JPH0940990A - 含水系作動液 - Google Patents

含水系作動液

Info

Publication number
JPH0940990A
JPH0940990A JP21247695A JP21247695A JPH0940990A JP H0940990 A JPH0940990 A JP H0940990A JP 21247695 A JP21247695 A JP 21247695A JP 21247695 A JP21247695 A JP 21247695A JP H0940990 A JPH0940990 A JP H0940990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pts
hydraulic fluid
water
weight
mineral oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21247695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3467126B2 (ja
Inventor
Naoki Maruo
直樹 丸尾
Hiroshi Fujimaki
宏 藤巻
Yasuhiko Yamanaka
靖彦 山中
Kenji Rakutani
健二 楽谷
Kunihiko Kimata
邦彦 木股
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yushiro Chemical Industry Co Ltd
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Yushiro Chemical Industry Co Ltd
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yushiro Chemical Industry Co Ltd, Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Yushiro Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP21247695A priority Critical patent/JP3467126B2/ja
Publication of JPH0940990A publication Critical patent/JPH0940990A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3467126B2 publication Critical patent/JP3467126B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定量以上の水を含有し、良好な難燃性を有
するとともに、鉱物油等を含有するため、潤滑性にも優
れ、且つ親水性と親油性のバランスがよく、廃水処理性
も良好な含水系作動液を提供する。 【解決手段】 C1225−O−(R’O)l −C2 4
−COO−Na(但し、C1225はドデシル基、(R’
O)l はオキシエチレン基20モルとオキシプロピレン
基60モルとよりなるポリオキシアルキレン基であ
る。)を90重量%以上含有する生成物3重量部(以
下、部という。)、ポリアルキレングリコール12部、
水40.5部、プロピレングリコール45.5部、モノ
エタノールアミン0.8部、オレイン酸1.2部及び微
量の金属不活性化剤を、常法に従って、混合、調製し、
含水系作動液を得た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難燃性作動液の一
種である含水系作動液に関する。本発明の含水系作動液
は、各種油圧装置に用いられ、良好な難燃性が発現され
るとともに、ポンプ等の慴動部等で優れた潤滑性を示
し、更に良好な廃水処理性をも有する。
【0002】
【従来の技術】産業界においては各種油圧装置が使用さ
れており、油圧作動油が用いられているが、その周辺に
裸火、熔融金属或いは高温の金属等がある場合には、火
災の危険を伴うため、油圧作動油として種々の難燃性作
動油が使用されている。このような難燃性作動油として
は、脂肪酸エステル系、リン酸エステル系、水−グリコ
ール系、W/Oエマルション系及びO/Wエマルション
系等が知られている。これらの中で、水−グリコール
系、W/O及びO/Wエマルション系のものは、含水系
作動液と呼ばれ、特に難燃性に優れるため、火災の危険
性の高い装置に多用されている。
【0003】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、含水系作
動液は鉱物油系作動油に比べて、耐摩耗性等の潤滑性に
劣り、例えばポンプ寿命が短くなり、油圧装置のメンテ
ナンスが煩雑になるという欠点がある。また、近年では
油圧装置に対する高圧化の要望が高まり、作動液に対し
ても、より優れた潤滑性が要求されている。更に、水−
グリコール系作動液が廃水に混入すると、廃水処理が困
難となって処理能力を越えてしまうこともあり、そのよ
うな場合は水−グリコール系作動液の使用量を制限せざ
