JPH0941940A - 主通路内を伝播するノイズを吸音・消音するために吸音性の壁を有するガス案内エレメント - Google Patents
主通路内を伝播するノイズを吸音・消音するために吸音性の壁を有するガス案内エレメントInfo
- Publication number
- JPH0941940A JPH0941940A JP7333670A JP33367095A JPH0941940A JP H0941940 A JPH0941940 A JP H0941940A JP 7333670 A JP7333670 A JP 7333670A JP 33367095 A JP33367095 A JP 33367095A JP H0941940 A JPH0941940 A JP H0941940A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- gas
- metal
- coated
- guide element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L59/00—Thermal insulation in general
- F16L59/14—Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems
- F16L59/153—Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems for flexible pipes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L9/00—Rigid pipes
- F16L9/21—Rigid pipes made of sound-absorbing materials or with sound-absorbing structure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製作を低廉にしかつ組付け操作を簡便にする
と共に、化学的攻撃性の高熱ガス中においてもノイズの
音響強度を格別顕著に低下させる。 【解決手段】 内側被覆ホース9が、案内すべきガスに
よって受ける機械的負荷、化学的負荷又は熱的負荷に応
じて、金属線材織布、ガラス繊維織布、合成織布、天然
織布又はセラミック織布、不織布からか或いは、ポリウ
レタン製、ポリアミド製、ポリテトラフルオロエチレン
製又は前記材料を複合した薄肉の軟質シートから成り、
前記内側被覆ホースの外面が大きな質量を有する金属エ
レメント19,20と結合されており、材料挿入体が、
鉱物繊維12及び/又は金属繊維及び/又はエントロピ
ー弾性材料の切屑及び/又はチップを堆積して製作され
ており、かつガス案内エレメント1がガス入口とガス出
口との間で少なくとも360°のワインディングを有し
ている。
と共に、化学的攻撃性の高熱ガス中においてもノイズの
音響強度を格別顕著に低下させる。 【解決手段】 内側被覆ホース9が、案内すべきガスに
よって受ける機械的負荷、化学的負荷又は熱的負荷に応
じて、金属線材織布、ガラス繊維織布、合成織布、天然
織布又はセラミック織布、不織布からか或いは、ポリウ
レタン製、ポリアミド製、ポリテトラフルオロエチレン
製又は前記材料を複合した薄肉の軟質シートから成り、
前記内側被覆ホースの外面が大きな質量を有する金属エ
レメント19,20と結合されており、材料挿入体が、
鉱物繊維12及び/又は金属繊維及び/又はエントロピ
ー弾性材料の切屑及び/又はチップを堆積して製作され
ており、かつガス案内エレメント1がガス入口とガス出
口との間で少なくとも360°のワインディングを有し
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属エレメントを
有する可撓性の内側被覆ホースと、外側被覆ホースと、
前記内外の被覆ホース間に配置された軟質で同じく可撓
性の材料挿入体とから構成した形式の、主通路内を伝播
するノイズを吸音・消音するために吸音性の壁を有する
ガス案内エレメントに関するものである。
有する可撓性の内側被覆ホースと、外側被覆ホースと、
前記内外の被覆ホース間に配置された軟質で同じく可撓
性の材料挿入体とから構成した形式の、主通路内を伝播
するノイズを吸音・消音するために吸音性の壁を有する
ガス案内エレメントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第274
9665号明細書に基づいて公知になつている前記形式
のガス案内エレメントでは、内側被覆ホースは、広いメ
ッシュ幅の織布から成り、該織布はその内面には補強の
ための金属エレメントとしてスパスラルワイヤを有して
いる。外側被覆ホースはシートによって形成され、該シ
ートと前記織布との間には発泡材料が材料挿入体として
装入されている。この直線的に形成された可撓性のガス
案内エレメントの円環状の端末域は端キャップを接着す
ることによって閉塞される。この公知ガス案内エレメン
トは音響を、内側被覆ホースの織布メッシュを通過させ
て、発泡材料から成る材料挿入体内へ侵入させ、該材料
挿入体内で減衰させようするものである。斯かる形式の
ガス案内エレメントは、発泡材料体に基づいて温度安定
性も耐摩耗性も有していず、この理由から吸音・消音の
ためには条件付きでしか適していない。ガスタービンか
ら発生する高熱ガス中の高い音響強度の放射音を吸音・
消音するためには、このようなガス案内エレメントは到
底採用できない。
9665号明細書に基づいて公知になつている前記形式
のガス案内エレメントでは、内側被覆ホースは、広いメ
ッシュ幅の織布から成り、該織布はその内面には補強の
ための金属エレメントとしてスパスラルワイヤを有して
いる。外側被覆ホースはシートによって形成され、該シ
ートと前記織布との間には発泡材料が材料挿入体として
装入されている。この直線的に形成された可撓性のガス
案内エレメントの円環状の端末域は端キャップを接着す
ることによって閉塞される。この公知ガス案内エレメン
トは音響を、内側被覆ホースの織布メッシュを通過させ
て、発泡材料から成る材料挿入体内へ侵入させ、該材料
挿入体内で減衰させようするものである。斯かる形式の
ガス案内エレメントは、発泡材料体に基づいて温度安定
性も耐摩耗性も有していず、この理由から吸音・消音の
ためには条件付きでしか適していない。ガスタービンか
ら発生する高熱ガス中の高い音響強度の放射音を吸音・
消音するためには、このようなガス案内エレメントは到
底採用できない。
【0003】ドイツ連邦共和国特許第3830346号
明細書に基づいて公知になっている別のガス案内エレメ
ントでは内側被覆ホースは、可撓性で波形並びに穴あき
のベースエレメントから形成され、該ベースエレメント
の外面には、音響吸収材料としてポリマー材料から成る
連続多孔質の発泡体が装着されており、該発泡体の外周
面は、外側被覆ホースとしてのコンパクトな外被によっ
て包囲されている。この公知ガス案内エレメントも、ガ
スタービンで発生するような高熱ガスを案内するため並
びにこれに伴う強い音響を減衰するためには採用するこ
とはできない。また当該公知文献において述べられてい
る音圧レベルの相対的な低下は、絶対的な考察において
は音圧レベルの3dB(A)低下がすでに音響強度の半
減を意味しているとしても、ごく控え目な吸音しかでき
ない。
明細書に基づいて公知になっている別のガス案内エレメ
ントでは内側被覆ホースは、可撓性で波形並びに穴あき
のベースエレメントから形成され、該ベースエレメント
の外面には、音響吸収材料としてポリマー材料から成る
連続多孔質の発泡体が装着されており、該発泡体の外周
面は、外側被覆ホースとしてのコンパクトな外被によっ
て包囲されている。この公知ガス案内エレメントも、ガ
スタービンで発生するような高熱ガスを案内するため並
びにこれに伴う強い音響を減衰するためには採用するこ
とはできない。また当該公知文献において述べられてい
る音圧レベルの相対的な低下は、絶対的な考察において
は音圧レベルの3dB(A)低下がすでに音響強度の半
減を意味しているとしても、ごく控え目な吸音しかでき
ない。
【0004】更にドイツ連邦共和国特許第322002
3号明細書並びに平行出願の欧州特許第0095582
号明細書に基づいて公知になっているガス案内エレメン
トでは、その外層が、主として独立気泡の弾性的な熱可
塑性発泡材料から成っているのに対して、主として吸音
の役目を掌る内層は連続多孔質の軟質発泡材料、例えば
