JPH09502288A - 光ファイバ管理システム - Google Patents

光ファイバ管理システム

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JPH09502288A
JPH09502288A JP7508549A JP50854995A JPH09502288A JP H09502288 A JPH09502288 A JP H09502288A JP 7508549 A JP7508549 A JP 7508549A JP 50854995 A JP50854995 A JP 50854995A JP H09502288 A JPH09502288 A JP H09502288A
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fibers
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フロスト、ピーター・ルイス・ジョン
ケリー、ジョン
ピーコック、ジョン
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ブリテイッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 複数の光ファイバを管理するための光ファイバ管理システム。システムは、各単一回路のファイバが他の回路のファイバとは別個に誘導され、それによって所定の単一回路によって搬送される光信号が、他の回路のファイバにおいて行われる作業を処理することによって劣化されないようにされている。

Description

【発明の詳細な説明】 光ファイバ管理システム 本発明は、光ファイバ管理システムに関し、特に、光ファイバ通信ネットワー クのノード内に具備される光ファイバスプリッタアレイ組立て構造に関する。 イギリスにおいて、通信ネットワークは、ほぼ完全に光ファイバによって構成 された中継ネットワークと、ほぼ完全に銅線対によって構成された局部アクセス ネットワークとを含む。銅線のアクセスネットワークの柔軟性は、加入者への経 路の2点において与えられる。すなわち、第1に、道路沿いのキャビネットにお いて600本までのラインが使用でき、第2に、分配点において10乃至15本 のラインが使用できる。全体で、ネットワークは約250,000kmの地下ダ クトと、83,000個のキャビネットと、310万個の分配点と、370万個 のマンホールおよび接合ボックスを有している。結果的には、アクセスネットワ ークを含むネットワーク全体がファイバによって構成されることが期待される。 最終的な目的は、全ての予測可能なサービスの要求を可能にする容量を有する 、光学アクセスネットワーク用の固定された弾性を有する透明な通信の下部構造 を提供することである。これを達成するための1つの方法は、これが現在の高価 なアクセスネットワーク下部構造を利用する際に、アクセス地域形態全体に広が って散在した広範囲の構成の完全に管理されたネットワークを生成することであ る。そのようなネッ トワークは、必要が生じたときに構成することができ、それによって、結果的に 資金の支出を節約することができ、その理由は、投資の大部分が“適切な時間” に基いて端末装置を準備することに費やされるからである。また、それによって 、新規あるいは現在の加入者への余分のラインの迅速な供給、および電話通信サ ービスの柔軟な準備または再配置が可能になる。 完全に将来を予測するために、ネットワークは、下部構造内で帯域幅の制限さ れる能動電子装置を有しない単一モードの光ファイバでなければならない。結果 的に、この全体の透明性および向上のための完全な自由度を提供することができ る受動光学ネットワーク(PON)だけが考慮されるべきである。 最も一般的な受動光学ネットワークは、各送信および受信通路のための、交換 機のヘッド端部(HE)から加入者のネットワーク端末装置(NTE)への2地 点間用ファイバを有する単信の簡単なスターである。このネットワークの設計は 世界中で使用され、全てのアクセスの規準に合致する。それには、ファイバ数の 多いケーブルと、各加入者に対するHEおよびNTEにおける特有の電気光設備 の供給とが含まれている。結果的にかかる本来のコストは、大企業の使用者に対 してしか妥当なものではなく、彼らは一般的にコストをさらに増加させるダイバ ーシティルートの安全も要求する。 光学スプリッタおよび波長平坦化装置の出現によって、PONの概念をさらに 一歩進めることが可能となった。これら の受動素子によって、単一の送信機から送信された電力が複数の加入者の間で分 配され、それによって、設備の投資を減少および分配することができる。198 7年に、BTは、スプリットを128分割にし、20Mb/秒で動作する時分割 多重化(TDM)を使用して、受動光学ネットワーク(TPON)上の電話通信 用のシステムにおいてスプリッタ技術を発表した。この組合わせによって、基本 レートの統合サービス・デジタル・ネットワーク(ISDN)が全ての加入者に 提供されることができる。実際に、装置の資本のコストが高いため、現在の銅線 対を使用したネットワークの自由競争によるコストの制約によって、国内の加入 者がファイバを通じて電話通信を行うことが妨げられる。これは将来変わる可能 性がある。一方では、小企業の使用者(例えば5本以上のラインを有している人 等)のための電話通信は、この壁を打破することができるであろう。 企業の加入者によって要求される幅広いサービスおよび高い容量によって、2 0Mb/秒のシステムに対して32分割のスプリットがより魅力的なものとなり 、これはBishop's StortfordにおけるBTの局部ループ光学フィールドテスト( LLOFT)によって証明されている。 要約すると、PON構造に基づいたスプリッタの使用によって、アクセスネッ トワークにおけるファイバ配置のコストが減少される。2地点間用ファイバと比 較したときに、 (i) 交換機およびネットワークにおけるファイバの数を減少し、 (ii)交換機における端末装置の量を減少し、 (iii) 多人の加入者の間でコストを分割し、 (iv)散在した広範囲の低コストのファイバ下部構造を提供し、 (v) 高い程度の可撓性を提供し、“適切な時間”の装置およびサービスを提供さ せることによって、結果的に節約することができる。 さらに、PON構造は、現在の下部構造手段(ダクトおよびその他の公共施設 )に適するように調整されることができる。 ネットワーク全体の透明性は、異なる波長で通信に与えられる将来のサービス のために選択できるようにされており、TPONの場合には1300nmのウィ ンドウ内にある。別の波長で送信することによって、ケーブルテレビおよび高精 細度テレビのための広帯域アクセス等の別のサービス、あるいは高ビット速度の データ、ビデオ電話通信、もしくはビデオ会議等の商業用サービスを提供するこ とができる。ファイバの非常に大きい帯域幅の潜在性によって、透明なネットワ ークの事実上の無限の容量が約束される。結果的には、狭帯域レーザ、波長分割 マルチプレクサ(WDM)、光学フィルタ、光ファイバ増幅器、および同調可能 な装置等の光学素子における技術の開発が進んだときに、何百もの波長を同時に 送信することが可能となる。 この潜在性を使用できる状態で保持し、アクセスネットワークが多数の種々の サービスを提供するために使用できるようにするために、それは非常に高いレベ ルの安全および弾性 を提供するように設計および建設されなければならない。簡単なPOTSでさえ も、故障を制限するために事前の注意と活動維持のメンテナンスが必須とされる 。 弾性は経路の分離を含み、地下ダクトおよびその他の公共施設の現在の下部構 造を利用することは、設計哲学において第1に要求されるものである。このリソ ースを分析することによって、1次リング地域形状の生成からの分離は、現在の スタータイプネットワークにおける多数の1次接続点(PCP)に現在供給して いるスパインケーブルを接続することによって達成できることが示された。 現在のスター構成からリングを生成するために、いくつかの場所ではリンクケ ーブルを設置できる既存のダクトを有する。BTの郊外ネットワークにおいて、 平均60%のPCPが既存のダクトを使用してリングに使用できることが分析に よって示されており、200m以下の新しいダクトのリンクを加えることによっ て、さらに30%をカバーすることができる。幾つかの場合において、物理的な リングを提供することができない自然あるいは人工の境界が存在し、これらの場 合において、同じダクトのルート、すなわち、河川を横断し、あるいは鉄道橋に 架かっている二重のファイバが唯一の選択となる。 PON地域形状に対して採用された構造は、伝送技術および適切なスプリッタ 素子の利用性によって影響を受ける。伝送方法の選択は、単信(2つのファイバ 通路)、重信、半二重、もしくは単向2路通信(単一のファイバ通路)があげら れる。 1つの回路につき2本のファイバが要求されるため、単信動作によって下部構 造の複雑さが増加する。しかしながら、重信カプラがないために光学挿入損失が 最低になり、また、そのようなシステムは別個の送信および受信通路で25dB m以下の反射に反応しないので、反射減衰量も最低になるという利点を有する。 