JPH0949824A - 微量元素の分析方法 - Google Patents
微量元素の分析方法Info
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- JPH0949824A JPH0949824A JP19970295A JP19970295A JPH0949824A JP H0949824 A JPH0949824 A JP H0949824A JP 19970295 A JP19970295 A JP 19970295A JP 19970295 A JP19970295 A JP 19970295A JP H0949824 A JPH0949824 A JP H0949824A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 酸性水溶液中の微量リンの含有量を高感度且
つ正確に分析する。 【解決手段】 酸性水溶液中に含まれる微量のリンを、
加熱気化導入法を用いたICP質量分析法により分析す
る際、修飾剤としてマグネシウム(硝酸マグネシウムな
ど)を添加する微量元素の分析方法。
つ正確に分析する。 【解決手段】 酸性水溶液中に含まれる微量のリンを、
加熱気化導入法を用いたICP質量分析法により分析す
る際、修飾剤としてマグネシウム(硝酸マグネシウムな
ど)を添加する微量元素の分析方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸性水溶液中に含
まれるリンを、加熱気化導入法を用いたICP質量分析
法により分析する方法に関する。
まれるリンを、加熱気化導入法を用いたICP質量分析
法により分析する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの高集積化、微細化に伴
い材料中の不純物濃度を極めて低く抑えることが要求さ
れている。特に、リンはドーパント元素として用いられ
ているため、汚染などによる濃度変化は基本特性を大き
く変化させる。半導体デバイス材料として用いられるシ
リコンは、石英ルツボを用いて製造されるが、使用する
石英ルツボ中に含まれるリンの量を正しく把握すること
は重要不可欠である。
い材料中の不純物濃度を極めて低く抑えることが要求さ
れている。特に、リンはドーパント元素として用いられ
ているため、汚染などによる濃度変化は基本特性を大き
く変化させる。半導体デバイス材料として用いられるシ
リコンは、石英ルツボを用いて製造されるが、使用する
石英ルツボ中に含まれるリンの量を正しく把握すること
は重要不可欠である。
【0003】その分析法としては、試料をフッ酸で分解
蒸発後、比色分析で分析する手段が一般的にもちいられ
ているが、その検出下限は10ppb程度であり満足し
ない。また、超高感度を有する分析方法として、ICP
(InductivelyCoupled Plasm
a=誘導結合プラズマ)質量分析法が知られているが、
ICP質量分析法の場合、分子イオンの重なりにより著
しくS/N比が悪く、比色分析法よりも劣る。
蒸発後、比色分析で分析する手段が一般的にもちいられ
ているが、その検出下限は10ppb程度であり満足し
ない。また、超高感度を有する分析方法として、ICP
(InductivelyCoupled Plasm
a=誘導結合プラズマ)質量分析法が知られているが、
ICP質量分析法の場合、分子イオンの重なりにより著
しくS/N比が悪く、比色分析法よりも劣る。
【0004】その他リンは、環境汚染物質としても規制
が設けられており、産業排水、生活排水などによる汚染
等を監視するため、河川、海域、湖沼、地下水中等、分
析が義務ずけられているものもある。その分析方法とし
て、比色分析で分析する手段が一般的に用いられている
が、今後発生するであろう規制値の低減化に対しては必
ずしも満足するものではない。
が設けられており、産業排水、生活排水などによる汚染
等を監視するため、河川、海域、湖沼、地下水中等、分
析が義務ずけられているものもある。その分析方法とし
て、比色分析で分析する手段が一般的に用いられている
が、今後発生するであろう規制値の低減化に対しては必
ずしも満足するものではない。
【0005】一方、加熱気化導入法を用いたICP質量
分析法が、予備加熱で溶媒を除去出来ることから、溶媒
由来の分子イオンピークを低減できるので、高感度化が
期待できる分析方法として知られている。しかしなが
ら、ICP質量分析測定時、灰化温度によって揮発して
分析出来ないなど、測定データの再現性に問題がある。
この様に、今後益々集積度を増すであろう半導体プロセ
スにおいて、材料中のリン濃度を高感度且つ正確に分析
出来ない現状は大きな問題となっている。
分析法が、予備加熱で溶媒を除去出来ることから、溶媒
由来の分子イオンピークを低減できるので、高感度化が
期待できる分析方法として知られている。しかしなが
ら、ICP質量分析測定時、灰化温度によって揮発して
分析出来ないなど、測定データの再現性に問題がある。
この様に、今後益々集積度を増すであろう半導体プロセ
スにおいて、材料中のリン濃度を高感度且つ正確に分析
出来ない現状は大きな問題となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
の背景に鑑み、石英をフッ酸で溶解した水溶液等の微量
のリンを含有する酸性水溶液を分析するに当たり、加熱
気化導入法を用いてICP質量分析装置に導入して、高
い感度でリンの分析を行うことが出来る新規な元素分析
法を提案することにある。
の背景に鑑み、石英をフッ酸で溶解した水溶液等の微量
のリンを含有する酸性水溶液を分析するに当たり、加熱
気化導入法を用いてICP質量分析装置に導入して、高
い感度でリンの分析を行うことが出来る新規な元素分析
