JPH09502841A - 通信網用耐障害サービス提供装置 - Google Patents

通信網用耐障害サービス提供装置

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JPH09502841A JP7501495A JP50149595A JPH09502841A JP H09502841 A JPH09502841 A JP H09502841A JP 7501495 A JP7501495 A JP 7501495A JP 50149595 A JP50149595 A JP 50149595A JP H09502841 A JPH09502841 A JP H09502841A
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Abstract

(57)【要約】 基本呼処理により呼の設定、保守および切断を実現する交換機と、該交換機と通信して該基本呼処理に追加のサービスを提供するサービス提供手段(SPA)とを含む通信網アーキテクチャは周知である。一般に通信網に課せられる高い可用性の要件ために、サービス提供手段は、一般に耐障害設計である必要がある。サービス提供手段の第1のサービス論理(50)から現在提供されているサービスについての状態データを確実に記憶(55)するためのチェックポインティングに依存する耐障害アーキテクチャが提供されている。すなわち、第1のサービス論理(50)が故障した場合、第2のサービス論理(52)が動作し、バックアップ記憶(55)から現在のサービスに所要の状態データが提供される。第1の論理(50)によるデータのチェックポインティングの量を減らすために、状態データは、対応する呼が安定段階に達した時にのみチェックポインティングされ、設定時の呼の損失は、呼が確立された後よりもはるかに許容できるものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】 通信網用耐障害サービス提供装置 技術分野 本発明は、通信網、さらに詳細には、通信網の交換局に呼処理サービスを提供 する耐障害サービス提供装置に関する。 背景技術 呼の設定、保守および切断を行う基本呼処理を実現する交換機と、該交換機と 通信して該基本呼処理に追加のサービスを提供するサービス提供手段とを含む通 信網アーキテクチャは周知である。そのような追加のサービスの例は次のような ものである。 3ウェイ呼出し コール・スクリーニング コール・フォワーディング コール・ウェイティング テレボーティング 800番号ルックアップ イエロー・ページ・プラス アカウント・カード/クレジット・カード呼出し ネットワーク自動呼出し配布 専用仮想ネットワーク コール・ブロッキング ウェイクアップ・コール フリーフォン/テレインフォメーション 呼出し名前送達 高速ダイヤル呼出し 汎用個人電話 番号翻訳 そのような配置の交換機は、一般に、2つまたはそれ以上の呼部分(「セグメ ント」ともいう)からなる呼を扱い、そのような各呼部分の設定、保守および切 断を実行する。したがって、交換機が複数の交換局または交換点からなる場合、 一般に、各交換局において発着信呼部分を有する呼を扱う。もちろん、そのよう な配置でも、呼は、高位レベルではただ1つの部分からなると考えられる。交換 機の基本呼処理機能性とサービス提供手段とを接続するために、交換機にはイン タフェース手段が備えられる。これらのインタフェース手段により、交換機が、 特定の呼部分に関してサービス提供手段からサービス提供を要求し、かつその呼 部分の設定、保守および切断のプロセスによってサービス提供手段に経過を報告 できるようになり、また該サービス提供手段が、サービス提供手段によって提供 されているサービスに従ってそのプロセスを促進できるようになる。 AIN(Advanced Intelligent Network)と呼 ばれるそのような従来技術の通信網アーキテクチャの1つがBellcoreに よって提案され、以下およびその他の文献に詳細に記述されている。 Advanced Intelligent Network Release 1 Network&Operations Plan,Bellore S pecial Report SR−NPL−001623(1990年6月発 行)。 Advanced Intelligent Network Release 1 Switch−Service Control Point(SCP) Application Protocol Interface Gener al Requirements,Bellcore Technical A dvisory TA−NWT−001126(1991年5月発行)。 本願に含まれる本発明の実施例の説明は、AINネットワークの文脈において 行い、したがって本発明の記載した実施例に関連して、全体的なネットワーク・ アーキテクチャの実施の詳細について前記の文献を参照する。しかしながら、前 記の文献を参照しなくとも本発明を容易に理解できるように、AINネットワー クのいくつかの重要な様態について、第1図から第9図までを参照して、本願で 説明する。これらの図は、Bellcoreの文献に現れる図に基づく。本発明 は、AINネットワーク以外の環境においても適用可能であることを理解された い。 本導入を目的として、添付の図面の第1図を参照して、一般的なAINアーキ テクチャの概略を述べる。 第1図のネットワークでは、基本呼処理(すなわち、呼の設定、保守および切 断)は、エンド・ユーザ11がそれに接続されている1つ(または複数)のサー ビス交換点SSP10によって実行される。前掲のサービスのような追加のサー ビスは、要求があれば、どちらもサービス提供手段(SPA)の例であるサービ ス制御点(SCP)12か付属13のどちらかによってSSP10に提供される 。