重信および半二重動作は、それぞれ重信カプラからの7dBの挿入損失ペナルテ ィを有し、単向2路通信動作はWDMでこれらを置換し、ペナルティは2dBに 減少される。 全体的なファイバの下部構造を提供するための長期的な目的と、受動技術素子 の現在の初期の状態のために、PONネットワークには単信動作および比較的低 いレベルのスプリット(32)を選ぶことが有効であると考えられる。 光ファイバ通信システムにおいて、光の減衰における過渡的変化が、伝送エラ ーを発生する可能性がある。これらの変化は、システムのファイバに沿う異なる ポイントにおける過渡的曲げ損失によって生じ、所定のファイバに沿うトラヒッ クが分配される範囲は、受ける合計の損失および過渡現象の継続期間のような物 理的変数値に応じる。過渡的損失は、主としてファイバの処理およびメンテナン スの処置のために、特にファイバスプライス領域において発生する。したがって 、マルチファイバスプライストレイが開放され、および/或いはファイバが処理 される時、10dB以下の減衰が観察される。例えば、光通信システムにおいて 使用される典型的なス プライストレイは24個のスプライスを含み、メンテナンスのためにスプライス の何れか1つが、隣接するファイバにおいて過渡的損失を発生する。この問題は 、添付の図面の図15に示されており、それは典型的な24個のファイバスプラ イストレイの開放、およびスプライスに沿う指の移動を含む処置に関して、15 50nmおよび1300nmの両方におけるシステムマージンに対するエラー発 生の確率をグラフで示している。このスプライスの位置はほぼ真ん中にあり、し たがって他のスプライスの位置よりも過渡的損失を一層受けやすいので、エラー 損失の測定は、スプライスの位置14におけるファイバにおいて行われる。図15 に示されるように、1550nmおよび1300nmの両方においてエラー測定 を行う受信機の最良の動作位置(すなわち0dBのシステムマージン)において 、ファイバの処理によって生じる過渡的損失のためにエラー発生率は高い。シス テムマージンが増加する時、エラー発生率は、1550nmおよび1300nm の両方において低下するが、システムマージンが、受信機のダイナミック範囲( 典型的に15dB)に近付いているので、エラー発生率は1550nmにおいて 依然としてかなり高い。受信機の通常の動作位置は、10-9以下のビットエラー 発生率(BER)を達成するために受信機において名目上検出される光パワーで ある。1550nmにおける結果は、1550nmにおける曲げ感度が高まって 、過渡現象が一層大きくなるために、1300nmにおける結果よりもはるかに 悪い。これは、スプライストレイが、1300nmで動作するシス テムに取り付けられ、1550nmでの動作のために後で準備をする場合、潜在 的に問題がある。これは、システムが1300nmにおいてエラー処理せずに動 作するが、1550nmにおいてはファイバの曲げ損失の感度の増加のために、 1550nmにおける重大なエラー処理特性を示すポイントがあるからである。 これによって、1550nmにおける一層大きな損失を補償するために1550 nmにおけるシステムマージンを増加する必要が生じるであろう。これは、それ が一層高い入射光パワーを必要とするためにパワー供給が一層低くなるので望ま しくない。 本発明の目的は、上記で説明された過渡的損失を受けない型式のファイバ管理 システムを提供することである。これは、“単一回路の管理”と呼ばれるものに よって達成される。光ファイバ通信システムの概念において、単一回路は2つの 異なる位置の間で光信号を搬送する1つ以上のファイバである。したがって、単 一回路は、第1の位置における送信機/受信機の対と第2の位置における送信機 /受信機の対とを接続する単一のファイバによって構成される。同じように、単 一回路は、第1の位置の送信機を第2の位置の受信機に接続する第1のファイバ と、第2の位置の送信機を第1の位置の受信機に接続する第2のファイバとによ って構成されることもできる。また、単一回路は第1の位置の送信機と第2の位 置の受信機を相互接続する複数の光ファイバと、第2の位置の送信機と第1の位 置の受信機を接続する複数のファイバとによって構成されても良い。さらに単一 回路の管理は、1つの回 路が他の回路から切られるポイントにおいて始まり、多数の回路が再形成される まで継続すると考えられる。 本発明の光ファイバ通信システムは、単一回路の管理を行い、所定の単一回路 によって搬送される光信号が、システムの他の単一回路において行われる取り付 け/メンテナンス作業によって劣化しないことを保証する。これは、各単一回路 が取り付け/メンテナンスのために再入力が可能なネットワークのポイントにお ける個々の存在としての収納および誘導を保証することによって達成される。し たがって本発明は、上記で規定された各単一回路のファイバが他の回路のファイ バから別々に導かれ、それによって所定の単一回路によって搬送される光信号が 、他のファイバにおいて行われる作業を処理することによって劣化されないよう な、複数の光ファイバを管理するための光ファイバ管理システムを提供する。 好ましい実施例において、各単一回路は、第1および第2のファイバを接続す る少なくとも1つのスプライスを含み、っ各単一回路のスプライスは、各スプラ イストレイ内に収納される。所定のスプライストレイへ導く各第1のファイバは 、各ファイバ誘導機構内に収納され、前記スプライストレイへ導く各第2のファ イバは、各ファイバ誘導機構内に収納されることが有効である。異なるスプライ ストレイの設計を利用することもできる。すなわち、“単一回路”のスプライス トレイは、2つの第1のファイバ、2つの第2のファイバ、および2つのスプラ イスを有する単一回路と結合され、“単一の素子”のスプライストレイは、8つ までの第1のファイバ、 8つの第2のファイバ、および8つのスプライスを有する単一回路と結合される 。したがってこれらの場合の第1のおいて、各スプライストレイは2つのスプラ イスを収納し、それによって各スプライストレイと関係した各ファイバ誘導構造 は、各対の光ファイバを収納する。 好ましくは、スプライストレイは積層体内に配置され、各スプライストレイは 、少なくとも1つのスプライスを保持し、各スプライスに導くファイバを収容す るための本体部分と、本体部分との間でファイバを供給するためのファイバの入 口/出口部分とを有する。各スプライストレイは、それが他のトレイと整列して いる積層状の位置から、ファイバの入口/出口部分と本体部分とがそれぞれアク セス可能である第1および第2の動作位置へ移動可能なように積層体内に装着さ れると都合が良い。 本発明は、添付された図面に関連して例示によって詳細に説明される。 図1は、それぞれが本発明によって構成された3個のスプリッタアレイ組立て 構造を備えた光ファイバ通信ネットワークノードの一方の側からの斜視図を示す 。 図2は、図1のノードの反対側からの斜視図を示す。 図3は、収容位置における歩道のボックスに設置された図1および2のノード を示している斜視図である。 図4は、図3のものに類似しているが、動作位置にある歩道のボックスに設置 されたノード2を示している斜視図である。 図5は、図1および図2のノードのスプリッタアレイ組立て構造の1つの分解 斜視図である。 図6は、図5に類似しているが、その動作位置にある組立て構造の部品を示し た斜視図である。 図7は、図5および図6のスプリッタアレイ組立て構造のスプライストレイの 1つの斜視図である。 図8は、図7のスプライストレイのファイバ入口/出口部分を示した平面図で ある。 図9は、図5および図6のスプリッタアレイ組立て構造の屈曲制限チューブマ ニホルドの1つの斜視図を示す。 図10は、図5および図6のスプリッタアレイ組立て構造のカプラアレイマッ トの1つの斜視図である。 図11は、スプリッタアレイ組立て構造のカプラアレイの後部カバーの斜視図 を示す。 図12は、図1および図2のノードの部分を形成するブレークアウトトレイの 平面図を示す。 図13は、ブレークアウトトレイの一部分の拡大斜視図を示す。 図14は、スプリッタアレイ組立て構造に内蔵されることのできるスプライス トレイの別の形態の斜視図を示す。 図面を参照すると、図1および2は、リングの地域形態PONの部分を形成す るノードNを示す。ノードNは、3個のスプリッタアレイの組立て構造S1、S 、2、およびS3の積層体と、ブレークアウトトレイTとを含む。局部交換機(図 示されていない)上に中心を置くリング(ループ)を形成する96のファイバケ ーブルCは、ノードの基部1を通り抜けた後でケーブルの入口部分2(図12参 照)を介してブレークアウトトレイTに入る。ケーブルは、それからトレイTの ほぼ楕円形の周辺トラック3の周りを少なくとも2周して、部分2を介してトレ イを離れる。96のファイバは、プラスチック材料から作られた12の可撓性の 管(図示されていない)内に収容され、各管は8つの1次被覆されたファイバを 具備する。図12を参照して以下で詳細に説明されるように、トレイTはブレー クアウト領域Bを具備し、そこで管の1つを切断することによって形成される個 々のファイバ端部部分は、スプリッタアレイの組立て構造S1、S2、およびS3 へ導かれる。