JPH09500754A - 1.8インチ形状因子を有する着脱自在ハードディスク - Google Patents

1.8インチ形状因子を有する着脱自在ハードディスク

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JPH09500754A
JPH09500754A JP7505185A JP50518595A JPH09500754A JP H09500754 A JPH09500754 A JP H09500754A JP 7505185 A JP7505185 A JP 7505185A JP 50518595 A JP50518595 A JP 50518595A JP H09500754 A JPH09500754 A JP H09500754A
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disk assembly
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Application number
JP7505185A
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English (en)
Inventor
アイフティカー、サイド・エイチ
トンプソン、ハーバート・イー
ケイ、テォン−ホエ
ゲリーニ、アルバート・ジェイ
Original Assignee
シクエスト・テクノロジー、インコーポレイテッド
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 その外表面に凹所(266、270)を有する着脱自在カートリッジ(200)を受け入れるディスクドライブ(30)と、その凹所に位置決めされたディスク組立体装着機構(56)の係合表面。ドライブには、凹所に突入してディスク組立体装着機構の係合面と接触するレバー(70)を有するハンドル(58)を備えており、ハンドルを更に移動させると装着機構が、着脱自在カートリッジ内のディスク組立体がドライブのスピンドル駆動モーター(54)の上方に臨んで装着されるように移動するようになっている。位置センサーや高度なカートリッジ位置決め機構などのその他の特長も設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 1.8インチ形状因子を有する着脱自在ハードディスク 発明の分野 本発明はディスクドライブに関し、詳述すればハードディスクにデータが記憶 されるようにしたディスクドライブに関する。 背景の技術 本願譲受人は、着脱自在カートリッジディスクドライブやそのカートリッジに ついて数々の特許を有している。一例を挙げると、1985年3月5日発行の米国特 許第4,503,474号、1985年3月12日発行の米国特許第4,504,879号、1988年1月 5日発行の米国特許第4,717,981号、1987年7月28日発行の米国特許第4,683,5 06号、1988年1月26日発行の米国特許第4,722,012号、1989年9月26日発行 の米国特許第4,870,518号、1990年10月23日発行の米国特許第4,965,685号、 1989年9月5日発行の米国特許第4,864,452号などがあり、ここに参考までに引 用しておく。これらの特許は、状況によっては固定ディスクドライブでの記憶デ ータ量に匹敵できる位の相当量のデータが記憶できるようにしたハードディスク を内蔵するカートリッジが出し入れできる着脱自在カートリッジディスクドライ ブに対してなされている。 これらの特許を検討するに、ディスクドライブにおけるカートリッジ支持機構 にカートリッジを正確に位置決めしたり、カートリッジのハブを繰り返して、し かも正確にスピンドル駆動モーターのスピンドルシャフトに装着させるのに、斬 新な構成が採られている。スピンドル駆動モーターは、カートリッジ内のディス クを適当な動作速度で回転させるようになっている。また、読み書き動作に当た りディスクドライブに設けられているヘッドとヘッド支持アーム組立体とをカー トリッジ内のディスクに対してロードさせるために、カートリッジの開閉扉を介 して両者を位置決めできるようにしたところにも、斬新な構成が採られている。 更に、読み書き動作がが終了するとディスクドライブからカートリッジを信頼性 よく排除できるところにも構成上の特徴が見られる。 着脱自在カートリッジディスクドライブは、幾つかの理由により非常に有用な ものである。第一の理由として、カートリッジに相当量のデータが記憶でき、取 り外しできると共に、所望によっては別の位置へ持っていくのに都合がよいこと が挙げられる。例えばグラフィックファイルに見られるように増大しているデー タを持ち運びする必要があるような場合では、着脱自在カートリッジはフロッピ ーディスクでなら複数枚も要するような相当量のデータを記憶できる。このよう に保存したデータは、グラフィック画像の出版社に容易に転送できる。 その次の理由としては、着脱自在カートリッジディスクドライブには無限の能 力があることが上げられる。つまり、一つのカートリッジがデータで満杯になる と、別の空のカートリッジに取り替えられる。固定ドライブとは異なって、記憶 容量のもっと大きいディスクドライブに買い換えたり、或いは使用頻度の小さい 古いファイルをカードディスクドライブから削除するような必要性はない。 三番目の理由としては、ディスクに秘密情報が含まれている場合、そのディス クをディスクドライブから取り外して誰もアクセスできない安全なところに保管 できることが挙げられる。 コンピューター市場、特にパソコン市場での最近の傾向は、より小型で、より 高性能、しかもより低廉なハードウェアの開発に注がれている。そのため、デス クトップ型コンピューターに関しては当たり前となっているものが、ノート型コ ンピューターにも小型化した上で要されるようになっている。従って、より小型 で、例えば部品数が少ないとかで製造しやすく、データ記憶容量のより大きい、 例えば着脱自在カートリッジディスクの如きのコンピューター用ハードウェアと 着脱自在カートリッジが望まれている。 発明の要旨 本発明は、例えば部品数か少ないとかで経済的に製造でき、データ記憶容量の より大きいより小型化された形状因子を有する着脱自在カートリッジディスクを 提供すべくなされたものである。 従って、本発明は、着脱自在カートリッジディスクと、1.8インチかそれよ り小さい形状因子を有する着脱自在カートリッジディスクとカートリッジを提供 するのを目的としたものである。 このような形状因子サイズでは、記憶容量が40、60、80メガバイト、或 いはそれ以上のカートリッジを構成することができる。 本発明は、ディスクドライブとカートリッジの寸法を最小限にすべく構成した ディスクドライブと着脱自在カートリッジとのシステムから成るものである。こ れらの利点は、例えば部品数を最小限にし、それらの部品を持って複数の機能を 果たすように構成することにより、また、カートリッジ内のディスクが読み書き ヘッドによるアクセスのためにスピンドル駆動モーター上に正確に位置決めされ ると、クリアランスとして必要なスペース以外の無駄なスペースができないよう に、システムにおけるスペースをして複数の機能を果たすようにドライブとカー トリッジシステムとを工夫することにより達成できる。 また、本発明は、例えばノート型ないしラップトップ型コンピュータと直結す べくドッキングポートに滑り込ませることのできるディスクドライブから成る。 本発明は、スピンドル駆動モーターにディスクを装着するハブを適当に位置決 めさせるため、それに、ディスクドライブの読み書きヘッドがディスクにアクセ スできるようにディスクを適当に位置決めさせるために、カートリッジ内で移動 自在なディスクを有するカートリッジから成る。 更に、本発明では、カートリッジのハブをスピンドル駆動モーターに装着する に先立ってディスクをカートリッジ内のクリアランス用スペースへと移動させ、 その後ディスクをクリアランス用スペースとカートリッジの壁部間の適当な距離 から外してスピンドル駆動モーターがディスクを動作速度で駆動できるようにな っている。 本発明は、ディスクがカートリッジ内で位置決めできるようにするために、カ ートリッジの外囲体から外側にエンザイ自在なハブを備えたカートリッジから成る。 本発明は、カートリッジがディスクドライブ内に受承され、しかも定置される ようにするため、また、ディスクドライブの読み書きヘッドがカートリッジ内の ディスクにアクセスできるようにするため、それに、カートリッジがディスクド ライブから排除できるようにするために複数の機能を行うディスクドライブ操作 ハンドルを備えている。このような多機能が多ハンドルは、1.8インチ形状因 子を備えたものの構成をよりコンパクトにすることができる。 本発明はディスクドライブのヘッドアームランプを備えていて、これによりヘ ッドの位置を正確に制御でき、かつ、ヘッドアームを回転しているディスクへ効 率的、円滑、しかも動的にロードできると共に、回転しているディスクからヘッ ドを退避させることができる。 本発明はディスクドライブ用カバーを備えていて、これによりドライブのベー スへの組付けが容易で、都合の良いものとなる。 また、本発明は、カートリッジをディスクドライブに対して定置させると共に 、カートリッジ内のディスクが、ドライブの読み書きヘッドにより適切にアクセ スされるように当該ディスクを位置決めするために、ディスクドライブと協働す る一つか又はそれ以上のカートリッジから延在する突起を持たせたカートリッジ から成る。 本発明のカートリッジは、カートリッジとディスクドライブとの間を取り持つ ようにしたカートリッジ上の突起を保護するように構成されている。構成に当た って無駄なスペースを最小限にする基準を順守ためにも、これらの突起は、(1) カートリッジがドライブに正しく挿入されること、及び、(2)ドライブの多機能 ハンドルを動作させるとかの別の機能を果たすようになっている。 斬新的な位置決め機構の一部として、カートリッジのスクリューナットがディ スクドライブにおける収納部に対して軸方向及び半径方向の両方向に沿って正確 かつ繰り返して位置決めされるようになっているので、カートリッジをドライブ 内で正確に位置決めすることができる。 また、カートリッジには、当該カートリッジがディスクドライブから取り出さ れるときにディスクががたつくのを防ぐ装置が備わっている。 カートリッジの別の発明では、カートリッジ開閉扉と開扉機構を備えている。 前述したように寸法の減少させた形状因子を有するディスクドライブである理 由に加わって、1.8インチ形状因子を有するカートリッジであれば、一つのカ ートリッジに一つの仕事(project)を割り当てることができ、従って複数の仕事 を複数のカートリッジに記憶させると共に運搬できる事実。これにより、ノート 型コンピューターでのそのようなドライブの利用に大きな融通を持たせることが できる。 本発明の別の実施の態様では、カートリッジの全高ないしプロファイルを、デ ィスク組立体装着機構の耳片(tang)の位置をへっこませることにより減少させて いる。この耳片には、多機能ハンドルの表面から上方に選択的に延在することに なっているレバーが係合する。延長したレバーによる耳片の動きで、当該耳片が 取り付けられているカートリッジのスクリューが回転する。カートリッジのスク リューが回転すると、カートリッジ内のディスク組立体がスピンドル駆動モータ ー上に位置決めされて装着されるようになる。 カートリッジにはスロットが形成されており、ドライブのカートリッジ位置決 め機構がそのスロットに係合する。このスロットは、ディスクドライブへのカー トリッジの挿入方向を横切って設けられており、高度なロック、位置決め、排除 機能をなすようになっている。 多機能ハンドルとカートリッジがドライブ内に正しく位置決めされたのを検出 するために、光電検出装置が設けられている。 