JPH09500507A - マルチチャネル伝送リング用のアクセス制御システム - Google Patents
マルチチャネル伝送リング用のアクセス制御システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
チャネルに対するアクセスが1つのノードによって独占的に制御され、そのノードがそのチャネルに接続された唯一のデータ受信ノードである、マルチチャネル・データ伝送リング用のアクセス制御システムのためのノードが開示される。そのノードは、受信ノードとして前記ノードを有する他の接続ノードがデータを転送するスロットを生成する手段と、すべての接続ノードによるチャネルへの均等なアクセスを実施する手段とを備えることを特徴とする。本発明の別の実施形態は、受信ノードのバッファの混雑を防ぐ手段を有する。本発明は、特に、波長多重(WDM)光リング用に設計されている。
Description
【発明の詳細な説明】
マルチチャネル伝送リング用のアクセス制御システム
本発明は、マルチチャネル・デジタル・データ伝送リング用のアクセス制御シ
ステム、特に、ユーザまたはノードをデータ受信ユーザまたはノードとしてそれ
それのチャネルに排他的に割り当てる波長多重化機構を備えた光リング用のアク
セス制御システムに関する。本発明は、詳細には、ここに記載するアクセス制御
システムに適用可能なノードに関する。
[発明の背景]
本発明の技術分野は、マルチチャネル・リング・トポロジを有するデジタル・
データ伝送用の通信ネットワークに関する。関係するネットワークは、ローカル
・エリア・ネットワークはLAN、メトロポリタン・エリア・ネットワークはM
AN、そしてある範囲で広域ネットワークはWANの略称で知られている。
通信ネットワークでは、複数のユーザまたはノードが、少なくとも1つの伝送
媒体によって相互接続されている。リング・トポロジでは、すべてのノード間接
続が、円を構成し、それを介してデータが送信ノードから受信ノードに渡される
。リングは、より線対、同軸ケーブル、光ファイバなどの伝送媒体を利用して実
現される。マルチチャネル・リングを確立
するためには、いくつかの周知の技術を利用することができる。最も簡単な手法
は、いくつかの平行ケーブルまたはファイバを使ってリングのユーザを相互接続
することである。もう1つの手法では、多重化技法を利用する。多重化技術にお
いては、たとえば、伝送媒体の使用可能な帯域を1人のユーザが独占的にアクセ
スできる小部分に分割することによって、共通の物理接続がユーザ間で共用され
る。これらの小部分は、周波数の小部分(周波数分割多重化すなわちFDM)、
あるいはタイム・スロットと呼ばれる全帯域のうちの小部分(時分割多重化すな
わちTDM)である。全帯域のうちの小部分は、物理的な「実」チャネルと対照
的に、論理チャネルとも呼ばれる。電気信号の伝送では、周波数多重化方式は周
波数分割多重化として知られているが、光ネットワークでは、波長多重化(WD
M)という用語が好まれる。
WDMリングは、欧州特許出願第EP−A−0520492号明細書に記載さ
れている。この出願から知られるデータ伝送システムでは、各ノードに他のノー
ドと異なる波長が割り当てられており、したがって、前記波長のデータを検出し
たときは、このデータをデータ処理のために受け取るが、他の波長のデータは通
過させる。そのノードが他のノードのうちの1つにデータを送信するときは、そ
の宛先ノードに割り当てられた波長を有するデータを生成する。したがって、す
べての波長は、宛先ノードのアドレスの意味をもつ。さらに、リング上のすべて
のノードに、各波長ごとに少なくとも1つ
のタイム・スロットが割り当てられる。したがって、データ転送は、厳密に事前
に調整されまたは同期される。固定した事前調整によって、チャネルに伝送され
るデータの衝突は有効に防ぐことができるが、送信ユーザが他のノードに割り当
てられた空のタイム・スロットを利用することができないため、チャネルのスル
ープットは悪化する。
EP−A−0520492号明細書の方法や、ネットワーク内の複数のユーザ
の関与を可能にするその他の方法は、一般に、媒体アクセス制御(MAC)プロ
トコルとして知られる。MACプロトコルは、ネットワークに対するユーザのア
クセスを制御し、送信ユーザまたは発呼ユーザからのデータを受信ユーザに導き
、データの損失を防ぐなどの働きをする。そのようなプロトコルの主な役割は、
すべてのユーザまたはノードが所定の基準によって接続ネットワークに公平にア
クセスできるように保証することである。この基準には、一定のノードに対する
優先順位の指定、ネットワークの頻用ユーザと偶発ユーザのバランス、およびネ
ットワークの最大スループットを超えるアクセス負荷の管理が含まれる。
MACにおける手法(静的FDMまたはTDM)は、伝送容量の一部分を一定
のユーザに割り当てることである。しかしながら、静的割当ては、パフォーマン
スが悪いことが知られている。そのため、多くの研究は、動的に帯域を割り振る
方法に集中してきた。当技術分野では2つの媒体アクセス方式が優位であり、そ
のうちの1つは、ランダム・アクセスの
搬送波検出多重アクセス(CSMA)型プロトコルに基づくもので、他方の方式
は、アクセス制御トークン・パッシング型のプロトコルを特徴とするものである
。さらに、スロット型伝送構造は、たとえば、予約ベースのMACプロトコル、
すなわち、フレーム指向LANとセル指向非同期転送モード(ATM)データ伝
送の任意の組合せを支援する巡回予約多重アクセス(CRMA)プロトコルから
知られている。バス・トポロジ用のCRMAプロトコルは、たとえば、M.M.
