JPH0940994A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JPH0940994A JPH0940994A JP19539995A JP19539995A JPH0940994A JP H0940994 A JPH0940994 A JP H0940994A JP 19539995 A JP19539995 A JP 19539995A JP 19539995 A JP19539995 A JP 19539995A JP H0940994 A JPH0940994 A JP H0940994A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 アルキルベンゼンスルホン酸塩系アニオン界
面活性剤を含有しない洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 (A)一般式1のポリオキシエチレンアル
キル(アルケニル)エーテル硫酸エステル塩5〜25重量
%と、 (B)非イオン性界面活性剤5〜15重量%とを
必須成分として含有してなる洗浄剤組成物であって、該
洗浄剤組成物中の界面活性剤成分が15重量%以上であ
り、かつ(A)/(B)の重量比が0.5/1〜2/1であ
る洗浄剤組成物であり、更に(C)一般式1と同様である
が、M1の代りにM2(1価金属イオン、アンモニウ
ム、またはアルカノールアミン)の入った他のポリオキ
シエチレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステル
塩を1〜10重量%含有しても良い。 R1O−(CH2CH2O)n−SO3・1/2M1
(1) (R1は平均C数8〜22のアルキル基もしくはアルケ
ニル基を、nは1〜20の整数を、M1は2価の金属イ
オンを表す)
面活性剤を含有しない洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 (A)一般式1のポリオキシエチレンアル
キル(アルケニル)エーテル硫酸エステル塩5〜25重量
%と、 (B)非イオン性界面活性剤5〜15重量%とを
必須成分として含有してなる洗浄剤組成物であって、該
洗浄剤組成物中の界面活性剤成分が15重量%以上であ
り、かつ(A)/(B)の重量比が0.5/1〜2/1であ
る洗浄剤組成物であり、更に(C)一般式1と同様である
が、M1の代りにM2(1価金属イオン、アンモニウ
ム、またはアルカノールアミン)の入った他のポリオキ
シエチレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステル
塩を1〜10重量%含有しても良い。 R1O−(CH2CH2O)n−SO3・1/2M1
(1) (R1は平均C数8〜22のアルキル基もしくはアルケ
ニル基を、nは1〜20の整数を、M1は2価の金属イ
オンを表す)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄剤組成物に関
し、さらに詳しくは、アルキルベンゼンスルホン酸塩系
アニオン界面活性剤を含有しない洗浄剤組成物に関する
ものである。
し、さらに詳しくは、アルキルベンゼンスルホン酸塩系
アニオン界面活性剤を含有しない洗浄剤組成物に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術・課題】従来から使用されている界面活性
剤で最も一般的なものとしては、アルキルベンゼンスル
ホン酸塩がある。しかし、アルキルベンゼンスルホン酸
塩は、台所洗剤に使用した場合、洗浄力、泡立ちなどが
劣る、皮膚への刺激が強いという欠点があり、また、衣
類用洗剤に使用した場合、洗浄力が水の硬度に大きく影
響され、縮合リン酸塩を多量配合しなければならないと
いう欠点があった。更に、近年、環境保全に関して、ベ
ンゼン環を有しているアルキルベンゼンスルホン酸塩
は、生分解性の点からも満足できるものではなかった。
アルキルベンゼンスルホン酸塩に代わるものとして皮膚
刺激性、生分解性の良好なポリオキシエチレンアルキル
エーテル硫酸ナトリウムを用いることが試みられている
が、洗浄力、起泡力において充分満足できるものではな
かった。また、近年の法規性や、環境問題の上から、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩系アニオン界面活性剤を使
用しない条件での洗浄剤組成物の検討が、技術的に大き
な意義を有することとなった。
剤で最も一般的なものとしては、アルキルベンゼンスル
ホン酸塩がある。しかし、アルキルベンゼンスルホン酸
塩は、台所洗剤に使用した場合、洗浄力、泡立ちなどが
劣る、皮膚への刺激が強いという欠点があり、また、衣
類用洗剤に使用した場合、洗浄力が水の硬度に大きく影
響され、縮合リン酸塩を多量配合しなければならないと
いう欠点があった。更に、近年、環境保全に関して、ベ
ンゼン環を有しているアルキルベンゼンスルホン酸塩
は、生分解性の点からも満足できるものではなかった。
アルキルベンゼンスルホン酸塩に代わるものとして皮膚
刺激性、生分解性の良好なポリオキシエチレンアルキル
エーテル硫酸ナトリウムを用いることが試みられている
が、洗浄力、起泡力において充分満足できるものではな
