JPH0948305A - エアバッグ及びエアバッグ折畳体 - Google Patents

エアバッグ及びエアバッグ折畳体

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JPH0948305A
JPH0948305A JP20336395A JP20336395A JPH0948305A JP H0948305 A JPH0948305 A JP H0948305A JP 20336395 A JP20336395 A JP 20336395A JP 20336395 A JP20336395 A JP 20336395A JP H0948305 A JPH0948305 A JP H0948305A
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JP
Japan
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airbag
line
folded
along
center
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JP20336395A
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English (en)
Inventor
Kinji Hirai
勤二 平井
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Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 展開時の衝撃的な引張応力に十分に耐えるよ
う構成されたエラストマー製エアバッグを提供する。 【解決手段】 エラストマーよりなるフロントパネル1
2とリヤパネル14とを接合してエアバッグ10を構成
する。リヤパネル14のフィルムの引張り強さの大きい
方向を上下方向とする。このエアバッグ10の折畳体に
インフレータからガスが導入された場合、大きな引張応
力がフィルム貼着部に加えられても、十分に耐えること
ができる。また、パネルのフィルム厚さを大きくするも
のと異なり、エアバッグの嵩を大きくすることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両衝突時に乗員を
保護するためのエアバッグに係り、特にエラストマー製
エアバッグに関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグ装置は、車両衝突時にエアバ
ッグを展開させて乗員を保護するためのものである。
【0003】従来、エアバッグは一般にポリアミド繊維
等の繊維の織布にシリコンゴムコーティングを施したも
ので構成されていたが、近年、これに代るものとして、
エラストマー製エアバッグ(特開平4−266544号
公報)が提案されている。
【0004】運転席用エアバッグは、一般に、それぞれ
円形のフロントパネルとリヤパネルとから構成されてい
る。このエアバッグは、周知の通り、コンパクトに折り
畳まれてエアバッグ装置内に収納されている。
【0005】従来の運転席用エアバッグとその折り畳み
方法の第1の例について第2〜9図を参照して説明す
る。第2図乃至第7図の(A)はエアバッグの平面図、
(B)はそれぞれ(A)のB−B線に沿う側面図であ
る。第8図は第2図のVIII−VIII線に沿う断面図、第9
図は従来例に係るエアバッグ折畳体の断面斜視図、第1
0図は従来例に係るエアバッグ装置の概略的な縦断面図
である。
【0006】エアバッグ50は、前面を構成するフロン
トパネル50aと後面を構成するリヤパネル50bとを
重ね合わせ、それらの周縁部を接合してバッグ状とした
ものである。
【0007】このエアバッグ50は、中にガスが吹き込
まれていない状態にあっては、第2図及び第8図に示す
如く、平たい円形形状のものであり、リヤパネル50b
の中央には、インフレータの先端側を受け入れるための
開口52が設けられている。また、このエアバッグ50
は、展開し終ったエアバッグ50に人体が当ってきたと
きに、エアバッグ内のガスを逃がして衝撃吸収を図るた
めのベントホール54が設けられている。
【0008】このエアバッグ50をエアバッグ装置に組
み込むために折り畳むに際しては、まず、第3図に示す
如く、中心を通らない弦方向の第1の線61に沿ってエ
アバッグ50の左半分の円弧側を表側に折り返し、次い
で第4図の如く、この折り返した側の先端(円弧側)を
第2の線62に沿って表側に折り返す。さらに、折り返
した側の先端側(円弧側)を第3の線63に沿って裏側
に折り返す。
【0009】次いで、第5,6図に示す如く、エアバッ
グ50の右半分の円弧側を、エアバッグ中心を挟んで第
1の線と対称な第4の線64に沿って表側に折り返し、
