JPH09504765A - 抽出バッグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 多孔質材料製の閉じたバッグ（１）を含む、流動性の抽出物質を収容するパッケージ。バッグ（１）は第１側部（６）と第１側部に対向する第２側部（９）と他の２つの側部（１２ａ、１２ｂ）とを有する。本パッケージはまた、第１側部（６）の一端に隣接する第１出口点（１５ａ）および第１側部（６）の他端に隣接する第２出口点（１５ｂ）を経由してパッケージの内部から出る引き紐（３）を有する。第２側部（９）の隣接端および前記各側部（１２ａ，１２ｂ）の延長線上のある点（好ましくは中央点付近）で紐（３）を拘束するための手段（１８ａ、１８ｂ，２１あ、２１ｂ）が設けられる。この構成は、紐（３）の両端を実質上反対方向に引張ることにより、紐（３）が係合する側部に対して紐（３）を相対移動させ、パッケージを潰すことができるようにされている。

Description

【発明の詳細な説明】 抽出バッグ 発明の分野 本発明は流動性物質、特に茶あるいはコーヒー等の抽出物質を収容する容器に 関する。ただし流動性物質は抽出可能であるものに限られない。本パッケージは 、抽出後に液体をパッケージから追い出すべくパッケージ内容に圧力を加えるた めの手段を有する。 発明の背景 茶の葉はしばしば多孔質材料で作られたバッグに入れて販売され、抽出のため 、熱湯のカップまたはポット中に置かれる。たいていの場合、バッグは茶を飲む 前に水から取り出される。 これらのバッグはしばしば、抽出液から取り出すとき、顕著な量の液体を含ん でいる。このため、水浸しのバッグがユーザーの衣服やテーブルリネン等に液を 垂らして汚すことさえある、という意味でバッグの取り扱いを不快なものにして いる。 使用後のバッグから少なくとも幾分かの液体を絞るか圧搾するための手段をバ ッグに与えることによりこの問題を解決し、あるいは少なくとも緩和しようとの 試みがなされている。 米国特許明細書第3,539,355号、3,237,550号、2,881,910号、2,878,927号およ び2,466,281号は、バッグの壁に設けた孔に通された引き紐を有する抽出バッグ を開示している。しかしながら、乾燥した抽出物質が使用前にバッグから洩れ出 すことがあったり、これらの孔がバッグの構造を弱めて破断を促進し、内容物を 放出しかねず、また絞り動作中に液体が孔から洩れ出すことがある。 国際公開第91/13580号は、バッグの壁を貫通するステープルによって引き紐を 所望の位置に保持しうる類似の例を開示している。これもまた、引き紐の張力が バッグに加えられる領域に洩れ径路を生じ、また局部的な脆弱さを生ずる。 絞りが可能（絞り可能）なバッグの他の例として、米国特許第3,415,656号、 国際公開第92/05903号、国際公開第93/19997号があり、これらは縁を一体に熱で 圧着密封した２つの長方形シート材料層で形成した封筒を有する。熱密封された バッグの一端から外に出るループ状の紐があって、この紐はその一端からの遠方 側で熱密封された縁の少なくとも１領域に捕捉され、バッグ内に保持されている 。この構成は、バッグが収縮されるときに紐を捕捉している熱密封が応力を受け るので、もしも熱密封が壊れるとバッグが開いてしまう、という別の潜在的問題 を含む。これはバッグの下端で生じる可能性があるので、そうなると固体の内容 物は直ちに散乱する。抽出パッケージがどのようにしたら経済的に製造できるか についてはこれらの初期の提案は何も示していないことも注意すべきである。 発明の目的 本発明の目的は、先行技術に見られる問題の少なくともいくつかを克服しうる 絞り可能な抽出パッケージを与えること、あるいは少なくとも消費者にとって有 用な代替物を与えることである。 本発明によれば、流動性のある抽出可能な物質（抽出性物質）を収容するため のパッケージが与えられる。このパッケージは第１側部と第１側部および他の２ つの側部に対向する第２側部とにより確定される多孔質材料製のバッグを含み、 該パッケージはパッケージ外に出る２端をもつ紐を含み、該２端は該第１側部の 一方端に隣接する第１出口点と該第１側部の他端に隣接する第２出口点とを経由 して該抽出性物質を容れているパッケージの内側からパッケージ外に出る紐であ るようにされたパッケージである。