JPH0942055A - スターリングエンジン - Google Patents

スターリングエンジン

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JPH0942055A
JPH0942055A JP19308595A JP19308595A JPH0942055A JP H0942055 A JPH0942055 A JP H0942055A JP 19308595 A JP19308595 A JP 19308595A JP 19308595 A JP19308595 A JP 19308595A JP H0942055 A JPH0942055 A JP H0942055A
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誠 竹内
Kiyoshi Kagawa
澄 香川
Iwao Yamashita
巌 山下
Masahiro Matsuo
政弘 松尾
Shinji Moriya
信次 森谷
Katsumasa Araoka
勝政 荒岡
Koichi Hirata
宏一 平田
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SAKUSHIYON GAS KIKAN SEISAKUSH
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G2257/00Regenerators

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  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】熱伝達率を高くし交換熱量を十分に得ることが
できる高出力化の達成が可能なスターリングエンジンを
提供することにある。 【解決手段】再生器8をディスプレーサ7に内蔵するス
ターリングエンジンにおいて、加熱装置9に高温空間5a
に開口する端末が閉じられた複数本の高温伝熱管11を、
冷却装置10に低温空間5bに開口する端末が閉じられた複
数本の低温伝熱管12をそれぞれ環状に配置して設け、デ
ィスプレーサ7の高温側に再生器8と導通し各高温伝熱
管11内にガス流通狭隙g1を保持して挿入される複数本の
ガス流通導管17を、ディスプレーサ7の低温側に再生器
8と導通し各低温伝熱管12の内側にガス流通狭隙g2を保
持して挿入される複数本のガス流通導管18を再生器8内
蔵のディスプレーサ7と一体に移動できるように取付け
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は往復運動するディス
プレーサの内部を作動ガスが通過する方式のスターリン
グエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のスターリングエンジンを概
略的に示した要部断面図であって、この従来のスターリ
ングエンジンは、回転位相が略90度に変位する第1,
第2のクランク部1a,1bを有したクランクシャフト
からなる出力シャフト1と、この出力シャフト1の回転
駆動源となるパワーピストン2(第1のクランク部1a
にコンロッド2aを介して連結されている)を摺動可能
に嵌装した第1のシリンダ室3と、この第1のシリンダ
室3と連絡管4を介して連通する内部に作動ガスを封入
した第2のシリンダ室5と、この第2のシリンダ室に嵌
装されシャフト連動の作動ロッド6(第2のクランク部
1bにコンロッド6aを介して連結されている)に連結
して第2のシリンダ室5内を所定の移動ストロークで往
復運動されるディスプレーサ7と、このディスプレーサ
7に内蔵され該ディスプレーサ7の作動時に前記作動ガ
スが内部を通過する金網積層体で構成された熱授受再生
器8と、第2のシリンダ室5のディスプレーサ7上側の
室を高温空間5aとして封入ガス温度が600度位にな
るように加熱する高温加熱装置9と、第2のシリンダ室
5のディスプレーサ7下側の室を低温空間5bとして封
入ガス温度が70度位になるように冷却する冷却装置1
0とを具備する構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような再生器8
をディスプレーサ7に内蔵する従来のスターリングエン
ジンは、構造がシンプルで軽量化できる特徴を有する
が、高温熱源と低温熱源との熱交換が難しく、高出力化
ができないという問題があった。
【0004】それは、ディスプレーサ7の往復動により
作動ガスが再生器8を通過するが、その流れを熱交換に
利用できないことが原因である。ディスプレーサ7が運
動していてもシリンダ室5内の作動ガスはシリンダ側か
ら見れば停止しており、外部との熱交換において流速に
よる熱伝達率の向上は望めない。従って、作動ガスに外
部から熱エネルギーを十分に供給することができず出力
は制限されてしまう。
【0005】本発明は前記従来の問題を解消するために
