JPH0950453A - 論理エミュレーションシステムにおけるプログラマブルデバイスのプログラムデータ生成方法およびプログラマブルデバイスのプログラムデータ生成装置 - Google Patents

論理エミュレーションシステムにおけるプログラマブルデバイスのプログラムデータ生成方法およびプログラマブルデバイスのプログラムデータ生成装置

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JPH0950453A
JPH0950453A JP7200613A JP20061395A JPH0950453A JP H0950453 A JPH0950453 A JP H0950453A JP 7200613 A JP7200613 A JP 7200613A JP 20061395 A JP20061395 A JP 20061395A JP H0950453 A JPH0950453 A JP H0950453A
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修 多田
Toshio Oguma
敏雄 小熊
Kazunobu Morimoto
和伸 森本
Mototsugu Fujii
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/34Circuit design for reconfigurable circuits, e.g. field programmable gate arrays [FPGA] or programmable logic devices [PLD]

Abstract

(57)【要約】 【目的】 実機検証時の高速な論理エミュレーションを
効率良く実現し、かつ検証に伴うデータ作成および修正
を効率良く行えるようにする。 【構成】 LSIの論理回路を定義する論理データを最
適化してプログラマブルデバイスのプログラムデータを
生成し、プログラムデータに基づいて論理回路をプログ
ラマブルデバイスに展開し、プログラマブルデバイスを
用いて前記論理回路の性能・動作等を検証する論理エミ
ュレーションシステムにおけるプログラマブルデバイス
のプログラムデータ生成方法において、論理回路をター
ゲットとするLSIに実装するためのフロアプラン情報
に基づきフロアプランと類似の配置に、論理回路の論理
データを複数の単位ブロックに分割して、少なくとも1
個のプログラマブルデバイスに自動的に割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSIの性能・動作等
を検証する論理エミュレーションシステムに係わり、特
に、検証対象のLSIをプログラマブルデバイス上に展
開することによりプロトタイプ化して、LSIの性能・
動作等を検証する論理エミュレーションシステムに適用
して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの設計において、チップ化した後
に重大な論理不良が摘出されると、マスクの再製に多額
の費用と工数が必要となるため、論理設計フェーズにお
けるLSIの論理検証は非常に重要である。
【0003】LSIの論理検証の手法として、論理シミ
ュレーション技術が広く使用されているが、以下のよう
な問題点があった。
【0004】(イ)LSIの論理規模が大きくなると計
算時間が膨大なものになる。
【0005】(ロ)ネットワークとの通信等長時間の論
理動作をシミュレーションすると計算時間が増大する。
【0006】(ハ)装置上の他の部品や装置外とのイン
タフェースを検証するために用いるソフトウェアモデル
を正確に作れない。
【0007】そのため、前記した問題点を解消するため
に、論理エミュレーションシステムが使用されている。
【0008】前記論理エミュレーションシステムでは、
検証対象となるLSIの論理をフィールド・プログラマ
ブル・ゲートアレイ(FPGA)等のプログラマブルデ
バイスに展開し、LSIが搭載される実際の基板、また
は、それと類似の基板に前記プログラマブルデバイスを
直接、あるいは、治具を介して接続し、論理装置のプロ
トタイプを作成する。
【0009】ここで、プログラマブルデバイスは、マス
クの作成が不要でユーザが自ら論理を書き込むことが可
能となる。
【0010】これによって、実機に近い検証環境を迅速
に、かつ、低コストで実現することが可能となる。
【0011】また、プログラマブルデバイスによって
は、再書き込みが可能であるので、検証結果にしたがっ
てプログラマブルデバイス上の論理を修正することも可
能である。
【0012】さらに、論理品質がある程度確保されれ
ば、それを用いてソフトウェアのデバッグを行なうこと
も可能となる。
【0013】図16は、従来の論理エミュレーションシ
ステムのハードウェア構成の1例を示す図である。
【0014】図16において、101は検証対象となる
LSIの論理データ、102はワークステーションまた
はパーソナルコンピュータ、103はプログラマブルデ
バイス書き込み器、104はフィールド・プログラマブ
ル・ゲートアレイ(以下、FPGAと称す。)、105
はエミュレーション用ボード、106は検証用基板であ
る。
【0015】ワークステーションまたはパーソナルコン
ピュータ102は、論理データ101より、エミュレー
ションに用いるFPGA104にプログラムするデータ
を作成し、プログラマブルデバイス書き込み器103
は、FPGA104に前記プログラムデータを書き込
む。
【0016】ここで、FPGA104は、検証対象とな
るLSIの論理の規模に応じて種類と個数を選択する。
【0017】FPGA104を搭載するためのエミュレ
ーション用ボード105は、ボード上の各部品をプログ
ラマブルに配線するため、専用のプログラマブルデバイ
スを用いることも可能である。
【0018】検証用基板106は、LSIの代わりにエ
ミュレーションボード105が接続されていることを除
き、ターゲットとなる論理装置の基板と同等なものであ
り、FPGA104を直接この基板に搭載することも可
能である。
【0019】図17は、従来の論理エミュレーションシ
ステムにおけるエミュレーションの処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0020】まず、エディタ等で論理回路の論理を入力
する(ステップ201)。
【0021】検証論理が、1個のFPGA104に収ま
らない場合には、複数のFPGA104に論理を分割す
る(ステップ202)。
【0022】レジスタ・トランスファ・レベル等で論理
が記述された場合、論理合成を行ない、使用するプログ
ラマブルデバイス向け、例えば、FPGA向けに論理の