このパッケージは、バッグ内で該引き紐が該 第２側部両端の隣接点および各該他の側部に沿う中間点で拘束点により付勢され ることによって拘束され、該引き紐の両端を実質上反対方向に引くと、紐が係合 する側部に対して紐が相対移動してパッケージを絞ることができる、という特徴 を有する。 この引き紐はスポット溶接で拘束され、また上記各側部の中間点に隣接して拘 束されることが好ましい。 発明の説明 例示の目的で、本明細書に添付する略線図を参照しつつ好ましい実施例を通し て以下に本発明を詳細に説明する。 図１は本発明のパッケージを表す。 図２は本発明のパッケージのような絞り可能な抽出パッケージの絞り効率を測 定するのに使用することができる機械装置を表す。 図３は本発明の抽出パッケージと共に試験された絞り可能な種々のバッグを表 す。 本発明のパッケージは長方形もしくは正方形であることが好ましいが、本発明 の要旨から逸脱することなく他の形状を採用することもできる。このパッケージ は茶（紅茶、緑茶、ウーロン茶、あるいはルーイボス茶（rooibos）その他の茶 でもよい）を含むことが望ましいが、香料、着色料、甘味料、漂白剤、ビタミン 補給剤などのみならずコーヒーのような他の抽出性物質についても使用できる。 本パッケージは閉じたバッグ１および引き紐３を含む。このバッグはフィルタ ー紙、モスリン、ナイロン、ポリプロピレンその他の合成材料のメッシュ等の多 孔質材料で作製することができる。バッグ１は、互いに密封される（好ましくは 熱密封された）２つのパネルあるいは半分に折ってからその自由端に沿って密封 される長方形のパネルないし帯を含む。単一のパネルを折り曲げることが好まし いが、それはその折り曲げにより形成される縁からの抽出率が最大となるからで ある。 バッグ１は第１壁６と第１壁に対向する（例えば互いにほぼ平行となるように 対向する）第２壁９、および２つの側壁１２ａ、１２ｂを有する。 本発明のバッグの好ましい形状は図１に示すように直方形である。 引き紐３は木綿あるいはプラスチックの紐あるいは拠紐等でよい。この引き紐 は少なくとも部分的にバッグ内部に収容され、第１壁６の各端に隣接して配置さ れる出口点１５ａ、１５ｂにてバッグから出る。 バッグ１内の引き紐３は、第２壁９の両端１８ａ、１８ｂに隣接して、かつ側 壁１２，１２ｂに沿った中間点２１ａ，２１ｂにおいて、拘束される。拘束点１ ８ａ、１８ｂ，２１ａ，２１ｂは、引き紐３が拘束点に対して相対的に滑動し うるように、すなわちあたかも拘束点がプーリーであるかのように拘束点間で滑 動しうるように、設けられている。これは、適当な位置に緩いステープルを付着 するか、あるいはスポット溶接、ライン溶接または密封を与えるなどの公知手段 により達成することができる。フィルターペーパーを使うときにはスポット溶接 が好ましい。これらは便宜上直径が約２mmないし約５mmでよいが、約３mmあるい は約４mmであることが好ましい。 本発明者は、引き紐を第２壁９中にアンカー留めする（すなわち不動に固定す る）ことが一般的に好ましくないことを発見した。これは、引き紐が引張られる ときにパネル間の密封が壊れ、その結果バッグの内容物をバッグから流出させる からである。 引き紐３はバッグ内部で、引き紐の２つの部分が拘束点１８ａ、１８ｂ、２１ ａ、２１ｂ間で相互に交差するように配置される。このようにして引き紐３の両 端を実質上反対方向に引くと、パッケージが潰れてパッケージから余剰の液体を 追い出す。 バッグの内部に拘束されている引き紐の部分は、密封に先立ってバッグのパネ ル間の所定位置に配置されることが好ましい。これは我々の英国特許出願第9321 034.2号（事件番号第Ｆ７０６８号）の明細書に開示した技術を使って達成する ことができる。上記英国出願の明細書の記載内容を本明細書の参考文献として含 めるものと解する。 糊付けあるいはステープルのような公知手段により、引き紐の一端に、好まし くは両端に、タグ（札）２４を付けることができる。タグは長方形、正方形、三 角形あるいは円形のような任意の形状でよく、また図１に示すような分割可能な タグ部分をなす形状でもよい。 以下の非限定的な例を参照して本発明の抽出パッケージを説明するとともに、 特に本パッケージの優れた絞り効率を実証する。 例 本発明の抽出パッケージは英国特許出願第9322995.3号に開示したような多数 の設計例から選択したもので、優れた絞り性能、すなわち「絞り効率（squeezin g efficiency）」を与える。