JPH0944384A - データベース問合せシステム - Google Patents

データベース問合せシステム

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JPH0944384A
JPH0944384A JP7216630A JP21663095A JPH0944384A JP H0944384 A JPH0944384 A JP H0944384A JP 7216630 A JP7216630 A JP 7216630A JP 21663095 A JP21663095 A JP 21663095A JP H0944384 A JPH0944384 A JP H0944384A
Authority
JP
Japan
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database
time
record
inquiry
access
Prior art date
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Pending
Application number
JP7216630A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Taira
雅明 平
Hironori Yoshida
博訓 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現在とは異なる任意の指定時刻においてデー
タベースをアクセスし、追加、変更、削除等の修正を可
能にする。 【構成】 検索対象のデータベースはデータベース管理
システム1に格納されている。時刻指定部4はいつの時
点のデータベースに対しアクセスを行うかを設定する。
問合せ発行部3は任意のアプリケーションから成り、ア
クセス時は指定時刻を意識することなく一般的な問合せ
を発行する。この問合せはアクセスフィルタ部10にお
いて解釈され、指定時刻におけるアクセスとなるように
定型的な問合せの組合せが生成される。これにより、あ
たかも指定時刻に問合せがあったようにデータベース管
理システム1に対し問合せが発行され、その結果がアク
セスフィルタ部10を介して問合せ発行部3に返され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベース管理
システムに対し汎用性のある言語を用いてアクセス用問
合せを発行する場合に、問合せが発行された時刻があた
かも任意の指定時刻となるようにアクセスできるデータ
ベース問合せシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】今日利用されている各種のデータベース
問い合せシステムの中には、汎用性のあるSQL言語
(Structured Quiry Language )によってアクセスの問
合せを発行し、一定の結果を得るような、データベース
管理システムによって運用されているものが数多く存在
する。このようなデータベース管理システムは、任意の
アプリケーションから発行されるSQL言語を受け入れ
てデータベースの定型的なアクセス処理を実行する。こ
の場合、データベース管理システムは、常に最新の状態
にされたデータベースをアクセス対象とする。
【0003】しかしながら、例えば社員名簿の管理を行
うデータベースにおいて、特定の社員が今年の3月に入
社したものとして各種の処理が実行されていたところ、
実際には今年の1月に入社したということでデータベー
スの内容を変更したい場合がある。このような場合、今
年の1月の時点に遡って該当する社員を新規登録し、そ
の後、その社員のレコードを含む全てのデータベースに
ついて見直しを行う必要がある。これには、そのレコー
ド自体を更新する処理及び、そのレコードを利用して更
新した他のレコードの変更処理等が含まれる。このよう
に一定の時点に遡って、データベースの内容を書き換え
たり、削除したり、追加するためには、データベース問
い合せシステム自身に、過去のデータベースの更新や削
除等の履歴を順に保存し参照するための機能を、その開
発時点で組み込むことが必要であった。一方、その他の
方法として、磁気テープ装置等の外部媒体を使用して随
時その時点のデータベースの状態をバックアップして保
存し、過去の指定された時点の状態を復元するようにす
る方法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のデータベース問合せシステムには次のような解
決すべき課題があった。過去の任意の時点に遡って、デ
ータベースの内容を変更し更新し修正するために、デー
タベース問い合せシステムそのものに各種の機能を設け
ることは、データベース問い合せシステムを大規模化複
雑化する。従って、その開発に大きな負担をかけ、コス
トアップの原因となる。また、定期的にデータベースの
