JPH09502245A - 破損前に警告するポンプダイヤフラム - Google Patents

破損前に警告するポンプダイヤフラム

Info

Publication number
JPH09502245A
JPH09502245A JP7507536A JP50753695A JPH09502245A JP H09502245 A JPH09502245 A JP H09502245A JP 7507536 A JP7507536 A JP 7507536A JP 50753695 A JP50753695 A JP 50753695A JP H09502245 A JPH09502245 A JP H09502245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
fiber
conductive
polytetrafluoroethylene
conductivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7507536A
Other languages
English (en)
Inventor
イー. デラニー,ウィリアム
マイナー,レイモンド
エル. マクグレーガー,ゴードン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WL Gore and Associates Inc
Original Assignee
WL Gore and Associates Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WL Gore and Associates Inc filed Critical WL Gore and Associates Inc
Publication of JPH09502245A publication Critical patent/JPH09502245A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C70/00Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
    • B29C70/88Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts characterised primarily by possessing specific properties, e.g. electrically conductive or locally reinforced
    • B29C70/882Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts characterised primarily by possessing specific properties, e.g. electrically conductive or locally reinforced partly or totally electrically conductive, e.g. for EMI shielding
    • B29C70/885Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts characterised primarily by possessing specific properties, e.g. electrically conductive or locally reinforced partly or totally electrically conductive, e.g. for EMI shielding with incorporated metallic wires, nets, films or plates
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/0009Special features
    • F04B43/0081Special features systems, control, safety measures
    • F04B43/009Special features systems, control, safety measures leakage control; pump systems with two flexible members; between the actuating element and the pumped fluid
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/02Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B7/06Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/20Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L9/00Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
    • G01L9/0041Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms
    • G01L9/0051Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in ohmic resistance