ナッセヒー(Nassehi)、Eighth Annual EFOC/LAN Conference、Munich、1990年
6月、論文5.3.4、pp.246〜251に記載されている。CRMAでは、1つのノード
、すなわちヘッドエンドまたはスケジューラが、開始/終了デリミタの対または
文字ヘッダ・シーケンスによって識別される連続したスロットを発行する。ネッ
トワークの送信ノードは、データ・セルまたはフレームを、データのソースと宛
先を示す2つのアドレス・ラベルと共に前記スロット中に転送する。CRMAプ
ロトコルは、ネットワークの最初のノードがスロットを独占的に占有しないよう
に予約ベースの公正な手法を含んでいる。
本発明の目的は、様々なチャネルに分割されたスロット型伝送媒体への多数の
ユーザまたはノードのアクセスを制御し、各ノードが受信ノードとして1つのチ
ャネルに割り当てられるようにする手段を提供することである。より具体的には
、本発明は、公正さ、データ・フロー、および混雑の制御を確実にする多重アク
セス制御手段を提供する。本発明の特定の
目的は、波長多重を利用した光リング用のそのような手段を提供することである
。本発明の上記その他の目的は、本発明の以下の説明から明らかになるであろう
。
[発明の概要]
本発明によれば、ここに説明するデジタル・データ伝送システムにおけるノー
ドは、他のノードに割り当てられたチャネルにデータを伝送する第1の手段と、
他のノードが前記ノードに伝送すべきデータをそこに非同期的に挿入することが
でき、送信ノードによって設定されるビジー/空き状況を示す少なくとも1つの
ビットを有する、スロットを生成する第2の手段と、伝送すべきデータ量が前記
チャネルの容量を超える場合は、前記チャネル上で伝送すべきデータを有するす
べてのノードに、前記スロットへの均衡のとれたアクセスを提供する第3の公平
制御手段とを備える。
したがって、チャネルを制御するノードは、送信ノードが前記ノードに指定さ
れたデータをその中に挿入するスロットを提供する。前述のように、スロットは
、開始/終了デリミタの対、または文字ヘッダ・シーケンスによって識別される
。欧州特許EP−A−0520492号明細書に記載されているような、予め割
り当てられたスロット内での厳密に同期されたデータ伝送だけが可能な、異なる
ノードによって制御されるチャネルに分割された伝送媒体用の既知のアクセス方
式と対照的に、本発明による送信ノードは、チャネルの容量を
超えない限り、任意の空通過スロット中にそのデータを伝送することができる。
スロットの状況は、ビジー/空ビットを適切にセットすることによって示される
。送信ノードは、ビジー/空ビットをセットし、それにより他の送信ノードが占
有スロットにアクセスしないようにする。非同期アクセスは一般に、ある送信ノ
ードに割り当てられたタイム・スロットを別のノードが使用できない厳密に同期
されたデータ伝送よりも効率良くチャネルの容量を利用する。
伝送すべきデータ量がチャネルの容量を超えても、生成されたスロットに対す
るアクセス機会が送信ノード間で不均衡にならないように、各チャネル制御ノー
ドは、好ましくはポーリング・スロット(予約コマンド)を定期的に生成する手
段を含む、公正制御手段を備える。連続した2つの予約コマンドの時間間隔、ま
たは2つの予約コマンドの合間に生成されたスロットの数が予約サイクルとして
定義される。予約コマンドには2つの目的がある。第一は、すぐ後の予約サイク
ルの公正しきい値(TH)を、現在そのチャネルに同調しているノード、すなわ
ちチャネル制御宛先ノードにデータを伝送しようとしているノードに通知する。
第二に、予約コマンドは、当該のチャネル上で伝送すべきデータ量を示す値(Q
L)を、そのチャネルに同調された各ノードから収集する。QLの値は、次の予
約コマンドのしきい値(TH)を決定するために利用される。需要がチャネルの
容量を超えない場合、しきい値は、ノードが必要な数の空通過スロットに自由に
ア
クセスできることを示す数、たとえば0にセットされる。しかし、合計需要がチ
ャネルの容量を超える場合は、各スロット内で別のビット、すなわち予約ビット
をセットすることにより、次のサイクル中に生成されるスロットが予約済みとマ
ークされる。さらに、各ノードは、送信ノードとして、チャネル制御ノードが受
け取ったしきい値(TH)にしたがって、別のノードに伝送できるデータ量を決
定する手段を備える。
本発明のもう1つの好ましい実施形態では、ノードは媒体から受け取ったデー
タを記憶することができるバッファを備える。受信先のバッファがオーバーフロ
ーしないように、フロー制御手段が、バッファが満たされた程度を監視して、そ
れに応じて空きスロットの生成を抑える。また、空きスロットの生成を抑える信
号は、その容量がひどく圧迫される別の回路からトリガされることもある。本発
明の利点は、伝送媒体上のフロー制御が、生成されるスロットの一部分を単にビ
ジーとマークし、それにより送信ノードのアクセスを防ぐことによって達成でき
ることである。
フロー制御に加えて、またはその代わりに、ノードは、混雑制御手段を備える
ことが好ましい。この混雑制御手段も、前記バッファ手段が占有されている度合
に依存し、チャネルを中間記憶機構として使用する。伝送媒体を中間記憶機構と
して利用する1つの方法は、本発明によれば、チャネル制御ノードに、すべての
ノードにそのチャネル上での伝送を中止させる特定のスロット(混雑コマンド)
を発生させることで
ある。満杯の着信スロットは、伝送媒体に戻される。光伝送媒体の場合には、ス
ロットは、光/電気変換前に、混雑制御機構によって制御されるスイッチによっ
て、またはスロット生成プログラムを利用することによってリングに戻され、光
/電気変換後に受信スロットが再構成され、それらのスロットが、新しく生成さ
れたスロットに適用されるのと同じ手段によってリングに送り戻される。
多くのアプリケーション、たとえば音声伝送や映像伝送のような実時間アプリ
ケーションにおいて、接続ノードの様々な機能に従って伝送媒体へのアクセスを