状態をバックアップするようにして過去のある時点での
データベースの状態を復元する方法では、最初に現在の
データベースの状態を退避し、次に既に退避させておい
た過去のデータベースの状態を復元し、更に退避させて
おいた現在の状態に至るまで、所定の変更等を加えると
いった複雑な作業が要求される。従って、この場合には
データベースの修正作業が長時間になり、運用者に大き
な負担をかける。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。データベースのアクセス
用問合せを受け付けて、その問合せに対応するデータベ
ースアクセス処理を実行するデータベース管理システム
と、このデータベース管理システムに対してデータベー
スのアクセス用問合せを発行する問合せ発行部と、デー
タベースが時間の経過に従って随時更新されていくと
き、何時の状態のデータベースに対してアクセスする
か、そのアクセスのための指定時刻を設定する時刻指定
部と、問合せ発行部の発行するアクセス用問合せが、指
定時刻におけるものとなるように定型的なアクセス用問
合せの組合せを生成してデータベース管理システムに送
るアクセスフィルタ部とを備える。これにより、あたか
も指定時刻に問合せがあったようにデータベース管理シ
ステムに対し問合せが発行され、その結果がアクセスフ
ィルタ部を介して問合せ発行部に返される。
【0006】なお、アクセスフィルタ部は、指定時刻以
後の所定の時刻にデータベースに入力されて、所定の時
刻に有効期間の開始したレコードと同一の主キーを持つ
レコードの入力要求を問合せ発行部から受けたときは、
指定時刻から有効期間が開始して所定の時刻に有効期間
の終了する新たなレコードであって、所定の時刻に有効
期間の開始したレコードと同一の主キーを持つレコード
をデータベースに追加する問合せを生成するとよい。
【0007】また、アクセスフィルタ部は、指定時刻以
前の所定の時刻にデータベースに入力されて、その所定
の時刻から有効期間が開始し、指定時刻以後まで有効期
間の継続するレコードに対する、そのレコードと同一の
主キーを持つレコードによる更新要求を問合せ発行部か
ら受けたときは、指定時刻以前の所定の時刻にデータベ
ースに入力されたレコードの有効期間を指定時刻で終了
させるとともに、指定時刻から有効期間が開始する新た
なレコードであって、所定の時刻に有効期間の開始した
レコードと同一の主キーを持つレコードをデータベース
に追加する問合せを生成するとよい。
【0008】更に、アクセスフィルタ部は、指定時刻以
前の所定の時刻にデータベースに入力されて、その所定
の時刻から有効期間が開始し、指定時刻以後に有効期間
の終了するレコードの削除要求を問合せ発行部から受け
たときは、指定時刻以前の所定の時刻にデータベースに
入力されたレコードの有効期間を指定時刻で終了させる
とともに、以後の同一の主キーを持つレコードを全て削
除する問合せを生成するとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図の実施例を用い
て詳細に説明する。図1は、例えばEDPシステム(El
ectronic Data Processing)のような、データベース管
理システム1をアクセスするためのシステムである。図
のシステムには、この目的のために、問合せ発行部3や
時刻指定部4、アクセスフィルタ部10等が設けられて
いる。データベース管理システム1は汎用のSQL言語
等を用いたデータベースのアクセス用問合せを受け付け
て、その問合せに対応するアクセス制御を実行する部分
である。また、問合せ発行部3は、このデータベース管
理システム1に対してデータベースのアクセス用問合せ
を発行する各種のアプリケーションから構成されてい
る。このデータベース管理システム1と問合せ発行部3
は従来のものと全く変わるところはなく、従来は問合せ
発行部3の発行する問合せが直接データベース管理シス
テム1に供給されていた。
【0010】ここで、本発明のシステムでは、いつの状
態のデータベースに対してアクセスをするかを指定する
ための、指定時刻を設定する時刻設定部4が設けられて
いる。この時刻設定部4は、実際には、図示しないディ
スプレイに指定時刻入力要求等を表示し、オペレータが
指定時刻を入力するとそれを取り込み、アクセスフィル
タ部10に向け出力するアプリケーションから構成され
る。
【0011】アクセスフィルタ部10は、図に示すよう
に、時刻指定部4の出力を受け入れる指定時刻入力部1
1、指定時刻保持部12と、問合せ発行部3の出力を受
け入れる問合せ解釈部13、指定時刻条件付与部14、
問合せ発行部15と、データベース管理システム1の出
力を受け入れて問合せ発行部3に向け出力する問合せ結
果設定部16から構成されている。このアクセスフィル
タ部10は、問合せ発行部3が発行する問合せを解釈し
て、いくつかの定型的な問合せの組合せであって、デー
タベース管理システムの処理できる問合せを生成して出