さらにこの折り返された先端側(円弧側)を、該エアバ
ッグ中心を挟んで第2の線62と対称な第5の線65に
沿って表側に折り返す。さらに、この折り返した部分の
先端側(円弧側)を、該エアバッグ中心を挟んで第3の
線63と対称な第6の線66に沿って裏側に折り返す。
【0010】このように、エアバッグ50を第1ないし
第6の線の方向に細長い長方形状とする。なお、第6図
(B)の通り、線64,65,66に沿って折った右側
折畳体は、線61,62,63に沿って折った左側折畳
体の上側に配置される。
【0011】しかる後、第7図に示す如く、この細長い
エアバッグ50の折畳体のうち、エアバッグ中心を挟ん
だ一方及び他方の側のそれぞれを、第1ないし第6の線
と直交方向に延びる第7,8,9,10の線67,6
8,69,70に沿って葛(つづら)折り状に折り返す
ことにより、全体として正方形形状のエアバッグ50の
折畳体とする。なお、第9図はこのエアバッグ50の折
畳体90の断面斜視図である。
【0012】エアバッグ50の第2の折り畳み方法につ
いて第12図を参照して説明する。
【0013】フロントパネル及びリヤパネルを平坦に延
ばした状態で、該エアバッグの中心から該エアバッグの
一方の側に外れた、弦方向に延びる第1の線141に沿
ってエアバッグの該一方の側の円弧側を表側に折り返
し、さらにこの折り返した部分の円弧側を該第1の線1
41と平行な第2ないし第4の線142,143,14
4に沿って表側に3回折り返す。
【0014】次いでエアバッグ中心を挟んで該第1の線
141とほぼ対称な第5の線145に沿ってエアバッグ
の他方の側の円弧側を表側に折り返し、さらにこの折り
返した部分の円弧側を、該中心を挟んで該第5の線と平
行な第6ないし第8の線146,147,148に沿っ
て表側に3回折り返す。かくしてこれら第1ないし第8
の線の方向に細長い長方形状の折畳体とし、しかる後、
該長方形状の折畳体のうち、該中心を挟んだ一方及び他
方の側のそれぞれを、これら第1ないし第8の線141
〜148と直交方向に延び、且つ該エアバッグの中心か
ら外れた部分を通る線149に沿って複数回折り返すこ
とにより略正方形状のエアバッグ折畳体140とする。
【0015】なお、該第1〜4の線141〜144に沿
って折り返した部分と第5〜8の線145〜148に沿
って折り返した部分とは、重なり合うことなく並置され
ている。
【0016】エアバッグ50の第3の折り畳み方法を第
13図に示す。この折り畳み方法は、パネルのトップ
(TOP,ステアリングの上方に配置されるサイドのこ
と。)の位置が第12図と反時計方向に90°ずれてい
るだけで基本的には同じである。なお、同一符号は同一
部分を示している。
【0017】エアバッグ50の第4の折り畳み方法につ
いて第14図を参照して説明する。
【0018】フロントパネル及びリヤパネルを平坦に延
ばした状態で、該エアバッグの中心から該エアバッグの
一方の側に外れた、弦方向に延びる第1の線161に沿
ってエアバッグの該一方の側の円弧側を表側に折り返
し、さらに該エアバッグの中心から外れた該第1の線と
垂直な第2の線162に沿って表側に折り返し、さら
に、エアバッグ中心を挟んで該第1の線とほぼ対称かつ
平行な第3の線163に沿って表側に折り返す。
【0019】次いでエアバッグ中心を挟んで該第2の線
162とほぼ対称かつ平行な第4の線164に沿ってエ
アバッグの他方の側の円弧側を表側に折り返し、さらに
この折り返した部分の側方からはみ出した部分の円弧側
を前記第1の線161に重なる第5の線165に沿って
表側に折り返し、さらに、前記第4の線164に沿って
折り返した部分の先端側を前記第2の線162に重なる
第6の線166に沿って表側に折り返すことにより略正
方形状のエアバッグ折畳体160とする。
【0020】このように折り畳まれたエアバッグ50が
モジュールカバー48で覆われることにより、例えば第
10図に示すエアバッグ装置が構成される。このエアバ
ッグ装置は、リテーナ44の主板面44aにインフレー
タ46と、該インフレータ46によって展開されるエア
バッグ50を取り付け、折り畳まれたエアバッグ50を
モジュールカバー48で覆った構成のものである。イン
フレータ46が作動されると、エアバッグ50がモジュ
ールカバー48を押圧し、このモジュールカバー48が
開裂する。そして、エアバッグ50が車両室内に大きく
展開する。
【0021】従来の助手席用エアバッグについて第11
図を参照して説明する。
【0022】この助手席用エアバッグ81は、その後部
にインフレータ(図示略)からのガスを受け入れるため
の開口82を有する。このエアバッグ1は布製のもので
あり、開口82の周縁部には合成樹脂を含浸したり、補
強布を重ね縫いしたりすることによりフラップ部83が
設けられている。このフラップ部83には、複数個のボ
