)は 、環状であり、上流端の壁(46)は1つの開口部を有し、複数の第3の混合気 ダクト(288)は、第2の燃焼領域の半径方向外側の環状体に円周方向に配置 されている請求項17に記載の燃焼室。 20.前記第3の燃料噴射装置は、中空の円筒形部材を有し、前記中空の円筒 形部材は燃料を第3の混合気ダクトに噴射するために円筒形部材に沿って軸線方 向に間隔を置いている複数の開口部(302)を有する請求項16乃至19のい ずれか1項に記載の燃焼室。 21.前記中空の円筒形部材は燃焼室(210)の軸線に関して軸線方向に伸 びている請求項20に記載の燃焼室。 22.前記中空の円筒形部材は燃焼室(210)の軸線に関して半径方向に伸 びている請求項20に記載の燃焼室。 23.前記中空の円筒形部材の開口部(302)は、燃料を円周方向に流すよ うに配置されている請求項21に記載の燃焼室。 24.前記第3の混合気ダクトの少なくとも1つの第3の燃料噴射装置(30 0)は2つの第3の燃料噴射器を有する請求項16乃至23のいずれか1項に記 載の燃焼室。 25.前記2つの第3の燃料噴射器(300)は燃焼室(210)の軸線に関 して円周方向に間隔を置いている請求項24に記載の燃焼室。 26.前記半径方向に伸びる壁(294)は双方の環状壁に固定されている請 求項17に記載の燃焼室。 27.少なくとも1つの周囲壁(48)及び前記少なくとも1つの周囲壁(4 8)の上流端に接続された上流端の壁(46)によって形成された第1の燃焼領 域(52)であって、少なくとも1つの開口部を通って第1の燃焼領域に混合気 を供給するために上流端の壁(46)が少なくとも1つの開口部(78)、第1 の空気取り入れ装置(80,82)、及び第1の燃料噴射装置(84,86)を 有する第1の燃焼領域(52)と、少なくとも1つの周囲壁(48)の下流端に よって形成され、前記第1の燃焼領域(52)の下流の燃焼室(210)の内側 にある第2の燃焼領域(56)と、第2の燃焼領域(56)に空気及び燃料を送 る第2の空気取入装置(98)と第2の燃料噴射装置(100)と、複数の第3 の混合気ダクトを形成する装置とを有し、各第3の混合気ダクト(288)は、 下流端で第2の燃焼領域(56)の下流の燃焼室の内側の第3の燃焼領域に連通 しており、前記各第3の混合気ダクト(288)は前記第3の混合気ダクト(2 88)に空気を供給するために上流端(96)に第3の空気取入口(98)を有 し、燃料を第3の混合気ダクトに供給するように配置された第3の燃料噴射装置 (300)を有し、前記各第3の燃料噴射装置(300)は関連する混合気ダク ト(288)の第3の空気取入口の下流に配置されているガスタービンエンジン 燃焼室において、各第3の混合気ダクト(288)は空気と燃料の混合気を第3 の燃焼領域(56)に排出するために下流端に出口(104)を有し、前記第3 の混合気ダクト(88)の出口(104)は、第3の混合気ダクト(288)の 各々を通るほぼ同じ空気流速をつくるために等しい流れ面積を有し、前記第3の 燃料混合ダクト(88)の第3の燃料噴射装置(100)は、前記第3の混合気 ダクトから出る空気と混合気との比がほぼ等しくなるように燃料をほぼ同じ流速 で供給するように配置されていることを特徴とするガスタービンエンジン燃焼室 。 28.前記第3の混合気ダクト(288)は前記燃焼室(210)の周りに配 置されている請求項27に記載の燃焼室。 29.前記第3の混合気ダクト(288)は周囲壁(48)の外側に環状に配 置されており、前記第3の混合気ダクトは、半径方向内側の環状壁(292)と 、半径方向外側の環状壁(290)と、環状壁(290,292)の対の間に半 径方向に伸びる複数の壁(294)とによって形成されており、前記半径方向に 伸びる壁(294)は、環状壁(290,292)の対の少なくとも1つの対に 固定されている請求項27に記載の燃焼室。 30.