かった。また、近年の法規性や、環境問題の上から、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩系アニオン界面活性剤を使
用しない条件での洗浄剤組成物の検討が、技術的に大き
な意義を有することとなった。
【0003】従って、本発明の目的は、アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩系アニオン界面活性剤を含有しない洗浄
剤組成物を提供することにある。
ンスルホン酸塩系アニオン界面活性剤を含有しない洗浄
剤組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の、
従来の洗剤の欠点を克服し、時代の要望に沿った洗剤を
開発するため鋭意研究を重ねた結果、皮膚刺激性、生分
解性に優れているポリオキシエチレンアルキルエーテル
硫酸塩と非イオン界面活性剤を特定比率で配合し、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩の一定割合以上
を2価の金属塩とした場合、液体洗剤組成物の洗浄性能
が相乗的に向上することを見出し、本発明を完成するに
至った。
従来の洗剤の欠点を克服し、時代の要望に沿った洗剤を
開発するため鋭意研究を重ねた結果、皮膚刺激性、生分
解性に優れているポリオキシエチレンアルキルエーテル
硫酸塩と非イオン界面活性剤を特定比率で配合し、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩の一定割合以上
を2価の金属塩とした場合、液体洗剤組成物の洗浄性能
が相乗的に向上することを見出し、本発明を完成するに
至った。
【0005】即ち、本発明の洗浄剤組成物は、(A)一般
式
式
【化4】 (式中、R1は、炭素原子数8〜22のアルキル基もしく
はアルケニル基を表し、nは、1〜20の整数を表し、
M1は、2価の金属イオンを表す)で表されるポリオキシ
エチレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステル塩
5〜25重量%と、(B)非イオン性界面活性剤5〜15
重量%とを必須成分として含有してなる洗浄剤組成物で
あって、該洗浄剤組成物中の界面活性剤成分が15重量
%以上であり、かつ(A)/(B)の重量比が0.5/1〜
2/1であることを特徴とする。
はアルケニル基を表し、nは、1〜20の整数を表し、
M1は、2価の金属イオンを表す)で表されるポリオキシ
エチレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステル塩
5〜25重量%と、(B)非イオン性界面活性剤5〜15
重量%とを必須成分として含有してなる洗浄剤組成物で
あって、該洗浄剤組成物中の界面活性剤成分が15重量
%以上であり、かつ(A)/(B)の重量比が0.5/1〜
2/1であることを特徴とする。
【0006】更に、本発明の洗浄剤組成物は、(A)一般
式
式
【化5】 (式中、R1、n及びM1は、上述と同意義を有する)で表
されるポリオキシエチレンアルキル(アルケニル)エーテ
ル硫酸エステル塩5〜25重量%と、(B)非イオン性界
面活性剤5〜15重量%と、(C)一般式
されるポリオキシエチレンアルキル(アルケニル)エーテ
ル硫酸エステル塩5〜25重量%と、(B)非イオン性界
面活性剤5〜15重量%と、(C)一般式
【化6】 (式中、R2は、炭素原子数8〜22のアルキル基もしく
はアルケニル基を表し、mは、1〜20の整数を表し、
M2は1価の金属イオン、アンモニウム及びアルカノー
ルアミンからなる群から選択される1種を表す)で表さ
れるポリオキシエチレンアルキル(アルケニル)エーテル
硫酸エステル塩1〜10重量%とを必須成分として含有
してなる洗浄剤組成物であって、該洗浄剤組成物中の界
面活性剤成分が15重量%以上であり、かつ(A)+(C)
/(B)の重量比が0.5/1〜2/1であることを特徴
とする。
はアルケニル基を表し、mは、1〜20の整数を表し、
M2は1価の金属イオン、アンモニウム及びアルカノー
ルアミンからなる群から選択される1種を表す)で表さ
れるポリオキシエチレンアルキル(アルケニル)エーテル
硫酸エステル塩1〜10重量%とを必須成分として含有
してなる洗浄剤組成物であって、該洗浄剤組成物中の界
面活性剤成分が15重量%以上であり、かつ(A)+(C)
/(B)の重量比が0.5/1〜2/1であることを特徴
とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の洗浄剤組成物は、アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩系アニオン界面活性剤を含まな
いことを特徴とする。上述のように近年の洗浄剤組成物
の分野では、アルキルベンゼンスルホン酸塩系アニオン
界面活性剤を用いないという条件をクリアしつつ、洗浄
力を従来の洗浄剤組成物と同等に維持することが必要で
あり、本発明の洗浄剤組成物は、特定の界面活性剤の組
み合わせ及び特定の比率によってこれを達成するもので
ある。
ルベンゼンスルホン酸塩系アニオン界面活性剤を含まな
いことを特徴とする。上述のように近年の洗浄剤組成物
の分野では、アルキルベンゼンスルホン酸塩系アニオン
界面活性剤を用いないという条件をクリアしつつ、洗浄
力を従来の洗浄剤組成物と同等に維持することが必要で