この点に関して、トレイTは十分な長さのケーブルCを収容するの で、この収容された長さの真ん中で管の一方を切断し、その光ファイバを露出す るためにその管を取除いた後で、もともと繋がっていた各ファイバは、2つのフ ァイバの端部部分になり、それはスプリッタアレイの組立て構造S1、S2、およ びS3へ導かれ、将来使用するために収容可能な予備のファイバを残すのに十分 な長さを有することに注目されたい。 図3および4は、歩道のボックスFに設置されたノードN と、設置前にノードの基部1に固定されたドーム型のカバーDを示す。 スプリッタアレイの組立て構造S1の1つは、図5および6に詳細に示される 。他の2つの組立て構造S2およびS3は、組立て構造S1と同じである。組立て 構造S1は、10個のスプライストレイ4の積層体を含み、各々8mmの厚さを 有する。トレイ4は、上部板5a、底部板5b、および後部板5cによって構成される ステンレス鋼のシャシー5によって(以下で説明される型式で)支持されている 。各スプライストレイ4は、単一回路のスプライストレイであり、したがって、 それは使用の際に2本の入来光ファイバ(それぞれ送信或いは受信をする)、お よび2つの出る光ファイバ(それぞれ送信或いは受信をする)を有する。3つの 板5a,5b,5cは一緒に溶接され、組立て構造S1の上部板5aは、装着ボルト(図示 されていない)によって隣接する組立て構造S2(図5および6には示されてい ない)の底部板5bに固定される。類似の装着ボルトは、組立て構造S1の上部板5 aおよび組立て構造S3の板5bをノードN内の支持手段(図示されていない)に固 定するために使用することができる。 シャシー5はさらに、入力スプリッタアレイマット6、出力スプリッタアレイ マット7、およびスプリッタアレイの後部カバー8を支持する。この点に関して 、入力マット6は、(以下で図10を参照して説明されるように)交換機から加 入者へ通信信号を搬送するファイバを支持する。これらのファイバは、送信ファ イバと呼ばれる。同じように、出力マッ ト7は、加入者から交換機へ通信信号を搬送するファイバを支持する。これらの ファイバは受信ファイバと呼ばれる。マット6および7は可撓性のポリマから作 られ、例えば射出成形可能なザントプレン(zantopren)或いはポリウレタンの ような弾性ポリマから作られる。後部カバー8は、可撓性のポリプロピレン(同 様に射出成形可能である)から作られる。この本質的な可撓性は、使用の際に、 マット6および7が後部カバー8によってシャシーの後部板5cに対してしっかり と保持されることを確実にする。 図7に示されるように、各スプライストレイ4は、本体部分9、およびクリッ プ留めのテスト領域を構成するファイバの入口部分10を有する。ファイバの入口 部分10から本体部分9へのファイバの接近は、チャンネル11を介する。本体部分 9は楕円形の形状であり、楕円形の基部9aおよび垂直な周囲の壁9bを有する。中 空のマンドレル12は、入口チャンネル11に隣接する基部9a上に具備される。マン ドレル12は、丸みを帯びた角を有する四角形の断面を有し、その周りを通り抜け る活線ファイバに対する最小の曲げ要求を保証するような大きさにされ、ダーク ファイバが内部に収容されるために通ることができるファイバ入口孔12aを有す る。チャンネル13は、マンドレル12と周囲の壁9aとの間に形成されて、別のチャ ンネル14へ導き、それは壁の内側を廻ってスプライスホルダ領域15へ導く。使用 の際に、この領域15は2つの入来ファイバを2つの出るファイバへ接続するため のスプライスホルダ(図示されていない)を収納する。方向反転チャンネル16は 、 領域15に隣接するチャンネル14から、マンドレル12に隣接するチャンネル13に隣 接するチャンネル14のその部分へ戻るように導く。 各スプライストレイ4のファイバの入口部分10は、3個のファイバの入口/出 口ポート17a,17b、および17c(図8参照)を含む。分岐チャンネル18aおよ び18bは、各孔19aおよび19bを介してポート17aとチャンネル11との間にファ イバを導くために設けられている。これらの孔19aおよび19bは、“クリップ留 め孔”として知られるものであり、結合されたファイバへ容易にアクセスできる ようにして、それに沿ってそこを通る光を測定し、スプライスの品質を決定する 。これらのクリップ留め孔、および結合された光測定装置は、国際特許出願第WO 93/00600号明細書に記載されている。 類似の分岐チャンネル20aおよび20bは、各クリップ留め孔21aおよび21bを 介してポート17cとチャンネル11との間にファイバを導くために設けられる。単 一のチャンネル22は、ポート17bとチャンネル11との間にファイバを導くために 設けられる。チャンネル22はクリップ留め孔を備えていない。 各スプライストレイ4は、種々のチャンネル11,13,14,16,18a,18b,20a,20b,お よび22中にファイバを保持するための数多くのファイバ保持タブ23も具備する。 これらのタブの1つ(参照符号23aで示されている)は、ほぼV形であり、マン ドレ12から離れている周囲の壁9bの部分とマンドレル12との間の基部9aの部分の ほぼ中程まで延在して、その上に位置するその壁部分の湾曲した端部から延在し ている。 各トレイ4は、残りのトレイと一体構造で成形された保持部24および保持リン グ25によってスプリッタアレイの後部カバー8上に回動的に装着される。各トレ イ4の保持部24は、蝶番24cによって一緒に接合される2つの腕部24aおよび24 bを有する。その保持リング25は、後部カバー8内に形成された溝26内に摩擦嵌 合される(図11参照)。使用の際に、ロッド(図示されていない)は、上部お よび基部の板5aおよび5b内の全ての保持リング25と孔(図示されていない)を通 り抜ける。この方法において、すべてのスプライストレイ4は後部板5cによって 保持されるが、各々は、そのクリップ留め孔19a,19b,21a,および21bへ接近する ために積層体内の他のトレイから離して回動することができる。この位置に関し て、腕部24aおよび24bは、(トレイが積層体内にある時のV形の形状と対照的 に)ほぼ直線の形態をとる。外側に回動したトレイ4の保持リング25は、保持ロ ッドによって位置を保持されるので、トレイの回動動作は、2つの腕部24aおよ び24bが真っ直ぐになる時に保持部24によって制限される。完全に外側に回動し た位置(第1の動作位置)において、トレイ4のファイバ入口部分10が露出され る。 スプリッタアレイの組立て構造S1、S2、およびS3は、ケーブルの切断され た管において8つのファイバ中の2つのファイバ(4つのファイバの端部部分) と結合される。切断された管から残りの2つのファイバ(4つのファイバの端部 部分)は、図13を参照して以下で説明されるように、ブレークアウトトレイT 内に収容される。ケーブルCがリングの 形状であるので、通信信号は、リングを何れかの方向で廻って交換機との間を移 動することができる。説明し易くするために、その方向の一方を主方向、他方を 予備方向と呼ぶ。実際に、主ファイバだけが、通常の送信のために使用され、予 備ファイバは主ファイバが故障した場合においてのみ使用される。 前記スプリッタアレイの組立て構造S1と結合された2つの主ファイバの端部 部分は、ブレークアウトトレイTからその構造の最も下のスプライストレイ4へ 導かれ、ファイバ端部部分は、曲げ制限管27aにおいて支持され、保護される( 図6参照)。この曲げ制限管27aはポリプロピレンの環状の管から作られた特注 品であり、それは可撓性のために、活線ファイバのための最小の曲げ半径要求を 越えて容易に曲げることはできない。曲げ制限管27aは、最も下のスプライスト レイ4のポート17aにおいて終端し、その2つのファイバの端部部分はチャンネ ル18aと18b、クリップ留め孔19aと19b、およびチャンネル11を介して本体部 分9へ導かれる。これらのファイバの端部部分は、マット6および7と結合され た一対のファイバ(以下で説明される)の端部に接続される。2つのスプライス は領域15に装着されたスプライスホルダ内に配置される。スプライスへ導かれる 4つのファイバは、ファイバの2つ(例えばブレイクアウトトレイTのファイバ )を備えたトレイ4の本体部分9内に収容され、それはチャンネル14内のスプラ イス部から離して導かれ、他の2つのファイバはチャンネル13および反転チャン ネル16を介してスプラ イスから離して導かれる。各ファイバは、マンドレル12の周りおよびV型タブ23 aの下にこれらのファイバを1回以上通すことによって、トレイ4の本体部分9 内に収容される。ファイバの本質的な弾性によって、ファイバのループは外側方 向に拡大して、直径の変化する巻回形状になることを確実にする。収容されたフ ァイバを準備することによって、構造の寿命期間中に各スプライスの最小10の 再接続を行なうことができる。 マット6および7と結合される2つのファイバは、チャンネル11を介してトレ イ4の本体部分から離れる。それらは、クリップ留めウインドウ21aと21b、お よびチャンネル20aと20bを介して入口部分10のポート17cへ導かれる。これら のファイバは、曲げ制限管27c内でマット6および7へ導かれる(図6参照)。 これらの主入力ファイバの1つは、入力マット6上で終端し、(図10を参照し て説明されるように)それはスプリッタ手段によって8つの出力ファイバへ接合 される。同じように、他方の主入力ファイバは出力マット7上で終端し、そこで それはスプリッタ手段によって8つの出力ファイバに接合される。 