この効率は、パッケージから絞り出され た液体質量を、絞る前にバッグに吸収されていた液体質量で除した比率として定 義される。 明らかに、手でパッケージを絞ることは意味のある測定値を与えるのにあまり にも信頼性に欠ける方法である。引き紐を引張る速さ、力、角度が測定に影響す るので、我々は標準的な方法でとられる動作をシミュレートする機械装置を注文 設計した。 この機械装置はZWICK引張テスター１４４５であった。これは負荷キャリッジ 内に試験片を置き、選択されたパラメーターを測定する、市販の完全自動機械装 置である。ここでの目的上、我々はこの機械装置を、絞り可能な種々のティーバ ッグの紐の両端を引張って液体をバッグから絞り出し、その液体の質量を測定す るように設計変更した。そのデジタル出力がコンピューターに入力し、記録と解 析を行った。 注文設計した張力テスターの試験領域が図２に示してある。この図で、試験バ ッグ５０は、引き紐５３の各端がグリップシステム５９に確実に固定される前に 乱しホイール（messing wheel）５６の周りを通過するように、機械装置に装着 される。各乱しホイール５６はテーブル６５から鉛直に突出する鉄棒６２に留め られる。乱しホイールは同一水平面内で１６５mmに離隔されている。グリップシ ステム５９は両乱しホイール５６から等距離に配置され、初め、乱しホイール５ ６が占める水平面の１０５mm上に位置する。ある予定速度でテーブル６５がグリ ップシステム５９に対して下方に移動するに伴い、絞り動作が生じる。 以下のテストパラメーターが使用された。 負荷セル容量 ：５００Ｎ 試験速度 ：１０００mm／分 予備負荷を与える速度 ：５０mm／分 予備負荷力 ：０.１Ｎ 破断値 ：５０Ｎ パッケージの絞りを記録して絞り動作を再観察し解析できるようにするため、 ビデオカメラが使用された。この記録は、パッケージの実際の絞り力（Ｎ）およ び紐の破断力を計算するためにプロットしたデータと共に使用した。我々はいろ いろの速度で行った絞り動作のビデオ記録を再度観察することにより、詳細に絞 りの性質を調べることができた。我々はまた、絞ったすべてのパッケージを目で 観察して、いつ初めて絞られたかを注目し、絞られたバッグを元に戻し、損傷を 受けうる継ぎ目、紐の出口点、およびスポット溶接を検査した。 試験したパッケージには図３（図３ａないし３ｇ）に示すものが含まれる。こ の場合はティーバッグであるが、絞り可能なパッケージそれ自体を可能な限り標 準化するために、注文設計の装置を使ってパッケージを手で作製した。引き紐は 商業上普通に入手できる紐付きタグ付きバッグよりも意図的に長くしたが、これ はバッグを引張試験器にはみ出さずに装着するためであるに過ぎない。 試験は次のように行った。 解析用錘装置を使って乾燥したバッグを測定した。このティーバッグは初めて 沸騰させた脱イオン化水中に１分間浸してから引張テスターに移し、グリップシ ステムに挟んだ。前に行った試験で、絞り試験を首尾良く完遂するのにこのグリ ップシステムが臨界的に重要であることが判明している。好ましいグリップシス テムは、引き紐を固定するためのねじを具えたグリップである。 絞りプログラム（試験パラメーターについては下記事項を参照のこと）に従う ため、引張テスターは５００Ｎの最大負荷容量をもつ負荷セルで使用開始した。 引き紐の両端が引き離されるときのバッグに加わる力を機械装置が記録し、その 読みがスクリーンおよび紙の上にプロットされた。引張テスターにより一旦ティ ーバッグを絞ってから、バッグをグリップシステムから除去し、バッグの質量を 測定し、記録した。 各バッグの「絞り効率」は、濡れたバッグから絞り出された液体（すなわち押 し出された液体）の質量の、いかなる絞り（すなわち液体の取出し）をも行う前 の濡れたバッグが吸収していた液体質量に対する百分率の関数である。すなわち 、言い換えると、絞る前の濡れたバッグの質量と絞った後の濡れたバッグの質量 との差を、絞る前の濡れたバッグの質量と絞る前の乾燥バッグの質量との差で除 し て、１００を乗じて得られる数である。 このパラメーターは、絞りのグラフ表示およびビデオ記録と共に、絞り可能な バッグが機能し振舞う様子を表す非常に有用な描像を与えることが判明した。 試験の結果および計算は以下の通りである。 これらの結果は、本発明の抽出パッケージ（図１）が上記の絞り効率の点で他 の試験したものに対して優れていることを実証している。 