ポリウレタン軟質発泡物質から形成されている。内外両
層は火炎貼合せによってか、又は粘着剤によって接合さ
れている。内外の両層間には、補強層の形の材料挿入
体、例えば繊維及び/又はガラス繊維から成る積層物、
織布又は編成布も採用されている。しかしこの公知ガス
案内エレメントも、その材料組成物に基づいて高熱ガス
用の消音器としては採用することができない。
3号明細書並びに平行出願の欧州特許第0095582
号明細書に基づいて公知になっているガス案内エレメン
トでは、その外層が、主として独立気泡の弾性的な熱可
塑性発泡材料から成っているのに対して、主として吸音
の役目を掌る内層は連続多孔質の軟質発泡材料、例えば
ポリウレタン軟質発泡物質から形成されている。内外両
層は火炎貼合せによってか、又は粘着剤によって接合さ
れている。内外の両層間には、補強層の形の材料挿入
体、例えば繊維及び/又はガラス繊維から成る積層物、
織布又は編成布も採用されている。しかしこの公知ガス
案内エレメントも、その材料組成物に基づいて高熱ガス
用の消音器としては採用することができない。
【0005】大型航空機、例えばボーイング747型
機、のガスタービン又はエアー・ドライバー・ポンプの
場合、タービン出口では音響強度150dB(A)及び
ガス温度約200℃が、またメインタービンでは音響強
度165dB(A)及び中核放射温度820℃が予測さ
れねばならず、このような音響強度は人類にとって生命
の危険を意味している。この分野における音響強度を低
下させるためには、前掲刊行物に記載の曲線は大したこ
とを表していない。
機、のガスタービン又はエアー・ドライバー・ポンプの
場合、タービン出口では音響強度150dB(A)及び
ガス温度約200℃が、またメインタービンでは音響強
度165dB(A)及び中核放射温度820℃が予測さ
れねばならず、このような音響強度は人類にとって生命
の危険を意味している。この分野における音響強度を低
下させるためには、前掲刊行物に記載の曲線は大したこ
とを表していない。
【0006】また米国特許第3374856号明細書に
基づいて公知になっている別形式のガス案内エレメント
では、その外側被覆ホースがゴム又は合成樹脂含浸処理
の施された織布から成っているのに対して、内側被覆ホ
ースは合成プラスチック、例えばウレタンゴムから製作
されている。中間被覆層としての材料挿入体は欠如して
いる。当該刊行物の図2には、その可撓性を裏付けるた
めにガス案内エレメントの180°湾曲が図示されてい
る。しかしながら当該刊行物では、この湾曲した形での
組込み位置は示唆的に一度たりとも述べられていない。
この公知ガス案内エレメントは、その温度不安定な材料
に基づいて、ガスタービンからの高熱ガス中における強
度の高い音響を吸音又は消音するためには適していな
い。
基づいて公知になっている別形式のガス案内エレメント
では、その外側被覆ホースがゴム又は合成樹脂含浸処理
の施された織布から成っているのに対して、内側被覆ホ
ースは合成プラスチック、例えばウレタンゴムから製作
されている。中間被覆層としての材料挿入体は欠如して
いる。当該刊行物の図2には、その可撓性を裏付けるた
めにガス案内エレメントの180°湾曲が図示されてい
る。しかしながら当該刊行物では、この湾曲した形での
組込み位置は示唆的に一度たりとも述べられていない。
この公知ガス案内エレメントは、その温度不安定な材料
に基づいて、ガスタービンからの高熱ガス中における強
度の高い音響を吸音又は消音するためには適していな
い。
【0007】吸音性の壁を有する前記ガス案内エレメン
ト以外に、例えば米国特許第2886121号明細書、
米国特許第3187835号明細書、米国特許第341
5337号明細書、米国特許第3227240号明細
書、欧州特許第0346551号明細書、欧州特許出願
公開第0493161号明細書及びドイツ連邦共和国特
許出願公開第2264354号明細書に基づいて、音響
非吸収性の壁を有する消音器も多数公知になってはいる
が、かかる形式の消音器は本発明の対象ではない。
ト以外に、例えば米国特許第2886121号明細書、
米国特許第3187835号明細書、米国特許第341
5337号明細書、米国特許第3227240号明細
書、欧州特許第0346551号明細書、欧州特許出願
公開第0493161号明細書及びドイツ連邦共和国特
許出願公開第2264354号明細書に基づいて、音響
非吸収性の壁を有する消音器も多数公知になってはいる
が、かかる形式の消音器は本発明の対象ではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記の技術状態を出発
点とする本発明の課題は、冒頭で述べた形式の吸音性の
壁を有するガス案内エレメントを改良して、製作を低廉
にしかつ組付け操作を簡便にすると共に、化学的攻撃性
の高熱ガス中においてもノイズの音響強度を格別顕著に
低下させることを保証することである。
点とする本発明の課題は、冒頭で述べた形式の吸音性の
壁を有するガス案内エレメントを改良して、製作を低廉
にしかつ組付け操作を簡便にすると共に、化学的攻撃性
の高熱ガス中においてもノイズの音響強度を格別顕著に
低下させることを保証することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の構成手段は、内側被覆ホースが、案内すべき
ガスによって受ける機械的負荷、化学的負荷又は熱的負
荷に応じて、金属線材織布、ガラス繊維織布、合成織
布、天然織布又はセラミック織布、不織布からか或い
は、ポリウレタン製、ポリアミド製、ポリテトラフルオ
ロエチレン製又は前記材料を複合した薄肉の軟質シート
から成り、前記内側被覆ホースの外面が大きな質量を有
する金属エレメントと結合されており、材料挿入体が、
鉱物繊維及び/又は金属繊維及び/又はエントロピー弾
性材料の切屑及び/又はチップを堆積して製作されてお
り、かつ前記ガス案内エレメントがガス入口とガス出口
との間で少なくとも360°のワインディングを有して
いる点にある。
の本発明の構成手段は、内側被覆ホースが、案内すべき
ガスによって受ける機械的負荷、化学的負荷又は熱的負
荷に応じて、金属線材織布、ガラス繊維織布、合成織
布、天然織布又はセラミック織布、不織布からか或い
は、ポリウレタン製、ポリアミド製、ポリテトラフルオ
ロエチレン製又は前記材料を複合した薄肉の軟質シート
から成り、前記内側被覆ホースの外面が大きな質量を有
する金属エレメントと結合されており、材料挿入体が、
鉱物繊維及び/又は金属繊維及び/又はエントロピー弾
性材料の切屑及び/又はチップを堆積して製作されてお
り、かつ前記ガス案内エレメントがガス入口とガス出口
との間で少なくとも360°のワインディングを有して
いる点にある。
【0010】この場合、織布材料乃至不織布材料は、コ
ーティングされていなくてもよく、或いは気密性が所望
される場合には天然ゴム、ゴム又はプラスチックのよう
なエントロピー弾性材料でコーティングされているか、
又は例えば25μ〜50μのアルミニウム薄膜層を有す
ることもできる。
ーティングされていなくてもよく、或いは気密性が所望
される場合には天然ゴム、ゴム又はプラスチックのよう
なエントロピー弾性材料でコーティングされているか、
又は例えば25μ〜50μのアルミニウム薄膜層を有す
ることもできる。
【0011】第1の実施形態では、大きな質量を有する
金属エレメントは、内側被覆ホースの外周に係合するか
又は複数のホース区分から成る内側被覆ホースを一緒に
纏める複数の単独リングから成っている。
金属エレメントは、内側被覆ホースの外周に係合するか
又は複数のホース区分から成る内側被覆ホースを一緒に
纏める複数の単独リングから成っている。
【0012】第2の実施形態では、大きな質量を有する
金属エレメントが、1つの金属スパイラル体によって形
成されており、該金属スパイラル体は、2つのスパイラ
ル状の材料路から成る内側被覆ホースを、互いにオーバ
ーラップする側縁部で纏めている。
金属エレメントが、1つの金属スパイラル体によって形
成されており、該金属スパイラル体は、2つのスパイラ
ル状の材料路から成る内側被覆ホースを、互いにオーバ
ーラップする側縁部で纏めている。
【0013】第3の実施形態では、大きな質量を有する
金属エレメントは、内側被覆ホースの外面に規則的に固
定された複数の金属片から成っている。この重い金属片
は、コンクリート又は、重いセラミック又は金属含有プ
ラスチックのようなその他の重量部材と結合されていて
もよい。
金属エレメントは、内側被覆ホースの外面に規則的に固