ディスクドライブや着脱自在カートリッジについてのその他の重要な発明や、 特徴、目的などについては、本明細書及び請求の範囲、図面において説明する。 尚、本発明は多面的なものであって、前述したり、これから説明する本発明の種 々の様相は、本発明の利点を得るためには互いに関連していなければならないよ うなことはない。従って、本発明の上記様相を特にグループ化しなければならな い要件もない。 図面の簡単な説明 図1は、発明のディスクドライブの実施の態様の斜視図を示している。 図2aと図2bは、図1の発明のディスクカバーの実施の態様の平面図と側面 図とを示している。 図3a、図3b、図3c、図3dは、ディスクドライブが非動作モード、中間 モード、動作モードとにそれぞれあるときでの、図1に発明のディスクドライブ の実施の態様を示している。 図4a、図4b、図4c、図4dは、図1の発明のディスクドライブの多機能 操作ハンドルの実施の態様を示している。 図5は、図1の発明のベース板の実施の態様を示している。 図6a、図6b、図6c、図6dは、ヘッドアーム組立体とヘッドとが図6c と図6dにおけるランプに対して位置決めされた状態での、図1の本発明のラン プの実施の態様を示している。 図7は、図1の実施の態様のスピンドル駆動モーターにカートリッジが装着さ れたところを示す図8の横断面図を示す。 図8は、カートリッジ開閉扉が完全に開いた状態での、図1の発明のディスク ドライブの実施の態様において受承された発明のカートリッジを示している。 図9は、発明のカートリッジを上方から見た斜視図を示している。 図10は、発明のカートリッジをそこから見た斜視図を示している。 図11aと図11bとは、他の発明の特徴である開閉扉とリンク機構を示すた めにカバーを省いた状態での、図9の発明のカートリッジの実施の態様を示して いる。 図12aは、図9の発明のカートリッジの底面図を示している。 図12bは、図9と図12aに示した発明の実施の態様のカートリッジスクリ ューとカートリッジナットを示している。 図13aは、図9の発明のカートリッジの実施の態様の前面図を示している。 図13bは、図9の発明のカートリッジの実施の態様の側面図を示している。 図14は、図12bのカートリッジナットの位置を示すためのもので、図9の 発明のカートリッジの底部の内側を示している。 図15a、図15b、図15cは、特にカートリッジスクリュー、カートリッ ジナット、カートリッジの底部、及び動作位置、非動作位置、中間位置にあるデ ィスクをそれぞれ示す、図9のカートリッジの横断面図を示している。 図16a、図16b、図16cは、図9の発明の実施の態様のカートリッジス クリューの図を示している。 図16cは、図16aに示したスクリューの全周縁であって、当該縁を平面に おいたところを示している。 図17a、図17b、図17cは、図9の実施の態様のカートリッジスクリュ ーの実施の態様と、図1のディスクドライブの実施の態様のディスクドライブ用 ハンドルの実施の態様との間での発明による相互作用を示している。 図18、図18a、図18b、図18c、図18dは、図1の発明のディスク ドライブ用ハンドルの実施の態様と図9の発明のカートリッジの実施の態様との 間の発明による相互作用を示している。 図19、図20、図21、図22は、非道さモード、中間モード、動作モード にそれぞれおかれている発明のディスクドライブの別の好ましい実施の態様を示 している。 図23aとと23b、図24aと図24b、図25aと図25b、図26aと 図26bは、カートリッジスクリューの実施の態様と図19の別の好ましい実施 の態様のディスクドライブ用ハンドルとの発明による相互作用をそれぞれ示して いる。 図27、図28、図29、図30は、図19の発明のディスクドライブ用ハン ドルの実施の態様と図35のカートリッジの実施の態様との間での発明による相 互作用を示している。 図31は、図35のカートリッジのハウジングの底部における内表面を示して いる。 図32は、図35のカートリッジの実施の態様のカートリッジスクリューと耳 片とを示している。 図33は、図19の実施の態様の多機能ハンドルの平面図を示している。 図34は、図19の発明の実施の態様のカートリッジ位置決め用カム追従子を 示している。 図35は、発明の別の好ましいカートリッジの斜視図を示している。 図36は、図35のカートリッジの実施の態様の平面図を示している。 図37a、図37b、図37c、図37dは、図35のカートリッジの実施の 態様の前面図、背面図、左面図、右面図をそれぞれ示している。 図38は、図35のカートリッジの底面図を示している。 図39は、螺旋状フィンを示す、図35のカートリッジのハウジングの底部の 内側の図を示している。 好ましい実施の態様の詳細な説明 着脱自在カートリッジとカートリッジハウジング 好ましい実施の態様では、ディスクドライブ30の高さは、10.5ミリであ り、このディスクドライブは直径が約1.8インチのディスクを備えたカートリ ッジの形を取るように構成されている。特定の実施の態様では、ディスクの直径 は約1.890インチである。念のために比較すれば、図9に示した発明のカートリ ッジ200は、開閉扉がついているカートリッジの前面側での幅は約1.968イン チ(49.98ミリ)で、長さないし深さは2.03インチ(51.56ミリ)である。カート リッジの高さないし厚みは0.222インチ(5.64ミリ)である。 発明による着脱自在カートリッジ200(図9)は、ベース204(図10) と同一サイズのトップカバー202を備えている。トップカバーは、成形自在プ ラスチック材もしくは金属でできていてもよく、締まり嵌め(snap fit)207、 接着剤ないしネジなどを利用してベースに固着できるようになっている。このベ ース204は、例えば成形自在プラスチック材で構成されていてもよい。 図10において、ベースを介して装着されているのはカートリッジスクリュー 206で、このカートリッジスクリューから耳片208が延在している。ベース 204は、ほぼ平坦な表面210を有しており、該表面からは第1及び第2突起 212、214が延在している。耳片208もこの平坦表面210から延在して いる。耳片208と第1及び第2突起212、214とを囲繞してそれらを損傷 から保護しているのは、外周レール216である。図10に示したように、外周 レール216は、平坦面210上をベース204の四隅の内三隅を取り囲むよう に三辺縁に沿って延在している。外周レール216の設けられていない開放縁2 18は、カートリッジ200に内蔵されているハードディスク220にアクセス すべくヘッドが延在するカートリッジポートが形成されている、カートリッジ( 図13a)の先導側218を構成している。後で詳述するように、カートリッジ スクリュー206は、好ましい実施の態様では、カートリッジナット222と噛 合する三つのネジ歯224(この形状では溝として実施している)を備えており 、このカートリッジナット222はカートリッジのベース204(図12b、図 14)に形成されている。 カートリッジスクリュー206の中心に装着されているものはカートリッジハ ブ226であって、このハブ226にはディスク220(図15a)が装着され るようになっている。このカートリッジハブ226は、スピンドル駆動モーター 54のスピンドルノーズ56にハブ226を正確かつ繰り返して係合、位置決め させるのに利用するスピンドルノーズ係合機構228を備えている。スピンドル 駆動モーター係合機構228は、好ましい実施の態様では、第1及び第2接触部 ないしボス230、232を備えている。また、この係合機構228には細長い 溝234があって、この溝234内に強固なバネ取付け具236が配置されてい る。スピンドル駆動モーター係合機構228がスピンドルモーターのノーズ56 を被さっていると、バネ取付け具236が変位して、二つの接触部230、23 2とバネ取付け具236上の接触部との三点接触によりスピンドル駆動モーター のノーズ56が位置決めされるようになる。 カートリッジスクリュー カートリッジスクリュー206の詳細な構成を図16a、図16b、図16c に示す。図16aにおいて、カートリッジスクリュー206の平面図を示す。こ のカートリッジスクリュー206がネジ歯224を有しているのは明らかである 。好ましい実施の態様では、このねじは224は下記の仕様になっている。即ち 、歯形はピッチ螺旋に対して直交する方向に見て60度のスタブ(stub)となって いる。ピッチ角は30度で、左ネジである。ピッチ円直径は0.733で許容誤差-0. 000、+0.003であり、リードは1.330である。ネジ歯のピッチはピッチ螺旋体に 垂直な方向に0.065である。ネジ歯の始点が等間隔で三つ存在する3条ネジであ る。更に詳しいことは米国規格(American Standard)B1-3-1941を参照されたい 。対 となる同様のネジ歯は、カートリッジハウジングのベース204(図10)にナ ット側のネジ歯222として形成されている。 図15aに見られるように、ディスク220は、適当な接着剤と機械的な技術 の何れか一方、又は両方を利用したこの技術分野において知られた方法により、 ハブ226に固定されている。カートリッジスクリュー206は、ハブ26から 突起しているフランジ238と保持リング240との間に保持され、この保持リ ングは、フランジ238に隣接する位置にカートリッジスクリュー206を位置 決めした後にハブの環状溝242に置くことができる。尚、フランジ238と保 持具240との間には余裕を持たせているため、カートリッジスクリュー206 は、後述の読み書き動作時にカートリッジスクリュー206がフランジ238と 保持リング24との両方から隔離されるのを許容しつつ、カートリッジ200内 でディスク220を位置決めするために、フランジ238と保持リング240と に対して何れかに変位する。また、カートリッジ200には、カートリッジ開閉 扉の枢支軸274とスペーサ244とが適切な位置に設けられている。 図15aでは、カートリッジハブはスピンドルノーズ56と係合する位置に置 かれている。これは、ディスクがスピンドル駆動モーターによって動作速度で回 転させられていると共に、ディスクがカートリッジの上面カバー202とカート リッジのベース204との間において適切なクリアランスを有するときに、ハブ 226及びディスク220が占める位置である。この構成において、ハブ226 は、カートリッジ開閉扉の枢支軸及びスペーサ244から適切な距離だけ隔離さ れており、カートリッジスクリュー206は、フランジ238と保持具240と の間にいずれにも接触することなく置かれている。図7及び図15aにおいて見 られるように、動作位置では、ナット206とハブ226の双方がカートリッジ のベース204の平坦表面の平面から下方に突出している。 図15bは、ディスク駆動装置の外に出ているときのカートリッジの様子を示 す断面図を描いたものである。この図に示すように、バネ258(図12b)の 付勢力によりカートリッジスクリュー206がハブ226のフランジ238に対 して押し付けられると、ハブ226がカートリッジ開閉扉の枢支軸及びスペーサ 224に向かって押し上げられている。これがガタつきを防ぐためのハブの構成 であり、このようにしてディスクがカートリッジのハウジングに対して静止した 位置に保持されるのである。 図15cでは、スピンドルノーズ係合機構228がスピンドルノーズ56に係 合し始めているため、カートリッジスクリュー206は保持具240に押し付け られている。図15cからわかるように、バネ取付け具236は、ちょうど今ス ピンドルノーズ56に係合し始めているところである。そのときスピンドルモー ター上の磁石リング57がハブ226を引き寄せ、それにより図7及び15aに 示されたようにスピンドルノーズ56に完全に据えられた状態でスピンドルモー ターに接続される。 