JPH09502287A - ブレークアウトトレイ - Google Patents

ブレークアウトトレイ

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JPH09502287A
JPH09502287A JP7508548A JP50854894A JPH09502287A JP H09502287 A JPH09502287 A JP H09502287A JP 7508548 A JP7508548 A JP 7508548A JP 50854894 A JP50854894 A JP 50854894A JP H09502287 A JPH09502287 A JP H09502287A
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fibers
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breakout
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JP7508548A
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フロスト、ピーター・ルイス・ジョン
ケリー、ジョン
ジェソップ、ポール
ウエッテンゲル、ポール・フレデリック
ベントン、サイモン・チャールズ・トリスタン
Original Assignee
ブリテイッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー
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    • G02B6/50Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts
    • G02B6/501Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts underground installation of connection boxes

Abstract

(57)【要約】 多重ファイバケーブル(C)の1以上のファイバを切断することによって形成されたファイバ端部をケーブル中の残りのファイバから分離するブレークアウトトレイ(T)が開示されている。ブレークアウトトレイ(T)は、ファイバ端部をトレイのファイバ出口部分に導くための手段(B)と、切断されていないケーブルの一部分を収容するための手段(3)とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】 ブレークアウトトレイ 発明の背景 発明の分野 本発明は、光ファイバ管理システムに関し、特に、光ファイバ通信ネットワー クのノードに内蔵するための光ファイバスプリッタアレイ組立て構造用のブレー クアウトトレイに関する。従来技術の説明 英国において、通信ネットワークは、ほぼ完全に光ファイバによって構成され た市外ネットワークと、ほぼ完全に銅線対によって構成された局部アクセスネッ トワークとを含んでいる。銅線のアクセスネットワークにおけるフレキシビリテ ィは、加入者への経路の2点において与えられる。すなわち、第1に、道路沿い のキャビネットにおいて600本までのラインが使用でき、第2に、分配点にお いて10乃至15本のラインが使用できる。全体で、ネットワークは約250, 000kmの地下ダクトと、83,000個のキャビネットと、310万個の分 配点と、370万個のマンホールおよび接合ボックスを有している。結果的には 、アクセスネットワークを含むネットワーク全体がファイバによって構成される ことが期待される。 最終的な目的は、全ての予測可能なサービスの要求を可能 にする容量を有する、光学アクセスネットワーク用の固定された弾性を有する透 明な通信の下部構造を達成することである。これを達成するある方法は、これが 現在の高価なアクセスネットワーク下部構造を利用する際に、アクセス地域形態 全体に広がって散在した広範囲の構成の完全に管理されたネットワークを生成す ることである。そのようなネットワークは、必要が生じたときに構成することが でき、それによって、結果的に資金の支出を節約することができ、その理由は、 投資の大部分が“適切な時間”ベースにおける端末装置の設備であるからである 。また、それによって、新規あるいは現在の加入者への余分のラインの迅速な供 給、および電話通信サービスのフレキシブルな提供または変形が可能になる。 完全に将来を予測するために、ネットワークは、下部構造内で帯域幅の制限さ れる能動電子装置を有しない単一モードの光ファイバでなければならない。結果 的に、この全体の透明性および向上のための完全な自由度を提供することができ る受動光学ネットワーク(PON)だけが考慮されるべきである。 最も一般的な受動光学ネットワークは、各送信および受信通路のための、交換 機のヘッド端部(HE)から加入者のネットワーク端末装置(NTE)への2地 点間用ファイバを有する単信の簡単なスターである。このネットワークの設計は 世界中で使用され、全てのアクセスの規準に合致する。それには、ファイバ数の 多いケーブルと、各加入者に対するHEおよびNTEにおける特有の電気光設備 の供給とが含まれて いる。結果的にかかる本来のコストは、大企業の使用者に対してしか妥当なもの ではなく、彼らは一般的にコストをさらに増加させるダイバーシティルートの安 全も要求する。 光学スプリッタおよび波長平坦化装置の出現によって、PONの概念をさらに 一歩進めることが可能となった。これらの受動素子によって、単一の送信機から 送信された電力が複数の加入者の間で分配され、それによって、設備の投資を減 少および分配することができる。