定された複数の金属片から成っている。この重い金属片
は、コンクリート又は、重いセラミック又は金属含有プ
ラスチックのようなその他の重量部材と結合されていて
もよい。
【0014】第4の実施形態では、大きな質量を有する
金属エレメントは、内側被覆ホースの外周に係合する金
属スパイラル体と、該金属スパイラル体の外周に係合す
ると共に等しいワインディング形状を有する管又はホー
スとから成っており、該管又はホースはクランプ体又は
クリップバンドによって金属スパイラル体と結合されて
おり、しかも前記の管又はホースの内周壁面と内側被覆
ホースの外周壁面との間の間隙には、水、高温オイル又
は溶融性金属合金が充填されている。相応に巻かれた管
は、振動させられる質量を高める一方、異なった媒体を
前記間隙に充填することによって、例えば冷却又は熱回
収のために熱量を同時に導出又は供給せねばならない。
金属エレメントは、内側被覆ホースの外周に係合する金
属スパイラル体と、該金属スパイラル体の外周に係合す
ると共に等しいワインディング形状を有する管又はホー
スとから成っており、該管又はホースはクランプ体又は
クリップバンドによって金属スパイラル体と結合されて
おり、しかも前記の管又はホースの内周壁面と内側被覆
ホースの外周壁面との間の間隙には、水、高温オイル又
は溶融性金属合金が充填されている。相応に巻かれた管
は、振動させられる質量を高める一方、異なった媒体を
前記間隙に充填することによって、例えば冷却又は熱回
収のために熱量を同時に導出又は供給せねばならない。
【0015】本発明の解決手段における「ワインディン
グ」という概念は、単に「円形ワインディング」だけを
意味するものではない。該ワインディングは円形螺線、
アルキメデスの螺線、双曲螺線又は対数螺線によって形
成することができる一方、クロスワインディングを含む
楕円形又は卵形ループから成り、究極的には蛇行線の形
状、特に正弦曲線状蛇行線の形状を有することができ
る。従って本発明の意味合いでの「ワインディング」と
は概ね、幾何学的中心を起点としてワインディング曲線
の両端部の交差範囲に至るまで仮想カルテシアン座標系
の4つの象限全部を通って延びるようなワインディング
曲線と解されねばならない。
グ」という概念は、単に「円形ワインディング」だけを
意味するものではない。該ワインディングは円形螺線、
アルキメデスの螺線、双曲螺線又は対数螺線によって形
成することができる一方、クロスワインディングを含む
楕円形又は卵形ループから成り、究極的には蛇行線の形
状、特に正弦曲線状蛇行線の形状を有することができ
る。従って本発明の意味合いでの「ワインディング」と
は概ね、幾何学的中心を起点としてワインディング曲線
の両端部の交差範囲に至るまで仮想カルテシアン座標系
の4つの象限全部を通って延びるようなワインディング
曲線と解されねばならない。
【0016】ガス案内エレメントはガス入口とガス出口
との間に3つのワインディングを有しているのが有利で
ある。
との間に3つのワインディングを有しているのが有利で
ある。
【0017】本発明の特に有利な実施形態では、ガス案
内エレメントの各ワインディングは、被覆ホース材料の
弾性率に関連して、できるだけ狭いワインディング半径
を有している。
内エレメントの各ワインディングは、被覆ホース材料の
弾性率に関連して、できるだけ狭いワインディング半径
を有している。
【0018】このように構成されたガス案内エレメント
を用いて行なった最初の実験結果では、ガス案内エレメ
ントがただ360°にわたる唯1つの円形スパイラルワ
インディングであってガス入口における音響強度が15
0dB(A)である場合、ガス出口における音響強度は
108dB(A)に低減された。ガス案内エレメントが
3つの円形スパイラルワインディングであってガス入口
における音響強度が150dB(A)である場合には、
ガス出口では89dB(A)しか測定されなかった。以
上の実験結果から確認できるように、このように音響強
度の格別顕著な低減は、従来慣用のすべての公知ガス案
内エレメントを用いても到底不可能である。この有利な
作用効果は、ガス案内エレメントを特別に構成すると共
に、重く大きな質量を有する金属エレメント、特に金属
リング又は金属スパイラルの振動を可撓性の材料挿入体
内へ放出することによって始めて達成され得るのであ
り、ひいては恐らくは反射現象や干渉現象によってとい
うよりは、主として吸音によって前記の音響強度の低減
が得られると云うことができる。
を用いて行なった最初の実験結果では、ガス案内エレメ
ントがただ360°にわたる唯1つの円形スパイラルワ
インディングであってガス入口における音響強度が15
0dB(A)である場合、ガス出口における音響強度は
108dB(A)に低減された。ガス案内エレメントが
3つの円形スパイラルワインディングであってガス入口
における音響強度が150dB(A)である場合には、
ガス出口では89dB(A)しか測定されなかった。以
上の実験結果から確認できるように、このように音響強
度の格別顕著な低減は、従来慣用のすべての公知ガス案
内エレメントを用いても到底不可能である。この有利な
作用効果は、ガス案内エレメントを特別に構成すると共
に、重く大きな質量を有する金属エレメント、特に金属
リング又は金属スパイラルの振動を可撓性の材料挿入体
内へ放出することによって始めて達成され得るのであ
り、ひいては恐らくは反射現象や干渉現象によってとい
うよりは、主として吸音によって前記の音響強度の低減
が得られると云うことができる。
【0019】本発明の有利な実施形態では外側被覆ホー
スも、内側被覆ホースの構造と同一の構造を有してお
り、しかも材料挿入体は内側被覆ホースと外側被覆ホー
スとの間の間隙内に均等に分配されている。
スも、内側被覆ホースの構造と同一の構造を有してお
り、しかも材料挿入体は内側被覆ホースと外側被覆ホー
スとの間の間隙内に均等に分配されている。
【0020】外側被覆ホースは、ポリテトラフルオロエ
チレン(PTFE)、ポリアミド(PA)、ポリエステ
ル(PETP)のようなガス密・空気密のプラスチック
又は片面又は両面に前記プラスチックでコーティング処
理を施した金属線材織布、ガラス繊維織布、合成織布、
天然織布又はセラミック織布、不織布からか或いは、前
記材料を複合したものから成っているのが有利である。
チレン(PTFE)、ポリアミド(PA)、ポリエステ
ル(PETP)のようなガス密・空気密のプラスチック
又は片面又は両面に前記プラスチックでコーティング処
理を施した金属線材織布、ガラス繊維織布、合成織布、
天然織布又はセラミック織布、不織布からか或いは、前
記材料を複合したものから成っているのが有利である。
【0021】本発明の特に有利な実施形態では、内側被
覆ホースと外側被覆ホースとの間に中間被覆ホースが間
挿されており、該中間被覆ホースは内側被覆ホースと同
一の構造を有することができる。内側被覆ホースは高級
鋼線材織布から製作され、中間被覆ホースと外側被覆ホ
ースはガラス繊維補強織布から製作され、内側被覆ホー
スと中間被覆ホースとの間の材料挿入体は高級鋼繊維ウ
ールから製作され、また中間被覆ホースと外側被覆ホー
スとの間の材料挿入体は鉱物繊維ウールから製作されて
いるのが特に有利である。このように構成されたガス案
内エレメントは特に、1150℃以上の高熱ガスの場合
の吸音及び消音に適している。
覆ホースと外側被覆ホースとの間に中間被覆ホースが間
挿されており、該中間被覆ホースは内側被覆ホースと同
一の構造を有することができる。内側被覆ホースは高級
鋼線材織布から製作され、中間被覆ホースと外側被覆ホ
ースはガラス繊維補強織布から製作され、内側被覆ホー
スと中間被覆ホースとの間の材料挿入体は高級鋼繊維ウ
ールから製作され、また中間被覆ホースと外側被覆ホー
スとの間の材料挿入体は鉱物繊維ウールから製作されて
いるのが特に有利である。このように構成されたガス案
内エレメントは特に、1150℃以上の高熱ガスの場合
の吸音及び消音に適している。
【0022】有利には、被覆ホースは公知の形式で、ス
パイラル状の材料路より製造されており、この材料路の
互いに重なり合う側面端部は、金属製の支持体を被覆し
ていて、この支持体と共に、C字形横断面を有するクラ
ンプ体によって取り囲まれている。クランプ体の、開口
部とは反対側の脚片は、材料路及び材料路の互いに重な
り合う側面端部をこの箇所で緊締する。このような形式
の被覆ホースは、その詳細及び多くの変化実施例がドイ
ツ連邦共和国特許公開第3720231号明細書に記載
されている。金属製の支持体をC字形の横断面を有する