カートリッジのベース 図14は、ベース204の内側の表面246を、これに取り付けられるカート リッジの部品を省いた状態で示したものである。図14からわかるように、この ベースには中心穴248が形成されており、この内周面にはカートリッジナット 221及びナットのネジ歯222が形成されている。ナットのネジ歯222はカ ートリッジスクリュー206のネジ歯224と対になっている。カートリッジス クリュー206は、キー250(図12b)によりカートリッジのベース204 に対して適切な位置に保持されている。キー250は、カートリッジスクリュー 206のスロット252の中の置かれている。キー250は、カートリッジのベ ース204におけるスロット256の中に向かって延在するタブ254を備えて いる。キー250のタブ254は、スロット256の一端から他端まで移動する タブ254により、カートリッジのベース204に対するキー250とカートリ ッジスクリュー206の回転範囲を制限している。キー250は、図12bに示 されているように、バネ258によって第1位置に付勢されている。この第1位 置では耳片208は、後述する駆動装置30による受入れのために適切に整合し た位置に置かれている。ディスクをカートリッジ内に適切に位置決めするために 、ディスクが動作速度に達する前に、後述する耳片を約13.5°だけ移動させてデ ィスクの位置決めを行う。スロット256は、変動及びバックラッシュを考慮し て 15°の幅に設定されている。 図14に示すように、螺旋壁260がベース204から直立し、中心穴248 からカートリッジの側面まで螺旋している。この螺旋壁260は、カートリッジ フィルタに向かって空気を案内させるために使用される。カートリッジ内フィル タは、空気をポート264から排出することができるように空間262に設けら れている。カートリッジベース204には凹部266が形成されている。この凹 部266は、カートリッジが挿入されるとき、および、ヘッド68を回転中のデ ィスクの上に載せるべくその回転中のディスクに向かって斜面を降りているとき に、ヘッドアーム組立体のうちヘッドが取り付けられた部分を収容するために使 用される。 カートリッジの開閉扉 図11a及び図11bにおいて、カートリッジ開閉扉272が、開いた状態( 図11a)及び閉じた状態(図11b)で描かれている。開閉扉272は、図1 5aからわかるように、開閉扉の枢支軸及びスペーサ244に枢支軸274で回 転自在に取り付けられている。枢支軸276でカートリッジ開閉扉272に回転 自在に取り付けられているのは、開扉用リンク278である。この開扉用リンク 278は、第1部分280と第2部分282を有し、第2部分は、第1部分に対 して角度をなしていてカートリッジのベース204に形成された溝284の中に 臨むように配置されている。第2部分282の端部には、下向きに垂下するタブ 286が形成されている。コイルバネ288は、タブ286と溝284の後部と の間に介装されている。ディスクドライブからのフィンガ170(図3a)は、 ポート290を介して挿入されて、バネ288に抗してタブ286を押勢し、こ れにより開扉用リンク278を後方に押し付けている。このように開扉用リンク 278が後方に押し付けられると、枢支軸274を中心として開閉扉を回動させ て図11bの閉じた状態から図11aの開いた状態にすることができる。フィン ガ170がポート290から退避すると、バネ288がタブ286をカートリッ ジの先導面218に向かって前方に付勢して、図11bの閉じた状態となるよう に開閉扉272を回動させることになる。 図8は、駆動装置内に完全に挿入された状態でのカートリッジの概略図を示す 。フィンガ170は、開扉用リンク278を後方に押すためにポートを介してカ ートリッジ内に入り込み、図8に示されたように開閉扉を回動させて開いた状態 とする。この動作は、駆動装置の中へのカートリッジの挿入の初期段階に生じ、 その時はヘッドは退避位置(これは駆動装置のコンパクト性に起因する)にあっ て、ディスクの上に乗り掛かる前であってもカートリッジの内部に直ちに侵入で きるようになっている。図8は、図3dと同一の状態におけるドライブの内部機 構を描いたものである。 上記カートリッジは上記機能のために特に設計されたものであるが、その他に 、不注意によりディスクドライブの収納部の中へカートリッジが間違った方向に 挿入されるようなことができないようにも設計されている。例えば、もし先導面 218ではなくて背面292または側面294、296をディスクドライブにお けるカートリッジ収納部に向けてカートリッジを挿入すると、カートリッジのレ ール216またはカートリッジのカバー202(もしカートリッジの上下が逆で あれば)がディスク駆動装置のベースプレート32から延在するハンドル58に 当接する。カートリッジの左右逆、又は、裏返しの状態で、先導面218と異な る面をディスク駆動装置に向けてカートリッジを挿入すると、ハンドル58は挿 入されているカートリッジと干渉するようになり、これでヘッドを保護すること ができる。更に、先導面をドライブに向けて挿入したが、カートリッジの上下が 逆であれば、カートリッジのカバー202が挿入されているカートリッジと干渉 してディスクドライブのカートリッジ収納部に完全に挿入できないようになって いる。カートリッジが正しく挿入されたときのみ、先導面218に隣接する部分 に下向きレールが形成されていないので、カートリッジはハンドル58をクリア して、ドライブ内に正しく装着されるのである。 図7は、ドライブの受入れ部53の中に置かれた状態でのカートリッジの断面 図である。この図と図11aからわかるように、カートリッジ開閉扉272は、 概ね断面がL字形を呈しており、扇状アーム部298を有し、そのアーム部から は弧状側面部300が垂下している。側面部300は、カートリッジのベース2 04に形成された溝302に部分的に受承されている。溝302は弧状側面部3 00の移動路を規定している。開閉扉272は、カートリッジにおける扉用ポー ト205を横断して配置されることにより、外部からディスク220を遮蔽して いる。 図7において、保持具62は、面取りしたヘッド63を有するものとして示さ れており、また、カートリッジスクリュー206も、面取りした、または斜面仕 上げのエッジ207を有するものとして示されている。カートリッジスクリュー における面取りエッジ207は、図15a、15b及び15cにおいても示され ている。これら二つの面取りエッジは、カートリッジスクリューがハンドル58 によりスピンドルモーターに向かって下降するにしたがって、互いに摺動係合す るようになっている。このように摺動係合すると、カートリッジスクリューは、 最終の静止状態を示す図7に見られるように、保持具62に対して軸方向のみな らず、半径方向にも正確に位置決めされることになる。カートリッジスクリュー 206がハンドル58によって保持具62に向かって下方向に押しつけられると 、面取りエッジ62、207は、カートリッジスクリュー206を先ず保持具6 2と係合させ、その後保持具62に対して正確に調芯させることになる。この構 成により、カートリッジスクリューがカートリッジのベース204のナット側の ネジ歯に係合しているとき、カートリッジのベース204は、カートリッジスク リュー206に対して実際に厳密な位置に臨ませることができる利点が得られる 。このように、カートリッジスクリュー206が保持具62により半径方向にも 位置決めされると、カートリッジ自体が、保持具62及びディスクドライブのカ ートリッジ収納部に対して正確な位置に置かれることになる。これにより、ヘッ ドが正確にアンロードされるようにディスクに対してカートリッジを正しく装着 する、本発明の装置及び方法が実現できるのである。 ディスクドライブとそのハウジング 添付図面、特に図1において、30は本発明の着脱自在カートリッジのディス クドライブを示す。ディスクドライブ30は、ディスクドライブのベース30を 備えているが、好ましい実施の態様では、これをアルミニウムまたは他の適した 材料を用いて鋳造することで形成している。ベースのカバー34はベース32の 上に固定される。ベース32にはレール36、38が形成されている。これらの レールは、ディスク30がPCMCIA規格インタフェイスにスライド式に装着 できるようにするために使用することができ、その結果、ディスクドライブは、 適当なノートブック型、ラップトップ型またはパームトップ型のコンピュータに おいて摺動着脱させることで使用したり、使用しないようにすることができる。 ディスクドライブには適切なドッキングコネクタ40を有しているから、ディス クドライブ30とディスクドライブに記憶されているデータを必要とするマイク ロプロセッサまたは他の演算手段との間で、電力、データ、アドレス及びその他 の信号を伝送することができる。ディスクドライブ30はバネ付勢式開閉扉88 を備えており、この開閉扉88はベース32に枢支されている。 図2a及び図2bは、本発明のベースのカバー34の平面図及び側面図を示す ものであり、これにより、カバーのベースへの接続が容易となり、必要なスペー スが限定される。このカバーにはJ字形フィンガー42が、当該カバー34前端 部46に隣接する側面部44の部分から突出するように形成されている。このカ バーの後部上側表面には、当該後部上側表面を貫通する穴48が設けられており 、ディスクドライブのカバー34をベース32に固定するに当たり、ネジを当該 穴に挿通するようになっている。実際には、J字形のフィンガ42は、ディスク ドライブのベース32に形成された穴48に臨んでいると共に、ベース32の下 方でロックされている。この状態で、ベース32に形成したネジ溝付き穴52( 図3a)に、穴48を貫通するネジが螺入されている。このように構成すること により、ディスクドライブをベースの上に確実に保持できるようにする一方、必 要な留め具の数とサイズを最小限にすることができる。 ディスクドライブの多機能ハンドルの構成 図3a,図3b、図3c及び図3dは図1の発明のディスクドライブの実施例 を示したものであり、その発明による内部作動機構が見えるように、ディスクの カバー34は省いてある。図3aは、カートリッジ200のディスクドライブに 挿入される前のディスクドライブ30を示している。図3bは、カートリッジが 装着されたが、カートリッジのハブが未だディスクドライブのスピンドルモータ ーにアンロードされていない状態での前記機構の示している。図3cは、カート リッジハブがスピンドルモーターのノーズと係合している状態でのドライブの前 記機構を示している。図3dは、カートリッジに内蔵されているディスクの上に ヘッドがアンロードされているときの内部機構を示している。 ディスクドライブの内部機構を更に詳しく説明すると、図3aはスピンドルモ ーター54を示していてるが、好ましい実施例では、このモーター54は、ベー ス32に取り付けられていると共に、該ベース32に対して固定される。スピン ドルモーター54は、スピンドルモーターのシャフトまたはノーズを備えている 。 スピンドルモーター54の周辺に多機能ハンドル58が配置している。この多 機能ハンドル58そのものは、図4aから図4dに示されている。この多機能ハ ンドル58は中央穴60を有していて、カートリッジ200のスピンドルノーズ 56への着座時及びヘッドアーム組立体の解放時に、ハンドル58がスピンドル モーター54を中心として回転できるように、ハンドル保持具62によって保持 されるようになっている。ここでヘッドアーム組立体の解放はヘッドアーム組立 体がランプ66に沿って降下することにより達せられるが、これによりヘッドま たは変換器68を回転中のディスク220の上に降りることができる。 多機能ハンドル58は、オペレータレバー70とカートリッジ係合レバー72 とからなる。カートリッジ係合レバー72は、第1及び第2突起部212、21 4と係合自在であり、これらは、後述のようにカートリッジのベース204から 垂下している。