付属13は、SSP10と直接関連するが、SCP12とSSP10は、一般 に信号転送点18を含む共通チャネル交換(CCS)ネットワーク14を介して 互いに通信する。SCP12は、複数のSSP10と関連できる。各SPA(S CP12でも付属13でも)は、1つまたは複数のサービス論理プログラム(S LP)16のインスタンスが実行できるサービス論理実行環境(SLEE)15 を提供する。SLEE15とSLP16は共同で、SSP10にサービスを提供 するサービス論理機能性を提供する。 動作中、SSP10は、呼を受信すると、呼がSPA12、13の提供するサ ービスを必要としているかどうかを確認するために、内部トリガ条件あるいはユ ーザ情報(例えばダイヤル番号)を検査する。すなわち、トリガ条件の検査は、 呼処理において複数の異なる点で実行される。SSP10は、サービスが必要で あると決定する場合、所望のサービスを要求するようにSPAにメッセージを送 り、その接続性および呼処理状況で表された論理表現をそれに送る。次いで、S PAは、要求されたサービスを提供する。これは、SSPとSPAの間の単一の 対話か、対話のセッションのどちらかを伴う。 SSP10と付属13の他に、第1図のネットワークは、インテリジェント周 辺機器(IP)16とオペレーション・システム(OS)17を含む。IP16 は、音声告知能力やDTMF番号収集能力などの資源をSSP10に提供する。 OS17は、ネットワークおよびそのサービスを概観し、ネットワークの監視や 制御などの機能を実行する。 ネットワークがそれにより呼を経路指定できる複数のSSP10からなる場合 、各SSPは、第1図のSSP10と同じサポート資源を備えることが好ましい 。 前記のAINネットワークの概観から、SPA12、13がネットワークの不 可欠な部分であり、したがって、可用性および信頼性に関してSSP10自体と 同様な制約を受けることが理解されよう。これらの要件を満足するために、SP A12、13に耐障害アーキテクチャが必要である。 1つの可能な解決策は、構成要素やサブシステムの障害が検出処理される場所 に低位レベル(すなわちハードウェア)の耐障害性を提供することである。しか しながら、そのような解決策は、一般に高価であり、プロセッサ技法の改善によ り迅速に利益を得られない。 したがって、さらに魅力的な解決策は、汎用プロセッサを使用して処理能力の 複写を行うことである。この種の可能な解決策の1つは、多数のプロセッサが、 それぞれ同じプロセスを実行し、同じデータを受信し、かつ同じ処理を実行する 能動複写を使用し、次いで多数決投票スキームを使用して処理結果を決定するこ とであろう。しかしながら、そのような解決策は、高価であり、システム動作が 決定的である場合にのみ可能である。処理能力の複写を使用する他の可能な解決 策は、通常主処理資源が処理を実行し、次いで処理の結果に従ってバックアップ 処理資源を更新する受動複写である。このようにして、バックアップ処理資源は 、状態データに関して連続的に更新され、したがって主資源が故障した場合に、 主資源を迅速に受け継ぐ。しかしながら、SPAは、一般に1秒間に1千回のサ ービス要求を処理する。SPAが呼情報を(例えば)3分間保持する必要がある とすると、常に18万回の呼についての情報(料金請求情報を含む)が記憶され ることになる。サービス要求の数が多すぎるので、データが変化するときはいつ でも、各呼に関する状態データを主処理手段から転送することは実際的ではない (状態データが変化する場合、対応する呼に関するすべての状態データを転送す るか、または変化のみを転送する前に、変化を識別記録するために特別な処理を 実行する必要があることに留意されたい。どちらの場合も、資源ローディングは 、一般に状態データの変化を生じた処理の結果をSPAに戻すのに必要なローデ ィ ングよりもかなり大きい。) 他の可能な耐障害アーキテクチャは、受動複写の場合のように主処理手段およ びバックアップ処理手段を提供するが、状態データを主処理手段から安定な記憶 装置にバックアップすることである。すなわち、主処理手段が故障した場合、バ ックアップ処理手段を動作させ、バックアップ記憶装置内に保持された状態デー タを通過させる。しかしながら、そのようなアーキテクチャには、受動複写に関 連して前記と同じ欠点がある。 本発明の目的は、改善された耐障害サービス提供手段を提供することである。 発明の概要 本発明の1つの様態によれば、それにより設定、保守および切断される呼セグ メントに関して、呼処理サービスを通信網の交換局に提供するサービス提供装置 において、 通常該サービスを交換局に提供する第1のサービス論理手段と、 該第1のサービス論理手段が故障した場合、該サービスを交換局に提供する第2 のサービス論理手段と、 該第1のサービス論理手段の故障に反応して、該第2のサービス論理手段を動作 させる障害回復手段と、 バックアップ記憶装置とを含み、 該第1のサービス論理手段が、現在サービスを提供している各呼セグメントにサ ービスが提供されると、第1のサービス論理手段によって保持される状態データ を該バックアップ記憶装置に保管し、この状態データの保管が、第1のサービス 論理手段が対応する呼セグメントの設定時に必要なそのサービス提供動作の少な くとも大部分をほぼ完了したことを決定した直後に、該呼セグメントに関して実 現され、該第2のサービス論理手段が動作すると、現在の呼セグメントにサービ スを提供し続けるのに必要な状態データを該バックアップ記憶装置から検索する ことを特徴とするサービス提供装置が提供されている。 この配置によれば、SSPとSPAの間の対話のほとんどが呼の設定(設定の 持続期間は1秒以下)中に起こるので、状態データをバックアップするのに必要 なSPA(すなわち、前述の「第1のサービス論理手段」)の主処理資源の資源 ローディングはかなり減少する。呼の設定中に呼情報が失われたとしても、収入 はほとんど失われず、エンド・ユーザは、呼が故障しても再試行できるのでまっ たく問題はない。