法を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は試料を加熱気
化導入法を用いたICP質量分析法により分析する際、
修飾剤としてマグネシウムを添加することにより解決さ
れる。
化導入法を用いたICP質量分析法により分析する際、
修飾剤としてマグネシウムを添加することにより解決さ
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で言う微量のリンとは、具体的には、例えば10
ppb以下の量のリンを言う。本発明において加熱気化
炉に導入される溶液は、酸性水溶液であれば特に制限は
なく、例えば、塩酸、硝酸、硫酸等から得られる水溶液
が挙げられる。
本発明で言う微量のリンとは、具体的には、例えば10
ppb以下の量のリンを言う。本発明において加熱気化
炉に導入される溶液は、酸性水溶液であれば特に制限は
なく、例えば、塩酸、硝酸、硫酸等から得られる水溶液
が挙げられる。
【0009】アルカリ性の場合、リンが溶液中に共存す
る他のアルカリ土類金属や遷移金属等と難溶性の塩を作
って沈殿する恐れがあるので好ましくない。本発明にお
いて添加するマグネシウムの形態としては、特に制限は
ないが、通常、塩の形で水溶液として添加される。例え
ば塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硝酸マグネシ
ウム等が挙げられるが、特に好ましくは硝酸マグネシウ
ムが用いられる。
る他のアルカリ土類金属や遷移金属等と難溶性の塩を作
って沈殿する恐れがあるので好ましくない。本発明にお
いて添加するマグネシウムの形態としては、特に制限は
ないが、通常、塩の形で水溶液として添加される。例え
ば塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硝酸マグネシ
ウム等が挙げられるが、特に好ましくは硝酸マグネシウ
ムが用いられる。
【0010】添加するマグネシウムは微量分析に使用す
るものであるから、高純度のものが要求され、99.9
999%以上の純度のものを使用するのが好ましい。
また、添加方法としては、試料溶液にマグネシウムを予
め添加した後、加熱気化炉に導入するよりは、試料溶液
とマグネシウムを別個に加熱気化炉に導入した方がより
効果を発揮する。
るものであるから、高純度のものが要求され、99.9
999%以上の純度のものを使用するのが好ましい。
また、添加方法としては、試料溶液にマグネシウムを予
め添加した後、加熱気化炉に導入するよりは、試料溶液
とマグネシウムを別個に加熱気化炉に導入した方がより
効果を発揮する。
【0011】マグネシウムの添加量は加熱気化導入IC
P質量分析装置の種類によって異なるが、通常、マグネ
シウム原子として0.05ng以上、好ましくは1ng
以上である。上記添加量より少なすぎると効果が十分で
ない場合がある。また、マグネシウムの添加量の上限は
特に限定されないが、通常、1000ng(1μg)以
下である。
P質量分析装置の種類によって異なるが、通常、マグネ
シウム原子として0.05ng以上、好ましくは1ng
以上である。上記添加量より少なすぎると効果が十分で
ない場合がある。また、マグネシウムの添加量の上限は
特に限定されないが、通常、1000ng(1μg)以
下である。
【0012】本発明における加熱気化導入法を用いたI
CP質量分析法とは、加熱気化部と、ICP部をチュー
ブで接続した加熱気化導入ICP質量分析装置を用いた
ものであり、加熱気化部で加熱蒸発せしめられた金属蒸
気は、キャリヤーガスによりチューブ中を輸送されてI
CP部に送り込まれ、イオン化、検出される装置であ
る。
CP質量分析法とは、加熱気化部と、ICP部をチュー
ブで接続した加熱気化導入ICP質量分析装置を用いた
ものであり、加熱気化部で加熱蒸発せしめられた金属蒸
気は、キャリヤーガスによりチューブ中を輸送されてI
CP部に送り込まれ、イオン化、検出される装置であ
る。
【0013】本装置は、予備加熱により溶媒成分を予め
除去することが出来るものであり、その特徴は、溶媒由
来の分子イオンピークの低減により高感度分析ができる
点にある。図1に試料にマグネシウムを添加しない場合
の加熱気化部の蒸発・灰化温度とICP質量分析による
リン強度との関係を示す。リンは200℃の蒸発灰化温
度でも揮散が認められ、500℃以上ではほとんどが揮
散して分析は不可能にである。
除去することが出来るものであり、その特徴は、溶媒由
来の分子イオンピークの低減により高感度分析ができる
点にある。図1に試料にマグネシウムを添加しない場合
の加熱気化部の蒸発・灰化温度とICP質量分析による
リン強度との関係を示す。リンは200℃の蒸発灰化温
度でも揮散が認められ、500℃以上ではほとんどが揮
散して分析は不可能にである。
【0014】加熱気化導入法を用いたICP質量分析法
では、予め溶媒を蒸発・灰化した後、目的元素を蒸発さ
せるものであるので、蒸発・灰化時に目的元素が揮散し
てはならない。一方、図2に本発明の場合、即ち、試料
にマグネシウム(1ng)を添加した場合を示した。こ
の図から、リンは蒸発・灰化温度が800℃であっても
良好に分析できることがわかる。
では、予め溶媒を蒸発・灰化した後、目的元素を蒸発さ
せるものであるので、蒸発・灰化時に目的元素が揮散し
てはならない。一方、図2に本発明の場合、即ち、試料
にマグネシウム(1ng)を添加した場合を示した。こ
の図から、リンは蒸発・灰化温度が800℃であっても
良好に分析できることがわかる。
【0015】
【実施例】次に実施例を用いて、本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はその要旨を逸脱しない限り、これ