1987年に、BTは、スプリットを128分 割にし、20Mb/秒で動作する時分割多重化(TDM)を使用して、受動光学 ネットワーク(TPON)上の電話通信用のシステムにおいてスプリッタ技術を 発表した。この組合わせによって、基本レートの統合サービス・デジタル・ネッ トワーク(ISDN)が全ての加入者に提供されることができる。実際に、装置 の資本のコストが高いため、現在の銅線対を使用したネットワークの自由競争に よるコストの制約によって、国内の加入者がファイバを通じて電話通信を行うこ とが妨げられる。これは将来変わる可能性がある。一方では、小企業の使用者( 例えば5本以上のラインを有している人等)のための電話通信は、この壁を打破 することができるであろう。 企業の加入者によって要求される幅広いサービスおよび高い容量によって、2 0Mb/秒のシステムに対して32分割のスプリットがより魅力的なものとなり 、これはBishop′s StortfordにおけるBTの局部ループ光学フィールド試験( LLOFT)によって証明されている。 要約すると、PON構造に基づいたスプリッタの使用によって、アクセスネッ トワークにおけるファイバ配置のコストが減少される。2地点間用ファイバと比 較したときに、 (i) 交換機およびネットワークにおけるファイバの数を減少し、 (ii)交換機における端末装置の量を減少し、 (iii) 多人の加入者の間でコストを分割し、 (iv)散在した広範囲の低コストのファイバ下部構造を提供し、 (v) 高い程度のフレキシビリティを提供し、“適切な時間”の装置およびサービ スを提供させることによって、結果的に節約することができる。 さらに、PON構造は、現在の下部構造手段(ダクトおよびその他の公共施設 )に適するように調整されることができる。 ネットワーク全体の透明性は、異なる波長で通信に与えられる将来のサービス のために選択できるようにされており、TPONの場合には1300nmのウィ ンドウ内にある。別の波長で送信することによって、ケーブルテレビおよび高精 細度テレビのための広帯域アクセス等の別のサービス、あるいは高ビット速度の データ、ビデオ電話通信、もしくはビデオ会議等の商業用サービスを提供するこ とができる。ファイバの非常に大きい帯域幅の潜在性によって、透明なネットワ ークの事実上の無限の容量が約束される。結果的には、狭帯域レーザ、波長分割 マルチプレクサ(WDM)、光学フィルタ、光ファイバ増幅器、および同調可能 な装置等の光学素子 における技術の開発が進んだときに、何百もの波長を同時に送信することが可能 となる。 この潜在性を使用できる状態で保持し、アクセスネットワークが多数の種々の サービスを提供するために使用できるようにするために、それは非常に高いレベ ルの安全および弾性を提供するように設計および建設されなければならない。簡 単なPOTSでさえも、故障を制限するために事前の注意と活動維持のメンテナ ンスが必須とされる。 弾性は経路の分離を含み、地下ダクトおよびその他の公共施設の現在の下部構 造を利用することは、設計哲学において第1に要求されるものである。このリソ ースを分析することによって、1次リング地域形状の生成からの分離は、現在の スタータイプネットワークにおける多数の1次接続点(PCP)に現在供給して いるスパインケーブルを接続することによって達成できることが示された。 現在のスター構成からリングを生成するために、いくつかの場所ではリンクケ ーブルを設置できる既存のダクトを有する。BTの郊外ネットワークにおいて、 平均60%のPCPが既存のダクトを使用してリングに使用できることが分析に よって示されており、200m以下の新しいダクトのリンクを加えることによっ て、さらに30%をカバーすることができる。幾つかの場合において、物理的な リングを提供することができない自然あるいは人工の境界が存在し、これらの場 合において、同じダクトのルート、すなわち、河川を横断し、あるいは鉄道橋に 架かっている二重のファイバが唯一の選択 となる。 PON地域形状に対して採用された構造は、伝送技術および適切なスプリッタ 素子の利用性によって影響を受ける。伝送方法の選択は、単信(2つのファイバ 通路)、重信、半二重、もしくは単向2路通信(単一のファイバ通路)があげら れる。 1つの回路につき2本のファイバが要求されるため、単信動作によって下部構 造の複雑さが増加する。しかしながら、重信カプラがないために光学挿入損失が 最低になり、また、そのようなシステムは別個の送信および受信通路で25dB m以下の反射に反応しないので、反射減衰量も最低になるという利点を有する。 重信および半二重動作は、それぞれ重信カプラからの7dBの挿入損失ペナルテ ィを有し、単向2路通信動作はWDMでこれらを置換し、ペナルティは2dBに 減少される。 全体的なファイバの下部構造を提供するための長期的な目的と、受動技術素子 の現在の初期の状態のために、PONネットワークには単信動作および比較的低 いレベルのスプリッ 本発明は、多重ファイバケーブルの1以上のファイバを切断することによって 形成されたファイバ端部をケーブル中の残りのファイバから分離するためのブレ ークアウト手段を提供し、そのブレークアウト手段は、ファイバ端部をファイバ 出口領域に導くための誘導手段と、切断されていないケーブルの一部分を収容す るための収容手段とを含んでいる。 好ましい実施例において、誘導手段は、複数の湾曲した誘導フィンガによって 構成されており、その隣接した対は、ファイバ端部をファイバ出口部分に導くた めのチャンネルを定める。誘導手段および収容手段はトレイ状部材の上に設けら れ、ファイバ出口領域はトレイ上に設けられたファイバ出口部分によって構成さ れることが好ましい。トレイは、さらにファイバ端部の部分を収容するための手 段を具備している。 