SPAが呼の設定中に累積する単位呼情報は、関連する呼部分 がSSPとSPAの間の対話の数が一般に小さい点において安定な場合(すなわ ち確立されている場合)にのみ重要になり、データは、呼出し期間が進行するに つれて徐々に重要になる。 本発明によれば、SPAの第1のサービス論理手段は、呼セグメントの設定時 に必要なサービス提供動作の少なくとも大部分が完了している点を自動的に認識 し、障害を回避するバックアップ記憶装置に呼データを保管する。故障の場合に は、設定の進行中に呼の大部分が失われるが、サービス提供状態データがバック アップ記憶装置内に記憶された(すべての安定な呼を含む)どの呼についても、 第2のサービス論理手段を開始し、かつそれにバックアップ記憶装置内に保持さ れた状態データを提供することによって、サービス提供を再開できる。 1つの実施例では、呼セグメントの設定プロセスの少なくとも大部分が完了し たことを交換局によって通知された場合、第1のサービス論理手段は、対応する 呼セグメントの設定時に必要なそのサービス提供動作の少なくとも大部分をほぼ 完了したことを決定する。あるいは、第1のサービス論理手段は、サービス提供 が進行中の場所を通知するだけで、対応する呼セグメントの設定時に必要なその サービス提供動作の少なくとも大部分をほぼ完了したことを決定する。後者と同 様な他の方法は、第1のサービス論理手段が、対応する呼セグメントがその安定 段階に入るまで、次のサービス提供動作が必要とされないことを決定する場合、 対応する呼セグメントの設定時に必要なそのサービス提供動作の少なくとも大部 分をほぼ完了したことを決定することである。 バックアップ記憶装置内に保持された状態データを最新に保つために、第1の サービス論理手段による特定の呼セグメントに関する状態データの記憶装置への 第1の保管に従って、第1のサービス論理手段においてこの状態データが変化す ると、バックアップ記憶装置内に保持された状態データが更新される。 該バックアップ記憶装置は、耐障害データベースまたはディスク・ドライブで あることが好ましい。 バックアップされたデータは、第2のサービス論理手段の動作時にすべてがそ れに転送されないことが有利である。すなわち、バックアップされたデータは、 すべて第2のサービス論理手段に転送されると、第2の論理手段が利用できる前 に大きい遅延が導入されるだけでなく、データの一部が再び必要とされないので 不要となる。代わりに、特定の呼セグメントに関する状態データは、該第2のサ ービス論理手段が該交換局からの通信の結果としてそのような情報を必要とする 場合、該第2のサービス論理手段に転送されることが好ましい。 1つまたは複数の呼のセッションが、そのようなセッションに関するセッショ ン情報をSPA内に保持して確立できる場合、このセッション情報も、該バック アップ記憶装置にバックアップされることが好ましい。このバックアップされた セッション情報は、第2のサービス論理手段が動作すると、バックアップ記憶装 置から第2のサービス論理手段に転送されることだけであることが有利である。 その場合、対応するセッションに関連する現在の呼セグメントについての状態デ ータも第2のサービス論理手段に転送される。 本発明の他の様態によれば、それにより設定、保守および切断される呼セグメ ントに関して、呼処理サービスを通信網の交換局に提供するサービス提供装置に おいて、 通常該サービスを交換局に提供する第1のサービス論理手段と、 該第1のサービス論理手段が故障した場合、該サービスを交換局に提供する第2 のサービス論理手段と、 該第1のサービス論理手段の故障に反応して、該第2のサービス論理手段を動作 させる障害回復手段と、 バックアップ記憶装置とを含み、 該第1のサービス論理手段が、現在サービスを提供している各呼セグメントにサ ービスが提供されると、第1のサービス論理手段によって保持される状態データ を該バックアップ記憶装置に保管し、この状態データの保管が、セグメントの設 定プロセスの少なくとも大部分が完了した直後に、該呼セグメントに関して実現 され、該第2のサービス論理手段が動作すると、現在の呼セグメントにサービス を提供し続けるのに必要な状態データを該バックアップ記憶装置から検索するこ とを特徴とするサービス提供装置が提供されている。この場合、状態データをい つ保管すべきか決定するのに使用されるのは、(サービス提供動作の完了ではな く)呼セグメント設定プロセス自体の少なくとも大部分の完了である。 本発明の他の様態によれば、呼の設定、保守および切断を行う基本呼処理を実 現する交換機と、該基本呼処理に追加のサービスを提供する該交換機と通信する 手段とを含む通信網において、該交換機が、該呼を少なくとも1つの呼部分から なるものとして扱い、該交換機がそのような各呼部分の設定、保守および切断を 行い、交換機とサービス提供手段とを接続し、それにより交換機が特定の呼部分 に関してそこからサービス提供を要求し、その呼部分の設定、保守および切断の プロセスによってサービス提供手段に経過を報告できるようになり、かつ該サー ビス提供手段が、サービス提供手段によって提供されているサービスに従ってそ のプロセスを促進できるようになるインタフェース手段を含み、 該インタフェース手段が、対応する呼部分の設定が少なくともほぼ完了した時に サービス提供手段に報告し、 該サービス提供手段が、通常該サービスを交換機に提供する第1のサービス論理 手段と、該第1のサービス論理手段が故障した場合、該サービスを交換機に提供 する第2のサービス論理手段と、該第1のサービス論理手段の故障に反応して、 該第2のサービス論理手段を動作させる障害回復手段と、バックアップ記憶装置 とを含み、該第1のサービス論理手段が、第1のサービス論理手段によって保持 される現在サービスを提供している各呼部分に関する呼部分関連データを該バッ クアップ記憶装置に保管し、このバックアップが、交換機の該インタフェース手 段がその呼部分の設定が少なくともほぼ完了したことを報告した直後に、該呼部 分に関して実現され、かつ該第2のサービス論理手段が、動作すると、現在の呼 部分に要求されたサービスを提供し続けるのに必要な該呼部分関連データを該バ ックアップ記憶装置から提供されることを特徴とする通信網が提供されている。 