JPH0946447A - 双方向文字放送用サーバネットワークシステムおよびそのシステムにおける応答データの経路選択方法 - Google Patents

双方向文字放送用サーバネットワークシステムおよびそのシステムにおける応答データの経路選択方法

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JPH0946447A
JPH0946447A JP7195118A JP19511895A JPH0946447A JP H0946447 A JPH0946447 A JP H0946447A JP 7195118 A JP7195118 A JP 7195118A JP 19511895 A JP19511895 A JP 19511895A JP H0946447 A JPH0946447 A JP H0946447A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】文字多重放送システムと電話などの通信回線網
とを融合させた双方向TVシステムに最適なサーバネッ
トワークシステムを実現する。 【解決手段】サーバネットワークシステムには、分散配
置された複数の応答サーバ15と、それら応答サーバ1
5それぞれを電話回線などの通信回線網13との間の通
信を制御する複数のCCP16とが設けられている。通
信回線網13を経由した双方向TV11とCCP16間
の回線接続には、全国一律に使用可能な1以上の電話番
号(特番)が使用される。これにより、各家庭のTV1
1は、CCP16の物理的な所在位置を意識すること無
く、応答データを適切な応答サーバ15に送る事ができ
る。さらに、特番や番組IDを利用することによって応
答データの経路切り替えを行う事により、TV11から
の応答データを適切に処理する事が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、双方向文字放送
を実現するためのサーバネットワークシステムおよびそ
のシステムにおける応答データの経路選択方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送技術などの進歩
により、通常のテレビジョン放送信号に文字や図形デー
タを多重化して伝送する文字放送サービスが普及し始め
ている。現在サービスが実施されている文字放送番組に
は、ニュース、天気予報、交通情報、観光案内、テレビ
ショッピングなどがある。
【0003】しかしながら、現在のテレビジョン放送は
テレビ局から視聴者に対して一方的に情報を提供するも
のであるので、例えば、番組内で紹介された複数の商品
の中から視聴者自身が、希望する商品の補足情報を選択
的に表示したり、番組の中で視聴者に呼び掛けを行い、
それに対する視聴者からの応答を収集してリアルタイム
に番組に反映させるといった運用を行うことはできなか
った。これは、文字放送についても同じである。
【0004】このため、最近では、双方向TV放送の実
現が、マルチメディア時代の新たな情報サービス形態の
1つとして注目され始めている。テレビショショングに
ついては、現行のテレビジョン放送でも文字放送を利用
して行われている。しかし、現在のテレビショショング
番組は視聴者からの応答を受け付けることはできないの
で、次のような問題が生じている。
【0005】すなわち、文字放送でショッピング情報番
組を放送した場合においては、視聴者は画面表示される
文字を見ながら希望する商品番号や通信販売会社の電話
番号などをメモに取り、そのメモを見ながら電話機を使
って電話することになる。この場合、誤ダイアルによる
間違い電話が発生したり、肝心の電話番号をメモし損な
うなどの問題が発生する。
【0006】ところで、最近、米国では、光ファイバ網
を使用したケーブルテレビなどで、双方向TV放送の試
みもなされている。しかし、この方式では光ファイバ網
の架設が必要であり、既存の通信設備を利用する事がで
きないという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のテレビジョン放
送では、視聴者が番組で用意された情報を選択的に表示
させたり、視聴者の意見を番組内容にリアルタイムに反
映することはできなかった。また、従来のテレビジョン
放送でテレビショショング番組やアンケート調査番組な
どを行うと、その番組に応答するための電話番号の発呼
(ダイアル)を人間系に頼ることになるため、間違い電
話が発生するなどの問題があった。また、光ファイバ網
を使用したケーブルテレビなどを用いて双方向TV放送
を実現しようとすると、既存の通信設備が利用できず、
また現在の電話網に対応する膨大な光ファイバ網を設置
することも必要とされ、莫大な時間と費用が要されると
いう欠点がある。
【0008】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、既存の文字多重放送システムと電話などの通信
回線網とを融合させてTV視聴者からの応答を効率良く
収集できる双方向文字放送用サーバネットワークシステ
ムおよびそのシステムにおける応答データの経路選択方
法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、テレビジョ
ン放送信号の文字放送チャネルに重畳して送信される双
方向文字放送番組を受信し、前記双方向文字放送番組に
含まれる電話番号で指定される相手先に発呼する機能を
有する双方向文字放送受信装置が接続される通信回線網
に接続され、前記通信回線網を介して前記双方向文字放
送受信装置と通信するためのアクセスポイントを構成す
るCCPと、このCCPに接続され、前記双方向文字放
送受信装置から送信される前記双方向文字放送番組に対
する応答データを受信および処理し、その処理結果を放
送局または各種サービスセンタに送信可能なサーバ計算
機とから双方向文字放送用サーバネットワークシステム
を構築し、且つ前記通信回線網を介した前記双方向文字
放送受信装置と前記CCP間の回線接続は、前記CCP
が配置された地域によらずにどの地域の双方向文字放送
受信装置からでも共通に利用できる特別に割り当てられ
た1以上の特別電話番号を使用することによってなされ
るようにしたことを特徴とする。
【0010】このサーバネットワークシステムがサポー
トする双方向文字放送は、放送局からの双方向文字放送
番組の情報の1つとして電話番号が各家庭の双方向文字
放送受信装置に送られ、その双方向文字放送受信装置が
受け取った電話番号を使用して自動発呼して視聴者から
の応答を計算機サーバ経由で放送局などに送る仕組みで
ある。このため、電話回線網やISDNなどの既存の通
信回線を利用して双方向放送を実現できる。また、この
サーバネットワークシステムでは、例えば日本全国一律
に使用可能な特別に割り当てられた特別電話番号が各双
方向文字放送受信装置とアクセスポイント間の回線接続
に使用されており、CCPがどの地域に設置されていて
も、各双方向文字放送受信装置はそのCCPの物理的な
所在位置に関係なく、特別電話番によってCCP、すな
わちサーバ計算機に回線接続することができる。局番が
異なる地域それぞれにCCPを設置した場合には双方向
文字放送に乗せて送信する電話番号を共通化することが
できるが、現実には、CCPの設置場所はこのシステム
の普及に伴って順次増加されるものであり、最初はある
特定の1つまたは複数の拠点にのみCCPが設置される
のが通常である。この場合、全国放送などでは同じ放送
番組の情報の中に放送地域毎に異なる電話番号を埋め込
まなければ、前述した双方向文字放送受信装置の自動発
呼機能を利用した応答データの送信を行うことはできな
いという問題が生じる。これに対し、この発明のサーバ
ネットワークシステムでは、前述したように特別電話番
号を使用する事によって、各家庭の双方向文字放送受信
装置はCCPの物理的な所在位置を意識すること無く、
応答データを計算機サーバに送る事ができる。
【0011】また、双方向文字放送受信装置とCCP間
の回線接続には、互いに通話料金体系の異なる複数の特