ルト又はリベットの挿通孔84が設けられており、この
ボルト又はリベットによってエアバッグ1がエアバッグ
装置のコンテナ(図示略)に連結可能とされている。
【0023】このエアバッグ81は、第11図(B)に
示すように、長いセンターパネル86の側縁にサイドパ
ネル87の周縁を縫い付けることにより製作される。
【0024】なお、このサイドパネル87に予めベント
ホール85を設けておく。展開したエアバッグ81に乗
員が突っ込んできた場合、このベントホール85からエ
アバッグ内部のガスが流出し、乗員に与えられる衝撃が
小さくなる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】インフレータが作動
し、エアバッグが展開する場合、エアバッグが展開する
過程において、折り畳まれた部分、特に葛折り状に折ら
れた部分が伸びきった瞬間にパネルとくにリヤパネルに
きわめて大きな引張応力が加えられる。即ち、ガスによ
って急速に膨張しているエアバッグが一旦伸びきると、
パネルはそれ以上外方に伸長し得ないから、ガスの噴出
圧及びパネルの展開慣性力が一度にパネルに加えられる
ことになり、パネルことにリヤパネルに著しく大きな引
張応力が衝撃的に加えられることになる。
【0026】本発明は、このような衝撃的な引張応力に
十分に耐えるエラストマー製エアバッグ及びその折畳体
を提供することを目的とするものである。
【0027】ところで、第11図に示す従来の助手席用
エアバッグは、規定サイズに裁断されたセンターパネル
86に対しサイドパネル87を縫い付ける作業が立体縫
いとなるためきわめて面倒である。
【0028】即ち、センターパネル86に対しサイドパ
ネル87を縫い付けるには、それらの縁部を重ね合わせ
てミシンで縫うのであるが、双方の縁部を重ね合わせる
にはセンターパネル86をサイドパネル87の縁部に沿
って湾曲させる必要があるため、パネル86、87を重
ね合わせにくい。また、センターパネル86を湾曲させ
ながら両パネルの縁部を縫い合わせるため、縫製作業が
むずかしく、かつ、手間がかかる。
【0029】特に、一方のサイドパネル87をセンター
パネル86に縫着した後、他方のサイドパネル87をセ
ンターパネル86に縫い合わせる場合には、縫い付けら
れたサイドパネルが嵩張り、縫製作業の邪魔になり、縫
製作業を行ないにくい。
【0030】本発明は縫製が不要であり、しかも衝撃的
な引張応力に十分に耐える助手席用エラストマー製エア
バッグ及びその折畳体を提供することを目的とするもの
である。
【0031】
【課題を解決するための手段】請求項1のエアバッグ
は、エラストマーフィルムよりなるフロントパネル及び
リヤパネルを備え、該リヤパネルの中央にインフレータ
用の開口が設けられた運転席用エアバッグにおいて、該
エラストマーフィルムは縦横方向の物性が異なるフィル
ムであり、リヤパネルのうちエアバッグの展開過程に最
大の引張応力が加えられる方向と該フィルムの引張り強
さの大きい方向とを合致させたことを特徴とするもので
ある。
【0032】請求項2のエアバッグは、請求項1におい
て、前記エアバッグの展開は、一旦所定の方向に伸長し
た後、さらに前記所定の方向と直交する方向に展開する
ものであり、前記フィルムの引張り強さの大きい方向を
前記所定の方向に合致させたことを特徴とするものであ
る。
【0033】請求項3のエアバッグ折畳体は、フロント
パネル及びリヤパネルを有する運転席用エアバッグを折
り畳んだエアバッグ折畳体であって、該フロントパネル
及びリヤパネルを平坦に延ばした状態で、該エアバッグ
の中心から該エアバッグの一方の側に外れた、弦方向に
延びる第1の線に沿ってエアバッグの該一方の側の円弧
側を表側に折り返し、さらにこの折り返した部分の円弧
側を該第1の線と平行な第2の線に沿って表側に折り返
し、さらに、この折り返した部分の円弧側を該第1及び
第2の線と平行な第3の線に沿って裏側に折り返し、次
いでエアバッグ中心を挟んで該第1の線とほぼ対称な第
4の線に沿ってエアバッグの他方の側の円弧側を表側に
折り返し、さらにこの折り返した部分の円弧側を、該中
心を挟んで該第2の線とほぼ対称な第5の線に沿って表
側に折り返し、さらに、この折り返した部分の円弧側
を、該中心を挟んで該第3の線とほぼ対称な第6の線に
沿って裏側に折り返し、かくしてこれら第1ないし第6
の線の方向に細長い長方形状の折畳体とし、しかる後、
該長方形状の折畳体のうち、該中心を挟んだ一方及び他
方の側のそれぞれを、これら第1ないし第6の線と直交
方向に延び、且つ該エアバッグの中心から外れた部分を
通る線に沿って複数回折り返すことにより略正方形状の
エアバッグ折畳体としたエアバッグ折畳体であって、該
第1〜3の線に沿って折り返された部分の上側に第4〜
6の線に沿って折り返された部分が重なっているエアバ
ッグ折畳体において、該エアバッグは請求項2のエアバ