なされたもので、その目的は高温熱源と低温熱源の作動
ガスに対する熱伝達率を高くすることができ、また伝熱
面積も広くとれ外部との交換熱量を十分に得ることがで
きる高出力化の達成が可能なスターリングエンジンを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに本発明は、出力シャフト1の回転駆動源となるパワ
ーピストン2を嵌装した第1のシリンダ室3と、この第
1のシリンダ室と連通する内部に作動ガスを封入した第
2のシリンダ室5と、この第2のシリンダ室に嵌装され
シャフト連動の作動ロッド6に連結して第2のシリンダ
室5内を所定の移動ストロークで往復運動されるディス
プレーサ7と、このディスプレーサに内蔵され該ディス
プレーサの作動時に前記作動ガスが内部を通過する熱授
受再生器8と、前記第2シリンダ室5のディスプレーサ
上側の室を高温空間5aとして加熱する高温加熱装置9
と、前記第2シリンダ室5のディスプレーサ下側の室を
低温空間5bとして冷却する冷却装置10とを具備する
スターリングエンジンにおいて、前記加熱装置9に高温
空間5aに開口する端末が閉じられた複数本の高温伝熱
管11を、前記冷却装置10に低温空間5bに開口する
端末が閉じられた複数本の低温伝熱管12をそれぞれ環
状に配置して設け、前記ディスプレーサ7の高温側に前
記再生器8と導通し各高温伝熱管11内にガス流通狭隙
g1を保持して挿入される複数本のガス流通導管17を、
前記ディスプレーサ7の低温側に前記再生器8と導通し
各低温伝熱管12の内側にガス流通狭隙g2を保持して挿
入される複数本のガス流通導管18を再生器8内蔵のデ
ィスプレーサ7と一体に移動できるように取付けたこと
を特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1乃
至図8に従い具体的に説明する。図中1はエンジンケー
シング20に回転自在に軸承された出力シャフトで、回
転位相が90度に変位する第1・第2の偏心カム21,
22を有し、第1の偏心カム21の側面に第2の偏心カ
ム22と同一位相で回転する第3の偏心カム23(シャ
フト一体の偏心カム21,22とは別体に構成されてい
る)を図1の如く締着固定した構成となっている。
【0008】なお、前記偏心カム21〜23の外周に
は、リング状をなすボール軸受形の回転滑動体が図1,
図2の如く嵌着され、また前記シャフト1の内側軸部に
はバランスウエイト24が第3の偏心カム23に当接し
て図1の如く嵌着されている。
【0009】3は前記シャフト1の回転駆動源となるパ
ワーピストン2を摺動可能に嵌装した第1のシリンダ室
で、このシリンダ室3を形成する第1のシリンダブロッ
ク13は前記ケーシング20の上端開口部に図1,図2
の如く嵌合固定されている。
【0010】前記パワーピストン2には、第2・第3の
偏心カム22,23に係合する長円形状のカム係合穴2
5と、前記ケーシング20に縦貫固定された案内杆2
7,28に挿通される両側ガイド孔(図示せず)とを有
した鞍型状の可動ブロック26が前記ピストン2と一体
に移動できるように嵌合固定され、この可動ブロック2
6の上下動による前記偏心カム22,23の回転で出力
シャフト1を一方向に回転駆動できるように構成されて
いる。
【0011】5は第1のシリンダ室3と中心連絡筒14
を介して同心的に連通接続された内部に作動ガスが封入
される第2のシリンダ室で、このシリンダ室5を形成す
る第2のシリンダブロック15は中心連絡筒14の外囲
部に装備される冷却装置10の上フランジに締着固定さ
れている。なお、前記シリンダ室5に封入される作動ガ
スは本実施例の場合、ヘリウムガスを使用しているが空
気であっても良い。
【0012】7は第2のシリンダ室5に嵌装され、シャ
フト連動の作動ロッド6に連結して第2のシリンダ室5
内を所定の移動ストロークで往復運動されるディスプレ
ーサで、このディスプレーサ7には該ディスプレーサの
作動時に作動ガスが内部を通過する金網積層体で構成さ
れた熱授受再生器8が内蔵されている。
【0013】前記ディスプレーサ7の作動ロッド6は、
中心連絡筒14の内部を通り、パワーピストン2と可動
ブロック26の中心孔を貫通してエンジンケーシング2
0内に図1,図2の如く垂下し、その下端部には第1の
偏心カム21に係合する長円形状のカム係合穴25aを
有した可動ブロック30が前記ケーシング20に縦貫固
定の案内杆29に図2の如く挿通案内されて上下動する
ように取付けられている。
【0014】9は前記シリンダブロック15の上端部に
装備された高温加熱装置で、この高温加熱装置9は第2
のシリンダ室5のディスプレーサ7の上側室を高温空間
5aとして封入ガス温度が600度位になるように加熱
するバーナ加熱式のものであって、高温空間5aに開口
する端末(上端部)が閉じられた複数本例えば10本の
高温伝熱管11(この管径は実施例では14mmとしてい
る)を図3に示す如く環状に配置して設け、この各高温
