JPH0944450A - 分散デュープレックス式障害対策装置 - Google Patents

分散デュープレックス式障害対策装置

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JPH0944450A
JPH0944450A JP7191729A JP19172995A JPH0944450A JP H0944450 A JPH0944450 A JP H0944450A JP 7191729 A JP7191729 A JP 7191729A JP 19172995 A JP19172995 A JP 19172995A JP H0944450 A JPH0944450 A JP H0944450A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 24時間サービス可能なオンライントラン
ザクション処理を行う分散処理情報システムにおいて、
クライアント機能手段内に小規模に分解した待機系デー
タベース実現手段を配置することにより、分散デュープ
レックス式障害対策を廉価に実現する。 【構成】 待機系クライアント機能手段3は、時刻同
期処理手段10、24により、サーバ機能手段1との同
期をとる。また、端末管理処理手段25と稼働管理処理
手段11と累積稼働状況データ管理手段31とにより信
頼性情報の管理を行う。障害が発生すると対障害回避機
能手段28と分散ログ管理手段7、23により待避処理
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般企業体、並び
に公共団体で使用され、24時間サービス可能を前提に
オンライントランザクション処理を行う処理情報システ
ムの分散デュープレックス式障害対策装置に関し、特に
サーバ機能手段内のデータ内容は水平分散が可能である
分散デュープレックス式障害対策装置とそのデータベー
ス復旧方法とデータ転送方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分散処理情報システムの障害対策
方法は、主に2通り存在する。1つは主流方法であり、
具体的には障害発生頻度の高いシステム要素を多重化さ
せる方法である。他方は、分散した装置内にセンタデー
タのレプリカを配布する方法であり、データ記憶装置の
多重化によるレプリカ配布とは異なり、明示的に通信手
段を用いてレプリカ配布をする方法である。
【0003】例えば、「日経エレクトロニクスNO.6
09 101〜110ページ 1966年6月6日 中
村正弘」記載の技術がある。
【0004】この技術を説明した図9は主流方法の障害
発生頻度の高いシステム要素を多重化させる方法を実現
した装置の概要図である。多重化により障害対策を行う
方法は、2通り存在する。
【0005】1つは通常処理系の処理内容を、待機系も
同時に行うデュアル式であり、他方は、待機系は通常処
理系とは別な処理内容を行い、障害が発生した場合に限
り、待機系が通常処理系の処理内容を代行で行うデュー
プレックス式である。
【0006】図9では、本発明と概念的に同じであるデ
ュープレックス式を実現した装置を説明している。この
方法は、上記の文献に記載されている方法を応用したも
のである。
【0007】サーバ機能手段151は、業務処理手段1
55、データベース実現手段156、レプリカ作成機能
手段157を含んで構成される。また、前記サーバ機能
手段151を多重化するために、別サーバ機能手段15
1Aも存在しており、前記別サーバ機能手段151Aに
は、前記業務処理手段155と同一の業務処理処理手段
155A、前記データベース実現手段156と同一のデ
ータベース実現手段156A、前記レプリカ作成機能手
段157と同一のレプリカ作成機能手段157A、なら
びに別業務処理手段158を含んで構成される。
【0008】ユーザが、システムへ業務要求するため、
クライアント機能手段153から入力要求プリミティブ
159を発行すると、前記クライアント機能手段153
内に存在する業務処理手段154が起動する。前記業務
処理手段154は、通信手段152を介して前記サーバ
機能手段151内の前記業務処理手段155に処理委託
要求プリミティブ160を発行する。前記業務処理手段
155が前記処理委託要求プリミティブ160を受理す
ると、前記データベース実現手段156にトランザクシ
ョン要求プリミティブ161を発行し、業務処理を行
う。
【0009】前記サーバ機能手段151、151Aには
前記レプリカ作成機能手段157、157Aが存在して
おり、定期的に前記データベース実現手段156、15
6Aのデータ内容を一致させる様にしている。
【0010】ユーザが、再度システムへ業務要求するた
め、前記クライアント機能手段153から前記入力要求
プリミティブ159を発行すると、前記クライアント機
能手段153内に存在する前記業務処理手段154が再
起動する。前記業務処理手段154は、前記通信手段1
52を介して前記サーバ機能手段151内の前記業務処
理手段155に前記処理委託要求プリミティブ160を
発行するが、前記サーバ機能手段151に障害が発生
し、エラーであった場合は、前記業務処理手段154
は、前記通信手段152を介して前記別サーバ機能手段
151A内の前記業務処理手段155Aに前記処理委託
要求プリミティブ160を再発行し、処理を続ける。処
理の結果、前記データベース実現手段156、ならびに
前記別データベース実現手段156A間に発生するデー
タ不一致は、後に前記レプリカ作成機能手段157、1
57Aにて解消されることになる。
【0011】図10は、分散した装置内にセンタデータ
のレプリカを配布する方法を採用した装置の概要図であ
る。この方法は、「特開平04−274532号公報」
に記載されている。
【0012】前記公報にて分散システムと定義されてい
るものを、クライアント機能手段173と再定義する。
前記公報で分散システムデータベースと定義されている
ものを、待機系データベース実現手段174と再定義す
る。前記公報で伝送ラインと定義されているものを、通
信手段172と再定義する。前記公報で保守用システム
と定義されているものを、サーバ機能手段171と再定
義する。前記公報で保守用システムデータベース実現手
段と定義されているものを、サーバ機能手段内データベ
ース実現手段175と再定義する。
【0013】図10に記した装置で業務をする場合は、
クライアント機能手段173を介して、業務処理手段1
78に入力要求プリミティブ176を発行する。すると
前記業務処理手段178は、前記待機系データベース実
現手段174に問い合わせる要求プリミティブ177を
発行し、結果応答179を得る手順が一般的なものであ
る。
【0014】前記待機系データベース実現手段174
と、前記サーバ機能手段内データベース実現手段175
の内容は一致している必要があるが、前記サーバ機能手
段内データベース実現手段175から、前記通信手段1
72を介して、前記待機系データベース実現手段174
にデータベース実現手段175の内容を送付する方法に
ついては、明確な規定はない。そこで一般的な方法であ
る以下の方法に従った実施手順を採用しているものと見
なす。
【0015】サーバ機能手段171内には、転送処理手
段180が存在しており、前記サーバ機能手段内データ
ベース実現手段175から、前記通信手段172を介し
て、前記待機系データベース実現手段174にデータベ
ース実現手段175の内容186を送付することが実施
される。
【0016】ここで前記サーバ機能手段171が故障し
た場合、前記通信手段172を用いて、前記クライアン
ト機能手段173内の前記待機系データベース実現手段
174から、前記待機系データベース実現手段レプリカ
174Aを前記サーバ機能手段171内に作成すること
がなされる。
【0017】前記サーバ機能手段171が復旧すると、
定期データベース実現手段保存データ読み込み手段18
1にて、記録されたデータベース実現手段データ182
を読み込み、データベース実現手段作成手段183に
て、前記サーバ機能手段内データベース実現手段175
Aを保存直前の状態で作成する。
【0018】サーバ機能手段171内のデータベース実
現手段比較手段184が、前記待機系データベース実現
手段レプリカ174A、および前記保存直前状態のサー
バ機能手段内データベース実現手段175Aの内容を比
較し、保存直後から発生しているデータベース実現手段
更新185を、取り出し、修正の通知を行う。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】図9に記した従来のデ
ュープレックス式を採用した障害対策装置では、以下2
点の問題点が存在する。
【0020】第1の問題点は、システム構成が高価にな
るということである。その理由は、サーバ機能手段15
1を多重化する必要があるため、別サーバ機能手段15
1Aを2台以上、導入する必要があり、前記サーバ機能
手段151、151Aは、クライアント機能手段153
よりも一般的に高価であることから、デュープレックス
式を採用する場合、システム構成が高価になるからであ
る。
【0021】第2の問題点は、運用上、不経済となると
いうことである。その理由は、従来のデュープレックス
式では、多重化機能について具体的な指標が存在してお
らず、前記サーバ機能手段151と別サーバ機能手段1
51Aの新規導入直後から、常にレプリカ作成機能15
7、157A、ならびに通信手段152を使って、デー
タベース実現手段156のデータ内容を156Aに転送
する必要がある。この方法では、システム全体の信頼性
が高い場合でも、システム全体の信頼性が低い場合でも
同様の運用が必要であり、システムメンテナンスが入っ
た初期段階で、運用上、不経済となるからである。