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ダイヤフラム内に埋設された導電性ストランドを提供し、そのストランドは、応力に供されているときに電気的特性の変化を受ける。導電率の変化が、導電性ストランドに電気的に接続された電気的監視用デバイスによって記録される。所定の水準から逸れた導電率の変化を観測することによって、ダイヤフラムの疲労や磨耗が検出されることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 破損前に警告するポンプダイヤフラム 発明の分野 本発明は、可撓性の薬品バリヤに使用するための破損検出メカニズムに関する 。本発明は、ポンプに使用されるようなダイヤフラムに漏えいが生じる前の、差 し迫った破損の検出にとりわけ適する。 発明の背景 ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のような耐薬品性材料のバリヤ層は 、機器又は装置の損傷されやすい部品を酸又は他の化学物質の腐食作用から保護 するために、工業的に広く使用されている。このような用途の一つは、空気又は 電気的に駆動されるダイヤフラムポンプに通常使用されるポンプのダイヤフラム である。この用途において、ゴム部品単独では早期の破損を生じるさせるであろ う物質から内側のゴムダイヤフラムを保護するため、外側の耐薬品性上張り用ダ イヤフラムが通常使用される。この他の場合、この耐久性材料は、ダイヤフラム 構造の単独の材料を提供する。 いずれの場合にも、ダイヤフラムの繰り返しの屈曲は、結局はダイヤフラムの 破損を生じさせる。PTFEが1層の場合、ネオプレンのような一般に使用され るゴムよりも早期にPTFEが疲労し、これらの場合、PTFEが最初に損傷す る。ダイヤフラムの疲労は、腐食性物質と接触することになるようには設計され ていないポンプの一部分に、腐食性物質の侵入をもたらすことがある。多くの場 合、腐食性物質はポンプに被害をもたらす。空気駆動式ポンプの場合、腐食性物 質は空気の流れと混じり合うことが多く、その結果周 囲に侵入し、損害や傷害をもたらす可能性がある。このため場合により、高価な 封じ込めシステムが採用される。 漏えいが生じた場合その漏えいを検出し、事後的にそれを封じ込める検討がな されてきた。導電率センサーを備えた漏えい検出チャンバーがポンプ自身の中に 組み込まれてもよいが、より高価なポンプの設計と、追加の検出チャンバーを隔 てるための追加のダイヤフラムを必要とすることになる。 Myron Mantellの米国特許第4569634号明細書において、 ダイヤフラム本体の内側に金属又はグラファイトの検出器が埋設されている。ダ イヤフラムに亀裂が入ると、ポンプ輸送されている流体にグラファイトが接触す る。この流体は導電性流体であり、生じる電流の変化が検出される。しかしなが ら、この米国特許第4569634号の方法は、導電性繊維のメッシュ、スクリ ーン又はウェブを必要とし、このことは長期の屈曲寿命を有するダイヤフラムの 製造を困難にさせるであろう。さらに、この特許はポンプ輸送されている媒体が 導電性であることを必要とし、このためこの発明の利用性が制約される。 FrawleyとMearnsの米国特許第4781535号明細書は別な方 法を開示しており、連続的な回路線材がダイヤフラムの中に支持されている。ダ イヤフラムが損傷した場合、線材が断ち切られ、アラームを作動させる。しかし ながら、この特許は、線材組成物を重要視しておらず、金属質又はスチールを開 示しているに過ぎない。PTFEダイヤフラムと共存すると、金属はダイヤフラ ムと異なる期間で損傷する傾向にあり、満足できる警告を提供しないであろう。 発明の要旨 上記のメカニズムと異なり、本発明はダイヤフラム中に埋設された導電性スト ランドを提供し、このストランドは、応力に供されているときに電気的特性の変 化を受ける。導電率の変化が、導電性ストランドに電気的に接続された電気的監 視用デバイスによって記録される。所定の基準から逸れた導電率の変化を観測す ることにより、ダイヤフラムの疲労又は磨耗が検出されることが可能である。 好ましい形態において、導電性PTFEで作成された細い可撓性の導電性繊維 が、PTFEで作成された薬品バリヤのシート又は成形体の中に埋設される。こ こで良好な屈曲特性を有して薬品に対して優れたバリヤ層であるPTFEシート が使用されることができ、それ自身で又はゴムに結合されて、十分に機能性なダ イヤフラムを形成することができる。導電性繊維が、螺旋状若しくは二重螺旋状 又はジグザグ形あるいはこの他の横行パターンでダイヤフラムの実質的に全領域 を覆うように敷設されると、ダイヤフラムの外に出して電気的検出回路に接続さ れることができる。ダイヤフラムに疲労や表面応力クラックのような亀裂が生じ た場合、その繊維は適切な電子的手段によって導電率の変化を検出することがで きる。1つの態様において、導電性繊維がダイヤフラム自身と同様な材料から作 成され、両方がPTFEから作成され、ダイヤフラムの屈曲寿命は繊維のそれと 一般にほぼ同じであることができる。 図面の説明 図1は、ダイヤフラムから突き出た電気リード線を示す典型的なダイヤフラム の三次元的図を示す。 図2は、ダイヤフラムを上から見た図であり、ダイヤフラム内の電気配線の1 つの構成を示す(破線で示す)。 図3は、別の上から見た図であり、電気配線の別な構成を示す。 図4は、さらに別の上面図であり、さらに別な電気配線の構成を示す。 図5は、図1の5−5にそって見たポンプダイヤフラムの一部分の横断面を示 す。 図6は、本発明に有用な2種の導電性ワイヤーの線形張力に対する抵抗の百分 率を示すグラフである。 発明の説明 本願において、用語「ダイヤフラム」は、2種の流体を収容する区画を分割す る可撓性エレメントを意味する。好ましい態様において、PTFE又はラミネー ト(その1層がPTFE)は、PTFE層の中に埋設された導電性PTFE繊維 を有する。このPTFE繊維は、導電性フィラーの例えば金属、金属酸化物又は 導電性カーボンをその中に充填することによって、あるいはその繊維をメッキす ることによって導電性にされることができる。図1は、ポンプに取り付けるため の穴13を有する典型的なダイヤフラム10を示す。このダイヤフラムは、PTFE 層11と可撓性エラストマー層12の2層複合材である。リード線14がPTFE層11 から突き出ている。リード線14は適当な電子的監視用手段に取り付けられること ができ、電気回路の機構の破壊を記録する。 繊維は、ダイヤフラムの使用寿命の終わりの頃に損耗に影響されるであろうよ うに、好ましくはPTFE層の前面よりも後面に近く配置される。1つの態様に おいて、35ミル(0.89cm)のPTFEダイヤフラムの中の25ミルの深 さに、この繊維が配置される。このことは、応力クラックの検出について安全の 余裕(10ミル、0.025cm)を与え、何らかの漏えいの前にダイヤフラム が交換されることができる。 繊維は、表面の殆どを2次元的に覆うようにパターンを形成され、この結果、 ダイヤフラムへの何らかの侵入やクラックは、必然的に繊維の損傷に結びつくこ とができる。1つの有用なパターンは、図3に示されるように、中央で一緒に短 絡された繊維ペアの渦巻である。このようなダイヤフラムに最も一般に見られる 損傷が、ダイヤフラムの面から発生し、ダイヤフラムの屈曲部分において放射状 にゴム裏地の方向に内側に進行する1本以上のクラックであるため、このパター ンは有用である。