伝熱管11にドーナツ形のフィン11aを多数枚嵌挿し
て間隔的に取付け、このフィン群の中心穴16(図3明
示)の部分にバーナ火炎を噴射して高温に加熱する構成
となっている。
【0015】前記連絡筒14の外囲部に装備される冷却
装置10は、第2のシリンダ室5のディスプレーサ7の
下側室を低温空間5bとして封入ガス温度が70度位に
なるように冷却する空冷式(前記シャフト1と連動して
回転される図示省略の冷却ファンによって空冷される形
式)のものであって、前記低温空間5bに開口する端末
(下端部)が閉じられた複数本例えば24本の低温伝熱
管12(この管径は実施例では8mmとしている)を内外
同心円の上に等間隔を存して図4の如く環状に配置して
設け、この各低温伝熱管12にドーナツ形のフィン12
aを多数枚嵌挿して間隔的に取付け、この各フィン間に
ファンで送風される冷風を流して冷却する構成となって
いる。なお、この冷却装置10は水冷式のものを適用す
ることも可能である。
【0016】前記ディスプレーサ7の高温側には、再生
器8と導通し各高温伝熱管11内に1mm程度のガス流通
狭隙g1(図5明示)を保持して挿入される複数本例えば
10本のガス流通導管17(この管径は実施例では10
mmとしている)が再生器8内蔵のディスプレーサ7と一
体に移動できるように取付けられ、また前記ディスプレ
ーサ7の低温側には再生器8と導通し各低温伝熱管12
の内側に0.7mm程度のガス流通狭隙g2(図5明示)を
保持して挿入される複数本例えば24本のガス流通導管
18(この管径は実施例では6mmとしている)が再生器
8内蔵のディスプレーサ7と一体に移動できるように取
付けらている。
【0017】前記ガス流通導管17,18の高温伝熱管
11及び低温伝熱管12に対する挿入長さは、前記ディ
スプレーサ7が往復運動をすると、図5乃至図8に示す
ように互いに変化するが、高温伝熱管11及び低温伝熱
管12と常にオーバーラップする範囲のストロークで移
動できる長さに設定されている。
【0018】例えば、バワーピストン2とディスプレー
サ7の移動ストロークを20mmとした場合、ガス流通導
管17のディスプレーサ7上端面からの突出長さは50
mm程度、ガス流通導管18のディスプレーサ7下端面か
らの垂下長さは65mm程度に設定され、またこのガス流
通導管17,18が挿入される高温伝熱管11及び低温
伝熱管12の長さはガス流通導管17の突出長さ及びガ
ス流通導管18の垂下長さよりも少し(例えば5mm位)
長く設定されて、ディスプレーサ7がどの位置に移動し
てもガス流通導管17,18が高温伝熱管11及び低温
伝熱管12と常にオーバーラップするように構成され
る。
【0019】前記のように構成されたスターリングエン
ジンの作動ガスの膨張・収縮を利用した基本的な作動原
理は、従来公知のものと同様であるので詳細な説明は省
略するが、このスターリングエンジンの作動時に図5,
図7に示すようなガス流れが生じることを以下に説明す
る。
【0020】図5はバワーピストン2が下降限位置、再
生器内蔵のディスプレーサ7が移動ストロークの中間位
置にある状態を示しており、この状態でディスプレーサ
7が上昇すると、高温空間5aの高温の作動ガスは高温
伝熱管11とガス流通導管17との間のガス流通狭隙g1
を通り、更にガス流通導管17の内部を通って再生器8
内に流入し、再生器8に熱を渡しながら再生器8を通過
する。
【0021】そして、冷却装置10側のガス流通導管1
8の中を通り、このガス流通導管18と低温伝熱管12
との間のガス流通狭隙g2を通って冷却されながら低温空
間5bに流入する。このようなガス流れによるガス冷却
で低温空間5b内に流入した作動ガスは収縮(作動ガス
の全容積が減少する)し、パワーピストン2が上昇して
図6に示すような状態になる。
【0022】また、図6の状態からディスプレーサ7が
下降し始めると、低温空間5bの低温の作動ガスが図7
矢印で示すような経路(低温伝熱管12とガス流通導管
18ととの間のガス流通狭隙g2→ガス流通導管18の内
部→再生器8の内部→ガス流通導管17の内部→高温伝
熱管11とガス流通導管17との間のガス流通狭隙g1と
いうガス流れの経路)で流れ、再生器8を通過する時に
再生器8から熱を受け取り、更に高温加熱装置9で加熱
されて、高温空間5aに流入する。そして、加熱された
作動ガスが膨張し、作動ガスの全容積が増大して、パワ
ーピストン2を図8に示すように押し下げ、出力シャフ
ト1に回転動力を発生させる。
【0023】
【発明の効果】本発明のスターリングエンジンによれ
ば、ディスプレーサ7の動きにより、作動ガスは高温加
熱装置9側及び冷却装置10側の狭い隙間(高温伝熱管
11とガス流通導管17との間のガス流通狭隙g1及び低
温伝熱管12とガス流通導管18との間のガス流通狭隙
g2)を高速で流れるため、壁面の熱伝達率を高くするこ
とができる。また、同心環状に複数本配置された伝熱管
11,12とガス流通導管17,18による二重の伝熱
管により伝熱面積も広くとれ、外部との交換熱量が十分