別電話番号を割り当ておき、双方向文字放送番組に含ま
れる電話番号に応じて、無料、有料、割り引きなどの異
なる通話料金体系を利用できるようにすることが好まし
い。
【0012】さらに、前記双方向文字放送にはその番組
を識別するための番組IDを含ませておき、前記応答デ
ータに含まれる番組IDに従って、前記応答データをサ
ーバ経由でどこに送るかを決定するための経路選択を行
う事が好ましい。この場合、経路選択を使用される特別
電話番号別に行ったり、この特別電話番号と番組IDと
の組み合わせによって行うなどの運用を行う事もでき
る。これにより、全国の視聴者からの応答を効率良く収
集することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図1には、この発明の一実施形
態に係る双方向文字放送用サーバネットワークシステム
を使用した双方向TVシステムの基本構成が示されてい
る。まず、図1を参照して双方向TVシステムの原理に
ついて説明する。
【0014】図1の双方向TVシステムは、現行の文字
多重放送の機能と電話通信機能とを活用することによっ
て番組の双方向効果を実現するためのものであり、図示
のように、各家庭に置かれたインタラクティブTV受像
機11と、放送局12と、電話回線網、ISDNなどの
公衆回線網などから構成される通信回線網13と、応答
サーバ15を含むインタラティブTV用サーバネットワ
ークシステム14とによって構成されている。
【0015】放送局12は、文字放送のチャンネルを利
用して、双方向性を実現するためのコンピュータ・プロ
グラム(スクリプト)を通常の番組に同期して放送す
る。このスクリプトは、双方向文字放送番組の進行手続
きを記述した一種のアプリケーションプログラムであ
り、TV放送信号の垂直帰線期間に重畳されてる送信さ
れる。
【0016】このスクリプトは、TV放送信号を受信し
たTV受像機11のメモリに貯えられ、そのTV受像機
11に組み込まれた文字放送受信装置(スクリプトデコ
ーダ)のCPUによって実行される。このCPUは、現
在の番組が双方向文字放送番組であることを示すシンボ
ルマーク「i」を画面表示して視聴者にそれを通知し、
視聴者からの選択指令に応じて、スクリプト実行を開始
し、双方向文字放送番組を再生する。
【0017】双方向文字放送番組に対する視聴者からの
応答は、リモコン操作などによってTV受像機11で受
け付けられる。この場合、その応答は、TV受像機11
のなかで自足的に終わることもあるが、応答の結果を各
地に備えた応答サーバ15に通信回線網13を経由して
送り、場合によっては、放送局12が提供する番組内容
にリアルタイムに反映させることも可能である。
【0018】このシステムは、既存の文字多重放送シス
テムを、ソフトウェア的に機能拡張することにより実現
できる。また視聴者からの応答は電話回線などを介して
送る。したがって、新しくインフラストラクチャを準備
する必要はない。また、スクリプトを文字多重放送に追
加して放送しても、現在のTV放送、文字放送、および
TV受像機にはまったく影響を与えることはない。
【0019】各TV受像機11には、通常のTV放送用
の受信回路111および映像信号処理回路112に加
え、双方向番組を実現するために、スクリプトデコーダ
回路113が装備される。スクリプトデコーダ回路11
3は、放送局12からのTV放送信号からスクリプトを
取り出し、それを実行することによって双方向文字放送
番組を画面表示する。
【0020】この場合、視聴者は、双方向文字放送番組
の画面に対して、TV操作用のリモコンを用いて応答を
行う。応答サーバ14にデータを送るときは、スクリプ
トデコーダ回路113内蔵のモデムによって自動ダイヤ
ルが行われ応答サーバ14に接続される。データは即座
に送信する場合もあり、あるいは夜間など待ってから送
信することもできる。
【0021】スクリプトデコーダ回路113に設けられ
ているモデムは、自動的にダイヤルする機能をもってい
るので、データの送信そのものだけのためには視聴者に
よるダイヤル操作を必要としない。自動ダイヤル先の電
話番号は、双方向文字放送番組ごとに放送局12側から
のスクリプトに埋め込んで送信される。この場合、電話
番号としては、全国一律に使用可能な特別にアサインさ
れた1つまたは複数の特別電話番号(以下、特番と称す
る)が使用される。これにより、各TV受像機11は応
答サーバ15の物理的な所在位置を意識すること無く、
応答データを応答サーバ15に送る事ができる。
【0022】スクリプトデコーダ回路113は、プログ
ラムを実行するプロセッサを含んでいる。従来の文字多
重デコーダもプロセッサを備えているので、スクリプト
デコーダ回路113は、従来の文字多重デコーダをソフ
トウェア的に機能拡張することによっても実現する事が
できる。
【0023】放送局12は、視聴者の応答を番組に反映
させるなどの視聴者参加方式の番組を放送する場合に
は、通常の映像・音声を含む放送信号に、スクリプトを
挿入して送信する。スクリプトの再生および挿入のため
の番組制作システムは、パーソナル・コンピュータと多
重化装置で構成することができる。
【0024】放送局12は、通常の番組に追加するかた
ちで放送電波にスクリプトを挿入して放送を行う。追加
する情報プログラムは、放送局自身が制作するもの、広
告会社、通販会社などの第三者が制作するものに大別さ
れる。さらに、放送局制作のものは、事前に用意できる
ものと、スポーツ中継時のようにライブで挿入されるも
のがある。
【0025】放送局12の放送設備には、通常のTV放
送用のテレビ番組送出装置121およびテレビ放送信号
送信機126に加え、双方向文字放送番組制作装置12
2、大容量の記憶装置123、双方向文字放送番組送出
装置124、および多重化装置125が追加される。
【0026】双方向文字放送番組制作装置122では、
文字や図形のデータやインタラクティブ性を付加するた
めのコンピュータプログラムが決められた基準のもとに
符号化され、文字コードデータなどのデータ形式のスク
リプトに変換される。このスクリプトは記憶装置123
に一旦記憶された後、所定の読み出し手順に従って順次
読み出されて双方向番組送出装置124に送られる。双
方向番組送出装置124では、スクリプトに同期符号や
誤り訂正符号などが加えられ、スクリプトデータから複
数のパケットが生成される。このパケットは、多重化装
置125にてTV映像信号の垂直帰線期間に重畳され
る。
【0027】ハイブリッド伝送方式のTV文字多重放送
信号を採用した場合においては、スクリプトデータは垂
直帰線期間の第14H(第277H)〜第16H(第2
79H)、および第21H(第284H)に重畳され
る。
【0028】また、文字放送データをFM放送信号に乗
せて送信することもでき、この場合には、スクリプトデ
ータはDARC方式のFM文字多重放送信号の副搬送波
に重畳されることになる。
【0029】ここで、スクリプトの構成について説明す
る。スクリプトは、放送局12の制作システムによって
作成され、通常の画像・音声と共に、送出される。スク
リプトは、次のようなオブジェクトの集合として実現さ
れている。
【0030】(1)背景・表示素材 (2)動作ボタン (3)文字列 (4)画像 など 各オブジェクトには、補完的な手順(手続き)を持たせ
る事ができ、この手続きは拡張BASIC言語などによ
って記述される。この言語は、通常のBASICに双方
向文字放送用の制御命令を持たせたものである。
【0031】このスクリプトの実行時には、まず最初
に、画面の背景と動作ボタンなどの画面構成要素が表示
される。視聴者がその動作ボタンを選択すると、そのボ
タンに対応するプログラムが起動される。
【0032】応答サーバ14にはあらかじめ応答データ
の処理方法が登録されており、これに応じて収集した内
容を、放送局、広告会社、スポンサ、通販会社、あるい
はセンタサーバなどに再配送する。
【0033】この双方向TVシステムで実現できる双方
向番組の形態は、次の4つに大別できる。 (1)補完情報番組 ・広告商品についての付加的な情報を選択表示する。