少なくとも1つの周囲壁(48)及び前記少なくとも1つの周囲壁(4 8)の上流端に接続された上流端の壁(46)によって形成された第1の燃焼領 域(52)であって、少なくとも1つの開口部を通って第1の燃焼領域に混合気 を供給するために上流端の壁(46)が少なくとも1つの開口部(78)、第1 の空気取り入れ装置(80,82)、及び第1の燃料噴射装置(84,86)を 有する第1の燃焼領域(52)と、前記第1の燃焼領域(52)の下流の燃焼室 (210)の内側にある第2の燃焼領域(56)と、複数の第3の混合気ダクト を形成する装置とを有し、各第2の混合気ダクト(88)は、燃料を第2の混合 気ダクトに供給するように配置された第2の燃料噴射装置(100)を有し、前 記各第3の燃料噴射装置(100)は関連する混合気ダクト(88)の第2の空 気取入口の下流に配置されており、各第3の混合気ダクト(88)は空気と燃料 の混合気を第2の燃焼領域(56)に排出するために下流端に出口(104)を 有するガスタービンエンジン燃焼室において、前記第2の混合気ダクト(88) の出口(104)の面積及び前記第2の燃料噴射装置から噴射される燃料の流速 は、第2の混合気ダクト(88)の各々から出る空気と混合気との比がほぼ等し くなるように選択されることを特徴とするガスタービンエンジン燃焼室。 31.前記第2の混合気ダクトの出口(104)は第2の混合気ダクト(88 )の各々を通る空気流速が同じになるようにほぼ等しい流れ面積を有し、各第2 の混合気ダクト(88)の燃料噴射装置(100)は、ほぼ同じ速度で燃料を供 給する請求項30に記載の燃焼室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの周囲壁(48)及び前記少なくとも1つの周囲壁(48 )の上流端に接続された上流端の壁(46)によって形成された第1の燃焼領域 (52)であって、少なくとも1つの開口部を通って第1の燃焼領域に混合気を 供給するために上流端の壁(46)が少なくとも1つの開口部(78)、第1の 空気取り入れ装置(80,82)、及び第1の燃料噴射装置(84,86)を有 する第1の燃焼領域(52)と、前記第1の燃焼領域(52)の下流の燃焼室( 44)の内側の第2の燃焼領域(56)と、複数の第2の混合気ダクト(88) を形成する装置(90,92,94)とを有し、前記各第2の混合気ダクト(8 8)は下流端で前記第2の燃焼領域(56)と流体流連通しており、上流端(9 6)に空気を第2の混合気ダクト(88)に供給するために第2の空気取入口( 98)を有し、燃料を第2の混合気ダクトに供給するように配置された第2の燃 料噴射装置(100)を有するガスタービンエンジン燃焼室において、前記第2 の混合気ダクト(88)は、周囲壁(48)の外側に環状体として配置され、半 径方向内側の環状壁(92)と、半径方向外側の環状壁(90)と一対の環状壁 (90,92)の間に半径方向に伸びる複数の壁(94)とのよって形成され、 前記半径方向の壁(94)は環状壁(90,92)の対の少なくとも1つの対に 固定され、各第2の燃料噴射装置(100)は関連する混合気ダクト(88)の 第2の空気取り入れ装置(98)の下流に配置されていることを特徴とするガス タービンエンジン燃焼室。 2.前記第2の混合気ダクト(88)は前記燃焼室(44)の周りに配置され ている請求項1に記載の燃焼室。 3.前記燃焼室は管状であり、前記第1の燃焼領域(52)の周囲壁(48) は、環状であり、上流の端壁(46)は1つの開口部(78)を有し、前記第2 の混合気ダクト(88)は第1の燃焼領域(52)の周りに配置されており、複 数の第2の混合気ダクト(88)は、第1の燃焼領域(52)の環状壁(48) の半径方向外側の環状体に円周方向に配置されている請求項1に記載の燃焼室。 4.前記燃焼室(110)は環状であり、前記第1の燃焼領域(52)は環状 であり、前記環状の第1の燃焼領域(52)は、第1の環状壁(48)と、前記 第1の環状壁(48)の半径方向内側に配置された第2の環状壁(146)と、 上流端壁(46)とによって形成され、前記第1と第2の環状壁(48,146 )は、上流端で上流端壁(46)に固定されており、上流端壁(46)は、複数 の開口部を有し、複数の第2の混合気ダクト(88)は、第1の燃焼領域(52 )の第1の環状壁(48)の周りに配置されている請求項1に記載の燃焼室。 5.