に得られるため、再生器内蔵型スターリングエンジンの
高出力化が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による再生器内蔵型のスター
リングエンジンを示した中央縦断面図。
【図2】図1のAーA線に沿う矢視断面図。
【図3】図1のBーB線に沿う横断平面図。
【図4】図1のCーC線に沿う横断平面図。
【図5】ディスプレーサが上昇する時のガス流れの状態
を示した概略的な作動説明図。
【図6】図5の状態からディスプレーサが上昇限位置に
移動した状態を示す概略的な作動説明図。
【図7】ディスプレーサが下降する時のガス流れの状態
を示した概略的な作動説明図。
【図8】図7の状態からディスプレーサが下降限位置に
移動した動力発生時の状態を示す概略的な作動説明図。
【図9】従来の再生器内蔵型のスターリングエンジンを
概略的に示した中央縦断面図。
【符号の説明】
1…出力シャフト、2…パワーピストン、3…第1のシ
リンダ室、5…第2のシリンダ室、5a…高温空間、5
b…低温空間、6…作動ロッド、7…ディスプレーサ、
8…熱授受再生器、9…高温加熱装置、10…冷却装
置、11…高温伝熱管、12…低温伝熱管、14…中心
連絡筒、g1,g2…ガス流通狭隙、17…高温側のガス流
通導管、18…低温側のガス流通導管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 香川 澄 神奈川県逗子市久木8−8−67 (72)発明者 山下 巌 茨城県つくば市下広岡670−84 (72)発明者 松尾 政弘 埼玉県蕨市北町4−2−22 (72)発明者 森谷 信次 福島県郡山市小原田2−30−10 (72)発明者 荒岡 勝政 神奈川県川崎市高津区下作延491−21 (72)発明者 平田 宏一 東京都武蔵村山市学園2−36−1 むらし の住宅6−103

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力シャフトの回転駆動源となるパワー
    ピストンを嵌装した第1のシリンダ室と、この第1のシ
    リンダ室と連通する内部に作動ガスを封入した第2のシ
    リンダ室と、この第2のシリンダ室に嵌装されシャフト
    連動の作動ロッドに連結して第2のシリンダ室内を所定
    の移動ストロークで往復運動されるディスプレーサと、
    このディスプレーサに内蔵され該ディスプレーサの作動
    時に前記作動ガスが内部を通過する熱授受再生器と、前
    記第2シリンダ室のディスプレーサ上側の室を高温空間
    として加熱する高温加熱装置と、前記第2シリンダ室の
    ディスプレーサ下側の室を低温空間として冷却する冷却
    装置とを具備するスターリングエンジンにおいて、前記
    加熱装置に前記高温空間に開口する端末が閉じられた複
    数本の高温伝熱管を、前記冷却装置に前記低温空間に開
    口する端末が閉じられた複数本の低温伝熱管をそれぞれ
    環状に配置して設け、前記ディスプレーサの高温側に前
    記再生器と導通し各高温伝熱管内にガス流通狭隙を保持
    して挿入される複数本のガス流通導管を、前記ディスプ
    レーサの低温側に前記再生器と導通し各低温伝熱管の内
    側にガス流通狭隙を保持して挿入される複数本のガス流
    通導管を再生器内蔵のディスプレーサと一体に移動でき
    るように取付けたことを特徴とするスターリングエンジ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記ガス流通導管の高温伝熱管及び低温
    伝熱管に対する挿入長さは、前記ディスプレーサが往復
    運動をすると互いに変化するが、高温伝熱管及び低温伝
    熱管と常にオーバーラップする範囲のストロークで移動
    できる長さに設定されていることを特徴とする請求項1
    に記載のスターリングエンジン。
  3. 【請求項3】 第1のシリンダ室と第2のシリンダ室が
    中心連絡筒で同心的に連通接続され、この中心連絡筒の
    外囲部に複数本の低温伝熱管を有する空冷式または水冷
    式の冷却装置が装備され、前記第2のシリンダ室の上端
    部に複数本の高温伝熱管を有するバーナ加熱式の高温加
    熱装置が装備されていることを特徴とする請求項1に記
    載のスターリングエンジン。
  4. 【請求項4】 低温伝熱管の管径を高温伝熱管の管径よ
    りも小径とし且つ前記低温伝熱管の本数を高温伝熱管の
    本数よりも多くして、内外同心円の上に等間隔を存して
    環状に配設したこと、この各低温伝熱管及び各高温伝熱
    管の中にそれと同本数の低温側及び高温側のガス流通導
    管をガス流通狭隙を保持して挿入したことを特徴とする
    請求項3に記載のスターリングエンジン。
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