【0022】また、図10に記した方法を採用する装置
では、以下の3点の問題点が存在する。
【0023】第3の問題点は、データ整合性保証が出来
ないことも有り得るということである。その理由は、図
10の装置では、サーバ装置手段171を保守用待機系
装置に見立てており、サーバ機能手段171に障害が発
生した場合の復旧手段は規定されている。しかし、業務
の主体となるクライアント機能手段173に対しては、
明確な方法規定が無く、前記クライアント機能手段17
3内部の待機系データベース実現手段174のデータ整
合性を保証する手段はないからである。
【0024】第4の問題点は、一般企業体、ならびに公
共団体で使用される24時間サービス可能を前提とした
オンライントランザクション処理を行う分散処理情報シ
ステムでは、図10の方法を採用すると高価なシステム
構成になる。その理由は、図10の方法で業務上の主系
となるものは前記クライアント機能手段173であるた
め、前記待機系データベース実現手段174には、大規
模なものが要求されることになるからである。クライア
ント機能手段毎に大規模構成となるので、システム全体
で高価な構成を取ることになるからである。
【0025】第5の問題点は、運用上、不経済となると
いうことである。その理由は図10の方法では、サーバ
機能手段171にバックアップを取るタイミング、及び
台数については明確な指標が存在しておらず、待機系デ
ータベース実現手段174のレプリカ174Aの作成で
は、システム全体の信頼性が高い場合でも、システム全
体の信頼性が低い場合でも同様の運用が必要であり、シ
ステムメンテナンスが入った初期段階で、運用上、不経
済となるからである。
【0026】本発明の目的は、2つある。
【0027】第1の目的は、24時間サービス可能を前
提に、オンライントランザクション処理を行う分散処理
情報システムにおいて、サーバ機能手段を2重に設けず
に、全体の信頼性を落とすことなく廉価なシステム構成
を提供することである。
【0028】第2の目的は、優先度の低い目的である。
それは、本発明により構成全体の信頼性を計測しながら
運用を進めることで、運用上の不経済を解消する手段を
提供することである。
【0029】この目的を達成するためには、後述する
(5)式、前記(6)式で導かれる値が小さくなる様
に、前記待機系クライアント機能手段の信頼性が、比較
的高いことが必要であり、この条件を満足しない場合
は、これは目的の限りではない。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明の分散デュープレ
ックス式障害対策装置は、(a)データベース実現手段
と、(b)前記データベース実現手段を保持して管理す
るサーバ機能手段と、(c)前記データベース実現手段
が含むデータ内容と同一のデータ内容を保存し前記デー
タベース実現手段とは異なったものとして扱わる待機系
データベース実現手段と、(d)前記サーバ機能手段内
の前記データベース実現手段へアクセスする際に端末と
して使用されかつ前記待機系データベース実現手段を保
持管理する待機系クライアント機能手段と、(e)前記
サーバ機能手段と前記待機系クライアント手段との間の
アクセス経路を提供する通信手段と、(f)前記サーバ
機能手段に配置され前記データベース実現手段のデータ
内容を前記待機系データベース実現手段に前記通信手段
を介して定期的に自動転送する対障害回避機能処理手段
と、(g)前記データベース実現手段への更新要求と前
記待機系データベース実現手段への更新要求との間の整
合性を確保し前記待機系クライアント機能手段内ならび
に前記サーバ機能手段内のそれぞれに配置される更新ロ
グ手段と、(h)前記待機系クライアント機能手段内部
で管理するシステム時刻と前記サーバ機能手段内部で管
理するシステム時刻との同期を取るために前記待機系ク
ライアント機能手段内ならびに前記サーバ機能手段内の
それぞれに配置される時刻同期機能手段と、(i)前記
待機系クライアント機能手段内に配置され前記待機系ク
ライアント機能手段の稼働状況情報を把握し前記通信手
段を介して前記サーバ機能手段に報告する稼動管理処理
手段と、(j)前記サーバ機能手段内に配置され前記稼
働管理処理手段から前記通信手段を介して前記稼働状況
情報を受信した後前記待機系クライアント機能手段全て
の累積稼働時間を算出する端末管理処理手段と、(k)
前記サーバ機能手段内に配置され前記累積稼働時間情報
と前記待機系クライアント機能手段および前記サーバ機
能手段の信頼性情報とを一元管理する累積稼働状況デー
タ管理手段と、(l)前記更新ログ手段が管理するログ
情報を分散して管理し前記データベース実現手段ならび
に前記待機系データベース実現手段のそれぞれに配置さ
れる分散ログ管理手段と、を備えて構成される。
【0031】本発明のデータベース復旧方法は、前記分
散デュープレックス式障害対策装置において、(a)前
記サーバ機能手段のログ内容を待機系クライアント機能
手段にコピーする「ログ待避転送」ステップと、(b)
前記サーバ機能手段内のシステム時刻と前記待機系クラ
イアント機能手段内のシステム時刻との同期を取る「シ
ステム時間同期」ステップと、(c)前記サーバ機能手
段の障害時直前までのログ情報データを前記他待機系ク
ライアント機能手段もしくは前記サーバ機能手段から入
手する「自動ログ入手」ステップおよび「手動ログ入
手」ステップと、(d)前記「自動ログ入手」ステップ
もしくは前記「手動ログ入手」ステップで入手した前記
ログ情報データを前記待機系データベース実現手段のデ
ータに上書きする「障害対処モード前処理1」ステップ
と、(e)前記サーバ機能手段で障害が発生している場
合に前記待機系クライアント機能手段にて業務を処理す
る「障害対処モード前処理2」ステップと、(f)前記
サーバ機能手段の障害復旧時に前記サーバ機能手段のデ
ータ内容を健全化する「サーバ復旧処理1」ステップ
と、(g)前記待機系クライアント機能手段にコピーし
ている前記ログ情報データの収集依頼を作成する「臨時
更新ログ回収要求1」ステップと、(h)前記「臨時更
新ログ回収要求1」の収集依頼を受けて一斉同報を行う
「臨時更新ログ回収要求2」ステップと、(i)前記収
集依頼に対して収集依頼応答を作成する「臨時更新ログ
回収応答1」ステップと、(j)前記収集依頼応答の転
送をする「臨時更新ログ回収応答2」ステップと、
(k)前記サーバ機能手段の復旧中に前記待機系クライ
アント機能手段内の前記データベース実現手段へのアク
セを制限する「臨時更新制限」ステップと、(l)前記
収集依頼応答に含まれる臨時更新ログ情報データが不要
となった場合に前記待機系クライアント機能手段内で施
行される「臨時更新ログ消去」ステップと、(m)前記
臨時更新ログ情報データが不要となったときにサーバ機
能手段内で前記臨時更新ログ情報データを時間順に並び
替えるために施行される「臨時更新ログ編集」ステップ
と、(n)前記「臨時更新ログ編集」ステップで実行さ
れる編集においてユーザの判断を仰ぐためにメッセージ
を表示する「システム管理者判断1」ステップと、
(o)前記「システム管理者判断1」ステップの終了後
にシステム管理者が判断データを入力する「システム管
理者判断2」ステップと、(p)前記「システム管理者
判断2」ステップが終了したときに完了メッセージを前
記サーバ機能手段内で発行する「障害対処モード終了処
理1」ステップと、(q)前記「障害対処モード終了処
理1」ステップの前記完了メッセージを前記待機系クラ
イアント機能手段に一斉同報する「障害対処モード終了
処理2」ステップと、(r)前記待機系クライアント機
能手段と前記サーバ機能手段内の前記データベース実現
手段との接続を再開させる「障害対処モード終了処理
3」ステップと、を備えている。
【0032】本発明のデータ転送方法は、前記分散デュ
ープレックス式障害対策装置において、(a)施行する
転送回数を決定する「前処理」ステップと、(b)前記
データベース実現手段から前記データ内容を分散できる
ように取り出す「転送データ生成」ステップと、(c)
前記データベース実現手段を含む前記サーバ機能手段か
ら前記待機系データベース実現手段を含む前記クライア
ント機能手段へ分散を行った前記データ内容を引き渡す
「転送データ転送」ステップと、(d)前記データ内容
を保持する「転送データ保持」ステップと、(e)前記
「データ転送」ステップにおいてエラーが発生すると施
行される「転送データリカバリ」ステップと、(f)前
記データ内容から前記待機系データベース実現手段の内
容を作成する「待機系構築」ステップと、(g)前記
「待機系構築」ステップでエラーが発生したときに施行
される「待機系構築リカバリ」ステップと、(h)前記
待機系データベース実現手段を含む前記クライアント機
能手段から前記データベース実現手段を含む前記サーバ
機能手段へ前記データ内容と同じデータ内容を引き戻す
「応答データ作成」ステップと、(i)前記「応答デー
タ作成」ステップにおいてエラーが発生した時に施行さ
れ障害対処モードに切り替える「応答データリカバリ」
ステップと、(j)前記「応答データ作成」ステップに
おいてエラーが発生しなかった時に施行され前記「応答
データ作成」ステップで作成された前記データ内容を削
除する「応答データリカバリ」ステップと、(k)往復
した前記データ内容を確認する「コミット検査」ステッ
プと、(l)前記「コミット検査」ステップにおいて異
常が検出されなかった時に施行され正常処理要求が記載
されている確認ファイルを前記待機系クライアント機能
手段に転送する「コミット認可転送」ステップと、
(m)前記「コミット検査」ステップにおいて異常が検
出された時に施行されデータベース実現手段削除要求が
記載されている確認ファイルを前記待機系クライアント
機能手段に転送する「コミット不可転送」ステップと、