【0034】・スポーツ中継時のデータを選択的に表示
する。 ・番組内容の表示をする。 ・料理リサピーを記憶しておき、後で表示する。
【0035】・幼児教育番組において、質問に対する答
えに反応する。 ・クイズ番組において、視聴者の答えに反応する。 (2)応答フィードバック番組(応答サーバを使う) ・政治、経済、社会報道に関するアンケートを採る。
【0036】・スポーツ番組でアンケートを採る。 ・視聴者参加クイズ番組で、正答者の統計表示や、トー
ナメントを行う。 (3)トランザクション付き番組(応答サーバを使う) ・テレビショッピングで注文を応答サーバにて受け付け
る。
【0037】・情報など要求付き広告で、カタログ要求
などを応答サーバにて受け付ける。 ・視聴率調査のため、視聴者の同意を得て、視聴番組デ
ータを応答サーバに送る。 (4−1)オンラインサービス(タイプ1) ・双方向TV放送による番組に対する視聴者自身の選択
により、以後の双方向番組を通信回線網を介してサーバ
から提供を受けるオンラインサービスに移行する形態。
【0038】・CM中にオンラインショッピングを選択
する。その要求は、通信回線網を介してサーバに転送さ
れ、サーバから通信回線網を介してTV受像機に商品の
詳細情報などを含んだ双方向番組を提供するオンライン
サービスに移行する。
【0039】・双方向TV放送または通常の文字多重放
送として提供された航空機の座席予約状況を見て、空き
フライトに対する予約申込を行うに当たって、オンライ
ンサービスに移行する。サーバは、通信回線網を介して
TV受像機にクラス、大人/子供、人数、禁煙/喫煙、
窓際/通路側などの問い合わせを含んだ双方向番組を提
供する。 (4−2)オンラインサービス(タイプ2) ・TV放送とは独立に、通信回線網を介してサーバから
TV受像機に双方向番組を提供する形態。この場合、情
報は通信回線網を介してサーバから提供し、視聴者がこ
れを選択することでサーバとの通信を行う。
【0040】・視聴者は、双方向番組そのものの選択も
サーバから転送されたオンラインサービスメニュ−から
選択する。図2には、インタラクティブTV用サーバネ
ットワークシステム14の構成が示されている。
【0041】このサーバネットワークシステム14は、
電話回線などの通信回線網13を経由して各家庭のTV
受像機13からの応答を受信および処理し、その処理結
果を高速デジタル送信網を介して放送局などに配送する
というサービスを提供するためのものであり、例えば全
国に分散配置された複数拠点などにそれぞれ配置された
応答サーバシステム151〜153と、これら応答サー
バシステム151〜153を統括し、各TV受像機13
からの応答を個別にまたは各応答サーバと連携して処理
するセンタサーバシステム161から構成される。
【0042】各応答サーバシステム151〜153は、
各TV受像機からの応答を受信お呼び処理する応答サー
バ15と、通信回線網13を経由して各TV受像機から
の応答フレームを受信するためのアクセスポイントを構
成するCCP(Communication Netw
ork Processor)16とから構成される。
【0043】CCP16の構成、およびCCP16と応
答サーバ15の接続形式は多々あり、これら構成および
形式はその応答サーバシステムの構成規模などに応じて
使い分けることが好ましい。CCP16としては、 (1)応答サーバと同一箇所に設置するCCP (2)多回線収容を目的としたアダプタ型CCP(多回
線収容CCP) (3)小数回線収容を目的としたアダプタ17を使用し
たCCP (4)応答サーバと分離して設置されるリモートCCP (5)応答サーバに内蔵されたCCP(CCPファシリ
ティ) を利用する事ができる。
【0044】また、CCP16と応答サーバ15の接続
形式は、東京などの主要拠点に設置される応答サーバシ
ステム151については、LANを介してCCP16と
応答サーバ15間を図示のように接続する事が好まし
い。さらに、応答サーバシステム151において、耐障
害性能の向上や処理性能の向上のために、2つの応答サ
ーバ15をデュアルまたはデュプレックス構成で設けて
置くことが望ましい。
【0045】応答サーバ15は、対応するCCP16を
介してTV受像機からの応答フレームを受け取り、それ
に対して種々の処理を行う。この応答サーバ15によっ
て実行される基本処理は次の3つである。
【0046】・TV受像機からの応答を蓄積する。 ・蓄積した応答データを、予め定められた放送局からの
指示または応答データに含まれる番組IDや特番に従っ
て、処理する。
【0047】・予め定められた放送局からの指示または
応答データに含まれる番組IDや特番に従って、処理結
果の転送先を決め、それを放送局などへ送信する。CC
P16は、通信回線網13との間のアクセスポイントを
構成するための通信制御装置であり、通信回線網13を
介して回線接続されたTV受像機と通信するためのモデ
ム機能やプロトコル制御機能を有している。
【0048】センタサーバシステム161には、センタ
サーバ18、ルータ19、およびネットワーク管理装置
20が設けられている。センタサーバ18は、前述した
ように応答サーバシテム151〜153と連携して各地
のTV受像機からの応答を統合処理するためのものであ
り、耐障害性能の向上や処理性能の向上のために、例え
ばデュアルまたはデュプレックス構成の2つの計算機シ
ステムから構成されている。
【0049】ルータ19は、高速デジタル通信網22に
接続されており、その高速デジタル通信網を経由したセ
ンタサーバシステム161と放送局、およびSP(Se
rvice Provider)/IP(Inform
ation Provider)10などとの通信を行
う。ネットワーク管理装置20は、このサーバネットワ
ークシステム14全体の運用、保守などの管理を統合運
用サーバであり、ネットワーク管理者によって操作され
る。各放送局12、およびSP/IP10にも、それぞ
れ高速デジタル通信網22に接続されるルータ121,
101が設けられている。
【0050】なお、センタサーバ18の機能は、各応答
サーバでも実行できる。また、図2では高速デジタル通
信網22はルータを経由したネットワークとして示され
ているが、センタサーバシステム161と放送局、およ
びSP(Service Provider)/IP
(Information Provider)10な
どとの接続は、X.25パケット交換網やISDNなど
のデータ交換網を経由しても良いし、電話回線等の公衆
回線網を経由しても良い。
【0051】図3には、図2のサーバネットワークシス
テム14の実際の運用形態の一例が示されている。応答
サーバ15およびCCP16は、この双方向TVシステ
ムの運用初期においてはある特定の1つまたは複数の拠
点にのみ配置されるが、双方向TVシステムの普及に伴
って、例えば電話網などの通信サービス区域毎、あるい
はローカル放送局のサービス区域毎に、随時増設され
る。図3には、一例として、通信サービスの異なる通信
網131〜134毎に、応答サーバ15およびCCP1
6からそれぞれ構成される複数の応答サーバシステムを
設置し、それらをWANなどからなる高速デジタル通信
網22経由で、センタサーバシステム161、各放送局
12、IP/SP15で接続した様子が示されている。
また、IP/SP15は、専用通信回線などを介してセ
ンタサーバ18に接続する事もできる。
【0052】ここで、幾つかの双方向文字放送番組の形
態を例にとって視聴者からの応答データの処理手順につ
いて説明する。まず、応答フィードバック番組について
説明する。
【0053】オートフィードバック番組は、視聴者参加
型の本放送番組に関連した情報(例えば、その番組によ
って視聴者に問い合わせられた問いに対する回答の選択
子)を双方向文字放送によって提供し、視聴者がこれを
選択することで番組内容にそれを反映するものである。
オートフィードバック番組の代表例としては、クイズ番
組がある。
【0054】クイズ番組の本放送画面が流れている状態
