JPH09504182A - Cmv核酸の増幅用及び検出用プライマー及びプローブ - Google Patents

Cmv核酸の増幅用及び検出用プライマー及びプローブ

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JPH09504182A JP8507784A JP50778496A JPH09504182A JP H09504182 A JPH09504182 A JP H09504182A JP 8507784 A JP8507784 A JP 8507784A JP 50778496 A JP50778496 A JP 50778496A JP H09504182 A JPH09504182 A JP H09504182A
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シレケンス,ペテル・テオドルス・ヘラルドウス
テイメルマンス,エフエリネ・カタリナ・アナ・クラシーナ
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アクゾ・ノベル・エヌ・ベー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、CMV病の疑いのあるヒトの血液標本中にヒトサイトメガロウイルスの後期構造蛋白質をコードするmRNAの存在を検出することを特徴とする症状のあるCMV病の診断方法であって、以下の段階、−標的配列と特異的に反応できるプライマー対と適切な増幅試薬を使用して上記mRNA内の標的配列を増幅すること、−増幅した核酸を含む場合がある標本と増幅した配列の一部に相補的な配列を有する標識核酸プローブを反応させること、−増幅した配列とプローブの間で形成されるハイブリッドを検出すること、を含む方法に関する。本発明は更に、後期pp67HCMVmRNAの増幅及び検出用プライマー及びプローブに関する。

Description

【発明の詳細な説明】 CMV核酸の増幅用及び検出用プライマー及びプローブ 本発明は、ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)mRNAの検出におけるプ ライマー及びプローブとして使用できるオリゴヌクレオチドに関する。更に、H CMV疾病の診断方法を提供する。 ヒトサイトメガロウイルスは遍在性のヘルペス型ウイルスであり、約240,000 ヌクレオチドの長さの二本鎖DNAゲノムを有し、思春期前のヒトの40−80 %に感染する。全てのヘルペスウイルスに共通の顕著な特徴は、感染後一生持続 し、再活性化後、再感染の原因となり得ることである(Stevens,J.G,.Microbio l.Rev.53,318-332.,1989)。HCMVはまた、しばしば臨床的症状無しで起こ る一次感染の後、潜伏状態に入る。多くの場合、再感染でさえ、免疫能力のある 宿主には無症状かほんの軽い疾病しかもたらさない。しかし、先天的に感染した 幼児及び同種移植を受けた患者(Meyers,J.D.,ら、J.Infect.Dis.153,478-488. ,1986)又はエイズ患者(Drew,W.L.J Infect.Dis 158,449-456.,1988: Drew,W. L.Clin.Infect.Dis14,608-615.,1992)などの免疫力の低下した患者に於いては 、免疫シ ステムと潜伏しているウイルスの微妙なバランスが崩れているので、HCMVは 網膜炎、胃腸病及び脳炎を含む重篤の、時には生命を脅かす疾病の原因となり得 る(Drew,1992)。ガンシクロビル及びホスカルネット(foscarnet)などの抗ウ イルス薬を初期に投与すると患者の予後に顕著に有益な効果を及ぼし得る(Jahn ,G.ら,Intervirology 35,60-72.,1993;Schmidt,G.M,ら、N.Eng I.J.Med,324,1 005-1011,,1991)。それ故、臨床的に有効な抗ウイルス療法の利用可能性と共に 、早期で感度の高い診断が極めて重要である。 