2つの主ファイバの端部部分と、それらがスプライスされる関連した1対のフ ァイバとが、単一回路を構成し、この回路は、ブレークアウトトレイTのブレー クアウト領域Bにおいて始まり、スプリッタマット6および7への入力において 終了する。この単一回路全体に亘って、そのファイバは他の回路のファイバとは 別々に誘導され、その結果単一回路の管 理が行われる。したがって、ブレークアウトトレイTのブレークアウト領域Bに おいて、2つの主ファイバの端部部分は、他の切断されたファイバの端部部分か ら分離される(図13を参照して以下で一層詳細に説明される)。それからこれ らの2つのファイバの端部部分は、曲げ制限管27a内のスプリッタアレイ構造S1 へ供給され、その後それらはその構造の最も下のスプライストレイ4へ供給さ れる。それからこれらの主ファイバの端部部分にスプライスされた2つのファイ バは、曲げ制限管27c内でスプリッタマット6および7へ供給される。分かりや すく言えば、このスプライストレイ4によって支持されるファイバは、単一回路 の部分を形成する。その結果、ブレークアウトポイントとスプリットポイントと の間の全ての単一回路は、取り付け/メンテナンスのための再エントリが予測さ れる領域において全ての他の回路から分離される。これは、この回路によって搬 送される光信号が、システムの他の回路において行われる取り付け/メンテナン ス作業によって劣化されないことを保証する。 このスプリッタアレイの組立て構造S1と結合された2つの予備ファイバの端 部部分は、その構造のブレークアウトトレイTから下から2番目のスプライスト レイ4へ導かれる。ここで、これらの2つのファイバの端部部分は、マット6お よび7へ戻される2つのファイバに接続されて、予備入力ファイバと呼ばれ、各 予備入力ファイバは、スプリッタ手段によって対応する主入力ファイバと同じ8 つの出力ファイバに接合される。この下から2番目のスプライストレイ4上のフ ァイバ構造は、一番下のスプライストレイのファイバ配置と同じである。同じよ うに、ファイバは曲げ制限管27aおよび27bにおいてスプライストレイ4へ出入 する。 したがって、2つの予備ファイバの端部部分およびそれらがスプライスされる 関係した1対のファイバも、単一回路を構成し、この回路はブレークアウトトレ イTのブレークアウト領域Bにおいて始まり、入力スプリッタマット6および7 において終了する。主ファイバの端部部分と結合された単一回路に関して、この 単一回路は他の回路からその長さに亘って別々にファイバを誘導し、その結果単 一回路の管理が行われる。 図5および6の組立て構造S1内の残りの8つのスプライストレイ4は加入者 のスプライストレイである。これらの加入者の各スプライストレイ4におけるフ ァイバ配置は同じであるので、これはこれらのトレイの1つのみに関して詳細に 説明される。したがって、各マット6および7からの出力ファイバ(すなわち送 信ファイバと受信ファイバ)の1つは、曲げ制限管27cの内部の所定の加入者の スプライストレイ4のポート17cへ導かれる。これらの2つのファイバは、チャ ンネル20aと20b、クリップ留めウインドウ21aと21b、およびチャンネル11 を介してトレイ4の本体部分9内へ導かれる。使用の際に、これらのファイバは 、所定の加入者と結合される4つのファイバの吹き込み(blown)ファイバユニ ットの2つのファイバに接続される。そのようなユニットは、単一の管内に4つ のファイバを有し、管は、良く知られてい るファイバ吹き込み技術(欧州特許第EP108590号参照)によって加入者とノード Nとの間に供給される。加入者の吹き込みファイバユニットは、曲げ制限管27a 内のスプライストレイ4のポート17aへ導かれる。吹き込みファイバのカバーは 、ポート17aの4つのファイバの“下流”から剥ぎ取られる。 ユニット内のファイバの2つ(マット6および7からの送信および受信ファイ バに接続される2つのファイバであり、活線ファイバと呼ばれる)は、チャンネ ル18aと18b、クリップ留め孔19aと19b、およびチャンネル11を介して、スプ ライストレイ4の本体部分9へ供給される。2つの他のファイバ(直ぐに使うた めのものではない予備のファイバ)は、チャンネル22および11を介してスプライ ストレイ4の本体部分9に供給される。全ての4つのファイバは、チャンネル13 内のマンドレル12の周囲を廻って、チャンネル14および16に沿って通った後でマ ンドレルに戻る。2つの予備の(ダークな)加入者のファイバは、孔12aを通り 抜け、マンドレル12内に収容される。2つの活線ファイバは、マンドレル12の周 囲を廻って、マット6および7からの送信および受信ファイバに接続され、スプ ライスはスプライスホルダに収容され、スプライスホルダは領域15内に配置され る。2つの最も下のスプライストレイ4を使用して、各接続されたファイバは、 その切片を収容し(構造の寿命期間中に10回以下の再接続を行うことができる )、同様にこれらのファイバの切片は、マンドレル12の周りおよびV型のタブ23 aの下をそれぞれ1回以上ループ状に囲むことによって収容される。 各加入者のスプライストレイ4に導く2つのファイバ、および関係する4つの ファイバの吹き込みファイバユニットからそれにスプライスされる2つのファイ バが、単一回路を構成し、この回路はスプリッタマット6および7の出力におい て始まり、加入者の送信機/受信機の対において終端する。この単一回路の長さ に亘って、そのファイバは他の回路のファイバとは別々に誘導され、その結果単 一回路の管理が行われる。したがって、スプリッタマット6および7の出口から 、スプリッタマットからの出力ファイバは、関係した曲げ制限管27c内のスプリ ッタアレイ構造S1へ供給される。関係するスプライストレイ4内で、これらの ファイバは加入者の4つのファイバの吹き込みファイバユニットの2つのファイ バにスプライス接合される。したがってこのトレイ4は単一回路の一部分を形成 するファイバのみを収納し、吹き込みファイバユニットの管は、その回路のファ イバをシステムの他の回路のファイバから加入者の構内へ分離する。その結果、 スプリッタマット6および7の出力と加入者の送信機/受信機の対との間の全単 一回路は、全ての他の回路から分離される。特に、取り付け/メンテナンスのた めの再エントリが予測される領域(すなわち、ノードNの領域)において、単一 回路の管理が保証されて、その結果所定の単一回路によって搬送される光信号が 、他の回路において行われる取り付け/メンテナンス作業によって劣化されない 。 所定のスプライストレイ4内のスプライスに接近するために、スプライスへの アクセスのために積層体から離してトレ イを十分に引き出すのに先立って、保持リングの位置を保持するロッドを除去す ることが必要である。この位置(第2の動作位置)において、トレイ4はその曲 げ制限管によって適所に維持される。 所定のスプライストレイ4のマンドレル12内に収容される2つの予備のその加 入者のファイバは、これらのファイバが損傷した際に加入者の2つの活線ファイ バを交換するために使用できる。しかしながら、さらに重要なことは、それらが 追加のライン或いはサービスをその加入者に与えるために使用できることである 。(この点に関して、各対のファイバが、交換機において光ライン端末(OLT )へ整合された光ネットワーク装置(ONU)のような加入者の構内の装置(C PE)の電子装置を使用する32以下のラインを供給できることに注目すべきで ある。各ファイバの対は、メガストリームサービスも行うことができる。)この 場合、2つの予備のファイバは、マンドレル12内の収容位置から取除かれ、チャ ンネル13および11を介してトレイ4のファイバ入力部分10へ導かれる。それから それらはトレイ4を離れて孔の無いチャンネル22およびポート17bを介して、曲 げ制限管27bへ入る(図6参照)。この管27bは、後部カバー8を介して別のス プライストレイ4、すなわち普通はノードNの別の組立て構造S2或いはS3のス プライストレイへ導かれる。管27bは、このトレイ4のポート17aにおいて終端 し、2つのファイバは、チャンネル18aと18b、孔19aと19b、およびチャンネ ル11を介して本体部分9へ導かれる。ここでそれらは、2つ の“交換”ファイバに接続され、全ての予備のファイバは、他のスプライストレ イに関して上記で説明されたのと同じ方法で収容される。この点において、“交 換”ファイバは、ブレークアウトトレイTからの第2のファイバの対(直接交換 ファイバ)、またはマット6および7からの1対の出力ファイバ(間接交換ファ イバ)の何れかである。 したがって、2つの予備のファイバおよび関係した“交換”ファイバは単一回 路を構成し、この回路は2つの予備のファイバをもともと収容していたスプライ ストレイ4において始まり、ブレークアウトトレイTあるいはマット6および7 の何れかにおいて終端する。この場合において、4つのファイバユニットの2つ の対が同一の管に収納されるので、単一回路は加入者の送信機/受信機の対へ向 って延在しない。したがって単一回路は、ファイバの2つの対が分離する、すな わち多数の回路が2つの単一回路になるスプライストレイ4内のポイントにおい て終端する。この単一回路の全長に亘って、そのファイバは他の回路のファイバ とは別々に誘導されて、単一回路の管理が行われる。