ッグであることを特徴とするものである。
【0034】請求項4のエアバッグ折畳体は、フロント
パネル及びリヤパネルを有する運転席用エアバッグを折
り畳んだエアバッグ折畳体であって、該フロントパネル
及びリヤパネルを平坦に延ばした状態で、該エアバッグ
の中心から該エアバッグの一方の側に外れた、弦方向に
延びる第1の線に沿ってエアバッグの該一方の側の円弧
側を表側に折り返し、さらにこの折り返した部分の円弧
側を該第1の線と平行な第2ないし第4の線に沿って表
側に3回折り返し、次いでエアバッグ中心を挟んで該第
1の線とほぼ対称な第5の線に沿ってエアバッグの他方
の側の円弧側を表側に折り返し、さらにこの折り返した
部分の円弧側を、該中心を挟んで該第5の線と平行な第
6ないし第8の線に沿って表側に3回折り返し、かくし
てこれら第1ないし第8の線の方向に細長い長方形状の
折畳体とし、しかる後、該長方形状の折畳体のうち、該
中心を挟んだ一方及び他方の側のそれぞれを、これら第
1ないし第8の線と直交方向に延び、且つ該エアバッグ
の中心から外れた部分を通る線に沿って複数回折り返す
ことにより略正方形状のエアバッグ折畳体としたエアバ
ッグ折畳体であって、該第1〜4の線に沿って折り返し
た部分と第5〜8の線に沿って折り返した部分とは、重
なり合うことなく並置されているエアバッグ折畳体にお
いて、該エアバッグは請求項2のエアバッグであること
を特徴とするものである。
【0035】請求項5のエアバッグ折畳体は、フロント
パネル及びリヤパネルを有する運転席用エアバッグを折
り畳んだエアバッグ折畳体であって、該フロントパネル
及びリヤパネルを平坦に延ばした状態で、該エアバッグ
の中心から該エアバッグの一方の側に外れた、弦方向に
延びる第1の線に沿ってエアバッグの該一方の側の円弧
側を表側に折り返し、さらに該エアバッグの中心から外
れた該第1の線と垂直な第2の線に沿って表側に折り返
し、さらに、エアバッグ中心を挟んで該第1の線とほぼ
対称な第3の線に沿って表側に折り返し、次いでエアバ
ッグ中心を挟んで該第2の線とほぼ対称な第4の線に沿
ってエアバッグの他方の側の円弧側を表側に折り返し、
さらにこの折り返した部分の側方からはみ出した部分の
円弧側を前記第1の線と重なる第5の線に沿って表側に
折り返し、さらに、前記第4の線に沿って折り返した部
分の先端側を前記第2の線と重なる第6の線に沿って表
側に折り返すことにより略正方形状のエアバッグ折畳体
としたエアバッグ折畳体において、該エアバッグは請求
項2のエアバッグであることを特徴とするものである。
【0036】請求項6のエアバッグは、助手席又は後席
用のエアバッグ装置のエアバッグにおいて、エラストマ
ーフィルムよりなる2枚のパネルを重ね合わせ、それら
の周縁部を接合してなり、一方のパネルに、インフレー
タからのガスを受け入れるインフレータ用開口が設けら
れており、該一方のパネルのうちエアバッグの展開過程
において最大の引張応力が加えられる方向と該フィルム
の引張り強さの大きい方向とを合致させたことを特徴と
するものである。
【0037】かかる本発明のエアバッグ及びそれを折り
畳んだエアバッグ折畳体においては、展開の過程におい
て最も大きな引張応力が加えられる方向とフィルムの引
張強さの大きい方向とを合致させている。このフィルム
の一方の軸方向の引張強度は、それと直交方向の引張強
度に比べ20〜50%程度高い。従って、最大の引張応
力の方向とフィルムの引張強さの大きい方向とを合致さ
せることにより、展開の過程における衝撃的な引張応力
に十分に耐える。また、フロントパネル及びリヤパネル
の全体を厚くして補強するものに比べ、エアバッグ折畳
体の容積(嵩)が小さくて済む。
【0038】なお、エラストマーは必ずしも延伸できな
いが、延伸と同様の効果のある押出しを行うと押出し方
向の強度が大きい。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施例につ
いて説明する。第1図(A)は第1の実施例に係るエア
バッグ10の平面図、第1図(B)は同(A)のB−B
線に沿う断面図である。
【0040】このエアバッグ10も、それぞれエラスト
マーフィルムよりなるフロントパネル12とリヤパネル
14とを有した運転席用エアバッグであり、該フロント
パネル12とリヤパネル14の周縁部は溶着又は接着等
により接合されている。リヤパネルの中央にはインフレ
ータ挿通用開口16が設けられ、このリヤパネル14の
中心から少し離れた部分にベントホール18が設けられ
ている。
【0041】このエアバッグ10の折り畳み方法は、第
2図〜第7図のエアバッグ50の折り畳み方法と同一で
あり、エアバッグ10の折畳体の構造は第7図のものと
同一である。
【0042】このエアバッグ10のフロントパネル12
及びリヤパネル14は、それぞれ押し出し成形されたエ