(n)前記「コミット認可転送」ステップの終了後に施
行され前記確認ファイルを受けてその内容に応じて対応
する「コミット対処」ステップと、(o)前記「転送デ
ータリカバリ」ステップと前記「待機系構築リカバリ」
ステップと前記「応答データリカバリ」ステップとの後
に施行され前記「転送データ作成」ステップからやり直
すために環境を整理する「後処理」ステップと、を備え
ている。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、本発明について数式を参照
して説明する。
【0034】本発の適用される分散処理情報システム
は、以下の条件を満たす必要がある。
【0035】第1の条件は、クライアント機能手段に関
して、以下の(1)式、(2)式、(3)式が満たされ
ることである。
【0036】
【0037】第2の条件は、クライアント機能手段から
起動されるトランザクション処理サービスのエラップス
時間に関して、以下の(4)式、(5)式、(6)式が
満たされることである。
【0038】
【0039】次に、本発明について図面を参照して詳細
に説明する。
【0040】本発明において、待機系データベース実現
手段が配置されるクライアント機能手段は、サーバ機能
手段と同等の信頼性を持つ必要がないため、高価な前記
サーバ機能手段を多重化して導入する必要はない。廉価
な前記クライアント機能手段内に、小規模に分解した前
記待機系データベース実現手段を配置することで、同等
の機能を提供できるゆえ、前記の第1の目的を容易に実
現できる。
【0041】図1は、本発明の第1の実施の形態の分散
デュープレックス式障害対策装置のブロック図である。
【0042】また図2、図3、図4および図5は、通常
処理モード下における本発明の転送方法を示すブロック
図であり、図7は本発明の第2の実施の形態であるデー
タ転送方法のフローチャートである。
【0043】図6は、障害が発生した場合の障害対処モ
ードにおける処理手順のブロック図である。
【0044】図8は本発明の第3の実施の形態であるデ
ータベース復旧方法のフローチャート図である。
【0045】図1の分散処理システムは、クライアント
機能手段3、およびサーバ機能手段1および通信手段2
にて構成される。
【0046】本装置では、クライアント機能手段には、
待機系クライアント機能手段3、および一般クライアン
ト機能手段4の2種類が存在する。
【0047】前記待機系クライアント機能手段3の内部
には、システム端末機能としてのシステム入力・結果表
示機能手段5以外に、待機系データベース実現手段6、
分散ログ管理手段7、および各種復旧機能処理手段が存
在している。後述の一般クライアント機能手段4には、
前記システム端末機能手段としてのシステム入力・結果
表示機能5と業務処理手段9のみが存在している。
【0048】待機系クライアント機能手段3、一般クラ
イアント機能手段4から、前記システム入力・結果表示
機能手段5を使って入力要求プリミティブ44を発行す
ると、前記クライアント機能手段内4の前記業務処理手
段9が起動し、必要に応じて、前記通信手段2を介し
て、前記のサーバ機能手段1内の業務処理手段19に処
理委託要求プリミティブ45を発行する。
【0049】前記サーバ機能手段内業務処理手段19
は、サーバ機能手段1内に存在するデータベース実現手
段20に、該当のデータを問い合わせるか、更新するた
めのトランザクション要求プリミティブ47を掛け、そ
の後、トランザクション結果プリミティブ48を受け取
る。その後、サーバ機能手段内業務処理手段19は、前
記通信手段2を介して、前記クライアント機能手段内業
務処理手段9に結果回答プリミティブ46を送付する。
【0050】サーバ機能手段内業務処理手段19が、前
記データベース実現手段20にアクセスする際、前記デ
ータベース実現手段20の状態が変更を受ける様なトラ
ンザクション要求プリミティブ47を処理している場
合、前記業務処理手段19は、サーバ機能手段1内に存
在し、前記データベース実現手段20を管理するアドミ
ニストレータ処理手段21とは別に、アクセス内容を記
録するため、更新ログ手段22に更新内容プリミティブ
49を通知する。
【0051】前記更新ログ手段22がアクセス内容を記
録する際に、エラーが発生した場合は、前記更新ログ手
段22は、前記業務処理手段19にエラーの旨の結果回
答プリミティブ50を通知する。その結果、前記業務処
理手段19は、前記トランザクション要求プリミティブ
47をロールバックして、前記クライアント機能手段内
業務処理手段9にエラーを示す結果回答プリミティブ4
6を送付する。また無事、前記更新ログ手段22が、ア
クセス内容を記録出来た場合は、前記更新ログ手段22
は、前記業務処理手段19に正常の結果回答プリミティ
ブ50を通知するので、それを受けて前記業務処理手段
19は、前記クライアント機能手段内業務処理手段9に
正常の結果回答プリミティブ46を送付する。
【0052】前記更新ログ手段22はアクセス内容を記
録すると、分散ログ管理手段23に、待機系クライアン
ト機能手段3内にログ内容を分散保存する様に、分散保
存要求プリミティブ51を発行する。
【0053】前記分散ログ管理手段23は、前記更新ロ
グ手段22が管理して、前記分散ログ管理手段23に引
き渡された追加ログ情報データ52を待機系クライアン
ト機能手段3の内、予め選択されたもの数台に、転送す
る。その後、前記分散ログ管理手段23は、待機系クラ
イアント機能手段3内の分散ログ管理手段7に改版依頼
プリミティブ53を発行する。前記待機系クライアント
内分散ログ管理手段7は改版依頼プリミティブ53を受
理すると、待機系クライアント機能手段3内の更新ログ
手段8に保存ログの改版依頼プリミティブ53を発行す
る。
【0054】サーバ機能手段1内の分散ログ管理手段2
3が、前記追加ログ情報データ52を転送する待機系ク
ライアント機能手段3の台数は、以下の(7)式を満足
する最小の台数nである。ログに記録されるデータ量は
大きく無いので、通信に関する影響は考慮する必要はな
い。
【0055】
【0056】サーバ機能手段1には、時刻同期処理手段
24が常駐しており、待機系クライアント機能手段3へ
定期的にサーバ機能手段1のシステム時刻に5.0秒を
加えた値を同期メッセージ54として転送している。待
機系クライアント機能手段3にも時刻同期処理手段10
が常駐しており、前記サーバ機能手段1から、前記同期
メッセージ54を受けると、内部のシステム時計機能手
段18の時刻を、同期メッセージ54内に記載された時
刻に合わせる様に前記システム時計機能手段18に同期
要求プリミティブ55を送り、その後下記(8)式で記
される時間のスリープ状態に入る。それによりサーバ機
能手段1内のシステム時刻と同期が取れる。
【0057】
【0058】待機系クライアント機能手段3には、電源
スイッチがオン・オフされた場合に、下記の定義(9)
式の稼働報告メッセージ56をサーバ機能手段1に送付
する稼働管理処理手段11が実装されている。
【0059】
【0060】サーバ機能手段1内には待機系クライアン
ト機能手段3全ての累積稼動状況情報を管理する端末管
理処理手段25が常駐している。サーバ機能手段1の前
記端末管理処理手段25が、前記稼働報告メッセージ5
6を受理すると、待機系クライアント機能手段3毎の累
積稼動時間を即時に計算し、累積稼動状況データファイ
ル31に結果データ57を更新する。
【0061】サーバ機能手段1内には、サーバ機能手段
1本体に障害が発生しても、手段全体で取り扱う業務が
停滞することの無い様に、待機系クライアント機能手段
3内に存在する待機系データベース実現手段6に、前記
サーバ機能手段1内のデータベース実現手段20の内容
を、前記累積稼動状況データファイル31からを参照し
て、配信、反映する対障害回避機能処理手段28が常駐
しており、定期的に動作する。
【0062】前記対障害回避機能処理手段28は、動作
を開始すると、前記累積稼動状況データファイル31か
らサーバ機能手段累積稼動時間データ58、サーバ機能
手段MTBFデータ59、待機系クライアント機能手段
累積稼働時間データ60、待機系クライアント機能手段
MTBFデータ61を参照して、配信、反映する待機系
クライアント機能手段3と、その台数nを以下の(1
0)式、(11)式を元に決定する。
【0063】
【0064】なお、システム全体の信頼性は以下の(1
2)式、(13)式を満足するように設定される。
【0065】
【0066】配信、反映する待機系クライアント機能手
段3が決まると、前記対障害回避機能処理手段28は、
前記サーバ機能手段内データベース実現手段20にエク
スポート要求プリミティブ62を発行して、データベー
ス実現手段内容データ63を取り出し、シーケンス形式
の転送ファイル32に書き出す。
【0067】その後、下記に記した本発明の「データ転
送方法」のステップで前記転送ファイル32を複数の待
機系クライアント機能手段3に転送する。なお、図7に
はステップの実施フローチャート説明図を記す。
【0068】次に、図7を用いて本発明の「データ転送
方法」の実施の形態の動作について説明する。
【0069】ステップS1は前処理であり、前記待機系
データベース実現手段6の作成数を求める。それによ
り、ステップS2からステップS14までの処理が、前
記作成数分になるだけ、連続的に処理される。このステ
ップS1を「前処理」と命名する。
【0070】ステップS1Aにおいては以下の処理がな
される。前記サーバ機能手段1では前記待機系データベ
ース実現手段6の作成済数を管理しており、後記するス
テップS14を実施する度に、前記作成済数が加算更新
される。なお、ステップS1終了時点では、作成済み数
は“0”に設定される。本ステップでは、前記作成済数