力する機能を持つ。アクセスフィルタ部10の更に具体
的な動作は後で説明することにして、図2を用いて本発
明のシステムを実現するためのハードウェアを説明す
る。
【0012】図2は、本発明のシステムに適するハード
ウェア外観図である。図において、データベース管理シ
ステム1は、データベースを格納したハードディスクや
これをアクセスするためのプログラム等を含んだ情報処
理装置から成る。また、問合せ発行部3や時刻指定部4
としては、この図に示すようなディスプレイ6、制御部
7、キーボード8、マウス9等を用いた端末装置や、パ
ーソナルコンピュータ等が使用される。そのディスプレ
イ6にはアプリケーションウインドウ5が表示されてお
り、その1つが問合せ発行のためのアプリケーション操
作用ウインドウで、別のウインドウが時刻指定等のため
のアプリケーション用ウインドウとなる。
【0013】図3には、時刻指定部4の動作フローチャ
ートを示した。まず、ステップS1で、時刻指定部4は
先に説明したように、指定時刻の入力案内表示を行う。
これは、図2に示したようなディスプレイ6に表示され
る。そして、オペレータによる指定時刻の入力がステッ
プS2において行われる。指定時刻の入力が完了すると
ステップS3において、時刻指定部4はアクセスフィル
タ部へ設定された指定時刻の通知を行う。アクセスフィ
ルタ部10は、図2に示した制御部7の内部に設けら
れ、時刻指定部4や問合せ発行部3の出力を受け入れる
別のソフトウェア等から構成される。上記時刻指定部4
の出力は、図1に示すアクセスフィルタ部10の指定時
刻入力部11に受け入れられ、指定時刻保持部12に格
納される。この指定時刻保持部12は所定のメモリから
構成されており、ここに保持された指定時刻を参照しな
がら指定時刻条件付与部14が次に述べるような処理を
行うことになる。
【0014】図4には、レコード追加処理のタイムチャ
ートを示す。この処理は、図1に示す問合せ発行部3
が、レコードを指定時刻に遡って追加するような要求を
した場合に実行される。そのような要求が問合せ解釈部
13によって受け付けられると、アクセスフィルタ部1
0の内部で解析できるデータに変換される。指定時刻条
件付与部14は、まず図4の(a)に示すように、追加
前のデータベースの状態を調べる。即ち、この場合に
は、指定時刻T1より後に対象となるレコード即ち同一
の主キーで検索されるレコードが存在しているかどうか
を判断する。全く存在していなければ、その指定時刻に
新たにそのレコードを追加する問合せを生成して処理は
終了する。
【0015】しかしながら、もし同一の主キーを持つ既
存レコードが存在する場合、そのレコードの有効期間が
開始する時刻T2を調べる。そして、図の(b)に示す
ように、新たなレコードを追加するための条件を決め
る。この場合に、時刻T2以降はそのレコードが既に存
在しているからそのままにしておき、このレコードの有
効期間を変更することはしない。即ち、これとは別に指
定時刻T1から、既存のレコードの有効期間開始時刻T
2の直前まで有効な追加要求と同一内容のレコードをこ
こで追加するような問合せを生成する。
【0016】アクセスフィルタ部10にこのようなレコ
ード追加処理のための問合せを生成する機能を持たせて
おき、問合せ発行部3からは単にレコードの追加をする
ための問合せを受ける。即ち、アクセスフィルタ部10
においてその問合せを解釈した結果、時刻T1〜時刻T
2まで有効な新たなレコードを追加するという問合せ命
令を生成すれば、これをデータベース管理システム1に
供給することによって初期の目的が達成できる。従っ
て、問合せ発行部3は、時刻指定部4で指定された任意
の時刻におけるデータベースの状態をそのままアクセス
して、レコードの追加処理をすることができる。
【0017】図1に示す問合せ発行部15は、指定時刻
条件付与部14によって設定された図4(b)に示すよ
うな条件に従って、適切な問合せ命令を生成して発行す
る部分である。
【0018】図5には、レコード更新処理動作のタイミ
ングチャートを示す。ここでは、図の(a)に示すよう
に、例えば指定時刻T1を挟んでそれ以前の時刻T2に
有効になり、指定時刻T1以後の時刻T3まで有効期間
を持つレコードについて、その内容を更新する場合を説
明する。この場合、(b)に示すように、まず第1段階
として、更新前の当該レコードの有効期間を時刻T2か
ら指定時刻T1の直前までに短縮する。そして、次の
(c)に示すように、指定時刻T1で有効期間が開始
し、時刻T3で有効期間が終了する該当するレコードを
追加する。その後、その時刻T1〜時刻T3まで有効期
間を持つレコードの内容を問合せ発行部3の問合せのと
おり更新する。
【0019】即ち、上記追加の場合、更新の場合、いず
れも、アクセス対象となるレコードの有効期間を伸縮す
るような問合せ命令と、レコードの追加、更新といった
定型的な命令のみによって、指定時刻における該当デー
タの処理を可能にしている。