図面の簡単な説明 添付の概略図面を参照し、非制限的な例を用いて、本発明を実施するサービス 提供装置(SPA)について説明する。 第1図は、基本呼の設定および切断に追加のサービスを提供するように企図さ れた通信網用の周知の一般的なアーキテクチャを示す図である。第1図のネット ワークは、特に、サービス交換点(SSP)と、サービス提供装置(SPA)の 2つの配置、すなわちサービス制御点(SCP)および付属プロセッサを含む。 第2図は、発信呼セグメントと着信呼セグメントを含む、単一のSSPによっ て扱われる2者呼用の接続性モデルを示す図である。 第3図は、それぞれ各SSPの発信呼セグメントと着信呼セグメントを含む、 2つのSSPを通過する2者呼用の接続性モデルを示す図である。 第4図は、第1図のSSPの処理機能性の図である。 第5図は、発信呼セグメントについて第1図のSSP基本呼処理機能性をモデ ル化した発信基本呼モデル(BCM)の簡単化した状態遷移図である。 第6図は、第5図と同様な着信BCMの簡単化した状態遷移図である。 第7図は、それぞれ第5図および第6図の発信BCMおよび着信BCMによる 進行に関連する発信呼セグメントおよび着信呼セグメントの接続性状態を示す図 である。 第8図は、第5図および第6図に示されるトリガ・チェック・ポイント(TC P)ブロックによって表される処理を示す流れ図である。 第9図は、接続ビュー(CV)の構成を表し、CV処理に関連する情報の流れ を示す図である。 第10図は、本発明を実施する、第1図のSCPまたは付属プロセッサとして 使用するのに適したサービス提供装置のブロック図である。 好ましい実施例の説明 本発明を実施するサービス提供装置を、前に概説した第1図の従来技術のネッ トワークに関して、以下に説明する。サービス提供装置が、呼処理時のどの段階 において、呼状態情報のバックアップを実現するかを十分に理解するためには、 SSP10とSPA12、13の間の対話に関連する要素を画定する前述のBe llcoreの文献に示される呼モデルを理解する必要がある。したがって、こ の呼モデルの主要な特徴を以下に説明する。 呼モデルは、多くの現在のデジタル交換機に使用されている既存のデジタル交 換機の機能性に基づいて作成される概念モデルである。具体的には、呼モデルは 、SSP内にどのような追加の処理機能性が必要であるか、さらにSPAとのイ ンタフェースを提供するために、標準的な基本呼処理を画定する。以下でさらに 詳しく説明するように、この追加の機能性は、2つの処理ブロック、すなわち呼 部分を設定および切断する基本呼処理に関連するBCM処理と、サービスを必要 とする各呼部分の概観を提供し、SPAと対話する接続ビュー(CV)処理に分 割される。そのBCMおよびCV処理機能性ブロックを有する呼モデルが、SS PとSPAの間の対話をモデル化する手段であることを理解されたい。すなわち 、SSPの実際の実行は、一般に、モデルに直接対応しないが、それでもモデル の全体的な機能性を包含する。 接続性の表現 呼モデルは、呼が通過する各SSP10内の発信呼部分と着信呼部分から構成 される呼のビューに基づく。これらの呼部分は、呼セグメントCSと呼ばれ、現 在のデジタル交換機の実行に従って機能上異なった方法で扱われる。したがって 、各CSには、SPA12、13からそれぞれのサービスが独立して提供され、 同じ呼に関連する異なるCSが、異なるSPAによってサービス提供される。 第2図は、単一のSSP10を通って完成され、したがって2つの呼セグメン トCS1、CS2のみからなる2者呼を示す。しかしながら、第3図は、2つの SSP10を通過し、したがってCS1からCS4の4つの呼セグメントからな る2者呼を示す。セグメントCS1、CS3は、発信CSであり、セグメントC S2、CS4は、着信CSである。 第2図および第3図からわかるように、CS自体は、2つの脚LO、LIと接 続点CPから構成されると考えられる。すなわち、2つの脚は、発呼側と被呼側 のそれぞれに向かう通信経路に対応する(したがって、第3図のCS2の脚LO はトランクを表す。) 実際に、CSは、接続点の片側に複数の脚がある多者呼のような場合、2つ以 上の脚を含む。脚とCSのCPとの関連は、CPの接続性、すなわち、接続の構 成方法を表す。 呼モデル 前記のSSP内の発信CSと着信CSへの呼のセグメンテーションの結果、S SP10とSPA12、13を相互接続する呼モデルが、CSに関連して画定さ れる。 さらに具体的には、呼モデルは、SPAと、CSの交換に基づいた呼処理とを 相互接続するために、BCM処理機能性とCV処理機能性の両方を各CSにもた らした基本呼処理に追加される。したがって、第4図では、SSP内の2者呼用 の交換に基づいた呼処理(呼の設定、保守および切断)は、アクセス処理ブロッ ク20および基本呼処理ブロック21によって表され、一方、追加のBCM処理 ブロック22およびCV処理ブロック23は、各CSに加えられる。BCM処理 ブロック22は、アクセス処理ブロック20および基本呼処理ブロック21と対 話して、どちらも関連するCV処理ブロック23に、関連するCSについての基 本呼処理操作の進行について報告し、かつこれらの基本操作をCV処理ブロック を介してSPAにより制御できるようになる。CV処理ブロック23は、SPA によるCSへのサービス提供に関して必要とされるSPAとメッセージを交換し 、かつSPAが要求されたサービスを実施するのに必要とするCSの呼処理およ び接続性の様態をそれぞれ制御するために、BCM処理ブロック22と基本呼処 理ブロック21に制御プリミティブを通過させる場合、CSの接続性の概観を保 つ責任がある。 