とステップS1で求めた待機系データベース実現手段6
の作成数とを比較し、一致しない場合は後記するステッ
プS2以降を実施する。また、一致した場合は処理を終
了する。
【0071】ステップS2の説明図を図2に記す。ステ
ップS2において、サーバ機能手段内対障害回避機能処
理手段28は、前記データベース実現手段20にエクス
ポート要求プリミティブ62を発行して、水平分散でき
る表33から該当するデータを選択すると供に、マスタ
系表34のデータと併せて、データベース実現手段内容
データ63として取り出し、ファイル作成セマフォ35
にオンメッセージ64を発行後、シーケンス形式の前記
転送ファイル32を作成する。無事、前記転送ファイル
32が作成出来たのであれば、前記ファイル作成セマフ
ォ35をオフにするためオフにするため、オフメッセー
ジ65を発行する。サーバ機能手段1内には、前記転送
ファイル32を待機系クライアント機能手段3に転送す
るファイル転送常駐処理手段26が存在している。前記
転送ファイル32が生成され、かつ、前記ファイル作成
セマフォ35がオフの状態であると、前記転送ファイル
32は、前記ファイル転送常駐処理手段26により転送
される。このステップS2を「転送データ生成」と命名
する。
【0072】ステップS2Aにおいては、ステップS2
での転送が成功したかどうかが判定される。
【0073】ステップS3の説明図も図2に含まれる。
ステップS3においては、前記転送ファイル32の転送
の際、待機系クライアント機能手段3に障害が発生して
いたならば、前記通信手段2からエラー通知プリミティ
ブ66を受けるので、前記ファイル転送常駐処理手段2
6は、別の待機系クライアント機能手段3に、ファイル
転送を掛ける。再度、前記ファイル転送常駐処理手段2
6が、前記通信手段2からエラーを通知された場合は、
前記対障害回避機能処理手段28にエラー応答プリミテ
ィブ67を通知する。前記対障害回避機能処理手段28
は、前記転送ファイル32をサーバ機能手段1内のエラ
ーディレクトリ36配下に格納し、後の再送に備える。
【0074】また通信手段2に障害が発生し、前記ファ
イル転送常駐処理手段26がエラーを検知した場合は、
前記対障害回避機能処理手段28にリセット応答プリミ
ティブ68を送付する。サーバ機能手段内対障害回避機
能処理手段28は、リセット応答プリミティブ68を受
信すると、自身が起動される前の状態に戻す。このステ
ップS3を「転送データ転送」と命名する。
【0075】ステップS4の説明図も図2に含まれる。
ステップS4においては、無事に転送出来た場合は、後
に前記ファイル転送常駐処理手段26から対障害回避機
能処理手段28に正常応答プリミティブ69が戻される
ので、その後サーバ機能手段1内の転送ディレクトリ3
7に、前記転送ファイル32を格納する。(前記転送フ
ァイル32は、後述の応答ファイル39の対応が明確に
取られることを意図して、一意に決まる命名規則にて、
命名される。)このステップS4を「転送データ保持」
と命名する。
【0076】ステップS5の説明図も図2に含まれる。
ステップS5においては、待機系クライアント機能手段
3に障害があり、前記転送ファイル32を転送出来なか
った場合は、後に前記対障害回避機能処理手段28は、
改めて待機系クライアント機能手段3に再送することに
なる。ここで、ステップS15に一度スキップする。後
に再送する場合、前記エラーディレクトリ36内の転送
ファイル38を総て転送する。もし転送出来た場合は、
前記エラーディレクトリ36から該当する前記転送ファ
イル38を削除し、前記転送ディレクトリ37に移動す
る。このステップS5を「転送データリカバリ」と命名
する。
【0077】ステップS6の説明図を図3に記す。ステ
ップS6においては、待機系クライアント機能手段3内
では、転送監視処理手段12が常駐しており、前記転送
ファイル32が存在しているか、否かを監視している。
待機系クライアント機能手段3内で、ファイル転送処理
手段17が存在せず、かつ前記転送ファイル32が存在
している場合は、前記転送監視処理手段12は、待機系
データベース実現手段6を一度ドロップするため、待機
系クライアント機能手段3内に存在するアドミニストレ
ータ処理手段13にドロップコマンド70を発行する。
すると、前記アドミニストレータ処理手段13は、前記
待機系データベース6に削除コマンド71を発行し、削
除する。その後、前記転送ファイル32を元に、前記待
機系データベース実現手段6を再作成するため、前記転
送監視処理手段12は、前記アドミニストレータ処理手
段13にインポート要求プリミティブ72を発行する。
その後、前記アドミニストレータ処理手段13は、前記
待機系データベース実現手段6の作成コマンド73を発
行する。このステップS6を「待機系構築」と命名す
る。
【0078】ステップS6Aにおいては、ステップ6に
おける待機系構築が完了したかどうかが判定される。
【0079】ステップS7の説明図は図3に含まれる。
ステップS7においては、前記待機系データベース実現
手段6への作成中にエラーが発生した場合は、前記アド
ミニストレータ処理手段13は、前記転送監視処理手段
12にエラー通知プリミティブ74を発行する。前記転
送監視処理手段12は、サーバ機能手段1にエラーを通
知するため、前記転送ファイル32の名称119を得た
後、前記転送ファイル32に一対一対応し、かつエラー
内容プリミティブ75を記した前記応答ファイル39を
作成して処理を終了する。前記ファイル転送処理手段1
7は、常駐しているので、前記応答ファイル39をサー
バ機能手段1に転送し、一連の処理を終える。その後、
ステップS15にスキップする。前記転送ファイル32
はそのままにしてあるので、前記転送監視処理手段12
により、再度の更新がなされることになる。このステッ
プS7を「待機系構築リカバリ」と命名する。
【0080】ステップS8の説明図も図3に含まれる。
ステップS8においては、前記待機系データベース実現
手段6への反映が無事なされた場合は、前記転送監視処
理手段12は、前記転送ファイル32からバイナリ内容
77Aを得て、前記転送ファイル32と同じ内容を持つ
シーケンス構成の応答ファイル39Aを作成する。その
後、前記転送監視処理手段12は、前記転送ファイル3
2を削除するため、削除コマンド76を発行する。その
後、常駐している前記ファイル転送処理手段17は、前
記応答ファイル39Aのバイナリデータ77を得て、前
記通信手段2を介してサーバ機能手段1に転送する。そ
の後、前記ファイル転送処理手段17が、前記通信手段
2から確認ファイル40の応答を受けた旨の正常応答プ
リミティブ78を発行するまで、前記転送監視処理手段
12は待ちの状態となる。このステップS8を「応答デ
ータ作成」と命名する。
【0081】ステップS8Aにおいては、ステップS8
における応答転送が成功したかどうかが判定される。
【0082】ステップS9の説明図も図3に含まれる。
ステップS9においては、転送の際、前記通信手段2も
しくはサーバ機能手段1に障害があり、転送出来なかっ
た場合は、前記ファイル転送処理手段17は、前記転送
監視処理手段12にエラー応答プリミティブ79を送付
する。その後、前記転送監視処理手段12は直ちに処理
をやめ、ステップS15にスキップする。その結果、障
害対処モードに切り替わる。このステップS9を「応答
データリカバリ」と命名する。
【0083】ステップS10の説明図も図3に含まれ
る。ステップS10においては、無事サーバ機能手段1
に転送出来た場合は待機系クライアント機能手段3の前
記応答ファイル39、39Aは不要となるので、前記転
送監視処理手段12は削除コマンド81を発行する。こ
のステップS10を「応答データ後処理」と命名する。
【0084】このステップS11の説明図を図4に記
す。ステップS11においては、サーバ機能手段1内で
は前記応答ファイル39Aの存在と、前記ファイル転送
常駐処理手段26の稼働状況を監視する転送監視処理手
段29が常駐している。
【0085】前記転送監視処理手段29は転送された前
記応答ファイル39Aに対応した、前記転送ディレクト
リ37に存在する前記転送ファイル32、および前記応
答ファイル39Aの各々から、全バイナリデータ80、
80Aを取り出し、その後、バイナリ比較する。前記バ
イナリデータ80、80Aの両者が一致すれば、前記転
送ファイル32と、前記応答ファイル39Aの両者を消
去するため、転送ファイル32の削除コマンド81と応
答ファイル39Aの削除コマンド81Aとを発行する。
このステップS11を「コミット検査」と命名する。
【0086】ステップS11Aにおいては、ステップS
11においてバイナリデータの一致を判定し、ステップ
S12とステップS13とに分岐させる。
【0087】ステップS12の説明図も図4に含まれ
る。ステップS12においては、ステップS11の後、
確認ファイル40を作成し、そこに正常値応答プリミテ
ィブ82を書き出す。その後、待機系クライアント機能
手段3に、ファイル転送するため、前記確認ファイル4
0の名称データ83を前記ファイル転送常駐処理手段2
6に引き渡す。このステップS12を「コミット認可転
送」と命名する。
【0088】ステップS13の説明図も図4に含まれ
る。ステップS13においては、前記転送ファイル32
と、前記応答ファイル39Aから、それぞれ前記転送フ
ァイル側全バイナリデータ80と前記応答ファイル側全
バイナリデータとを取り出し、バイナリ比較をした結
果、両バイナリデータ間で食い違いがある場合は、前記
確認ファイル40にデータベース実現手段削除要求プリ
ミティブ84を記して、確認ファイル名称データ83
を、前記ファイル転送常駐処理手段26に引き渡す。そ
こでステップS2からステップS11までで行った一連
の処理はないものと見なし、他の待機系クライアント機