制御するためには、特定の優先方式が必要である。たとえば、音声伝送において
は、ノードは、伝送する会話の歪みまたは中断を防ぐために保証された帯域を必
要とする。保証スロットに対する需要を動的に割り振るために、すなわち実際の
必要に応じるために、ノードは、ポーリング・スロット(優先コマンドまたは保
証コマンド)を定期的に生成して、そのチャネル上で伝送される優先帯域または
保証帯域のスロットに対する需要をそのチャネルに同調された他の各ノードから
収集する、優先アクセス制御手段または保証帯域制御手段を備える。要求された
優先スロットまたは保証スロットの数とそのチャネルの容量に応じて、スロット
生成プログラムは、特別なビットで優先スロットまたは保証スロットとマークさ
れたスロットを作成する。両方のタイプのスロットが要求される場合は、優先ス
ロットよりも前に保証スロットを生成することが好ましい。ノ
ードは、バッシング用スロットを監視し、最初の空き優先スロットまたは保証ス
ロットにそのデータを入れる。
チャネル上のデータ・トラフィックが大きい期間では、ほとんどの生成スロッ
トはどれも、本発明にしたがって、優先スロット、保証スロット、または予約済
みスロットとしてマークされ、報告された需要と当該のスロットの生成の間に1
周分の遅延が生じることは避けられないため、ノードは、QLが低下し、さらに
は、最新のポーリングで要求されたスロットの到着時に伝送すべきデータがない
こともある。それにもかかわらず高いスループットを維持するためには、すべて
の光伝送媒体の場合に、生成されたスロットが、予約の効果を取り消し、空スロ
ットを他のノードが使用できるように開放するために、少なくとももう1つのビ
ット(リリース・ビット)を有することが好ましい。リリース・ビットは、デー
タ送信ノードによってセットされる。伝送媒体が電気的定義域に即ち変換される
場合は、送信ノードは、予約などを示すビットを消去するだけでよい。
スロットへのビットまたはデータの書込みを同期させるためには、それらのデ
ータがスクランブルまたはブロック符号化されていると仮定して各チャネル上で
伝送されるデータからブロックを抽出するか、あるいは共通クロック・チャネル
によって、クロックを提供しなければならない。共通クロック・チャネルは、ク
ロック信号を生成する手段を備える1つの(マスタ)ノードによって制御される
。伝送システムの冗
長性を高めるために、クロック・チャネルを制御するいくつかのノードを備える
こともできる。共通クロック・チャネルの利点は、伝送データの特定の符号化や
スクランブリングが必要なく、さらにノードが別のチャネルに同調されていると
きでも同期されたままになることである。基準として共通クロック・チャネルを
使用して、ビット、バイト、またはスロット同期手段をノードに設けることもで
きる。
同期が正確ならば、実時間接続であるノードのために正確な空きスロットの繰
り返しが必要とされる場合、データをそのチャネルに伝送するノードのうちの1
つだけに予約されたスロットを固定した時間間隔でノードに生成させることによ
って、ネットワークにいわゆる等時スロットを設けることができる。
本発明は、光ファイバが伝送用の大きな帯域を提供するとき、特に、波長多重
(WDM)によっていくつかのチャネルに分割された光伝送媒体を有するデータ
伝送システムに適している。
[図面の説明]
本発明を、次の図面を参照して以下詳細に説明する。
第1A図 いくつかのノードを備えた光リングを示す図である。
第1B図 WDMを利用する第1A図のリングの開ループとしての様々なチャ
ネルを概略的に示す図である。
第2図 本発明によるノードのヘッドエンド部分と送信部分を示す図である。
第3図 ノード内の公正しきい値を決定する手段を示す図である。
第4図 ノードのクロック抽出回路を示す図である。
第5図 空間分割多重化を利用して様々なチャネルを作成するときの、本発明
によるノードの構成要素を示す図である。
[発明の詳細な説明]
基本的なネットワーク構造を第1A図および第1B図に示す。第1A図は、A
ないしFと名付けられたいくつかのノード2を備えた単一の光ファイバ1によっ
て実現された光リングに基づくデータ伝送システムを示す。第1A図は、本発明
の特定の物理的実施形態を示し、第1B図は、本発明の基本的な概念をより抽象
的かつ概略的に説明したリングのマルチチャネル構造を示す。伝送媒体、すなわ
ちここで説明する実施形態の光ファイバ1は、波長多重(WDM)によって、第
1B図に示した複数のチャネル11〜17に分割される。各ノードは、その割り
当てられたチャネル上で伝送されるデータの唯一の宛先である。各チャネルは、
1つのノードだけに独占的に割り当てられるが、1つのノードが複数のチャネル
を制御することもできる。ここで説明する例では、ノード2のうちのAと名付け
た1つのノード、すなわちマスタ・ノードが、2つのチャネル1、12を駆動し
、その一方(11)
が、以下で説明するように、リングのすべてのノードに共通のクロック信号を提
供し、ネットワークを管理するために使用される。
同時に、そのノードは、そのチャネルのヘッドエンドとして機能している。し
たがって、ノードは、空きスロット18を生成し、ファイバ1上を一周した後、
すなわち伝送システムの他のノード2を通過した後で、再びこれらのスロットを
吸収する。データ・フローの向きを矢印19で示す。光リングの場合には、ヘッ
ドエンドが光データ信号を電気信号に変換する唯一の点なので、本発明は、ノー
ドAないしFでそれぞれ始まって終わるすべての光開ループを確立する。
各ノードは、それに割り当てられたチャネルを制御するヘッドエンド部分と、
データを他のチャネルに通信するための送信部分を含む。ノードのこの両方の部
分について、第2図を参照して概略的に説明する。単一ファイバのリングの場合
には、そのノードに割り当てられた波長チャネルの完全な光信号が取り出され、
電気的に再生された信号がヘッドエンド部分21(破線で囲んだ)から戻される
。2つのカプラ211、212の間では、それそれの波長が抑制される。光カプ