ラストマーフィルムよりなる。このリヤパネル14に
は、展開過程において、葛折り状に折られた部分が伸び
きった状態におけるエアバッグ長手方向すなわち第3図
(A)の上下方向200に、きわめて大きな引張応力が
加えられる。そこで、本実施例では、リヤパネル14の
フィルムの引張り強さの大きい方向を第1図の上下方向
(第3図の上下方向200)としている。
【0043】このエアバッグ10の折畳体にインフレー
タからガスが導入されエアバッグが展開する場合、その
展開の過程にきわめて大きな引張応力がリヤパネルに加
えられても、該リヤパネルはこの引張応力に十分に耐え
る。また、パネルの厚みを増大させるものではないか
ら、エアバッグ折畳体の容積も大きくならない。
【0044】第12,13図の折り畳み方法の場合も、
展開過程で、第12図(2)及び第13図(2)におけ
る方向300にきわめて大きな引張応力が加えられると
ころから、リヤパネルのフィルムの引張り強さの大きい
方向を該方向300と合致させている。
【0045】第14図の折り畳み方法の場合、展開の過
程で、リヤパネルの中央部から第14図(1)の矢印4
00方向にきわめて大きな引張応力が生じるため、リヤ
パネルのフィルムの引張り強さの大きい方向を該方向4
00と合致させている。
【0046】以下、助手席用エアバッグの実施例につい
て説明する。第15,16図は本発明の実施例に係る助
手席用エアバッグの斜視図と断面図、第17図はこの助
手席用エアバッグ装置を備えた自動車の内部を示す側面
図である。
【0047】第17図の通り、自動車210のインスト
ルメントパネル212に助手席用エアバッグ装置214
が設置されている。この助手席用エアバッグ装置214
は、ケース216と、このケース216内に折り畳まれ
て収納されたエアバッグ218と、エアバッグ218を
展開させるためのガスを発生するインフレータ220
と、ケース216を覆うリッド222とを備えている。
リッド222は、その一方の側縁部がケース216に対
しリッド222が車両室内224側へ回動することを許
容するように連結されている。リッド222の他方の側
辺部は、インフレータ220が作動してエアバッグ21
8が展開するときに、このエアバッグ218に押されて
ケース216から離反し得るように該ケース216に連
結されている。
【0048】本実施例で用いられているエアバッグ21
8は、第15,16図に示される通り、それぞれエラス
トマーフィルムよりなる下側のロワーパネル234と上
側のアッパーパネル236とを溶着又は接着等により接
合して袋形状としたものである。このエアバッグ218
は、自動車210のシート226のシートクッション2
28とシートバック230との交叉隅部付近232に向
かって展開するよう構成されている。
【0049】ロワーパネル234には、インフレータ2
20からのガスを受け入れるための開口238と、ベン
トホール240とが設けられている。この開口238の
周縁部に設けられたフラップ242,244,246,
248がケース216に連結されている。
【0050】パネル234、236は、それぞれ自動車
210の前後方向に長く延在する形状のものであり、開
口238はこのエアバッグ218の自動車の前寄りの位
置に設けられている。このパネル234,236は押出
し成形されたものであり、この引張り強さの大きい方向
は自動車210の前後方向となっている。
【0051】これらフラップ242〜248には、リベ
ットやボルトを通すための開口(円形孔でもスリットで
も良い。)250が設けられている。
【0052】ベントホール240の周囲には環状のパッ
チクロス254が接着又は溶着されている。
【0053】このパネル234,236は、作業台の上
において重ね合わされ、パネル234,236の周縁部
が溶着あるいは接着によりしっかりと結合される。
【0054】このように構成されたエアバッグ装置21
4を搭載した自動車210が衝突すると、インフレータ
220がガスを噴出し、エアバッグ218が展開され
る。展開するエアバッグ218に押圧されることによ
り、リッド222が車両室内224側に開き、第17図
に示されるようにエアバッグ218が車両室内224内
に送り出される。そして、エアバッグ218はシートク
ッションとシートバックとの交叉隅部232付近に向か
って展開される。そして、遂には、エアバッグ218は
乗員の腰部260に当たり、この乗員の腰部260を拘
束する。
【0055】このように腰部260がエアバッグ218
で拘束されると、乗員の胸から頭などの上半身の前方に
大きくエアバッグを展開させた場合と同じように乗員を
十分に保護できることが種々の実験の結果認められた。
なお、シートベルトをしていない乗員の下半身が衝突時
に前方へ移動することを抑制する効果も期待できる。
【0056】このエアバッグ218においても、展開の
過程にきわめて大きな引張応力が加えられても、この引