で、TV受像機11にスクリプトが受信されると、双方
向文字放送番組であることを示すシンボルマーク「i」
(インタラクティブマーク)がそのTV受像機11に画
面表示される。
【0055】視聴者がリモコンを操作することになどに
よってシンボルマーク「i」が選択されると、図1のス
クリプトデコーダ回路113のCPUによるプログラム
実行が開始され、まず、問いに対する回答の選択子を示
す情報などが画面表示される。リモコンの操作によって
視聴者によって所定の選択子が選択されると、スクリプ
トに埋め込まれた電話番号(特番)を利用して自動発呼
(ダイヤリング)が行われ、その特番が割り振られた所
定の応答サーバシステムのCCP16と回線接続され
る。そして、TV受像機11からの選択子などを含む所
定の応答データがCCP16、応答サーバ15、デジタ
ル通信回線網22を介して放送局12に送られる。この
場合、応答サーバ15では、選択子のデータなどが集計
され、その集計結果が放送局12に送られて番組内容に
反映される。また、このクイズ番組が東京の放送局から
の全国放送であった場合などにおいては、各地の応答サ
ーバ15で集計されたデータが一旦センタサーバ18に
送られ、そこで再度集計された後、放送局12に送られ
る。
【0056】次に、トランザクション付き番組について
説明する。トランザクション付き番組は、例えばテレビ
ショッピングなどで視聴者からの注文を受け付けて応答
サーバ15にデータ送信する番組形態であり、テレビシ
ョッピング番組の本放送画面が流れている状態で、スク
リプトが受信されると、双方向文字放送番組であること
を示すシンボルマーク「i」(インタラクティブマー
ク)が画面表示される。視聴者がリモコンを操作するこ
となどによってシンボルマーク「i」が選択されると、
スクリプトデコーダ回路113のCPUによるプログラ
ム実行が開始され、まず、商品情報などが表示される。
リモコンの操作によって視聴者によって所定の商品を購
入することが指定されると、スクリプトに埋め込まれた
電話番号(特番)を利用して自動発呼(ダイヤリング)
が行われ、その特番が割り振られた所定の応答サーバシ
ステムのCCP16と回線接続される。そして、商品や
数量等を示す選択情報などを含む所定の応答データがC
CP16、応答サーバ15、デジタル通信回線網22を
介して、広告会社、通販会社などのIP/SP10に送
られる。この場合も、センタサーバ18経由でIP/S
P10に送られることもある。
【0057】次に、オンラインサービス(タイプ1)に
ついて説明する。オンラインサービス(タイプ1)は、
例えばテレビコマーシャルなどで視聴者からの購入希望
を受け付けてオンラインサービスモードに移行する形態
であり、コマーシャルの本放送が流れている状態で、ス
クリプトが受信されると、双方向文字放送番組であるこ
とを示すシンボルマーク「i」が画面表示される。視聴
者がリモコン操作することなどによってシンボルマーク
「i」が選択されると、スクリプトデコーダ回路113
のCPUによるプログラム実行が開始され、まず、オン
ラインサービスモードへの移行を確認する画面が表示さ
れる。リモコンの操作によって視聴者によってオンライ
ンサービスモードへの移行が指定されると(この時、特
定の商品が指定されることもある)、スクリプトに埋め
込まれて送信された電話番号(特番)を利用して自動発
呼(ダイヤリング)が行われ、その特番が割り当てられ
た所定の応答サーバシステムのCCP16と回線接続さ
れる。そして、番組IDや指定された商品選択情報など
を含む所定の応答データがCCP16、応答サーバ15
に送られる。応答サーバ15は、当該番組に対し、予め
登録しているオンラインサービス用の双方向番組スクリ
プトを、応答データが転送されてきた経路と逆経路でT
V受像機に転送する。その後は、トランザクション付き
番組と同様の操作により、商品の購入手続きが行われ
る。
【0058】次に、オンラインサービス(タイプ2)に
ついて説明する。オンラインサービス(タイプ2)は、
TV放送とは関係なく、視聴者のリモコンの所定の操作
により、オンラインサービスに移行する形態であり、T
V受像機に予めROMなどの記憶媒体に格納されたオン
ラインサービス用スクリプトに従ってスクリプトデコー
ダ回路113のCPUによるプログラム実行が開始さ
れ、まず、オンラインサービスの実行を確認する画面が
表示される。リモコンの操作によって視聴者によってオ
ンラインサービスの実行が指定されると、ROMのスク
リプトに埋め込まれた電話番号(特番)を利用して自動
発呼(ダイヤリング)が行われ、その特番が割り当てら
れた所定の応答サーバシステムのCCP16と回線接続
される。そして、オンラインサービス要求を示す所定の
応答データがCCP16、応答サーバ15に送られる。
応答サーバ15は、予め登録しているオンラインサービ
ス(ホームページ)双方向番組スクリプトを、応答デー
タが転送されてきた経路と逆経路でTV受像機に転送す
る。その後は、トランザクション付き番組と同様の操作
により、商品の購入手続きが行われる。
【0059】図4には、図2のサーバネットワークシス
テム14の運用形態の他の例が示されている。ここで
は、応答サーバ15およびCCP16から構成される応
答サーバシステムをルータ21を経由してWANなどか
らなる高速デジタル通信網22に接続し、応答サーバシ
ステム自体がセンタサーバとして利用されている。
【0060】双方向TVシステムの規模か小さい場合に
は、このように応答サーバシステム自体に応答サーバと
して動作させる事もできる。次に、図5乃至図8を参照
して、このシステムにおける特番の利用方法と応答デー
タのルーティング(経路選定)について説明する。
【0061】図5には、その第1の例が示されている。
すなわち、ここでは、各TV受像機11とアクセスポイ
ントを構成するCCP16間の接続、すなわち図中、点
線で囲まれている回線群に対して、TV受像機11の設
置地域に依存しない全国どこからでも使用できる一つの
特番をアサインしている(例:0185−01234
5)。
【0062】CCP(1),CCP(2),CCP
(3),CCP(4),…,CCP(n)の設置場所
は、日本国内であれば、制限を受けることはない。例え
ば、特番0185−012345をCCP(1)〜
(n)の全回線に対して付与することにより、東京のT
V(1)の視聴者と九州のTV(6)の視聴者が同一番
組を視聴している場合には、TV(1)からの応答はC
CP(1)へ、TV(6)からの応答はCCP(4)に
転送する場合であっても、TV(1)とTV(6)は、
それぞれCCP(1)、(4)の設置地域を意識するこ
となく、いずれも0185−012345に対して発呼
すれば良い。
【0063】すなわち、各TV受像機11からの発呼に
対し、東京地区のTV受像機(1)からの発呼について
は東京地区に配置されたCCP(1)の回線群、九州地
区のTV受像機(6)からの発呼については九州地区に
配置されたCCP(4)の回線群へというように、通信
回線網(A)に予め登録している情報に基づき、通信回
線網(A)が有する機能により、各CCPの未接続回線
の中から任意の回線が選択され、接続される。
【0064】したがって、CCPがどの地域に設置され
ていても、各TV受像機11はそのCCPの物理的な所
在位置に関係なく、特番によって、CCPすなわち応答
サーバに回線接続することができる。局番が異なる地域
それぞれにCCPを設置した場合には双方向文字放送に
乗せて送信する電話番号を共通化することができるが、
前述したように、実際には、CCPの設置場所はこの双
方向TVシステムの普及に伴って順次増加されるもので
あり、最初はある特定の1つまたは複数の拠点にのみC
CPが設置されるのが通常である。この場合、全国放送
などでは同じ放送番組の情報の中に放送地域毎に異なる
電話番号を埋め込まなければ、TV受像機11の自動発
呼機能を利用した応答データの送信を行うことはできな
い。
【0065】これに対し、この実施形態では、特番を使
用する事によって、各家庭のTV受像機11は送信すべ