るを得ないという問題もある。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、親水性と親油性のバランスのとれた特定のポリオキ
シアルキレンモノエーテルカルボン酸の塩、鉱物油等及
び水を組み合わせることにより、良好な難燃性を有する
とともに、潤滑性及び廃水処理性に優れた含水系作動液
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の含水系作動液
は、作動液100重量部中に、下記の一般式〔1〕で表
される化合物0.1〜30重量部、鉱物油及び/又は合
成油3〜50重量部及び水20〜67重量部を含有する
ことを特徴とする。 〔R−O−(R’O)l − (CH2)m −COO〕n −M 〔1〕 (但し、上記式中、Rは炭素数1〜30の炭化水素基、
R’は炭素数2〜4のアルキレン基であり、lは1〜4
00の整数、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、ア
ンモニウム又はアミンの水素イオン付加物であり、mは
1〜5の整数、nはMの価数に対応する整数である。)
【0006】上記「一般式〔1〕の化合物」において、
上記「R」は炭化水素基であり、飽和基でもよいし、不
飽和基でもよい。これら炭化水素基の炭素数は1〜30
であり、6〜24、特に8〜22の範囲が好ましい。炭
素数が30を越える場合は、親油性が強くなり(疎水性
が高くなり)、併用する水との相溶性に劣り、液安定性
が低下する。炭素数が6〜24、特に8〜22の範囲で
あれば、オキシアルキレン鎖〔(R’O)l 〕との相関
を考慮しながら、親水性と親油性とを適宜バランスさせ
ることができる。尚、この炭化水素基は、脂肪族基の
他、芳香族基、脂環族基或いはこれらを含む基であって
もよい。
【0007】上記「R’O」は、オキシエチレン基、オ
キシプロピレン基及びオキシブチレン基のうちの少なく
とも1種である。これらオキシアルキレン基の付加モル
数lは1〜400、特に10〜250程度が適当であ
り、付加モル数が多いほど摩耗を抑制する効果が大き
い。しかし、付加モル数が400を越えると、作動液の
粘度が高くなりすぎるため好ましくない。
【0008】また、オキシアルキレン基の中で、オキシ
エチレン基の量比が低いほど潤滑性が向上し、耐摩耗性
等が良好になる。しかし、オキシエチレン基の量の低下
とともに親油性が強くなり、系への溶解力が低下し、液
安定性が悪くなる。そのため、潤滑性及び難燃性と液安
定性との相関を勘案しつつ、オキシエチレン基とより高
級なオキシアルキレン基との量比を設定する必要があ
る。
【0009】上記の量比は、付加モル数が1〜50で
は、オキシエチレン基1に対してより高級なオキシアル
キレン基は3〜6程度、付加モル数が50〜100で
は、オキシエチレン基1に対してより高級なオキシアル
キレン基は1〜3程度、付加モル数が100〜400で
は、オキシエチレン基1に対してより高級なオキシアル
キレン基は1/4〜1程度とするのが好ましい。全付加
モル数とこの量比とに、このような相関を持たせれば、
全付加モル数範囲に渡って、潤滑性、廃水処理性及び液
安定性のいずれもが良好な作動液を得ることができる。
【0010】本発明において、上記式〔1〕の化合物が
0.1重量部未満では、この特定の化合物を使用するこ
とによる潤滑性及び廃水処理性の向上が十分ではなく、
30重量部を越える場合は、粘度が高くなり、作動液と
して使用できなくなる。この化合物の配合量は0.5〜
20重量部、特に0.5〜5重量部程度が好ましく、化
合物の構造等を勘案しながら、これら範囲の量の化合物
を使用することにより、優れた性能の作動液を得ること
ができる。
【0011】また、鉱物油及び/又は合成油が3重量部
未満では潤滑性が十分ではなく、50重量部を越える場
合は、液安定性が低下する。この鉱物油等の配合量は5
〜40重量部、特に10〜35重量部が好ましく、この
範囲であれば潤滑性と液安定性のバランスのとれた作動
液が得られる。
【0012】更に、水が20重量部未満では難燃性が低
下し、60重量部を越えると潤滑性が不十分となる。こ
の水の配合量は30〜50重量部、特に35〜45重量
部が好ましく、この範囲であれば良好な難燃性が発現さ
れるとともに、より優れた潤滑性を有する作動液を得る
ことができる。
【0013】式〔1〕のポリオキシアルキレンモノエー
テルカルボン酸と塩を構成する上記「M」としては、ナ
トリウム、カリウム等のアルカリ金属、カルシウム等の
アルカリ土類金属、アンモニウム、及びモノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、
イソプロパノールアミン等の水素イオン付加物などが挙
げられる。これらの中では、ナトリウム等のアルカリ金
属が好ましい。
【0014】また、上記「鉱物油」としては、パラフィ
ン系、ナフテン系、芳香族系等、通常、鉱物油系作動油
に使用されているものを、特に制限されることなく使用
することができる。更に、上記「合成油」としては、ポ
リ−α−オレフィンオリゴマー、アルキルベンゼン、ア
ルキルナフタレン、ジオール等のポリオールとカルボン
酸等とのモノエステル、ジエステルなどの他、ポリオキ
シアルキレングリコールとアルコールとのモノエーテル
等が挙げられる。
【0015】本発明の含水系作動液には、上記の必須成