ラは当業者には容易に入手可能であり本発明には関係しないので、具体的なタイ
プについて説明は行わない。伝送システムの動作中は、ノードに割り当てられた
波長は一定のままである。この割り当ては、同調可能なカプラ211を利用する
ことにより、初期設定または再構成の手順中に変更すること
ができる。同調可能なカプラは、たとえば、選択された少なくとも1つの波長チ
ャネルをそのノードを通過するすべてのWDMチャネルから分離し、かつ光ファ
イバー1上の選択された波長チャネルの信号を抑制することのできる、同調可能
な超音波光フィルタによって十分に実施することができる。
好ましい実施形態では、カプラの後に、光信号を電気信号に変換する手段21
3、たとえば、フォト・ダイオードまたはフォト・ダイオード・アレイと、その
後に、着信データの速度が接続ノードによってデータが吸収される速度を一時的
に超える場合に受信データを記憶してデータ損失を防ぐ受信バッファ214が続
いている。
スロットはすべてヘッドエンドによって受信されるので、新しいスロットを生
成するためのスロット生成機構215が提供される。電気的に生成されたスロッ
トは、電気/光変換器216によって光信号に変換される。同調可能な電気/光
変換器216を実施するためには、それそれ波長が異なる同調可能なレーザ・ダ
イオードまたはレーザ・ダイオード・アレイを使用する。カプラ212は、スロ
ットを光ファイバ1中に送る。他のチャネルまたは波長に割り当てられたすべて
のデータは、変換なしでヘッドエンドを通過することに十分に注意されたい。
ヘッドエンド21のスロット生成機構215に影響を与える制御手段217、
218、219について詳しく説明する前に、ノードの送信部分22について説
明する。ノードの送
信部分22は、広帯域カプラ221と、送信を行う波長を選択するための同調可
能な波長フィルタ222と、前記チャネルの通過スロットの状況を検出し、通過
スロットの適切な位置すなわちスロットのペイロード・フィールドにデータが正
確に書き込まれるようにするためにデータ伝送を空きスロットに同期させる手段
224に接続された光/電気変換器223とを有する。チャネル上で空きスロッ
トがすぐに利用できない場合にデータを記憶するために、送信部分22はさらに
送信バッファ225を備える。制御機構224から受け取った信号に応じて、レ
ジスタ226に記憶された待ち行列の長さ(QL)、または送信バッファ225
に記憶されたデータのどちらかが、様々な波長の同調可能なレーザ・ダイオード
またはレーザ・ダイオード・アレイを備えた同調可能な電気/光変換器227を
介して送信される。光信号は、カプラ228によってリング1に結合される。ヘ
ッドエンド部分21の光ファイバ1内の受信カプラ211と送信カプラ212の
間の遅延線20によって、制御経路における電気的または光学的処理遅延が補償
され、それにより、制御手段224によって検出されたスロットの正確な位置へ
の書き込みが可能になる。
前述のように、各ノードのヘッドエンド部分が、前記ノードを宛先とし他のす
べてのノードがデータ信号を与えることのできるスロット、すなわちペイロード
を生成することによって、そのチャネル上でのデータ・フローを排他的に制御す
ることが本発明の重要な態様である。
各ヘッドエンドは、スロット生成の他にも、そのチャネルへのアクセスを制御
する手段217、218、219を含むことが好ましい。公正制御機構217は
、チャネルに同調されたすべてのノードが、チャネルのスループットを等しく共
用できるように保証する。フロー制御機構218は、受信側が送られたすべての
データを常に受け入れることができるようにデータ・フローを調節する。混雑制
御機構219は、受信バッファが満杯になったためにデータ・ユニットが失われ
るのを防ぐ。ここで説明する本発明の例では、4ビットを使ってスロットの状況
を示すことによってこれらの制御を達成する。
ビジー・ビットは、データ伝送のためにノードがスロットにアクセスできない
ことを示す。予約ビットは、公正制御に関連してスロットを予約済みとしてマー
クするために使用される。保証ビットは、優先予約を示すためにセットされる。
このビットは、さらに、帯域が保証されたスロットを識別するために前述の予約
ビットと一緒に使用することもできる。保証帯域は、対話式の音声および映像伝
送や、リモート・プロセス制御などの実時間アプリケーションで必要とされる。
4番目のビット、すなわちリリース・ビットは、他の3つのビットのいずれかに
よる予約が取り消されたこと、すなわちそのスロットにどのノードもアクセスで
きることを示す。リリース・ビットは、過剰需要の期間後にスロットに対する需
要が減少する過渡段階、すなわち、送信ノードが必要としない予約スロットまた
は保証スロットをリング上の他のノードが利用できるようになる段階で重要にな
る。公正制御、フロー制御、および混雑制御には、ビジー・ビットと予約ビット
だけが必要なことは明らかである。他の2つのビットは、特定の高度な目的のた
めに利用すると有利である。
次に、公正制御機構について詳しく説明する。公正制御の目的は、バスまたは
リング・トポロジ内のノードの位置による影響を少なくすることである。公正制
御機構がない場合は、当該チャネルのヘッドエンド・ノードの「下流」側にある
最初のノードは、これに続くすべてのノードのデータ伝送をチャネルのヘッドエ
ンドがそのデータの伝送中有効に阻止するによって、生成されたどのスロットに
も自由にアクセスすることができる。公正制御を確立するために、チャネルのヘ
ッドエンドは、特別なスロット、すなわち予約コマンドを定期的に発行する。こ
の期間は、予約サイクルと呼ばれる。伝送媒体上で同時に約百未満のスロットし
か搬送しない短いリングは別として、予約サイクルは、一周の遅延よりもタイム
・スロット数個分大きい。予約コマンドは、チャネルに現在同調されている各ノ
ードから、そのチャネル上で送信を待機しているデータの量、すなわち待ち行列
長さ(QL)を収集する。