能手段3相手に、ステップS2から再度行う。このステ
ップS13を「コミット不可転送」と命名する。
【0089】ステップS14の説明図を図5に記す。ス
テップS14においては、待機系クライアント機能手段
3内の前記転送監視処理手段12は、前記確認ファイル
40の存在と、前記ファイル転送処理手段17の稼働状
況を監視して待ち状態になっている。前記ファイル転送
処理手段17が、正常値プリミティブ85を含んだ前記
確認ファイル40を入手し、前記転送監視処理手段12
が、前記確認ファイル40から正常値プリミティブ85
を読みだした場合は、一連の処理を終了し、再度、別の
転送ファイル32待ち状態となる。
【0090】前記ファイル転送処理手段17が、データ
ベース実現手段削除要求プリミティブ86の記載された
前記確認ファイル40を入手し、かつ前記転送監視処理
手段12が確認ファイル40から、前記データベース実
現手段削除要求プリミティブ86を読みだした場合は、
前記転送監視処理手段12は作成済みの前記待機系デー
タベース実現手段6を削除するため、前記アドミニスト
レータ処理手段13に、前記ドロップコマンド87を発
行し、一連の処理を終了し、再度、前記転送ファイル3
2待ちとなる。その後、前記アドミニストレータ処理手
段13は、前記待機系データベース実現手段6に削除コ
マンド88を発行する。このステップS14を「コミッ
ト対処」と命名する。
【0091】ステップS15は、ステップS5、ならび
にステップS7、ならびにステップS9でなされる強制
終了の後処理である。その結果、ステップS1Aの判定
処理に戻る。ステップ15では、ステップS2からやり
直すための環境整理を行う。このステップS15を「後
処理」と命名する。
【0092】上記ステップの転送方法の結果、待機系ク
ライアント機能手段3には、必ずサーバ機能手段1内の
データベース実現手段20のサブセットである前記待機
系データベース実現手段6が作成されることになる。
【0093】これから後の手続きを再度、図1に記す。
送付するべき総ての待機系クライアント機能手段3に、
上記ステップで前記転送ファイル32を転送する。その
後、サーバ機能手段1内の前記対障害回避機能処理手段
28が、先に取った追加ログ情報データ52のクリアを
行うため、前記分散ログ管理手段23に、クリア要求プ
リミティブ89を送付する。前記分散ログ管理手段23
は、前記クリア要求プリミティブ89を受けると、待機
系クライアント機能手段3内の分散ログ管理手段7を介
して、前記更新ログ手段8にログクリア要求プリミティ
ブ90を発行し、ログをリセットする。
【0094】図6は障害発生時の障害対処モードを記し
ている。一般クライアント機能手段4で、前記システム
入力・結果表示機能手段5を使って入力要求プリミティ
ブ44を発行すると、前記クライアント機能手段内業務
処理手段9が起動する。その後、前記業務処理手段9
は、前記通信手段2を介して、サーバ機能手段1の前記
業務処理手段19に処理委託要求プリミティブ45を発
行しようとするが、サーバ機能手段1の障害、もしくは
前記通信手段2で障害のあった場合は、一般クライアン
ト機能手段4内の業務処理手段9は、エラー情報プリミ
ティブ91を前記システム入力・結果表示機能手段5に
報告し、待機系クライアント機能手段3で作業をするこ
とを促す。
【0095】待機系クライアント機能手段3で、前記シ
ステム入力・結果表示機能手段5を介して、入力要求プ
リミティブ44を発行すると、待機系クライアント機能
手段3内の業務処理手段9が起動し、その後、前記通信
手段2を介して、前記サーバ機能手段1の前記業務処理
手段19に処理委託要求プリミティブ45を発行しよう
とするが、サーバ機能手段1の障害、もしくは前記通信
手段2で障害のあった場合は、待機系クライアント機能
手段3内の業務処理手段9は、エラーを検知し、復旧処
理手段14を立ち上げるための立ち上げコマンド92を
発行する。
【0096】サーバ機能手段1の障害に対しては、本発
明の「データベース復旧方法」にて対処する。
【0097】図8は、本発明のデータベース復旧方法の
処理ステップのフローチャート図である。以下、データ
ベース復旧方法の各処理ステップについて説明する。ス
テップA1、ならびにステップA2は図1で説明する。
ステップA3以後は図6で説明する。
【0098】ステップA1を図1で説明する。ステップ
A1においては、分散ログ管理手段23は、更新ログ手
段22が管理して、前記分散ログ管理手段23に引き渡
された追加ログ情報データ52を待機系クライアント機
能手段3の内、予め選択されたもの数台に転送する。そ
の後、分散ログ管理手段23は、待機系クライアント機
能手段3内の分散ログ管理手段7を介して、待機系クラ
イアント機能手段3内の更新ログ手段8に保存ログの改
版依頼を行う。このステップA1を「ログ待避転送」と
命名する。
【0099】ステップA2も図1で説明する。ステップ
A2においては、サーバ機能手段1には、時刻同期処理
手段24が常駐しており、待機系クライアント機能手段
3へ定期的に同期メッセージ54を転送している。待機
系クライアント機能手段3にも時刻同期処理手段10が
常駐しており、サーバ機能手段1内のシステム時刻と同
期を取る。このステップA2を「システム時間同期」と
命名する。
【0100】ステップA3の説明を図6にて行う。ステ
ップA3においては、復旧処理手段14は、待機系クラ
イアント機能手段3内の前記更新ログ手段8に要求コマ
ンド93を、および前記分散ログ管理手段7に要求コマ
ンド93Aを発行し、サーバ機能手段1障害時直前まで
のログ情報データ94を、他の待機系クライアント機能
手段3、もしくは前記サーバ機能手段1から入手する。
このステップA3を「自動ログ入手」と命名する。
【0101】ステップA3Aにおいては、自動ログ入手
が成功したかどうかが判定され、ステップA4とステッ
プA5とに分岐する。
【0102】ステップA4の説明も図6にて行う。ステ
ップA4においては、ステップA3で通信手段2に障害
が発生した場合に、前記復旧処理手段14は、前記シス
テム入力・結果表示機能手段5に通信手段障害の通知メ
ッセージ95を発行し、ユーザに、磁気媒体43で、前
記ログ情報データ94Aを入手するように促す。磁気媒
体43でログ情報データ94Aを入手したならば、待機
系クライアント機能手段3内のローダ処理手段15が、
前記磁気媒体43より前記ログ情報データ94Aを吸い
上げ、待機系クライアント機能手段3に読み込み、前記
ログ情報データ94Aを、前記復旧処理手段14に引き
渡す。その間、待機系クライアント機能手段3内の前記
業務処理手段9は待ち状態に入る。このステップA4を
「手動ログ入手」と命名する。
【0103】ステップA5においては、待機系クライア
ント機能手段3内の前記復旧処理手段14は、前記ログ
情報データ94もしくは94Aを入手すると、前記待機
系データベース実現手段6にインポート要求され反映さ
れた時点から後に追加されたサーバ機能手段1内の前記
データベース実現手段20に対する前記トランザクショ
ン要求全プリミティブ97を、前記待機系データベース
実現手段6に発行し、サーバ機能手段1内の前記データ
ベース実現手段20の内容を、前記待機系データベース
実現手段6全てに水平分散した状態に移行して、障害対
処モードに移る。その際、前記復旧処理手段14は、臨
時更新ログ98を前記待機系クライアント機能手段3内
に作成する、作成コマンド99を発行する。このステッ
プA5を「障害対処モード前処理1」と命名する。
【0104】ステップA6においては、障害対処モード
では、待機系クライアント機能手段3内の業務処理手段
9は、前記待機系クライアント機能手段3内に存在して
おり、サーバ機能手段1内の前記業務処理手段19と同
じ挙動を示す、待機系クライアント機能手段内業務処理
手段118を介して、前記待機系データベース実現手段
6に接続し直すために、処理委託要求プリミティブ10
0を、前記業務処理手段118に再発行する。前記臨時
更新ログ98には、前記業務処理手段118が前記待機
系データベース実現手段6に状態を変更するトランザク
ション要求プリミティブ47を発行し完了する度に、そ
の内容、時刻の記録メッセージ101が記される。この
ステップA6を「障害対処モード前処理2」と命名す
る。
【0105】ステップA7においては、障害状態にある
サーバ機能手段1が復旧すると、サーバ機能手段1内の
データベース実現手段20を管理するアドミニストレー
タ処理手段21が即、立ち上がり、前記アドミニストレ
ータ処理手段21内部に持つログ102から、前記デー
タベース実現手段20に更新要求プリミティブ103を
発行し、サーバ機能手段1に障害が発生した直前の状態
を再現する。このステップA7を「サーバ復旧処理1」
と命名する。
【0106】ステップA8においては、ステップA7の
後、更新ログ手段22が続けて立ち上がり、前記分散ロ
グ管理手段23に、臨時更新ログ回収メッセージ104
を送付する。このステップA8を「臨時更新ログ回収要
求1」と命名する。
【0107】ステップA9においては、ステップA8の
後、分散ログ管理手段23は、待機系クライアント機能
手段3内の前記分散ログ管理手段7一斉同報で、臨時更
新ログ回収メッセージ105を送信する。このステップ
A9を「臨時更新ログ回収要求2」と命名する。
【0108】ステップA10においては、待機系クライ
アント機能手段3内部の前記分散ログ管理手段7は、臨
時更新ログ回収メッセージ105を受けると、常駐して
いる障害復旧機能処理手段16に、臨時更新ログ情報メ
ッセージ106を送付する。このステップA10を「臨
時更新ログ回収応答1」と命名する。
【0109】ステップA11においては、障害復旧機能
処理手段16が、臨時更新ログ情報メッセージ106を