本発明は、添付された図面に関連して例示によって詳細に説明される。 図1は、それぞれが本発明によって構成された3個のスプリッタアレイ組立て 構造を備えた光ファイバ通信ネットワークノードの一方の側からの斜視図を示す 。 図2は、図1のノードの反対側からの斜視図を示す。 図3は、収容位置における歩道のボックスに設置された図1および2のノード を示している斜視図である。 図4は、図3のものに類似しているが、動作位置にある歩道のボックスに設置 されたノード2 を示している斜視図である。 図5は、図1および図2のノードのスプリッタアレイ組立て構造の1つの分解 斜視図である。 図6は、図5に類似しているが、その動作位置にある組立て構造の部品を示し た斜視図である。 図7は、図5および図6のスプリッタアレイ組立て構造のスプライストレイの 1つの斜視図である。 図8は、図7のスプライストレイのファイバ入口/出口部 分を示した平面図である。 図9は、図5および図6のスプリッタアレイ組立て構造の屈曲制限チューブマ ニホルドの1つの斜視図を示す。 図10は、図5および図6のスプリッタアレイ組立て構造のカプラアレイマッ トの1つの斜視図である。 図11は、スプリッタアレイ組立て構造のカプラアレイの後部カバーの斜視図 を示す。 図12は、図1および図2のノードの部分を形成するブレークアウトトレイの 平面図を示す。 図13は、ブレークアウトトレイの一部分の拡大斜視図を示す。 図14は、スプリッタアレイ組立て構造に内蔵されることのできるスプライス トレイの別の形態の斜視図を示す。 実施例 図面を参照にして、図1および2において、リング状地域形状PONの一部分 を形成するノードNが示されている。ノードNは、3個のスプリッタアレイ組立 て構造S1、S2、S3の積層体とブレークアウトトレイTとを含む。局部交換機 (図示されていない)に中心を置かれたリング(ループ)を形成する96本のフ ァイバケーブルCは、ノードのベース1を通過した後にケーブル入口部分2 (図 12参照)を介してブレークアウトトレイTに入る。その後、ケーブルは、トレ イTのほぼ楕円形の周縁トラック3 の周囲を少なくとも2周し、部分2 を介して トレイから出る。96本のファイバは、プラスティック材料で作られて、そのそ れぞれが8本の一次 被覆されたファイバを含んでいる12本のフレキシブルなチューブ(図示されて いない)に収容される。図12を参照にして以下に詳細に説明されるように、ト レイTは、チューブの1つを切断することによって形成された個々のファイバ端 部がスプリッタアレイ組立て構造S1、S2、S3に導かれるブレークアウト領域 Bを含む。この接続において、トレイTは、ケーブルCの十分の長さを収容し、 それによって、この収容された長さの中間においてチューブの1つを切断し、そ のチューブを取除いてその光ファイバを露出させた後に、本来連続的であるファ イバのそれぞれは、スプリッタアレイ組立て構造S1、S2、S3に導かれ、後の 使用のために収容される予備のファイバを残すのに十分な長さの2個のファイバ 端部を形成する。 図3および4において、ノードNの歩道のボックスFへの設置、および設置に 先行してノードのベース1に固定されたドーム形カバーDが示されている。 スプリッタアレイ組立て構造S1の1つが図5および6において詳細に示され ている。その他の2つの組立て構造S2、S3は、組立て構造S1と同じである。 組立て構造S1は、それぞれが8mmの厚さである10個のスプライストレイ4 の積層体を含んでいる。トレイ4は、上部プレート5a、ベースプレート5b、およ び後部プレート5cによって構成されたステンレス鋼シャーシ5 によって(以下に 説明された方法で)支持されている。各スプライストレイ4 は、単一回路のスプ ライストレイであり、すなわち、それは使用において2本の 入来する光ファイバ(送信および受信のために1本ずつ)と、2本の出る光ファ イバ(送信および受信のために1本ずつ)とを有している。3つのプレート5a、 5b、5cは一緒に溶接され、組立て構造S1の上部プレート5aは、設置ボルト(図 示されていない)によって(図5および6には図示されていない)隣接した組立 て構造S2のベースプレート5bに固定されることができる。類似した設置ボルト は、組立て構造S1のプレート5aと組立て構造S3のプレート5bとを固定してノー ドNにおける支持手段(図示されていない)に固定するために使用されることが できる。 シャーシ5 はまた、入力スプリッタアレイマット6 、出力スプリッタアレイマ ット7 、およびスプリッタアレイ後部カバー8 とを支持する。この接続において 、入力マット6 は、交換機から加入者へ通信信号を運ぶファイバを(図10を参 照にして以下に説明されているように)支持する。これらのファイバは、送信フ ァイバと呼ばれる。同様に、出力マット7 は、加入者から交換機へ通信信号を運 ぶファイバを支持する。これらのファイバは、受信ファイバと呼ばれる。マット 6 および7 は、例えば射出成形可能なザントプレン(zantopren)などの弾性ポ リマかもしくはポリウレタンなどのフレキシブルなポリマで作られている。後部 カバー8 は、フレキシブルなポリプロピレン(これもまた射出成形可能である) で作られている。この固有の柔軟性によって、使用において、マット6 および7 が後部カバー8 によってシャーシの後部プレートに対して堅固に固定されること が確実になる。 図7に示されているように、各スプライストレイ4 は、本体部分9 と、クリッ プ・オン試験領域を構成するファイバ入口部分10とを有している。ファイバ入口 部分10から本体部分9 にアクセスするファイバは、チャンネル11を介する。本体 部分9 は楕円形であり、楕円形のベース9aと直立した周縁壁9bとを有している。 