CMV特異的抗体は、特にIgM抗体はCMV感染の指標として使用できるが 、潜伏期と活動期の感染を区別するときには限られた価値しかない。今日使用さ れる多くのウイルス検出法は、ある感染が症状を示すようになるかの予測を明確 にできるものではない。更に、血清法は間接的でしばしば感度を欠く。ウイルス の培養は、CMV血症のより直接的な診断の指標である。血液細胞からのCMV 培養は活動期のCMV感染の指標となるように見えるが、その方法では速い診断 ができず、技術的に難しい。更に、ウイルス培養は必ずしもHCMV病に対応し ない。末梢白血球からのウイルス単離と臨床的症状の出現の信 頼できる関係は免疫抑制患者には存在しないこともあり得る(Delgado,R.ら、J Clin.Microbiol.30,1876-1878.,1992)。また、尿及び咽頭からウイルスが放出 されることはしばしば臨床的症状が無くとも、また器官にウイルスが含まれるこ とが無くとも起こる。ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)による末梢白血球におけ るHCMVのDNAの増幅はCMV血症のための非常に感度の高い技術であるが 、それも臨床的症状のあるHCMV感染の指標としては使用できない。酵素増幅 は感度が高いために、時にはHCMV関連疾病なしに、HCMVのDNAを末梢 白血球中で検出できた。潜伏期のウイルスゲノムはこの技術で検出され得るし、 また患者は病気が治った後も長い期間HCMV−DNA陽性のままであり得る( Jahn,G.ら、1993;Zipeto,D.ら、J Clin.Microbiol,30,527-530.,1992;Delga doら、1992)。 現在、急性で症状のあるHCMV感染の早期診断用に選択される方法は、特異 的な抗体を使用する構造蛋白質pp65の免疫学的検出に基づいた血液の抗原ア ッセイである(Storch,G.A.,ら、J.Clin.Microbiol.32,997-1003.,1994;Gerna, G.ら、J.Infect.Dis.164,488-498.,1991;Gerna,G.ら、J Clin,Micro biol,30,1232-1237.98,,1992)。しかし、この方法を用いる際の重要な点は、そ の感度である。感染の初期段階でのpp65陽性細胞の数は、非常に低いことも あり得る。更に、pp65を発現している細胞に於いてpp65抗原の安定性は 限られているように思われる(Chou,S.,Curr .Opin.Infect.Dis.5,427-432.,199 1)。そして感度は、pp65の別々のエピトープを認識する抗pp65抗体のプ ールよりモノクローナル抗体の適用によって減少し得る。 ウイルスの複製にはmRNAの転写が必要なので、活性CMV感染の指標とし てHCMVのmRNA検出の使用が検討された(Bitsch,A.ら、J Infect,Dis 1 67,740-743,1993)。 最近、HCMV感染がRNA増幅を使用して転写レベルで検査された(Bitsch, Aら、1993;Meyer,T.ら、Mol.Cell Probes8,261-271.,1994;Gerna,G.ら、J Clin .Micro biol.30,1232-1237,1993,Gerna,G.ら、J Clin.Microbiol.30,1232-1237 .98,1992)。原則として、ウイルス抗原の検出のように、ウイルス複製と連関し て発現されるウイルス転写物の分析で、症状のある感染の信頼性のある診断がで きるはずである。 本発明は、HCMVの後期mRNA配列の検出に基づいた臨 床的に症状のあるCMV病の検出方法及び該方法で使用できる核酸配列を提供す る。 後期mRNAの転写にはウイルスの複製が必要なので、活動期の感染に特異的 であり得る。 本発明で、HCMVのある種の後期mRNAの検出がHCMV病の臨床的症状 の出現と連関していることが知見された。上記の病気である疑いのあるヒトの血 液標本中にヒトサイトメガロウイルスの後期構造蛋白質をコードするmRNAの 存在を検出することを特徴とするHCMV病の診断方法を提供する。該方法は、 以下の段階を含む。 −標的配列と特異的に反応できるプライマー対と適切な増幅試薬を使用して上記 mRNA内の標的配列を増幅すること、 −増幅した核酸を含む場合がある標本と増幅した配列の一部に相補的な配列を有 する標識核酸プローブを反応させること、及び −増幅した配列とプローブの間で形成されるハイブリッドを検出すること。 患者に於いて、ある種の後期mRNAの有無を患者の臨床的状態と関係づける と、この後期mRNAの存在とCMV関連臨 床症状と思われる症状の間で顕著な関連が観察された。 CMVのmRNAの検出の感度と信頼性はプライマーの選択に大きく依存する 。何故ならば、ゲノムの各領域でCMVの株間で配列の変異があり得るからであ る。理想的には、プライマーの選択は、プライマー配列の候補における株間の変 異に関する知識とプライマー部位におけるミスマッチの結果に基づくべきである (Chou S.,J.of Clin,Microblol.,2307-2310,1992)。 それ故、CMVの全ての変異株の増幅と次の検出のためのプライマーとハイブ リダイゼーションプローブとして使用できる核酸配列を含む適切なオリゴヌクレ オチドの必要性がある。 本発明はある種の後期HCMVのmRNAの検出に関し、このmRNAの増幅 と次の検出のための適切なプライマーとプローブを提供する。本発明のプライマ ーとプローブの結合部位は、CMV感染の後期に発現されるマトリックステグメ ント蛋白質pp67をコードする遺伝子配列(UL65)に位置する。 本明細書で使用する“オリゴヌクレオチド”という用語は、プライマーとプロ ーブなどの2つ以上のデオキシリボヌクレオチド又はリボヌクレオチドからなる 分子を指す。 本明細書で使用する“プライマー”という用語は、ヌクレオ チドとDNA依存性又はRNA依存性ポリメラーゼなどの核酸重合用試薬の存在 下、適切な条件下(例えば、緩衝液、塩、温度及びpH)で、核酸鎖(鋳型又は 標的配列)に相補的なプライマー伸長生成物の合成の開始点として作用できる天 然(例えば、制限断片)又は合成のオリゴヌクレオチドを指す。プライマーは重 合用試薬の存在下で伸長生成物の合成を開始するために十分長くなければならな い。典型的なプライマーは、標的配列に実質的に相補的(P1)又は相同的(P 2)配列であり、少なくとも約10ヌクレオチドの長さを含むが、やや長いプラ イマーが好ましい。通常、プライマーは約15−26個のヌクレオチドを含むが 、35ヌクレオチドまでのより長いプライマーもまた使用できる。 通常1セットのプライマーは、増幅物(プライマーを使用して増幅される配列 )を規定する一つの“上流”及び一つの“下流”である少なくとも2種のプライ マーからなる。 上流プライマー(P1)は、それがアニールする標的配列に実質的に相補的で ある配列を必ず含む。下流プライマー(P2)は標的配列に実質的に相同的であ る配列を含む。 プライマーは、所望によりプロモーター配列をも含み得る。 “プロモーター配列”という用語は、認識した配列に結合し、RNA転写物を産 生する転写過程を開始するRNAポリメラーゼによって特異的に認識される核酸 配列の一領域と定義される。原則的に、開始配列を認識できる公知で入手可能な ポリメラーゼが存在する任意のプロモーター配列を使用でき得る。公知で有用な プロモーターは、バクテリオファージT3、T7又はSP6などのある種のバク テリオファージRNAポリメラーゼによって認識されるものである。 本発明の配列からなる核酸プライマーは核酸塩基の重要でない欠失、付加及び /又は置換を含み得るが、その程度はそのような変更により、得られる収率又は 生成物に重大な負の影響が出ない程度のものであることが理解される。 核酸を増幅する様々な技術が当業界で公知である。DNA標的断片の増幅のた めの技術の一例はいわゆる“ポリメラーゼ連鎖反応”(PCR)である。PCR 技術により、所定の標的断片のコピー数はサイクル数とともに指数的に増加する 。各サイクルでDNAプライマーは、二本鎖DNA−標的配列の各鎖の3’端に アニールする。プライマーは、種々のモノヌクレオチドの存在下にDNAポリメ ラーゼにより伸長する。