マッピングを行なう(ステップ203)。
【0023】その後、配置配線を行ない(ステップ20
4)、その結果をデバイスにプログラムする(ステップ
205)。
【0024】このデバイスを用いて検証を行なって(ス
テップ206)、不良が発生した場合(ステップ20
7)、論理を修正して再度論理入力から実行しなおす。
【0025】論理検証終了後、対象論理はゲートアレイ
等のターゲットとするLSIに実現される(ステップ2
08)。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記F
PGAは、通常のゲートアレイに比べ動作速度が遅いと
いう構造的な欠点を有している。
【0027】そのため、論理エミュレーションシステム
において、高速での検証が必要となる場合、設計者はF
PGAの性能をできるだけ引き出すために、様々な対策
を行なわねばならない。
【0028】FPGAの速度を最大限に引き出すための
対策の1つとして、フロアプランを行なうことが有効で
あることが知られている。
【0029】ここで、前記フロアプランとは、FPGA
の配置配線を行う前に、FPGAの概略配置を行なうも
のである。
【0030】機能的な論理のかたまりを一定の領域内に
配置し、かたまり内の配線遅延時間を抑えたり、各領域
のFPGA上の配置を配線長が短くなるように決めたり
する。
【0031】フロアプランは、高速動作が要求されるA
SIC等で必須の工程となっているが、人手による配置
案の検討が必要であり、自動化されるに至っていない。
【0032】論理エミュレーションシステムにおいて
も、FPGAのフロアプランを行なうことは非常に有効
であるが、最終ターゲットとなるゲートアレイのフロア
プランだけでなく、FPGAのフロアプランも実施する
ということは、多大な工数を要し、設計者に大きな負担
となる。
【0033】さらに、対象とするLSIのディレイ検証
と対策が必要となる。
【0034】この作業には、FPGAへの実装を一旦行
なった後、クリティカルパスのディレイ値を算出し、許
容範囲を越える場合、論理に対策を施すという手順を取
り、また、ディレイ値の算出は、一般にFPGA実装シ
ステムが行なう。
【0035】しかし、従来の論理合成処理においては、
論理の最適化時やターゲットとするFPGAにマッピン
グを行なう際、設計者が論理データ上に記述した信号名
を論理合成システムが変更してしまうため、実装後のデ
ィレイ値算出時には論理データに記述された信号名でパ
スを検索することができなくなってしまう。
【0036】このため、以下のような問題が生じてい
た。
【0037】エミュレーションシステムを用いた検証に
よって、論理不良が検出され、修正の必要が生じた場
合、簡単な修正ならば論理合成処理を経ず、直接実装シ
ステムの入力データを修正することも可能だが、信号名
が変わってしまっているため、意図する修正を行なうこ
とが非常に困難になり、論理データを修正して論理合成
処理を再度実行せざるを得ない。
【0038】一般に論理合成処理は長時間の計算を要す
るため、検証作業をその間、中断せねばならない。
【0039】また、検証上一時的にある信号の論理値を
固定する必要が生じた場合も同様である。
【0040】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、論理エ
ミュレーションシステムにおけるプログラマブルデバイ
スのプログラムデータ生成方法およびプログラマブルデ
バイスのプログラムデータ生成装置において、実際のL
SIのフロアプラン情報に基づいて、LSIの論理を少
なくも1個のプログラマブルデバイスに割り当てること
により、論理エミュレーション時の速度を向上させ、か
つ、プログラマブルデバイスのプログラムデータのデー
タ作成およびデータ修正を効率良く行える技術を提供す
ることにある。
【0041】また、本発明の他の目的は、論理エミュレ
ーションシステムにおけるプログラマブルデバイスのプ
ログラムデータ生成方法およびプログラマブルデバイス
のプログラムデータ生成装置において、LSIの設計デ
ータ内で定義された信号名と、それをプログラマブルデ
バイス上に割り当てた際の信号名とを対応させることに
より、プログラマブルデバイスのプログラムデータのデ
ータ作成およびデータ修正を効率良く行える技術を提供
することにある。
【0042】本発明の前記目的並びにその他の目的及び
新規な特徴は、本明細書の記載及び添付図面によって明
らかにする。
【0043】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0044】(1)LSIの論理回路を定義する論理デ
ータを最適化してプログラマブルデバイスのプログラム
データを生成し、前記プログラムデータに基づいて論理
回路をプログラマブルデバイスに展開し、前記プログラ
マブルデバイスを用いて前記論理回路の性能・動作等を
検証する論理エミュレーションシステムにおけるプログ
ラマブルデバイスのプログラムデータ生成方法におい
て、前記論理回路をターゲットとするLSIに実装する
ためのフロアプラン情報に基づき前記フロアプランと類
似の配置に、前記論理回路の論理データを複数の単位ブ
ロックに分割して、少なくとも1個のプログラマブルデ
バイスに自動的に割り当てることを特徴とする。
【0045】(2)前記(1)の手段において、前記プ
ログラマブルデバイスへ割り当てられた論理データを最
適化して、前記プログラマブルデバイスに論理回路を展
開するためのプログラムデータを自動的に生成すること
を特徴とする。
【0046】(3)前記(1)または(2)の手段にお
いて、前記プログラムデータ内で使用される信号名と、
前記論理回路を定義する論理データ内で使用される信号
名とを対応付ける信号名対応情報を格納しておき、前記
論理回路を定義する論理データ内で定義された任意の信
号名とその論理値を指定することにより、前記信号名対
応情報に基づいて、対応するプログラマブルデバイスの
信号を検索し、前記プログラマブルデバイス内で前記信
号を電源またはグランドに接続して前記信号の論理値を
固定するように前記プログラムデータを変更することを
特徴とする。
【0047】(4)前記(1)または(2)の手段にお
いて、前記プログラムデータ内で使用される信号名と、
前記論理回路を定義する論理データ内で使用される信号
名とを対応付ける信号名対応情報を格納しておき、前記
プログラマブルデバイス上の各信号の遅延時間を計算
し、前記信号名対応情報に基づいて、前記計算された遅
延時間を前記論理回路を定義する論理データ内で使用さ
れる信号名と対応づけて表示することを特徴とする。
【0048】(5)LSIの論理回路の論理データを最
適化してプログラマブルデバイスのプログラムデータを