きCCPの物理的な所在位置を意識すること無く、応答
データを送る事ができる。
【0066】なお、CCPからLRS,CRS、放送
局、SP/IPへのルーティングは、TV受像機11か
らの応答データに格納している番組IDと、LRS,C
RSに事前登録している経路情報とに基づいて行われ
る。
【0067】これにより、双方向文字放送の中にその番
組を識別する番組IDと特番とを埋め込んで送信するだ
けで、各家庭のTV受像機11は何等意識することな
く、応答データを受ける応答サーバ、およびその後の応
答データの転送経路が適切に決定できる。
【0068】また、各TV受像機11とアクセスポイン
トを構成するCCP16間の接続に、全国一律に使用可
能な特別にアサインした複数の特番を使用し、それを選
択的に使用しても良い。
【0069】この場合、使用する特番を、応答データの
ルーティング、利用料金体系の判別などに利用する事が
できる。例えば、特番0185−012345を有料通
信用に付与し、特番0186−012345を無料通信
用に付与し、さらに特番0187−012345をスポ
ンサー付き割引き通信用に付与しておけば、それら特番
を双方向文字放送の中に選択的に埋め込んで送信するだ
けで、適切な料金体系を選択する事ができる。
【0070】図6には、有料通信用の特番0185−0
12345が埋め込まれた双方向番組と、無料通信用の
特番0186−012345が埋め込まれた別の双方向
番組とをが2つの放送局から同時に放送されてる場合か
一例として示されている。
【0071】このように、複数の特番のうちのどれをを
使用する場合であっても、各TV受像機11とアクセス
ポイントを構成するCCP16間の接続関係は、1つの
特番だけを割り当てた場合と同様に、予め通信回線網
(A)13に設定された情報に従って一義的に決定され
る。
【0072】また、このように各TV受像機11とCC
P16間の回線接続に複数の特番を割り当て、それを選
択的に使用するという形態においては、使用される特番
を番組判別のために使用したり、応答データに含まれる
番組IDと、使用された特番とを組み合わせて、それを
ルーティングを決定する条件として利用する事もでき
る。この場合、特番は発呼のためだけでなく、応答デー
タに含ませてTV受像機11から送信することが望まし
い。これにより、各LRSやCRSが使用された特番の
値をルーティングに利用することが可能となる。
【0073】図7には、このシステムにおける特番の利
用方法と応答データのルーティングの第2の例が示され
ている。すなわち、この例は、CCP群によって構成さ
れるアクセスポイントを複数のグループに分類すると共
に、各グループに対して1以上の特番を割り当ててお
き、各グループに予め割り当てられた経路情報に従っ
て、グループ化されたアクセスポイント毎に応答データ
のルーティングを行う構成である。
【0074】図中の点線の枠で囲まれている回線群に
は、各々一つ又は複数の特番をアサインしている(例:
CCP1/CCP2:0185−111111、CCP
3/CCP4:0185−222222、CCPn:0
185−999999)。
【0075】CCP(1),CCP(2),CCP
(3),CCP(4),…,CCP(n)の設置場所
は、日本国内であれば、制限を受けることはない。この
ようなアクセスポイントのグルーピングにより、物理的
に固定された1つのサーバシステムを、用途別に複数の
独立したサーバシステムとして運用することが可能にな
る。
【0076】アクセスポイントのグルーピングとして
は、例えば、以下のように、ローカル放送番組が放送さ
れる放送地域別、放送局別、番組別、オンライン・サー
ビスを提供するTVメーカ別に行い、それらグループ毎
に、使用される特番と応答データの経路との関係を設定
しておくことが好ましい。
【0077】(限定された放送地域毎に特番を使用する
場合)例えば、特番0185−111111を東京地域
のローカル放送用に付与し、特番0185−22222
2を九州地域のローカル放送用に付与することにより、
東京地域向けの双方向文字放送番組を視聴しているTV
(1)からの応答データはCCP(1)又はCCP
(2)へ、九州地域向けの番組を視聴しているTV
(6)からの応答フレームはCCP(3)又はCCP
(4)に転送されるというように、特番を放送地域毎に
使い分けることができる。
【0078】この場合、東京地区のTV(1)からの発
呼に対しては、通信回線網(A)においてCCP(1)
又はCCP(2)の回線群が選択され、その後のTV
(1)からの応答データは、経路情報に従って、CCP
(1)またはCCP(2)→LRS1→ルータ1→通信
回線網(B)→ルータ(a)→CRSを経由して処理
し、東京地区の放送局(A)もしくはSP/IP10に
転送される。
【0079】同様に、九州地区のTV(6)からの発呼
に対して、通信回線網(A)においてCCP(3)又は
CCP(4)の回線群が選択され、その後のTV(6)
からの応答データは、経路情報に従って、CCP(3)
またはCCP(4)→LRS2またはLRS(3)→ル
ータ(2)またはルータ(3)→通信回線網(B)→ル
ータ(a)→CRSを経由して処理するか、ルータ
(a)→CRSを経由せず、通信回線網(B)から九州
地区の放送局(B)もしくはSP/IP10に直接転送
される。
【0080】なお、CCPからLRS,CRS、放送
局、SP/IPへのルーティングは、CCPの回線群に
予め設定した経路情報に加え、必要により各TVからの
応答データに格納されている番組IDおよび特番のいず
れか一方またはそれらの組み合わせをキーとしてLR
S,CRSに事前登録している経路情報に基づいて実行
することが好ましい。
【0081】(特定の放送局毎に特番を使用する場合)
例えば、特番0185−111111を放送局(A)の
双方向文字放送番組用に付与し、特番0185−222
222を放送局(B)の双方向文字放送番組用に付与す
ることにより、放送局(A)の番組を視聴しているTV
(1)からの応答データは、CCP(1)またはCCP
(2)へ、放送局(B)の番組を視聴しているTV
(6)からの応答データはCCP(3)またはCCP
(4)に転送されるよう、特番を放送局毎に使い分ける
ことができる。
【0082】この場合、放送局(A)からの放送を受信
したTV(1)からの発呼に対しては、通信回線網
(A)においてCCP(1)またはCCP(2)の回線
群が選択され、その後のTV(1)からの応答データ
は、経路情報に従って、CCP(1)またはCCP
(2)→LRS1→ルータ1→通信回線網(B)→ルー
タ(a)→CRSを経由して処理され、放送局(A)に
転送される。
【0083】同様に、放送局(A)からの放送を受信し
たTV(6)からの発呼に対しては、通信回線網(A)
においてCCP(3)またはCCP(4)の回線群が選
択され、その後のTV(6)からの応答フレームは、経
路情報に従って、CCP(3)またはCCP(4)→L
RS(2)またはLRS(3)→ルータ(2)またはル
ータ(3)→通信回線網(B)→ルータ(a)→CRS
を経由して処理され、放送局(B)に転送される。ま
た、放送局別にセンタサーバを用意した場合には、それ
ぞれのそのサーバに応答データが転送されるように経路
制御する事もできる。
【0084】なお、CCPからLRS,CRS、放送
局、SP/IPへのルーティングは、CCPの回線群に
予め設定した経路情報に加え、必要により各TVからの
応答データに格納されている番組IDおよび特番のいず
れか一方またはそれらの組み合わせをキーとしてLR
S,CRSに事前登録している経路情報に基づいて実行
することが好ましい。
【0085】(番組毎に特番を使用する場合)特番01
85−111111を双方向番組A用に付与し、特番0
185−222222を双方向番組B用に付与すること
により、番組Aを視聴しているTV(1)からの応答デ
ータはCCP1またはCCP2へ、番組Bを視聴してい
るTV(6)からの応答データはCCP3またはCCP
4に転送されるよう、特番を番組毎に使い分けることが
できる。
【0086】この場合、番組Aを視聴しているTV