中空のマンドレル12は、入口チャンネル11に隣接したベース9a上に設けられる。 角の丸められた四角形の断面を有しているマンドレル12は、その周囲に活線ファ イバを通すために要求される最小の屈曲になることを確実にする寸法であり、ま た、ダークファイバを内部に収容するために通すファイバ入口開口12a を有して いる。チャンネル13は、マンドレル12と周縁壁9bとの間で定められ、チャンネル 13は別のチャンネル14に導かれ、そのチャンネル14は壁の内側を廻ってスプライ スホルダ領域15に導かれる。使用において、この領域15は、2本の入来ファイバ を2本の退出ファイバに接合するためのスプライスホルダ(図示されていない) を収容する。方向反転チャンネル16は、領域15に隣接するチャンネル14から、マ ンドレル12に隣接するチャンネル13に隣接するチャンネル14の部分に導かれる。 各スプライストレイ4のファイバ入口部分10は、3個のファイバ入口/出口ポ ート17a,17b,17c (図8参照)を含んでいる。分岐チャンネル18a,18b は、それ ぞれの開口19a,19b を介してポート17a とチャンネル11との間にファイバを導く ために設けられている。これらの開口19a および19b は、“クリップ・オン開口 ”として知られているものを構成し、 それによって、そこに沿って通る光を測定するために関連したファイバに容易に アクセスすることができ、従って、スプライスの質を決定することができる。こ れらのクリップ・オン開口および関連した光測定装置は、本出願人による国際特 許出願 WO 93/00600号明細書に記載されている。 類似した分岐チャンネル20a および20b は、それぞれのクリップ・オン開口21 a および21b を介してポート17c とチャンネル11との間にファイバを導くために 設けられる。単一のチャンネル22は、ポート17b とチャンネル11との間にファイ バを導くために設けられる。チャンネル22は、クリップ・オン開口を設けられて いない。 各スプライストレイ4はまた、種々のチャンネル11,13,14,16,18a,20a,20b,22 中にファイバを保持するために多数のファイバ保持タブ23も設けられている。( 参照番号23a によって示された)これらのタブの1つはほぼV字形であり、それ はマンドレル12の反対側(向かい合って)に離れた周縁壁9bの湾曲した端部から その壁部分とマンドレルとの間にベース9aの部分の上方にほぼ1/2の距離だけ 延在している。 各トレイ4は、トレイの残りの部分と一体的に成形される保持部24および保持 リング25によってスプリッタアレイの後部カバー8 上に軸を中心に回動するよう に設置される。各トレイ4 の保持部24は、ヒンジ24c によって接合された2つの アーム24a および24b を有する。その保持リング25は、後部カバー8 に形成され た溝26内に摩擦力で固定される(図11参照)。使用において、ロッド(図示さ れていない)は、上 部プレート5aおよびベースプレート5bにおける全ての保持リング25および開口( 図示されていない)を通る。この方法において、全てのスプライストレイ4 はそ れらの後部プレート5cによって保持されるが、そのそれぞれは、そのクリップ・ オン開口19a,19b,21a,21b にアクセスするために積層体における別のトレイから 軸を中心に回転して離されることができる。この位置において、アーム24a およ び24b は、(トレイが積層されたときにそれらの有するV字形の構造に向かい合 うように)ほぼ直列形の構造である。回転したトレイ4 の保持リングが保持ロッ ドによって位置に固定された際に、トレイの回転運動は、その2つのアーム24a および24b が直線状になったときに保持部24によって制限される。完全に回転さ れた位置(第1の動作位置)において、トレイ4 のファイバ入口部分10が露出さ れる。 スプリッタアレイ組立て構造S1、S2、S3のそれぞれは、ケーブルの切断さ れたチューブにおける8本のファイバのうちの2本のファイバ(4個のファイバ 端部)と関連している。切断されたチューブからの残りの2本のファイバ(4個 のファイバ端部)は、図13を参照にして以下に説明されるブレークアウトトレ イTに収容される。ケーブルCがリングの形状であるとき、通信信号はリングを いずれかの方向で廻って交換機との間で移動することができる。説明上、方向の 一方は主方向と呼び、他方は予備方向と呼ぶ。実際に、主ファイバのみが通常の 信号送信に使用され、予備のファイバは、主ファイバの故障が起こった場合にの み使用される。 前記スプリッタアレイ組立て構造S1と接続されている2つの主ファイバ端部 はブレークアウトトレイTからその装置の最下部のスプライストレイ4 まで通さ れており、ファイバ端部は屈曲制限チューブ27a (図6参照)中に支持されてお り、それによって保護されている。この屈曲制限チューブ27a は、フレキシブル であるが、活線ファイバの最小の屈曲半径要求以上に容易に屈曲することができ ないポリプロピレンのリング状チューブで作られた特注品である。屈曲制限チュ ーブ27a は最下部スプライストレイ4 のポート17a において終端し、その2つの ファイバ端部は、チャンネル18a,18b 、クリップ・オン開口19a,19b 、およびチ ャンネル11を介して本体部分9 に導かれる。その後、これらのファイバ端部は、 (以下に説明されているように)マット6 および7 に結合されている1対のファ イバの端部に接合される。2つのスプライスはスプライスホルダに位置され、そ の後、それは領域15に設置される。その後、スプライスに導かれる4本のファイ バは、そのうちの(例えばブレークアウトトレイTからの)2本のファイバがチ ャンネル14におけるスプライスから導出され、他方の2本のファイバがチャンネ ル13および反転チャンネル16を介してスプライスから導出された状態でトレイ4 の本体部分9 に収容される。