金属製のクランプ体内にはめ込むことによって、吸音性
の壁部と金属部材との間の持続的に維持される接続が得
られるだけでなく、金属部材は、吸音性を促進する大き
な質量を有することになる。
パイラル状の材料路より製造されており、この材料路の
互いに重なり合う側面端部は、金属製の支持体を被覆し
ていて、この支持体と共に、C字形横断面を有するクラ
ンプ体によって取り囲まれている。クランプ体の、開口
部とは反対側の脚片は、材料路及び材料路の互いに重な
り合う側面端部をこの箇所で緊締する。このような形式
の被覆ホースは、その詳細及び多くの変化実施例がドイ
ツ連邦共和国特許公開第3720231号明細書に記載
されている。金属製の支持体をC字形の横断面を有する
金属製のクランプ体内にはめ込むことによって、吸音性
の壁部と金属部材との間の持続的に維持される接続が得
られるだけでなく、金属部材は、吸音性を促進する大き
な質量を有することになる。
【0023】さらに吸音を及び消音を得るために及び材
料を冷却するために、本発明の別の実施例に基づいて、
内側被覆ホースが、ガス案内通路内で水をスプレーする
ためのスプレー装置を備えていれば特に有利である。
料を冷却するために、本発明の別の実施例に基づいて、
内側被覆ホースが、ガス案内通路内で水をスプレーする
ためのスプレー装置を備えていれば特に有利である。
【0024】圧力損失を少なくするために、内側被覆ホ
ースのガス案内通路の横断面(及びこの内側被覆ホース
を取り囲む別のすべての被覆ホース)は、ガス案内通路
の横断面に対してガス入口の手前で増大されている。
ースのガス案内通路の横断面(及びこの内側被覆ホース
を取り囲む別のすべての被覆ホース)は、ガス案内通路
の横断面に対してガス入口の手前で増大されている。
【0025】
【発明の実施の形態】図1に示されているように、本発
明によるガス案内エレメント1はそのガス入口2がフラ
ンジ締結部4を介して主通路3に接続されており、これ
に対してガス出口5は大気に向けられている。
明によるガス案内エレメント1はそのガス入口2がフラ
ンジ締結部4を介して主通路3に接続されており、これ
に対してガス出口5は大気に向けられている。
【0026】ガス案内エレメント1は、図1に示されて
いるように、可能な限り狭いワインディング半径rを有
するワインディングWを備えており、これに対して図2
に示したガス案内エレメント1は、前部で3つのワイン
ディングWを有している。図2〜図5には、図1と同じ
部材には同一の符号を付けた。
いるように、可能な限り狭いワインディング半径rを有
するワインディングWを備えており、これに対して図2
に示したガス案内エレメント1は、前部で3つのワイン
ディングWを有している。図2〜図5には、図1と同じ
部材には同一の符号を付けた。
【0027】図2に示したガス案内エレメント1は、支
持架6内に配置されていて、この支持架6と共に、図示
していないリフト装置によって任意に走行可能である。
このリフト装置は、クレーン又はスタッカートラック(H
ubstapler)であってよい。ガス入口2は漏斗状部7を備
えており、この漏斗状部7内には、概略的に図示された
タービン8の主通路3が侵入している。タービン8の代
わりに、換気装置又はその他の音響発生機械を使用して
もよい。
持架6内に配置されていて、この支持架6と共に、図示
していないリフト装置によって任意に走行可能である。
このリフト装置は、クレーン又はスタッカートラック(H
ubstapler)であってよい。ガス入口2は漏斗状部7を備
えており、この漏斗状部7内には、概略的に図示された
タービン8の主通路3が侵入している。タービン8の代
わりに、換気装置又はその他の音響発生機械を使用して
もよい。
【0028】図3には、ガス案内エレメント1がループ
状に形成されており、このループは、場合によっては3
60゜のワインディングWを有している。何故ならば、
このループは、カルテシアン座標系の4つのすべての象
限を通って延びているからである。このカルテシアン座
標系は、座標横軸xと、座標縦軸yと、ローマ数字I〜
IVまでで示されている。以上の定義に基づけば、図3に
示したループは、別の形状を有していてもよい。
状に形成されており、このループは、場合によっては3
60゜のワインディングWを有している。何故ならば、
このループは、カルテシアン座標系の4つのすべての象
限を通って延びているからである。このカルテシアン座
標系は、座標横軸xと、座標縦軸yと、ローマ数字I〜
IVまでで示されている。以上の定義に基づけば、図3に
示したループは、別の形状を有していてもよい。
【0029】図4には、それぞれ360゜の2つの正弦
状の蛇行ラインを有する形状のガス案内エレメント1が
示されている。
状の蛇行ラインを有する形状のガス案内エレメント1が
示されている。
【0030】図5では、ガス案内エレメント1は、アル
キメデス、双曲線状又は対数的なら線状であるスパイラ
ルの形状を有している。
キメデス、双曲線状又は対数的なら線状であるスパイラ
ルの形状を有している。
【0031】図1〜図5のすべての実施例によれば、ワ
インディングWのワインディング半径若しくは曲率半径
は、可能な限り狭く若しくは小さく構成されていること
が明らかである。この場合、音響の強さの低下程度は、
ワインディング半径rが小さければ小さい程、大きくな
るように、実験で確かめられた。可能な限り狭いワイン
ディング半径には、被覆ホース9,11,14の材料の
フレキシブル性によって限界が与えられる。
インディングWのワインディング半径若しくは曲率半径
は、可能な限り狭く若しくは小さく構成されていること
が明らかである。この場合、音響の強さの低下程度は、
ワインディング半径rが小さければ小さい程、大きくな
るように、実験で確かめられた。可能な限り狭いワイン
ディング半径には、被覆ホース9,11,14の材料の
フレキシブル性によって限界が与えられる。
【0032】図6〜図8によれば、内側被覆ホース9
は、それぞれ供給しようとするガスの温度に応じて、繊
維、金属線材繊維、ガラス繊維、合成繊維、天然繊維又
はセラミックの製織品、不織布より成っているか、或い
はポリウレタン又はポリアミド又はこれらの材料の組み
合わせより成る柔軟な薄いシート材より組み立てられて
いる。これらの材料は、金属リングより成る個別リング
より製造されているか又は、図6〜図8によれば、金属
エレメントとしてのスパイラル10より成るら線路より
組み立てられている。内側被覆ホース9と外側被覆ホー
ス11との間の材料挿入体は、図6及び図7に従って鉱
物繊維12が堆積して成る堆積体より形成されている
か、或いは図8に従って高級鋼繊維ウール13が堆積し
て成る堆積体より形成されている。
は、それぞれ供給しようとするガスの温度に応じて、繊
維、金属線材繊維、ガラス繊維、合成繊維、天然繊維又
はセラミックの製織品、不織布より成っているか、或い
はポリウレタン又はポリアミド又はこれらの材料の組み
合わせより成る柔軟な薄いシート材より組み立てられて
いる。これらの材料は、金属リングより成る個別リング
より製造されているか又は、図6〜図8によれば、金属
エレメントとしてのスパイラル10より成るら線路より
組み立てられている。内側被覆ホース9と外側被覆ホー
ス11との間の材料挿入体は、図6及び図7に従って鉱
物繊維12が堆積して成る堆積体より形成されている
か、或いは図8に従って高級鋼繊維ウール13が堆積し
て成る堆積体より形成されている。
【0033】外側被覆ホース11は、図6に従って滑ら
かに構成されているか、又は図7に従って内側被覆ホー
ス9と同じ構造を有している。外側被覆ホース11は、
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリアミド(P
A)、ポリエステル(PETF)等のガス密又は気密なプラスチ
ックより製造されるか、或いは、線材繊維又はガラス繊
維、合成繊維、天然繊維又はセラミックの製織品より成
る、前記プラスチックによって両面又は片面がコーティ
ングされているか又はコーティングされていない繊維よ
り製造されるかる、或いは不織布又は以上の材料の組み
合わせより製造され得る。
かに構成されているか、又は図7に従って内側被覆ホー
ス9と同じ構造を有している。外側被覆ホース11は、
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリアミド(P
A)、ポリエステル(PETF)等のガス密又は気密なプラスチ
ックより製造されるか、或いは、線材繊維又はガラス繊