これらの結果はまた、バッグの基板にアンカー留めされている（すなわち永久 的に固定されている）ことに対抗してバッグ内で自由に滑動しうる引き紐を有す るこれらバッグが、「絞り効率のよい」バッグたる資質を有する、ということを 示唆している。このことは図３e-ｇに示すバッグに関する結果を比較すると最も 良く理解できる。 図３ｅでは引き紐はバッグの基板にアンカー留めされており、図３ｇでは引き 紐はスポット溶接でバッグ基板に拘束されているが、各隅における僅かに大き目 の密封によって、このスポット溶接に対する引き紐の任意の相対的滑動を妨げて いる。他方、図３ｆではスポット溶接とバッグ基板との間で引き紐が自由に滑動 できるよう、引き紐はスポット溶接により単にバッグ基板に拘束されているに過 ぎない。バッグの絞り効率は、バッグの基板に対する相対運動の自由度を許容す るほど、増大する。これは、引き紐がバッグ基板にアンカー留めされるときはバ ッグが１方向に（すなわち底部から頂部に）しか収縮できないが、引き紐がスポ ット溶接とバッグの基板との間で運動することが自由であるときはバッグが２方 向に（すなわち上下方向および側部方向に）収縮可能だからである。 アンカー留めされた紐をもつバッグは、絞り動作の期間に決定的に壊れやすい ことが注目された。 上記の説明は本発明およびその好ましい形態を述べたものである。しかしなが ら、当業者は本バッグに種々の設計変更が可能であること、それゆえ上記の好ま しい実施例は単に本発明の完全な開示を提供する目的で示したのであることを了 解できよう。それゆえ請求に係る独占権の保護範囲は下記の請求の範囲によって のみ確定するものである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９５年９月２１日 【補正内容】 絞りが可能（絞り可能）なバッグの他の例として、米国特許第3,415,656号、 国際公開第92/05903号、国際公開第93/19997号があり、これらは縁を一体に熱で 圧着密封した２つの長方形シート材料層で形成した封筒を有する。熱密封された バッグの一端から外に出るループ状の紐があって、この紐はその一端からの遠方 側で熱密封された縁の少なくとも１領域に捕捉され、バッグ内に保持されている 。この構成は、バッグが収縮されるときに紐を捕捉している熱密封が応力を受け るので、もしも熱密封が壊れるとバッグが開いてしまう、という別の潜在的問題 を含む。これはバッグの下端で生じる可能性があるので、そうなると固体の内容 物は直ちに散乱する。抽出パッケージがどのようにしたら経済的に製造できるか についてはこれらの初期の提案は何も示していないことも注意すべきである。 発明の目的 本発明の目的は、先行技術に見られる問題の少なくともいくつかを克服しうる 絞り可能な抽出パッケージを与えること、あるいは少なくとも消費者にとって有 用な代替物を与えることである。 発明の定義 本発明によれば、流動性のある抽出可能な物質（抽出性物質）を収容するため のパッケージが与えられる。このパッケージは第１側部と第１側部および他の２ つの側部に対向する第２側部とにより確定される多孔質材料製のバッグを含み、 該パッケージはパッケージ外に出る２端をもつ紐を含み、該２端は該第１側部の 一方端に隣接する第１出口点と該第１側部の他端に隣接する第２出口点とを経由 して該抽出性物質を容れているパッケージの内側からパッケージ外に出る紐であ るようにされたパッケージである。このパッケージは、バッグ内で該引き紐が該 第２側部両端の隣接点および各該他の側部に沿う中間点で拘束点により付勢され ることによって拘束され、該引き紐の両端を実質上反対方向に引くと、紐が係合 する側部に対して紐が相対移動してパッケージを絞ることができる、という特徴 を有する。 この引き紐はスポット溶接で拘束され、また上記各側部の中間点に隣接して拘 束されることが好ましい。 発明の説明 例示の目的で、本明細書に添付する略線図を参照しつつ好ましい実施例を通し て以下に本発明を詳細に説明する。 図１は本発明のパッケージを表す。 図２は本発明のパッケージのような絞り可能な抽出パッケージの絞り効率を測 定するのに使用することができる機械装置を表す。 図３は本発明の抽出パッケージと共に試験された絞り可能な種々のバッグを表 す。 本発明のパッケージは長方形もしくは正方形であることが好ましいが、本発明 の要旨から逸脱することなく他の形状を採用することもできる。