多機能ハンドル58は中央環状本体74を有している。環状本体 74には、オペレータレバー70に隣接してカートリッジの耳片係合機構76が 形成されている。この機構76には、カートリッジ200の耳片208を受承す る通路が形成されている。図10から明かなように、カートリッジのドライブへ の挿入の際に、耳片208はカートリッジ200のスピンドルノーズの係合機構 228に追従する。その結果、スピンドルノーズの係合機構228がスピンドル ノーズ56のほぼ直上に来ると、図17aに図示したように耳片208はカート リッジの耳片の係合機構76の通路78中に臨むようになる。 カートリッジの耳片係合機構76は、カートリッジ着座タブ80とカートリッ ジ離脱タブ82を含む。カートリッジ着座タブ80の直下には、後述のように耳 片80を受承する溝84が形成されている。カートリッジを完全にドライブに挿 入すると、カートリッジ係合レバー72は第1カートリッジ突起部212と係合 する。この突起部は、好ましい実施の態様では、ディスク220の半径方向とほ ぼ平行である(図18a)。従って、ディスクドライブの開閉扉88を介してカ ートリッジ200をカートリッジ収納部86に挿入すると、オペレータレバー7 0は、カートリッジ係合レバー72を押す第1突起部212により、好ましい実 施の態様では約18度と設定した所定角度だけ回転させられて、図3b及び図18 bに示した状態となる。この時点でオペレータは容易にオペレータレバー70に アクセスすることができ、図17aに示すように耳片208をカートリッジ着座 タブ80と係合させることができる。 一旦オペレータレバー70がドライブ30から出てくると、オペレータはオペ レータレバー70を図3c及び図18cに示される位置にまで回動させることが できる。図3c及び図18cに示したレバー70の位置は、図3b及び18bに 示した位置から約13.5度だけ回転した位置であり、非動作状態のカートリッジを アンロードしたときのハンドルの位置(図3a及び図18a)からでは約31.5度 回転した位置である。オペレータレバー70が回転している間、即ち図3bと図 18bの位置から図3cと図18cの位置までの増分である角度13.5度の間に、 カートリッジのベースに設けられたカートリッジナットのネジ歯とカートリッジ スクリューとの螺合により、ディスクとカートリッジハブとはスピンドルモータ ーの方へと押勢される。ハブがスピンドルモーターに近づくにしたい、ハブはス ピンドルノーズに係合し始め、その後、スピンドル磁石リングが、スピンドルノ ーズの上にカートリッジハブを確実に着座させるために(図7)そのノーズの上 にハブを完全に吸引する。図17bに示したように、このようになると、耳片2 08はタブ80と82に間を下降して、図17bに示したように低位置で静止す る。この時点において、カートリッジは完全にスピンドルモーターに装着される 。そのときオペレータがオペレータレバー70を更に18.5度(バックラッシュの た めの2度を含む)回転させて当該レバー70を完全に閉位置に設定することがで きるが、これは後述するようにヘッドがディスクにアンロードされるようにする ためである。このようになったとき、タブ80が耳片208の上を通過するに伴 って、耳片208は静止したまま溝84の中にロックされる。このような回動運 動により、多機能ハンドル58は、スピンドルモーター及びカートリッジ内のデ ィスクに固定されたカートリッジハブの位置に影響を及ぼすことなく、ヘッドア ーム組立体64をアンロックする機能及び後述の他の機能を果たす。この回動中 に、ハンドル58は図3d及び図18dに示される最終位置まで移動するが、こ れにより、後述のようにヘッドアーム組立体が解放される。 カートリッジの排出に先だって、カートリッジ離脱タブ82を時計方向に移動 させて耳片に力を作用させることにより、ハブをスピンドルモーターから離脱さ せる。これは、オペレータレバーを図3及び図18cに示した位置から図3b及 び図18bに示した位置まで時計方向に回動させることにより達成できる。 図18a、図18b、図18c及び図18dを見れば判断できるように、カー トリッジ収納部にカートリッジを挿入すると、カートリッジのベース204から 延在している第1突起部212はカートリッジ係合レバー72と係合して、その レバーを図18bに示される位置まで進める。尚、図3a及び図18aに示した 非動作位置、即ち、最左翼位置にオペレータレバーが臨むに当たり、第2突起部 214はカートリッジ係合レバー72上を摺動する。カートリッジの排出の際に は、図3b及び図18bの位置から図3a及び図18aの位置へとオペレータレ バー72が回動するにつれて、第1カートリッジ突起部212がカートリッジ係 合レバー72を押勢するので、カートリッジが排出されることになる。他のとこ ろで説明したように、オペレータレバー70が完全に図3a及び図18aに示し た非動作の位置に臨んでいない場合、好ましい実施例では第1カートリッジ突起 部212とほぼ直交している第2のカートリッジ突起部214が、オペレータレ バー70を図3a及び図18aの位置へ進めるためにレバー72と係合するよう になっている。 ディスクドライブのハンドルのカートリッジ排出機能 多機能ハンドル58は、更にカートリッジ排出機能をも果たすようになってい る。このハンドルはバネ92が配置された溝90を有している(図3a、図3b 、図3c及び図3d)。ピン94がディスクドライブ30のベース32から直立 して、溝90の中に臨んでいる。オペレータレバー70が図3c及び図18cの 位置から図3d及び図18dに示した、ハンドル58がカートリッジスクリュー 206の耳片208の上に乗り掛かっている位置までのほぼ18.5度だけ回動する と、バネ92はピン94と溝90の端部との間で圧縮される。多機能ハンドル5 8は、後述のようにラッチ124によってこの位置にロックされる。読み書き動 作が終了すると、ラッチ124はハンドル58を解放して、かくて、バネ92を して、オペレータレバー70をドライブの外側に突出させて図3c及び図18c に示した位置に戻すようになる。この時点になると、オペレータは図3a及び図 18aの位置まで当該レバーを左方へ戻すことができるようになる。このように 操作することにより、カートリッジのハブがスピンドルノーズから離脱し、カー トリッジ係合レバー72が第1突起部212に係合する。この突起部は、ドライ ブからカートリッジを出すためにカートリッジベースから突出延在している。た とえオペレータレバー70が最左翼位置、即ち、図3a及び図18aに示した非 動作位置まで完全に押されていなくとも、第2突起部214がカートリッジ係合 レバー72に接触することになり、これにより、ハンドル58が反時計方向に回 動して、オペレータレバー70を最左翼位置、即ち、非動作位置まで確実に戻る ようにしている。このように位置決めされると、オペレータレバーはドライブの 中に入ってしまっているので、カートリッジがドライブに挿入される前に当該オ ペレータレバーが誤って作動させられるようなことはない。その上、ランプに載 せられたヘッドとヘッドアーム組立体は、カートリッジを受け入れていないカー トリッジ受入れ部86に早まってアンロードされることもなく、それ故、損傷を 受けることはない。 ハンドルのオーバーセンター及びヘッドアーム組立体のロックの機能 多機能ハンドル58は他の多くの機能を果たす。多機能ハンドル58の周囲の 溝98と、ドライブのベース32から直立するピン102を中心として回転する オーバーセンターリンク100とが係合している。オーバーセンターリンク10 0には溝が形成されており、この溝にはピン102とバネ104とが収納されて いる。多機能ハンドルが反時計方向に図3aの位置から図3cの位置まで回転す ると、多機能ハンドル58の溝98と係合しているオーバーセンターリンク10 0のフィンガ突起部106は、反時計方向に図3aの位置から図3cの位置まで 動かされる。このようになって、オーバセンタの位置に到達するにつれてバネ1 04が圧縮される。オーバーセンターリング100の目的は、多機能ハンドル5 8を図3aに示した非動作位置にロックすることであり、また、カートリッジ2 00のドライブ30からの排出を促進するのに利用することもできる。尚、カー トリッジはハンドル58によって排出することができる。しかし、実施例によっ ては、カートリッジの排出を促進するためにオーバーセンターリンク100をし てハンドルに作用するようにすることもできる。多機能ハンドル58のロックを 解除するためには、カートリッジ200をディスクドライブ30に挿入し、その 後、オペレータがオペレータレバーを反時計方向に回動させてオーバーセンター リンク100の作用に抗するようにすればよい。ハンドル58の外周部において 、溝98に近接して第2溝108が形成されている。押出しリンククランク11 0がディスクドライブのベース32の枢支軸112に回転自在に取り付けられて いる。これにより、多機能ハンドル58が反時計方向に動かされると、クランク 110は図3に示された位置から時計方向に回転する。クランク110には、図 3dに示したように溝108に係入するまでハンドル58の周囲のエッジに追従 するカム追従子114が設けられている。カム追従子の114の当該溝への係入 は、ハンドルがその回動範囲の最後まで回動させられたときに起こる。このよう に溝に係入すると、クランク110の延長部の枢支軸118に回転可能に取り付 けられたアーム押出しリンク116が、スピンドルモーター54に向かって移動 して、ヘッドアーム組立体64を解放する。好ましい実施例では、ピン120が ヘッドアーム組立体64から下方向に延在して押出しアームリンク116に係合 している。多機能ハンドル58を時計方向に回転させることにより、クランク1 10が 反時計方向に枢動し、これによりリンク116がピン120を押す。すると、ヘ ッドアーム組立体がディスク120から持ち上げられ、ランプ66の上に載せら れる。 ハンドルのラッチ ハンドル58のまわりで反時計方向に進んだところに、もう一つの溝122が そのハンドルの外周部に形成されている。この溝はラッチ124と対になるよう に構成されていて、図3d及び図18dに示した動作位置にハンドルをロックす るようになっている。ハンドルがロックされた状態では、カートリッジはカート リッジ収納部に完全に格納され、カートリッジハブはスピンドルモーターのノー ズに装着され、ヘッドアーム組立体はロックが解除された状態となっている。ラ ッチ124は枢支軸126を中心として回転するが、バネによりハンドル58の 方へと付勢されているので、溝122がラッチ124の突起部128と対峙する と溝122に係入する。このようになったとき、バネ付勢式挿入子(interposer) 130がディスクドライブの扉開閉面132に向かって下方向に押される。その とき挿入子の突起部134が、ラッチをロック状態に保持するためにラッチに形 成されたスロット136に係入する。ディスクドライブへの電源供給が遮断する などの不測の事態が発生すると、挿入子をラッチから外すために、ディスクドラ イブ30の扉開閉面132のポート138から小径ワイヤを挿入することができ る。このように小径ワイヤを挿入すると、ハンドル58に内蔵されたバネ92に よってハンドル58がディスクドライブから出るようになる(図3c及び図18 c)。これにより、オペレータは、ディスドライブからカートリッジを排出する ために、図3c及び図18cの位置から図3a及び図18aの位置まで時計方向 にオペレータレバーを手動で回すことができる。 通常の動作時では、ラッチ124はソレノイド140の作用でハンドルの溝1 22から外れる。このソレノイドは励起されると、ソレノイドリンク142を引 上げ、ラッチ124を解放するために挿入子130も解放する。 別の方法としては、ラッチ124を、ハンドルの溝122と係合するプランジ ャを有するソレノイドと置換しても良い。