BCM処理ブロック22は、SPAが進行を告知され、次の処理を促進する交 換に基づいた基本呼処理内の点を画定する基本呼モデル(BCM)と呼ばれる呼 モデルに従ってその機能を実行する。 CV処理ブロック23は、CSのどの要素が可視であり、SPAにアクセス可 能であるかを画定する接続ビュー(CV)と呼ばれる呼モデル構成要素を使用し て、その機能を実行する。 基本呼モデル(BCM) 基本呼モデルは、2者呼用のSSPにおける基本呼処理をモデル化した状態遷 移図の形の表現である。重要と考えられる処理は、BCMの状態を構成する一連 のPIC(呼内の点)によって表される。各PICは、所定の事象の発生に基づ いて励起される。2者呼に必要な基本処理に重要でないすべての処理特徴(交換 に基づいたサービスか、SPA12、13から要求するサービスか)は、各PI Cからの出口のところにあるトリガ・チェック・ポイント(TCP)において係 合する。そのような他の処理特徴は、特定のTCPにおいて契合するかどうかは 、TCPにおいて指定されたトリガ基準で決まる。トリガ基準がTCPにおいて 満足されない場合、処理は次のPICで行われる。トリガ基準が満足される場合 、SPAサービスが必要であれば、メッセージが関連する呼の詳細とともに関連 するSPAに送られ、次いで要求されたサービスが提供される。SPAは、処理 が続くBCM内の点を制御でき、次のPICで処理を続けさせるか、または処理 を再開する他のPICを指定する。 BCMは、発信CSに関連する処理をモデル化する発信BCMと、着信CSに 関連する処理をモデル化する着信BCMとに分けられる。第5図および第6図は 、それぞれ発信BCMおよび着信BCMを示すが、どちらの場合も、これらのB CMは、中間呼および例外事象を省略することにより簡単化されている。 第5図に示される発信BCMは、図に指名されたそれぞれ重要な呼処理段を表 す10個のPIC1〜10を含む。各PICから励起させる事象Eも、第5図に 示されている。したがって、例えば、PIC6は、呼の設定許可の段を表し、関 連する出口事象Eは、この付与される許可である。すなわち、励起されるPIC 6上の他のすべてのPICのように、トリガ基準が、関連するTCP内で試験さ れる。 第6図から、切断事象がどのPICにおいても検出されるのであれば、処理は TCPを介して空白状態PIC1に戻ることが理解されよう。 第6図に示される着信BCMは、全体的な形状が第5図のBCMと同じである が、それらの関連するTCPを有する7個のPIC11〜17のみからなる。 もちろん、その接続性特徴(CP、脚)で表されるCSの状態は、対応するB CMを通る進行とともに変化する。第7図は、(第7図の左側に簡略化した形で 示される)対応するBCMを通る進行に関連する発信CSおよび着信CS(第7 図の右側)の接続性特徴の状態を示すことによってこの変化を示す。 CSの呼の設定段階の間、CSは、1つまたは両方の脚がない。CSに両方の 脚が付けば、安定であると呼び、呼が切断されるまで安定なままである。もちろ ん、呼をSSPにより十分に設定する場合は、発信CSと着信CSの両方がそれ らの安定段階にある必要がある。第7図から、発信CSは、PIC1〜6によっ て設定され、PIC7〜10によって安定になり、一方、着信CSは、PIC1 1〜14によって設定され、PIC15〜17によって安定となることが理解さ れよう。第7図は、発信BCMおよび着信BCMのPIC間の相対オフセットも 示す。 次に第8図のTCP処理フローチャートを参照して、TCPがBCM内で遭遇 する場合に起こることについて詳細に考察する。すでに述べたように、TCPに おいて、SPA12、13にメッセージを送るべきか確認するためにトリガ基準 が検査される(ブロック31)。これらのトリガ基準は、接触するSPAに関す る情報、SPAに送るパラメータとともにOS17(第1図参照)によってSS P10内に設定され、関連するCSに関してSSP内で処理するかどうかは、S PAからの応答を保留する必要がある。トリガ基準のブロック31内の試験の結 果は、ブロック32内で試験され、トリガが満足されなければ、処理は次のPI Cにおいて再開する(ブロック33参照)。ブロック32の試験が、トリガは満 足されているが、処理を保留せずにSPAに指定するように報告するだけである 場合は、これは、次のPICに進む前に、ブロック34内で行われる。最後に、 ブロック32の試験が、トリガが満足され、CS処理を保留し、指定されたSP Aに報告を行い、応答を受け取る場合、TCP処理は、SPAに報告するために ブロック35に進み、応答を受け取る。この後者の場合、SPAからの応答は、 SSPからの応答を必要とし(ブロック36参照)、この場合、ブロック35が 再加入する。そうでなければ、応答は進行し(ブロック37)、シーケンス内の 次のPICと異なるPICへのジャンプが要求された場合(ブロック38内で試 験される)、これはTCP処理の励起時にブロック39内で行われる。 ブロック35におけるその応答の部分として、SPAは、事象マスクを設定し て、ある特定の事象が、関連するCSの処理中に発生した場合、それを告知する ように尋問することができる。この場合、次のTCPにおいて、この事象マスク は、(関連するTCPのトリガ基準とともに)ブロック31内で検査され、要求 された事象が発生していれば、適切な報告をSPAに返す。トリガの場合のよう に、この報告は、CS処理の保留の有無に関わらず発生するように指定でき、そ れによりTCP処理ブロック32〜39は、トリガに関して要求された事象に均 等に適用される。 呼モデルによれば、BCM処理は、SPAとの通信に直接影響を及ぼさないこ とが理解されよう。代わりに、前述のように、BCM処理は、報告する事象をC V処理に伝達し、後者はSPAと通信する。 