【0020】図6に、レコード削除処理のタイムチャー
トを示す。今度は、レコード削除のための問合せ要求が
あった場合の説明を行う。この場合には、図の(a)に
示すように、該当するレコードの状態を調べ、該当する
レコードの更新履歴を抽出する。該当するレコードに関
する情報にはこのような更新の履歴が含まれる。この場
合に、該当するレコードは更新の度にその前後で切り分
けられ、それぞれ有効期間が定められている。n回更新
された場合には、図に示すようにn+1に対象レコード
が分割されている。
【0021】ここで、図の(b)に示すように、指定時
刻T1で対象レコードを削除しようとする場合、まず、
その指定時刻T1の直後でこのT1に最も近い更新の履
歴を探す。元の対象レコードは指定時刻T1の前後でこ
の期間だけ有効に存在する。そこで、指定時刻T1の直
後の更新時刻をT2とした場合、この区間のレコードの
有効期間を指定時刻T1まで短縮する。レコードの内容
その他の情報は、それ以外は変わらない。この後で、更
新時刻T2以後の同一内容の対象レコードを図の(c)
に示すようにして全て削除する。これによって、対象レ
コードの指定時刻T1以前のものの有効期間が変更され
ただけで、対象レコードの削除が可能となる。
【0022】図7及び図8を用いて、上記アクセスフィ
ルタ部10の発行する問合せを含む全体的な動作を説明
する。図7のステップS1は、時刻指定部が指定時刻T
1を設定する処理である。また、ステップS2は、問合
せ発行部3が問合せを発行する処理である。その以後の
動作がアクセスフィルタ部10の動作となる。ステップ
S3において、アクセスフィルタ部10は問合せ発行部
3の出力する問合せを受け入れて、その命令の種類を判
断する。追加処理であればステップS4に移る。更新処
理であればステップS7に移る。削除処理であればステ
ップS10に移り、検索処理であればステップS12に
移る。
【0023】追加処理の場合には、先に図4を用いて説
明した対象レコードの有効期間開始時刻T2を検出し、
図4(b)に示すような条件を設定する。これに従っ
て、問合せ発行部15はまずステップS5において、指
定時刻T1以後に有効な対象レコードと同一の内容のレ
コード追加の問合せ命令を発行する。次に、ステップS
6において、追加したレコードの有効期間を時刻T2で
終了させる問合せ命令を発行する。これによって、図4
に示した時刻T1から時刻T2まで有効なレコード追加
のための問合せ命令が全て発行されることになる。
【0024】次に、更新処理では、ステップS7におい
て図5(c)に示したような条件を設定し、ステップS
7において、対象レコードの有効期間を指定時刻T1で
終了させる問合せ命令を発行する。次に、ステップS8
においては、指定時刻T1以後に有効になる対象レコー
ドと同一の内容のレコード追加の問合せ命令を発行す
る。そして、ステップS9において、追加したレコード
更新の問合せ命令を発行する。
【0025】図8のステップS10では、図6に示した
ように、対象レコードを検索するとともに、その対象レ
コードの有効期間を指定時刻T1で終了させる問合せ命
令を発行する。更に、ステップS11では、対象レコー
ドの時刻T1以後の更新履歴レコードを全て削除する問
合せ命令を発行する。上記のように、データベース管理
システムは、データベースを構成する各レコードの追
加、更新、削除、有効期間等の情報をそのレコードとと
もに保持している。本発明のシステムのアクセスフィル
タは、このような情報をアクセスするための一般的な命
令を組合せて、あたかも指定時刻におけるような問合せ
をデータベース管理システムに依頼する。
【0026】こうして、データベース管理システム1が
問合せ命令に対応する処理を行うと、その結果は問合せ
結果設定部16に渡され、問合せ発行部3に返される
(ステップS14)。なお、検索処理では、ステップS
12において、指定時刻T1がデータベースの有効期間
の最後であるという条件を付して検索問合せを発行す
る。これによって、指定時刻T1におけるデータベース
の状態をそのまま検索することが可能である。
【0027】本発明は以上の実施例に限定されない。追
加、変更、削除、検索等の処理の内容は、それぞれ互い
に組み合わせたりして任意にバリエーションを作ること
ができる。また、上記問合せ発行部3と時刻指定部4と
は、同一の端末装置等に設けられていてもよいし、別々
の端末装置に設けられていてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明した本発明のデータベース問合
せシステムによれば、時刻指定部とアクセスフィルタ部
とを設けることによって、一般のデータベース検索を行
うアプリケーションから構成された問合せ発行部が、指
定時刻を意識することなく発行する検索命令、削除命
令、更新命令等の定型的な問合せを、あたかも指定時刻
の状態のデータベースに対して送り込んでいるようにデ