したがって、加入者からの 2つのファイバの対が分離される第1のトレイ4のポイントから、“予備”のフ ァイバは、トレイ内の2つの“活線”ファイバから個別に誘導される。そのトレ イ4から離れる際に、“予備”のファイバは、関連した曲げ制限管27b内の別の スプライストレイ4へ導かれる。これらのファイバは、この第2のトレイ4内の “交換”ファイバにスプライス接合され、2つの“交換”ファイバは、曲げ制限 管27a内のブレークアウト トレイT、或いは曲げ制限管27c内のマット6および7の何れかに導かれる。特 に、取り付けメンテナンスのための再エントリが予測される領域(すなわちノー ドNの領域)において、単一回路の管理が保証され、その結果単一回路によって 搬送される光信号は、他の回路において行われる取り付け/メンテナンス作業に よって劣化されない。 各スプライストレイ4は各単一回路と結合されるのでこれらのスプライストレ イは、単一回路のスプライストレイと呼ばれる。 各スプライストレイ4の曲げ制限管27a、27b、および27cは、それぞれ支持 マニホルドMを具備する(図6および9参照)。各マニホルドMは、シャシー後 部板5cのフランジ部分(図示されていない)上に滑動摩擦嵌合され、結合された 曲げ制限管27aを支持するために開放孔28aと、結合された曲げ制限管27b(1 つだけの場合はこれのみ)および結合された曲げ制限管27cをそれぞれ支持する ための1対の閉鎖孔28bおよび28cとを具備する。マニホルドMは、射出成形で 充填されたナイロンから作られる。 図10は、組立て構造S1の入力マット6を示す。この組立て構造の出力マッ ト7は、入力マット6と同一構造であるので詳細には説明しない。マット6は、 主入力ファイバを受けるための入力スロット29と、予備入力ファイバを受けるた めの入力スロット30とを具備する。これらの2つのスロット29および30は、2× 2の融着カプラ(図示されていない)を収納するに孔31へ導く。この融着カプラ からの2つの出力ファイバは、マンドレル33の周囲で湾曲したチャンネル32を経 て導かれる。マンドレル33は30mmの半径を有するので、活線ファイバに対す る最小の曲げ要求を満たす。各融着カプラの出力ファイバは、各1×4の平面カ プラ(スプリッタ)に対して1つの入力ファイバに接続される。この2つのスプ ライスは、凹部35b内に収容される。 2つの平面カプラ(図示されていない)は、孔31に隣接する孔34内に収納され る。2つのファイバは、マンドレル33からマット6の凹部部分35の湾曲した端部 壁35a、および各湾 曲したスロット36を介してそれらの平面カプラへ導かれる。2つの平面カプラの 8つの出力ファイバは、スロット37を介してマンドレル33の周囲を通る。これら のファイバは、凹部部分35上で扇形に広がっており、湾曲した端部壁35aを形成 する隣接する隆起部分、および各出力スロット38を介してマット6から出ていく 。 マット6は、送信ファイバに対して2×8のスプリッタを形成し、その入力の 1つは、主送信入力ファイバであり、他方は予備送信入力ファイバである。上記 で説明されたように、主ファイバだけが通常の動作で使用されるので、マット6 は1×8のスプリッタとして機能する。しかしながら、主ファイバの経路に関し て問題があるが、マット6は依然として入力ファイバとして予備受信ファイバを 備えた1×8のスプリッタとして機能する。 同じように、マット7は受信ファイバに対して2×8のスプリッタを構成する 。 図11は、組立て構造S1のスプリッタアレイの後部カバー8を一層詳細に示 す。後部カバー8は、溝26から離れた端部に隣接している1対の長手方向に延在 する溝8aを備えて形成される。これらの溝8aは、この端部領域において後部カバ ーの厚さを薄くして後部カバーの可撓性を高め、それによって使用の際に、後部 カバーがシャシーの後部板5cに対してマット6および7をしっかりと保持するこ とを確実にする。この点に関して、後部カバー8のこの端部領域は、マニホルド M内に形成された溝28dと噛合う内側に曲がったL型のフラ ンジ8bを形成され、マット6および7をその間にしっかりと挟んでシャシー5を 後部カバーで保持する。 後部カバー8の外側表面は、複数の長手方向に延在するリブ8cを具備し、各リ ブの基部は複数の孔8dを形成される。これらの孔8dは、後部カバー8を通ってそ の内側表面に垂直に延在し、曲げ制限管27a、27b、および27cを組立て構造S へ結合するために使用されるケーブル管の取り付けのための結合ポイントのマト リックスを構成する。 図12は、ブレークアウトトレイTを一層詳細に示す。上記で説明されたよう に、ケーブルの2つのループがトラック3内に収容され、ケーブルが入口部分2 を介してブレークアウトトレイTを出ていく前に、ケーブルの管の1つが収容さ れた切片の中間で切断される。切断されたファイバの一方は、図5および6に示 されるスプリッタアレイの組立て構造のための主ファイバを、他方はその組立て 構造のための予備ファイバを形成する。残りのファイバは、ノードNの他方のス プリッタアレイの組立て構造S2およびS3であるか、或いはケーブル入口部分2 から離れたトレイTの端部のマンドレル39の周りに収容される。マンドレル39は 、丸みを帯びた角部を有する長方形の断面を有し、周囲にコイルを巻き付けられ たファイバは最小の曲げ半径要求を越えない大きさにされる。 トレイTのブレークアウト領域Bは、複数の湾曲した直立した指状体40を形成 され、その隣接した対間に16のファイバ供給チャンネル41が具備されている。 組立て構造S1の最も下のスプライストレイ4と結合した主ファイバを構成する 2っのファイバの端部部分は、第1のチャンネル41を通って(すなわち入口部分 2に最も近いチャンネルを通って)供給される。同じように、下から2番目のス プライストレイ4と関連した予備ファイバを構成する2つのファイバ端部部分は 、第2のチャンネル41を通って供給される。(16のチャンネルがあるので、ブ レークアウトトレイTは16対のファイバ端部部分、すなわち2つの切断された 管からの全てのファイバ端部部分を取り扱うことができる。)2つのファイバは 、組立て構造S1の最も下のスプライストレイ4と関係した曲げ制限管27aを通 る。この管27aは、ブレークアウト領域Bの隆起した部分43内の孔42を通り抜け 、別の孔44と関係した連結具(図示されていない)によってその位置を固定され る。 TPONの好ましい形態は32分割を含む。すなわち交換機からの各ファイバ が、上記で説明されたノードNのように、1つ以上のスプリット(可撓性の)ポ イントを介して32の実際の加入者を取扱う。ノードNが8分割を形成する時、 それは最初のスプリットポイントとして使用され、その場合にノードを離れる各 “加入者”のファイバは、各第2のスプリットポイントへ導く。この場合におい て、加入者のトレイ4と結合された各単一回路は、スプリッタマット6および7 の出力において始まり、第2のスプリットポイントへの入力において終端する。 その代りに、第2のスプリットポイントへ導かれる“加入者”のファイバが、マ ルチファイバ管へフィードバックされるならば、単一回路はこの管への入口にお いて終端する。何れかの場合において、取り付け/メンテナン スのための再エントリが予測される領域において、単一回路の管理が保証される 。 各第2のスプリットポイントは、ノードNに類似しているが、各入来ファイバ は8分割でなく、むしろ4分割される。第1のノードからの出ていくファイバは 、加入者へ直接に行かないので、上記で使用された“加入者のスプライストレイ ”および“加入者のファイバ”という言葉は、実際の加入者或いは下流のスプリ ットポイントの何れかと結合したスプライストレイ或いはファイバを意味するた めに使用されるべきである。勿論、TPONの好ましい32分割の形態において 、ノードNは第2のノードである可能性もある。この場合、4つのノードがあり 、それぞれ8の実際の加入者を取扱い、4つの第2のノードは4分割の第1のノ ードを介して供給される。ここで繰り返すが、第1のノードは、ノードNに類似 しているが、各入来する(交換)ファイバは、8分割にではなく、むしろ4分割 される。 上記で説明されたスプリッタアレイの組立て構造の型式は著しく柔軟であり、 種々の要求を満たすように容易に適応させることができる。特に、使用されるス プライストレイの数およびスプリッタアレイマット6および7の大きさおよび形 態を変化させることによって、如何なるスプリット比にも適応できる。さらに、 ノード内に幾つかのスプリットアレイの構造を一緒に配置することによって、要 求される通りに各組立て構造内の異なるスプリット比を使用して、複数の交換フ ァイバからのスプリットを所定のポイントにおいて達成する ことができる。 上記で説明された構造が、単一回路の管理を保証することは明白であろう。特 に、ノードNの領域(すなわち取り付け/メンテナンスのための再エントリが予 測される場所)において、単一回路の管理が確実にされ、その結果単一回路によ って搬送される光信号は、他の回路において行われる取り付け/メンテナンス作 業によって劣化されない。 上記で説明される組立て構造の重要な特徴は、スプリッタおよび関連したファ イバが、全て工場で組込むことができることである。