張応力の方向がパネルの引張り強さの大きい方向と合致
しているため、パネル234,236はこの引張応力に
十分に耐える。また、フィルム厚さを大きくする必要が
なく、エアバッグ折畳体の容積も大きくならない。
【0057】このエアバッグ装置214のエアバッグ2
18は、乗員の上半身の前方に大きく展開される従来の
エアバッグに比べ、容積が小さい。従って、エアバッグ
218が展開完了に至るまでの時間が短いものとなる。
また、インフレータ220の出力を小さくすることが可
能である。
【0058】上記実施例では、2枚のパネル234、2
36を縫い合わせたエアバッグ218が用いられている
が、本発明のエアバッグは、第18図に示すエアバッグ
218Aのように、1枚のパネル262を折り返し、上
パネル262aと下パネル262bの周縁部を溶着又は
接着して構成されたものであっても良い。
【0059】この助手席用エアバッグ218の折り畳み
方法について第18図(1)〜(11)を参照して説明
する。
【0060】まず、第18図(1)の通り、パネル23
4,236を平らにし、車両後端側272をバッグ内側
へ折り込む。次に、第18図(2)の通り、パネル23
4,236の右側部をバッグ内側に折り畳み、さらに、
第18図(3)の通り、パネル234,236の左側部
をバッグ内側に折り込む。これにより、エアバッグ21
8は略長方形状となるので、車両前後方向の第1の折線
281,281に沿って、谷折りし、第18図(5)に
示す細長い形状とする。
【0061】なお、第18図(1)〜(4)の左半分及
び第18図(5)の上半分はエアバッグ218及びケー
ス216の平面図、右半分は左半分のB−B線断面図で
ある。第18図(5)の下半分はエアバッグ218及び
ケース216の側面図である。
【0062】このように細長く折り畳まれたエアバッグ
218の車両後端側を第18図(6)〜(8)の通り、
車両幅方向の第2の折線282に沿ってつづら折り状に
折り重ねた後、同(9)の通りケース216内に納め込
み、パネル234,236のハミ出た部分234a,2
36aを同(10)の通りケース216内に押し込む。
最後に同(11)の通りプロテクタークロス284を被
せる。
【0063】第19図を参照してこのエアバッグ218
の別の折り畳み方法につて説明する。第19図(1)〜
(6)は第18図(1)〜(6)と同一である。第19
図(7)において、ケース216を上向きにし、エアバ
ッグ218の車両後方側から第2の折線282に沿って
つづら折り状に複数回折り返してブロック286とす
る。その後、同(8),(9),(10)の通り、この
ブロック286を矢印方向に回転させながらケース21
6内に納め込み、最後に同(11)の通りプロテクター
クロス284を被せる。
【0064】第18,19図(1)〜(11)のように
して折り畳まれたエアバッグ216が展開過程におい
て、第18,19図(1)の矢印290方向のきわめて
大きな引張応力がパネル234,236に加えられる。
そこで、本実施例では、パネル234,236のフィル
ムの引張り強さの大きい方向を車両前後方向とし、大き
な引張応力に十分に耐えることができるようにしてい
る。なお、フィルム厚さを増大させるものではないた
め、エアバッグ折畳体の容積も大きくならない。
【0065】第20図は本発明のさらに別の実施例に係
る助手席用エアバッグ301の斜視図と、これを構成す
るパネルの平面図である。
【0066】この助手席用エアバッグ301は、第11
図に示した従来のエアバッグ1のパネルをエラストマー
製としたものである。即ち、この助手席用エアバッグ3
01は、センターパネル302及びサイドパネル30
3,304の3枚のエラストマー製パネルを接着又は溶
着したものである。該センターパネル302に補強用フ
ィルム305を重ねて接着又は溶着している。なお、3
05は、このエアバッグの展開過程において生じる最大
の引張応力の方向を示している。符号306はベントホ
ール、307はインフレータからガスを受け入れるため
の開口である。
【0067】この助手席用エアバッグ301において
も、センターパネル302のフィルムの引張り強さの大
きい方向を方向305に合致させており、展開過程に加
えられる大きな引張応力に十分に耐えることができる。
また、エアバッグ折畳体の容積も大きくならない。
【0068】なお、この助手席用エアバッグ301も第
18,19図と同じ方法により折り畳むことができる。
【0069】本発明において、エアバッグのパネルを構
成するエラストマーフィルムとしては、熱可塑性ポリウ
レタンエラストマー製であることが好ましい。この材質
のエラストマーフィルムは、触感がソフトで、しかも十
分な強度を有している。
【0070】第17図では、エアバッグ装置はインスト
ルメントパネル212に設置されているが、本発明は、