受けると、前記臨時更新ログ98の内容データ107を
引き出し、その後サーバ機能手段1の更新ログ処理手段
22に向けて、前記内容データ107をファイル転送す
る。このステップA11を「臨時更新ログ回収応答2」
と命名する。
【0110】ステップA12においては、待機系クライ
アント機能手段3内の障害復旧機能処理手段16は、待
機系クライアント機能手段3内の前記業務処理手段9
が、新たに更新のトランザクション要求プリミティブ4
7を発行しない様に、一時的に、前記待機系データベー
ス実現手段6内のデータベースアクセス権限を強化する
様に、前記アドミニストレータ処理手段13に、制限要
求プリミティブ108を発行する。その結果、前記待機
系データベース実現手段6には、検索のトランザクショ
ン要求プリミティブ47のみしか発行出来ないことにな
る。それと同時に、前記障害復旧機能処理手段16は、
待機系クライアント機能手段3の前記システム入力・結
果表示機能手段5に警告メッセージ109を発行し、サ
ーバ機能手段1内の更新ログ手段22から発行され、待
機系クライアント機能手段3内の前記分散ログ管理手段
7から受理される、復旧完了メッセージ110を受け取
るまで、その状態を続ける。このステップA12を「臨
時更新制限」と命名する。
【0111】ステップA13においては、障害復旧機能
処理手段16は、前記復旧完了メッセージ110を受理
すると、待機系クライアント機能手段3内の前記臨時更
新ログ98を消去するコマンド111を発行し、サーバ
機能手段1内の前記データベース実現手段20に接続を
し直す。このステップA13を「臨時更新ログ消去」と
命名する。
【0112】ステップA14においては、総ての待機系
クライアント機能手段3のシステム時刻はステップA1
により、同期が取れている。サーバ機能手段1内の前記
更新ログ手段22は、復旧処理手段27に起動コマンド
112を発行する。前記復旧処理手段27は、総ての待
機系クライアント機能手段3内にあった前記臨時更新ロ
グ98の内容データ107を、前記更新ログ手段22を
介して入手すると、前記臨時更新ログ98全ての内容デ
ータ107を時刻順に並び替える。このステップA14
を「臨時ログ編集」と命名する。
【0113】ステップA15においては、ステップA1
4の後、サーバ機能手段1内の前記データベース実現手
段20に反映していく様に、修正のトランザクション要
求プリミティブ114を発行する。反映の途上、下記の
規定1)および規定2)に該当するものがあれば、前記
復旧処理手段27は、前記サーバ機能手段1のコンソー
ル30にメッセージ115を発行して、システム管理者
の判断を得る。なお、ディフォルト対処法も下記に記載
する。このステップA15を「システム管理者判断1」
と命名する。
【0114】規定1)異なる待機系クライアント機能手
段3に分散されたサーバ機能手段1内の前記データベー
ス実現手段20のデータ内容において、同表の同データ
に対し、別々に値の変更を促すトランザクション要求プ
リミティブ47が発行される、もしくは削除を意味する
トランザクション要求プリミティブ47と、値の変更を
促す前記トランザクション要求プリミティブ47が掛け
られている場合。
【0115】対処案1)値の変更を促す前記トランザク
ション要求プリミティブ47が、独立に2度以上要求さ
れた場合は、時刻上最後の前記トランザクション要求プ
リミティブ47を優先する。削除を意味する前記トラン
ザクション要求プリミティブ47と、値の変更を促す前
記トランザクション要求プリミティブ47の2つが要求
された場合は、削除を意味する前記トランザクション要
求プリミティブ47を優先する。
【0116】規定2)異なる待機系クライアント機能手
段3に分散されたサーバ機能手段1内の前記データベー
ス実現手段20のデータ内容において、同表に対し同一
主キーのデータを挿入しようとしている場合。
【0117】対処案2)時刻上最後に要求された前記ト
ランザクション要求プリミティブ47を選択する。
【0118】ステップA16においては、システム管理
者は、前記判断の結果、サーバ機能手段1の前記コンソ
ール30に、画面選択メッセージ116を入力する。前
記画面選択メッセージ116は、以下の4種類が選択で
きる。 選択肢1)「無視」 選択肢2)「対処案処理」 選択肢3)ユーザが後にマニュアル修正可能な様な「ロ
グ付き対処案処理」 選択肢4)「即時マニュアル修正」 このステップA16を「システム管理者判断2」と命名
する。
【0119】ステップA17においては、システム管理
者が前記コンソール30にて、前記画面選択メッセージ
116の入力を行った後、前記復旧処理手段27の処理
内容が完了した場合、そこで問題が無ければ、前記復旧
処理手段27が、前記更新ログ手段22に、完了メッセ
ージ117を報告する。このステップA17を「障害対
処モード終了処理1」と命名する。
【0120】ステップA18においては、サーバ機能手
段1内の前記更新ログ手段22は、サーバ機能手段内分
散ログ管理手段23に復旧完了メッセージ110Aを発
行する。前記サーバ機能手段内分散ログ管理手段23
は、前記復旧完了メッセージ110Aを入手すると、待
機系クライアント機能手段3内の分散ログ管理手段7
に、復旧完了メッセージ110Bを一斉同報で通知す
る。待機系クライアント機能手段3内の前記分散ログ管
理手段7が、復旧完了メッセージ110Bを受理する
と、前記障害復旧機能処理手段16に、前記復旧完了メ
ッセージ110が引き渡される。このステップA18を
「障害対処モード終了処理2」と命名する。
【0121】ステップA19においては、前記障害復旧
機能の処理手段16は、待機系クライアント機能手段3
内の前記臨時更新ログ98を消去するため、消去コマン
ド111を発行し、前記サーバ機能手段1内の前記デー
タベース実現手段20に接続し直し、障害発生前の状態
に戻る。このステップA19を「障害対処モード終了処
理3」と命名する。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によって奏
される効果は次の通りである。
【0123】第1に、本発明において待機系データベー
ス実現手段が配置されるクライアント機能手段は、サー
バ機能手段と同等の信頼性を持つ必要がないため、高価
な前記サーバ機能手段を多重化して導入する必要はな
い。したがって、廉価な前記クライアント機能手段内
に、小規模に分解した前記待機系データベース実現手段
を配置することで、同等の機能を提供できるという効果
がある。
【0124】第2に、高価な前記サーバ機能手段を多重
化して導入する必要はないため、結果として運用環境が
簡略化され、運用が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分散デュープレックス式障害対策装置
の一つの実施の形態のブロック図である。
【図2】サーバ機能手段側から転送ファイルを転送する
際の、処理手順を示すブロック図である。
【図3】待機系クライアント機能手段側から応答ファイ
ルを転送する際の処理手順を示すブロック図である。
【図4】サーバ機能手段側から確認ファイルを転送する
際の処理手順を示すブロック図である。
【図5】待機系クライアント機能手段側で確認ファイル
を受理した際の処理手順を示すブロック図である。
【図6】データベース復旧方法の処理手順を機能要素を
含めて記したブロック図である。
【図7】本発明の転送方法の一つの実施の形態のフロー
チャートである。
【図8】本発明のデータベース復旧方法の一つの実施の
形態のフローチャートである。
【図9】従来の分散処理情報システムの障害対策装置を
示すブロック図である。
【図10】従来の分散処理情報システムの障害対策装置
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 サーバ機能手段 2 通信手段 3 待機系クライアント機能手段 4 一般クライアント機能手段 5 システム入力・結果表示機能手段 6 待機系データベース実現手段 7 待機系クライアント機能手段内分散ログ管理手段 8 待機系クライアント機能手段内更新ログ手段 9 クライアント機能手段内業務処理手段 10 待機系クライアント機能手段内時刻同期処理手
段 11 稼働管理処理手段 12 待機系クライアント機能手段内転送監視処理手
段 13 待機系クライアント機能手段内アドミニストレ
ータ処理手段 14 待機系クライアント機能手段内復旧処理手段 15 待機系クライアント機能手段内ローダ処理手段 16 待機系クライアント機能手段内障害復旧機能処
理手段 17 待機系クライアント機能手段内ファイル転送処
理手段 18 システム時計機能手段 19 サーバ機能手段内業務処理手段 20 サーバ機能手段内データベース実現手段 21 サーバ機能手段内アドミニストレータ処理手段 22 サーバ機能手段内更新ログ手段 23 サーバ機能手段内分散ログ管理手段 24 サーバ機能手段内時刻同期処理手段 25 端末管理処理手段 26 サーバ機能手段内ファイル転送常駐処理手段 27 サーバ機能手段内復旧処理手段 28 対障害回避機能処理手段 29 サーバ機能手段内転送監視処理手段 30 サーバ機能手段コンソール 31 累積稼動状況データファイル 32 転送ファイル 33 水平分散できる表 34 マスタ系表 35 ファイル作成セマフォ 36 エラーディレクトリ 37 転送ディレクトリ 38 エラーディレクトリ内の転送ファイル 39 応答ファイル 39A 応答ファイル 40 確認ファイル 43 磁気媒体 44 入力要求プリミティブ 45 処理委託要求プリミティブ 46 結果回答プリミティブ 47 トランザクション要求プリミティブ 48 トランザクション結果プリミティブ 49 更新内容プリミティブ 50 結果回答プリミティブ 51 分散保存要求プリミティブ 52 追加ログ情報データ 53 改版依頼プリミティブ 54 同期メッセージ 55 同期要求プリミティブ 56 稼働報告メッセージ 57 結果データ 58 サーバ機能手段累積稼動時間データ 59 サーバ機能手段MTBFデータ 60 待機系クライアント機能手段累積稼働時間デー