伸長した生 成物は熱変性により一本鎖にされ、各鎖は、次のサイクルで、プライマーアニー リングと次の伸長のための鋳型として作用できる。PCR法は、Saikiら、Scien ce 230,135,1985及び欧州特許第200362号明細書と欧州特許第201184号明細書に 記述されている。 核酸増幅のためのもう一つの技術は、いわゆる転写をベースとした増幅システ ム(TAS)である。TASでは、標的配列断片とプロモーターを含むように合 成されたDNAからのRNA転写物産生段階を使用し、標的断片に相補的な配列 によりRNA断片からの転写を可能なものとする。転写段階で産生されたRNA は、同様に転写可能なDNA産生のための鋳型として作用でき、変わってDNA は更なるRNAを産生するように転写され得るので、多数回のサイクルが行える 。TAS法は、国際公開第88/10315号明細書に記載されている。 更に、核酸増幅のためのもう一つの方法は、欧州特許第329822号明細書に記述 されている核酸配列をベースとした増幅法(“NASBA”)である。TASの ように、NASBAは、T7プロモーター配列を含む二本鎖DNA鋳型からのR NAの多数のコピーを転写するT7RNAポリメラーゼを使用する RNA転写物生成段階を含む。 検出プローブとして使用されるオリゴヌクレオチド配列は、検出可能な残基で 標識され得る。種々の標識残基は当業界で公知である。該残基は、例えば放射活 性化合物、検出可能な酵素(例えば、セイヨウワサビペルオキシダーゼ(HRP ))又は比色定量、蛍光、化学発光又は電気化学発光信号などの検出可能な信号 を発生できる任意の他の残基であり得る。 pp67遺伝子配列では、CMV AD169とTowneの間で株間の変異 が存在する。それ故、この標的では、2種のプライマー対、CMV−pp67− 1とCMV−pp67−4(表1)が選ばれた。どちらも遺伝子の同一の領域由 来であるが、各々は別の実験室株に基づいている。pp67mRNAの検出用オ リゴヌクレオチドの例は、下記からなる群から選択される配列の少なくとも10 ヌクレオチドの断片を含む10−35ヌクレオチドの長さのオリゴヌクレオチド である。 本発明の好ましいプライマーセットは次のオリゴヌクレオチド配列を含む。 以下のものと組み合わせてである。 T7プロモーター配列を示すが、任意の他の適切なプロモーター配列と置き換 えることができる。 プライマーセットを使用して産生される増幅物の検出に使用できるプローブは 、次の配列から本質的になるオリゴヌクレオチドを含むことができる。 上記配列を含むプローブもまた、本発明の一部である。 RNA増幅のために(本発明の方法によるように)、NASBA技術又は他の 転写をベースにした増幅技術は好ましい技術 である。この増幅方法は、ある特定のRNA領域のin vitroのプライマー先導の 増幅からなる(Kievitsら、1991; Compton J.,Nature 350,91−92,1991)。 ウイルス転写物の検出のためにRT−PCRを使用するならば、mRNA−及 びDNA−由来のPCR生成物の区別が必要である。IEA mRNAのように 、スプライスされた転写物の場合、エキソン−イントロン構造を使用できる。し かし、後期構造蛋白質をコードするmRNAは、スプライスされない転写物によ りほとんどコードされる。RT−PCRに先立ちDNAse処理を使用できる( Bitsch,A,ら、J Infec.Dis 167,740-743.,1993; Meyer,T.ら、Mol.Cell Probe s.8,261-271.,1994)が、時々夾雑しているDNAを十分に取り除き損なう(Bit sch,A.ら、1993)。 RT−PCRに対して、T7RNAポリメラーゼによるRNA転写に基づいた NASBA(Kievitsら、1991; Compton,1991)は、その主な標的としてRNA のみを使用するので、RNA−とDNA−由来増幅生成物の区別をする必要がな い。NASBAは、DNAがバックグラウンドに存在する場合においてさえRN A標的の特異的増幅を可能とする。