生成し、前記プログラムデータに基づいて論理回路をプ
ログラマブルデバイスに展開し、前記プログラマブルデ
バイスを用いて前記論理回路の特性・動作等を検証する
論理エミュレーションシステムにおけるプログラマブル
デバイスのプログラムデータ生成装置において、前記論
理回路をターゲットとするLSIに実装するためのフロ
アプラン情報を入力するフロアプラン情報入力手段と、
前記フロアプラン情報に基づき前記フロアプランと類似
の配置に、前記論理回路の論理データを複数の単位ブロ
ックに分割して、少なくとも1個のプログラマブルデバ
イスに自動的に割り当てる分割割当手段とを具備すこと
を特徴とする。
【0049】(6)前記(5)の手段において、前記プ
ログラマブルデバイスへ割り当てられた論理データを最
適化する最適化手段と、前記プログラマブルデバイスに
論理回路を展開するためのプログラムデータを自動的に
生成するプログラムデータ生成手段とを具備することを
特徴とする。
【0050】(7)前記(5)または(6)の手段にお
いて、前記論理データが複数の論理ブロックからなる論
理データであり、また、前記プログラマブルデバイスが
プリント配線基板上に格子状に配置される複数個のプロ
グラマブルデバイスであり、さらに、前記プログラマブ
ルデバイスの性能情報を入力手段する手段を具備し、前
記分割割当手段が、前記フロアプラン情報における各論
理ブロックの実装位置情報と、前記プログラマブルデバ
イスの性能情報とに基づいて、前記複数の論理ブロック
毎に割り当て可能な少なくとも1つのプログラマブルデ
バイスを選択し、前記選択されたプログラマブルデバイ
スに、前記複数の論理ブロックをそのまま、あるいは、
単位ブロックに分割して自動的に割り当てることを特徴
とする。
【0051】(8)前記(5)ないし(7)の手段にお
いて、前記論理回路の論理データが割り当て可能なプロ
グラマブルデバイスの種類をすべて表示する適用可能デ
バイス表示手段を有することを特徴とする。
【0052】(9)前記(5)ないし(8)の手段にお
いて、前記プログラムデータ内で使用される信号名と、
前記論理回路を定義する論理データ内で使用される信号
名とを対応付ける信号名対応情報を格納する信号名対応
情報格納手段と、前記論理回路を定義する論理データ内
で定義された任意の信号名とその論理値を指定すること
により、前記信号名対応情報格納手段に格納されている
信号名対応情報に基づいて、対応するプログラマブルデ
バイスの信号を検索し、前記プログラマブルデバイス内
で前記信号を電源またはグランドに接続して前記信号の
論理値を固定するように前記プログラムデータを変更す
るプログラムデータ変更手段とを具備することを特徴と
する。
【0053】(10)前記(5)ないし(8)の手段に
おいて、前記プログラムデータ内で使用される信号名
と、前記論理回路を定義する論理データ内で使用される
信号名とを対応付ける信号名対応情報を格納する信号名
対応情報手段と、前記プログラマブルデバイス上の各信
号の遅延時間を計算する遅延時間計算手段と、前記信号
名対応情報格納手段に格納されている信号名対応情報に
基づいて、前記遅延時間計算手段により計算された遅延
時間を前記論理回路を定義する論理データ内で使用され
る信号名と対応づけて表示する遅延時間表示手段とを具
備することを特徴とする。
【0054】
【作用】前記(1)、(2)、(5)ないし(8)の手
段によれば、LSIの論理回路をターゲットとするLS
Iに実装するためのフロアプラン情報に基づいて、前記
論理回路を少なくとも1個のプログラマブルデバイス
に、フロアプランと類似の配置に自動的に論理を分割し
て割り当て、さらに、論理回路をプログラマブルデバイ
ス内にフロアプランと類似の配置に自動的に実装するプ
ログラマブルデバイスのプログラムデータを自動的に生
成する。
【0055】ここで、比較的大規模なLSIの検証向け
に、エミュレーション用ボード上に格子状に配置した数
個から数十個のプログラムデバイスに、LSIの論理回
路を割り当てる場合には、LSI向けフロアプラン情報
を入力してその配置案と類似の配置になるよう、各プロ
グラムデバイスに論理を分割して割り当て各プログラム
デバイス内の配置配線を行う。
【0056】また、プログラムデバイス1個にLSIの
論理回路を割り当てる場合には、LSI向けフロアプラ
ンをそのままプログラムデバイスのフロアプランとし、
それをもとにデバイス内の配置配線を行う。
【0057】最終ターゲットとするLSI向けに作成さ
れたフロアプラン情報は、デバイス上での論理動作性能
を最大限を引き出すために作られている。
【0058】このデータを基にFPGAへの論理分割や
配置配線を行えば、FPGA向けに再度フロアプランを
実施せずとも、その動作速度を上げることが容易に可能
となる。
【0059】前記(3)、(4)、(9)、(10)の
手段によれば、プログラマブルデバイスに論理回路を展
開するためのプログラムデータ内で使用される信号名
と、LSIの論理回路を定義する論理データ内で使用さ
れる信号名とを対応付ける信号名対応情報を格納する信
号名対応情報格納手段を備える。
【0060】これにより、ユーザがプログラムデバイス
の配置配線処理後、あるいは、そのデータを実際に利用
して一旦検証を行った後、論理データ上のある信号に対
し論理値の固定を指示した場合、信号名対応情報をもと
にプログラムデバイス上の信号名を検索し、その信号が
グランドや電源に接続されるようプログラムデバイスの
プログラムデータを変更することが可能となる。
【0061】また、同様に、ディレイ値を算出したプロ
グラムデバイス上のパスについて、信号名対応情報をも
とに対応する前記設計データ上の信号を検索し、両者を
対応付けて表示する、あるいは、ユーザの指定した前記
設計データ上の信号名に対し、それに対応するプログラ
ムデバイス上の信号を、信号名対応情報をもとに検索
し、その信号についてのディレイ値を算出して表示する
ことが可能となる。
【0062】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0063】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0064】図1は、本発明の一実施例である論理エミ
ュレーションシステムの概略構成を示すブロック図であ
る。
【0065】図1において、301は入出力装置、30
2は論理データ、303はフロアプランデータ、304
はプログラマブルデバイスデータ、305は適用可能デ
バイスリスト、306は信号名対応テーブル、307は
遅延時間リスト、308はデバイス間ネットリスト、3
09は配置配線データ、310は自動配置配線処理手
段、311はデバイス適用可否判定処理手段、312は
入出力制御手段、313は論理合成処理手段、314は