したがって、融着したおよ び平面カプラと、それらに結合されたファイバは、マット6および7内で作られ 配置されることができ、結合されたファイバは曲げ制限管内でそれらのスプライ ストレイ4に導かれ、これらは全て工場において行われる。組立て構造が作動す る時、作業者はケーブルCの管を1つ以上に切断し、主および予備ファイバの端 部部分を組立て構造の最も下の2つのスプライストレイ4へ供給し、予備の切断 されたファイバの端部部分をブレークアウトトレイT内に収容し、主および予備 ファイバの端部部分を、2つのスプライストレイ内に既に存在する主および予備 ファイバに接続し、“加入者”のファイバを、他のスプライストレイ4内に既に 存在するファイバに接続することだけが必要である。この方法において、敷地内 で実行されなければならない技術的作業の量は最小に減少される。特に、作業者 はスプリットのために複雑なスプライスを実行する必要はない。さらに、曲げ制 限管は、スプライストレイが積層体から 外れてそれらの作業位置の何れかへ向って回動される時でさえ、その中に誘導さ れたファイバが活線ファイバに対する最小の曲げ要求を越えて曲げられることが 決してないことを保証する。これは、曲げ制限管によって支持される活線ファイ バの転送作業を確実にする。 上記で説明される組立て構造は、スパー(spur)接合部において使用するため に適合される。そのような場合において、スプリットは必要なく、したがって組 立て構造はマット6および7を含まない。第1の型式のスパー接合部において、 ファイバケーブルCの12の管の全てが切断され、それによって12の主ファイ バ管の端部の12の予備ファイバ管の端部を形成する。主ファイバ管端部の6の ファイバは、単一の要素のスプライストレイ45(図14を参照して以下で説明さ れる)において予備ファイバ管端部の6のファイバに接続される。残りの6つの 主ファイバ管の端部のファイバは、24のスプライストレイ4内の“加入者”の ファイバに接続される。同じように、残りの予備ファイバ管端部の6のファイバ は、24のスプライストレイ4において48の“加入者”のファイバに接続され る。したがって、2つのファイバが、曲げ制限管において、ブレークアウトトレ イ(図示されていない)から48の各スプライストレイ4に供給され、それらが 図5および6を参照して上記で説明されたのと同じの方法で“加入者”のファイ バに接続される。上記で説明された加入者のスプライストレイ4に関して説明し たように、単一回路の管理は、これらの48個のスプライストレイの各々に対し て行 われる。 各主ファイバ管の端部および各予備ファイバ管の端部は、ブレークアウトトレ イから各単一の要素のスプライストレイ45へ供給され(図14参照)、各管の端 部は各曲げ制限管(図示されていないが、曲げ制限管27a,27b,および27cに類似 している)内に位置する。各トレイ45は、本体部分46および管の入口部分47を有 する。本体部分46は、楕円形の形状であり、楕円形の基部46aおよび直立した周 囲の壁46bを有する。ファイバは、管の入口部分47からチャンネル48を介して本 体部分46へアクセスする。チャンネル49,50,51および52は、主および予備ファイ バの両方を、一対のスプライスホルダ領域53へ誘導するために本体部分46内に設 けられる。チャンネル51は、方向反転チャンネルであり、主および予備ファイバ が両方向から各スプライスホルダ領域53へ接近できるようにする。 各単一の要素のスプライストレイ45はさらに、種々のチャンネル49乃至52内で ファイバを保持するために数多くのファイバ保持タブ54を具備する。 各単一の要素のスプライストレイ45の管の入口部分47は、2つの管の入口/出 口ポート55aおよび55bを含む。チャンネル56aおよび56bは、ポート55aおよ び55bとチャンネル48の間にファイバを導くために設けられる。 スプライストレイは、保持部57および保持リング58(トレイ4の保持部24およ び保持リング25に類似している)を具備する。保持部57は、トレイ45が、管の入 口部分47への接近を 可能にするためにトレイの積層体から外して回動することを可能にする。 使用の際に、主ファイバ管の端部は、各スプライストレイ45のポート55aへ導 かれ、予備ファイバ管の端部は、各スプライストレイ45のポート55bへ導かれる 。各管の入口部分47の内側において、管はファイバを露出するために切り離され る。それからファイバはトレイの本体部分46に供給され、そこでそれらはスプラ イス接続される。各トレイ45において8つ、各対のスプライスホルダにおいて4 つののスプライスが配置され、それからスプライスホルダは領域53内に装着され る。スプライスへ導かれるファイバは、トレイ45の本体部分46内に収容される。 各ファイバ片は、これらのファイバを直立したマンドレル59の周囲およびタブ54 の下に1回以上通すことによって関係したトレイ45の本体部分46内に収容される 。ファイバの本質的な弾性は、ファイバのループが種々の直径巻回形状に外側方 向に膨張することを確実にする。収容されたファイバを準備することによって、 構造の寿命期間中に再びスプリットを行なうことができるようになる。 上記で説明されたスパー接合部の変形形態において、6つの管だけが切断され 、これらの管内のファイバが、上記で説明されたように48個の単一回路のスプ ライストレイ4内の“加入者”のファイバに接続される。残りの6つの切断され ていないファイバは、ブレークアウトトレイの周囲にループ状に巻かれる。その 代りに、48個のスプライストレイ4を使用するのではなく、6個のスプライス トレイ45を使用する ことができる。しかしながら、この代りの形態は、将来使用するためにスパー接 合部に接近する必要がない場合のみに使用されるであろう。 明らかに、何れかの型式のスパー接合部に関して、スパーを形成しているファ イバの数は変化させることができる。例えば、スパーは1つの切断された管のフ ァイバから形成することができる。この場合において、スパーは16本のファイ バ(単一の切断されたファイバからの8本の主ファイバと8本の予備ファイバ) を含み、88本のファイバ(残りの11本のファイバ、すなわち切断および接続 されたもの、或いは切断されておらずコイル状に巻付けられたものの何れかから )は、リングを通って連続している。しかしながら、各場合において、単一回路 の管理は、各単一の要素のスプライストレイ45に対して保証される。したがって 、所定の単一の要素のスプライストレイ45と関係している単一回路は、ブレーク アウトトレイTにおいて始まり且つ終端し、各主ファイバ管の端部は、曲げ制限 管中でスプライストレイ45に供給され、そこでそのファイバは予備ファイバ管の ファイバにスプライスされ、次に曲げ制限管内のブレークアウトトレイにフィー ドバックされる。したがって、単一回路はここで複数のファイバ(上記の例では 8つ)によって構成される。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年7月19日 【補正内容】 テムに取り付けられ、1550nmでの動作のために後で準備をする場合、潜在 的に問題がある。これは、システムが1300nmにおいてエラー処理せずに動 作するが、1550nmにおいてはファイバの曲げ損失の感度の増加のために、 1550nmにおける重大なエラー処理特性を示すポイントがあるからである。 これによって、1550nmにおける一層大きな損失を補償するために1550 nmにおけるシステムマージンを増加する必要が生じるであろう。これは、それ が一層高い入射光パワーを必要とするためにパワ一供給が一層低くなるので望ま しくない。 本発明の目的は、上記で説明された過渡的損失を受けない型式のファイバ管理 システムを提供することである。これは、“単一回路の管理”と呼ばれるものに よって達成される。単一回路は、第1の位置における送信機/受信機の対と第2 の位置における送信機/受信機の対とを接続する単一のファイバによって構成さ れる。同じように、単一回路は、第1の位置の送信機を第2の位置の受信機に接 続する第1のファイバと、第2の位置の送信機を第1の位置の受信機に接続する 第2のファイバとによって構成されることもできる。また、単一回路は第1の位 置の送信機と第2の位置の受信機を相互接続する複数の光ファイバと、第2の位 置の送信機と第1の位置の受信機を接続する複数のファイバとによって構成され ても良い。しかしながら、PONのような光ファイバ通信システムの概念におい て、単一回路は、第1のファイバ分離ポイントと、加入者或いは第2のファイバ 分離ポイントとの間で 光信号を搬送する1つ以上のファイバである。本明細書の全体において、これは 単一回路の定義として採られるべきである。 本発明の光ファイバ通信システムは、単一回路の管理を行い、所定の単一回路 によって搬送される光信号が、システムの他の単一回路において行われる取り付 け/メンテナンス作業によって劣化しないことを保証する。これは、各単一回路 が取り付け/メンテナンスのために再入力が可能なネットワークのポイントにお ける個々の存在としての収納および誘導を保証することによって達成される。し たがって本発明は、上記で規定された各単一回路のファイバが他の回路のファイ バから別々に導かれ、それによって所定の単一回路によって搬送される光信号が 、他のファイバにおいて行われる作業を処理することによって劣化されないよう な、複数の光ファイバを管理するための光ファイバ管理システムを提供する。 