維、合成繊維、天然繊維又はセラミックの製織品より成
る、前記プラスチックによって両面又は片面がコーティ
ングされているか又はコーティングされていない繊維よ
り製造されるかる、或いは不織布又は以上の材料の組み
合わせより製造され得る。
【0034】図8に示した実施例は、1150℃及びそ
れ以上の温度の高温ガスをガイドするために及び、拡散
する騒音を消音及び吸音するために特別に構成されたも
のである。この実施例では、内側被覆ホース9と外側被
覆ホース11との間に中間被覆ホース14が挿入されて
いる。この中間被覆ホース14は、内側被覆ホース99
と同じ構造を有している。この場合、内側被覆ホース9
は、繊細な高級鋼線材製織品より成っていて、一方、外
側被覆ホース11はガラス繊維強化された製織品より成
っており、これに対して中間被覆ホース14と外側被覆
ホース11との間の挿入材料は、鉱物繊維12の堆積物
より形成されている。
れ以上の温度の高温ガスをガイドするために及び、拡散
する騒音を消音及び吸音するために特別に構成されたも
のである。この実施例では、内側被覆ホース9と外側被
覆ホース11との間に中間被覆ホース14が挿入されて
いる。この中間被覆ホース14は、内側被覆ホース99
と同じ構造を有している。この場合、内側被覆ホース9
は、繊細な高級鋼線材製織品より成っていて、一方、外
側被覆ホース11はガラス繊維強化された製織品より成
っており、これに対して中間被覆ホース14と外側被覆
ホース11との間の挿入材料は、鉱物繊維12の堆積物
より形成されている。
【0035】図1〜図5に示した本発明による基本的な
構造は1例にすぎない。3つより少ない壁部を備えたガ
ス案内エレメントも、3つより多い壁部を備えたガス案
内エレメントも可能である。その選択に関しては、ガス
案内エレメントの主な使用目的に基づいて専門家に委ね
られる。この使用目的が主に、ガス入口2に存在する音
響の集中を低下させるためであれば、3つ以上の壁部を
使用することができる。しかしながら壁部の数は、各壁
部でそれぞれ大きくなる圧力損失によって、タービン8
若しくは別の作業機械へ向かって強い逆流が生じないよ
うに設計される。以上の理由により、内側被覆ホース9
のガス案内通路16の横断面を、ガス入口2の手前にお
ける主通路の横断面に対して拡大、例えば2倍にすると
有利である。
構造は1例にすぎない。3つより少ない壁部を備えたガ
ス案内エレメントも、3つより多い壁部を備えたガス案
内エレメントも可能である。その選択に関しては、ガス
案内エレメントの主な使用目的に基づいて専門家に委ね
られる。この使用目的が主に、ガス入口2に存在する音
響の集中を低下させるためであれば、3つ以上の壁部を
使用することができる。しかしながら壁部の数は、各壁
部でそれぞれ大きくなる圧力損失によって、タービン8
若しくは別の作業機械へ向かって強い逆流が生じないよ
うに設計される。以上の理由により、内側被覆ホース9
のガス案内通路16の横断面を、ガス入口2の手前にお
ける主通路の横断面に対して拡大、例えば2倍にすると
有利である。
【0036】音響の集中をさらに低下させるために、内
側被覆ホース9に、図2に示したスプレー装置15を設
けて、ガス案内エレメント1の案内通路16内に水をス
プレーすることができるようにし、これによって材料の
熱負荷も低下させることができる。このようなスプレー
装置15は、図2ではリングスプレーノズルとしてガス
入口2に設けられているが、別の構成でガイド通路16
内の別の箇所に配置してもよい。
側被覆ホース9に、図2に示したスプレー装置15を設
けて、ガス案内エレメント1の案内通路16内に水をス
プレーすることができるようにし、これによって材料の
熱負荷も低下させることができる。このようなスプレー
装置15は、図2ではリングスプレーノズルとしてガス
入口2に設けられているが、別の構成でガイド通路16
内の別の箇所に配置してもよい。
【0037】図8による中間被覆ホース14、内側被覆
ホース14、及び図7及び図8による外側被覆ホース1
1の基本的な構成は図9に拡大して示されている。
ホース14、及び図7及び図8による外側被覆ホース1
1の基本的な構成は図9に拡大して示されている。
【0038】各被覆ホース9,11,14は、2つのス
パイラル状の材料路17,18と1つのスパイラル状の
支持体19と、C字形横断面を有するスパイラル状のク
ランプ体20とから成っている。スパイラル状の材料路
17,18の互いに重なり合う端部21,22は支持体
19を包み込んでいる。クランプ体20の脚片23,2
4は、開口部25で互いに向き合っていて、この位置で
材料路17,18の互いに重なり合う端部21,22を
緊締する。この場合、クランプ体の脚片23,24の縁
部26,27は、この箇所で材料路17,18が破壊さ
れるのを避けるために、丸みを付けられている。支持体
19及びクランプ体20と協働する2つの材料路17,
18のの基本的な構造は、ドイツ連邦共和国特許公開第
3720231号明細書に多数の変化例によって詳細が
示されており、本発明の対象とするものではない。
パイラル状の材料路17,18と1つのスパイラル状の
支持体19と、C字形横断面を有するスパイラル状のク
ランプ体20とから成っている。スパイラル状の材料路
17,18の互いに重なり合う端部21,22は支持体
19を包み込んでいる。クランプ体20の脚片23,2
4は、開口部25で互いに向き合っていて、この位置で
材料路17,18の互いに重なり合う端部21,22を
緊締する。この場合、クランプ体の脚片23,24の縁
部26,27は、この箇所で材料路17,18が破壊さ
れるのを避けるために、丸みを付けられている。支持体
19及びクランプ体20と協働する2つの材料路17,
18のの基本的な構造は、ドイツ連邦共和国特許公開第
3720231号明細書に多数の変化例によって詳細が
示されており、本発明の対象とするものではない。
【0039】これらの金属エレメント(支持体19およ
びクランプ体20)によって、複数の材料路17,18
を互いに積み重ねることにより、これらの材料路を同時
に緊締することができる。これにより、請求項1に記載
のような、内側被覆ホース9のための材料の組み合わせ
が可能である。従って、この内側被覆ホース9は選択的
に、ガス密・空気密に構成するか、またはガス透過性・
空気透過性を有するように構成することができる。
びクランプ体20)によって、複数の材料路17,18
を互いに積み重ねることにより、これらの材料路を同時
に緊締することができる。これにより、請求項1に記載
のような、内側被覆ホース9のための材料の組み合わせ
が可能である。従って、この内側被覆ホース9は選択的
に、ガス密・空気密に構成するか、またはガス透過性・
空気透過性を有するように構成することができる。
【0040】クランプ体20も支持体19も金属から成
っており、振動質量体を形成している。この振動質量体
は鉱物繊維12または高級鋼繊維ウール13から成る堆
積体内に振動を導入し、ひいては音響強度を相応に減じ
ることができる。本発明によるガス案内エレメント1に
よる驚くべき音響強度減少は主として、鉱物繊維ウール
12および/または高級鋼繊維ウール13から成る堆積
体と関連した、振動質量体(支持体19およびクランプ
体20)による音響強度の吸収にあると云える。出来る
だけ小さなワインディング半径rを有する少なくとも1
つのワインディングWと相俟って、案内通路16内に侵
入した音響が内側被覆ホース9の内壁9aによって跳ね
返される。これにより、相応の干渉現象による音響の減
少も可能である。実験で得られたような、ガス入口2に
おける150dB(A)からガス出口5における89d
B(A)への音響強度の減少は有利である。それという
のはこのことは、元の音響強度のほぼ半分の減少を意味
しているからである。
っており、振動質量体を形成している。この振動質量体
は鉱物繊維12または高級鋼繊維ウール13から成る堆
積体内に振動を導入し、ひいては音響強度を相応に減じ
ることができる。本発明によるガス案内エレメント1に
よる驚くべき音響強度減少は主として、鉱物繊維ウール
12および/または高級鋼繊維ウール13から成る堆積
体と関連した、振動質量体(支持体19およびクランプ
体20)による音響強度の吸収にあると云える。出来る
だけ小さなワインディング半径rを有する少なくとも1
つのワインディングWと相俟って、案内通路16内に侵
入した音響が内側被覆ホース9の内壁9aによって跳ね
返される。これにより、相応の干渉現象による音響の減
少も可能である。実験で得られたような、ガス入口2に