配置配線処理手段、315は信号名変換処理手段、31
6は遅延時間計算手段、317はプログラマブルデバイ
ス書き込み器、318はエミュレーションボードであ
る。
【0066】本実施例のエミュレーションシステムは、
ワークステションまたはパーソナルコンピュータ上で動
作するシステムであり、ユーザは、入出力装置301か
ら当該システムを制御する。
【0067】本実施例のエミュレーションシステムの中
核をなす自動配置配線処理手段310は、デバイス適用
可否判定処理手段311、入出力制御手段312、論理
合成処理手段313、配置配線処理手段314、信号名
変換処理手段315、および、遅延時間計算手段316
で構成される。
【0068】ここで、自動配置配線処理手段310、デ
バイス適用可否判定処理手段311、入出力制御手段3
12、論理合成処理手段313、配置配線処理手段31
4、信号名変換処理手段315、および、遅延時間計算
手段316は、ワークステションまたはパーソナルコン
ピュータ上で動作するソフトウェアにより実現される機
能手段である。
【0069】入出力制御手段312は、各データの入出
力を制御する。
【0070】デバイス適用可否判定処理手段311は、
論理データ302と、フロアプランデータ303と、プ
ログラムデバイスデータ304とに基づいて、論理の割
り当て可能なデバイスを探しだし、それに対応して論理
の分割を行う。
【0071】その結果は、ユーザが確認できるよう、適
用可能デバイスリスト305に出力される。
【0072】論理合成処理手段313は、デバイス適用
可否判定処理手段311に基づいて分割された論理の最
適化、および、プログラムデバイス向けに論理のマッピ
ングを行う。
【0073】配置配線処理手段314は、論理合成処理
手段313の結果に基づいて個々のプログラムデバイス
の配置配線を行い、その結果をデバイス間ネットリスト
308と配置配線データ309に出力する。
【0074】信号名変換処理手段315は、論理合成処
理手段313と配置配線処理手段314とで変換された
信号の情報を信号名対応テーブル306に記憶する。
【0075】また、それを参照して論理データ302上
の信号名と対応する変換後の信号名を検索する、あるい
はその逆の処理を行う。
【0076】遅延時間計算手段316は、配置配線処理
手段313の配置配線結果に対し遅延時間の計算を行
い、結果を遅延時間リスト307に出力する。
【0077】プログラマブルデバイス書き込み器317
は、デバイス間ネットリスト308、および、配置配線
データ309を実際のプログラマブルデバイス、例え
ば、FPGA等に書き込む。
【0078】図2は、図1に示す論理データ302の記
述例の一例を示す図であり、また、図3は、図1に示す
論理データ302の構成を示す図である。
【0079】図2に示す例では、論理データ302は、
論理ブロック名501、入出力端子名502、内部ネッ
ト名503、および、内部論理504がハードウェア記
述言語で記述されている。
【0080】なお、図3に示すように、論理データ30
2は、階層状に構成されており、最下位層として内部論
理が記述された論理ブロック511があり、その上の階
層には前記論理ブロックのネット情報512が、最上位
層には実際のLSIの入出力情報513が記述されてい
る。
【0081】図4は、図1に示すフロアプランデータ3
03の内容の一例を示す図であり、フロアプランデータ
303は、最終ターゲットとなるLSI向けに作成され
たフロアプランデータである。
【0082】図4に示す例では、フロアプランデータ3
03は、論理データ302の各ブロック名521、各ブ
ロックの入出力端子数522、論理規模523、実装位
置524、全ブロックの論理規模の合計525、およ
び、全ブロックの入出力端子数526の情報が格納され
ている。
【0083】なお、エミュレーションボード318に搭
載されるプログラマブルデバイスの数は、対象LSIの
論理の論理規模が納まる程度(見積もり値を少し上回る
程度)のものであるとし、エミュレーションボード31
8上の実装位置は、ターゲットとなるゲートアレイ等の
実装位置とほぼ互換であるものとする。
【0084】また、フロアプランデータ303内の実装
位置524のR,Cは、ターゲットとなるゲートアレイ
等をM行×N列に分割したときの、それぞれ、行(ro
w),列(column)を示し、また、〈1−r〉,
〈1−c〉は、それぞれ、1行目からr行目、1列目か
らc列目を示している。
【0085】ここで、図4に示すフロアプランデータ3
03では、MおよびNが12の場合を示しており、例え
ば、ブロック名B1の実装位置におけるR〈1−8〉,
C〈1−2〉は、ターゲットとなるゲートアレイ等を1
2行×12列に分割したときに、ブロック名B1が、行
方向が1行目から8行目の位置、列方向が1列目から2
列目の位置に実装されることを示している。
【0086】また、フロアプランデータ303内の実装
位置524のR〈1−r〉,C〈1−c〉は、エミュレ
ーションボード318上のプログラマブルデバイスの実
装位置も表している。
【0087】なお、Mの値は、エミュレーションボード
318上に各プログラマブルデバイスを最大数搭載した
ときの縦の数(プログラマブルデバイス種がPD1のと
き6、PD2のとき5)の最小公倍数となる値とする。
【0088】同じく、Nの値は、エミュレーションボー
ド318上に各プログラマブルデバイスを最大数搭載し
たときの横の数の最小公倍数となる値とする。
【0089】これにより、プログラマブルデバイス種毎
に、フロアプランデータ303内の実装位置524の情
報変更する必要がなくなる。
【0090】図5は、図1に示すプログラマブルデバイ
スデータ304の内容の一例を示す図である。
【0091】図5に示す例では、プログラマブルデバイ
スデータ304は、論理データ302を実装する候補と
なる各プログラマブルデバイスの名称531、および、
各プログラマブルデバイスで使用可能な入出力端子数5
32、論理規模533、および、エミュレーションボー
ド318に搭載可能な数532の情報が格納されてい
る。
【0092】図6は、本実施例のエミュレーションシス
テムによって作成される適用可能デバイスリスト305
の内容の一例を示す図である。
【0093】適用可能デバイスリスト305は、本実施
例のエミュレーションシステムが適用可能と判定したプ
ログラムデバイスの一覧を出力したものである。
【0094】図6に示す例では、適用可能デバイスリス
ト305は、割り当て可能と判定した全てのプログラマ
ブルデバイスの種類541、各プログラマブルデバイス
の使用数542、搭載デバイス名543、内部セルの使
用率545、および、使用する入出力端子数545が記
載されている。