さらに、予約コマンドへのエントリは、送信ノードを示すアドレスによって識
別しなければならない。あるノードがそ
の待ち行列長を指定するのが始めてかどうかを通知するためには、追加のフラグ
があればよい。ヘッドエンドは予約コマンドを発行する前に、すべての空エント
リをゼロでマークし、前の予約コマンドによって使用されたすべてのエントリを
1でマークする。始めてエントリを作成するノードは、ゼロのマークがついた予
約コマンド中の最初の位置を検出し、その位置を記憶する。さらに、この位置に
QLの現行値が書き込まれる。ノードは、チャンネル上での伝送を終了するまで
、予約コマンド内のマークがついた位置を使用し続ける。
予約サイクル中に、入り待ち行列長で表される必要スロットの合計が、伝送容
量を超える場合は、ノードのヘッドエンド部分21の公正制御機構217が、公
正しきい値(TH)を決定する。しきい値を数マイクロ秒以内で決定する手段は
、たとえば、”Apparatus for Determining the Optimal Value of a Control P
arameter and Use of the Apparatus”と題する欧州特許出願第9381021
5.9号明細書に記載されている。前記出願に記載された方法は、基本的には、
各ノードごとに需要QLを、独立変数としてスロットの数を使用した区分的線形
関数として処理するものである。しきい値の決定を速くするには、QLの値自体
ではなくこれらの関数の第2導関数を加え合せる。関数の構造が単純なため、第
2導関数は位置ゼロ(スロット)では+1、位置QL(スロット)では−1、そ
の他の位置ではゼロである。
次の予約サイクルのしきい値を決定するために、まず、各
ノードは、今受け取った予約コマンドに対する需要を書き込んだ後で、現行の予
約サイタル中にノードがすでにデータを送信したことを考慮に入れて送信ノード
の実際の需要を決定する手段を有する。すでに伝送されたデータの量は、前のサ
イクルで各ノードから報告されたデータ量QL(旧)と等しいか、または前のし
きい値THと等しく、したがって、この量が、現行の予約コマンドから収集され
た各ノードの需要から差し引かれる。第二に、この差は、当該のチャネルに関す
る各ノードの実際の需要を表すので、第3図に示すように、アドレス線31を介
してゲート・アレイGAおよびランダム・アクセス・メモリRAMに順次供給さ
れる。
第2導関数を加えると、回路全体中のゲート・アレイGARAMとインクリメ
ンタ/デクリメンタ33だけが活動状態になる。ゼロの値と計算されたスロット
の実際の需要数が、各ノードごとに、アドレス線31を介して、ゲート・アレイ
GAとランダム・アクセス・メモリRAMに順次印加される。ここに説明する例
では、各関数の傾きが1だけ変化するので、第2導関数の入力は、インタリメン
タ/デタリメンタ33の助けによって行われる。アドレス0のRAM内の記憶位
置の内容は1ずつ増分され、アドレスQLの他の記憶位置の値は、要求エントリ
に関して1ずつ減分される。この合計プロセスの間、ゲート・アレイGAは、エ
ントリが作成されたすべてのアドレスを追跡する。したがって、すべてのノード
からの入力を記憶した後、所望のサイクル長のすぐ上と下のサイク
ル長の値が、対応するしきい値と共に計算される。
ゲート・アレイは、ストローブされると、値が入力されたすべてのアドレスを
連続して出力する。連続したアドレスの差が、減算回路34によって求められる
。
ゲート・アレイからの出力はまた、RAMをアドレス指定するために使用され
る。RAMは、アドレス指定された記憶位置に記憶された第2導関数の合計を出
力する。この合計は、要求されたスロットの合計Sの傾きの差に対応する。傾き
の差は、加算器36とレジスタ37によって積分され、その結果、Sの第1導関
数S*が得られる。
第2の積分を行うため、これらの傾きの値S*は、次の回路38で、減算器3
4からの値と乗算される。この演算の結果、合計Sの線分の上側と下側の端の2
つの連続した値の差が得られる。これらすべての差の値を、別の加算器39とレ
ジスタ310を利用して加えることにより、関数S自体のすべての値が連続して
得られる。
計算されたサイクル長の値が、レジスタ312に記憶された所望のサイクル長
の基準値を超えると、ロード・パルスによって、所望の値のすぐ上とすぐ下のサ
イクル長が、レジスタ314および313に記憶された対応するしきい値と一緒
にレジスタ316および315に記憶される。この時点で、2つのしきい値の一
方を、または2つの値の間で線形補間法によって求めた値を選択することもでき
る。連鎖中で乗算器が最も遅い素子であり、乗算器の乗算時間は50ナノ秒未満
なので、しきい値は、1マイクロ秒以下で容易に誘導することができる(活動ノ
ードが16個であると仮定する)。
しきい値は、次の予約サイクル中にノードが利用できるスロットの最大数を与
える。そのしきい値は、次の予約コマンドと一緒に各ノードに同報通信される。
予約サイクルにおける対応するスロット数は、予約ビットを「1」にセットする
ことによりヘッドエンドを予約済みとマークする。ゼロ以外のしきい値が与えら
れると、すべての送信ノードが、前記の値を記憶し、その現行の待ち行列長(Q
L)を予約コマンド中に書き込む。ノードは、しきい値か、前の予約コマンドに
書き込まれたQL値のどちらか少ない方まで、空の予約スロットにアクセスする
ことができる。このため、予約コマンド中で指定されたQLの値が、そのノード
によって記憶される。送信部分の次の構成要素は、予約コマンドを処理するため
に使用される。新しい予約コマンドに書き込まれたQL値は、2つのパイプライ
ン型レジスタのうち最初のレジスタに記憶され、前の予約コマンドに書き込まれ
た旧QL値は第2のレジスタ中に押し込まれる。比較器が、旧QL値を、新しい
予約コマンドから受け取った新しいTH値と比較し、マルチプレクサを、QL(
旧)とTHのどちらかの最小値をカウンタに記憶するように制御する。このカウ
ンタは、現行の予約サイクル内でノードによって伝送されるスロットの数を追跡
し、記憶された値がゼロまで減分されたとき送信を終了する。
たとえば、当該のチャネル上で、需要がそれそれQL=1
0、5、12、3の4つのノードが活動状態であると仮定すると、予約コマンド
は、所定の基準値、たとえば25を超える合計30個の需要を収集する。ヘッド
エンドは、しきい値9を決定し、それが次の予約サイクル26のサイクル長にな
る。発行された予約コマンドは、次に、しきい値9を、そのチャネルへのノード
のデータ伝送を調節する制御手段224に報告する。したがって、それらのノー
ドは、それそれ次の予約サイクルの9、5、9、および3個のスロットを使用す
る。
TH9をノードに同報通信する予約コマンドは、同時に次のサイクルのノード
のQL=22、7、20および15の需要を収集する。ヘッドエンドは、現行サ
イクル中に伝送されたスロットを減算することによって、次のサイクルでのノー
ドの実際の需要を決定する。したがって、残りの需要は、4つノードについてそ
れそれ22−9、7−5、20−9および15−3になり、合計38になる。し
たがって、次のサイクルは、しきい値8と、ノードの残りの需要に従って26ス
ロットのサイクル長で始まる。ノードが全部の予約スロットを利用しない場合は
、その間予約されていないスロットに伝送することができたので、制御機構21
4は、未使用スロットのリリース・ビット位置に「1」を送り、他のノードがこ
れらのスロットでデータを伝送できるようにする。しきい値の決定は、ノードの
累積需要が容量の基準値を超えなくなるまで、繰り返される。このケースでは、
THが特別の値に、
たとえばアクセス制限が次のサイクルで取り消されることを示す0にセットされ
る。予約されたアクセス期間と空のアクセス期間との間で頻繁に変化しないよう
に、容量基準をシステムの100%の容量よりも低い値に定義することが好まし
い。
データ・フローを制御するために、ヘッドエンド21は、生成されたスロット
の一定の小部分を、空ではなくビジーとマークすることができる。第2図に示し
たように、フロー制御手段218は、受信バッファ214の内容を監視する。こ
の内容が臨界値に達すると、スロット生成機構215は、空のスロットの生成を
抑制する。他の宛先へのデータ伝送は異なるチャネルで行われるので、この抑制
により、それらの伝送が妨害されることはない。フロー制御機構218は、たと
えば受信ノードが、現在混雑しているネットワークへのアクセス・ポイント、た
とえばブリッジやルータであるときは、バッファ214からではなく、別の回路
からも入力信号を受け取ることができる。
混雑制御機構219は、ヘッドエンド中の受信バッファ214のオーバーフロ
ーによるデータの損失を防ぐ。混雑制御は、スロット生成機構215に、特別な
スロット、すなわち混雑コマンドを発行させる。他のノードが混雑コマンドを検
出すると、混雑コマンドがヘッドエンドによってゴーアヘッド・コマンドにされ
るまで、他のノードが、それ以上データを送信しなくなる。混雑コマンドは、ビ
ジー・スロットが到
着し受信バッファが満杯のときにヘッドエンドから発行される。ビジー・スロッ
トとそれに続くすべてのスロットは、光/電気変換器213の後は、バッファ2
14に切り換えられず、スロット生成機構215に向け直され、受け取ったスロ
ットのデータを新しく生成されたスロットに入れる。これにより、スロットは中
継され、光ファイバ1で形成されたループをもう1周する。他のすべてのスロッ
トは、混雑コマンドがヘッドエンドに戻るまで、その間に空になったバッファの
容量とは関係なくその後に続く。混雑コマンドが戻り、受信バッファが十分に空
になると、混雑コマンドはゴーアヘッド・コマンドに変換され、再循環したビジ
ー・スロットが受け取られる。そうでない場合は、再循環したビジー・スロット
が再び強制的にリングを通過させられる。スロットは、正しい順序のままである
。
データ伝送の同期のために、システムは、マスタ・ノードによって制御される
共通クロック・チャネルを備えることが好ましい。WDM光リングの場合には、
すべてのノードのクッロク・チャネルとして特定の波長λ0が指定される。共通
クロック・チャネルは、第4図に示したようなビット、ワード、およびスロット
の同期と、実時間アプリケーション用のたとえば125マイクロ秒などのタイミ
ング・フレームとを提供する。さらに、共通クロック・チャネルは、ネットワー
ク管理用のサービス・チャネルとして使用することもできる。クロックの抽出を
容易にするために、たとえば、符号化二相コ
ード体系を使用することができる。符号化二相クロック信号を搬送するクロック
・チャネル11から、前記信号の一部分がカプラ42を介して取り出され、光/
電気変換器43によって電気信号に変換される。ビット・クロックは、位相ロッ
ク・ループ44を利用して検出される。直並列変換器45が、そのビット・スト
リームを8ビット幅のフォーマットに変換し、CRC(巡回冗長検査)チェッカ
46がスロットの境界を追跡する。CRCチェッカは、カウンタ47を定期的に
リセットするためにも使用される。リセットされない場合は、直並列変換器45
にビット位置をスキップさせる桁上げ出力が生成される。このプロセスが、バイ
ト境界が見つかるまで繰り返される。したがって、ビット・クロック、ワード・
クロック、およびスロット境界クロック信号を抽出して、リングへのデータ伝送
に利用することができる。共通クロック・チャネルによって、スクランブラ/デ
スクランブラも符号化/復号化ハードウェアも必要でなくなるため、ノードの受
信器と送信器が簡略になる。さらに、すべての伝送チャネルが、まったく同じに
同期され、これにより、すべての送信機が、再同期なしに別のチャネルに同調す
ることができる。異なる波長の信号は異なる速度で伝播するため、波長を変更す
るとき位相修正が必要なだけである。
マスタ・ノードとクロック・チャネルは、波長チャネルをシステムのノードに
割り振るため、すなわちネットワークの初期設定時またはネットワークの再構成
を実行する際に、ノ