たとえカートリッジがディスクドライ ブ のカートリッジ収納部の中に閉じこめられた状態でディスクドライブへの電源供 給が遮断したとしても、扉開閉面132を手動開扉し得る適切な安全機構でハン ドルを解放することもできる。 ディスクドライブのランプ 図3aにおいて、ヘッドアーム組立体64は回転可能なように枢支軸144に 装着されており、ボイスコイル式モーター146により駆動されるようになって いる。前述したように、ヘッドアーム組立体64はランプ66からディスク22 0の上にロードされるようになっている。図6aから図6dに示したように、ラ ンプ66は斬新な構成をしていて、上部及び下部のヘッドアームの着地面148 、150を有している。ランプ66は、152で示した個所において適切な留め 具によってベースに取り付けられており、ベースから直立するピン154がラン プのスロット156に挿入されている。好ましい実施の態様では、アームの着地 面148、150の着地用隆起部(landing ridge)158、160でそれぞれ終 端している。好ましい実施の態様では、ヘッドアームの着地面148、150は 、着地用隆起部158、160から下方にほぼ2.74度の勾配で傾斜している。ヘ ッドアーム組立体64は、アーム164、板バネ166、ロードビーム168、 及び、読み書きヘッド68が取り付けられたジンバルマウント169からなる。 図6cに示したように、ヘッドアームの着地面148の下部のコーナ162は、 ヘッドアーム組立体64のロードビーム168の一部と先ず係合するようになっ ている。ヘッドアーム組立体がランプ66に完全に支承された状態にあっては、 ロードビーム168はジンバルマウント169及び読み書きヘッド68にほぼ隣 接して着地用隆起部158に支持されている。このような構成としたのは、ヘッ ドアーム組立体64におけるヘッドに隣接する部分がランプに捕捉される前の或 る時点で、ランプ66をしてヘッドをディスクから取り去ることができる必要が あるからである。そこでランプは、図6cに示したようにヘッド68から充分離 間したロードビームの一部を捕捉する。更に、間隔が限られているため、カート リッジがディスクドライブに挿入されるに従い、カートリッジ開閉扉が開き、ラ ンプ66に完全に載置されているヘッドがカートリッジに侵入する。従って、カ ート リッジをディスクドライブ入れようとするときにヘッドが損傷を受けないように 、ヘッドの位置を正確に制御する必要がある。このため図6dに示したように、 ランプ66はヘッドに隣接するロードビーム168を正確に制御する必要がある 。一旦ディスクがカートリッジスクリューの動作によってカートリッジ内に適切 な位置に置かれると、ロードビームは、ヘッドを回転しているディスクにアンロ ードするために、アーム着地面148、150から下降する。 この実施の態様において見られるように、ランプ66は、ヘッドが装着されて いる位置から所定距離だけ隔てたところであって、図6cに示すように板バネ1 66に近接するところで、ロードビーム168を捕捉して係合する。ボイスコイ ル式モーターがヘッドアーム組立体64を回転させると、ロードビーム168は ランプを上昇し、ヘッドが取り付けられた位置と実質的に隣接しているロードビ ーム168にランプ66のリッジ158が接触し、これによってヘッド68の位 置が正確に定まる。したがって、ロードビームがランプに対して移動すると、ロ ードビームの重要な部分がランプの上を通ることになる。 ディスクドライブ及びカートリッジは、市場で知られている幾つかの材料で構 成しても良い。これらの材料の中には、上記の先行技術文献において開示されて いるものもある。例えば、カートリッジの底部の素材をポリカーボネートの如く のプラスティック材として、カートリッジのカバーをアルミニウムで構成しても 良い。ディスクドライブの上面の素材をアルミとして、当該ディスクドライブの ベースをアルミ鋳造物で構成しても良い。部品に対して使用できる他のプラステ ィック材としては、前記したポリカーボネートの他に、Delrin(商品名。「ダー リン」)やナイロン(商標名)などがある。これらの部品は、グラファイトとナ イロンの複合材やその他の複合材を含んでいてもよく、更には、滑らかさを増す ためにテフロン(商標名)複合材を含んでいてもよい。 産業上の利用性 本発明の動作及びその他の利点は以下の通りである。まず、上述の内容から 、前述の構成により、着脱自在カートリッジディスクドライブと、1.8インチ形 状因子に充分対応する着脱自在カートリッジとが得られるのは明らかである。1. 8 インチ形状因子に対応するものにあっては、ディスクの直径はほぼ1.8インチで あり、ドライブの高さは10.5ミリメートルである。この形状因子においては、4 0、60、80メガバイト及びそれ以上の記憶容量のカートリッジが使用可能で ある。ドライブが1.8インチ形状因子に対応できるのは、幾つかの要素によるも のであり、これらの要素は組合わさって付加的な利点をももたらすようになって いる。これらの要素の中には、ディスクドライブと着脱自在カートリッジが一つ のシステムとして動作することも含まれており、これにより、部品数を最小化し 得る共に、カートリッジを格納してディスクを正しく位置決めすると同時に、デ ィスクドライブの残りの機能が実行できるように、両者間を取り持つことができ る。特に、1.8インチ形状因子を実現することを目的として、カートリッジは、 ディスクとディスクが装着されるハブをカートリッジのハウジングに対して配置 し直すことができるように設計されている。これは、カートリッジがカートリッ ジ受入れ機構に挿入されるときに、ハブをスピンドル駆動モーターとスピンドル モーターのノーズに接触せずに通過させるためである。この結果、高いスペース の利用効率が得られるため、ハブがスピンドルモーターに装着された後には、カ ートリッジの上または下には無意味かつ不要なデッドスペースが形成されること はない。即ち、ハウジングの壁面に対してディスクが回転していると、ディスク とハブは、ディスクにより必要とされる通常のクリアランス隙間の中で移動可能 である。ディスクとハブは、このクリアランス隙間内で移動可能であるため、ス ピンドル駆動モーターのノーズと係合し、一旦係合すると、ディスクは、カート リッジのハウジングの上面及び下面の間の適切な位置に配置される。この構成に おいて、ハブはカートリッジハウジングの外囲器から外へ出る。従って、このよ うな構成では、ハブをスピンドルモーター上の正しい位置に置くためにドライブ の中でカートリッジが動いたり、または、カートリッジのハブに係合するスピン ドルモーターが動いたりすることを必要としない。上記の双方の動きは、ドライ ブが作動しているときには無駄となるスペースを潜在的につくり出す。 更に、カートリッジとディスクドライブとのインタフェイスに関しては、カー トリッジは、一旦カートリッジがカートリッジ受入れ機構に収納されると、ディ スクドライブの適正な動作を保証するために、ディスクドライブの内部機構と係 合する突起部をいくつか有している。このようなインタフェイス構成により、デ ィスクドライブでの部品の必要数を減少させることができると共に、部品に複数 の機能を持たせて、1.8インチ形状因子の構成を実現するのを助ける。例えば、 カートリッジスクリューは、外に向かって延びる耳片を有している。その耳片と ディスクドライブの多機能ハンドルとの係合は、カートリッジ内でディスクの再 配置を行なわせ、耳片及びカートリッジをディスクドライブの作動中にロックす ることの助けとなる。更に、カートリッジの突起部は多機能ハンドルの位置決め を助ける。更に、突起部は、カートリッジをドライブから排出するための機構で あると共に、一旦カートリッジがドライブから外されたときにオペレータが完全 な非動作位置に水平に置くことを保証するための機構として、コンパクトな機構 を実現する。カートリッジはレールを備え、これは耳片及び突起部を損傷から保 護する。このレールは、また、カートリッジが間違った態様でドライブに挿入さ れるのを防止するという機能も有する。 尚、カートリッジスクリュー及びカートリッジの構成には他に複数の目的が存 在する。カートリッジがディスクドライブから外されて例えば搬送されていると 、ハブはスペーサに押しつけられている。カートリッジの中でディスクがガタつ かないようにディスクをハウジングに対して静止した状態にするためである。カ ートリッジ内の弾性機構は、ハブがスペーサを押し上げてガタつき防止機能を実 現するような位置まで、カートリッジスクリューを進める。また、そのスペーサ は、カートリッジ開閉扉を回転可能に取り付けるための台をもなしている。 ディスクドライブをコンパクトにし、1.8インチかそれ以下の形状因子に対応 させている更に別の面は、ヘッドアームの正確な位置決めを考慮したアームラン プの設計にある。これにより、カートリッジがドライブに挿入されるとき、カー トリッジハブがスピンドルモーターに載せられる前に、ランプ及びヘッドが同時 にカートリッジのハウジングの外囲器の中に入る。この構成により、ディスクド ライブの長さがより短くなり、また、ランプの上に載せられて静止状態に置かれ ているヘッドが、できるだけディスクに近い位置に置かれる。これにより、例え ば、ヘッドがより多くのトラックと接するようになり、その結果、より高い記録 効率が得られる。 更に、上記構成により、ディスクドライブ全体が、ノートブック型または他の コンピュータに設けられたポートに摺動装着できる。 加えて、上記のコンパクト性は多機能ハンドルに基づくものであり、このハン ドルは、ディスクドライブの内部にカートリッジ受入れ機構に隣接して取り付け られている。このハンドルは次の機能を実行する。(1)カートリッジと係合し 、カートリッジの位置を固定する機能。(2)ハブがスピンドルモーターのノー ズに係合し、ディスクがカートリッジ内に適切な位置に置かれるように、ハブ及 びディスクの位置を定める機能。(3)所望時にカートリッジを排出する機能。 (4)読み書き動作のためにヘッドアーム組立体をランプからディスクの上に降 ろすことができるように、ヘッドアーム組立体を解放する機能。(5)ハンドル を非動作の位置にロックするためにオーバセンタリンクを回転させる機能。(6 )ハンドルを完全な動作の位置にロックできるようにする機能。 ディスクドライブのカバーの構成もコンパクト化に寄与している。カバーは、 ディスクドライブのベースに係合するための適切な留め具を有し、ディスクドラ イブのベースに固定するために最小数の留め具を必要とするのみである、という 点である。 上記に加えて、更にカートリッジは内部に螺旋状の壁を有している。これは、 カートリッジ内の空気がフィルタを通ってカートリッジから出ていくのを案内す るためのものである。またカートリッジは、ハウジングの内側面に形成された凹 部を有している。ヘッドがディスクの上に乗せられるに前において、ヘッドとア ームを収容するためである。 別の実施の態様 図19から図39において、ディスクドライブ300とその着脱自在カートリ ッジ450の別の実施の形態を示す。この実施の形態の主眼は、カートリッジの 全体の厚みを減少させることにある。これは、ある一面では、二つの突起212 、214と外周レール216とを除去し、図10の実施の形態における耳片20 8 をへっこませることにより達成される。この別の実施の態様では耳片をへっこま せているから、ディスクドライブに枢動自在に取り付けたレバー(詳細について は後述する)の如くの部材が、カートリッジのへっこんだ部分へと選択的に延在 して耳片と係合するようでなければならない。 耳片402が取り付けられているカートリッジスクリュー400(図32)に ついて先ず説明し、その後にドライブ、耳片がドライブにより係合される様子、 ドライブでのカートリッジの着座、カートリッジそれ自体の仕様を順に説明する 。 図32において、カートリッジスクリュー400と耳片402の平面図を示す 。カートリッジスクリュー400には、前述したカートリッジスクリュー206 の歯とほぼ同一の歯405を有している。