【0095】図7は、本実施例のエミュレーションシス
テムによって作成される信号名対応テーブル306の内
容の一例を示す図である。
【0096】図7に示す例では、信号名対応テーブル3
06は、論理データ302の各ブロック名551と、そ
の中で定義された信号名552と、論理合成時の最適化
や配置配線時に変換された後の信号名553を格納して
いる。
【0097】図8は、本実施例のエミュレーションシス
テムによって作成される遅延時間リスト307の内容の
一例を示す図である。
【0098】図8に示す例では、遅延時間リスト307
は、論理データ内302で定義された信号名561、そ
の信号の配線経路562、および、本実施例のエミュレ
ーションシステムによって算出されたそのディレイ値5
43が記載されている。
【0099】図9は、本実施例のエミュレーションシス
テムによって作成されるデバイス間ネットリスト308
の内容の一例を示す図である。
【0100】図9に示す例では、デバイス間ネットリス
ト308は、デバイス間を接続するネット名561、お
よび、その接続しているデバイス名(561,561)
が記載されている。
【0101】図10は、本実施例のエミュレーションシ
ステムによって作成される配置配線データ309の内容
の一例を示す図である。
【0102】図10に示す例では、配置配線データ30
9は、プログラマブルデバイス上の実装単位であるゲー
ト名591、および、そのゲートに接続している入出力
端子名592とその配線経路593が格納されている。
【0103】本実施例のエミュレーションシステムで
は、エミュレーションボード318上に同一種類のプロ
グラムデバイスが格子状に配置される。
【0104】なお、エミュレーションボード318上に
搭載されるプログラマブルデバイスの入出力端子数の相
違により、プログラマブルデバイス間で必要な配線リソ
ースは異なるが、使用するエミュレーションボード31
8は、プログラマブルデバイスデータ304内のすべて
のデバイス種にピン互換であり、その配線リソースは十
分供給されるものとする。
【0105】図12は、自動配置配線処理手段310の
処理手順を示すフローチャートである。
【0106】次に、自動配置配線処理手段310内の処
理手順について、図11のフロアプラン1301、割り
当て後のブロック構成図1302、および、図12に示
すフローチャートを用いて説明する。
【0107】先ず、入出力装置301からのユーザ指示
により、対象LSIの論理回路の論理データ302を入
力し、入出力制御手段312により、論理データ302
の各情報をデバイス適用可否判定処理手段311へ送る
(ステップ1401)。
【0108】次に、フロアプランデータ303を同様に
入力し、入出力制御手段312により入力した情報をデ
バイス適用可否判定処理手段311へ送る(ステップ1
402)。
【0109】図11に示す1301は、フロアプランデ
ータ303に記述されたLSI向けフロアプランを図示
したものである。
【0110】なお、図11上のB1〜B7は、特定の領
域内に納めるべき論理の固まりを示している。
【0111】さらに、論理データ302を割り当てるた
めのプログラマブルデバイスデータ304を同様に入力
し、入出力制御手段312により、プログラマブルデバ
イスデータ304をデバイス適用可否判定処理手段31
1へ送る(ステップ1403)。
【0112】前記3つの入力データを基に、デバイス適
用可否判定処理手段311は、適用可能なプログラマブ
ルデバイスを判定する(ステップ1404)。
【0113】もし、適用可能なプログラマブルデバイス
が存在すれば(ステップ1405)、適用可能デバイス
リストを、入出力制御手段312を介して出力する(ス
テップ1406)。
【0114】また、どのプログラマブルデバイスにも納
まらなかった場合は、エラーメッセージを出力(ステッ
プ1407)し、当処理を終了する。
【0115】適用可能なデバイスが存在した場合、入出
力制御手段312は、ステップ1405の結果を論理合
成処理手段313に送り、論理合成を実施する(ステッ
プ1408)。
【0116】信号名変換手段315は、論理合成時の最
適化時に、変換された信号、および、削除された信号に
ついて、論理データ302内で定義された信号と対応可
能な信号名対応テーブル306を生成する(ステップ1
409)。
【0117】前記論理合成処理手段313の論理合成処
理が終了すると、配置配線処理手段314は論理合成結
果を用いて、プログラマブルデバイス毎に配置配線を実
施し(ステップ1410)、プログラマブルデバイス毎
の配置配線データ309、および、デバイス間ネットリ
スト308を生成し、入出力制御手段312を介して出
力する(ステップ1411)。
【0118】このデータをプログラマブルデバイス書き
込み器317によって、実際のプログラマブルデバイス
にプログラムすると、エミュレーションが実行できるよ
うになる。
【0119】図13は、前記図12に示すステップ14
04におけるデバイス適用可否判定処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0120】次に、図13のフローチャートを用いて、
前記図12に示すステップ1404の判定方法について
詳細に説明する。
【0121】先ず、プログラマブルデバイスデータ30
4の中から、未チェックのプログラマブルデバイス一種
に着目し(ステップ1501、1502)、エミュレー
ションボード318に搭載可能な最大数を用いた場合、
LSIの論理回路1301全体の論理規模、および、入
出力端子数が上記のデバイスに納まるかどうかを判定す
る(ステップ1503)。
【0122】もし最大数で納まらなければ、ステップ1
501に戻り、次のプログラマブルデバイスについて処
理する。
【0123】図4、図5の例では、プログラムデバイス
PD1が最大搭載可能論理規模が36Kゲートであるた
め、論理データ302の論理規模35.5Kゲートを納
めることができる。
【0124】最大数で納まれば、次にエミュレーション
ボード318上に搭載される各プログラムデバイスへの
論理割り当てを行う。
【0125】フロアプランデータ1301内のB1を割
り当てるために、B1の位置とエミュレーションボード
318上で対応する位置にある未割り当てのプログラマ
ブルデバイスを探す(ステップ1504、1505、1
506)。
【0126】B1の位置とエミュレーションボード31
8上で対応する位置にあるプログラマブルデバイスを特
定するためには、前記図4に示すフロアプランデータ3
03内の実装位置524の情報を使用する。
【0127】即ち、ターゲットとなるゲートアレイ等を
M行×N列に分割するMおよびNの値を、エミュレーシ
ョンボード318上にm行×n列に搭載されるプログラ