分の他、必要に応じて潤滑添加剤、乳化剤、液相防錆
剤、気相防錆剤、金属不活性化剤、金属イオン封鎖剤、
pH調整剤、消泡剤及び着色剤等を適宜使用することが
できる。潤滑添加剤としては、オレイン酸等の不飽和脂
肪酸、ラウリン酸、ステアリン酸等の飽和脂肪酸及び芳
香族酸などが挙げられる。また、乳化剤としては、ノニ
オン系、カチオン系、アニオン系乳化剤等が挙げられ
る。更に、防錆剤としては、モノエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、トリエタノールアミン、エチレンジ
アミン、シクロヘキシルアミン及びモルホリン等の有機
アミン誘導体などが挙げられる。
【0016】また、金属不活性化剤としては、メルカプ
トベンゾチアゾール、トリアゾール等の含窒素化合物の
金属塩或いはアミン塩等、金属イオン封鎖剤としては、
エチレンジアミン四酢酸等のアミノカルボン酸の金属塩
などが挙げられる。更に、pH調整剤としては、アルカ
リ金属、有機アミン等を、消泡剤としては、シリコン化
合物の乳化物等を挙げることができる。
【0017】本発明の含水系作動液は、上記の各成分を
配合することによって調製でき、各成分の配合順序、配
合に使用する装置等、特に制限はされず、通常、この種
の作動油或いは作動液の調製に使用される装置、方法等
により調製することができる。また、本発明の作動液
は、難燃性が必要とされる各種油圧装置等の作動液とし
て使用することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を実施例及び比較
例によって更に具体的に説明する。表1に実施例1〜9
の含水系作動液の組成を、また、表2に比較例1〜4の
含水系作動液の組成を示す。尚、表1及び表2の各成分
の数値は重量部を表す。また、表1の生成物A〜D、表
2の生成物A、B及び両表の乳化剤a〜cは下記のもの
である。
【0019】生成物A;ドデシルアルコール1モルに対
し、常法に従ってエチレンオキシド15モル、プロピレ
ンオキシド60モル及びエチレンオキシド5モルを順に
付加させて得たポリオキシアルキレンモノドデシルエー
テルと、金属ナトリウムとを反応させた後、更に3−ク
ロロプロピオン酸ナトリウムと反応させ、その後精製し
て下記に示す化合物Aを90重量%以上含有する生成物
Aを得た。 化合物A;C1225−O−(R’O)l −C2 4 −C
OO−Na〔但し、(R’O)l はオキシエチレン基2
0モルと、オキシプロピレン基60モルとよりなるポリ
オキシアルキレン基である。〕
【0020】生成物B;ステアリルアルコール1モルに
対し、常法に従ってプロピレンオキシド30モル及びエ
チレンオキシド5モルを順に付加させて得たポリオキシ
アルキレンモノステアリルエーテルと、クロロ酢酸カリ
ウムとを、水酸化カリウムの存在下、減圧下に反応さ
せ、その後精製し、下式に示す化合物Bを90重量%以
上含有する生成物Bを得た。 化合物B;C1837−O−(R’O)l −C2 4 −C
OO−K〔但し、(R’O)l はオキシエチレン基5モ
ルと、オキシプロピレン基30モルとよりなるポリオキ
シアルキレン基である。〕
【0021】生成物C;オクチルアルコール1モルに対
し、常法に従ってプロピレンオキシド30モル及びエチ
レンオキシド5モルを順に付加させて得たポリオキシア
ルキレンモノオクチルエーテルと、クロロ酢酸カリウム
とを、水酸化カリウムの存在下、減圧下に反応させ、そ
の後精製し、下式に示す化合物Cを90重量%以上含有
する生成物Cを得た。 化合物C;C8 17−O−(R’O)l −C2 4 −C
OO−K〔但し、(R’O)l はオキシエチレン基5モ
ルと、オキシプロピレン基30モルとよりなるポリオキ
シアルキレン基である。〕
【0022】生成物D;メチルアルコール1モルに対
し、常法に従ってプロピレンオキシド30モル及びエチ
レンオキシド5モルを順に付加させて得たポリオキシア
ルキレンモノメチルエーテルと、クロロ酢酸カリウムと
を、水酸化カリウムの存在下、減圧下に反応させ、その
後精製し、下式に示す化合物Dを90重量%以上含有す
る生成物Dを得た。 化合物D;CH3 −O−(R’O)l −C2 4 −CO
O−K〔但し、(R’O)l はオキシエチレン基5モル
と、オキシプロピレン基30モルとよりなるポリオキシ
アルキレン基である。〕
【0023】乳化剤a;ポリオキシエチレンフェニルエ
ーテル(エチレンオキシド付加モル数は2モル、日光ケ
ミカルズ株式会社製、商品名「NIKKOL NP−
2」) 乳化剤b;ポリオキシエチレンオレイルエーテル(エチ
レンオキシド付加モル数は10モル、日光ケミカルズ株
式会社製、商品名「NIKKOL BO−10TX」) 乳化剤c;石油スルホネート(松村石油株式会社製、商
品名「SALFOL430」)
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】尚、表1、表2には記載していないが、実
施例1〜9及び比較例1〜4の各組成のいずれにも微量
の金属不活性化剤が配合されている。上記の表1及び表
2に記載の各成分を常法に従って混合、調製して得られ
る各作動液を使用し、本発明の含水系作動液の性能を明
らかにするため、下記の方法によりその総摩耗量を測定
した。実施例の結果を表3に、比較例の結果を表4に示