ら実施例により何ら制限されるものではない。 実施例1 SiO2をフッ酸で加熱分解した後、Si化合物を蒸発
分離し、残査を硝酸に溶解したもの(原試料)と、リン
が10ppbとなる様にKH2PO4を添加調製したものを、
加熱気化導入法を用いたICP質量分析装置の加熱気化
部に導入した。この際、同時に硝酸マグネシウム(マグ
ネシウム原子換算で10ng)をサンプルとは別個に添
加して、質量数31のカウントを測定した結果、表−1
に示したような検出値を得た。(標準サンプルは0.1
%硝酸水溶液にリンを添加測定し、得られた感度を10
ppbとした。)
説明するが、本発明はその要旨を逸脱しない限り、これ
ら実施例により何ら制限されるものではない。 実施例1 SiO2をフッ酸で加熱分解した後、Si化合物を蒸発
分離し、残査を硝酸に溶解したもの(原試料)と、リン
が10ppbとなる様にKH2PO4を添加調製したものを、
加熱気化導入法を用いたICP質量分析装置の加熱気化
部に導入した。この際、同時に硝酸マグネシウム(マグ
ネシウム原子換算で10ng)をサンプルとは別個に添
加して、質量数31のカウントを測定した結果、表−1
に示したような検出値を得た。(標準サンプルは0.1
%硝酸水溶液にリンを添加測定し、得られた感度を10
ppbとした。)
【0016】
【表1】
【0017】実施例2 排水に硝酸を加え、直接、実施例1と同様にして測定し
た結果とモリブデンブルー比色法で測定した結果とを対
比したところ表−2に示したように一致した値を得た。
た結果とモリブデンブルー比色法で測定した結果とを対
比したところ表−2に示したように一致した値を得た。
【0018】
【表2】 注)試料Cは試料Bにリン濃度が0.2ppmとなるよ
うにKH2PO4を添加したものである。
うにKH2PO4を添加したものである。
【0019】尚、加熱気化導入装置およびICP質量分
析装置は、横河電機(株)製「EV2000」,「PM
S2000」をそれぞれ用いた。
析装置は、横河電機(株)製「EV2000」,「PM
S2000」をそれぞれ用いた。
【0020】
【発明の効果】本発明により、試料を加熱気化導入法を
用いたICP質量分析法でリンの高感度分析が可能とな
る。
用いたICP質量分析法でリンの高感度分析が可能とな
る。
【図1】従来法における蒸発・灰化温度とリン強度との
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図2】試料にマグネシウムを添加した場合の蒸発・灰
化温度とリン強度との関係を示す図である。
化温度とリン強度との関係を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 酸性水溶液中に含まれる微量のリンを、
加熱気化導入法を用いたICP質量分析法により分析す
る際に、修飾剤としてマグネシウムを添加することを特
徴とする微量元素の分析方法。 - 【請求項2】 マグネシウムを、マグネシウム塩の形で
添加する請求項1に記載の微量元素の分析方法。 - 【請求項3】 マグネシウム塩が、硝酸マグネシウムで
ある請求項2に記載の微量元素の分析方法。 - 【請求項4】 マグネシウムを、試料の酸性水溶液とは
別個に加熱気化炉に導入する請求項1〜3のいずれか1
つに記載の微量元素の分析方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19970295A JPH0949824A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 微量元素の分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19970295A JPH0949824A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 微量元素の分析方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0949824A true JPH0949824A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16412199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19970295A Pending JPH0949824A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 微量元素の分析方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0949824A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113866156A (zh) * | 2021-12-02 | 2021-12-31 | 北京联嘉医药科技开发有限公司 | 一种美托洛尔中多种金属元素的含量测定方法 |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP19970295A patent/JPH0949824A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113866156A (zh) * | 2021-12-02 | 2021-12-31 | 北京联嘉医药科技开发有限公司 | 一种美托洛尔中多种金属元素的含量测定方法 |
CN113866156B (zh) * | 2021-12-02 | 2022-03-25 | 北京联嘉医药科技开发有限公司 | 一种美托洛尔中多种金属元素的含量测定方法 |
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