マブルデバイスのmおよびnの値で除算(M÷m、N÷
n)し、その結果の値でrおよびcを除算(r×m÷
M、c×n÷N)すればよい。
【0128】仮に、エミュレーションボード318上に
搭載されるプログラマブルデバイス種がPD1であると
すると、その最大搭載可能数は36であり、プログラマ
ブルデバイスPD1は、エミュレーションボード318
上に6行×6列に搭載される。
【0129】このとき、mおよびnの値は6となり、ま
た、図4に示す例では、MおよびNの値は12であるの
で、12÷6=2となり、この値でrおよびcを除算す
ることにより、例えば、B1のR〈1−8〉,C〈1−
2〉は、R〈1−4〉,C〈1−1〉となり、B1は、
エミュレーションボード318上で、行方向が1番目か
ら4番目、列方向が1番目の位置のプログラマブルデバ
イスに対応することになる。
【0130】図11に示す1302の例では、PD11
1がそれの1つに相当する。
【0131】対応する位置に、未割り当てのプログラマ
ブルデバイスが存在すれば(ステップ1507)、B1
の論理がそのプログラマブルデバイスに納まるかどうか
を、入出力端子数532、論理規模533に基づいて判
定する(ステップ1508)。
【0132】ステップ1508において、B1の論理が
そのプログラマブルデバイスに納まれば(ステップ15
09)、ステップ1504に戻り、次のB2について同
様に判定していく。
【0133】ステップ1508において、B1の論理が
そのプログラマブルデバイスに納まらなかった場合、ま
たは、対応する位置のプログラマブルデバイスに既に論
理が割り当てられていた場合には、そのプログラマブル
デバイスの近辺のプログラマブルデバイスに着目し(ス
テップ1510、1511)、そのプログラマブルデバ
イスにB1の論理が納まるかを判定する。
【0134】図11の1302の例では、近辺のプログ
ラマブルデバイスは、PD112〜PD114である。
【0135】ステップ1510、1511において、B
1の論理がそのプログラマブルデバイスの近辺のプログ
ラマブルデバイスに納まれば、ステップ1504に戻
り、次のブロックB2について同様に判定する。
【0136】ステップ1510、1511において、B
1の論理がそのプログラマブルデバイスの近辺のプログ
ラマブルデバイスに納まらなければ、次に、配置的に近
い隣接するプログラムデバイス上に空きスペースがある
かチェックし(ステップ1512、1513)、その中
で論理規模、入出力端子数に余裕があるものに、該当す
るブロックを割り当てられるかを判定する(ステップ1
514)。
【0137】図11の例では、PD121に着目し、P
D111〜PD114、および、PD121の空きスペ
ースにB1が納まるかどうかを判定する。
【0138】ステップ1514において、B1の論理が
配置的に近い隣接するプログラムデバイス上に空きスペ
ースに納まれば、次のB2について、同様に判定する。
【0139】この処理を、B3〜B7についても同様に
繰り返す。
【0140】割り当てられるプログラムデバイスが存在
しなければ、そのデバイスに関する適用判定処理を終了
し、次の種類のプログラマブルデバイスについて同様に
処理を行う(ステップ1501)。
【0141】以上の処理において、1301のすべての
ブロックが納まれば、次に、割り当て可能なプログラマ
ブルデバイスがあるかどうか、同様にして判定していく
(ステップ1501)。
【0142】すべての種類のプログラムデバイスについ
て処理が終了すると、各適用可能なプログラマブルデバ
イスで、論理データ302を実際に割り当てたデバイス
数を算出し、適用可能なデバイスリスト305にて表示
する。
【0143】以上の処理によって、検証対象となるLS
Iの論理回路を複数のプログラムデバイスを搭載したエ
ミュレーションボード318上に展開できる。
【0144】この処理の中で、プログラムデバイスへの
論理の分割割り当てがターゲットLSI向けのフロアプ
ランを活かして行われるので、人手で論理を分割する必
要がなく、ランダムに分割を行った場合に比べ、高速な
エミュレーションボード318の論理動作を実現でき
る。
【0145】また、すべての種類のプログラムデバイス
について、適用可能なデバイスリスト305を出力する
ようにしたので、プログラムデバイスの動作速度等を考
慮して、検証対象となるLSIの論理回路に最適なプロ
グラムデバイスを選択することが可能となる。
【0146】図14は、図1に示す配置配線処理部31
4による配置配線結果に対し、遅延期間を計算する処理
手順を示すフローチャートである。
【0147】次に、図14のフローチャートを用いて、
前記配置配線結果に対し、遅延期間を計算する処理手順
について説明する。
【0148】先ず、入出力装置301を用いて、該当す
る信号名を指定すると(ステップ1601)、入出力制
御手段312は、その指定した信号を信号名変換処理手
段315に指示する。
【0149】信号名変換処理手段315は、信号名対応
テーブル306を基に対応する信号名、および、その配
線経路を検索(ステップ1602)する。
【0150】入出力制御手段312は、その検索結果を
遅延時間計算手段316へ送り、遅延時間計算手段31
6で、その配線経路での遅延時間を算出(ステップ16
03)し、その結果を入出力制御手段312を介して表
示する(ステップ1604)。
【0151】なお、同様の方法により、特定の信号だけ
でなく、ユーザの指定した値以上の遅延時間を持つプロ
グラマブルデバイス上の配線経路を論理データ302上
に対応させて、すべて表示することもできる。
【0152】図15は、論理データ302上の特定の信
号に対して信号値を固定して論理エミュレーションを実
施するための処理手順を示すフローチャートである。
【0153】次に、図15のフローチャートを用いて、
論理データ302上の特定の信号に対して信号値を固定
して論理エミュレーションを実施する場合の処理手順に
ついて説明する。
【0154】先ず、入出力装置301から、該当する信
号名を指定すると(ステップ1701)、入出力制御手
段312は、その指定された信号を信号名変換処理手段
315に指示する。
【0155】信号名変換処理手段315は、信号名対応
テーブル306を基に、対応する信号名を検索し(ステ
ップ1702)、入出力制御手段312は、その検索結
果を配置配線処理手段314へ送る。
【0156】配置配線処理手段314は、指定された信
号を電源またはグランドに接続し(ステップ170
3)、配置配線データ309を修正する(ステップ17
04)。
【0157】前記2つの処理では、ユーザが論理データ
302上の信号名を指示するだけで、それに対応するプ
ログラムデバイス上の信号が自動的に探し出され、遅延