タ 61 待機系クライアント機能手段MTBFデータ 62 エクスポート要求プリミティブ 63 データベース実現手段内容データ 64 オンメッセージ 65 オフメッセージ 66 エラー通知プリミティブ 67 エラー応答プリミティブ 68 リセット応答プリミティブ 69 正常応答プリミティブ 70 ドロップコマンド 71 削除コマンド 72 インポート要求プリミティブ 73 作成コマンド 74 エラー通知プリミティブ 75 エラー内容プリミティブ 76 削除コマンド 77 応答ファイルバイナリデータ 77A 転送ファイルバイナリ内容 78 正常応答プリミティブ 79 エラー応答プリミティブ 80 転送ファイル側全バイナリデータ 80A 応答ファイル側全バイナリデータ 81 転送ファイル側削除コマンド 81A 応答ファイル側削除コマンド 82 正常値応答プリミティブ 83 確認ファイル名称データ 84 データベース実現手段削除要求プリミティブ 85 正常値プリミティブ 86 データベース実現手段削除要求プリミティブ 87 ドロップコマンド 88 削除コマンド 89 クリア要求プリミティブ 90 ログクリア要求プリミティブ 91 エラー情報プリミティブ 92 立ち上げコマンド 93 要求コマンド 93A 要求コマンド 94 サーバ機能手段障害時直前までのログ情報デー
タ 94A 磁気媒体に書かれたサーバ機能手段障害時直
前までのログ情報データ 95 通信回線障害の通知メッセージ 97 全トランザクション要求プリミティブ 98 臨時更新ログ 99 作成コマンド 100 処理委託要求プリミティブ 101 記録メッセージ 102 アドミニストレータ手段内部のログ 103 更新要求プリミティブ 104 臨時更新ログ回収メッセージ 105 臨時更新ログ回収メッセージ 106 臨時更新ログ情報メッセージ 107 臨時更新ログ内容データ 108 制限要求プリミティブ 109 警告メッセージ 110 復旧完了メッセージ 110A 復旧完了メッセージ 110B 復旧完了メッセージ 111 臨時更新ログを消去するコマンド 112 起動コマンド 114 修正トランザクション要求プリミティブ 115 メッセージ 116 画面選択メッセージ 117 完了メッセージ 118 待機系クライアント機能手段内の業務処理手
段 119 転送ファイル名称 151 サーバ機能手段 151A サーバ機能手段 152 通信手段 153 クライアント機能手段 154 業務処理手段 155 業務処理手段 155A 業務処理手段 156 データベース実現手段 156A データベース実現手段 157 レプリカ作成機能手段 157A レプリカ作成機能手段 158 別業務処理手段 159 入力要求プリミティブ 160 処理委託要求プリミティブ 161 トランザクション要求プリミティブ 171 サーバ機能手段 172 通信手段 173 クライアント機能手段 174 待機系データベース実現手段 174A 待機系データベース実現手段レプリカ 175 サーバ機能手段内データベース実現手段 175A 保存直前の状態のサーバ機能手段内データ
ベース実現手段 176 入力要求プリミティブ 177 要求プリミティブ 178 業務処理手段 179 結果応答 180 転送処理手段 181 定期データベース実現手段保存データ読み込
み手段 182 データベース実現手段データ 183 データベース実現手段作成手段 184 データベース実現手段比較手段 185 データベース実現手段更新 186 データベース実現手段の内容
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 12/00 531 7623−5B G06F 12/00 531J 12/16 310 7623−5B 12/16 310J 13/00 357 9460−5E 13/00 357Z 15/16 470 15/16 470J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)データベース実現手段と、(b)前
    記データベース実現手段を保持して管理するサーバ機能
    手段と、(c)前記データベース実現手段が含むデータ
    内容と同一のデータ内容を保存し前記データベース実現
    手段とは異なったものとして扱わる待機系データベース
    実現手段と、(d)前記サーバ機能手段内の前記データ
    ベース実現手段へアクセスする際に端末として使用され
    かつ前記待機系データベース実現手段を保持管理する待
    機系クライアント機能手段と、(e)前記サーバ機能手
    段と前記待機系クライアント手段との間のアクセス経路
    を提供する通信手段と、(f)前記サーバ機能手段に配
    置され前記データベース実現手段のデータ内容を前記待
    機系データベース実現手段に前記通信手段を介して定期
    的に自動転送する対障害回避機能処理手段と、(g)前
    記データベース実現手段への更新要求と前記待機系デー
    タベース実現手段への更新要求との間の整合性を確保し
    前記待機系クライアント機能手段内ならびに前記サーバ
    機能手段内のそれぞれに配置される更新ログ手段と、
    (h)前記待機系クライアント機能手段内部で管理する
    システム時刻と前記サーバ機能手段内部で管理するシス
    テム時刻との同期を取るために前記待機系クライアント
    機能手段内ならびに前記サーバ機能手段内のそれぞれに
    配置される時刻同期機能手段と、(i)前記待機系クラ
    イアント機能手段内に配置され前記待機系クライアント
    機能手段の稼働状況情報を把握し前記通信手段を介して
    前記サーバ機能手段に報告する稼動管理処理手段と、
    (j)前記サーバ機能手段内に配置され前記稼働管理処
    理手段から前記通信手段を介して前記稼働状況情報を受
    信した後前記待機系クライアント機能手段全ての累積稼
    働時間を算出する端末管理処理手段と、(k)前記サー
    バ機能手段内に配置され前記累積稼働時間情報と前記待
    機系クライアント機能手段および前記サーバ機能手段の
    信頼性情報とを一元管理する累積稼働状況データ管理手
    段と、(l)前記更新ログ手段が管理するログ情報を分
    散して管理し前記データベース実現手段ならびに前記待
    機系データベース実現手段のそれぞれに配置される分散
    ログ管理手段と、を有することを特徴とする分散デュー
    プレックス式障害対策装置。
  2. 【請求項2】 データベース実現手段と、前記データベ
    ース実現手段を保持して管理するサーバ機能手段と、前
    記データベース実現手段が含むデータ内容と同一のデー
    タ内容を保存し前記データベース実現手段とは異なった
    ものとして扱わる待機系データベース実現手段と、前記
    サーバ機能手段内の前記データベース実現手段へアクセ
    スする際に端末として使用されかつ前記待機系データベ
    ース実現手段を保持管理する待機系クライアント機能手
    段と、前記サーバ機能手段と前記待機系クライアント手
    段との間のアクセス経路を提供する通信手段と、前記サ
    ーバ機能手段に配置され前記データベース実現手段のデ
    ータ内容を前記待機系データベース実現手段に前記通信
    手段を介して定期的に自動転送する対障害回避機能処理
    手段と、前記データベース実現手段への更新要求と前記
    待機系データベース実現手段への更新要求との間の整合
    性を確保し前記待機系クライアント機能手段内ならびに
    前記サーバ機能手段内のそれぞれに配置される更新ログ
    手段と、前記待機系クライアント機能手段内部で管理す
    るシステム時刻と前記サーバ機能手段内部で管理するシ
    ステム時刻との同期を取るために前記待機系クライアン
    ト機能手段内ならびに前記サーバ機能手段内のそれぞれ
    に配置される時刻同期機能手段と、前記待機系クライア
    ント機能手段内に配置され前記待機系クライアント機能
    手段の稼働状況情報を把握し前記通信手段を介して前記
    サーバ機能手段に報告する稼動管理処理手段と、前記サ
    ーバ機能手段内に配置され前記稼働管理処理手段から前
    記通信手段を介して前記稼働状況情報を受信した後前記
    待機系クライアント機能手段全ての累積稼働時間を算出
    する端末管理処理手段と、前記サーバ機能手段内に配置
    され前記累積稼働時間情報と前記待機系クライアント機
    能手段および前記サーバ機能手段の信頼性情報とを一元
    管理する累積稼働状況データ管理手段と、前記更新ログ
    手段が管理するログ情報を分散して管理し前記データベ
    ース実現手段ならびに前記待機系データベース実現手段
    のそれぞれに配置される分散ログ管理手段と、を有する
    分散デュープレックス式障害対策装置のためのデータベ
    ース復旧方法において、(a)前記サーバ機能手段のロ
    グ内容を待機系クライアント機能手段にコピーする「ロ
    グ待避転送」ステップと、(b)前記サーバ機能手段内
    のシステム時刻と前記待機系クライアント機能手段内の
    システム時刻との同期を取る「システム時間同期」ステ
    ップと、(c)前記サーバ機能手段の障害時直前までの
    ログ情報データを前記他待機系クライアント機能手段も