接続ビュー(CV) すでに述べたように、CVは、SPA12、13にアクセス可能な基本呼処理 資源の表現を特定のCSに関して提供する。CV処理機能性(第4図、ブロック 23)は、CVを管理し、SPAが(BCM処理によって)関連するCSならび にCSの接続性様態の基本呼処理を制御できるように、CVによって示される資 源へのアクセスをSPAに提供する。 CVは、BCMオブジェクトによるCSに関連する基本呼処理資源、およびC Pによる接続性資源および脚オブジェクトを表すCVオブジェクトの集合の形を とる。CVオブジェクトによって表される資源の状態は、いつでも、CVコンテ クストを構成する。すなわち、第9図に示されるように、CVコンテクスト40 は、関連するCSの呼処理(BCM)様態に関する構成要素(BCMコンテクス ト41)およびCSの接続性様態に関する構成要素(接続性コンテクスト42) を含む。 第9図は、CVに関して実行されるCV処理に関連する情報の流れも示す。具 体的には、呼処理事象は、BCM処理22か基本呼処理21のどちらかから報告 され、制御プリミティブは、後でそれらの両方に通過する。さらに、メッセージ 「交換CV」がSPA12、13を通過し、メッセージ「SPA CV」が戻っ てくる。 CV処理機能性によって実現されるCVの管理では、サービスがSPA12、 13から要求することを示す時にいつでも対応するBCMからの事象報告が特定 のCSに関してCVを作成すること、必要な場合にCVコンテクストのコピーと ともに事象(トリガを含む)をSPAに報告すること、SSP内の呼処理事象か またはSPAからのメッセージ「SPA CV」に応答して呼処理資源を操作す る動作のどちらかのために、呼処理資源の状態の変化を反映するCVコンテクス トを更新すること、SPAに興味がなくなった場合CVを除去することが行われ る。 安定したCV報告 以下で説明するように、第10図を参照して以下に述べるSPAでは、呼処理 中に、それにサービスを提供するCSがいつその安定段階に達したかを知る必要 がある。前記の説明からこれがどのように達成されるかが明らかとなろう。 具体的には、BCMの処理中にサービスがSPAから要求されることを示すト リガが検出されると、BCMは、これをCV処理に報告し、その結果対応するC Vが発生し、メッセージ「交換CV」がSPAに出力される。トリガは、応答が SPAから要求される形で1に指定される。メッセージ「SPA CV」内に戻 されたSPA応答は、CSをその安定段階に入れる事象(発信CSの場合、これ は、「呼設定が許可された事象」)の発生を知っていることを尋問する事象マス クを含むようになされている。この事象マスクは、CS用のBCMに送られる。 次いで、CSがその安定段階に入ることを示す事象が発生した場合、関連するT CP処理がSPAに報告させる。 サービス提供装置(SPA) 第10図は、第1図のSPA12、13に使用される本発明を実施するSPA の形態を示す。特定のサービスを提供するのに必要なハードウェアおよびソフト ウェアの実際の詳細は本発明とは関係がなく、したがってここでは説明しない。 重要なことは、SPAに使用される全体的な耐障害アーキテクチャである。 第10図の実施例では、SPAは、一般に汎用プロセッサ(ローカル・メモリ を含む)の形をした、SLEE機能性を提供するためにオペレーティング・シス テム・ソフトウェアを動作する、第1のサービス論理50、および1つまたは複 数のSLPプログラムを含む。第1のサービス論理50は、インタフェース51 を介してSSPと対話し、通常SSPにサービスを提供する形でSPAの機能性 を提供する。 SPAはまた、第1のサービス論理50とほぼ同じ機能性を有するが通常は動 作しない第2のサービス論理52も含む。第2のサービス論理52は、第1のサ ービス論理50が故障した場合、後者のバックアップの役目をする。障害回復制 御機能ユニット53は、第1のサービス論理50を監視し、後者の故障を検出す ると、第2のサービス論理52が動作し、それに応じてメッセージをSSPから 論理50にではなく論理52に交換するようにインタフェース51を制御する。 第2のサービス論理52が、第1のサービス論理50の故障時にそれによって 扱われるサービス要求の少なくとも一部に関して、サービスを提供し続けること が可能となるように、信頼できるバックアップ55を備える。第1のサービス論 理50は、CSサービス要求に応答して、要求しているCSのBCM用の事象マ スクを設定するようになされており、その結果後者により、第1のサービス論理 50が、CSが呼処理のその安定段階に入る時を知ることができる。第1のサー ビス論理50に、それが現在サービスを提供しているCSがその安定段階に入っ たことが知らされると、サービス論理50は、CSサービス要求を処理するすベ ての関連状態データを確実な記憶装置55に保管する。このデータは、関連CV コンテクスト・データ、およびサービス要求をサービスするように実行されるS LP処理に関するデータを含む。もちろん、CSがサービスを要求する前にすで にその安定段階に達している場合は、サービス論理50は、サービス要求に応答 した際に適切な状態データを記憶装置55に保管する。 第1のサービス論理50が通常動作を続けると仮定すると、CSに関連する状 態データが変化した場合、状態データは、再び記憶装置55に保管される(ある いは、変化のみが保管される)。サービス論理50が要求されたCVへのサービ ス提供を完了すると、論理50は、記憶装置55内に保持される状態データを削 除する。 サービス要求が単一の中間応答のみを必要とする場合、状態データは、この要 求に関して記憶装置55に送られない。 第1のサービス論理50が故障し、第2のサービス論理52が動作するとき、 それらの安定段階に達しているCSに提供されるサービスに関する状態データが 、第2のサービス論理にとって利用可能であり、第2のサービス論理がユーザに わかる方法で関連サービスを提供し続けることできる。