時間の計算やプログラムデータの修正が行われるので、
エミュレーションに付随する作業を効率良く行うことが
できる。
【0158】なお、上記実施例では、割り当て先のプロ
グラマブルデバイスが複数あり、各プログラマブルデバ
イスへの論理割り当てにフロアプラン情報を用いた。
【0159】各プログラマブルデバイスの配置配線は、
配置配線処理手段315で任意に行っている。
【0160】プログラマブルデバイスを1個だけ用いる
場合であれば、そのプログラマブルデバイス内の配置配
線に、フロアプラン情報を反映させても良い。
【0161】即ち、プログラマブルデバイスを構成する
各実装モジュールの配置をフロアプランの配置案に基づ
いて行えば良い。
【0162】この場合の処理手順は、前記図13に示す
フローチャートにおいて、「プログラマブルデバイス」
に代えて、「プログラマブルデバイスのプログラマブル
素子」に置き換えればよい。
【0163】この方法によれば、最終ターゲットとなる
LSIのフロアプランをそのままプログラマブルデバイ
スに利用でき、プログラムデバイス用に再度フロアプラ
ンを実施しなくても、高速なエミュレーションを実現す
ることができる。
【0164】また、前記の信号名対応テーブル306を
使って、特定の信号値の固定や遅延時間を算出する方法
について説明したが、前記算出結果を基に、特定のクリ
ティカルな配線経路を指定することにより、その配線経
路を優先配線することも可能である。
【0165】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ること
は言うまでもない。
【0166】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0167】(1)本発明によれば、LSIの論理回路
を1つ、または、2つ以上のプログラマブルデバイスに
割当てる際に、ターゲットとするLSIのフロアプラン
情報に基づいて論理回路を自動的に分割し、さらに、プ
ログラムデバイスの配置配線を行うことができるので、
論理エミュレーション時のプログラムデバイスの動作速
度向上とデータ作成効率の向上が実現できる。
【0168】(2)本発明によれば、LSIの論理回路
の論理データ内で定義された信号名とそれに対応するプ
ログラマブルデバイスの信号名とを対応させて、遅延時
間の計算と結果出力、プログラムデータの変更を行うの
で、ユーザが人手で上記両信号名間の対応を調べる必要
がなく、プログラムデバイスの速度改善作業や論理エミ
ュレーション時の不良対策を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である論理エミュレーション
システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す論理データの記述例の一例を示す図
である。
【図3】図1に示す論理データの構成を示す図である。
【図4】図1に示すフロアプランデータの内容の一例を
示す図である。
【図5】図1に示すプログラマブルデバイスデータの内
容の一例を示す図である。
【図6】本実施例のエミュレーションシステムによって
作成される適用可能デバイスリストの内容の一例を示す
図である。
【図7】本実施例のエミュレーションシステムによって
作成される信号名対応テーブルの内容の一例を示す図で
ある。
【図8】本実施例のエミュレーションシステムによって
作成される遅延時間リストの内容の一例を示す図であ
る。
【図9】本実施例のエミュレーションシステムによって
作成されるデバイス間ネットリストの内容の一例を示す
図である。
【図10】本実施例のエミュレーションシステムによっ
て作成される配置配線データの内容の一例を示す図であ
る。
【図11】図1に示すフロアプランデータに記述された
LSI向けフロアプラン、および、自動配置配線処理手
段による割り当て後のブロック構成図を示す図である。
【図12】図1に示す自動配置配線処理手段310の処
理手順を示すフローチャートである。
【図13】前記図12に示すステップ1404における
デバイス適用可否判定処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図14】図1に示す配置配線処理部による配置配線結
果に対し、遅延期間を計算する処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図15】論理データ上の特定の信号に対して信号値を
固定して論理エミュレーションを実施するための処理手
順を示すフローチャートである。
【図16】従来の論理エミュレーションシステムのハー
ドウェア構成の1例を示す図である。
【図17】従来の論理エミュレーションシステムにおけ
るエミュレーションの処理手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
101…論理データ、102…ワークステーションある
いはパーソナルコンピュータ、103,317…プログ
ラマブルデバイス書き込み器、104…フィールド・プ
ログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)、105,3
18…エミュレーション用ボード、106…基板、30
1…入出力装置、302…論理データ、303…フロア
プランデータ、304…プログラマブルデバイスデー
タ、305…適用可能デバイスリスト、306…信号名
対応テーブル、307…遅延時間リスト、308…デバ
イス間ネットリスト、309…配置配線データ、310
…自動配置配線処理手段、311…デバイス適用可否判
定処理手段、312…入出力制御手段、313…論理合
成処理手段、314…配置配線処理手段、315…信号
名変換処理手段、316…遅延時間計算手段、1301
…フロアプラン、1302…割り当て後のブロック構成
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 和伸 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 藤井 基継 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LSIの論理回路を定義する論理データ
    を最適化してプログラマブルデバイスのプログラムデー
    タを生成し、前記プログラムデータに基づいて論理回路
    をプログラマブルデバイスに展開し、前記プログラマブ
    ルデバイスを用いて前記論理回路の性能・動作等を検証
    する論理エミュレーションシステムにおけるプログラマ
    ブルデバイスのプログラムデータ生成方法において、前
    記論理回路をターゲットとするLSIに実装するための