(1)からの発呼に対しては、通信回線網(A)におい
てCCP(1)またはCCP(2)の回線群が選択さ
れ、その後のTV(1)からの応答データは、経路情報
に従って、CCP(1)またはCCP(2)→LRS
(1)→ルータ(1)→通信回線網(B)→ルータ
(a)→CRSを経由して処理され、番組Aを放送して
いる放送局(A)に転送される。
【0087】同様に、番組Bを視聴しているTV(6)
からの発呼に対しては、通信回線網(A)においてCC
P(3)またはCCP(4)の回線群が選択され、その
後のTV(6)からの応答データは、経路情報に従っ
て、CCP(3)またはCCP(4)→LRS(2)ま
たはLRS(3)→ルータ(2)またはルータ(3)→
通信回線網(B)→ルータ(a)→CRSを経由して処
理され、番組Bを放送している放送局(B)に転送され
る。
【0088】なお、CCPからLRS,CRS、放送
局、SP/IP(当該番組に対する応答をSP/IPに
転送するよう設定している場合)へのルーティングは、
CCPの回線群に予め設定した経路情報に加え、必要に
より各TVからの応答データに格納されている番組ID
および特番のいずれか一方またはそれらの組み合わせを
キーとしてLRS,CRSに事前登録している経路情報
に基づいて実行することが好ましい。
【0089】(TVメーカ毎に特番を使用する場合)特
番0185−111111をTVメーカAのオンライン
・サービス(ホームページ)用に付与し、特番0185
−222222をTVメーカBのオンライン・サービス
(ホームページ)用に付与することにより、TVメーカ
A製のTV受像機であるTV(1)からのオンラインサ
ービス要求、あるいはそのオンラインサービスで提供さ
れる番組に対するTV(1)からの応答データは、CC
P(1)またはCCP(2)へ、TVメーカB製のTV
受像機であるTV(6)からのオンラインサービス要求
あるいは応答データは、CCP(3)またはCCP
(4)に転送されるよう、特番をTVメーカ別に使い分
けることができる。
【0090】この場合、特番のデータは、各TV受像機
のスクリプトデコーダ回路113などのROMに格納し
ておき、オンラインサービスを要求する場合、あるいは
そのオンラインサービスで提供される番組に対する応答
を返す場合には、そのROM内の特番を使用して発呼す
ることが好ましい。これにより、オンラインサービス用
の特番をTVメーカ別に容易に使い分けることができ
る。
【0091】TVメーカA製のTV(1)からの発呼に
対し、通信回線網(A)においてCCP(1)またはC
CP(2)の回線群が選択され、その後のTV(1)か
らのオンラインサービス要求または応答データは、経路
情報に従って、CCP(1)またはCCP(2)→LR
S(1)→ルータ(1)→通信回線網(B)→ルータ
(a)→CRSを経由又は直接CRS−Aにおいて処理
される。
【0092】同様に、TVメーカB製のTV(6)から
の発呼に対しては、通信回線網AにおいてCCP(3)
またはCCP(4)の回線群が選択され、その後のTV
(6)からのオンラインサービス要求または応答データ
は、CCP(3)またはCCP(4)→LRS(2)ま
たはLRS(3)→ルータ(2)またはルータ(3)→
通信回線網(B)→ルータ(b)→CRS−Bにおいて
直接処理される。
【0093】なお、CCPからLRS,CRS,CRS
−A,CRS−Bへのルーティングは、CCPの回線群
に予め設定した経路情報に加え、必要により各TVから
の応答データに格納されているオンライン・サービス番
組のIDおよび特番のいずれか一方またはそれらの組み
合わせをキーとしてLRS,CRSに事前登録している
経路情報に基づいて実行することが好ましい。
【0094】図8には、このシステムにおける特番の利
用方法と応答データのルーティングの第3の例が示され
ている。ここでは、特番は用途別に異なる番号をアサイ
ンするが、アクセスポイントであるCCP回線は用途別
にグループ化することなく(同一回線に対し複数の特番
を付与)、CCPに予め設定した特番毎の経路情報とT
V受像機からの応答データに格納された特番または番組
IDとによってルーティングが行われる。
【0095】図中、点線で囲まれた回線群には、用途別
に複数の特番がアサインされている(例:0185−1
11111、0185−222222、0185−99
9999)。
【0096】CCP(1),CCP(2),CCP
(3),CCP(4),…,CCP(n)の設置場所
は、日本国内であれば、制限を受けることはない。 (限定された放送地域毎に特番を使用)特番0185−
111111を東京地域のローカル放送用に付与し、特
番0185−222222を九州地域のローカル放送用
に付与するが、TVからの発呼に対しては、特番の用途
によらず、通信回線網(A)に予め登録している設定に
基づき、通信回線網(A)が具備する機能により、各C
CPの未接続回線の中から任意の回線が選択され、接続
される。
【0097】さらに、CCPから先への経路は、TVか
らの応答データに含まれている放送地域毎に付与した特
番とそれをキーとするよう事前設定した経路情報に加
え、応答データに含まれる番組IDをキーとして、LR
S,CRSに事前に登録している経路情報に基づいてル
ーティングが行われる。
【0098】TV(1)からの発呼に対して、通信回線
網(A)において予め登録している設定に基づき、CC
P(4)の回線が選択された場合、その後のTV(1)
からの応答データは、経路情報と応答データの特番、番
組IDとによって経路選択され、CCP(4)→LRS
(3)→ルータ(3)→通信回線網(B)→ルータ
(a)→CRSを経由して処理され、東京地区の放送局
(A)もしくはSP/IP10に転送される。
【0099】同様に、TV(6)からの発呼に対して
は、通信回線網(A)における設定に基づき、CCP
(2)の回線が選択された場合、TV(6)からの応答
データは、経路情報と応答データの特番、番組IDとに
よって経路選択され、CCP(2)→LRS(1)→ル
ータ(1)→通信回線網(B)→ルータ(a)→CRS
を経由して処理されるか、通信回線網(B)から直接九
州地区の放送局(B)もしくはSP/IP10に転送さ
れる。
【0100】(特定の放送局毎に特番を使用する場合)
特番0185−111111を放送局(A)の番組用に
付与し、特番0185−222222を放送局(B)の
番組用に付与するが、TVからの発呼に対しては、特番
の用途によらず、通信回線網(A)に予め登録している
設定に基づき、通信回線網(A)が具備する機能によ
り、各CCPの未接続回線の中から任意の回線が選択さ
れ、接続される。
【0101】さらに、CCPから先への経路は、TVか
らの応答データに含まれる特定の放送局毎に付与した特
番とそれをキーとするよう事前設定した経路情報に加
え、応答データに格納している番組IDをキーとして、
LRS,CRSに事前登録している経路情報に基づいて
ルーティングされる。
【0102】放送局(A)の番組を視聴したTV(1)
からの発呼に対しては、通信回線網(A)において予め
登録している設定に基づき、CCP(4)の回線が選択
された場合、その後のTV1からの応答データは、経路
情報と応答データの特番、番組IDとによって経路選択
され、CCP(4)→LRS(3)→ルータ(3)→通
信回線網(B)→ルータ(a)→CRSを経由して処理
され、放送局(A)に転送される。
【0103】同様に、放送局(B)の番組を視聴したT
V(6)からの発呼に対しては、通信回線網(A)にお
ける設定に基づき、CCP(2)の回線が選択された場
合、その後のTV(6)からの応答データは、経路情報
と応答データの特番、番組IDとによって経路選択さ
れ、CCP(2)→LRS(1)→ルータ(1)→通信
回線網(B)→ルータ(a)→CRSを経由して処理さ
れ、放送局(B)に転送される。
【0104】(番組毎に特番を使用するの場合)特番0
185−111111を放送局Aの番組A用に付与し、
特番0185−222222を放送局Bの番組B用に付