単に記憶装置55内に保 持されたすべての状態データをバックアップ・サービス論理52に送るだけなら 可能であるが、これは、同時に行った場合かなりの時間を要する。したがって、 第2のサービス論理52が現在のサービスに関してSSPからメッセージを受け 取る際に、各CSに関する状態データを変換することが好ましい。 確実な記憶装置55は、例えば、耐障害データベースまたはディスク・ドライ ブである。この記憶装置55は、一般にその内容を周期的に走査し、サービス要 求が流通している最大実効時間よりも長く設定された所定の期間よりも長い時間 存在したエントリを除去するようになされている。このようにして、記憶装置5 5は、価値のないエントリで妨害されなくなる。 第2のサービス論理52も故障した場合は、他のサービス論理が次々に動作で きるように、複数のバックアップ・サービス論理を提供できることが理解されよ う。多数のバックアップ・サービス論理が提供される場合、各論理(能動論理の 場合)は、論理50について前述したように、安定なCSに関するデータを保管 する同じプロセスを実行する。 もちろん、第10図のSPAに各種の他の変形を行うことも可能である。例え ば、状態データが保管されたCS呼処理内の点を、CSをその安定段階に入れて 正確なBCM出口事象から変形できる。重要な点は、サービス提供動作のほとん どが呼の設定時に起こるので、CSへのサービス提供に関連する状態データの保 管が、CS設定時に必要なサービス提供動作の大部分が完了した後でなければ開 始しない場合、すべてのサービス提供動作が記憶装置55に保管を開始させる場 合よりも必要な保管動作はかなり少ない。 SPAが多数のサービスを提供する場合、サービス提供SLPは、CSがその 安定段階に入る点またはその近くにおいて要求される。そのような場合、SLP 自体を使用して、状態データの記憶装置55への保管を開始するため、SSPか ら明確な事象報告を行う必要はない。したがって、対応するBCM事象マスクは 、CS呼処理が安定段階に入ったことを確認するために事象報告を要求するよう に設定する必要はない。実際、状態データの保管を開始するために、サービスが 特に事象の報告を要求しない方法を採用できる。代わりに、状態データの保管は 、サービスを引き受ける次に続く動作が、関連するCSがその安定段階に入るま で起こらないことが決定される場合はいつでも、特定のサービスに対して最初に 行われる。これは、次のサービス提供動作がCSがその安定段階に入るまで起こ らないような動作である場合、状態データがCSの設定段階において前もって保 管されることを意味する。 状態データの第1の保管がSSPによって明確に促されるか、サービス提供の プロセス中にある場所に従ってSPAによって決定されるかどうかに関わらず、 その影響により、CSの設定時に必要なサービス提供動作のすべてまたはほとん どが完了するまで、状態データの保管を延期しなければならない。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年4月7日 【補正内容】 4.該第1のサービス論理手段が、対応する呼セグメントがその安定段階に入る まで、次のサービス提供動作が必要とされないことを決定する場合、対応する呼 セグメントの設定時に必要なそのサービス提供動作の少なくとも大部分をほぼ完 了したことを決定することを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のサービス提 供装置。 5.第1のサービス論理手段による特定の呼セグメントに関する状態データの記 憶装置への第1の保管に従って、第1のサービス論理手段においてこの状態デー タが変化すると、バックアップ記憶装置内に保持された状態データが更新される ことを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のサービス提供装置。 6.該バックアップ記憶装置が、耐障害データベースであることを特徴とする、 請求の範囲第1項に記載のサービス提供装置。 7.特定の呼セグメントに関する状態データが、該第2のサービス論理手段が該 交換局からの通信の結果としてそのような情報を必要とする場合、該第2のサー ビス論理手段に転送されるだけであることを特徴とする、請求の範囲第1項に記 載のサービス提供装置。 8.1つまたは複数の呼のセッションが、そのようなセッションに関するセッシ ョン情報を該サービス提供手段内に保持し、かつ該バックアップ記憶装置に保管 して確立でき、対応するセッションに関連する現在の呼セグメントについての状 態データも第2のサービス論理手段に転送される場合にのみ、該セッション情報 が、第2のサービス論理手段が動作すると、バックアップ記憶装置から第2のサ ービス論理手段に転送されることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のサー ビス提供装置。 9.それにより設定、保守および切断される呼セグメントに関して、呼処理サー ビスを通信網の交換局に提供するサービス提供装置において、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.それにより設定、保守および切断される呼セグメントに関して、呼処理サー ビスを通信網の交換局に提供するサービス提供装置において、 通常該サービスを交換局に提供する第1のサービス論理手段と、 該第1のサービス論理手段が故障した場合、該サービスを交換局に提供する第2 のサービス論理手段と、 該第1のサービス論理手段の故障に反応して、該第2のサービス論理手段を動作 させる障害回復手段と、 バックアップ記憶装置とを含み、 該第1のサービス論理手段が、現在サービスを提供している各呼セグメントにサ ービスが提供されると、第1のサービス論理手段によって保持される状態データ を該バックアップ記憶装置に保管し、この状態データの保管が、第1のサービス 論理手段が対応する呼セグメントの設定時に必要なそのサービス提供動作の少な くとも大部分をほぼ完了したことを決定した直後に、該呼セグメントに関して実 現され、該第2のサービス論理手段が動作すると、現在の呼セグメントにサービ スを提供し続けるのに必要な状態データを該バックアップ記憶装置から検索する ことを特徴とするサービス提供装置。 