耳片402が移動するとカートリッジ スクリュー400が回転して、スクリュー400の歯405が、カートリッジハ ウジング420の底部におけるその歯と補完形状の歯408(図31)と係合し 、かくてスクリュー400がカートリッジから外側へ移動する。スクリュー40 0の動きに伴ってディスク組立体が移動すると、ディスク組立体がディスクドラ イブのスピンドル駆動モーターに装着される。よって、カートリッジスクリュー 400は、第1の実施の態様におけるカートリッジスクリュー206と同様に作 用する。 図31はカートリッジ450のハウジング420に底部の内面を示している。 窪んだ部分410は、ハウジング420の内部中心開口412から外側に延在し ているものと図示してある。図31は内面を示す図であるから、窪んだ部分41 0は、実際は図31が描かれている紙面から突き出ている、即ち、窪みはハウジ ング420の外面に形成されている。この実施の態様において、スクリュー40 0は、耳片402が窪み410に受け入れられた状態で開口412にはまってい る。よって、第1実施の形態とは異なって、耳片402はカートリッジ450の 底部の外表面から突き出るようなことはなく、初期状態ではカートリッジ450 の外表面と同一レベルにあるか、又はそれより下方に臨んでいる。よって、後で 詳述するように、耳部402と係合するためには、レバーやその他の機構がディ スクドライブ300からカートリッジ450の窪み410へと延在できるように する必要がある。 図19において、ディスクドライブ300の別の実施の態様の切取り図を示す 。この切取り図には、ボイスコイル式モーター380やヘッド/アーム組立体3 75、位置決め機構330から332、排出切替え機構320、その他の部品が 図示されている。図32のカートリッジスクリュー400は、窪んだ耳片402 にドライブがどのように係合するかを示すために、ドライブ300上に重ねて図 示されている。図19から図22までは、多機能ハンドル340の四つの順次位 置と、この多機能ハンドル340の移動がドライブ300におけるその他の部品 に動のような影響をもたらすかを示している。 ドライブ300にはハウジング302があって、ののハウジングには前述のボ イスコイル式モーター380とヘッドアーム組立体375が格納されている。ス ピンドル駆動モーター312はハウジング302の底面304に装着されている 。多機能ハンドル310は、スピンドル駆動モーター312の辺りに形成されて いる。スピンドル駆動モーター312には、ディスク組立体と、装着したディス ク組立体の調芯のためのスピンドルノーズ314を吸引して保持するための磁石 313が複数設けられている。ハウジング302の底面304にはソレノイド3 16も設けられている。このソレノイドは、多機能ハンドル310を第4位置( 図22)にロックする作用をなす。多機能ハンドル310を中心としてソレノイ ド316から反時計方向へ移動するのは、排出切替え機構320である。この機 構320にはバネ322により付勢された解放レバー321と、後述する検出器 とLEDから成る光電検出機構323とが備わっている。 カートリッジ位置決め用カム追従子330は、多機能ハンドル310により回 動されるように枢支部331を中心として装着されている。カム330には直立 ピン332があって、このピンはカートリッジ450のスロット430(図38 )に選択的に係入するようになっている。 枢支部351に装着したアーム押出しリンク350は、多機能ハンドル310 の位置に応じてヘッドアーム組立体375をロードしたり、アンロードしたりす るために設けられている。ヘッドアーム組立体310のロードやアンロードは、 ヘッドアーム組立体64について前述したのとほぼ同一態様で行われる。 多機能ハンドル310について詳述すれば、この多機能ハンドル310は、ユ ーザー用レバー340と係合レバー341(図23b)とを備えており、ユーザ ー用レバー340はユーザーが指で動かすことができるようにドライブから外側 に延在していると共に、係合レバー341はカートリッジスクリュー400の窪 んだ耳片402と係合すべく多機能ハンドル310の平坦面の上方を延在してい る。係合レバー341はハンドル310に枢支点342において枢動自在の装着 されている。この係合レバー341はベアリング343に支持されているが、ハ ンドル装着面347におけるランプ346と接触していることから、多機能ハン ドル310の平面外上方へ付勢されている。この点については図23から図26 を参照しながら以下に詳述する。 図19には、ドライブ300と第1位置に臨む多機能ハンドル310とが示さ れているが、多機能ハンドル310がこの第1位置にあると、カートリッジはド ライブに挿入されておらず、レバー341もカートリッジスクリュー400ない し耳片402と接触していない。 図20において、多機能ハンドル310は第2位置へと回動させられた状態が 図示されており、この状態にあっては、レバー341は多機能ハンドル310( 図24b)の平面外に延在してカートリッジスクリュー400の窪んだ耳片40 2と係合している。 多機能ハンドル310は、先ずドライブ300へのカートリッジ450の挿入 に応動して移動する。カートリッジの外部にスロット430(図38)が形成さ れているから、カートリッジをドライブに挿入するとこのスロットがカートリッ ジ位置決め用カム追従子330(図19)のピン332と係合できるようになっ ている。カートリッジ450がドライブ300へと押し込まれると、スロット4 30がピン332と係合して、このピンを図19に示した位置から図20に示し た位置へと矢印Aの方向へ押勢することになる。このように多機能ハンドル31 0を動かすと、ユーザー用レバー340が、図19においてドライブ300の外 面とほぼ面一になっている位置から図20に示した位置へと回動し、かくてドラ イブから外部に延在するようになる。このように外部に延在することから、ユー ザーはレバーを後述の第3位置や第4位置へと移動させることができるようにな り、よってディスク組立体をスピンドル駆動モーターに装着したり、カートリッ ジを適当な位置にロックしたり、ヘッドアーム組立体375を解放したりするこ とができる。 カートリッジ排出切替え機構320とアーム押出しリンク350とは、図19 に示した第1位置から図20に示した第2位置へのハンドルの回動により影響を 受けるようなことはない。尚、図19、図20、図21、図22にそれぞれ示し たユーザー用レバーの四つの位置は第1実施の態様での四つの位置(図3a、図 3b、図3c、図3d)とほぼ同一である。 図21において、多機能ハンドル310が第3位置に設定された状態でのドラ イブ300を示す。この状態にあっては、係合レバー341は窪んだ耳片402 (図25b)と係合したまま右方に押し出されて、カートリッジスクリュー40 0を回転(図21の斜視図から下方)させるから、カートリッジ内のディスク組 立体は、スピンドルノーズ314に着座できる状態であって、スピンドル駆動モ ーター313の吸引磁石により吸引される状態になる位置へと移動させられる。 この状態では、カートリッジスクリューは完全に回動させられたことになる。 この状態にあっては、ハンドル310からカートリッジ位置決め用カム追従子 330に力を作用させているから、ピン332はカートリッジをドライブ内にロ ックする最終カートリッジロック位置へと押し込まれている。このピン332が カートリッジ450と係合する態様について、以下に詳述する。ハンドル310 がこの第3位置にあると、前述の状態の他に、多機能ハンドル310のカム面3 54(図21)がアーム押出しリンク350の先端355と先ず接触している。 更に、多機能ハンドル310が第3位置にあると、矢印Cの方向へバネ368 の付勢力が作用する。第1位置や第2位置、第3位置にある場合では、このバネ は圧縮されていない。ところがハンドル310が第4位置へと更に回動すると、 このバネ368が圧縮されるようになって、付勢力がハンドル310に作用し、 かくて第1実施の態様において説明したのと同様にハンドルが矢印Cへと付勢さ れるようになる。 ハンドル310が第3位置(図21)に設定されても、ソレノイド316と排 出切替え機構320が影響を受けるようなことはない。 図22において、多機能ハンドル310を第4位置に設定した場合でのドライ ブ300を示す。この状態にあっては、カートリッジスクリュー400は完全に 回動した位置(図26b)に保持されている。ハンドル310が第4位置へと押 し込まれると、レバー341は耳片402の頂部を乗り越える。従ってこの状態 にあっては、カートリッジスクリューは完全に回動された位置にロックされ、デ ィスク組立体はスピンドル駆動モーター312に適当に着座してスピンドル駆動 モーター312の回転によりディスク組立体が回転駆動される状態になる。 多機能ハンドル310の外周311は、図21に示したようにカートリッジ位 置決め用カム追従子330を付勢し続けている。 ハンドル310を第4位置へと回動させると、アーム押出しリンク350がカ ム面354により矢印D(図21と図22を参照のこと)に回動させられ、それ に伴ってリンク358がヘッド/アーム組立体375から離れる方向に引き出さ れ、かくてヘッド/アーム組立体を解放して当該ヘッド/アーム組立体375が カートリッジ内のディスクへとロードできるようになる。このヘッド/アーム組 立体375のロードやアンロードは、第1実施の態様におけるヘッド/アーム組 立体64のロードやアンロードと同一の態様で行われる。 バネ368(図22)が圧縮されると、ハンドル310を第3位置へと付勢す る付勢力がハンドル310に作用する。しかし、ハウジング302の底面304 から延在して多機能ハンドル310の傾斜下面と接触するソレノイド316によ り、ハンドル310は第4位置に保持されている。下面を傾斜面としたのは、ハ ンドル310を第4位置に確実に保持する接触力がハンドルに作用するようにす るため、また、カートリッジ位置決め用カム追従子330とアーム押出しリンク 350に作用する望ましくない振動を最小限にするためである。 更に、ハンドルが第4位置にあれば、センサー用切欠き325が光電検出装置 323に臨んでいる。光電検出装置323は下記のように作用する。即ち、カー トリッジ450には反射片481(図38)が取り付けられており、カートリッ ジ450が正しく着座されると、この反射片は光電検出装置323に臨むように 設定されている。従って、ハンドルが第4位置にあってカートリッジ450がド ライブ300内に正しく着座されると、発光素子からの信号がセンサー用切欠き 325を通過して反射片481に至り、この反射片で反射された後にセンサーに 入射して、ハンドル310とカートリッジ450とが正しく設定されたことを検 出する。この切欠き325が図22に示したように光電検出装置に臨む位置に設 定されないと、スピンドル駆動モーターに電力が供給されることはない。 カートリッジの排出は、排出レバー321を押すことにより達成できる。即ち 、排出レバー321を押すと、割込み部材324が光電(発光素子)検出装置3 23の上方で、センサー用切欠き325のすぐ近くに臨むようになって、発光素 子からカートリッジ、そしてカートリッジからセンサーへの光路を遮蔽する。こ のように光路が遮蔽されると、割込み信号が発生し、これが通信用及び電力用ケ ーブルを含むドライブ制御電子回路系に送られ、かくてスピンドル駆動モーター 312への電力をパワーダウンする一方ソレノイド316を非励磁してソレノイ ドのピストンをハウジング302の底面304の方へと後退させるので、ハンド ル310はバネ368の付勢力により第3位置(図21)へと復帰回動する。こ の第3位置にハンドルが臨むと、後はユーザーがレバー340を操作することに より第2位置を介して第1位置へと押し戻すことができる。ハンドルのこの作用 により、カートリッジがディスクドライブから排出されるのである。