ータベース管理システムにアクセスできるので、過去に
蓄積されたバックアップデータ等をデータベース管理シ
ステムに復元して操作するといった煩雑な処理を不要と
する。また、アプリケーションフィルタ部に従来のデー
タベース管理システムが解釈できる定型的な問合せの組
合せで、指定時刻におけるアクセスを可能とする機能を
設けることによって、データベース管理システムやその
他のアプリケーションは従来どおりのものが使用でき、
その複雑化を防止し、システムの開発負担を軽減するこ
とができる。
【0029】更に、この時刻指定部によって、過去から
未来まで任意の時点のデータベースへのアクセスを可能
にするため、例えば将来入力されるであろうデータを想
定して入力操作を行うことにより、各種のシミュレーシ
ョンシステムへの応用も可能となる。また、適当な短い
時間間隔で多数の指定時刻を設定して順にその時点のデ
ータベースの状態を取り出すことにより、各種監視装置
等に応用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムの機能ブロック図である。
【図2】本発明のシステムに適するハードウェア斜視図
である。
【図3】時刻指定部の動作フローチャートである。
【図4】レコード追加処理タイムチャートである。
【図5】レコード更新処理タイムチャートである。
【図6】レコード削除処理タイムチャートである。
【図7】本発明のシステム動作フローチャート(その
1)である。
【図8】本発明のシステム動作フローチャート(その
2)である。
【符号の説明】
1 データベース管理システム 3 問合せ発行部 4 時刻指定部 10 アクセスフィルタ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースのアクセス用問合せを受け
    付けて、その問合せに対応するデータベースアクセス処
    理を実行するデータベース管理システムと、 このデータベース管理システムに対してデータベースの
    アクセス用問合せを発行する問合せ発行部と、 前記データベースが時間の経過に従って随時更新されて
    いくとき、何時の状態のデータベースに対してアクセス
    するか、そのアクセスのための指定時刻を設定する時刻
    指定部と、 前記問合せ発行部の発行するアクセス用問合せが、指定
    時刻におけるものとなるように定型的なアクセス用問合
    せの組合せを生成してデータベース管理システムに送る
    アクセスフィルタ部とを備えたことを特徴とするデータ
    ベース問合せシステム。
  2. 【請求項2】 アクセスフィルタ部は、 指定時刻以後の所定の時刻にデータベースに入力され
    て、前記所定の時刻に有効期間の開始したレコードと同
    一の主キーを持つレコードの入力要求を問合せ発行部か
    ら受けたときは、 指定時刻から有効期間が開始して前記所定の時刻に有効
    期間の終了する新たなレコードであって、前記所定の時
    刻に有効期間の開始したレコードと同一の主キーを持つ
    レコードをデータベースに追加する問合せを生成するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータベース問合せシス
    テム。
  3. 【請求項3】 アクセスフィルタ部は、 指定時刻以前の所定の時刻にデータベースに入力され
    て、その所定の時刻から有効期間が開始し、指定時刻以
    後まで有効期間の継続するレコードに対する、そのレコ
    ードと同一の主キーを持つレコードによる更新要求を問
    合せ発行部から受けたときは、 前記指定時刻以前の所定の時刻にデータベースに入力さ
    れたレコードの有効期間を前記指定時刻で終了させると
    ともに、指定時刻から有効期間が開始する新たなレコー
    ドであって、前記所定の時刻に有効期間の開始したレコ
    ードと同一の主キーを持つレコードをデータベースに追
    加する問合せを生成することを特徴とする請求項1記載
    のデータベース問合せシステム。
  4. 【請求項4】 アクセスフィルタ部は、 指定時刻以前の所定の時刻にデータベースに入力され
    て、その所定の時刻から有効期間が開始し、指定時刻以
    後に有効期間の終了するレコードの削除要求を問合せ発
    行部から受けたときは、 前記指定時刻以前の所定の時刻にデータベースに入力さ
    れたレコードの有効期間を前記指定時刻で終了させると
    ともに、以後の同一の主キーを持つレコードを全て削除
    する問合せを生成することを特徴とする請求項1記載の
    データベース問合せシステム。
JP7216630A 1995-08-02 1995-08-02 データベース問合せシステム Pending JPH0944384A (ja)

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