好ましい実施例において、各単一回路は、第1および第2のファイバを接続す る少なくとも1つのスプライスを含み、っ各単一回路のスプライスは、各スプラ イストレイ内に収納される。所定のスプライストレイへ導く各第1のファイバは 、各ファイバ誘導機構内に収納され、前記スプライストレイへ導く各第2のファ イバは、各ファイバ誘導機構内に収納されることが有効である。異なるスプライ ストレイの設計を利用することもできる。すなわち、“単一回路”のスプライス トレイは、2つの第1のファイバ、2つの第2のファイバ、および2つのスプラ イスを有する単一回路と結合され、“単一 の素子”のスプライストレイは、8つまでの第1のファイバ、 イスから離して導かれる。各ファイバは、マンドレル12の周りおよびV型タブ23 aの下にこれらのファイバを1回以上通すことによって、トレイ4の本体部分9 内に収容される。ファイバの本質的な弾性によって、ファイバのループは外側方 向に拡大して、直径の変化する巻回形状になることを確実にする。収容されたフ ァイバを準備することによって、構造の寿命期間中に各スプライスの最小10の 再接続を行なうことができる。 マット6および7と結合される2つのファイバは、チャンネル11を介してトレ イ4の本体部分から離れる。それらは、クリップ留めウインドウ21aと21b、お よびチャンネル20aと20bを介して入口部分10のポート17cへ導かれる。これら のファイバは、曲げ制限管27c内でマット6および7へ導かれる(図6参照)。 これらの主入力ファイバの1つは、入力マット6上で終端し、(図10を参照し て説明されるように)それはスプリッタ手段によって8つの出力ファイバへ接合 される。同じように、他方の主入力ファイバは出力マット7上で終端し、そこで それはスプリッタ手段によって8つの出力ファイバに接合される。 2つの主ファイバの端部部分と、それらがスプライスされる関連した1対のフ ァイバとが、単一回路を構成し、この回路は、ブレークアウトトレイTのブレー クアウト領域B(第1のファイバ分離ポイント)において始まり、スプリッタマ ット6および7への入力(第2のファイバ分離ポイント)において終了する。こ の単一回路全体に亘って、そのファイバ は他の回路のファイバとは別々に誘導され、その結果単一回路の管理が行われる 。したがって、ブレークアウトトレイTのブレークアウト領域Bにおいて、2つ の主ファイバの端部部分は、他の切断されたファイバの端部部分から分離される (図13を参照して以下で一層詳細に説明される)。それからこれらの2つのフ ァイバの端部部分は、曲げ制限管27a内のスプリッタアレイ構造S1へ供給され 、その後それらはその構造の最も下のスプライストレイ4へ供給される。それか らこれらの主ファイバの端部部分にスプライスされた2つのファイバは、曲げ制 限管27c内でスプリッタマット6および7へ供給される。分かりやすく言えば、 このスプライストレイ4によって支持されるファイバは、単一回路の部分を形成 する。その結果、ブレークアウトポイントとスプリットポイントとの間の全ての 単一回路は、取り付け/メンテナンスのための再エントリが予測される領域にお いて全ての他の回路から分離される。これは、この回路によって搬送される光信 号が、システムの他の回路において行われる取り付け/メンテナンス作業によっ て劣化されないことを保証する。 このスプリッタアレイの組立て構造S1と結合された2つの予備ファイバの端 部部分は、その構造のブレークアウトトレイTから下から2番目のスプライスト レイ4へ導かれる。ここで、これらの2つのファイバの端部部分は、マット6お よび7へ戻される2つのファイバに接続されて、予備入力ファイバと呼ばれ、各 予備入力ファイバは、スプリッタ手段によって対応する主入力ファイバと同じ8 つの出力ファイバに 接合される。この下から2番目のスプライストレイ4上のファイバ構造は、一番 下のスプライストレイのファイバ配置と同じである。同じように、ファイバは曲 げ制限管27aおよび27bにおいてスプライストレイ4へ出入する。 したがって、2つの予備ファイバの端部部分およびそれらがスプライスされる 関係した1対のファイバも、単一回路を構成し、この回路はブレークアウトトレ イTのブレークアウト領域B(第1のファイバ分離ポイント)において始まり、 入力スプリッタマット6および7(第2のファイバ分離ポイント)において終了 する。主ファイバの端部部分と結合された単一回路に関して、この単一回路は他 の回路からその長さに亘って別々にファイバを誘導し、その結果単一回路の管理 が行われる。 図5および6の組立て構造S1内の残りの8つのスプライストレイ4は加入者 のスプライストレイである。これらの加入者の各スプライストレイ4におけるフ ァイバ配置は同じであるので、これはこれらのトレイの1つのみに関して詳細に 説明される。したがって、各マット6および7からの出力ファイバ(すなわち送 信ファイバと受信ファイバ)の1つは、曲げ制限管27cの内部の所定の加入者の スプライストレイ4のポート17cへ導かれる。これらの2つのファイバは、チャ ンネル20aと20b、クリップ留めウインドウ21aと21b、およびチャンネル11を 介してトレイ4の本体部分9内へ導かれる。使用の際に、これらのファイバは、 所定の加入者と結合される4つのファイバの吹き込み(blown)ファイバユニッ トの2つのファイバに接続される。そのようなユニットは、単一の管内に4つの ファイバを有し、管は、良く知られているファイバ吹き込み技術(欧州特許第EP 108590号参照)によって加入者とノードNとの間に供給される。加入者の吹き込 みファイバユニットは、曲げ制限管27a内のスプライストレイ4のポート17aへ 導かれる。吹き込みファイバのカバーは、ポート17aの4つのファイバの“下流 ”から剥ぎ取られる。 ユニット内のファイバの2つ(マット6および7からの送信および受信ファイ バに接続される2つのファイバであり、活線ファイバと呼ばれる)は、チャンネ ル18aと18b、クリップ留め孔19aと19b、およびチャンネル11を介して、スプ ライストレイ4の本体部分9へ供給される。2つの他のファイバ(直ぐに使うた めのものではない予備のファイバ)は、チャンネル22および11を介してスプライ ストレイ4の本体部分9に供給される。全ての4つのファイバは、チャンネル13 内のマンドレル12の周囲を廻って、チャンネル14および16に沿って通った後でマ ンドレルに戻る。2つの予備の(ダークな)加入者のファイバは、孔12aを通り 抜け、マンドレル12内に収容される。2つの活線ファイバは、マンドレル12の周 囲を廻って、マット6および7からの送信および受信ファイバに接続され、スプ ライスはスプライスホルダに収容され、スプライスホルダは領域15内に配置され る。2つの最も下のスプライストレイ4を使用して、各接続されたファイバは、 その切片を収容し(構造の寿命期間中に10回以下の再接続を行うことができる )、同様にこれらのファイバの切片は、 マンドレル12の周りおよびV型のタブ23aの下をそれぞれ1回以上ループ状に囲 むことによって収容される。 各加入者のスプライストレイ4に導く2つのファイバ、および関係する4つの ファイバの吹き込みファイバユニットからそれにスプライスされる2つのファイ バが、単一回路を構成し、この回路はスプリッタマット6および7の出力(第1 のファイバ分離ポイント)において始まり、加入者の送信機/受信機の対におい て終端する。この単一回路の長さに亘って、そのファイバは他の回路のファイバ とは別々に誘導され、その結果単一回路の管理が行われる。したがって、スプリ ッタマット6および7の出口から、スプリッタマットからの出力ファイバは、関 係した曲げ制限管27c内のスプリッタアレイ構造S1へ供給される。関係するス プライストレイ4内で、これらのファイバは加入者の4つのファイバの吹き込み ファイバユニットの2つのファイバにスプライス接合される。したがってこのト レイ4は単一回路の一部分を形成するファイバのみを収納し、吹き込みファイバ ユニットの管は、その回路のファイバをシステムの他の回路のファイバから加入 者の構内へ分離する。その結果、スプリッタマット6および7の出力と加入者の 送信機/受信機の対との間の全単一回路は、全ての他の回路から分離される。特 に、取り付け/メンテナンスのための再エントリが予測される領域(すなわち、 ノードNの領域)において、単一回路の管理が保証されて、その結果所定の単一 回路によって搬送される光信号が、他の回路において行われる取り付け/メンテ ナンス作業によって劣化 されない。 所定のスプライストレイ4内のスプライスに接近するために、スプライスへの アクセスのために積層体から離してトレ の“交換”ファイバに接続され、全ての予備のファイバは、他のスプライストレ イに関して上記で説明されたのと同じ方法で収容される。この点において、“交 換”ファイバは、ブレークアウトトレイTからの第2のファイバの対(直接交換 ファイバ)、またはマット6および7からの1対の出力ファイバ(間接交換ファ イバ)の何れかである。 したがって、2つの予備のファイバおよび関係した“交換”ファイバは単一回 路を構成し、この回路は2つの予備のファイバをもともと収容していたスプライ ストレイ4において始まり、ブレークアウトトレイTあるいはマット6および7 の何れかにおいて終端する。