特に、ほとん ど全ての後期HCMV遺伝子転写物のようにスプライスされない標的の場合、時 には効果的でないDNAse処理をしないですむために、この方法は有利である (Bitsch,A.ら、1993)。 この方法は、移植された患者とHIV感染患者からの全血標本におけるCMV 転写物の分析のために使用された。 臨床標本中のCMV検出用のテストキットもまた、本発明の一部である。本発 明のテストキットは、本発明のプライマーの1セットと本発明のプローブを含み 得る。このようなテストキットはさらに、DNA及び/又はRNAポリメラーゼ 及びモノヌクレオチドなどの適切な増幅試薬を含み得る。本発明の方法で使用で きるテストキットは、pp67mRNAの増幅と次の検出のための本発明のプラ イマーとプローブを含み得る。 本発明を更に以下の実施例で説明する。実施例 実施例1:臨床標本におけるCMVのDNAとmRNAの分析材料と方法 臨床標本 臨床的にCMV感染のおそれのある患者から得た標本を、即時型抗原(IEA )又はCMV感染後期に発現されるマトリッ クステグメント蛋白質pp67をコードするmRNAの存在を検出するために分 析した。 心臓、肝臓、腎臓移植患者22人、エイズ患者8人、白血病患者2人、脊髄形 成異常症候群の患者1人、一次Epstein Barrウイルス単核細胞症の患者1人及び カポシ肉腫の患者1人を含む免疫低下患者から35の血液標本を得た。提供され 次いで実験室で受け取ったエチレンジアミノテトラ酢酸(EDTA)抗凝固血液 標本を、9倍量の溶解緩衝液[50mM トリス−塩酸(pH6,4); 20mMEDTA; 1.3%(W/ V)トライトンX-100; 5.25Mグアニジニウムチオシアネート]と混合し、使用する まで−70℃で保存した。 核酸の単離 抗凝固剤処理の血液標本から、グアニジニウムチオシアネートによる細胞溶解 とシリカ粒子への核酸の吸着を使用して全核酸を単離した(Boomら、J.of Clin. Mic robiol.28,495-503,1990)。 溶解緩衝液中の全血標本を融解し、各標本から1ml(100μlの全血に相当 )をエッペンドルフチューブに移した。次に、塩酸で活性化した二酸化ケイ素粒 子(0.1M塩酸中の1mg/mlの サイズを揃えた懸濁液(Sigma); Boomら、1990を参照)の70μlを加え、懸濁 液を規則的な振蕩をしながら室温で10分間インキュベートした。シリカに結合 した核酸を遠心で沈殿させた。ペレットになったシリカ粒子を1mlのGuSC N洗浄緩衝液(50mMトリス−塩酸(pH6.4);5.25Mグアニジニウ ムチオシアネート)で2度洗浄し、次に1mlの70%エタノールで2度の洗浄 段階、1mlのアセトンでの1度の洗浄段階を行った。各洗浄段階後、懸濁液を 簡単に遠心し、シリカのペレットを徹底的に混合して次の洗浄液に再懸濁した。 アセトン除去後、シリカ粒子を10分間ヒーティングブロックで56℃でインキ ュベートして乾燥した。核酸をシリカ粒子から、100μlの蒸留水で56℃で 10分間インキュベートして溶出させた。最後に、シリカ粒子を再び遠心し、シ リカの持ち込みを避けながら、上清を注意深く新しい反応チューブにピペットで 入れた。抽出した核酸標本を使用するまで−70℃で保存した。 これらの分離物におけるCMVのmRNAの検出の前に、抽出RNAの完全さ と量を確認した。 それ故、標本を、U1snRNP−特異的A蛋白質(U1A) mRNA(Sillekens,P.T.G.,ら、EMBO J.6,3841-3848.,1987)の存在を確認する ために分析した。このmRNAは比較的少ないメッセンジャーであり、細胞のハ ウスキーピング遺伝子から転写される。ノーザンブロット分析により示されるよ うに、増幅できるU1AのmRNAの存在が全ての標本で明白であった(データ は示さない)。 プライマー及びプローブ 特異的検出のために使用されるプライマーとプローブの配列と極性を表1に示 す。 全てのオリゴヌクレオチドプライマー及びプローブを、ホスホルアミダイト生 化学を使用してPCR−MATE 391DNA合成機(Applied Biosystems)上 で合成した。