与するが、TVからの発呼に対しては、特番の用途によ
らず、通信回線網(A)に予め登録している設定に基づ
き、通信回線網(A)が具備する機能により、各CCP
の未接続回線の中から任意の回線が選択され、接続され
る。
【0105】さらに、CCPから先への経路は、TVか
らの応答データに格納され番組毎に付与した特番とそれ
をキーとするよう事前設定した経路情報に加え、応答デ
ータに格納している番組IDをキーとして、LRS,C
RSに事前登録している経路情報に基づいてルーティン
グされる。
【0106】番組Aを視聴したTV(1)からの発呼に
対しては、通信回線網(A)において予め登録している
設定に基づき、CCP(4)の回線が選択された場合、
その後のTV(1)からの応答データは、経路情報と応
答データの特番、番組IDとによって経路選択され、C
CP(4)→LRS(3)→ルータ(3)→通信回線網
(B)→ルータ(a)→CRSを経由して処理され、番
組Aを放送している放送局(A)に転送される。
【0107】同様に、番組Bを視聴したTV(6)から
の発呼に対しては、通信回線網(A)における設定に基
づき、CCP(2)の回線が選択された場合、その後の
TV(6)からの応答データは、経路情報と応答データ
の特番、番組IDとによって経路選択され、CCP
(2)→LRS(1)→ルータ(1)→通信回線網
(B)→ルータ(a)→CRSを経由して処理され、番
組Bを放送している放送局(B)に転送される。
【0108】(TVメーカ毎に特番を使用する場合)特
番0185−111111をTVメーカAのオンライン
・サービス(ホームページ)用に付与し、特番0185
−222222をTVメーカBのオンライン・サービス
(ホームページ)用に付与するが、TVからの発呼に対
しては、特番の用途によらず、通信回線網(A)に予め
登録している設定に基づき、通信回線網(A)が具備す
る機能により、各CCPの未接続回線の中から任意の回
線が選択され、接続される。
【0109】さらに、CCPから先への経路は、TVか
らのオンラインサービス要求、あるいはそのオンライン
サービスで提供される番組に対する応答データに格納し
ているTVメーカ毎に付与した特番とそれをキーとする
よう事前設定した経路情報に加え、応答データに格納し
ている番組IDをキーとして、LRS,CRSに事前登
録している経路情報に基づいてルーティングされる。
【0110】この場合、特番のデータは、各TV受像機
のスクリプトデコーダ回路113などのROMに格納し
ておき、オンラインサービスを要求する場合、あるいは
そのオンラインサービスで提供される番組に対する応答
を返す場合には、そのROM内の特番を使用して発呼す
ることが好ましい。これにより、オンラインサービス用
の特番をTVメーカ別に容易に使い分けることができ
る。
【0111】TVメーカA製のTV(1)からの発呼に
対しては、通信回線網(A)において予め登録している
設定に基づき、CCP(4)の回線が選択された場合、
その後のTV(1)からのオンラインサービス要求また
は応答データは、CCP(4)→LRS(3)→ルータ
(3)→通信回線網(B)→ルータ(a)→CRSを経
由又は直接CRS−Aにおいて処理される。
【0112】同様に、TVメーカB製のTV(6)から
の発呼に対しては、通信回線網(A)における設定に基
づき、CCP(2)の回線が選択された場合、その後の
TV(6)からのオンラインサービス要求または応答デ
ータは、CCP(2)→LRS(1)→ルータ(1)→
通信回線網(B)→ルータ(b)→CRS−Bにおいて
直接処理される。
【0113】以上説明したように、この実施形態のシス
テムにおいては、特番や番組IDを利用して応答データ
の経路切り替えが容易に行う事が可能になり、応答サー
バの設置位置、双方向番組の種類などによらず、TVか
らの応答データを適切に処理する事が可能となる。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、既存の文字多重放送システムを効率良く機能拡張す
ることにより、双方向性を持つテレビ放送を実現するこ
とができる。特に、全国一律に使用可能な特別に割り当
てられた特別電話番号が各双方向文字放送受信装置とア
クセスポイント間の回線接続に使用することにより、各
家庭の双方向文字放送受信装置はCCPの物理的な所在
位置を意識すること無く、応答データを計算機サーバに
送る事ができる。さらに、特番や番組IDを利用するこ
とによって応答データの経路切り替えが容易になり、応
答サーバの設置位置、双方向番組の種類などによらず、
TVからの応答データを適切に処理する事が可能とな
る。よって、既存の文字多重放送システムと電話などの
通信回線網とを融合させてTV視聴者からの応答を効率
良く収集できる双方向文字放送用サーバネットワークシ
ステムが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る双方向文字放送用
サーバネットワークシステムを使用した双方向TVシス
テムの基本構成を示す図。
【図2】同実施形態に係るサーバネットワークシステム
の構成を示すブロック図。
【図3】図2のサーバネットワークシステムの運用形態
の一例を示す図。
【図4】図2のサーバネットワークシステムの他の運用
形態を示す図。
【図5】同実施形態に係るサーバネットワークシステム
における特番利用と応答データルーティング方法の第1
の例を説明するための図。
【図6】図5の特番利用形態の一例を示す図。
【図7】同実施形態に係るサーバネットワークシステム
における特番利用と応答データルーティング方法の第2
の例を説明するための図。
【図8】同実施形態に係るサーバネットワークシステム
における特番利用と応答データルーティング方法の第3
の例を説明するための図。
【符号の説明】
11…TV受像機、12…放送局、13…通信回線網、
14…サーバネットワークシステム、15…応答サー
バ、16…CCP、18…センタサーバ、113…スク
リレプトデコーダ回路、151〜153…応答サーバシ
ステム、161…センタサーバシステム。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送信号の文字放送チャネ
    ルに重畳して送信される双方向文字放送番組を受信し、
    前記双方向文字放送番組に含まれる電話番号で指定され
    る相手先に発呼する機能を有する双方向文字放送受信装
    置が接続される通信回線網に接続され、前記通信回線網
    を介して前記双方向文字放送受信装置と通信するための
    アクセスポイントを構成するCCPと、 このCCPに接続され、前記双方向文字放送受信装置か
    ら送信される前記双方向文字放送番組に対する応答デー
    タを受信および処理し、その処理結果を放送局または各
    種サービスセンタに送信可能なサーバ計算機とを含む双
    方向文字放送用サーバネットワークシステムであって、 前記通信回線網を介した前記双方向文字放送受信装置と
    前記CCP間の回線接続は、前記CCPが配置された地
    域によらずにどの地域の双方向文字放送受信装置からで
    も共通に利用可能な特別の1以上の電話番号を使用する
    ことによってなされることを特徴とする双方向文字放送
    用サーバネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記通信回線網を介した前記双方向文字
    放送受信装置と前記CCP間の回線接続には、互いに通
    話料金体系の異なる複数の特別電話番号が割り当てられ
    ており、 前記双方向文字放送番組に含まれる電話番号に応じて通
    話料金体系が決定されることを特徴とする双方向文字放
    送用サーバネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記双方向文字放送にはその番組を識別
    するための番組IDが含まれており、 前記応答データに含まれる番組IDに従って前記応答デ
    ータの経路選択が行われることを特徴とする請求項1記