この場合において、4つのファイバユニットの2つ の対が同一の管に収納されるので、単一回路は加入者の送信機/受信機の対へ向 って延在しない。したがって単一回路は、ファイバの2つの対が分離する、すな わち多数の回路が2つの単一回路になるスプライストレイ4内のポイント(第1 のファイバ分離ポイント)と、ブレークアウトレイT或いはマット6および7( 第2のファイバ分離ポイント)との間に延在する。この単一回路の全長に亘って 、そのファイバは他の回路のファイバとは別々に誘導されて、単一回路の管理が 行われる。したがって、加入者からの2つのファイバの対が分離される第1のト レイ4のポイントから、“予備”のファイバは、トレイ内の2つの“活線”ファ イバから個別に誘導される。そのトレイ4から離れる際に、“予備”のファイバ は、関連した曲げ制限管27b内の別のスプライストレイ4へ導かれる。これらの ファイバは、この第2の トレイ4内の“交換”ファイバにスプライス接合され、2つの“交換”ファイバ は、曲げ制限管27a内のブレークアウト 2つのファイバの端部部分は、第1のチャンネル41を通って(すなわち入口部分 2に最も近いチャンネルを通って)供給される。同じように、下から2番目のス プライストレイ4と関連した予備ファイバを構成する2つのファイバ端部部分は 、第2のチャンネル41を通って供給される。(16のチャンネルがあるので、ブ レークアウトトレイTは16対のファイバ端部部分、すなわち2つの切断された 管からの全てのファイバ端部部分を取り扱うことができる。)2つのファイバは 、組立て構造S1の最も下のスプライストレイ4と関係した曲げ制限管27aを通 る。この管27aは、ブレークアウト領域Bの隆起した部分43内の孔42を通り抜け 、別の孔44と関係した連結具(図示されていない)によってその位置を固定され る。 TPONの好ましい形態は32分割を含む。すなわち交換機からの各ファイバ が、上記で説明されたノードNのように、1つ以上のスプリット(可撓性の)ポ イントを介して32の実際の加入者を取扱う。ノードNが8分割を形成する時、 それは最初のスプリットポイントとして使用され、その場合にノードを離れる各 “加入者”のファイバは、各第2のスプリットポイントへ導く。この場合におい て、加入者のトレイ4と結合された各単一回路は、スプリッタマット6および7 の出力(第1のファイバ分離ポイント)において始まり、第2のスプリットポイ ントへの入力(第2のファイバ分離ポイント)において終端する。その代りに、 第2のスプリットポイントへ導かれる“加入者”のファイバが、マルチファイバ 管へフィードバックされるならば、単一回路はこの管への入口 (第2のファイバ分離ポイント)において終端する。何れかの場合において、取 り付け/メンテナンスのための再エントリが予測される領域において、単一回路 の管理が保証される。 各第2のスプリットポイントは、ノードNに類似しているが、各入来ファイバ は8分割でなく、むしろ4分割される。第1のノードからの出ていくファイバは 、加入者へ直接に行かないので、上記で使用された“加入者のスプライストレイ ”および“加入者のファイバ”という言葉は、実際の加入者或いは下流のスプリ ットポイントの何れかと結合したスプライストレイ或いはファイバを意味するた めに使用されるべきである。勿論、TPONの好ましい32分割の形態において 、ノードNは第2のノードである可能性もある。この場合、4つのノードがあり 、それぞれ8の実際の加入者を取扱い、4つの第2のノードは4分割の第1のノ ードを介して供給される。ここで繰り返すが、第1のノードは、ノードNに類似 しているが、各入来する(交換)ファイバは、8分割にではなく、むしろ4分割 される。 上記で説明されたスプリッタアレイの組立て構造の型式は著しく柔軟であり、 種々の要求を満たすように容易に適応させることができる。特に、使用されるス プライストレイの数およびスプリッタアレイマット6および7の大きさおよび形 態を変化させることによって、如何なるスプリット比にも適応できる。さらに、 ノード内に幾つかのスプリットアレイの構造を一緒に配置することによって、要 求される通りに各組立て構造内の異なるスプリット比を使用して、複数の交換フ ァイバからのスプリットを所定のポイントにおいて達成する ことができる。しかしながら、この代りの形態は、将来使用するためにスパー接 合部に接近する必要がない場合のみに使用されるであろう。 明らかに、何れかの型式のスパー接合部に関して、スパーを形成しているファ イバの数は変化させることができる。例えば、スパーは1つの切断された管のフ ァイバから形成することができる。この場合において、スパーは16本のファイ バ(単一の切断されたファイバからの8本の主ファイバと8本の予備ファイバ) を含み、88本のファイバ(残りの11本のファイバ、すなわち切断および接続 されたもの、或いは切断されておらずコイル状に巻付けられたものの何れかから )は、リングを通って連続している。しかしながら、各場合において、単一回路 の管理は、各単一の要素のスプライストレイ45に対して保証される。したがって 、所定の単一の要素のスプライストレイ45と関係している単一回路は、ブレーク アウトトレイT(第1および第2のファイバ分離ポイント)において始まり且つ 終端し、各主ファイバ管の端部は、曲げ制限管中でスプライストレイ45に供給さ れ、そこでそのファイバは予備ファイバ管のファイバにスプライスされ、次に曲 げ制限管内のブレークアウトトレイにフィードバックされる。したがって、単一 回路はここで複数のファイバ(上記の例では8つ)によって構成される。 請求の範囲 1.複数の光ファイバを管理するための光ファイバ管理装置において、各単一回 路のファイバが、他の回路のファイバとは別個に誘導され、それによって所定の 単一回路によって搬送される光信号が、他の回路のファイバに対して行われる処 理作業によって劣化されない複数の光ファイバを管理するための光ファイバ管理 装置。 2.各単一回路が、第1および第2のファイバを接続する少なくとも1つのスプ ライスを具備し、各単一回路のスプライスが各スプライストレイ内に収納されて いる請求項1記載の装置。 3.所定のスプライストレイに導く各第1のファイバが、それぞれファイバ誘導 機構内に収納され、前記スプライストレイに導く各第2のファイバが、各ファイ バ誘導機構内に収納される請求項2記載の装置。 4.各スプライストレイが2つのスプライスを収納し、各スプライストレイに共 同する各ファイバ誘導機構が、各対の光ファイバを収納する請求項2または3記 載の装置。 5.スプライストレイが、積層体として配置され、各スプライストレイが、少な くとも1つのスプライスを保持し、各スプライスに導くファイバを収容するため の本体部分と、本体部分との間でファイバを供給するためのファイバの入口/出 口部分とを有する請求項2乃至4の何れか1項記載の装置。 6.各スプライストレイが、他のトレイと整列している積層 状態の位置から、ファイバの入口/出口部分と本体部分とがそれぞれアクセス可 能である第1および第2の動作位置へ移動可能なように積層体として装着されて いる請求項5記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,CA,CN,JP,K R,NZ (72)発明者 ケリー、ジョン イギリス国、アイピー5・7ユーゼット、 サフォーク、イプスウイッチ、マートレス ハム・ヒース、ザ・グローブ 4 (72)発明者 ピーコック、ジョン イギリス国、アイピー6・9エヌエック ス、サフォーク、オトレイ、チャペル・ロ ード、スプリング・パーク 14

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数の光ファイバを管理するための光ファイバ管理システムにおいて、各単 一回路のファイバが、他の回路のファイバとは別個に誘導され、それによって所 定の単一回路によって搬送される光信号が、他の回路のファイバに対して行われ る処理作業によって劣化されない複数の光ファイバを管理するための光ファイバ 管理システム。 2.各単一回路が、第1および第2のファイバを接続する少なくとも1つのスプ ライスを具備し、各単一回路のスプライスが各スプライストレイ内に収納されて いる請求項1記載のシステム。 3.所定のスプライストレイに導く各第1のファイバが、それぞれファイバ誘導 機構内に収納され、前記スプライストレイに導く各第2のファイバが、各ファイ バ誘導機構内に収納される請求項2記載のシステム。 4.各スプライストレイが2つのスプライスを収納し、各スプライストレイに共 同する各ファイバ誘導機構が、各対の光ファイバを収納する請求項2または3記 載のシステム。 5.スプライストレイが、積層体として配置され、各スプライストレイが、少な くとも1つのスプライスを保持し、各スプライスに導くファイバを収容するため の本体部分と、本体部分との間でファイバを供給するためのファイバの入口/出 口部分とを有する請求項2乃至4の何れか1項記載のシステム。 6.各スプライストレイが、他のトレイと整列している積層状態の位置から、フ ァイバの入口/出口部分と本体部分とがそれぞれアクセス可能である第1および 第2の動作位置へ移動可能なように積層体として装着されている請求項5記載の システム。
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