このパッケージ は茶（紅茶、緑茶、ウーロン茶、あるいはルーイボス茶（rooibos）その他の茶 でもよい）を含むことが望ましいが、香料、着色料、甘味料、漂白剤、ビタミン 補給剤などのみならずコーヒーのような他の抽出性物質についても使用できる。 本パッケージは閉じたバッグ１および引き紐３を含む。このバッグはフィルタ ー紙、モスリン、ナイロン、ポリプロピレンその他の合成材料のメッシュ等の多 孔質材料で作製することができる。バッグ１は、互いに密封される（好ましくは 熱密封された）２つのパネルあるいは半分に折ってからその自由端に沿って密封 される長方形のパネルないし帯を含む。単一のパネルを折り曲げることが好まし いが、それはその折り曲げにより形成される縁からの抽出率が最大となるからで ある。 バッグ１は第１壁６と第１壁に対向する（例えば互いにほぼ平行となるように 対向する）第２壁９、および２つの側壁１２ａ、１２ｂを有する。 本発明のバッグの好ましい形状は図１に示すように直方形である。 引き紐３は木綿あるいはプラスチックの紐あるいは拠紐等でよい。この引き紐 は少なくとも部分的にバッグ内部に収容され、第１壁６の各端に隣接して配置さ れる出口点１５ａ、１５ｂにてバッグから出る。 バッグ１内の引き紐３は、第２壁９の両端１８ａ、１８ｂに隣接して、かつ側 壁１２，１２ｂに沿った中間点２１ａ，２１ｂにおいて、拘束される。拘束点１ ８ａ、１８ｂ，２１ａ，２１ｂは、引き紐３が拘束点に対して相対的に滑動し 請求の範囲 １．流動性のある抽出性物質を収容するためのパッケージであって、第１側部と 第１側部および他の２つの側部に対向する第２側部とにより確定される多孔質材 料製のバッグを含み、該パッケージはパッケージ外に出る２端をもつ紐を含み、 該２端は該第１側部の一方端に隣接する第１出口点と該第１側部の他端に隣接す る第２出口点とを経由して該抽出性物質を容れているパッケージの内側からパッ ケージ外に出る紐であるようにされたパッケージにおいて、 バッグ内で該引き紐が該第２側部両端の隣接点および各該他の側部に沿う 中間点で拘束点により付勢されることによって拘束され、 該引き紐の両端を実質上反対方向に引くことにより紐が係合する側部に対 して紐が相対移動してパッケージを絞ることができる ことを特徴とするパッケージ。 ２．請求項１に記載のパッケージにおいて、該拘束手段がスポット溶接であるこ とを特徴とするパッケージ。 ３．請求項１に記載のパッケージにおいて、該引き紐が各該他の側壁の該中間点 に隣接して拘束されていることを特徴とするパッケージ。 ４．請求項１に記載のパッケージにおいて、該拘束点の間の位置で該引き紐がそ れら自身交差することを特徴とするパッケージ。 ５．添付の図面のうちの図１に関して実体的に記載されたパッケージ。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ)，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，Ｃ Ｎ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，Ｎ Ｌ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 マクリーン、クレイグ・サザーランド 英国、エヌエヌ３・３エイチエヌ、ノーザ ンプトン、アビントン、ウェリングボロ・ ロード 483／７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．流動性のある抽出性物質を収容するためのパッケージであって、第１側部と 第１側部および他の２つの側部に対向する第２側部とにより確定される多孔質材 料製の閉じたバックを含み、該第１側部の一端に隣接する第１出口点と第１側部 の他端に隣接する第２出口点とを経由して該パッケージの内部から外に出る引き 紐を有し、 該第２側部の両端の隣および各該他の側部沿いの中間点に該引き紐を拘 束する手段を有し、 該引き紐の両端を実質上反対方向に引くことによって、紐が係合する側部 に相対的に紐が移動され、その結果パッケージを絞ることができるように構成さ れている ことを特徴とするパッケージ。 ２．請求項１に記載のパッケージにおいて、該拘束手段がスポット溶接であるこ とを特徴とするパッケージ。 ３．請求項１に記載のパッケージにおいて、該引き紐が各該他の側壁の該中間点 に隣接して拘束されていることを特徴とするパッケージ。 ４．添付の図面のうちの図１に関して実体的に記載されたパッケージ。