尚、(1)セ ンサー用切欠きを光電検出装置323に臨ませる状態にハンドル310が設定さ れていない場合、及び、(2)割込み部材324が光電検出装置の光路を遮蔽しな い状態になっていない場合では、ドライブは動作しない。 ハンドル310が第3位置(図21)から第2位置(図20)へと戻されるに 伴って、カム面336がカートリッジ位置決め用カム追従子330の先端337 と係合する。図19において、ハンドルが第1位置へと更に回動させられると、 カム面336から先端337に力が作用して、カートリッジ位置決め用カム追従 子33が矢印Eの方向に回転し、それによりピン332からカートリッジ450 に図20に示した矢印Aの方向とは反対の方向に力が作用し、かくてカートリッ ジ450がドライブ300から排出される。 図23aと図23bから図26aと図26bに、ハンドル310が第1位置か ら第4位置の臨んでいる場合での耳片402と多機能ハンドル310との相互作 用が順に示されている。 特に図23aを参照するとして、多機能ハンドル310は、レバー341と枢 支部342とベアリング343とを備えている。また、センサー用切欠き325 、カム面336、354、それに、アーム押出しリンク350(図22)を受け 入れる凹所359もアーム310に備わっている。カートリッジスクリュー40 0と耳片402とは、多機能ハンドル310の上方に臨んでいるものとして図示 されている。 図23bにおいて、ハンドル310が第1位置にあると、ベアリング343は 表面347の下方の窪み345に係入している。この状態では、レバー341は ハンドル310の平面内にあるのが通常である。 図24aと図24bにおいて、ハンドル310が第2位置へと回動させられる と、ベアリング343はランプ面346に当接し、それによりレバー341が多 機能ハンドル310の平面の上方へと持ち上げられるので、耳片402と係合す る。 図25aと図25bにおいて、ハンドル310を更に回動すると、耳片402 が図示のように動かされてカートリッジスクリューが回転して下方に移動するの で、ディスク組立体がスピンドル駆動モーターと連動して移動する。前述したよ うに、第3位置にあるとカートリッジのハブはスピンドル駆動モーターに着座し ている。 図26aと図26bに歯、ハンドルが第4位置へと回動された状態が図示され ている。この状態では、カートリッジスクリュー400と耳片402とは図25 aと図25bに示したのと同一位置に保たれており、レバー341、特に当該レ バーから延在する部材348は、耳片402を定置保持するために耳片402を 乗り越えている。このように部材384が耳片402を乗り越えると、これによ りハンドル310がアーム押出しリンク、ひいてはヘッド/アーム組立体を解放 するようになる。カートリッジスクリュー400のその他の作用については、本 発明の第1実施の形態において説明したのと同様である。 図27から図30にかけて、ドライブ300へのカートリッジ450の挿入の 態様を示している。 図27において、カートリッジが始めて挿入される時は、ハンドル310は第 1位置にあり、カートリッジ450のそこの外表面に形成されているスロット4 30にはカートリッジ位置決め用カム追従子330のピン332が係入している 。そこでカートリッジ450をドライブ300に挿入すると、それに伴ってカー トリッジからスロット430を介してピン332に力が作用し、よってピンは図 20の矢印Aの方向へ前述したように回転し、かくてハンドル310が第1位置 から第2位置へと回動されるにつれて、ユーザー用レバー340がドライブから 外側に臨むようになる。 スロット430には第1及び第2部分がある。第1部分431は、カートリッ ジの前縁から後方に延在して、カートリッジ450の外側の前縁から所定角度を なしてほぼ斜方向に延在しており、枢動ピン332がその中を案内されるように なっている。スロットの第2部分432はほぼ弧状を呈していて、後でのカート リッジロック操作時に利用される。カートリッジのドライブへの挿入方向を横切 る方向に延在するこの溝ないしスロット430の作用は、ピン332をしてカー トリッジのディスクドライブへの挿入方向を横切って移動させることにある。尚 、このようにスロット430の形状を定めるのが望ましいものの、ディスクドラ イブへのカートリッジの挿入方向を横切る形状であればどのような形状にしても よい。 図27に示したカートリッジには、当該カートリッジ450に指当て用凹所4 55が形成されているものとして図示されている。これらの凹所455は、ユー ザーがカートリッジ450を掴み易くするために設けられているものである。 図28において、カートリッジ450が挿入され、ハンドル310が第2位置 に設定された状態でのドライブ300を示す。その時のドライブ300の内部に おける構成部品の状態は図20に示されている。図28を鑑みるに、カートリッ ジが完全に挿入されていると、ピン332はカートリッジ450のスロット43 0に係入していることが分かる。この時ピン332はスロット430の斜部43 1を既に移動して、弧状部402に係入しようとしている。レバー341が、図 20の参照しながら説明したようにハンドル310の第2部分における耳片40 2に先ず接触する。 図29において、第2位置から第3位置へと移動させられたハンドル310を 示す。このようにハンドルが移動させられると、ほぼレバー341により耳片4 02が動かされ、更には、カートリッジ位置決め用カム追従子330が回転させ られるので、ピン332がスロット430の弧状部432を移動してカートリッ ジ450とドライブ300とを確実にロックするようになる。ドライブの他の構 成部品の機能については、図21を参照しながら説明したところである。 図30には、カートリッジ450がドライブ300ないに着座し、ハンドル3 10が第4位置に臨んでいる状態でのドライブ300が示されている。この状態 では、レバー341、特にその部材348は耳片402を乗り越えている。この 時のカートリッジ位置決め用カム追従子330は図29に示したのとほぼ同一で ある。アーム押出しリンク350は、ヘッド/アーム組立体375を解放する位 置へと移動している。また、バネ368は圧縮され、ソレノイド316は突出し て斜面318と接触することにより、ハンドル310を第4位置へと付勢すると 共に、その位置に保持している。この点については図22を参照しながら前述し たところである。 図27から図30を参照するに、ハンドルが第4位置から第1位置へと第3位 置、そして第2位置を介して復帰される際、ピン332は、スロット430の斜 部431における内壁面と接触するまで先ずスロット430の弧状部432に沿 って案内移動させられる。ユーザーがレバー340を操作してハンドル310を 更に動かしていると、カートリッジ位置決め用カム追従子330が回転し、ピン 332がスロット430の斜部431に力を作用させるようになる。これにより カートリッジ450はドライブ300から排出されるので、図27に示したのと は 違わない状態になり、その後はユーザーは指を凹所455ないしその他の表面溝 に宛った上でカートリッジ450をドライブ300から引き抜く。 図31と図32については、図19から図30を参照しながら、或いはそれと は別個に説明したところである。尚、カートリッジ300内でのカートリッジス クリュー206の動きを制限する、第1実施の態様におけるキー250、スロッ ト252、耳片254、スロット256を含む装置(図12b)も、領域449 においてこの実施の態様450にも設けられている。 図33に、多機能ハンドル310の平面図を示す。レバー341は枢支部34 2により多機能ハンドル310に装着されている。ベアリング343はこのレバ ー341と一体形成されている。部材348は図19から図30に示したのと同 様にレバー341から延在しているものとして図示してある。 この多機能ハンドル310の周囲には複数の構成部品が配置されている。これ らの構成部品には、ユーザーが操作するものであって、ドライブ300から突出 するユーザー用レバー340が含まれている。反時計方向に沿ったところに光電 検出装置の切欠き325が臨んでいる。また反時計方向に沿ったところにカム面 336、354が図示されている。バネ溝367はハンドル310の外周に沿っ て形成されていて、特に図22を参照しながら説明したバネ368を収容してい る。ソレノイド316が接触する斜面318も図示されている。 図34は、直立するカートリッジ位置決め用ピン332を有するカートリッジ 位置決め用カム追従子330だけを取り出して図示している。バネ338は、枢 支部331と先端337との間に介装されている。このバネの一端は先端337 近傍の追従子330の部分に、また、他端は、枢支部331を中心として枢動す るスリーブ333にそれぞれ取り付けられている。ハンドル310を回転させる と先端337と追従子330とがスリーブ333の方へと押勢されて、バネ33 8が圧縮される。この装置により、図3aを参照しながら説明したオーバーセン ターリンク100と同様なオーバーセンタ機能が醸し出されるのである。このオ ーバーセンター機能は、ハンドルが図19と図20とに示したそれぞれの位置の 間を移動しているときに発揮される。よって、カム追従子330は多機能オーバ ーセンターリンクとなるのである。 ドライブ300に用いるカートリッジ450を図35から図39に示す。カー トリッジ450は第1実施の態様におけるカートリッジ200とほぼ同一である 。従って、以後の説明では、カートリッジ200とカートリッジ450の類似す るところは、無駄な繰返しを避けるためにも説明しない。しかし、第1実施の態 様におけるカートリッジ200と第2(別の)実施の態様におけるカートリッジ 450との相違点については、以下に説明する。 図35にカートリッジ450の斜視図を示す。このカートリッジ450には、 図9から図11を参照しながら前述した第1実施の態様における開閉扉272と 同様に作用する開閉扉460が含まれている。この開閉扉460は、カートリッ ジ450の外側の前面447に設けられている。この前面447には前述したス ロット430も形成されているが、同図ではスロット430の斜部431の先端 しか描かれていない。穴457もカートリッジ450の外側前面447に形成さ れていて、図11を参照しながら説明した開口290と同一機能を果たすように なっている。この穴457を介して、開閉扉460に連結されているもので、図 11を参照しながら説明した枢動自在シャフトにアクセスすることができる。図 35の斜視図から指当て用凹所455も見ることができる。 カートリッジ450の平面図を図36に示す。カートリッジ450の上面45 2に、ラベルや、カートリッジ450を掴み易くするとともに、装飾ともなる複 数の平行溝453の如くの複数の表面飾りを設けるスペースが用意されている。 カートリッジ450の外側前面447の様相を図37aに示す。この図には、開 閉扉460や、スロット430の斜部431の先端、開閉扉460の開閉作動用 シャフトを作動させる穴457が見える。図37bはカートリッジ450の外側 後面を示している。図37cと図37dとは、カートリッジの右側側面と左側側 面をそれぞれ示している。 カートリッジ450の底面図は図38に示されている。スロット430がカー トリッジ450の底面456において、外側前面447から後方へと延在してい るのが見える。スロットないし溝430の第1部分431は、後方に延在してそ の後外側前面447から傾斜方向に延在し、かくて弧状部432と連通している 。このスロット430は、ディスクドライブ300へのカートリッジの挿入方向 をほぼ横切るように形成されている。尚、他の実施の態様としては、スロットの 弧状部をほぼ直線状ではあるが、直立ピンが弧状移動できるように、スロットの 先端と後端の部分を省き広い幅を有するものとしてもよい。スロット430と位 置決め用ピン332の作用については、図27から図30を参照しながら前に説 明したところである。 