シートバック230に設置し、リヤシートの乗員を保護
する用途に適用されても良い。
【0071】
【発明の効果】以上の通り、本発明のエアバッグ及びエ
アバッグ折畳体は、展開完了時に衝撃的な引張応力に十
分に耐える。このエアバッグは、エアバッグのパネル全
体を肉厚にすることが不要である。従って、エアバッグ
の重量及びエアバッグ折畳体の嵩を大きくすることがな
い。
【0072】なお、本発明の助手席用エアバッグは、製
造が簡単であり、助手席用エアバッグ装置あるいは後席
用エアバッグ装置の製造コストを著しく低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)図は実施例に係るエアバッグの平面図で
あり、(b)図は(a)図のB−B線に沿う断面図であ
る。
【図2】(a)図はエアバッグの第1の折り畳み方法を
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
【図3】(a)図はエアバッグの第1の折り畳み方法を
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
【図4】(a)図はエアバッグの第1の折り畳み方法を
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
【図5】(a)図はエアバッグの第1の折り畳み方法を
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
【図6】(a)図はエアバッグの第1の折り畳み方法を
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
【図7】(a)図はエアバッグの第1の折り畳み方法を
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
【図8】図2のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】従来例に係るエアバッグの折畳体の断面斜視図
である。
【図10】従来例に係るエアバッグ装置の断面図であ
る。
【図11】(a)図は従来例に係る助手席用エアバッグ
を示す斜視図、(b)図はそのパネルの展開図である。
【図12】エアバッグの第2の折り畳み方法を示す平面
図である。
【図13】エアバッグの第3の折り畳み方法を示す平面
図である。
【図14】エアバッグの第4の折り畳み方法を示す平面
図である。
【図15】実施例に係る助手席用エアバッグの斜視図で
ある。
【図16】実施例に係る助手席用エアバッグの断面図で
ある。
【図17】実施例に係る助手席用エアバッグの折り畳み
方法の説明図である。
【図18】実施例に係る助手席用エアバッグの別の折り
畳み方法の説明図である。
【図19】実施例に係る助手席用エアバッグのさらに別
の折り畳み方法の説明図である。
【図20】さらに別の実施例に係る助手席用エアバッグ
の斜視図及びパネル平面図である。
【符号の説明】
10,50 エアバッグ 12,50a フロントパネル 14,50b リヤパネル 18,52 ベントホール 216 助手席用エアバッグ 234,236 パネル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラストマーフィルムよりなるフロント
    パネル及びリヤパネルを備え、該リヤパネルの中央にイ
    ンフレータ用の開口が設けられた運転席用エアバッグに
    おいて、 該エラストマーフィルムは縦横方向の物性が異なるフィ
    ルムであり、 リヤパネルのうちエアバッグの展開過程に最大の引張応
    力が加えられる方向と該フィルムの引張り強さの大きい
    方向とを合致させたことを特徴とするエアバッグ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記エアバッグの展
    開は、一旦所定の方向に伸長した後、さらに前記所定の
    方向と直交する方向に展開するものであり、前記フィル
    ムの引張り強さの大きい方向を前記所定の方向に合致さ
    せたことを特徴とするエアバッグ。
  3. 【請求項3】 フロントパネル及びリヤパネルを有する
    運転席用エアバッグを折り畳んだエアバッグ折畳体であ
    って、 該フロントパネル及びリヤパネルを平坦に延ばした状態
    で、該エアバッグの中心から該エアバッグの一方の側に
    外れた、弦方向に延びる第1の線に沿ってエアバッグの
    該一方の側の円弧側を表側に折り返し、さらにこの折り
    返した部分の円弧側を該第1の線と平行な第2の線に沿
    って表側に折り返し、さらに、この折り返した部分の円
    弧側を該第1及び第2の線と平行な第3の線に沿って裏
    側に折り返し、 次いでエアバッグ中心を挟んで該第1の線とほぼ対称な