各ファイバは、これらのファイバを1回以上マンド レル12の周囲を廻り、およびV字形タブ23a の下に通すことによって、トレイ4 の本体部分9 に収容される。ファイバの自然な弾性によって、ファイバのループ が外側に拡大し、直径の変化する巻回形状になることが確実 にされる。収容されたファイバを準備することによって、装置の寿命期間中に行 われる各スプライスに対する再接合を10回という最小の回数にすることが可能 になる。 マット6 および7 と接続されている2本のファイバは、チャンネル11を介して トレイ4 の本体部分から出る。その後、それらは、クリップ・オン・ウィンドウ 21a,21b およびチャンネル20a,20b を介して入口部分10のポート17c に導かれる 。その後、これらのファイバは、屈曲制限チューブ27c (図6参照)内でマット 6,7 に導かれる。これらの主入力ファイバの1つは、入力マット6上で終端し、 そこにおいて、それは(図10を参照して以下に説明されているように)スプリ ッタによって8本の出力ファイバに接合される。同様に、これらの主入力ファイ バの残りは出力マット7 上で終端し、そこにおいて、それらはスプリッタによっ て8本の出力ファイバに接合される。 このスプリッタアレイ組立て構造S1に接続された2本の予備ファイバの端部 は、ブレークアウトトレイTからその装置の第2の最下部スプライストレイ4に 導かれる。ここにおいて、これらの2つのファイバ端部は、マット6 および7 に 導かれる2本のファイバに接合されるので、予備入力ファイバと呼ばれ、予備入 力ファイバのそれぞれは、対応する主要入力ファイバと同じ8本の出力ファイバ にスプリッタによって接合される。この第2の最下部スプライストレイ4 上のフ ァイバ配置は、最下部スプライストレイのものと同じである。同様に、ファイバ は、屈曲制限チューブ27a,27c においてこのスプライストレイ4 に入り、および そこから出る。 図5および図6の組立て構造S1における残りの8個のスプライストレイ4 は 、加入者のスプライストレイである。これらの加入者のスプライストレイ4 のそ れぞれのファイバ配置が同じであるので、これは、これらのトレイの1つだけに 対して詳細に説明される。従って、マット6 および7 のそれぞれからの出力ファ イバ(すなわち送信ファイバおよび受信ファイバ)の1つは、屈曲制限チューブ 27c の内部で所定の加入者スプライストレイ4 のポート17c に導かれる。これら の2本のファイバは、チャンネル20a,20b 、クリップ・オン・ウィンドウ21a,21 b 、およびチャンネル11を介してトレイ4 の本体部分9 に導かれる。使用におい て、これらのファイバは、所定の加入者に関係する4本のファイバがブロー(bl ow)されたファイバユニットの2本のファイバに接合される。そのようなユニッ トは単一のチューブにおいて4本のファイ バを有しており、チューブは、良く知られているファイバブロー技術(EP 10859 0 参照)によって加入者とノードNとの間に設けられる。加入者のブローされた ファイバユニットは、屈曲制限チューブ27a内でスプライストレイ4のポート17a に導かれる。ブローされたファイバ被覆は、ポート17aの4本のファイバの“下 流側”から取除かれる。 ユニット内のファイバの2本(マット6 および7 からの送信および受信ファイ バに接合される2本のファイバであり、従って活線ファイバと呼ばれる)は、チ ャンネル18a,18b 、クリップ・オン開口19a,19b 、およびチャンネル11を介して スプライストレイ4 の本体部分9 に供給される。他の2本のファイバ(直ぐには 使用されない予備ファイバ)は、チャンネル22および11を介してスプライストレ イ4 の本体部分9 に供給される。その後、4本のファイバの全てはチャンネル13 内でマンドレル12の周囲を廻り、その後、チャンネル14および16に沿って通過し た後にマンドレルに戻る。2本の予備(ダーク)の加入者ファイバは、開口12a を通り、マンドレル12の内部に収容される。2本の活線ファイバはマンドレル12 の周囲を廻り、その後、マット6,7 からの送信および受信ファイバに接合され、 スプライスはスプライスホルダに収容され、スプライスホルダは領域15に位置さ れる。2つの最下部スプライストレイ4を使用して、接合されたファイバのそれ ぞれは収容される長さを有し(装置の寿命の期間中に10回まで再接合すること ができる)、これらのファイバは、それらをマンドレル12の周囲およびV字形タ ブ23a の下でそれ ぞれ1回以上ループ状に巻くことによって同様に収容される。 所定のスプライストレイ4内でスプライスにアクセスするために、スプライス にアクセスするようにそのトレイを積層体から十分に離して取出す前に、保持リ ング25の位置を保持しているロッドを取除く必要がある。この位置(第2の動作 位置)において、トレイ4 はその屈曲制限チューブによって位置を維持される。 所定のスプライストレイ4 のマンドレル12内に収容された2本の加入者の予備 ファイバは、加入者の活線ファイバが故障したときにその2本の活線ファイバを 置換するために使用されることができる。しかしながら、さらに重要なことに、 それらはその加入者に付加的なラインもしくはサービスを提供するために使用さ れることができる。(これに関連して、各ファイバ対は、交換機における光学ラ イン端末(OLT)に整合された光学ネットワークユニット(ONU)等の加入 者構内設備(CPE)電子装置を使用して32本のラインまで供給することがで きることは注目される。各ファイバ対はまた、メガストリームサービスも行うこ とができる。)