あり、本発明の洗浄剤組成物は、特定の界面活性剤の組
み合わせ及び特定の比率によってこれを達成するもので
ある。
【0008】本発明の洗浄剤組成物の(A)成分である一
般式(1)で表されるポリオキシエチレンアルキル(アル
ケニル)エーテル硫酸エステル塩において、R1は、平均
炭素原子数が8〜22のアルキル基もしくはアルケニル
基であり、好ましくは平均炭素原子数10〜18のもの
である。
般式(1)で表されるポリオキシエチレンアルキル(アル
ケニル)エーテル硫酸エステル塩において、R1は、平均
炭素原子数が8〜22のアルキル基もしくはアルケニル
基であり、好ましくは平均炭素原子数10〜18のもの
である。
【0009】R1のアルキル基としては例えば、オクチ
ル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、ウンデシ
ル、ドデシル、トリデシル、イソトリデシル、テトラデ
シル、ヘキサデシル、オクタデシル、ドコシル、テトラ
コシル、トリアコンチル、2−オクチルドデシル等が挙
げられる。
ル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、ウンデシ
ル、ドデシル、トリデシル、イソトリデシル、テトラデ
シル、ヘキサデシル、オクタデシル、ドコシル、テトラ
コシル、トリアコンチル、2−オクチルドデシル等が挙
げられる。
【0010】R1のアルケニル基としては例えば、オク
テニル、ノネニル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニ
ル、テトラデセニル、オレイル等が挙げられる。
テニル、ノネニル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニ
ル、テトラデセニル、オレイル等が挙げられる。
【0011】また、一般式(1)で表されるポリオキシエ
チレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステル塩に
おいて、エチレンオキサイドの平均付加モル数であるn
は1〜20の整数であり、好ましくは1〜10の整数で
ある。nの値が20を超えると洗浄効果が低下するため
に好ましくない。
チレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステル塩に
おいて、エチレンオキサイドの平均付加モル数であるn
は1〜20の整数であり、好ましくは1〜10の整数で
ある。nの値が20を超えると洗浄効果が低下するため
に好ましくない。
【0012】更に、一般式(1)で表されるポリオキシエ
チレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステル塩に
おいて、対イオン原子であるM1は、カルシウム、マグ
ネシウム等の2価の金属原子であり、好ましくはマグネ
シウム原子である。
チレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステル塩に
おいて、対イオン原子であるM1は、カルシウム、マグ
ネシウム等の2価の金属原子であり、好ましくはマグネ
シウム原子である。
【0013】成分(A)である一般式(1)で表されるポリ
オキシエチレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エス
テル塩の使用量は、5〜25重量%、好ましくは5〜1
5重量%である。この範囲を下回ると洗浄力が十分でな
く、この範囲を上回っても量に見合う効果がなく技術的
に意味が無い。
オキシエチレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エス
テル塩の使用量は、5〜25重量%、好ましくは5〜1
5重量%である。この範囲を下回ると洗浄力が十分でな
く、この範囲を上回っても量に見合う効果がなく技術的
に意味が無い。
【0014】本発明の洗浄剤組成物の(B)成分である非
イオン界面活性剤は、通常用いられているものであって
よく、好ましくはポリオキシアルキレンアルキルエーテ
ル、脂肪酸のモノ、ジ、トリエタノールアミド、アルコ
ールエトキシレート、アルキルフェノールエトキシレー
トが使用できる。
イオン界面活性剤は、通常用いられているものであって
よく、好ましくはポリオキシアルキレンアルキルエーテ
ル、脂肪酸のモノ、ジ、トリエタノールアミド、アルコ
ールエトキシレート、アルキルフェノールエトキシレー
トが使用できる。
【0015】成分(B)の非イオン界面活性剤の使用量は
5〜15重量%、好ましくは5〜10重量%である。こ
の範囲を下回ると洗浄力が十分でなく、この範囲を上回
っても量に見合う効果がなく技術的に意味が無い。
5〜15重量%、好ましくは5〜10重量%である。こ
の範囲を下回ると洗浄力が十分でなく、この範囲を上回
っても量に見合う効果がなく技術的に意味が無い。
【0016】なお、本発明の洗浄剤組成物中において、
界面活性剤成分は合量で15重量%以上でなければなら
ない。これは、本発明の洗浄剤組成物がアルキルベンゼ
ンスルホン酸塩系アニオン界面活性剤を含有しないの
で、15重量%以上の界面活性剤成分が無いと、十分な
洗浄力が得られないためである。
界面活性剤成分は合量で15重量%以上でなければなら
ない。これは、本発明の洗浄剤組成物がアルキルベンゼ