従って、導電性繊維の渦巻パターンは全ての放射状クラックと 交差することができる。別な態様のパターンとしては、図4に示されるような横 引きの並びがあるが、図2に示されるようなその他の幾何学形状も可能である。 また、いずれの場合にも、電子的回路と低電圧電源との接続を可能にするため、 繊維はダイヤフラム14のエッジを通り過ぎる。ウィイドウコンパレーター回路( window comparator circuitry)は周知であり、導 電性線材の導電率の増加又は低下の何らかの変化を検出するに特に有用である。 本発明は任意の可撓性ダイヤフラムに適用できるが、ポリテトラフルオロエチ レン(PTFE)の表面層と空気圧側の弾性エラストマー層の複合材であるダイ ヤフラムに特に適用可能である。 PTFE層は、好ましくは緻密なPTFEの層であり、最大密度のPTFE又 は緻密化された延伸PTFEのいずれかである。最大密度のPTFEの例は、薄 く切削したPTFEである。緻密化PTFEは、多孔質PTFEを圧縮すること によって作成されることができる。このPTFE材料は、不活性な外側表面を有 する複合ダイヤフラムを提供し、それによってダイヤフラムの耐久性と耐薬品性 を向上させる。充実PTFE層の他方の表面は、弾性エラストマー材料に接着さ れる。所望により、この内側のもう一方の表面を例え ばアルカリナフタネートで処理し、PTFEの表面エネルギーを高め、それによ って強化可撓性複合材に対するその接着性を高めることができる。 可撓性エラストマー層は、熱硬化性エラストマー、熱可塑性エラストマー又は 1400Mpa未満の曲げ弾性率(ASTM D790−84A)を有する熱可 塑性ポリマーでよい。 熱硬化性エラストマーは、ペルフルオロエラストマーを含むフルオロエラスト マー、シリコーン成分含有フルオロエラストマー、ニトリルエラストマー、アク リルエラストマー、オレフィンジエンエラストマー、クロロスルホン化ポリエチ レンエラストマー、ポリクロロプレンエラストマー、ブチルエラストマー、ハロ ゲン化ブチルエラストマー、スチレンブタジエンエラストマー、ポリジエンエラ ストマー又はシリコーンエラストマーなどでよい。 熱可塑性エラストマーは、コポリエーテルエステルエラストマー、ポリウレタ ンエラストマー、スチレンポリオレフィンブロックコポリマーエラストマー、ポ リアミドエラストマー又はエチレンコポリマーエラストマーなどでよい。 1400Mpa未満の曲げ弾性率(ASTM D790−84A)を有する熱 可塑性樹脂は、フッ化熱可塑性樹脂の例えばテトラフルオロエチレンのコポリマ ー、フッ化ビニリデンのコポリマー、クロロトリフルオロエチレンのコポリマー 、ポリオレフィン又は可塑化ポリ塩化ビニルなどから選択されることができる。 PTFE層は、例えば十分な量の熱と圧力を与えるような任意の公知の手段に よって弾性エラストマー層に接着させることができる。ダイヤフラムは、PTF E/エラストマー複合材を所望形状の型の中に配置して熱と圧力を施すことによ って作成されたリブを含むことができる。 導電性フィラーを含む繊維は、好ましくはカーボンを充填され、好ましくは延 伸膨張多孔質ポリテトラフルオロエチレンで作成された繊維である。所望により 、このPTFEは、米国特許第3953566号、同4187390号、同39 62153号において教示されているようなフィブリルによって相互接続された ノードの構造を有する延伸膨張多孔質PTFEであることができる。 この繊維は多数の方法によって得られることができ、例えば先ずPTFEのフ ィルムを作成する。このフィルムは、本出願人の米国特許出願第915484号 に開示のようにして、微細粉末PTFE樹脂にミネラルスピリットを混合し、次 いで導電性粒状フィラーを添加し、微細粉末PTFE樹脂と導電性粒状フィラー の配合物を得ることにより作成されることができる。水分散系のPTFE樹脂に 導電性粒状フィラーが混合されることができ、その水分散系を高速剪断すること によって、あるいは塩、酸、ポリエチレンイミンなどでその水分散系を不安定化 させることによって、その混合物を共凝固させる。次いで微細粉末PTFE樹脂 と導電性粒子の凝塊が生成され、乾燥してケーキにされる。乾燥の後、このケー キは粉々に崩され、ミネラルスピリットで潤滑され、ブレンドされて配合物が生 成する。 次いで上記のいずれかの配合物がビレットに圧縮されることができ、続いてラ ム式押出機によってダイを通して押出され、凝集性の押出物が得られる。次いで この凝集性押出物が一対のカレンダーロールの間で圧縮され、その厚さを低下さ せる。ミネラルスピリットの沸点より高く設定された一連の加熱ローラーの上に 押出物を通すことにより、圧延された押出物からミネラルスピリットが除去され る。 次いでGoreの米国特許第3953566号に教示されている 一般的な方法によって、そのドライな押出物は延伸膨張されることができる。こ のドライな凝集性の圧延された押出物は、先ず35〜327℃の温度で10%/ 秒より大きい伸長速度で、縦方向にその元の長さの1.2倍〜5000倍、好ま しくは2倍〜100倍に1軸で迅速に伸長されることができる。このプロセスは 、その中に導電性粒状フィラーが分布した連続的なフィルム状の延伸膨張多孔質 PTFEマトリックスを生成する。 次にこのフィルムは所望の幅にスリットされることができ、実質的に長方形の 断面を有する連続的なスリットされたフィルム繊維が生成する。次いでこの連続 的なスリットされたフィルム繊維は、やはりGoreの米国特許第354356 6号に教示されている一般的な伸長方法によって、縦方向にその長さの50倍ま で伸長されることができる。この2回目の伸長工程は、ePTFEマトリックス の高められた配向によって、得られた繊維の強度を増加させる。伸長の合計のレ ベルは、PTFEマトリックスにフィラーが充填されている度合いの関数であり 、粒状フィラーの割合が高い程、連続的なスリットされたフィルム繊維は少ない 程度に伸長される。 続いてアモルファス固定工程を行うため、この連続的なスリットされたフィル ム繊維は342℃を超える温度に供されることができる。この基本手順は、やは りGoreの米国特許第3543566号に教示されている。繊維が縦方向に十 分に拘束されると、アモルファス固定工程は、延伸膨張された連続的なスリット されたフィルム繊維の強度と密度をさらに増加させる。 あるいは、Mortimer.Jrの米国特許第4985296号に教示のよ うに、スリットする前に、例えば隣接ニップローラーの使用によって、連続的な フィルム状のePTFEマトリックスは圧縮され緻密化されることができる。