この場合において、2本の予備ファイバは、マンドレル12内のそ れらの収容位置から取除かれ、チャンネル13および11を介してトレイ4 のファイ バ入口部分10に導かれる。その後、それらは開口のないチャンネル22およびポー ト17b を介してトレイ4 を出て、屈曲制限チューブ27b に入る(図6参照)。こ のチューブ27b は、後部カバーのプレート8 を介して別のスプライストレイ4 に 導かれ、これは通常、ノードNの別の組 立て構造S2もしくはS3のスプライストレイである。チューブ27b はこのトレイ 4 のポート17a において終端し、2本のファイバは、チャンネル18a,18b 、開口 19a,19b 、およびチャンネル11を介して本体部分9 に導かれる。ここにおいて、 それらは2本の“交換”ファイバに接合され、全ての予備ファイバは、他のスプ ライストレイに関して上述されたものと同じ方法で収容される。この接続におい て、“交換”ファイバは、ブレークアウトトレイTからの第2のファイバ対(直 接的交換ファイバ)か、もしくはマット6 および7 からの出力ファイバ対(間接 的交換ファイバ)かのいずれかである。 各スプライストレイ4 の屈曲制限チューブ27a,27b,および27c は、それぞれ支 持マニホルドMを設けられている(図6および図9参照)。各マニホルドMは、 シャーシの後部プレート5cのフランジ部分(図示されていない)の上に滑り込ま せて摩擦結合され、関連した屈曲制限チューブ27a を支持するための1つの開い た開口28a と、(もし存在する場合、)関連した屈曲制限チューブ27b および関 連した屈曲制限チューブ27c のそれぞれを支持するための1対のふさがれた開口 28b および28c とを設けられている。マニホルドMは、射出成形充填されたナイ ロンで作られている。 図10において、組立て構造S1の入力マット6 が示されている。この組立て 構造の出力マット7 は、入力マット6 と同一の構造であるので詳細には説明しな い。マット6 は、主入力ファイバを受ける入力溝29と、予備入力ファイバを受け る入力溝30とを含んでいる。これらの2つの溝29および30は、 2×2の融着されたカプラ(図示されていない)を収容する開口31に導かれる。 この融着されたカプラからの2本の出力ファイバは、マンドレル33の周囲の湾曲 したチャンネル32を経して導かれる。マンドレル33は30mmの半径を有し、そ れによって、屈曲を最小にするという活線ファイバに対する要求が満たされる。 融着されたカプラの出力ファイバのそれぞれは、それぞれの1×4のプレーナカ プラ(スプリッタ)への1つの入力ファイバに接合される。2つのスプライスは 、凹部35b に収容される。 2個のプレーナカプラ(図示されていない)は、開口31に隣接した開口34に収 容される。2本のファイバは、マット6 の凹部35の湾曲した端部壁35a と、それ ぞれの湾曲した溝36とを介してマンドレル33からそれらのプレーナカプラへ導か れる。2個のプレーナカプラの8本の出力ファイバは、溝37を介してマンドレル 33の周囲を通る。その後、これらのファイバは、凹部35および湾曲した端部壁35 a を定める隣接した隆起した部分の上で扇形に広がっているそれぞれの出力溝38 を介してマット6 から出る。 従って、マット6 は、送信ファイバのための2×8のスプリッタを形成し、そ の入力の1つは主送信入力ファイバであり、他方は、予備の送信ファイバである 。上述のように、通常動作においては主ファイバだけが使用され、それによって 、マット6 は1×8のスプリッタとして機能する。しかしながら、主ファイバの ルートに問題があるとしても、マット6 は、依然として予備の受信ファイバをそ の入力ファイバとして有 する1×8のスプリッタとして機能する。 同様に、マット7 は、受信ファイバのための2×8のスプリッタを構成する。 図11において、組立て構造S1のスプリッタアレイの後部カバー8 が詳細に 示されている。後部カバー8 は、溝26から離れた端部に隣接した1対の長手方向 に延在する溝8aを形成される。これらの溝8aは、この端部領域において後部カバ ーの厚さを減少し、それによって後部カバーのフレキシビリティを増加させ、そ れによって、使用において後部カバーはシャーシの後部プレート5cに対してマッ ト6 および7 を堅固に保持する。この接続において、後部カバー8 のこの端部領 域は、マニホルドMに形成された溝28d 上にスナップ結合されることのできる内 側に曲ったL字形のフランジ8bを形成され、それによって、マット6 および7 が 後部カバーとシャーシ5 との間に挟まれた状態で後部カバーをシャーシ5 に固定 することが注意されるべきである。 後部カバー8 の外部表面もまた複数の長手方向に延在したリブ8cを設けられ、 各リブのベースは、複数の開口8dを形成される。これらの開口8dは、後部カバー 8 を通ってその内部表面へ直角に延在し、屈曲制限チューブ27a,27b,27c を組立 て構造Sに取付けるために使用されるケーブル取付け部の取付けのための連絡点 のマトリックスを構成する。 図12において、ブレークアウトトレイTが詳細に示されている。上述のよう に、ケーブルが入口部分2 を介してブレークアウトトレイTから出る前に、ケー ブルの2つのループ がトラック3 内に収容され、ケーブルのチューブの1つは、その収容された部分 の中間において切断される。切断されたファイバの1つは図5および6において 示されたスプリッタアレイ組立て構造の主ファイバを形成し、他方はその組立て 構造の予備ファイバを形成する。残りのファイバは、ノードNの別のスプリッタ アレイ組立て構造S2およびS3のための主ファイバおよび予備ファイバであり、 ケーブル入口部分2 から離れたトレイTの端部においてマンドレル39の周囲に収 容されることができる。