ンスルホン酸塩系アニオン界面活性剤を含有しないの
で、15重量%以上の界面活性剤成分が無いと、十分な
洗浄力が得られないためである。
【0017】更に、(A)/(B)の重量比が0.5/1〜
2/1、好ましくは0.8/1〜1.5/1でなければな
らない。(A)の量がこの比を下回ると洗浄力が十分でな
く、(A)の量がこの比を上回っても量に見合う効果が
なく技術的に意味が無い。
2/1、好ましくは0.8/1〜1.5/1でなければな
らない。(A)の量がこの比を下回ると洗浄力が十分でな
く、(A)の量がこの比を上回っても量に見合う効果が
なく技術的に意味が無い。
【0018】また、本発明の洗浄剤組成物には、(C)成
分として使用される一般式(2)で表されるポリオキシエ
チレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステル塩を
更に使用することができる。一般式(2)で表されるポリ
オキシエチレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エス
テル塩において、R2は平均炭素数が8〜22のアルキ
ル基もしくはアルケニル基であり、好ましくは平均炭素
原子数10〜18のものである。
分として使用される一般式(2)で表されるポリオキシエ
チレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステル塩を
更に使用することができる。一般式(2)で表されるポリ
オキシエチレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エス
テル塩において、R2は平均炭素数が8〜22のアルキ
ル基もしくはアルケニル基であり、好ましくは平均炭素
原子数10〜18のものである。
【0019】また、一般式(2)で表されるポリオキシエ
チレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステル塩に
おいて、エチレンオキサイドの平均付加モル数すなわち
mは1〜20の整数であり、好ましくは1〜10の整数
である。mの値が20を超えると洗浄効果が低下するた
めに好ましくない。
チレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステル塩に
おいて、エチレンオキサイドの平均付加モル数すなわち
mは1〜20の整数であり、好ましくは1〜10の整数
である。mの値が20を超えると洗浄効果が低下するた
めに好ましくない。
【0020】更に、一般式(2)で表されるポリオキシエ
チレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステル塩に
おいて、対イオン原子であるM2としては、ナトリウ
ム、カリウム等の1価の金属原子、4級アンモニウム、
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン等のアルカノールアミンの4級アンモニウ
ムが使用できる。
チレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステル塩に
おいて、対イオン原子であるM2としては、ナトリウ
ム、カリウム等の1価の金属原子、4級アンモニウム、
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン等のアルカノールアミンの4級アンモニウ
ムが使用できる。
【0021】成分(C)である一般式(2)で表されるポリ
オキシエチレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エス
テル塩の使用量は、1〜10重量%、好ましくは5〜1
0重量%である。この範囲を下回ると洗浄力が十分でな
く、この範囲を上回っても量に見合う効果がなく技術的
に意味が無い。
オキシエチレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エス
テル塩の使用量は、1〜10重量%、好ましくは5〜1
0重量%である。この範囲を下回ると洗浄力が十分でな
く、この範囲を上回っても量に見合う効果がなく技術的
に意味が無い。
【0022】また、(A)+(C)/(B)の重量比が0.5
/1〜2/1、好ましくは0.8/1〜1.5/1でなけ
ればならない。(A)+(C)の量がこの比を下回ると洗浄
力が十分でなく、(A)+(C)の量がこの比を上回っても
量に見合う効果がなく技術的に意味が無い。
/1〜2/1、好ましくは0.8/1〜1.5/1でなけ
ればならない。(A)+(C)の量がこの比を下回ると洗浄
力が十分でなく、(A)+(C)の量がこの比を上回っても
量に見合う効果がなく技術的に意味が無い。
【0023】なお、本発明の洗浄剤組成物は、上記成分
を適当な溶剤例えば水に溶解して調製することができる
が、それ以外に液体洗浄剤組成物に慣用の添加剤例えば
酵素、有機または無機ビルダー、不透明化剤、保存料、
エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、
エチレングリコール等の多価アルコール類、その他のハ
イドロトロープ剤や、香料、色素などを添加することも
できる。
を適当な溶剤例えば水に溶解して調製することができる