圧 縮と緻密化は、個々の導電 性粒状フィラー粒子の間の接触を増加させ、それによって連続的なフィルム状の ePTFEマトリックスの導電率を増加させる。連続的なフィルム状の薄いeP TFEマトリックスの強度を高めるため、凝集性押出物の多数の層が縦方向に重 ねられ、互いに結合して圧延され、層状物品を形成することもできる。続いてこ の層状物品は乾燥、延伸膨張、及び緻密化され、ePTFEマトリックスの単一 層から作成された同様な薄いePTFEマトリックスに比較して、より高強度の 薄いePTFEマトリックスを生成する。次いでこの薄いePTFEマトリック スは、前記のアモルファス固定工程に供されることができる。次いで連続的なフ ィルム状の薄いePTFEマトリックスは、フィルムを切断するためのスリッタ ー又は同様な手段によって所望の幅にスリットされ、実質的に長方形の断面を有 する薄い連続的な繊維を生成することができる。 このような繊維が作成された後、緻密化によってその導電率が高められること ができる。好ましくは、緻密化は、繊維をその中心縦軸の周りに撚りを入れるこ とによって行われる。得られた撚りを入れられた繊維は、同様な撚りを入れられ ていない繊維よりも緻密であり、より丸く見える。その上、撚りを入れられた繊 維は、同様な圧縮されて撚りを入れられていない繊維に比較して、引張に供され たとき、その体積抵抗率のより高度な維持を示す。加撚は、1cmあたり1〜1 8の撚りを含むことができ、1cmあたり4〜11の撚りが好ましい。その他の 導電性エレメントに勝る撚りを入れた導電性繊維を採用する相対的な長所は、図 6のグラフに示されている。図6は、2種の異なる導体サンプルの線形張力に対 する抵抗変化の割合(%)を示しており、線26は通常の平坦な充填材入りePT FE導電性繊維についてのプロットであり(即ち、張力の増加と共に抵抗の増加 を示している)、線30は撚りを入れられたePTFE 繊維のプロットである(即ち、張力の増加と共に抵抗の低下を示している)。加 撚は、標準的な繊維加撚機で行われることができる。 この方法によって、例えば65000kPa以上の引張強度と1×103Ω・ cm以下の体積抵抗率、65000kPa以上の引張強度と10Ω・cm以下の 体積抵抗率、及び200000kPa以上の引張強度と1×103Ω・cm以下 の体積抵抗率のような広範囲なバルク引張強度と体積抵抗率を有する繊維が作成 されることができる。引張強度は、ASTM標準D882−81に記載の方法を 用いて測定されることができる(即ち、最大の縦方向の荷重を試験片の元の横断 面積で割算して計算される)。行った試験は、試験される材料について、刊行さ れている試験法に変更を加えた。ASTM D882−81は、薄いプラスチッ クシートについての試験であり、繊維についてのものではない。この相違は、サ ンプルの寸法によるものである。繊維の太さはスナップゲージによって測定され る。正確な厚さを求めるため、スナップゲージの押さえ足部でサンプルを押し潰 さないように注意する。光学顕微鏡で測定することにより、サンプルの幅を求め る。サンプルは、一定速度でグリップが離れる機器によって、破断するまで試験 される。サンプルの最大荷重での力が測定される。繊維の体積抵抗率は、AST M D257−90「絶縁性材料の直流抵抗又はコンダクタンスについての標準 試験法」に記載の方法を用いて測定されることができる。 ダイヤフラムのPTFE層に繊維を埋設するため、繊維は、PTFEシートの 表面上に所望のパターントレースで配置される。次いでもう1枚のPTFEシー トが上に配置される。次いでこのアセンブリーはバッグ又は他の可撓性コンテナ の中に配置され、真空に引かれる。次いでそのコンテナは加熱され、外的圧力を 加えられ、繊維を内側に囲んで2枚のPTFEシートを一体に結合させる(同じ 仕方で緻密化された伸長PTFEが作成され得る)。 次いで得られた生成物はダイヤフラムに成形されることができ、又はネオプレ ンゴムのような伸縮性シートにラミネートされることができる。 使用において、リード線14の1本に電流が印加され、繊維を通って電流が流れ る。電流が監視され、破断が生じた場合、電流の流れは止まり、適当な装置によ って検出される。さらに、ポンプ輸送されている液体からダイヤフラムへの圧力 に由来する電気的変化について、電流が監視されることができる。このことは、 圧力が繊維の物理的寸法を一時的に変化させることによる、導電率又はインピー ダンスの変化によるものである。 ダイヤフラムの状態の周期的又は定常的監視が可能である。例えば、最初に装 着されたとき、ダイヤフラムを通して電流を印加することによって、ベースライ ンの電気信号が測定されることができる。その後に2回目の信号の読みを得るこ とにより、ベースライン信号と2回目の信号を比較し、何らかの変化が生じてい るかを確認することができる。次いでダイヤフラムの使用上の特性を図表化する ため、変化の測定と定量が利用されることができる。さらに、性能パターンを確 立することにより、ダイヤフラムがその使用寿命の終期に近づいている時を予想 することもできる。 これらの原理を用い、多数の監視技術が実施可能である。多数の並列ポンプの 条件に即時的フィードバックを与えることができるモニターのネットワークを確 立することが可能であり、適当な導管とコンピューター制御のバルブ操作を用意 することにより、第1ラインのダイヤフラムの破損が検出されることができ、装 置を全く停止させることなく、欠陥のあるダイヤフラムを迂回して並列の第2ラ インに流れが自動的に導かれることができる。次いで欠陥のあるダ イヤフラムの交換が必要なことを、信号によって運転者に通報することができる 。 同様に、圧縮力及び/又は張力に応答性の導電性繊維を用い、ダイヤフラムの 装着前にベースライン信号が測定されることができる。装着の後、運転中に加え られている圧力値を判断するために、ダイヤフラムの電気的特性の変化が利用さ れることができる。この仕方において、ダイヤフラムへの圧力値は容易に定量さ れることができる。 電気的監視装置は、導電性繊維の電気的特性の何らかの定量測定を提供するこ とができる任意の適切な形態を取ることができる。その好ましい形態において、 電気装置は、単に導電率又はインピーダンスなどの測定値を提供するアナログ又 はデジタルの計器又は信号発生デバイスを含む。 〔繊維の調製〕 次の方法において導電性繊維を作成した。 水分散系の中の85重量%の微細粉末PTFE樹脂と、15重量%の導電性カ ーボンブラック(アクゾ化学から入手したケッチェンブラック300−J)の混 合物を作成した。先ず脱イオン水の中のカーボンブラックのスラリーを作成し、 回転翼を用いて攪拌した。微細粉末のPTFE水分散系(ICIアメリカ社から 入手したAD−059)を添加し、カーボンブラックとPTFEを共凝固させた 。乾燥の後、凝塊に或る量の無臭ミネラルスピリットを配合機中で混ぜ、配合物 を作成し、その配合物をビレットに圧縮し、そのビレットを押出して凝集性押出 物を作成した。 この凝集性押出物をカレンダーロールの間で圧縮し、次いで無臭ミネラルスピ リットを蒸発させた。続いてドライの凝集性の圧延さ れた押出物を270℃の温度にて2:1の比で延伸膨張させた。 このドライの凝集性の圧延された押出物を1組の間隔を設けた刃の間を通過さ せることにより、このドライの凝集性の圧延された押出物を幅7.6mmにスリ ットした。次いでこのスリットされた凝集性押出物を縦方向に19.2:1の比 で1軸に延伸膨張させ、続いて340℃を超える温度にそれを曝すことによって アモルファス固定工程に供した。 約2フィート×3フィート×厚さ10ミルの最大密度のPTFEシート上に、 W.L.Gore & Associates社から入手したカーボン充填材入 り(15重量%)ePTFE糸の連続的渦巻のパターンを手で作成し、追加の1 0ミルのPTFEをその上に乗せた。渦巻のリード線部分は、各側のポリイミド フィルムのストリップによってPTFEとの接触から保護した。このアセンブリ ーを2枚の鋼板の間に配置し、ポリイミドフィルムで作成されたバッグの中に封 入した。バッグの中を真空に引く手段を用意し、このアセンブリーをオートクレ ーブの中に装入した。オートクレーブのチャンバーの中に250psiの圧力を 加えながら、バッグを水銀柱29インチの減圧に吸引した。温度を約370℃に 上げた。このようにして、PTFEは1枚の20ミルのシートに一体に焼結され 、カーボン充填材入り繊維は中央に埋設された。 メリーランド州のエルクトンにあるW.L.Gore & Associat es社から商標TETRA−ETCHとして市販されているアルカリナフタレー ト溶液の中に30秒間浸すことにより、前記のシートを食刻した。得られたシー トから、カーボン充填材入り渦巻を含む直径10インチの円形の片を切り出し、 結合剤(ペン シルバニア州のErieにあるLord Corporationから入手した Chemlok250)の30%トルエン溶液をブラシで施し、乾燥に供した。 同じ寸法に切断された伸縮性ポリマー(デラウェア州のウィルミントンにある E.I.DuPont de Nemours & Co.より入手したネオプ レンGKを基礎にしたネオプレン化合物)の厚さ4.2mmの層を、PTFE表 面に予め施しておいた接着剤に適用した。この伸縮性材料のポリマーを、93℃ に加熱された熱盤プレスの中に約30秒間配置することにより、PTFE表面に 接着させた。 得られた前もっての形成物をダイヤフラム型に入れた。この型を熱盤プレスの 中に配置し、170℃の温度で7580Mpaを20分間この複合材に適用した 。70℃に達するまで圧力下に維持しながらこの型を冷却した。 得られたダイヤフラムを型から取り出し、最終成形品から全ての余剰の材料を 切り取った。次いでこの成形品を、66サイクル/分の速度で127cmの水頭 に対して400Nの空気圧力によって駆動されるWilden M−4ポンプに 装着した。リード線を手持ち抵抗メーターに接続した。抵抗は0.03メグオー ムと測定された。抵抗が20メグオームまで急に上がるまでダイヤフラムを運転 し、その時点でポンプを分解し、ダイヤフラムを検査した。検査により、ダイヤ フラムに数本の厳しい放射状の折れしわが発生しており、導電性繊維の部分的切 断が生じていたことが分かった。ポンプは289000サイクル運転されていた 。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年6月28日 【補正内容】 請求の範囲 1.1層以上の可撓性材料を含んでなり、その1層は緻密化された多孔質ポリ テトラフルオロエチレンからなり、そのポリテトラフルオロエチレン層はその中 に導電性多孔質ポリテトラフルオロエチレン繊維を埋設し、その繊維の端部は電 気的システムに接続するために露出されている可撓性のポンプダイヤフラム。 2.ダイヤフラムが円形であり、ポリテトラフルオロエチレンの中に渦巻状に パターンを形成された請求の範囲第1項に記載のダイヤフラム。 3.ダイヤフラムが円形であり、ポリテトラフルオロエチレンに放射状に配置 された線材の形態でその繊維がパターンを形成された請求の範囲第1項に記載の ダイヤフラム。 4.繊維の導電性が導電性カーボンの粒子によって与えられた請求の範囲第1 項に記載のダイヤフラム。 5.ダイヤフラムの中に導電性繊維を有し、且つその導電性繊維を監視用装置 に接続するための手段を有するダイヤフラムを提供し、 そのダイヤフラムをポンプに装着し、 導電性繊維の端から端までの導電率の変化を測定することによってダイヤ フラムの状態を監視することを含む、ポンプダイヤフラムの状態の管理方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AT,AU,BB,BG,B R,BY,CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI ,GB,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU, MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SK,UA,VN (72)発明者 マクグレーガー,ゴードン エル. アメリカ合衆国,ペンシルバニア 19350, ランデンバーク,コッパー ビーチ コー ト 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ダイヤフラム本体、及びその本体の実質的に全面にわたって埋設された導 電性エレメントを含んでなり、その導電性エレメントは、その本体に加えられた 圧力応力の変化に応答した導電率の変化を伝送し、その導電率エレメントの端部 は、電気的システムに接続するために露出されている可撓性ダイヤフラム。 2.1層以上の可撓性材料を含んでなり、その少なくとも1層はポリテトラフ ルオロエチレンからなり、そのポリテトラフルオロエチレン層はその中に導電性 ポリテトラフルオロエチレン繊維の線材を埋設し、その繊維線材の端部は電気的 システムに接続するために露出されている可撓性ダイヤフラム。 3.繊維線材が、ポンプの周囲の内側の実質的な全領域を覆うようにパターン を形成された請求の範囲第2項に記載のダイヤフラム。 4.線材パターンが渦巻の形態である請求の範囲第3項に記載のダイヤフラム 。 5.ダイヤフラムが円形であり、線材パターンが、ダイヤフラムの実質的な全 領域を覆う放射状に配置された線材の形態である請求の範囲第4項に記載のダイ ヤフラム。 6.その層のポリテトラフルオロエチレンが緻密化ポリテトラフルオロエチレ ンであり、その繊維中のポリテトラフルオロエチレンが延伸膨張多孔質ポリテト ラフルオロエチレンである請求の範囲第2項に記載のダイヤフラム。 7.繊維の導電性が導電性カーボンの粒子によって与えられた請求の範囲第6 項に記載のダイヤフラム。 8.ダイヤフラムが、ダイヤフラムポンプに使用するように設計 された請求の範囲第1又は2項に記載のダイヤフラム。 9.ポリテトラフルオロエチレン繊維の線材が撚りを入れられた請求の範囲第 2項に記載のダイヤフラム。 10.本体、その本体の中の導電性繊維エレメント、及び監視用装置にその導 電性エレメントを接続する手段を含んでなるダイヤフラムを提供し、 そのダイヤフラムに応力が加えられたとき、導電性繊維エレメントに異 なる信号を伝送させ、 そのダイヤフラムをポンプに装着し、 導電性エレメントの端から端までの導電率の変化を測定することによっ てダイヤフラムの状態を監視することを含む、ポンプダイヤフラムの状態の管理 方法。 11.ダイヤフラム本体を提供し、 導電性粒子を充填されたポリマーを含む導電性エレメントをその本体の 中に埋設し、その導電性エレメントは、その本体の中に構造的変化が生じたとき に電気的特性の変化を受けるに適し、 導電性エレメントと監視用装置の間に電気的接続を与える少なくとも1 本の電気的リード線を備えることを含むポンプダイヤフラムの構成方法。
JP7507536A 1993-08-23 1993-10-01 破損前に警告するポンプダイヤフラム Pending JPH09502245A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11068493A 1993-08-23 1993-08-23
US08/110,684 1993-08-23
PCT/US1993/009519 WO1995006205A1 (en) 1993-08-23 1993-10-01 Pre-failure warning pump diaphragm

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09502245A true JPH09502245A (ja) 1997-03-04

Family

ID=22334331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7507536A Pending JPH09502245A (ja) 1993-08-23 1993-10-01 破損前に警告するポンプダイヤフラム

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0715690B1 (ja)
JP (1) JPH09502245A (ja)
AU (1) AU5352594A (ja)
CA (1) CA2167067A1 (ja)
DE (1) DE69313670T2 (ja)
WO (1) WO1995006205A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004347115A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Prominent Dosiertechnik Gmbh センサ膜板
JP2008064096A (ja) * 2006-09-04 2008-03-21 Bran & Luebbe Gmbh ポンプ装置
JP2009535178A (ja) * 2006-05-01 2009-10-01 カーディナル ヘルス 303、インコーポレイテッド 薬流体の投与を制御するシステム及び方法

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10111267A (ja) * 1996-10-09 1998-04-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 疲労損傷モニタゲージ及び疲労損傷モニタ装置
DE19925508A1 (de) 1999-06-04 2000-12-21 Freudenberg Carl Fa Einrichtung zur Erkennung von Undichtheiten an Membranen
DE19926372C2 (de) * 1999-06-10 2001-06-13 Freudenberg Carl Fa Einrichtung zur Erkennung von Undichtheiten an Membranen
US6190136B1 (en) 1999-08-30 2001-02-20 Ingersoll-Rand Company Diaphragm failure sensing apparatus and diaphragm pumps incorporating same
DE10024118A1 (de) * 2000-05-18 2001-11-29 Freudenberg Carl Fa Einrichtung zur Überwachung der Unversehrtheit einer Membran
WO2001088376A1 (de) * 2000-05-18 2001-11-22 Carl Freudenberg Kg Verfahren und einrichtung zur erfassung von pumpenbetriebsparametern einer membranfördereinheit
AU2005217677A1 (en) 2004-02-27 2005-09-09 Mcgill University Method and device for sensing wear
JP2007536071A (ja) * 2004-05-03 2007-12-13 フリースランド・ブランズ・ビー・ヴイ 担体上に膜を持つデバイス、そしてそのような膜を製造するための方法
NL1026530C2 (nl) * 2004-06-30 2006-01-02 Friesland Brands Bv Membraan op drager, alsmede werkwijze ter vervaardiging van een dergelijk membraan.