    第4の線に沿ってエアバッグの他方の側の円弧側を表側
    に折り返し、さらにこの折り返した部分の円弧側を、該
    中心を挟んで該第2の線とほぼ対称な第5の線に沿って
    表側に折り返し、さらに、この折り返した部分の円弧側
    を、該中心を挟んで該第3の線とほぼ対称な第6の線に
    沿って裏側に折り返し、かくしてこれら第1ないし第6
    の線の方向に細長い長方形状の折畳体とし、 しかる後、該長方形状の折畳体のうち、該中心を挟んだ
    一方及び他方の側のそれぞれを、これら第1ないし第6
    の線と直交方向に延び、且つ該エアバッグの中心から外
    れた部分を通る線に沿って複数回折り返すことにより略
    正方形状のエアバッグ折畳体としたエアバッグ折畳体で
    あって、 該第1〜3の線に沿って折り返された部分の上側に第4
    〜6の線に沿って折り返された部分が重なっているエア
    バッグ折畳体において、 該エアバッグは請求項2のエアバッグであることを特徴
    とするエアバッグ折畳体。
  4. 【請求項4】 フロントパネル及びリヤパネルを有する
    運転席用エアバッグを折り畳んだエアバッグ折畳体であ
    って、 該フロントパネル及びリヤパネルを平坦に延ばした状態
    で、該エアバッグの中心から該エアバッグの一方の側に
    外れた、弦方向に延びる第1の線に沿ってエアバッグの
    該一方の側の円弧側を表側に折り返し、さらにこの折り
    返した部分の円弧側を該第1の線と平行な第2ないし第
    4の線に沿って表側に3回折り返し、 次いでエアバッグ中心を挟んで該第1の線とほぼ対称な
    第5の線に沿ってエアバッグの他方の側の円弧側を表側
    に折り返し、さらにこの折り返した部分の円弧側を、該
    中心を挟んで該第5の線と平行な第6ないし第8の線に
    沿って表側に3回折り返し、かくしてこれら第1ないし
    第8の線の方向に細長い長方形状の折畳体とし、 しかる後、該長方形状の折畳体のうち、該中心を挟んだ
    一方及び他方の側のそれぞれを、これら第1ないし第8
    の線と直交方向に延び、且つ該エアバッグの中心から外
    れた部分を通る線に沿って複数回折り返すことにより略
    正方形状のエアバッグ折畳体としたエアバッグ折畳体で
    あって、 該第1〜4の線に沿って折り返した部分と第5〜8の線
    に沿って折り返した部分とは、重なり合うことなく並置
    されているエアバッグ折畳体において、 該エアバッグは請求項2のエアバッグであることを特徴
    とするエアバッグ折畳体。
  5. 【請求項5】 フロントパネル及びリヤパネルを有する
    運転席用エアバッグを折り畳んだエアバッグ折畳体であ
    って、 該フロントパネル及びリヤパネルを平坦に延ばした状態
    で、該エアバッグの中心から該エアバッグの一方の側に
    外れた、弦方向に延びる第1の線に沿ってエアバッグの
    該一方の側の円弧側を表側に折り返し、さらに該エアバ
    ッグの中心から外れた該第1の線と垂直な第2の線に沿
    って表側に折り返し、さらに、エアバッグ中心を挟んで
    該第1の線とほぼ対称な第3の線に沿って表側に折り返
    し、 次いでエアバッグ中心を挟んで該第2の線とほぼ対称な
    第4の線に沿ってエアバッグの他方の側の円弧側を表側
    に折り返し、さらにこの折り返した部分の側方からはみ
    出した部分の円弧側を前記第1の線と重なる第5の線に
    沿って表側に折り返し、さらに、前記第4の線に沿って
    折り返した部分の先端側を前記第2の線と重なる第6の
    線に沿って表側に折り返すことにより略正方形状のエア
    バッグ折畳体としたエアバッグ折畳体において、 該エアバッグは請求項2のエアバッグであることを特徴
    とするエアバッグ折畳体。
  6. 【請求項6】 助手席又は後席用のエアバッグ装置のエ
    アバッグにおいて、エラストマーフィルムよりなる2枚
    のパネルを重ね合わせ、それらの周縁部を接合してな
    り、 一方のパネルに、インフレータからのガスを受け入れる
    インフレータ用開口が設けられており、 該一方のパネルのうちエアバッグの展開過程において最
    大の引張応力が加えられる方向と該フィルムの引張り強
    さの大きい方向とを合致させたことを特徴とするエアバ
    ッグ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011518067A (ja) * 2008-04-15 2011-06-23 オートリブ ディベロップメント エービー エアバッグ

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