    フロアプラン情報に基づき前記フロアプランと類似の配
    置に、前記論理回路の論理データを複数の単位ブロック
    に分割して、少なくとも1個のプログラマブルデバイス
    に自動的に割り当てることを特徴とするプログラマブル
    デバイスのプログラムデータ生成方法。
  2. 【請求項2】 前記プログラマブルデバイスへ割り当て
    られた論理データを最適化して、前記プログラマブルデ
    バイスに論理回路を展開するためのプログラムデータを
    自動的に生成することを特徴とする請求項1に記載され
    たプログラマブルデバイスのプログラムデータ生成方
    法。
  3. 【請求項3】 前記プログラムデータ内で使用される信
    号名と、前記論理回路を定義する論理データ内で使用さ
    れる信号名とを対応付ける信号名対応情報を格納してお
    き、前記論理回路を定義する論理データ内で定義された
    任意の信号名とその論理値を指定することにより、前記
    信号名対応情報に基づいて、対応するプログラマブルデ
    バイスの信号を検索し、前記プログラマブルデバイス内
    で前記信号を電源またはグランドに接続して前記信号の
    論理値を固定するように前記プログラムデータを変更す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載され
    たプログラマブルデバイスのプログラムデータ生成方
    法。
  4. 【請求項4】 前記プログラムデータ内で使用される信
    号名と、前記論理回路を定義する論理データ内で使用さ
    れる信号名とを対応付ける信号名対応情報を格納してお
    き、前記プログラマブルデバイス上の各信号の遅延時間
    を計算し、前記信号名対応情報に基づいて、前記計算さ
    れた遅延時間を前記論理回路を定義する論理データ内で
    使用される信号名と対応づけて表示することを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載されたプログラマブル
    デバイスのプログラムデータ生成方法。
  5. 【請求項5】 LSIの論理回路の論理データを最適化
    してプログラマブルデバイスのプログラムデータを生成
    し、前記プログラムデータに基づいて論理回路をプログ
    ラマブルデバイスに展開し、前記プログラマブルデバイ
    スを用いて前記論理回路の特性・動作等を検証する論理
    エミュレーションシステムにおけるプログラマブルデバ
    イスのプログラムデータ生成装置において、前記論理回
    路をターゲットとするLSIに実装するためのフロアプ
    ラン情報を入力するフロアプラン情報入力手段と、前記
    フロアプラン情報に基づき前記フロアプランと類似の配
    置に、前記論理回路の論理データを複数の単位ブロック
    に分割して、少なくとも1個のプログラマブルデバイス
    に自動的に割り当てる分割割当手段とを具備すことを特
    徴とするプログラマブルデバイスのプログラムデータ生
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記プログラマブルデバイスへ割り当て
    られた論理データを最適化する最適化手段と、前記プロ
    グラマブルデバイスに論理回路を展開するためのプログ
    ラムデータを自動的に生成するプログラムデータ生成手
    段とを具備することを特徴とする請求項5に記載された
    プログラマブルデバイスのプログラムデータ生成装置。
  7. 【請求項7】 前記論理データが複数の論理ブロックか
    らなる論理データであり、また、前記プログラマブルデ
    バイスがプリント配線基板上に格子状に配置される複数
    個のプログラマブルデバイスであり、さらに、前記プロ
    グラマブルデバイスの性能情報を入力手段する手段を具
    備し、前記分割割当手段が、前記フロアプラン情報にお
    ける各論理ブロックの実装位置情報と、前記プログラマ
    ブルデバイスの性能情報とに基づいて、前記複数の論理
    ブロック毎に割り当て可能な少なくとも1つのプログラ
    マブルデバイスを選択し、前記選択されたプログラマブ
    ルデバイスに、前記複数の論理ブロックをそのまま、あ
    るいは、単位ブロックに分割して自動的に割り当てるこ
    とを特徴とする請求項5または請求項6に記載されたプ
    ログラマブルデバイスのプログラムデータ生成装置。
  8. 【請求項8】 前記論理回路の論理データが割り当て可
    能なプログラマブルデバイスの種類をすべて表示する適
    用可能デバイス表示手段を有することを特徴とする請求
    項5ないし請求項7のいずれか1項に記載されたプログ
    ラマブルデバイスのプログラムデータ生成装置。
  9. 【請求項9】 前記プログラムデータ内で使用される信
    号名と、前記論理回路を定義する論理データ内で使用さ
    れる信号名とを対応付ける信号名対応情報を格納する信
    号名対応情報格納手段と、前記論理回路を定義する論理
    データ内で定義された任意の信号名とその論理値を指定
    することにより、前記信号名対応情報格納手段に格納さ
    れている信号名対応情報に基づいて、対応するプログラ
    マブルデバイスの信号を検索し、前記プログラマブルデ
    バイス内で前記信号を電源またはグランドに接続して前
    記信号の論理値を固定するように前記プログラムデータ
    を変更するプログラムデータ変更手段とを具備すること
    を特徴とする請求項5ないし請求項8のいずれか1項に
    記載されたプログラマブルデバイスのプログラムデータ
    生成装置。
  10. 【請求項10】 前記プログラムデータ内で使用される
    信号名と、前記論理回路を定義する論理データ内で使用
    される信号名とを対応付ける信号名対応情報を格納する
    信号名対応情報手段と、前記プログラマブルデバイス上
    の各信号の遅延時間を計算する遅延時間計算手段と、前
    記信号名対応情報格納手段に格納されている信号名対応
    情報に基づいて、前記遅延時間計算手段により計算され
    た遅延時間を前記論理回路を定義する論理データ内で使
    用される信号名と対応づけて表示する遅延時間表示手段
    とを具備することを特徴とする請求項5ないし請求項8
    のいずれか1項に記載されたプログラマブルデバイスの
    プログラムデータ生成装置。
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