GB2433298A (en) * 2005-12-13 2007-06-20 Joseph Anthony Griffiths Diaphragm with rupture detection
US8152440B2 (en) * 2008-08-26 2012-04-10 General Electric Company Resistive contact sensors for large blade and airfoil pressure and flow separation measurements
DE102009023012A1 (de) * 2009-05-28 2010-12-16 G.S. Anderson Gmbh Membranventil-Membran
DE102009052244A1 (de) * 2009-11-06 2011-05-12 Carl Freudenberg Kg Sensierende Membran
DE102011002900A1 (de) * 2011-01-20 2012-07-26 Siemens Aktiengesellschaft Druckmessumformer
GB201305755D0 (en) 2013-03-28 2013-05-15 Quanta Fluid Solutions Ltd Re-Use of a Hemodialysis Cartridge
GB201314512D0 (en) 2013-08-14 2013-09-25 Quanta Fluid Solutions Ltd Dual Haemodialysis and Haemodiafiltration blood treatment device
GB201409796D0 (en) 2014-06-02 2014-07-16 Quanta Fluid Solutions Ltd Method of heat sanitization of a haemodialysis water circuit using a calculated dose
GB201523104D0 (en) 2015-12-30 2016-02-10 Quanta Fluid Solutions Ltd Dialysis machine
GB2547214A (en) * 2016-02-10 2017-08-16 Quanta Fluid Solutions Ltd Membrane pump usage condition detection
DE102016001806B4 (de) * 2016-02-17 2022-10-13 Timmer Gmbh Membranpumpe, Membran für eine Membranpumpe und Verfahren zum Nachweis einer defekten Membran einer Membranpumpe
GB201622119D0 (en) 2016-12-23 2017-02-08 Quanta Dialysis Tech Ltd Improved valve leak detection system
GB201701740D0 (en) 2017-02-02 2017-03-22 Quanta Dialysis Tech Ltd Phased convective operation
GB201703048D0 (en) 2017-02-24 2017-04-12 Quanta Dialysis Tech Ltd Testing rotor engagement of a rotary peristaltic pump
EP3415759B1 (de) 2017-06-13 2020-12-02 SISTO Armaturen S.A. Membran mit leitfähigen strukturen
USD907211S1 (en) 2017-09-28 2021-01-05 Quanta Dialysis Technologies Ltd. Dialysis machine
EP3604876B2 (de) 2018-08-03 2024-04-03 SISTO Armaturen S.A. Membrandiagnose über luftschnittstelle

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2196514A1 (en) * 1972-08-18 1974-03-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd Pressure sensitive resistor - with resistance formed by moulding conducting particles coated with elastic resin
US4569634A (en) * 1984-09-27 1986-02-11 Mantell Myron E Failure sensing diaphragm for a diaphragm pump
US4781535A (en) * 1987-11-13 1988-11-01 Pulsafeeder, Inc. Apparatus and method for sensing diaphragm failures in reciprocating pumps
US4852581A (en) * 1987-12-14 1989-08-01 Medex, Inc. Pressure transducer with conductive polymer bridge
WO1991017701A1 (en) * 1990-05-11 1991-11-28 Medex, Inc. Tubular pressure transducer
US5379644A (en) * 1991-08-15 1995-01-10 Shimizu Costruction Co., Ltd. Strain or stress gauge and method for detecting strain or stress of structure using the same, and plastic composite material for foreknowing progress of breakdown of structure and method using the same