す。
【0027】総摩耗量の測定方法:ビッカース社製のベ
ーンポンプ(型式「V104C」)を使用し、下記の試
験条件によって測定した。 回転数 ;1500rpm 圧力 ;107kgf/cm2 温度 ;50±3℃ 試験時間;250時間
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】表3の結果によれば、本発明の作動液で
は、実施例1〜8の場合、総摩耗量は300mg以下と
なっており、各比較例に比べ潤滑性に優れることが分か
る。特に実施例1〜4では、総摩耗量はより少量となっ
ており、非常に優れた潤滑性を有するものであることが
分かる。また、実施例9は、Rの炭素数を1と下限にし
たものであり、式〔1〕の化合物の親油性は低くなるも
のと思われるが、作動液のゲル化等を生ずることもな
く、その潤滑性は、他の実施例に比べ劣っているもの
の、各比較例、特に比較例4に比べれば優れていること
が分かる。
【0031】更に、実施例1と2及び実施例7と8を比
較すれば分かるように、式〔1〕の化合物の増量ととも
に総摩耗性が減少し、潤滑性が向上している。また、実
施例5、6は、それぞれ実施例2及び3のポリアルキレ
ングリコールに代えて、更に親油性が高いと考えられる
鉱物油を使用したが、適量の界面活性剤の併用もあっ
て、特に問題なく作動液を調製することができ、総摩耗
量も300mg以下と少ないことが分かる。
【0032】一方、表4の結果によれば、生成物Aを1
2重量部と多量に使用したものの、鉱物油も合成油も配
合していない比較例1、及び生成物Bを27重量部と多
量に使用したものの、同様に鉱物油等を配合していない
比較例2では、総摩耗量はそれぞれ343mg及び35
2mgであり、潤滑性に劣っていることが分かる。
【0033】また、ポリアルキレングリコールは使用し
ているものの、式〔1〕の化合物をまったく配合してい
ない比較例3でも、総摩耗量は相当に多く、特に鉱物油
を使用し、式〔1〕の化合物を配合していない比較例4
では、総摩耗量は500mgを越えており、非常に潤滑
性に劣るものであることが分かる。
【0034】次に、本発明の含水系作動液の廃水処理性
を評価するため、実施例4と比較例3の組成の作動液に
ついて、以下の方法によって試験を実施した。結果を表
5に示す。 廃水処理性;作動液の1重量%水溶液を調製した後、凝
集沈殿法により、処理する前の液と処理した後の液との
CODを測定し、廃水処理性を評価した。 廃水処理の方法;作動液の1重量%水溶液を調製した
後、硫酸アルミニウム〔Al2 (SO4 3 ・14〜1
8H2 O〕3000ppmを添加し、次いで、水酸化ナ
トリウムを用いてpHを7に調製し、高分子凝集剤(栗
田工業株式会社製、商品名「クリフロックPA−32
2」)を2ppm添加した後、沈殿物を濾過した。
【0035】
【表5】
【0036】表5の結果によれば、比較例3の作動液を
使用した比較例5では、凝集沈殿処理前後でCODの低
下がほとんど認められず廃水処理性が悪いのに対し、実
施例4の作動液を使用した実施例10では、凝集沈殿処
理後のCODがかなり低下し、良好な廃水処理性を有し
ていることが分かる。この理由は、式〔1〕の化合物を
使用したことと、また、式〔1〕の化合物を用いたこと
によりグリコール成分を減量できたことによる。
【0037】
【発明の効果】本発明の含水系作動液では、特定のカル
ボン酸塩と、鉱物油等及び水を適量配合することによ
り、良好な難燃性を有するとともに、潤滑性及び廃水処
理性にも優れる含水系作動液を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 10:02 10:04 20:00 30:06 40:08 (72)発明者 山中 靖彦 神奈川県高座郡寒川町1580番地 ユシロ化 学工業株式会社内 (72)発明者 楽谷 健二 神奈川県川崎市川崎区浮島町10番12号 株 式会社日本触媒内 (72)発明者 木股 邦彦 神奈川県川崎市川崎区浮島町10番12号 株 式会社日本触媒内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動液100重量部中に、下記の一般式
    〔1〕で表される化合物0.1〜30重量部、鉱物油及
    び/又は合成油3〜50重量部並びに水20〜67重量
    部を含有することを特徴とする含水系作動液。 〔R−O−(R’O)l − (CH2)m −COO〕n −M 〔1〕 (但し、上記式中、Rは炭素数1〜30の炭化水素基、
    R’は炭素数2〜4のアルキレン基であり、lは1〜4
    00の整数、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、ア
    ンモニウム又はアミンの水素イオン付加物であり、mは
    1〜5の整数、nはMの価数に対応する整数である。)
JP21247695A 1995-07-27 1995-07-27 含水系作動液 Expired - Fee Related JP3467126B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21247695A JP3467126B2 (ja) 1995-07-27 1995-07-27 含水系作動液