マンドレル39は角の丸められた長方形の断面を有してお り、その寸法は、その周囲に巻かれたファイバが最小の屈曲半径の要求を超過し ないようにされている。 トレイTのブレークアウト領域Bは、複数の湾曲した直立したフィンガ40を形 成され、その隣接した対によって16個のファイバ供給チャンネル41が定められ る。組立て構造S1の最下部スプライストレイ4 に接続された主ファイバを構成 する2つのファイバ端部は、第1のチャンネル41を通って(すなわち、入口部分 2 に最も近いチャンネルを通って)供給される。同様に、第2の最下部スプライ ストレイ4 と関連した予備ファイバを構成する2つのファイバ端部は、第2のチ ャンネル41を通して供給される。(16個のチャンネル41がある場合、ブレーク アウトトレイTは16対のファイバ端部を扱うことができ、すなわち、それは2 つの切断されたチューブからの全てのファイバ端部である。)その後、2本のフ ァイバは、組立て構造S1の最下部スプライストレイ4 と 関連した屈曲制限チューブ27a の中を通る。このチューブ27a は、ブレークアウ ト領域Bの隆起した部分43における開口42を通り(図13参照)、別の開口44と 関連した取付け部(図示されていない)によってその位置に固定されている。 TPONの好ましい形態は32分割を含んでおり、換言すると、交換機からの 各ファイバは、上述のノードN等の1以上の分割(フレキシビリティ)点を介し て32人の実際の加入者にサービスできる。ノードNが8分割を定める際に、そ れは1次分割点として使用されることができ、その場合、ノードから出ている各 “加入者”ファイバは、それぞれの2次分割点に導かれる。各2次分割点はノー ドNに類似しているが、入来する各ファイバは、8分割ではなく4分割である。 1次ノードから出るファイバが直接加入者には導かれないとき、上述の“加入者 スプライストレイ”および“加入者ファイバ”という用語が実際の加入者あるい は下流側の分割点に接続されたスプライストレイおよびファイバを意味するため に使用される。もちろん、TPONの好ましい32分割の形態において、ノード Nもまた2次ノードであり得る。この場合において、それぞれが8人の実際の加 入者に使用される4個のノードNがあり、4個の2次ノードは、4分割の1次ノ ードを介して使用される。また、1次ノードはノードNに類似しているが、入来 する(交換機)ファイバのそれぞれは、8分割ではなく4分割される。 上述の型式のスプリッタアレイ組立て構造は、異なる要求に合うように容易に 適合されることができるという点で非常 にフレキシブルである。特に、それは、使用されるスプライストレイの数とスプ リッタアレイマット6 および7 の寸法と形状を変化させることによって任意の分 割比にも適合可能となる。さらに、幾つかのスプリッタアレイ組立て構造をノー ドの同じ場所に位置させることによって、必要であるならば各組立て構造に異な る分割比を使用して、複数の交換機ファイバからの分割が任意の所定の点で達成 されることができる。 上述の組立て構造の重要な利点は、スプリッタおよび関連したファイバが全て 工場で組み込まれることである。従って、融着されたプレーナカプラおよびそれ らの関連したファイバが製造されてマット6 および7 中に配置されること、およ び関連したファイバが屈曲制限チューブ内のスプライストレイ4 に導かれること 等が全て工場で行われることができる。組立て構造が使用されるとき、作業者が 必要とされるのは、ケーブルCの1以上のチューブを切断し、主および予備ファ イバの端部を組立て構造の最下部の2個のスプライストレイ4 に与え、予備の切 断されたファイバの端部をブレークアウトトレイTに収容し、主および予備ファ イバの端部を2個のスプライストレイに既に存在している主および予備入力ファ イバに接合し、“加入者”ファイバを別のスプライストレイ4 に既に存在してい るファイバに接合することだけである。この方法において、その場において実行 されなければならない熟練した作業が最小に減少される。特に、作業者は、分割 する目的で複雑な接合を行う必要がない。さらに、屈曲制限チューブによって、 そこに導かれたファイバは、スプライスト レイが積層体からそれらの動作位置のいずれかに回動して取り出されたときでさ えも活線ファイバに要求される最小の屈曲以上に屈曲しないことが確実にされる 。これによって、屈曲制限チューブによって支持される活線ファイバの伝送特性 が保証される。 上述の組立て構造はまた、スパー(spur)ジョイントにおいて使用されるよう に構成されることができる。そのような場合において、スプリットは必要とされ ず、そのために組立て構造はマット6,7 を含んでいない。第1のタイプのスパー ジョイントにおいて、ファイバケーブルCの12本のチューブ全てが切断され、 それによって、12個の主ファイバチューブ端部と12個の予備ファイバチュー ブ端部が形成される。その後、6個の主ファイバチューブ端部のファイバが特定 の(単一素子の)スプライストレイ45において(図14を参照にして以下に説明 されるように)6個の予備ファイバチューブ端部のファイバに接合される。その 後、残りの6個の主ファイバチューブ端部のファイバは、24個のスプライスト レイ4 において“加入者”ファイバに接合される。同様に、残りの6個の予備フ ァイバチューブ端部のファイバは、24個のスプライストレイ4において48本 の“加入者”ファイバに接合される。従って、屈曲制限チューブにおいて2本の ファイバがブレークアウトトレイ(図示されていない)から48個のスプライス トレイ4 のそれぞれに与えられ、そこにおいて、それらは、図5および図6に関 連して上述された方法に類似した方法で“加入者”ファイバに接合される。 