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004347115A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Prominent Dosiertechnik Gmbh センサ膜板
JP4666340B2 (ja) * 2003-05-20 2011-04-06 プロミネント ドズィールテヒニック ゲーエムベーハー センサ膜板
JP2009535178A (ja) * 2006-05-01 2009-10-01 カーディナル ヘルス 303、インコーポレイテッド 薬流体の投与を制御するシステム及び方法
US8211054B2 (en) 2006-05-01 2012-07-03 Carefusion 303, Inc. System and method for controlling administration of medical fluid
US9095652B2 (en) 2006-05-01 2015-08-04 Carefusion 303, Inc. System and method for controlling administration of medical fluid
US10463785B2 (en) 2006-05-01 2019-11-05 Carefusion 303, Inc. System and method for controlling administration of medical fluid
US11577021B2 (en) 2006-05-01 2023-02-14 Carefusion 303, Inc. System and method for controlling administration of medical fluid
JP2008064096A (ja) * 2006-09-04 2008-03-21 Bran & Luebbe Gmbh ポンプ装置
US8360750B2 (en) 2006-09-04 2013-01-29 Bran+Luebbe Gmbh Pump device
JP2013137031A (ja) * 2006-09-04 2013-07-11 Bran & Luebbe Gmbh ポンプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE69313670D1 (de) 1997-10-09
CA2167067A1 (en) 1995-03-02
EP0715690B1 (en) 1997-09-03
EP0715690A1 (en) 1996-06-12
AU5352594A (en) 1995-03-21
WO1995006205A1 (en) 1995-03-02
DE69313670T2 (de) 1998-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09502245A (ja) 破損前に警告するポンプダイヤフラム
US5560279A (en) Pre-failure sensing diaphragm
US7555936B2 (en) Hydraulic hose with integral life-sensing capability and method therefor
JP6469812B2 (ja) シール部材およびシール装置
US4487057A (en) Continuous sense and locate device
JP5411227B2 (ja) 櫛歯状の力スイッチ及びセンサー
US20090189616A1 (en) Polymeric structures and methods for producing and monitoring polymeric structures
US20150177172A1 (en) Methods and systems for measuring hose resistance
US5245293A (en) Adhesive bond degradation monitor
WO2001033908A1 (en) Electric cable having braidless polymeric ground plane providing fault detection
JPH10512195A (ja) 導電性フィルターラミネート
US20030184310A1 (en) Pressure, temperature and contact sensor
Yasuoka et al. Electrical resistance change under strain of CNF/flexible-epoxy composite
GB2054277A (en) Pressure-sensitive electroconductive bodies
US5734323A (en) Puncture detecting barrier materials
US20040261536A1 (en) Sensor diaphragm
JP3568509B2 (ja) 膜の漏れを検出する装置
US4666971A (en) Thermal-sensitive insulating composition comprising cured acrylonitrile butadiene carboxylic acid rubbers containing filler materials
JP2008239746A (ja) エラストマー複合材料
US4617454A (en) Thermal-sensitive insulating composition and method, and article and apparatus incorporating same
EP0211505A2 (en) Electrically insulating tape
CN107533876A (zh) 具有复合护罩的制品以及制造具有复合护罩的制品的方法
Rahaman Superior mechanical, electrical, dielectric, and EMI shielding properties of ethylene propylene diene monomer (EPDM) based carbon black composites
US4616124A (en) Electric hot-spot detection apparatus and electric heating apparatus
EP0039363A1 (en) Antistatic thermoplastic hose