が、それ以外に液体洗浄剤組成物に慣用の添加剤例えば
酵素、有機または無機ビルダー、不透明化剤、保存料、
エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、
エチレングリコール等の多価アルコール類、その他のハ
イドロトロープ剤や、香料、色素などを添加することも
できる。
【0024】本発明の洗浄剤組成物は、洗浄用途であれ
ば特に限定されないが、食器などの硬質表面用の洗浄剤
組成物として優れた性能を示す。
ば特に限定されないが、食器などの硬質表面用の洗浄剤
組成物として優れた性能を示す。
【0025】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明の洗浄剤組成物
をさらに詳細に説明する。 実施例 次の表−1の配合組成よりなる洗浄剤組成物を調製し、
その洗浄力を調べた。得られた結果を表−1に併記す
る。
をさらに詳細に説明する。 実施例 次の表−1の配合組成よりなる洗浄剤組成物を調製し、
その洗浄力を調べた。得られた結果を表−1に併記す
る。
【0026】なお、実施例中の洗浄力試験法は次の様な
方法で行った。牛脂に指示薬としてスダンIII(赤色色
素)を0.1%添加し、この5gを磁製の皿(直径25c
m)に塗布したものを、洗剤10g及び水20gをしみ
込ませたスポンジでこすり洗いし、皿より牛脂が取れな
くなる迄洗浄した。これを10人のパネラーが洗浄でき
たと判断した合計の皿の枚数をもって示す。
方法で行った。牛脂に指示薬としてスダンIII(赤色色
素)を0.1%添加し、この5gを磁製の皿(直径25c
m)に塗布したものを、洗剤10g及び水20gをしみ
込ませたスポンジでこすり洗いし、皿より牛脂が取れな
くなる迄洗浄した。これを10人のパネラーが洗浄でき
たと判断した合計の皿の枚数をもって示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】本発明の効果は、アルキルベンゼンスル
ホン酸塩系アニオン界面活性剤を含まない洗浄剤組成物
を提供したことにある。
ホン酸塩系アニオン界面活性剤を含まない洗浄剤組成物
を提供したことにある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1:52)
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)一般式 【化1】 (式中、R1は、平均炭素原子数8〜22のアルキル基も
しくはアルケニル基を表し、nは、1〜20の整数を表
し、M1は、2価の金属イオンを表す)で表されるポリオ
キシエチレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステ
ル塩5〜25重量%と、 (B)非イオン性界面活性剤5〜15重量%とを必須成分
として含有してなる洗浄剤組成物であって、該洗浄剤組
成物中の界面活性剤成分が15重量%以上であり、かつ
(A)/(B)の重量比が0.5/1〜2/1であることを
特徴とする洗浄剤組成物。 - 【請求項2】 (A)一般式 【化2】 (式中、R1は、平均炭素原子数8〜22のアルキル基も
しくはアルケニル基を表し、nは、1〜20の整数を表
し、M1は、2価の金属イオンを表す)で表されるポリオ
キシエチレンアルキル(アルケニル)エーテル硫酸エステ
ル塩5〜25重量%と、 (B)非イオン性界面活性剤5〜15重量%と、 (C)一般式 【化3】 (式中、R2は、炭素原子数8〜22のアルキル基もしく
はアルケニル基を表し、mは、1〜20の整数を表し、
M2は、1価の金属イオン、アンモニウム及びアルカノ
ールアミンからなる群から選択される1種を表す)で表
されるポリオキシエチレンアルキル(アルケニル)エーテ
ル硫酸エステル塩1〜10重量%とを必須成分として含
有してなる洗浄剤組成物であって、該洗浄剤組成物中の
界面活性剤成分が15重量%以上であり、かつ(A)+
(C)/(B)の重量比が0.5/1〜2/1であることを
特徴とする洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19539995A JPH0940994A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19539995A JPH0940994A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0940994A true JPH0940994A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16340487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19539995A Pending JPH0940994A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0940994A (ja) |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP19539995A patent/JPH0940994A/ja active Pending
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