ELGA検出のためのオリゴヌクレオチド(下記参照)を、次のセ イヨウワサビペルオキシダーゼ(HRP)の結合のために、5’−アミノリンク (Aminolink 2; Applied Biosystems)を用いて合成した。 増幅プライマーを精製するために、20%ポリアクリルアミド/7M尿素スラ ブゲル上で粗オリゴヌクレオチド溶液を電気泳動で分離し、次に、対応するゲル のバンドから完全な長さの オリゴヌクレオチドを溶出した。ゲルスライスから溶出し、エタノール沈殿で濃 縮した後、プライマーをMilli−Q水に溶かし、濃度をOD(260nm) 測定により決定した。 検出用プローブをHRP(Boehringer)に結合させるために、架橋結合試薬S DPD(Pharmacia)とEMCS(Fluka)を使用してオリゴヌクレオチドのアミ ノリンクに酵素を結合させた。未結合のHRPをQiagen Tip−100 カラム(Qiagen)で取り除いた。HRP−標識オリゴヌクレオチドを精製するため に、ポリアクリルアミドゲル電気泳動にかけた後水中での一晩のインキュベーシ ョンによりゲルスライスからHRP−結合オリゴヌクレオチドを溶出した。HR P−結合オリゴヌクレオチドの量をOD(260nm)とOD(400nm)測 定から計算した。溶液を−70℃で保存した。 NASBA増幅 RNA増幅を、NASBAを使用して行った。何故ならば、この増幅技術は、 DNAのバックグラウンドのある中でRNAを特異的に増幅できるからである。 これらの増幅反応を標準NASBAプロトコルを使用して行った。 増幅反応を始めるために、10μlの2.5×反応緩衝液 (100mMトリス−塩酸(pH8.5);30mM塩化マグネシウム;105mM 塩化カリウム;12.5mMジチオトレイトール;2.5mMの各dNTP;5 mMのATP、CTP及びUTP;3.75mMGTP;1.25mMのITP )を、6.25μlの4×プライマーミックス(0.8μMの各プライマー;6 0%のジメチルスルホキシド)、5μlの核酸溶液及び1.75μlの蒸留水と 共に反応チューブに加えた。この混合物を65℃で5分間加熱し、その後チュー ブを41℃にした。2μlの酵素混合物(40ユニットのT7RNAポリメラー ゼ;8ユニットのAMV逆転写酵素;0.1ユニットのRnaseH;1.25 μg/μlのBSA)を加え、チューブの内容物を軽く叩いて混合した。41℃ で90分間インキュベートして反応を進め、それを−20℃にして反応を止めた 。 ポリメラーゼ連鎖反応 HCMVのmRNAの対応する遺伝子を検出するために、PCR増幅を使用し た(本質的に、Saikiら、1985に記載されたように行った)。 鋳型DNAとして、5μlの核酸溶液を、適切なプライマー対(各15pmo l)、デオキシリボヌクレオシド三リン酸 (各200μM;Pharmacia)、2μlの10×PCR緩衝液(Perkin-Elmer) 、及び1.25ユニットのTaqポリメラーゼを含む合計20μlの増幅用反応 混合物に加えた。蒸発を防ぐために、反応物の上に100μlの鉱物油を重層し た。DNAサーマルサイクラー(Perkin-Elmer)で94℃で1分の変性、60℃ で1分のプライマーアニーリング、72℃で2分の鎖伸長、及び72℃で10分 の最終の断片伸長からなるサイクルの合計40サイクルで、増幅を行った。 PCR増幅生成物のサザンブロット解析 2×SSC(1×SSCは150mMの塩化ナトリウム;15mMのクエン酸 ナトリウムである)中で2時間の真空ブロッティングにより、増幅DNAを2. 0%のpronaroseゲル(Hispanagar,S.A.)からナイロン膜(Zeta-probe;BioRad,US A)に転移させた。50℃でハイブリダイゼーション溶液(0.5Mのリン酸ナト リウム(pH7.2);7%のドデシル硫酸ナトリウム)中で30分間、膜をプ レインキュベートし、次に最終濃度約105cpm/mlで32P標識オリゴヌ クレオチドプローブを添加した。ハイブリダイゼーションを、一晩50℃で行っ た。次の洗浄を、0.1%のSDSを補充した0.3× SSC中、50℃で行った。オートラジオグラフィーを、数時間,−70℃でKo dak Royal X-omatフィルム及び増感スクリーンを用いて行った。 