カートリッジスクリュー400は、スピンドル駆動モーターのノーズ314を 受承する中心孔428を有するハブを中心として配置されている。カートリッジ スクリュー400の耳片402は、底面456における凹所410に配置されて いる。カートリッジスクリュー400の歯405は、カートリッジ450の歯4 08と係合して、耳片402を移動させることによりカートリッジスクリュー4 00を回転させるようになっている。指当て用凹所455も図38の斜視図に現 れている。反射片481が、カートリッジ450がディスクドライブ300内に 正しくセットされると光電検出装置323に臨むように装着されている。タブ4 54はカートリッジ450の底部456の四辺(図37aから図37dに示す) と頂部452を保持している。 カートリッジ450の底部470の内側の詳細な構成を図39に示す。この底 部470の内面には複数の螺旋状フィン471が形成されている。これらのフィ ン471は、カートリッジ450内に中心に向かい、その後フィルター(図示せ ず)を介してディスクにより循環されて外側へと至る空気の流れを醸し出すよう にしている。このフィン装置については、シクエスト・テクノロジー社に譲渡さ れている、S.R.マーチンに付与された米国特許第5,218,503号に開示されてい る。 尚、その他の目的や面、発明による特長などは図面と請求の範囲を検討するこ とで得られる。また、ここに提示した実施の態様以外の実施の態様も考えられる ところであり、後述する本発明の精神と神髄の含まれるものである。 参考までに、同時出願の、名称を「THIN CARTRIDGE WITH A 1.8 INCH FORM FA CTOR F0R A REMOVABLE CARTRIDGE DISC DRIVE(着脱自在カートリッジディスク ドライブ用1.8インチ形状因子薄型カートリッジ)」とする米国衣装特許出願 を挙げておく。この出願には、サイド・エィチ・アイフティカー、ハーバート・イ ー・トンプソン、アルバート・ジェイ・ゲリーニが発明者として表記されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケイ、テォン−ホエ アメリカ合衆国95120カリフォルニア、サ ンホセ、ブラッフウッド・コート6813番 (72)発明者 ゲリーニ、アルバート・ジェイ アメリカ合衆国95020カリフォルニア、ギ ルロイ、パチェコ・パス2045番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ディスク組立体を内部に有する着脱自在カートリッジを受け入れる手段と、 ディスク組立体を回転させる駆動手段と、 着脱カートリッジ内のディスク組立体と選択的に係合して、ディスク組立を回 転させるの備えて当該ディスク組立体を前記駆動手段に装着するのを容易化する 係合手段とからなるディスクドライブ。 2.請求項1に記載のものであって、 ハウジングと、 該ハウジングから突き出て、ユーザーが操作できるようにしたハンドル手段と を更に備え、 前記ハンドルを移動させると前記係合手段がディスク組立体と係合するように してなるディスクドライブ。 3.請求項2に記載のものであって、前記係合手段が前記ハンドル手段に装着さ れてなるディスクドライブ。 4.請求項2に記載のものであって、 ディスク組立体をモーターに装着する手段を更に備え、 前記ハンドルを移動させると前記係合手段がディスク組立体と係合し、それに より着脱自在カートリッジ内のディスク組立体に前記装着手段が作用して、ディ スク組立体を前記駆動手段に装着するように、ディスク組立体を位置決めするよ うに構成してなるディスクドライブ。 5.請求項4に記載のものであって、前記装着手段が、着脱自在カートリッジに おけるディスク組立体を前記駆動手段に吸引すると共に、そのディスク組立体を 確実に保持する磁石を含んでなるディスクドライブ。 6.請求項1に記載のものであって、前記係合手段が、着脱自在カートリッジ内 でディスク組立体を位置決めするために、着脱自在カートリッジ内に形成された 凹所に選択的に延在するように構成されてなるディスクドライブ。 7.ハウジングと、 ディスク組立体を内部に有する着脱自在カートリッジを受入位置へと受け入れ る手段と、 ディスク組立体を回転させるようにした駆動手段と、 ディスク組立体を回転させるべくディスク組立体の前記駆動手段への装着を容 易にする、着脱自在カートリッジのディスク組立体装着機構と係合するために受 入位置にある着脱自在カートリッジの凹所へと延在する手段と、 ハウジングから突き出て、ユーザーが操作できるようにしたハンドル手段とか らなり、前記ハンドルを移動させると前記延在手段が前記受入位置にある着脱自 在カートリッジのディスク組立体装着機構と係合するように構成してなるディス クドライブ。 8.請求項7に記載のものであって、前記延在手段が前記ハンドル手段に装着さ れてなるディスクドライブ。 9.請求項7に記載のものであって、 ディスク組立体をモーターに装着する手段を更に備え、 前記ハンドルを移動させると前記延在手段が、着脱自在カートリッジ内のディ スク組立体に前記装着手段が作用して、ディスク組立体を前記駆動手段に装着す るように、ディスク組立体を移動させるように構成してなるディスクドライブ。 10.請求項9に記載のものであって、前記装着手段が磁石を含んでなるディス クドライブ。 11.ディスク組立体を内部に有する着脱自在カートリッジを受け入れる手段と 、 ディスク組立体を回転させるようにした駆動手段と、 着脱自在カートリッジの凹所へと突入してそこで、前記駆動手段に装着するた めに着脱自在カートリッジ内のディスク組立体を解放する耳片と係合する手段と からなるディスクドライブ。 12.ハウジングと、 ディスク組立体を内部に有する着脱自在カートリッジを受入位置へ受け入れる 手段と、 ディスク組立体を回転させるようにした駆動手段と、 ディスク組立体を回転させるべくディスク組立体の前記駆動手段への装着を容 易にする、着脱自在カートリッジのディスク組立体装着機構と係合するために受 入位置にある着脱自在カートリッジの凹所へと延在する手段と、 ハウジングから突き出て、ユーザーが操作できるようにしたハンドル手段とか らなり、 前記ハンドルを移動させると前記延在手段が前記受入位置にある着脱自在カー トリッジのディスク組立体装着機構と係合してディスク組立体を前記駆動手段に 装着すべく位置決めするように構成してなるディスクドライブ。 13.請求項12に記載のものであって、 着脱自在カートリッジを前記受入位置にロックする手段を設けてなるディスク ドライブ。 14.着脱自在カートリッジを受け入れるものであって、 ハウジングと、 モーターと、 着脱自在カートリッジを受入位置に受け入れる手段と、 着脱自在カートリッジ内の媒体を回転させるために前記モーターへと位置決め する手段を含む操作ハンドルと、 前記ハウジングに装着されていて、前記ハンドルが前記ハウジングに対して特 定の位置にあるときを判定する信号発生受信手段とからなるディスクドライブ。 15.請求項14に記載のものであって、 前記駆動手段をスピンダウンするものであって、着脱自在カートリッジが前記 受入位置にないときか、又は、前記ハンドルが所定位置に設定されていないとの 前記信号発生受信手段による支持に応答する手段を更に設けてなるディスクドラ イブ。 16.請求項14に記載のものであって、前記信号発生受信手段が、 着脱自在カートリッジが所定位置に設定されていない時を判定する手段を更に 有してなるるディスクドライブ。 17.請求項16に記載のものであって、前記判定手段が、前記駆動手段をスピ ンダウンすると共に、着脱自在カートリッジを排出する手段を有してなるディス クドライブ。 18.ディスクドライブと着脱自在カートリッジのシステムであって、 ディスク組立体を内部に有し、また、その外表面にあって前記ディスク組立体 の動作係合を達成する凹所とを有する着脱自在カートリッジと、 前記ディスク組立体と動作係合すべく、前記着脱自在カートリッジの前記凹所 へと突入する手段を有するディスクドライブとからなるシステム。 19.請求項18に記載のものであって、前記ディスク組立体が移動すると、デ ィスク組立体を回転させる手段に装着すべく前記ディスク組立体が位置決めされ るように構成してなるシステム。 20.請求項18に記載のものであって、 前記ディスクドライブのハウジングから突出して、ユーザーが操作できるよう にした部材を有するハンドル手段を更に備えており、 前記ハンドルが移動すると前記突出手段が前記着脱自在カートリッジ内の前記 ディスク組立体を動作係合するようにしてなるシステム。 21.請求項20に記載のものであって、前記突出手段が前記ハンドル手段に装 着されたなるシステム。 22.請求項20に記載のものであって、前記ハンドルが移動すると、当該ディ スク組立体を回転させる手段に装着するように位置決めされる位置へと前記突出 手段が前記ディスク組立体を移動させるように更に構成したなるシステム。 23.カートリッジを受け入れる手段と、 前記ハウジングに受け入れられたカートリッジを位置決めするカートリッジ位 置決め手段と、 カートリッジ内のディスク組立体を回転させるようにした駆動手段と、 前記駆動手段を中心として形成され、前記カートリッジ位置決め手段と連通す る前記ハンドルの外周に沿って配置したカム面を有するハンドルとからなり、 前記ハンドルが移動すると前記カム面から前記カートリッジ位置決め手段に力 が作用して、前記カートリッジ位置決め手段を前記ドライブに受け入れられたカ ートリッジと係合させると共に、カートリッジを受入位置に設定するように構成 してなるディスクドライブ。 24.請求項23に記載のものであって、前記カートリッジ位置決め手段が、カ ートリッジの外表面におけるカートリッジ位置決め用スロットに係合するピンか らなるディスクドライブ。 25.ディスク組立体を回転させるようにした駆動手段と、 当該ディスク組立体を前記駆動手段に装着させるために着脱自在カートリッジ のディスク組立体装着機構と選択的に係合する手段とからなるディスクドラィブ 。 26.ディスク組立体を内部に有する着脱自在カートリッジを受け入れるように した手段と、 着脱自在カートリッジ内のディスク組立体を位置決めするために、着脱自在カ ートリッジ内のディスク組立体を選択的に動作係合する手段とからなるディスク ドライブ。 27.請求項26に記載のものであって、前記係合手段が、着脱自在カートリッ ジ内のディスク組立体を位置決めするために、着脱自在カートリッジに形成した 凹所に選択的に係入するように構成されてなるディスクドライブ。 28.ディスクドライブと着脱自在カートリッジとのシステムであって、 前記ディスクドライブには、ハウジングの内部に前記カートリッジを受け入れ る手段が備わっており、 前記ディスクドライブ手段には、前記カートリッジを位置決めする手段が備わ っており、 前記カートリッジ内に位置しているディスク組立体を回転させる駆動手段を供 え、 前記ディスクドライブには、前記駆動手段を中心として形成されたものであっ て、前記カートリッジ位置決め手段と連通しているその外周に沿って配置したカ ム面を有するハンドルが備わっており、 前記カートリッジには溝があり、 前記ハンドルが移動すると前記カム面から前記カートリッジ位置決め手段に力 が作用して、前記カートリッジ位置決め手段を前記カートリッジにおける前記溝 と係合させると共に、前記カートリッジを受入位置に設定するように構成してな るシステム。 29.請求項28に記載のものであって、 前記カートリッジの溝が、前記ディスクドライブへの前記カートリッジの挿入 方向を横切って形成されてなるシステム。 30.請求項1に記載のものであって、 前記ディスクドライブが、1.8インチ形状因子を有しているディスクドライ ブ。
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