ードのヘッドエンドを一定の波長に同調させるために使用される。さらに、マス
タ・ノードは、その他のネットワーク管理タスクを実行することができる。たと
えば、各ノードのヘッドエンド部分の同調可能な装置に制御信号を送ることによ
って、伝送システム全体を再構成する際に、あるノードに割り当てられた波長を
変更することができる。
4つの状況ビット、すなわち、ビジー、リリース、予約、および保証ビットに
は、ヘッドエンド部分でしかビットを消去(または空白に)できないようにする
特定の書込みパターンが適用される。ここで説明する例では、ヘッドエンドは、
5つの異なるタイプのスロットを生成し、状況ビットがどれも(「1」に)セッ
トされない場合は、そのスロットは空スロットである。予約ビットの位置が「1
」のときは、空の予約スロットであることを示し、それに加えて保証ビットの位
置が「1」ならば、空の保証スロットであることを示す。保証ビットの位置だけ
が「1」にセットされると、空の優先スロットであることを示す。ビジーおよび
保証ビット位置を「1」にすることによって、等時チャネル・スロットを定義す
ることができる。これらのビットが、それらのスロットを生成するヘッドエンド
によってセットされるのに対し、送信ノードは、ビジー・ビットをセットするこ
とによって、使用中のスロットをビジーとマークする。さらに、ノードは、リリ
ース・ビットを「1」にセットすることにより使用されていない予約スロット、
保証スロット、または優先スロットを
開放して、任意のノードに使用できるようにすることができる。これらの空の開
放されたスロットは、ビジー・ビットをセットすることによってビジーとマーク
される。ここに説明する方式では、ビットはセットされるだけで削除はされない
ので(受信ノードにおける以外)、伝送媒体からの特定波長のチャネル上の光信
号を消去することが光信号を加えることよりも困難な光信号処理において利益を
与える。
第5図は、平行な光ファイバ51を有するケーブルによって多重チャネルが実
現される本発明のもう1つの例を示す。この例では、ヘッドエンド部分は、ネッ
トワークを再構成する場合に手動でまたは電子的に操作される光スイッチ56を
含む。送信部分では、同調可能なフィルタおよび送信用レーザが、電子多重化手
段54、55によって制御される検出器52およびレーザ・アレイ53で置き換
えられている。これらの変更を実施することによって、本発明の媒体アクセス制
御方式は、基本的に変わらない。
【手続補正書】
【提出日】1996年4月19日
【補正内容】
請求の範囲
1.複数のノードと、前記ノードを接続する複数のチャネル(11〜17)に分
割可能な伝送媒体(1)とを備えたデジタル・データ伝送システムにおけるノー
ド(2)であって、前記ノードがそれそれ、データ受信ノードとして前記チャネ
ル(11〜17)のうちの少なくとも1つに排他的に割り当てられ、前記ノード
(2)が、他のノードに割り当てられたチャネルにデータを伝送するための結合
手段(22)を有し、
前記ノード(2)に伝送すべきデータをその中に非同期に挿入することができ
るスロット(18)を生成し、生成されたスロットを予約済みとしてマークする
ことができるスロット生成手段(215)と、
伝送すべきデータの量を決定し、かつ前記スロット生成手段(215)に生成
されたスロットを予約済みとマークさせることによって、前記チャネル上で伝送
すべきデータを有するすべてのノード(2)に対して前記スロット(18)への
均衡のとれたアクセスを提供するように、前記スロット生成手段(215)を制
御する公正制御手段(217)と、
予約済みのスロットを検出し、予約済みのスロットに伝送しないように前記結
合手段(22)を制御する伝送制御手段(224)と
を含むことを特徴とするノード(2)。
2.公正制御手段(217)が、
そのチャネルのしきい値(TH)を他のノード(2)に同報通信し、前記チャ
ネルに同調された他のノード(2)のそれぞれから前記チャネル上での伝送を待
っているデータ量を示す値(QL)を収集するポーリング・スロット(予約コマ
ンド)を定期的に生成するようにスロット生成手段(215)を制御する第1の
手段と、
次の予約コマンドのしきい値(TH)を決定する第2の手段(30)とを備え
、
伝送制御手段(224)が、前記ポーリング・スロット(予約コマンド)中で
前記他のノードから伝送された前記しきい値(TH)に従って、別のノードに伝
送すべきデータの量を決定する手段を備えることを特徴とする請求の範囲第1項
に記載のノード。
3.伝送媒体(1)から受け取ったデータを記憶するバッファ手段(214)と
、前記バッファ手段(214)が占有されている程度に応じてスロット生成手段
(215)を制御するフロー制御手段(218)とを備える、請求の範囲第1項
に記載のノード。
4.受信データを記憶するバッファ手段(214)と、前記バッファ手段(21
4)が占有されている程度に応じてスロット生成手段(215)を制御し、チャ
ネルを中間記憶機構として使用する混雑制御手段(219)とを備える、請求の
範囲第1項に記載のノード。
5.受信データを記憶するバッファ手段(214)と、前記
バッファ手段(214)が占有されている程度に応じてスロット生成手段(21
5)を制御し、チャネルを中間記憶機構として使用する混雑制御手段(219)
とを備え、前記混雑制御手段(219)か、すべてのノードにそのチャネル上で
の伝送を中止させるスロット(混雑コマンド)を生成するようにスロット生成手
段(215)を制御する手段と、受信したスロット(18)を伝送媒体(1)に
中継して戻す手段とを備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のノード
。
6.そのチャネルに同調された他の各ノードからそのチャネル・ノード上で伝送
すべき優先または保証帯域スロットに対する需要を収集する、ポーリング・スロ
ットを定期的に生成するようにスロット生成手段(215)を制御し、要求され
た優先または保証スロットの数およびそのチャネルの容量に応じて、優先または