    載の双方向文字放送用サーバネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 テレビジョン放送信号の文字放送チャネ
    ルに重畳して送信される双方向文字放送番組を受信し、
    前記双方向文字放送番組に含まれる電話番号で指定され
    る相手先に発呼する機能を有する双方向文字放送受信装
    置が接続される通信回線網に接続され、前記通信回線網
    を介して前記双方向文字放送受信装置と通信するための
    アクセスポイントを構成するCCPと、 このCCPに接続され、前記双方向文字放送受信装置か
    ら送信される前記双方向文字放送番組に対する応答デー
    タを受信および処理し、その処理結果を放送局または各
    種サービスセンタに送信可能なサーバ計算機とを各々が
    含む複数の応答サーバを備えた双方向文字放送用サーバ
    ネットワークシステムであって、 前記CCP群によって構成されるアクセスポイントは複
    数のグループに分類されており、各グループに対して、
    前記通信回線網を介した前記双方向文字放送受信装置と
    前記CCP間の回線接続のためにどの地域の双方向文字
    放送受信装置からでも共通に利用可能な特別の1以上の
    特別電話番号が割り当てられており、 各グループに予め割り当てられた経路情報に従って、グ
    ループ化されたアクセスポイント毎に前記応答データの
    経路選択が行われることを特徴とする双方向文字放送用
    サーバネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 前記アクセスポイントのグループ分け
    は、放送地域が限定されたローカルな双方向文字放送番
    組が放送される放送地域別に行われ、それら放送地域毎
    にそれぞれ異なる特別電話番号が使用されることを特徴
    とする請求項4記載の双方向文字放送用サーバネットワ
    ークシステム。
  6. 【請求項6】 前記アクセスポイントのグループ分け
    は、双方向文字放送番組を放送する放送局別に行われ、
    放送局毎にそれぞれ異なる特別電話番号が使用されるこ
    とを特徴とする請求項4記載の双方向文字放送用サーバ
    ネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 前記アクセスポイントのグループ分け
    は、前記双方向文字放送受信装置の製造メーカ別に行わ
    れ、それら製造メーカ毎に異なるオンラインサービスを
    対応する双方向文字放送受信装置に提供するために、前
    記双方向文字放送番組に含められる特別電話番号、また
    は前記双方向文字放送受信装置内に予め登録される特別
    電話番号の値が製造メーカ毎にそれぞれ異なることを特
    徴とする請求項4記載の双方向文字放送用サーバネット
    ワークシステム。
  8. 【請求項8】 テレビジョン放送信号の文字放送チャネ
    ルに重畳して送信される双方向文字放送番組を受信し、
    前記双方向文字放送番組に含まれる電話番号で指定され
    る相手先に発呼する機能を有する双方向文字放送受信装
    置が接続される通信回線網に接続され、前記通信回線網
    を介して前記双方向文字放送受信装置と通信するための
    アクセスポイントを構成するCCPと、 このCCPに接続され、前記双方向文字放送受信装置か
    ら送信される前記双方向文字放送番組に対する応答デー
    タを受信および処理し、その処理結果を放送局または各
    種サービスセンタに送信可能なサーバ計算機とを各々が
    含む複数の応答サーバを備えた双方向文字放送用サーバ
    ネットワークシステムであって、 前記通信回線網を介した前記双方向文字放送受信装置と
    前記各CCP間の回線接続には、前記CCPが配置され
    た地域によらずにどの地域の双方向文字放送受信装置か
    らでも共通に利用可能な複数の特別電話番号が選択的に
    使用され、前記各CCPには前記特別電話番号毎または
    前記双方向番組毎に予め経路情報が設定され、その経路
    情報と、前記双方向文字放送受信装置からの応答データ
    に含まれている番組IDまたは特別電話番号に従って、
    前記応答データの経路選択が行われることを特徴とする
    双方向文字放送用サーバネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 放送地域が限定されたローカルな双方向
    文字放送番組毎にその双方向文字放送には互いに異なる
    特別電話番号または番組IDが含まれており、 前記応答データの経路選択は、前記ローカルな双方向文
    字放送番組毎に個々に使用される特別電話番号または番
    組IDに従って行われることを特徴とする請求項8記載
    の双方向文字放送用サーバネットワークシステム。
  10. 【請求項10】 双方向文字放送番組を放送する放送局
    毎にその双方向文字放送には互いに異なる特別電話番号
    または番組IDが含まれており、 前記応答データの経路選択は、前記放送局毎に個々に使
    用される特別電話番号または番組IDに従って行われる
    ことを特徴とする請求項8記載の双方向文字放送用サー
    バネットワークシステム。
  11. 【請求項11】 双方向文字放送番組毎にその双方向文
    字放送には互いに異なる特別電話番号または番組IDが
    含まれており、 前記応答データの経路選択は、前記双方向文字放送番組
    毎に個々に使用される特別電話番号または番組IDに従
    って行われることを特徴とする請求項8記載の双方向文
    字放送用サーバネットワークシステム。
  12. 【請求項12】 前記双方向文字放送番組に含められる
    特別電話番号または前記双方向文字放送受信装置内に予
    め登録される特別電話番号の値は製造メーカ毎に異なっ
    ており、 前記双方向文字放送受信装置の製造メーカ毎に異なるオ
    ンラインサービスを対応する双方向文字放送受信装置に
    提供するために、前記応答データの経路選択は、前記製
    造メーカ毎に異なる特別電話番号、または双方向文字放
    送番組毎に個々に使用される番組IDに従って行われる
    ことを特徴とする請求項8記載の双方向文字放送用サー
    バネットワークシステム。
  13. 【請求項13】 テレビジョン放送信号の文字放送チャ
    ネルに重畳して送信される双方向文字放送番組を受信
    し、前記双方向文字放送番組に含まれる電話番号で指定
    される相手先に発呼する機能を有する双方向文字放送受
    信装置が接続される通信回線網にそれぞれ接続された複
    数の応答サーバを有し、各応答サーバによって、前記通
    信回線網を介して前記双方向文字放送受信装置から送信
    される前記双方向文字放送番組に対する応答データが受
    信および処理さり、その処理結果が放送局または各種サ
    ービスセンタに送信される双方向文字放送用サーバネッ
    トワークシステムにおける応答データの経路選択方法で
    あって、 前記通信回線網を介した前記双方向文字放送受信装置と
    前記各応答サーバ間を、前記応答サーバが配置された地
    域によらずにどの地域の双方向文字放送受信装置からで
    も共通に利用可能な複数の特別電話番号が選択的に使用
    して回線接続し、 前記各応答サーバに前記特別電話番号毎または前記双方
    向番組毎に予め設定された経路情報情報と、前記双方向
    文字放送受信装置からの応答データに含まれている番組
    IDまたは特別電話番号に従って、前記応答データの経
    路選択を行うことを特徴とする応答データ経路選択方
    法。
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