それぞれの主ファイバチューブ端部およびそれぞれの予備ファイバチューブ端 部は、それぞれの屈曲制限チューブ(図示されていないが、屈曲制限チューブ27 a,27b,27c に類似している)にある状態でブレークアウトトレイから各スプライ ストレイ45(図14参照)に与えられる。各トレイ45は、本体部分46およびチュ ーブ入口部分47を有している。本体部分46は楕円形の形状であり、楕円形のベー ス46a と直立した周縁壁46b とを有している。チューブ入口部分47から本体部分 46にアクセスするファイバは、チャンネル48を介する。チャンネル49,50,51,52 は、主ファイバおよび予備ファイバの両方を1対のスプライスホルダ領域53に導 くために本体部分46に設けられる。チャンネル51は方向反転チャンネルであり、 主ファイバおよび予備ファイバは、反対方向から各スプライスホルダ領域53に入 ることができる。 各スプライストレイ45はまた、種々のチャンネル49乃至52にファイバを保持す るための複数のファイバ保持タブ54も設けられる。 各スプライストレイ45のチューブ入口部分47は、2つのチューブ入口/出口ポ ート55a および55b を含んでいる。チャンネル56a および56b は、ファイバをポ ート55a,55b とチャンネル48との間の導くために設けられる。 スプライストレイは、(トレイ4 の保持部24および保持リング25に類似した) 保持部57および保持リング58を設けられている。保持部57によって、トレイ45を トレイの積層体から回動して取り出すことができ、それによって、チューブ入口 部分47にアクセスすることができる。 使用において、主ファイバチューブ端部は各スプライストレイ45のポート55a に導かれ、予備ファイバチューブ端部は、各スプライストレイ45のポート55b に 導かれる。各チューブ入口部分47の内側において、ファイバを露出するためにチ ューブは切断される。その後、ファイバはトレイの本体部分46に与えられ、そこ においてそれらはスプライス接合される。その後、各トレイ45における8個のス プライスが、各1対のスプライスホルダにつき4個ずつ位置され、その後、スプ ライスホルダは領域53に設置される。その後、スプライスに導かれるファイバは 、トレイ45の本体部分46に収容される。各ファイバのある長さの部分は、これら のファイバを直立したマンドレル59の周囲およびタブ54の下に数回通すことによ って関連したトレイ45の本体部分46に収容される。ファイバの自然の弾性によっ て、ファイバのループが外方に拡大し、それによって直径の変化する巻回の形状 になることが確実になる。収容されたファイバを準備することによって、装置の 寿命の期間中に再接合を行うことが可能となる。 上述のスパージョイントの変更されたバージョンにおいて、6本のチューブだ けが切断され、これらのチューブ中のファイバは、上述のように48個のスプラ イストレイ4 において“加入者”ファイバに接合される。残りの6本の切断され ていないチューブは、ブレークアウトトレイの周囲に巻かれる。その代りに、4 8個のスプライストレイ4 を使用する代りに、6個のスプライストレイ45を使用 することができる。しかし ながら、この代りの形態は、将来使用するためのスパージョイントにアクセスす る必要がない場合にのみ使用される。 明らかに、いずれのタイプのスパージョイントでも、スパーを形成するファイ バの数を変えることができる。例えば、スパーは1本の切断されたチューブのフ ァイバから形成されることができる。この場合において、スパーは16本のファ イバ(単一の切断されたチューブからの8本の主ファイバと8本の予備ファイバ )を含み、(切断され接合されたものか、もしくは切断されずに巻き付けられた もののいずれかである残りの11本のチューブからの)88本のファイバは、リ ング上を通って連続する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケリー、ジョン イギリス国、アイピー5・7ユーゼット、 サフォーク、イプスウイッチ、マートレス ハム・ヒース、ザ・グローブ 4 (72)発明者 ジェソップ、ポール イギリス国、シーオー15・3ピーダブリ ュ、エセックス、クラクトン―オン―シ ー、ウエレスレイ・ロード、ウエイポン ド・コート 5 (72)発明者 ウエッテンゲル、ポール・フレデリック イギリス国、アイピー5・7ユーエル、サ フォーク、イプスウイッチ、マートレスハ ム・ヒース、ピール・ヤード 3 (72)発明者 ベントン、サイモン・チャールズ・トリス タン イギリス国、アイピー13・9イーイー、サ フォーク、ウッドブリッジ、フラムリング ハム、ステーション・ヤード(番地な し)、ミニマ・ザ・ブラック・グラナリ ー、ミニマ・デザイン・アンド・デベロッ プメント

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.多重ファイバケーブルの1以上のファイバを切断することによって形成され たファイバ端部をケーブル中の残りのファイバから分離するブレークアウト手段 において、ファイバ端部をファイバ出口領域に導くための誘導手段と、切断され ていないケーブルの一部分を収容するための収容手段とを含んでいるブレークア ウト手段。 2.誘導手段は、複数の湾曲した誘導フィンガによって構成され、その隣接した 対は、ファイバ端部をファイバ出口部分に導くためのチャンネルを形成している 請求項1記載のブレークアウト手段。 3.誘導手段および収容手段は、トレイ状部材の上に設けられ、ファイバ出口領 域は、トレイ上に設けられたファイバ出口部分によって構成されている請求項2 記載のブレークアウトトレイ。 4.さらに、ファイバ端部の部分を収容するための手段を具備している請求項2 もしくは3記載のトレイ。
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