おける150dB(A)からガス出口5における89d
B(A)への音響強度の減少は有利である。それという
のはこのことは、元の音響強度のほぼ半分の減少を意味
しているからである。
【0041】勿論、本発明によるガス案内エレメント
は、このようなタービン8の入り口8aにおける吸音・
消音のために使用することもできる。
は、このようなタービン8の入り口8aにおける吸音・
消音のために使用することもできる。
【0042】さらに、規定された限界値を超えるとター
ビン8の破壊を招くような、吸い込み側または吹き出し
側の不所望の流れ抵抗を減じるために、ガス案内エレメ
ント1の案内通路16内に、ベンチレータや噴流ポンプ
等のような、一緒に減衰される流れ加速器が挿入され、
かつ/または、ガスのための案内通路16の横断面がタ
ービン入口8aの横断面に対して拡大されると有利であ
る。
ビン8の破壊を招くような、吸い込み側または吹き出し
側の不所望の流れ抵抗を減じるために、ガス案内エレメ
ント1の案内通路16内に、ベンチレータや噴流ポンプ
等のような、一緒に減衰される流れ加速器が挿入され、
かつ/または、ガスのための案内通路16の横断面がタ
ービン入口8aの横断面に対して拡大されると有利であ
る。
【図1】1つのワインディング(360゜)を有する本
発明のガス案内エレメントで、このガス案内エレメント
のガス入口がタービンのガス出口にフランジ接続されて
いる、側面図である。
発明のガス案内エレメントで、このガス案内エレメント
のガス入口がタービンのガス出口にフランジ接続されて
いる、側面図である。
【図2】リフト装置上で3つのワインディングを有する
ガス案内エレメントで、このガス案内エレメントのガス
入口に、強い音響にさらされる、タービンからのガスを
受容するための漏斗状部を備えている、側面図である。
ガス案内エレメントで、このガス案内エレメントのガス
入口に、強い音響にさらされる、タービンからのガスを
受容するための漏斗状部を備えている、側面図である。
【図3】ループ状の形状のガス案内エレメントで、この
ガス案内エレメントのガス入口がタービンのガス出口に
フランジ接続されている、側面図である。
ガス案内エレメントのガス入口がタービンのガス出口に
フランジ接続されている、側面図である。
【図4】2つのワインディングを有する正弦状の蛇行ラ
インの形状のガス案内エレメントで、このガス案内エレ
メントのガス入口がタービンに接続されていて、その全
長に亙って、走行可能なフレーム内に配置されている、
側面図である。
インの形状のガス案内エレメントで、このガス案内エレ
メントのガス入口がタービンに接続されていて、その全
長に亙って、走行可能なフレーム内に配置されている、
側面図である。
【図5】1つのワインディングを有するスパイラルの形
状のガス案内エレメントで、このガス案内エレメントの
ガス入口がタービンの出口にフランジ接続されている、
側面図である。
状のガス案内エレメントで、このガス案内エレメントの
ガス入口がタービンの出口にフランジ接続されている、
側面図である。
【図6】C字形横断面のスパイラル状のクランプ体と金
属製の支持体とから組み立てられた、滑らかに構成され
た外側被覆ホース、挿入材料及び内側被覆ホースを備え
たガス案内エレメントの部分縦断面図である。
属製の支持体とから組み立てられた、滑らかに構成され
た外側被覆ホース、挿入材料及び内側被覆ホースを備え
たガス案内エレメントの部分縦断面図である。
【図7】基本的に同じ構成の内側被覆ホースと外側被覆
ホースとこれらの間の配置された挿入材料とを有する、
別の実施例によるガス案内エレメント部縦断面図であ
る。
ホースとこれらの間の配置された挿入材料とを有する、
別の実施例によるガス案内エレメント部縦断面図であ
る。
【図8】外側被覆ホースと内側被覆ホースとこれらの間
にはめ込まれた中間被覆ホースとを有する、さらに別の
実施例によるガス案内エレメントの部分縦断面図であ
る。
にはめ込まれた中間被覆ホースとを有する、さらに別の
実施例によるガス案内エレメントの部分縦断面図であ
る。
【図9】金属製の支持体とC字形横断面を有する金属ス
パイラルとによる、スパイラル状の2つの材料路の接続
部の拡大した横断面図である。
パイラルとによる、スパイラル状の2つの材料路の接続
部の拡大した横断面図である。
1 ガス案内エレメント、 2 ガス入口、 3
主通路、 4 フランジ締結部、 5 ガス出口、
6 支持架、 7 漏斗状部、 8タービン、
8a タービン入口、 9 内側被覆ホース、 9
a 内壁、 10 スパイラル体、 11 外側
被覆ホース、 12 鉱物繊維、13 高級鋼繊維
ウール、 14 中間被覆ホース、 15 スプレ
ー装置、 16 案内通路、 17,18 材料
路、 19 支持体、 20 クランプ体、 2
1,22 材料路側縁部、 23,24 クランプ
体の脚片、 25 クランプ体の開口部、 26,2
7 脚片の縁部、 Wワインディング、 r ワイ
ンディング半径、 x 座標横軸、 y座標縦軸、
I,II,III,IV カルテシアン座標系の象
限
主通路、 4 フランジ締結部、 5 ガス出口、
6 支持架、 7 漏斗状部、 8タービン、
8a タービン入口、 9 内側被覆ホース、 9
a 内壁、 10 スパイラル体、 11 外側
被覆ホース、 12 鉱物繊維、13 高級鋼繊維
ウール、 14 中間被覆ホース、 15 スプレ
ー装置、 16 案内通路、 17,18 材料
路、 19 支持体、 20 クランプ体、 2
1,22 材料路側縁部、 23,24 クランプ
体の脚片、 25 クランプ体の開口部、 26,2
7 脚片の縁部、 Wワインディング、 r ワイ
ンディング半径、 x 座標横軸、 y座標縦軸、
I,II,III,IV カルテシアン座標系の象
限
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02C 7/00 F02C 7/00 B 7/045 7/045 F16L 55/02 F16L 55/02 (72)発明者 アルベルト ノレス ドイツ連邦共和国 ゲルゼンキルヒェン ヴィーラントシュトラーセ 2
Claims (17)
- 【請求項1】 金属エレメントを有する可撓性の内側被
覆ホースと、外側被覆ホースと、前記内外の被覆ホース
間に配置された軟質で同じく可撓性の材料挿入体とから
構成した形式の、主通路内を伝播するノイズを吸音・消
音するために吸音性の壁を有するガス案内エレメントに
おいて、 内側被覆ホース(9)が、案内すべきガスによって受け
る機械的負荷、化学的負荷又は熱的負荷に応じて、金属
線材織布、ガラス繊維織布、合成織布、天然織布又はセ
ラミック織布、不織布からか或いは、ポリウレタン製、
ポリアミド製、ポリテトラフルオロエチレン製又は前記
材料を複合した薄肉の軟質シートから成り、前記内側被
覆ホースの外面が大きな質量を有する金属エレメント
(19,20)と結合されており、材料挿入体が、鉱物
繊維(12)及び/又は金属繊維(13)及び/又はエ
ントロピー弾性材料の切屑及び/又はチップを堆積して
製作されており、かつ前記ガス案内エレメント(1)が
ガス入口(2)とガス出口(5)との間で少なくとも3
60°のワインディング(W)を有していることを特徴
とする、主通路内を伝播するノイズを吸音・消音するた
めに吸音性の壁を有するガス案内エレメント。 - 【請求項2】 大きな質量を有する金属エレメントが、
内側被覆ホースの外周に係合するか又は複数のホース区
分から成る内側被覆ホースを一緒に纏める複数の単独リ
ングから成っている、請求項1記載のガス案内エレメン
ト。 - 【請求項3】 大きな質量を有する金属エレメント(1
9,20)が、1つの金属スパイラル体によって形成さ
れており、該金属スパイラル体が、2つのスパイラル状
の材料路から成る内側被覆ホースを、互いにオーバーラ
ップする側縁部で纏めている、請求項1記載のガス案内
エレメント。 - 【請求項4】 大きな質量を有する金属エレメントが、
内側被覆ホースの外面に規則的に固定された複数の金属
片から成っている、請求項1記載のガス案内エレメン
ト。 - 【請求項5】 大きな質量を有する金属エレメントが、
内側被覆ホース(9)の外周に係合する金属スパイラル
体(19,20)と、該金属スパイラル体の外周に係合
すると共に等しいワインディング形状を有する管又はホ
ースとから成っており、該管又はホースがクランプ体又
はクリップバンドによって金属スパイラル体と結合され
ており、しかも前記の管又はホースの内周壁面と内側被
覆ホース(9)の外周壁面との間の間隙には、水、高温