    しくは前記サーバ機能手段から入手する「自動ログ入
    手」ステップおよび「手動ログ入手」ステップと、
    (d)前記「自動ログ入手」ステップもしくは前記「手
    動ログ入手」ステップで入手した前記ログ情報データを
    前記待機系データベース実現手段のデータに上書きする
    「障害対処モード前処理1」ステップと、(e)前記サ
    ーバ機能手段で障害が発生している場合に前記待機系ク
    ライアント機能手段にて業務を処理する「障害対処モー
    ド前処理2」ステップと、(f)前記サーバ機能手段の
    障害復旧時に前記サーバ機能手段のデータ内容を健全化
    する「サーバ復旧処理1」ステップと、(g)前記待機
    系クライアント機能手段にコピーしている前記ログ情報
    データの収集依頼を作成する「臨時更新ログ回収要求
    1」ステップと、(h)前記「臨時更新ログ回収要求
    1」の収集依頼を受けて一斉同報を行う「臨時更新ログ
    回収要求2」ステップと、(i)前記収集依頼に対して
    収集依頼応答を作成する「臨時更新ログ回収応答1」ス
    テップと、(j)前記収集依頼応答の転送をする「臨時
    更新ログ回収応答2」ステップと、(k)前記サーバ機
    能手段の復旧中に前記待機系クライアント機能手段内の
    前記データベース実現手段へのアクセを制限する「臨時
    更新制限」ステップと、(l)前記収集依頼応答に含ま
    れる臨時更新ログ情報データが不要となった場合に前記
    待機系クライアント機能手段内で施行される「臨時更新
    ログ消去」ステップと、(m)前記臨時更新ログ情報デ
    ータが不要となったときにサーバ機能手段内で前記臨時
    更新ログ情報データを時間順に並び替えるために施行さ
    れる「臨時更新ログ編集」ステップと、(n)前記「臨
    時更新ログ編集」ステップで実行される編集においてユ
    ーザの判断を仰ぐためにメッセージを表示する「システ
    ム管理者判断1」ステップと、(o)前記「システム管
    理者判断1」ステップの終了後にシステム管理者が判断
    データを入力する「システム管理者判断2」ステップ
    と、(p)前記「システム管理者判断2」ステップが終
    了したときに完了メッセージを前記サーバ機能手段内で
    発行する「障害対処モード終了処理1」ステップと、
    (q)前記「障害対処モード終了処理1」ステップの前
    記完了メッセージを前記待機系クライアント機能手段に
    一斉同報する「障害対処モード終了処理2」ステップ
    と、(r)前記待機系クライアント機能手段と前記サー
    バ機能手段内の前記データベース実現手段との接続を再
    開させる「障害対処モード終了処理3」ステップと、を
    含むことを特徴とするデータベース復旧方法。
  3. 【請求項3】 データベース実現手段と、前記データベ
    ース実現手段を保持して管理するサーバ機能手段と、前
    記データベース実現手段が含むデータ内容と同一のデー
    タ内容を保存し前記データベース実現手段とは異なった
    ものとして扱わる待機系データベース実現手段と、前記
    サーバ機能手段内の前記データベース実現手段へアクセ
    スする際に端末として使用されかつ前記待機系データベ
    ース実現手段を保持管理する待機系クライアント機能手
    段と、前記サーバ機能手段と前記待機系クライアント手
    段との間のアクセス経路を提供する通信手段と、前記サ
    ーバ機能手段に配置され前記データベース実現手段のデ
    ータ内容を前記待機系データベース実現手段に前記通信
    手段を介して定期的に自動転送する対障害回避機能処理
    手段と、前記データベース実現手段への更新要求と前記
    待機系データベース実現手段への更新要求との間の整合
    性を確保し前記待機系クライアント機能手段内ならびに
    前記サーバ機能手段内のそれぞれに配置される更新ログ
    手段と、前記待機系クライアント機能手段内部で管理す
    るシステム時刻と前記サーバ機能手段内部で管理するシ
    ステム時刻との同期を取るために前記待機系クライアン
    ト機能手段内ならびに前記サーバ機能手段内のそれぞれ
    に配置される時刻同期機能手段と、前記待機系クライア
    ント機能手段内に配置され前記待機系クライアント機能
    手段の稼働状況情報を把握し前記通信手段を介して前記
    サーバ機能手段に報告する稼動管理処理手段と、前記サ
    ーバ機能手段内に配置され前記稼働管理処理手段から前
    記通信手段を介して前記稼働状況情報を受信した後前記
    待機系クライアント機能手段全ての累積稼働時間を算出
    する端末管理処理手段と、前記サーバ機能手段内に配置
    され前記累積稼働時間情報と前記待機系クライアント機
    能手段および前記サーバ機能手段の信頼性情報とを一元
    管理する累積稼働状況データ管理手段と、前記更新ログ
    手段が管理するログ情報を分散して管理し前記データベ
    ース実現手段ならびに前記待機系データベース実現手段
    のそれぞれに配置される分散ログ管理手段と、を有する
    分散デュープレックス式障害対策装置のためのデータ転
    送方法において、(a)施行する転送回数を決定する
    「前処理」ステップと、(b)前記データベース実現手
    段から前記データ内容を分散できるように取り出す「転
    送データ生成」ステップと、(c)前記データベース実
    現手段を含む前記サーバ機能手段から前記待機系データ
    ベース実現手段を含む前記クライアント機能手段へ分散
    を行った前記データ内容を引き渡す「転送データ転送」
    ステップと、(d)前記データ内容を保持する「転送デ
    ータ保持」ステップと、(e)前記「データ転送」ステ
    ップにおいてエラーが発生すると施行される「転送デー
    タリカバリ」ステップと、(f)前記データ内容から前
    記待機系データベース実現手段の内容を作成する「待機
    系構築」ステップと、(g)前記「待機系構築」ステッ
    プでエラーが発生したときに施行される「待機系構築リ
    カバリ」ステップと、(h)前記待機系データベース実
    現手段を含む前記クライアント機能手段から前記データ
    ベース実現手段を含む前記サーバ機能手段へ前記データ
    内容と同じデータ内容を引き戻す「応答データ作成」ス
    テップと、(i)前記「応答データ作成」ステップにお
    いてエラーが発生した時に施行され障害対処モードに切
    り替える「応答データリカバリ」ステップと、(j)前
    記「応答データ作成」ステップにおいてエラーが発生し
    なかった時に施行され前記「応答データ作成」ステップ
    で作成された前記データ内容を削除する「応答データリ
    カバリ」ステップと、(k)往復した前記データ内容を
    確認する「コミット検査」ステップと、(l)前記「コ
    ミット検査」ステップにおいて異常が検出されなかった
    時に施行され正常処理要求が記載されている確認ファイ
    ルを前記待機系クライアント機能手段に転送する「コミ
    ット認可転送」ステップと、(m)前記「コミット検
    査」ステップにおいて異常が検出された時に施行されデ
    ータベース実現手段削除要求が記載されている確認ファ
    イルを前記待機系クライアント機能手段に転送する「コ
    ミット不可転送」ステップと、(n)前記「コミット認
    可転送」ステップの終了後に施行され前記確認ファイル
    を受けてその内容に応じて対応する「コミット対処」ス
    テップと、(o)前記「転送データリカバリ」ステップ
    と前記「待機系構築リカバリ」ステップと前記「応答デ
    ータリカバリ」ステップとの後に施行され前記「転送デ
    ータ作成」ステップからやり直すために環境を整理する
    「後処理」ステップと、を含むことを特徴とするデータ
    転送方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7277933B2 (en) 2000-08-28 2007-10-02 Fujitsu Limited System for operating a plurality of apparatuses based on accumulated operating times thereof to equalize the respective operating times of the apparatuses
JP2011129051A (ja) * 2009-12-21 2011-06-30 Kyocera Mita Corp ファイル配信装置及びシステム

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US7277933B2 (en) 2000-08-28 2007-10-02 Fujitsu Limited System for operating a plurality of apparatuses based on accumulated operating times thereof to equalize the respective operating times of the apparatuses
JP2011129051A (ja) * 2009-12-21 2011-06-30 Kyocera Mita Corp ファイル配信装置及びシステム

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