前記燃焼室(110)は環状であり、前記第1の燃焼領域(52)は環状 であり、前記環状の第1の燃焼領域(52)は、第1の環状壁(48)と、前記 第1の環状壁(48)の半径方向内側に配置された第2の環状壁(146)と、 上流端壁(46)とによって形成され、前記第1と第2の環状壁(48,146 )は、上流端で上流端壁(46)に固定されており、上流端壁(46)は、複数 の開口部を有し、複数の第2の混合気ダクト(188)は、第1の燃焼領域(5 2)の第2の環状壁(146)の周りに配置されている請求項1に記載の燃焼室 。 6.前記複数の混合気ダクト(88)は第1の燃焼領域(52)の半径方向外 側の第1の環状体の円周方向に配置されており、前記第1の対の環状壁(90, 92)の間に半径方向に伸びている第1の対の環状壁(90,92)と複数の壁 (94)によって半径方向内側の境界部と半径方向外側の境界部が形成され、複 数の第2の混合気ダクト(188)が第1の燃焼領域(52)の半径方向内側の 第2の環状体の円周方向に配置されており、前記第2の混合気ダクト(188) は、前記第1の対の環状壁(190,192)と複数の壁(194)によって半 径方向内側の境界部と半径方向外側の境界部が形成されている請求項1に記載の 燃焼室。 7.少なくとも1つの第2の燃料噴射装置(100)は、中空の円筒形部材を 有し、前記中空の円筒形部材は、燃料を第2の混合気ダクト(88)に噴射する ために円筒形部材に沿って軸線方向に間隔を置いた複数の開口部(102)を有 する請求項1乃至6のいずてか1項に記載の燃焼室。 8.前記中空の円筒形部材は、燃焼室(44)の軸線に対して軸線方向に伸び ている請求項7に記載の燃焼室。 9.前記中空の円筒形部材は、燃焼室の軸線に対して軸線方向に伸びている請 求項7に記載の燃焼室。 10.中空の円筒形部材の開口部(102)は、燃料を円周方向に向けるよう に配置されている請求項8または9に記載の燃焼室。 11.前記環状壁(90,92)の間に半径方向に伸びている壁(94)は、 環状壁(90,92)の双方に固定されている請求項1乃至10のいずれか1項 に記載の燃焼室。 12.少なくとも1つの第2の混合気ダクト(88)の第2の燃料噴射器(1 00)は2つの燃料噴射器を有する請求項1乃至10のいずれか1項に記載の燃 焼室。 13.前記2つの第2の燃料噴射器(100)は、燃焼室の軸線に対して円周 方向に離れている請求項12に記載の燃焼室。 14.各第2の燃料噴射器(100)は、関連する第2の混合気ダクト(88 )の上流端に燃料を供給するようになっている請求項1乃至13のいずれか1項 に記載の燃焼室。 15.各第2の混合気ダクト(88)は第2の燃焼領域(56)に混合気を排 出する出口(104)を有し、第2の混合気ダクトの出口(104)は、出口( 104)を通る同じ空気流速を生じるために等しい流れ面積を有し、第2の混合 気ダクト(88)の第2の燃料噴射装置(100)は同じ流速の燃料を供給する ように配置されている請求項1乃至14のいずれか1項に記載の燃焼室。 16.複数の第3の混合気ダクト(288)を形成する装置(290,292 ,294)を有し、各第3の混合気ダクト(288)は、第2の燃料領域の下流 の燃焼室の内側に第3の燃焼領域と下端で流体連通しており、各第3の混合気ダ クト(288)は、空気を第3の混合気ダクト(288)に送るために上流端で 第3の空気取入装置を有し、各第3の混合気ダクト(288)は、燃料を第3の 混合気ダクト(288)に噴射するように配置された第3の燃料噴射装置を有し 、周囲壁(48)の外側の環状体に配置されており、第3の混合気ダクト(28 8)は、半径方向内側の環状壁(292)によって形成され、半径方向外側の環 状壁(290)及び複数の壁(294)は、環状の壁(290,292)の対の 間に半径方向に伸びており、半径方向に伸びている壁(294)は少なくとも1 つの環状壁(290,292)に固定されており、各第3の燃料噴射装置(30 0) は、関連する第3の混合気ダクトの第3の空気取入装置の下流に配置されている 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の燃焼室。 17.前記第3の混合気ダクト(288)は、燃焼室(210)の周りに配置 される請求項16に記載の燃焼室。 18.