オイル又は溶融性金属合金が充填されている、請求項1
記載のガス案内エレメント。 - 【請求項6】 ワインディングが円形螺線、アルキメデ
スの螺線、双曲螺線又は対数螺線によって形成されてい
るか、又は楕円形ループ、卵形ループ又はクロスワイン
ディングから形成されているか、又は正弦曲線状蛇行線
のような蛇行線から形成されている、請求項1から5ま
でのいずれか1項記載のガス案内エレメント。 - 【請求項7】 ガス案内エレメント(1)がガス入口
(2)とガス出口(5)との間に3つのワインディング
(W)を有している、請求項1から6までのいずれか1
項記載のガス案内エレメント。 - 【請求項8】 ガス案内エレメント(1)の各ワインデ
ィング(W)が、被覆ホース(9,11,14)の材料
の弾性率に関連して、できるだけ狭いワインディング半
径(r)を有している、請求項1から7までのいずれか
1項記載のガス案内エレメント。 - 【請求項9】 外側被覆ホース(11)も、内側被覆ホ
ース(9)の構造と同一の構造を有している、請求項1
から8までのいずれか1項記載のガス案内エレメント。 - 【請求項10】 外側被覆ホース(11)は、ポリテト
ラフルオロエチレン(PTFE)、ポリアミド(P
A)、ポリエステル(PETP)のようなガス密・空気
密のプラスチック又は片面又は両面に前記プラスチック
でコーティング処理を施した、又は前記プラスチックで
コーティング処理を施さない金属線材織布、ガラス繊維
織布、合成織布、天然織布又はセラミック織布、不織布
からか或いは、前記材料を複合したものから成ってい
る、請求項1から8までのいずれか1項記載のガス案内
エレメント。 - 【請求項11】 内側被覆ホース(9)と外側被覆ホー
ス(11)との間に中間被覆ホース(14)が間挿され
ている、請求項1から10までのいずれか1項記載のガ
ス案内エレメント。 - 【請求項12】 中間被覆ホース(14)が内側被覆ホ
ース(9)と同一の構造を有している、請求項11記載
のガス案内エレメント。 - 【請求項13】 内側被覆ホース(9)が微細な高級鋼
線材織布から製作され、中間被覆ホース(14)と外側
被覆ホース(11)とがガラス繊維補強織布から製作さ
れ、内側被覆ホース(9)と中間被覆ホース(14)と
の間の材料挿入体が高級鋼繊維ウール(13)から製作
され、また中間被覆ホース(14)と外側被覆ホース
(11)との間の材料挿入体が鉱物繊維ウール(12)
から製作されている、請求項1から12までのいずれか
1項記載のガス案内エレメント。 - 【請求項14】 被覆ホース(9,11,14)が、公
知の形式でスパイラル状の材料路(17,18)から成
っており、該材料路の互いに重なり合う側面端部が、金
属製の支持体(19)を被覆していて、該支持体(1
9)と共に、C字形横断面を有するクランプ体(20)
によって取り囲まれており、該クランプ体の、開口部
(25)とは反対側の脚片(23,24)が、材料路及
び材料路の互いに重なり合う側面端部(21,22)を
この箇所で緊締している、請求項1から13までのいず
れか1項記載のガス案内エレメント。 - 【請求項15】 圧力損失を少なくするために、内側被
覆ホース(9)のガスのための案内通路(16)の横断
面が、ガスのための案内通路(3)の横断面に対してガ
ス入口(2)の手前で増大されている、請求項1から1
4までのいずれか1項記載のガス案内エレメント。 - 【請求項16】 内側被覆ホース(9)が、ガスのため
の案内通路(16)内で水をスプレーするためのスプレ
ー装置(15)を備えている、請求項1から15までの
いずれか1項記載のガス案内エレメント。 - 【請求項17】 ガス案内エレメント(1)が、支持架
(6)に配置されており、該支持架と一緒に移動可能で
ある、請求項1から16までのいずれか1項記載のガス
案内エレメント。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19944445794 DE4445794C1 (de) | 1994-12-21 | 1994-12-21 | Gasführungselement mit schallweichen Wänden zum Dämmen und Dämpfen von sich in Hauptkanälen ausbreitenden Geräuschen |
DE4445794.4 | 1994-12-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0941940A true JPH0941940A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=6536584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7333670A Pending JPH0941940A (ja) | 1994-12-21 | 1995-12-21 | 主通路内を伝播するノイズを吸音・消音するために吸音性の壁を有するガス案内エレメント |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0718539B1 (ja) |
JP (1) | JPH0941940A (ja) |
DE (1) | DE4445794C1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005525510A (ja) * | 2002-01-03 | 2005-08-25 | パックス サイエンティフィック インコーポレイテッド | 流体流制御装置 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19547565C1 (de) * | 1995-12-20 | 1997-04-30 | Richard Norres | Fluidführungselement zum Dämmen und Dämpfen von sich in Hauptkanälen ausbreitenden Geräuschen mit einem Schalldämpfer und/oder einem Verbindungskanal |
FR2775752B1 (fr) * | 1998-03-05 | 2000-05-12 | Westaflex Automobile | Tuyau etanche a amortissement acoustique pour le transport de fluides gazeux, et son procede de fabrication |
FR2781862B1 (fr) * | 1998-08-03 | 2000-10-13 | Strulik Sa | Conduit d'aeration ou de chauffage souple et incombustible |
SE532660C2 (sv) * | 2007-05-31 | 2010-03-16 | Swegon Ab | Ljuddämpare för ventilationskanaler |
EP2241435B1 (de) * | 2009-04-15 | 2012-06-27 | BDD Beteiligungs GmbH | Isoliervorrichtung |
US10508583B2 (en) | 2012-08-30 | 2019-12-17 | Bosal Emission Control Systems Nv | Composite exhaust element |
CN109884459B (zh) * | 2019-01-30 | 2020-12-01 | 国网浙江省电力有限公司电力科学研究院 | 一种电力变压器绕组变形智能在线诊断定位方法 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2886121A (en) | 1956-10-25 | 1959-05-12 | John T Welbourn | Air-cooled silencer |
DE1131463B (de) * | 1958-07-04 | 1962-06-14 | Daimler Benz Ag | Vorrichtung zur Daempfung von Schwingungen in Brennstoffleitungen |
US3187835A (en) | 1960-02-08 | 1965-06-08 | Cloyd D Smith | Jet engine noise suppressor |