保証状況とマークされたスロットを生成する、優先アクセス制御手段または保証
帯域制御手段を備える、請求の範囲第1項に記載のノード。
7.伝送制御手段(224)が、予約済みスロツトを開放済みとマークする手段
を備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のノード。
8.1つの(クロック)チャネル(11)上でクロック信号を生成する手段を備
える、請求の範囲第1項に記載のノード。
9.基準として共通クロック・チャネル(11)を利用する、ビット同期(44
)、バイド同期(45)、またはスロット同期(46)の手段を備える、請求の
範囲第1項に記載のノ
ード。
10.いくつかのチャネル(11〜17)に分割された伝送媒体(1)によって
相互接続された、請求の範囲第1項ないし第9項のうちの1つまたは複数の項に
記載の複数のノードを備える、伝送システム。
11.伝送媒体(1)が、波長分割(WDM)によっていくつかのチャネル(1
1〜17)に分割された光伝送媒体を備える、請求の範囲第10項に記載の伝送
システム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.複数のノードと、前記ノードを接続する複数のチャネル(11〜17)に分 割可能な伝送媒体(1)とを備えたデジタル・データ伝送システムにおけるノー ド(2)であって、前記ノードがそれそれ、データ受信ノードとして前記チャネ ル(11〜17)のうちの少なくとも1つに排他的に割り当てられ、前記ノード (2)が、他のノードに割り当てられたチャネルにデータを伝送するための結合 手段(22)を有し、 前記ノード(2)に伝送すべきデータをその中に非同期に挿入することができ るスロット(18)を生成し、生成されたスロットを予約済みとしてマークする ことができるスロット生成手段(215)と、 伝送すべきデータの量を決定し、かつ前記スロット生成手段(215)に生成 されたスロットを予約済みとマークさせることによって、前記チャネル上で伝送 すべきデータを有するすべてのノード(2)に対して前記スロット(18)への 均衡のとれたアクセスを提供するように、前記スロット生成手段(215)を制 御する公正制御手段(217)と、 予約済みのスロットを検出し、予約済みのスロットに伝送しないように前記結 合手段(22)を制御する伝送制御手段(224)と を含むノード(2)。 2.公正制御手段(217)が、 そのチャネルのしきい値(TH)を他のノード(2)に同報通信し、前記チャ ネルに同調された他のノード(2)のそれぞれから前記チャネル上での伝送を待 っているデータ量を示す値(QL)を収集するポーリング・スロット(予約コマ ンド)を定期的に生成するようにスロット生成手段(215)を制御する第1の 手段と、 次の予約コマンドのしきい値(TH)を決定する第2の手段(30)とを備え 、 伝送制御手段(224)が、前記ポーリング・スロット(予約コマンド)中で 前記他のノードから伝送された前記しきい値(TH)に従って、別のノードに伝 送すべきデータの量を決定する手段を備えることを特徴とする請求の範囲第1項 に記載のノード。 3.伝送媒体(1)から受け取ったデータを記憶するバッファ手段(214)と 、前記バッフア手段(214)が占有されている程度に応じてスロット生成手段 (215)を制御するフロー制御手段(218)とを備える、請求の範囲第1項 に記載のノード。 4.受信データを記憶するバッフア手段(214)と、前記バッファ手段(21 4)が占有されている程度に応じてスロット生成手段(215)を制御し、チャ ネルを中間記憶機構として使用する混雑制御手段(219)とを備える、請求の 範囲第1項に記載のノード。 5.受信データを記憶するバッフア手段(214)と、前記 バッファ手段(214)が占有されている程度に応じてスロット生成手段(21 5)を制御し、チャネルを中間記憶機構として使用する混雑制御手段(219) とを備え、前記混雑制御手段(219)が、すべてのノードにそのチャネル上で の伝送を中止させるスロット(混雑コマンド)を生成するようにスロット生成手 段(215)を制御する手段と、受信したスロット(18)を伝送媒体(1)に 中継して戻す手段とを備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のノード 。 6.そのチャネルに同調された他の各ノードからそのチャネル・ノード上で伝送 すべき優先または保証帯域スロットに対する需要を収集する、ポーリング・スロ ットを定期的に生成するようにスロット生成手段(215)を制御し、要求され た優先または保証スロットの数およびそのチャネルの容量に応じて、優先または 保証状況とマークされたスロットを生成する、優先アクセス制御手段または保証 帯域制御手段を備える、請求の範囲第1項に記載のノード。 7.伝送制御手段(224)が、予約済みスロットを開放済みとマークする手段 を備えることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のノード。 8.1つの(クロック)チャネル(11)上でクロック信号を生成する手段を備 える、請求の範囲第1項に記載のノード。 9.基準として共通クロック・チャネル(11)を利用する、ビット同期(44 )、バイド同期(45)、またはスロット同期(46)の手段を備える、請求の 範囲第1項に記載のノ ード。 10.請求の範囲第1項ないし第9項のうちの1つまたは複数の項に記載のノー ドを備えるコンピュータ・システムに挿入されるカード。 11.請求の範囲第1項ないし第9項のうちの1つまたは複数の項に記載の複数 のノードを備える伝送システム。 12.波長分割(WDM)によっていくつかのチャネル(11〜17)に分割さ れた光伝送媒体(1)を備える、請求の範囲第1項ないし第9項のうちの1つま たは複数の項に記載のノードを備える伝送システム。
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