前記燃焼室は管状であり、第1の燃焼領域(52)の周囲壁(48)は 、環状であり、上流端の壁(46)は1つの開口部を有し、複数の第3の混合気 ダクト(288)は、第2の燃焼領域の半径方向外側の環状体に円周方向に配置 されている請求項16に記載の燃焼室。 19.第3の燃料噴射装置は、中空の円筒形部材を有し、前記中空の円筒形部 材は燃料を第3の混合気ダクトに噴射するために円筒形部材に沿って軸線方向に 間隔を置いている複数の開口部(302)を有する請求項16乃至18のいずれ か1項に記載の燃焼室。 20.中空の円筒形部材は燃焼室(210)の軸線に関して軸線方向に伸びて いる請求項19に記載の燃焼室。 21.中空の円筒形部材は燃焼室(210)の軸線に関して半径方向に伸びて いる請求項19に記載の燃焼室。 22.中空の円筒形部材の開口部(302)は、燃料を円周方向に流すように 配置されている請求項20に記載の燃焼室。 23.第3の混合気ダクトの少なくとも1つの第3の燃料噴射装置(300) は2つの第3の燃料噴射器を有する請求項16乃至22のいずれか1項に記載の 燃焼室。 24.前記2つの第3の燃料噴射器(300)は燃焼室(210)の軸線に関 して円周方向に間隔を置いている請求項23に記載の燃焼室。 25.各第3の混合気ダクト(288)は、第3の燃焼領域(290)に燃料 と空気の混合気を排出する出口を有し、第3の混合気ダクト(288)の出口は 、出口を通る同じ空気流速を生じるために等しい流れ面積を有し、第3の混合気 ダクト(288)の第2の燃料噴射装置(300)は同じ流速の燃料を供給する ように配置されている請求項16乃至24のいずれか1項に記載の燃焼室。 26.前記半径方向に伸びる壁(294)は環状壁(290,292)の双方 に固定されている請求項16乃至25のいずれか1項に記載の燃焼室。 27.少なくとも1つの周囲壁(48)及び前記少なくとも1つの周囲壁(4 8)の上流端に接続された上流端の壁(46)によって形成された第1の燃焼領 域(52)であって、少なくとも1つの開口部を通って第1の燃焼領域に混合気 を供給するために上流端の壁(46)が少なくとも1つの開口部(78)、第1 の空気取り入れ装置(80,82)、及び第1の燃料噴射装置(84,86)を 有する第1の燃焼領域(52)と、少なくとも1つの周囲壁(48)の下流部分 によって形成された第2の燃焼領域であって、混合気を第2の燃焼領域に送るた めに前記第1の燃焼領域(52)、第2の空気取入装置(98)及び第2の燃料 噴射装置(100)の下流の燃焼室の内側にある第2の燃焼領域と、複数の第3 の混合気ダクト(288)を形成する装置とを有し、各第3の混合気ダクトは、 第2の燃焼領域(56)の下流の燃焼室の内側の第3の燃焼領域(286)と下 端で連通しており、各第3の混合ダクトは空気を第3の混合気ダクト(288) におくるために上流端に第3の空気取入口を有し、各第3の混合ダクト(288 )は燃料を第3の混合気ダクト(288)に送るように配置された第3の空気取 入口を有するガスタービンエンジン燃焼室において、前記第3の混合気ダクト( 288)は、周囲壁(48)の外側に環状体として配置され、半径方向内側の環 状壁(292)と、半径方向外側の環状壁(290)と一対の環状壁(290, 292)の間に半径方向に伸びる複数の壁(294)とによって形成され、前記 半径方向に伸びる壁(294)は環状壁(290,292)の対の少なくとも1 つの対に固定され、各第3の燃料噴射装置(300)は関連する混合気ダクト( 288)の第3の空気取り入れ装置の下流に配置されていることを特徴とするガ スタービンエンジン燃焼室。 28.前記第3の混合気ダクト(288)は前記燃焼室(210)の周りに配 置されている請求項27に記載の燃焼室。 29.各第3の混合気ダクト(288)は、第3の燃焼領域に混合気を廃すつ する出口を有し、前記第3の混合気ダクト(288)の出口は、同じ空気流速を 生じるために等しい空気流面積を有し、各第3の混合気ダクト(288)の第3 の燃料噴射装置は、同じ燃料の流速を供給するように配置されている請求項27 または28に記載の燃焼室。
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