US3227240A (en) | 1964-05-04 | 1966-01-04 | Gen Electric | Air mingling sound suppressor for jet engine |
US3415337A (en) | 1966-04-20 | 1968-12-10 | Gen Electric | Air injector device for air-cooled noise suppressors |
US3374856A (en) * | 1966-09-09 | 1968-03-26 | Garrett Corp | Flexible sound attenuating duct with foamed plastic lining |
DE2264354C3 (de) | 1972-12-29 | 1978-08-24 | Brown Boveri-Sulzer Turbomaschinen Ag, Zuerich (Schweiz) | Unter Überdruck stehende Heißgasleitung bei Gasturbinenanlagen |
FR2257850A1 (en) * | 1974-01-11 | 1975-08-08 | Strulik Wilhelm | Sound and thermally insulated duct system - has thermal insulating medium combined with perforated inner duct |
DE2749665A1 (de) * | 1977-11-05 | 1979-05-10 | Eckhard Faehnrich | Schalldaemmender, flexibler schlauch |
DE3220023C2 (de) | 1982-05-27 | 1993-05-27 | Cellofoam Deutschland Gmbh, 7950 Biberach | Schalldämpfender Strömungskanal und Verfahren zu seiner Herstellung |
GB2172660B (en) * | 1985-03-15 | 1988-10-05 | Fawcett Eng Ltd | Hydraulic noise attenuators |
DE3536379A1 (de) * | 1985-10-11 | 1987-04-16 | Metzeler Schaum Gmbh | Luftfuehrungskanal, insbesondere in kraftfahrzeugen |
DE3720231A1 (de) * | 1987-06-18 | 1989-01-05 | Norres Geb Srimaharaj Siriwan | Vorrichtung zur verbindung zweier materialbahnen |
FR2633011B1 (fr) | 1988-06-17 | 1993-10-01 | Boet Sa Andre | Dispositif pour capter le jet de gaz d'echappement d'un reacteur d'aeronef et installation d'essais pour reacteur d'aeronef |
DE3830346A1 (de) * | 1988-09-07 | 1990-03-15 | Rehau Ag & Co | Schalldaemmendes luftfuehrungselement |
FR2671179B1 (fr) | 1990-12-27 | 1993-04-16 | Boet Sa Andre | Installation d'essais au sol pour reacteur d'aeronef a tuyere orientable. |
FR2708709B1 (fr) * | 1993-08-02 | 1995-10-27 | Giudicelli Pascal | Dispositif de silencieux pour un flux gazeux. |
-
1994
- 1994-12-21 DE DE19944445794 patent/DE4445794C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-12-18 EP EP19950119937 patent/EP0718539B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-12-21 JP JP7333670A patent/JPH0941940A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005525510A (ja) * | 2002-01-03 | 2005-08-25 | パックス サイエンティフィック インコーポレイテッド | 流体流制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0718539B1 (de) | 2000-11-29 |
EP0718539A3 (de) | 1999-03-17 |
EP0718539A2 (de) | 1996-06-26 |
DE4445794C1 (de) | 1996-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6253873B1 (en) | Gas guide element with sound-absorbent walls for blocking and damping noise spreading from it into main conduits | |
US5696361A (en) | Multi-ducts sound eliminator for air pipe | |
EP1356193B1 (en) | Apparatus for improved noise attenuation in a dissipative internal combustion engine exhaust muffler | |
JP5189972B2 (ja) | 音減衰流路デバイス | |
US3175640A (en) | Muffling devices for air handling systems | |
JP3481621B2 (ja) | 触媒コンバータ構造を有するマフラー | |
AU712578B2 (en) | Gas turbine exhaust passage and damper system for same | |
JP2000512369A (ja) | 音響共鳴器 | |
CN103711546B (zh) | 复合排气元件 | |
US6968923B2 (en) | Reduced noise valve stack connection | |
WO1997018549A9 (en) | Acoustic resonator | |
JPWO2011155437A1 (ja) | 吸気ダクト | |
JPH0941940A (ja) | 主通路内を伝播するノイズを吸音・消音するために吸音性の壁を有するガス案内エレメント | |
JPH09178077A (ja) | 吸音器及び又は接続通路を有し、主通路内で広がる騒音を遮断しかつ和らげる流体案内部材 | |
US3132717A (en) | Acoustically absorbent conduit | |
JP2003517524A (ja) | 触媒コンバータ支持装置 | |
JP2603131B2 (ja) | 消音装置 | |
WO2011108527A1 (ja) | ダクトホース | |
JP4840406B2 (ja) | 消音装置 | |
KR102269213B1 (ko) | 엔진 내 소음 감쇄 유닛을 위한 소음 감쇄 부재 | |
RU2299358C1 (ru) | Малошумная вентиляционная установка | |
EP0558472B1 (en) | Improvements in attenuators | |
JP2004519575A (ja) | 導管内の共振を減衰する装置 | |
JPS63282449A (ja) | 送風装置 | |
JP2000028083A (ja) | 圧縮性ダクト |