NASBA−増幅生成物の分析(ELGA) NASBA生成物の分析のために、液体ハイブリダイゼーションに基づいた非 放射活性の酵素結合ゲルアッセイ(ELGA)を使用した。 増幅生成物と特異的HRP標識オリゴヌクレオチドプローブとのハイブリダイ ゼーションを実施するために、2μlの増幅反応物と、1μlの5×SSC、1 μlの濃縮負荷(load ing)緩衝液(25%(v/v)グリセロール;10mMの リン酸ナトリウム緩衝液(pH7.0);0.05%のブロムフェノールブルー ;0.01%のキシレンシアノール)、及び1μl当たり約1010分子を含むH RP−標識オリゴヌクレオチド溶液の1μlを混合させ、続いて45℃で15分 間インキュベーションした。ハイブリダイゼーション後、反応混合物の半分を、 0.04%(w/v)の硫酸デキストランを補充した7%のポリアクリルアミド ゲルに直接載せた。結合及び未結合のHRP−標識オリゴヌクレオチドを電気泳 動で分離した後、50mlの基質溶液(125μg/mlの3,3′,5,5′ −テトラ メチルベンジジン;0.003%の過酸化水素;100mMのクエン酸ナトリウ ム緩衝液(pH5.2))を用いて約10分間、室温で直接染色を行い、プロー ブをゲル中で可視化した。最後に、50%(v/v)のメタノール溶液で一晩イ ンキュベーションをしてゲルを固定し、空気乾燥をした。 結果 プライマー及び感度 プラィマー対を用いてNASBAで達成できる分析感度を決定するために、in vi troで産生されたCMVのRNAの標準希釈系列を評価した。IEAのため のCMVAD 169EcoRI断片J(Schrier,R.D.,ら、Science 230,1048- 1051,,1985)のクローンされたサブフラグメントとpp67のためのpp67遺 伝子を含むCMVクローンから、既知の濃度のRNA鋳型をin vitroで産生させ た。標準希釈系列を、in vitroで産生されたRNAから調製した。 CMV−IEA(E4)プライマーセットの感度は、NASBA反応に提供し たin vitro産生RNAの少なくとも100分子であることが再現性よく知見され た。CMV−IEA(E2/E3)プライマー対では、100分子の匹敵しうる 感度が 達成できた。 pp67プライマー対のプライマー性能を、CMV AD169のpp67遺 伝子のクローン断片から転写されたinvvitro産生RNAで評価した。AD169 に由来するCMV−pp67−4プライマー対の場合、NASBA条件を、この プライマー対の感度がin vitro産生RNAの100分子になるように最適化でき た。Towne株の配列に基づくCMV−pp67−1の下流プライマーのミス マッチから予期できるように、このプライマー対ではCMV AD169−由来 pp67RNAから増幅生成物を産生できなかった。 in vitro産生RNAに加えて、真のウイルスmRNAもこれらのプライマーセ ットで同定できるかどうかを確立するために、CMV AD 169で感染され た繊維芽細胞から全核酸を抽出し、NASBAで増幅した。全てのプライマーセ ットは、ノーザンブロット上にCMV特異的RNA由来増幅生成物に対応するハ イブリダイゼーション信号を示した。ノーザンブロット分析は以下に記述するよ うに行った。 IEA RNA又はpp67RNAのin vitro転写に使用した組換えプラスミ ドの10倍希釈系列に基づいて,PCRで使 用したとき、NASBAプライマー対の検出下限は約50−100ゲノム相当物 であった。 HCMVのmRNA及びDNAの検出 U1AのmRNAの内部対照が全てのサンプルで陽性であったので、IEA遺 伝子とそれに対応するmRNAの存在を、35体の標本の全シリーズについて更 に分析した。PCR増幅を行うと、IEA遺伝子のプライマーを使用するとき、 18の標本でCMV−DNAが陽性であった(表2)。しかし、pp67遺伝子 プライマーを用いてPCR増幅を行うと、これらの18の標本のうち2つでCM V−DNAを検出できなかった(OT28及び0T34、表2)。これは、既に 2つのプライマー対をpp67遺伝子のために使用したという事実にもかかわら ず、未だ2つの標本がCMV−DNAに対し偽陰性であったということを示す。 最も考えられるのは、これは、HCMVゲノムのこの部分での臨床株の間の配列 の変異によるということである。何故ならば、IEA遺伝子標的とpp67遺伝 子標的のためのプライマーセットの感度は同程度であるからである。 PCRによるDNA検出のために使用されたものと同じプライマー対を用いて NASBA増幅によるIEAのmRNAに関 して標本を分析したところ、PCRで陽性であったほぼ全ての標本がまたNAS BAでも陽性であることが知見された。それ故、CMV−IEAのDNAに関し 陽性であった全ての標本の内、唯一の患者標本の例外はあるが、同族のmRNA も同様に検出できた。 NASBAによるpp67のmRNAの分析によると、驚くほど結果が異なっ ていた。 唯一の標本を例外として、全てのDNA陽性標本がIEA−mRNAでも同様 に陽性であったIEAと対照的に、pp67mRNAは、CMV−DNA陽性患 者のサブセットでのみ検出できた(表2)。IEA標的とpp67標的のmRN AとDNA検出のデータを表3に要約してある。これらの患者でのpp67mR NAの存否をかれらの臨床状態と関連づけると、pp67のmRNAの存在とC MV関連の可能性がある臨床症状の間の著しい関連が観察された(表4)。この 群の2人の患者は、移植臓器機能不全と発熱を伴った移植拒絶の症状を示した。 他の患者の臨床診断は心臓移植後の胃炎であり、腎臓移植受容者の網膜炎であっ た。更に、網膜炎はまた、3人のCMV−pp67mRNA陽性エイズ患者でも 観察され、その内2人はまた食道炎に罹っていた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. CMV病の疑いのあるヒトの血液標本中にヒトサイトメガロウイルスの後 期構造蛋白質をコードするmRNAの存在を検出することを特徴とする症状のあ るCMV病の診断方法であって、以下の段階、 −標的配列と特異的に反応できるプライマー対と適切な増幅試薬を使用して上記 mRNA内の標的配列を増幅すること、 −増幅した核酸を含む場合がある標本と増幅した配列の一部に相補的な配列を有 する標識核酸プローブを反応させること、 −増幅した配列とプローブの間で形成されるハイブリッドを検出すること、 を含む方法。 2. 上記mRNAがpp67のmRNAである請求項1に記載の方法。 3. 転写をベースとした増幅技術を使用して、mRNAを増幅する請求項1又 は2に記載の方法。 4. 上記増幅技術がNASBAである請求項3に記載の方法。 5. HCMVのpp67をコードする核酸配列の一部に対応 するオリゴヌクレオチドであって、10−35ヌクレオチドの長さであり、以下 の配列からなる群から選択される配列の少なくとも10ヌクレオチドの断片を含 むオリゴヌクレオチド。 6. プロモーター配列に結合した請求項5に記載のオリゴヌクレオチド。 7. HCMVのpp67配列内に位置する標的配列の増幅用プライマーセット であって、 以下の核酸配列から本質的になる1つのプライマーと 以下の核酸配列から本質的になる第2のプライマー を含むプライマーセツト。 8. HCMVのpp67配列内に位置する標的配列の増幅用プライマーセット であって、 以下の核酸配列から本質的になる1つのプライマーと 以下の核酸配列から本質的になる第2のプライマー を含むプライマーセット。 9. 請求項2の方法におけるプライマーとしての、請求項5に記載のオリゴヌ クレオチドのいずれかの使用。 10. 請求項2の方法におけるプローブとしての、検出可能な標識で標識され た以下の配列から本質的になるオリゴヌクレオチドの使用。 11. 請求項7及び/又は8に記載の、プライマーの1つ又は複数のセット、 及び プライマーの上記セットにより規定される増幅した核酸配列の少なくとも一部に 実質的に相補的な核酸配列を含む、検出可能な標識で標識されたオリゴヌクレオ チド、 を含むHCMV病の診断用テストキット。
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