2.呼セグメントの設定プロセスの少なくとも大部分が完了したことを交換局に よって通知された場合、第1のサービス論理手段が、対応する呼セグメントの設 定時に必要なそのサービス提供動作の少なくとも大部分をほぼ完了したことを決 定することを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のサービス提供装置。 3.サービス論理手段による特定の呼セグメントへのサービス提供の進行がその ように示す場合、第1のサービス論理手段が、対応する呼セグメントの設定時に 必要なそのサービス提供動作の少なくとも大部分をほぼ完了したことを決定する ことを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のサービス提供装置。 4.該第1のサービス論理手段が、対応する呼セグメントがその安定段階に入る まで、次のサービス提供動作が必要とされないことを決定する場合、対応する呼 セグメントの設定時に必要なそのサービス提供動作の少なくとも大部分をほぼ完 了したことを決定することを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のサービス提 供装置。 5.第1のサービス論理手段による特定の呼セグメントに関する状態データの記 憶装置への第1の保管に従って、第1のサービス論理手段においてこの状態デー タが変化すると、バックアップ記憶装置内に保持された状態データが更新される ことを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のサービス提供装置。 6.該バックアップ記憶装置が、耐障害データベースであることを特徴とする、 請求の範囲第1項に記載の通信網。 7.特定の呼セグメントに関する状態データが、該第2のサービス論理手段が該 交換局からの通信の結果としてそのような情報を必要とする場合、該第2のサー ビス論理手段に転送されるだけであることを特徴とする、請求の範囲第1項に記 載の通信網。 8.1つまたは複数の呼のセッションが、そのようなセッションに関するセッシ ョン情報を該サービス提供手段内に保持し、かつ該バックアップ記憶装置に保管 して確立でき、対応するセッションに関連する現在の呼セグメントについての状 態データも第2のサービス論理手段に転送される場合にのみ、該セッション情報 が、第2のサービス論理手段が動作すると、バックアップ記憶装置から第2のサ ービス論理手段に転送されることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の通信 網。 9.それにより設定、保守および切断される呼セグメントに関して、呼処理サー ビスを通信網の交換局に提供するサービス提供装置において、 通常該サービスを交換局に提供する第1のサービス論理手段と、 該第1のサービス論理手段が故障した場合、該サービスを交換局に提供する第2 のサービス論理手段と、 該第1のサービス論理手段の故障に反応して、該第2のサービス論理手段を動作 させる障害回復手段と、 バックアップ記憶装置とを含み、 該第1のサービス論理手段が、現在サービスを提供している各呼セグメントにサ ービスが提供されると、第1のサービス論理手段によって保持される状態データ を該バックアップ記憶装置に保管し、この状態データの保管が、該呼セグメント の設定プロセスの少なくとも大部分が完了した直後に、該呼セグメントに関して 実現され、該第2のサービス論理手段が動作すると、現在の呼セグメントにサー ビスを提供し続けるのに必要な状態データを該バックアップ記憶装置から検索す ることを特徴とするサービス提供装置。 10.呼の設定、保守および切断を行う基本呼処理を実現する交換機と、該基本 呼処理に追加のサービスを提供する該交換機と通信する手段とを含む通信網にお いて、該交換機が、該呼を少なくとも1つの呼部分からなるものとして扱い、該 交換機がそのような各呼部分の設定、保守および切断を行い、交換機とサービス 提供手段とを接続し、それにより交換機が特定の呼部分に関してそこからサービ ス提供を要求し、その呼部分の設定、保守および切断のプロセスによってサービ ス提供手段に経過を報告できるようになり、かつ該サービス提供手段が、サービ ス提供手段によって提供されているサービスに従ってそのプロセスを促進できる ようになるインタフェース手段を含み、 対応する呼部分の設定が少なくともほぼ完了した時にサービス提供手段に報告し 、該サービス提供手段が、通常該サービスを交換機に提供する第1のサービス論 理手段と、該第1のサービス論理手段が故障した場合、該サービスを交換機に提 供する第2のサービス論理手段と、該第1のサービス論理手段の故障に反応して 、該第2のサービス論理手段を動作させる障害回復手段と、バックアップ記憶装 置とを含み、該第1のサービス論理手段が、第1のサービス論理手段によって保 持 される現在サービスを提供している各呼部分に関する呼部分関連データを該バッ クアップ記憶装置に保管し、このバックアップが、交換機の該インタフェース手 段がその呼部分の設定が少なくともほぼ完了したことを報告した直後に、該呼部 分に関して実現され、かつ該第2のサービス論理手段が、動作すると、現在の呼 部分に要求されたサービスを提供し続けるのに必要な該呼部分関連データを該バ ックアップ記憶装置から提供されることを特徴とする通信網。
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