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21247695A JP3467126B2 (ja) 1995-07-27 1995-07-27 含水系作動液

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0940990A true JPH0940990A (ja) 1997-02-10
JP3467126B2 JP3467126B2 (ja) 2003-11-17

Family

ID=16623282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21247695A Expired - Fee Related JP3467126B2 (ja) 1995-07-27 1995-07-27 含水系作動液

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3467126B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9340745B2 (en) 2009-08-07 2016-05-17 Basf Se Lubricant composition

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9340745B2 (en) 2009-08-07 2016-05-17 Basf Se Lubricant composition

Also Published As

Publication number Publication date
JP3467126B2 (ja) 2003-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4151099A (en) Water-based hydraulic fluid and metalworking lubricant
US4312768A (en) Synergistic polyether thickeners for water-based hydraulic fluids
EP0061693B1 (en) Water-based hydraulic fluids having improved lubricity and corrosion inhibiting properties
KR20070023717A (ko) 낮은 폐독성을 갖는 산화알킬렌 공중합체를 함유하는작용성 유체
EP0062890B1 (en) Water-based low foam hydraulic fluid concentrates
US4342658A (en) Water-based hydraulic fluid containing an alkyl dialkanolamide
US4434066A (en) Water-based energy transmitting fluid compositions
US4313836A (en) Water-based hydraulic fluid and metalworking lubricant
US4686058A (en) Thickened-water based hydraulic fluids
JP2017506261A (ja) 多金属の金属加工用の高性能水希釈性の潤滑添加剤
US4390440A (en) Thickened water-based hydraulic fluids
US4673518A (en) Synthetic polyether thickeners and thickened aqueous systems containing them
CS276771B6 (en) Functional liquid
CA1192540A (en) Water-based hydraulic fluids incorporating a polyether as a lubricant and corrosion inhibitor
EP0061823B1 (en) Synergistically thickened water-based hydraulic or metal-working fluid
US4588511A (en) Functional fluids and concentrates containing associative polyether thickeners and certain metal dialkyldithiophosphates
JP3467126B2 (ja) 含水系作動液
EP0055488B1 (en) Water-based energy transmitting fluid composition
EP0273460B1 (en) Energy transmitting fluid
JP3917676B2 (ja) 金属加工用潤滑油
CA1163041A (en) Synergistically-thickened hydraulic fluid utilising alpha-olefin oxide modified polyethers
JP2909725B2 (ja) 水溶性金属加工油
JP3233490B2 (ja) 含水系作動液組成物
JP3812856B2 (ja) 含水系作動液
CA1175801A (en) Thickened-water based hydraulic fluids

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees