JPH0938481A - 真空室用点検窓 - Google Patents
真空室用点検窓Info
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- JPH0938481A JPH0938481A JP19171195A JP19171195A JPH0938481A JP H0938481 A JPH0938481 A JP H0938481A JP 19171195 A JP19171195 A JP 19171195A JP 19171195 A JP19171195 A JP 19171195A JP H0938481 A JPH0938481 A JP H0938481A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 真空室の水平壁面に限らず垂直壁面にも取付
け可能で、任意のリリーフ圧を設定することが可能な真
空室用点検窓を提供する。 【解決手段】 点検窓ガラス2と保護カバー5との間に
は、一方端が収容ケース3に取付けられ、他方端が点検
窓ガラス2の上面中央部に接触した板バネ7が介在して
いる。
け可能で、任意のリリーフ圧を設定することが可能な真
空室用点検窓を提供する。 【解決手段】 点検窓ガラス2と保護カバー5との間に
は、一方端が収容ケース3に取付けられ、他方端が点検
窓ガラス2の上面中央部に接触した板バネ7が介在して
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正圧(大気圧以
上)状態と負圧(真空圧)状態を繰り返す真空室の内部
を点検するための真空室用点検窓に関し、特に、真空室
に垂直に取り付けることが可能な真空室用点検窓に関す
る。
上)状態と負圧(真空圧)状態を繰り返す真空室の内部
を点検するための真空室用点検窓に関し、特に、真空室
に垂直に取り付けることが可能な真空室用点検窓に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9にリリーフ機能を有した従来の真空
室用点検窓WDの断面図を示す。図9において、真空室
1の壁面の開口部H1の周囲にOリング溝OG1が設け
られ、Oリング溝OG1内に真空シールのためのOリン
グOR1がはめ込まれている。そして、OリングOR1
の上部には開口部H1を覆うように点検窓ガラス2が載
置され、点検窓ガラス2の周囲には点検窓ガラス2を収
容する収容ケース3が設けられている。
室用点検窓WDの断面図を示す。図9において、真空室
1の壁面の開口部H1の周囲にOリング溝OG1が設け
られ、Oリング溝OG1内に真空シールのためのOリン
グOR1がはめ込まれている。そして、OリングOR1
の上部には開口部H1を覆うように点検窓ガラス2が載
置され、点検窓ガラス2の周囲には点検窓ガラス2を収
容する収容ケース3が設けられている。
【0003】収容ケース3には真空室1内部が負圧状態
から正圧状態に移行する際に、真空室1内部の圧力を大
気圧に保つためのリリーフポート4を有している。ま
た、収容ケース3の上部には、真空室1内部が負圧状態
から正圧状態に移行する際に、点検窓ガラス2が飛び出
すのを防ぐための樹脂性(透明)の保護カバー5が一定
の隙間を保って配置され、保護カバー5の上には保護カ
バー5を固定するための安全板6が設けられている。な
お、収容ケース3は図示しないボルトによって真空室1
の壁面に固定され、安全板6は図示しないボルトによっ
て収容ケース3に固定されている。
から正圧状態に移行する際に、真空室1内部の圧力を大
気圧に保つためのリリーフポート4を有している。ま
た、収容ケース3の上部には、真空室1内部が負圧状態
から正圧状態に移行する際に、点検窓ガラス2が飛び出
すのを防ぐための樹脂性(透明)の保護カバー5が一定
の隙間を保って配置され、保護カバー5の上には保護カ
バー5を固定するための安全板6が設けられている。な
お、収容ケース3は図示しないボルトによって真空室1
の壁面に固定され、安全板6は図示しないボルトによっ
て収容ケース3に固定されている。
【0004】従来の真空室用点検窓WDの動作について
説明する。真空室1内部に加圧用ガスを導入して真空室
1内部を負圧状態から正圧状態にする際に、真空室1内
部の圧力が大気圧を越えると、点検窓ガラス2には図9
に示す矢印Aの方向に力が加わることになる。従って、
点検窓ガラス2は矢印Bの方向に持上げられ、加圧用ガ
スは点検窓ガラス2と真空室1の壁面との間に生じた隙
間からリリーフポート4に抜けるため、真空室1内部の
圧力が必要以上に高まることが防止される。
説明する。真空室1内部に加圧用ガスを導入して真空室
1内部を負圧状態から正圧状態にする際に、真空室1内
部の圧力が大気圧を越えると、点検窓ガラス2には図9
に示す矢印Aの方向に力が加わることになる。従って、
点検窓ガラス2は矢印Bの方向に持上げられ、加圧用ガ
スは点検窓ガラス2と真空室1の壁面との間に生じた隙
間からリリーフポート4に抜けるため、真空室1内部の
圧力が必要以上に高まることが防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したようにリ
リーフ機能を有した従来の真空室用点検窓WDは、点検
窓ガラス2が自重のみによってOリングOR1を押し付
ける構成となっており、真空室1が正圧状態から負圧状
態に移行する際、すなわち真空引きの際には点検窓ガラ
ス2が自重でOリングOR1を押し付けるように真空室
用点検窓WDを水平に配置する必要があった。また、矢
印Aの方向に加わる力が自重によってOリングOR1を
押し付ける力よりも大きくなった場合に点検窓ガラス2
が持ち上がり真空室1内部の圧力をリリーフしていた。
リーフ機能を有した従来の真空室用点検窓WDは、点検
窓ガラス2が自重のみによってOリングOR1を押し付
ける構成となっており、真空室1が正圧状態から負圧状
態に移行する際、すなわち真空引きの際には点検窓ガラ
ス2が自重でOリングOR1を押し付けるように真空室
用点検窓WDを水平に配置する必要があった。また、矢
印Aの方向に加わる力が自重によってOリングOR1を
押し付ける力よりも大きくなった場合に点検窓ガラス2
が持ち上がり真空室1内部の圧力をリリーフしていた。
【0006】従って、従来の真空室用点検窓WDは真空
室1の水平壁面にしか適用できず、またリリーフ圧が点
検窓ガラス2の自重で規定され、リリーフ圧を調節でき
ないという問題点があった。
室1の水平壁面にしか適用できず、またリリーフ圧が点
検窓ガラス2の自重で規定され、リリーフ圧を調節でき
ないという問題点があった。
【0007】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、真空室の水平壁面に限らず垂直壁
面にも取付け可能で、任意のリリーフ圧を設定すること
が可能な真空室用点検窓を提供する。
めになされたもので、真空室の水平壁面に限らず垂直壁
面にも取付け可能で、任意のリリーフ圧を設定すること
が可能な真空室用点検窓を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の真空室用点検窓は、真空室の壁面に設けられた開口
部を外側からシール部を介して覆うように配置された窓
材と、前記窓材の外面との間に所定の隙間を形成するよ
うに前記窓材を覆って配置された窓材収容体とを備え、
前記窓材収容体は、前記窓材が前記真空室内の圧力を受
けて浮き上がった場合に、前記真空室内の気体を外部に
逃がすリリーフポートを有する真空室用点検窓におい
て、前記窓材収容体と前記窓材との間に、前記窓材を所
定の圧力で前記真空室の方向に押付ける窓材押付け手段
を備えている。
載の真空室用点検窓は、真空室の壁面に設けられた開口
部を外側からシール部を介して覆うように配置された窓
材と、前記窓材の外面との間に所定の隙間を形成するよ
うに前記窓材を覆って配置された窓材収容体とを備え、
前記窓材収容体は、前記窓材が前記真空室内の圧力を受
けて浮き上がった場合に、前記真空室内の気体を外部に
逃がすリリーフポートを有する真空室用点検窓におい
て、前記窓材収容体と前記窓材との間に、前記窓材を所
定の圧力で前記真空室の方向に押付ける窓材押付け手段
を備えている。
【0009】本発明に係る請求項2記載の真空室用点検
窓は、前記窓材押付け手段が板バネを備え、前記板バネ
の少なくとも一端が前記窓材収容体に固定され、前記板
バネの平面部が前記窓材の外面に接触するように配置さ
れ、前記板バネの弾性で前記窓材を前記真空室の方向に
押付ける。
窓は、前記窓材押付け手段が板バネを備え、前記板バネ
の少なくとも一端が前記窓材収容体に固定され、前記板
バネの平面部が前記窓材の外面に接触するように配置さ
れ、前記板バネの弾性で前記窓材を前記真空室の方向に
押付ける。
【0010】本発明に係る請求項3記載の真空室用点検
窓は、前記窓材押付け手段が、前記窓材収容体の内面に
形成された少なくとも1以上の凹部と、前記凹部内に一
方端が位置し、他方端が前記窓材の外面に接触するよう
に前記凹部内に挿入されたコイルバネと、前記窓材収容
体の外面から前記凹部まで貫通して形成された貫通ねじ
孔と、ねじ端部が前記コイルバネの一方端に接触するよ
うに前記貫通ねじ孔にねじ込まれたボルトとを備え、前
記コイルバネの弾性で前記窓材を前記真空室の方向に押
付ける。
窓は、前記窓材押付け手段が、前記窓材収容体の内面に
形成された少なくとも1以上の凹部と、前記凹部内に一
方端が位置し、他方端が前記窓材の外面に接触するよう
に前記凹部内に挿入されたコイルバネと、前記窓材収容
体の外面から前記凹部まで貫通して形成された貫通ねじ
孔と、ねじ端部が前記コイルバネの一方端に接触するよ
うに前記貫通ねじ孔にねじ込まれたボルトとを備え、前
記コイルバネの弾性で前記窓材を前記真空室の方向に押
付ける。
【0011】本発明に係る請求項4記載の真空室用点検
窓は、前記窓材押付け手段が、前記窓材収容体に設けら
れ該窓材収容体の外部から内部へ加圧気体を導入する気
体導入手段と、前記窓材収容体の内面と前記窓材の外面
との間に挟まれ、前記気体導入手段を囲むように配置さ
れた弾力性を有するパッキン材とを備え、前記パッキン
材と前記窓材収容体の内面と前記窓材の外面とによって
規定される領域内に前記気体導入手段から導入される前
記加圧気体の圧力で前記窓材を前記真空室の方向に押付
ける。
窓は、前記窓材押付け手段が、前記窓材収容体に設けら
れ該窓材収容体の外部から内部へ加圧気体を導入する気
体導入手段と、前記窓材収容体の内面と前記窓材の外面
との間に挟まれ、前記気体導入手段を囲むように配置さ
れた弾力性を有するパッキン材とを備え、前記パッキン
材と前記窓材収容体の内面と前記窓材の外面とによって
規定される領域内に前記気体導入手段から導入される前
記加圧気体の圧力で前記窓材を前記真空室の方向に押付
ける。
【0012】本発明に係る請求項5記載の真空室用点検
窓は、前記窓材押付け手段が、前記窓材収容体の外面か
ら内面にかけて形成された少なくとも1以上の貫通ねじ
孔と、先端のボールが前記窓材の外面に接触するように
前記貫通ねじ孔にねじ込まれたボールプランジャとを備
え、前記ボールプランジャの圧力で前記窓材を前記真空
室の方向に押付ける。
窓は、前記窓材押付け手段が、前記窓材収容体の外面か
ら内面にかけて形成された少なくとも1以上の貫通ねじ
孔と、先端のボールが前記窓材の外面に接触するように
前記貫通ねじ孔にねじ込まれたボールプランジャとを備
え、前記ボールプランジャの圧力で前記窓材を前記真空
室の方向に押付ける。
【0013】本発明に係る請求項6記載の真空室用点検
窓は、前記窓材押付け手段が、前記窓材収容体の外面か
ら内面にかけて形成された少なくとも1以上の貫通ねじ
孔と、可動軸の先端が前記窓材の外面に接触するように
前記貫通ねじ孔にねじ込まれたショックアブソーバーと
を備え、前記ショックアブソーバーの圧力で前記窓材を
前記真空室の方向に押付ける。
窓は、前記窓材押付け手段が、前記窓材収容体の外面か
ら内面にかけて形成された少なくとも1以上の貫通ねじ
孔と、可動軸の先端が前記窓材の外面に接触するように
前記貫通ねじ孔にねじ込まれたショックアブソーバーと
を備え、前記ショックアブソーバーの圧力で前記窓材を
前記真空室の方向に押付ける。
【0014】
実施の形態1、 図1を用いて本発明に係る真空室用点検窓の実施の形態
1を説明する。
1を説明する。
【0015】図1は真空室用点検窓WD1の構成を示す
断面図であり、図9を用いて説明した従来の真空室用点
検窓WDと同一の構成については同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。
断面図であり、図9を用いて説明した従来の真空室用点
検窓WDと同一の構成については同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。
【0016】図1において、点検窓ガラス2と保護カバ
ー5との間には、一方端が収容ケース3に取付けられ、
他方端が点検窓ガラス2の上面中央部に接触した板バネ
7が介在している。
ー5との間には、一方端が収容ケース3に取付けられ、
他方端が点検窓ガラス2の上面中央部に接触した板バネ
7が介在している。
【0017】次に真空室用点検窓WD1の動作について
説明する。真空室1内部に加圧用ガスを導入して真空室
1内部を負圧状態から正圧状態にする際には、従来と同
様に矢印A方向に圧力が加わる。A方向に加わる力をF
1とし、板バネ7の押え圧力をF2とし、点検窓ガラス2
の自重をGとすると、F1が大気圧以上になり、G+F2
<F1の関係(式1と呼称)になると、点検窓ガラス2
は、矢印B方向に持ち上げられ、加圧用ガスは点検窓ガ
ラス2と真空室1の壁面との間に生じた隙間からリリー
フポート4に抜けるリリーフ機能により、真空室1内部
の圧力が必要以上に高まることが防止される。
説明する。真空室1内部に加圧用ガスを導入して真空室
1内部を負圧状態から正圧状態にする際には、従来と同
様に矢印A方向に圧力が加わる。A方向に加わる力をF
1とし、板バネ7の押え圧力をF2とし、点検窓ガラス2
の自重をGとすると、F1が大気圧以上になり、G+F2
<F1の関係(式1と呼称)になると、点検窓ガラス2
は、矢印B方向に持ち上げられ、加圧用ガスは点検窓ガ
ラス2と真空室1の壁面との間に生じた隙間からリリー
フポート4に抜けるリリーフ機能により、真空室1内部
の圧力が必要以上に高まることが防止される。
【0018】ここで、F1がいわゆるリリーフ圧とな
り、任意のリリーフ圧F1を設定する場合、式1の関係
にてF2を算出し、F2の力で点検窓ガラス2を付勢でき
るようにバネ定数を選定して板バネ7を構成する。
り、任意のリリーフ圧F1を設定する場合、式1の関係
にてF2を算出し、F2の力で点検窓ガラス2を付勢でき
るようにバネ定数を選定して板バネ7を構成する。
【0019】このような構成にすることにより、点検窓
ガラス2には常時板バネ7による押え圧力が加わるの
で、真空室用点検窓WD1を真空室1の垂直壁面に取り
付けた場合にも点検窓ガラス2が板バネ7による押え圧
力でOリングOR1に押し付けられ、点検窓ガラス2が
OリングOR1からずれることが防止される。従って、
点検窓ガラス2がOリングOR1からずれることで、真
空室1の真空引きが達成できないという不都合は発生し
なくなる。また、板バネ7のバネ定数を変更することで
リリーフ圧を変更することが可能となる。
ガラス2には常時板バネ7による押え圧力が加わるの
で、真空室用点検窓WD1を真空室1の垂直壁面に取り
付けた場合にも点検窓ガラス2が板バネ7による押え圧
力でOリングOR1に押し付けられ、点検窓ガラス2が
OリングOR1からずれることが防止される。従って、
点検窓ガラス2がOリングOR1からずれることで、真
空室1の真空引きが達成できないという不都合は発生し
なくなる。また、板バネ7のバネ定数を変更することで
リリーフ圧を変更することが可能となる。
【0020】なお、板バネの形状としては図1に示した
形状以外に、図2に示すような形状で合っても良い。す
なわち、図2において、板バネ7Aの両端部は収容ケー
ス3に取付けられ、平面部中央が点検窓ガラス2の上面
中央部に接触するように撓みを有して配置されている。
形状以外に、図2に示すような形状で合っても良い。す
なわち、図2において、板バネ7Aの両端部は収容ケー
ス3に取付けられ、平面部中央が点検窓ガラス2の上面
中央部に接触するように撓みを有して配置されている。
【0021】また、板バネの形状としてはこれ以外でも
良く、要するに点検窓ガラス2をバランス良く真空室方
向に押し付けることができる形状であれば良い。
良く、要するに点検窓ガラス2をバランス良く真空室方
向に押し付けることができる形状であれば良い。
【0022】また、板バネ7の変わりに、ゴムパッキ
ン、スパイラルリング等の弾性材料を用いても同様の効
果が得られる。
ン、スパイラルリング等の弾性材料を用いても同様の効
果が得られる。
【0023】実施の形態2、 図3を用いて本発明に係る真空室用点検窓の実施の形態
2を説明する。
2を説明する。
【0024】図3は真空室用点検窓WD2の構成を示す
断面図であり、図9を用いて説明した従来の真空室用点
検窓WDと同一の構成については同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。
断面図であり、図9を用いて説明した従来の真空室用点
検窓WDと同一の構成については同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。
【0025】図3において、保護カバー5Aの中央部に
は凹部D1が設けられ、凹部D1内には圧縮コイルバネ
8が挿入されている。圧縮コイルバネ8の一方端側は点
検窓ガラス2の上面に接触し、他方端側は凹部D1内を
自在に移動できる押え板9に取付けられている。ここ
で、凹部D1は有底の孔であっても良いし、貫通孔であ
っても良い。
は凹部D1が設けられ、凹部D1内には圧縮コイルバネ
8が挿入されている。圧縮コイルバネ8の一方端側は点
検窓ガラス2の上面に接触し、他方端側は凹部D1内を
自在に移動できる押え板9に取付けられている。ここ
で、凹部D1は有底の孔であっても良いし、貫通孔であ
っても良い。
【0026】そして、安全板6Aの中央部には凹部D1
に対応する位置に貫通ネジ孔SH1が設けられ、当該ネ
ジ孔SH1には調節ボルト10がねじ込まれ、先端は押
え板9に達している。
に対応する位置に貫通ネジ孔SH1が設けられ、当該ネ
ジ孔SH1には調節ボルト10がねじ込まれ、先端は押
え板9に達している。
【0027】図4に安全板6Aを調節ボルト10側から
見た場合の平面図を示す。図4において、安全板6Aは
金属板で形成され格子状に開口孔OHが設けられた構成
となっている。貫通ネジ孔SH1は安全板6Aの中央に
位置する格子部LTに形成されている。ここで、開口孔
OHは真空室1内部を点検するためのものである。な
お、安全板6Aを収容ケース3に固定するボルト等は図
示を省略している。
見た場合の平面図を示す。図4において、安全板6Aは
金属板で形成され格子状に開口孔OHが設けられた構成
となっている。貫通ネジ孔SH1は安全板6Aの中央に
位置する格子部LTに形成されている。ここで、開口孔
OHは真空室1内部を点検するためのものである。な
お、安全板6Aを収容ケース3に固定するボルト等は図
示を省略している。
【0028】このような構成にすることにより、点検窓
ガラス2には常時圧縮コイルバネ8による押え圧力が加
わるので、真空室用点検窓WD2を真空室1の垂直壁面
に取り付けることが可能となる。また、調節ボルト10
の安全板5Aへのねじ込み量を調整することで点検窓ガ
ラス2の押え圧力を変更できるので、圧縮コイルバネ8
を交換することなく、リリーフ圧を調節することが可能
となる。
ガラス2には常時圧縮コイルバネ8による押え圧力が加
わるので、真空室用点検窓WD2を真空室1の垂直壁面
に取り付けることが可能となる。また、調節ボルト10
の安全板5Aへのねじ込み量を調整することで点検窓ガ
ラス2の押え圧力を変更できるので、圧縮コイルバネ8
を交換することなく、リリーフ圧を調節することが可能
となる。
【0029】なお、凹部D1を設ける位置は保護カバー
5Aの中央部だけに限られず、点検窓ガラス2周辺に沿
って均等に複数個設け、それぞれに圧縮コイルバネ8、
押え板9を挿入し、それぞれが調節ボルト10により点
検窓ガラス2の押え圧力を変更できる構成としても良
い。
5Aの中央部だけに限られず、点検窓ガラス2周辺に沿
って均等に複数個設け、それぞれに圧縮コイルバネ8、
押え板9を挿入し、それぞれが調節ボルト10により点
検窓ガラス2の押え圧力を変更できる構成としても良
い。
【0030】また、凹部D1に圧縮コイルバネ8だけを
挿入する構成とし、点検窓ガラス2の押え圧力は一定と
しても良い。
挿入する構成とし、点検窓ガラス2の押え圧力は一定と
しても良い。
【0031】また、保護カバー5Aを透明な樹脂製とし
安全板6Aを格子状に開口孔を有した金属製とした例を
示したが、貫通ネジ孔SH1を形成できるのであれば保
護カバーと安全板を一体とし透明な樹脂で形成しても良
い。その場合凹部D1は有底の孔となる。
安全板6Aを格子状に開口孔を有した金属製とした例を
示したが、貫通ネジ孔SH1を形成できるのであれば保
護カバーと安全板を一体とし透明な樹脂で形成しても良
い。その場合凹部D1は有底の孔となる。
【0032】実施の形態3、 図5を用いて本発明に係る真空室用点検窓の実施の形態
3を説明する。
3を説明する。
【0033】図5は真空室用点検窓WD3の構成を示す
断面図であり、図9を用いて説明した従来の真空室用点
検窓WDと同一の構成については同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。
断面図であり、図9を用いて説明した従来の真空室用点
検窓WDと同一の構成については同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。
【0034】図5において、保護カバー5Bの中央部に
は貫通孔TH1が設けられ、安全板6Bの中央部には貫
通孔TH1に対応する位置に、図示しない気体圧縮手段
を介して圧縮された空気、窒素などの気体を導入する気
体導入継手11が、安全板6Bを貫通して貫通孔TH1
に達するように設けられている。なお、安全板6Bの基
本的な構成は図4を用いて説明した安全板6Aと同様で
ある。
は貫通孔TH1が設けられ、安全板6Bの中央部には貫
通孔TH1に対応する位置に、図示しない気体圧縮手段
を介して圧縮された空気、窒素などの気体を導入する気
体導入継手11が、安全板6Bを貫通して貫通孔TH1
に達するように設けられている。なお、安全板6Bの基
本的な構成は図4を用いて説明した安全板6Aと同様で
ある。
【0035】そして保護カバー5Bと安全板6Bとの間
には気体導入継手11から導入された圧縮空気がリリー
フポート4から抜けるのを防いで、保護カバー5Bと安
全板6Bとの間の圧力を導入された圧縮空気の圧力を保
つためのパッキンリング12が配置されている。
には気体導入継手11から導入された圧縮空気がリリー
フポート4から抜けるのを防いで、保護カバー5Bと安
全板6Bとの間の圧力を導入された圧縮空気の圧力を保
つためのパッキンリング12が配置されている。
【0036】ここでパッキンリング12は、真空室1内
部が負圧状態から正圧状態に移行するに伴って、点検窓
ガラス2が矢印B方向に持ち上げられる場合に、その動
作を妨げないように自らはつぶれる必要がある。従っ
て、パッキンリング12は断面形状がC型であるもの
や、X型であるもの、あるいは一般的なOリング、角型
ガスケットなどが使用される。
部が負圧状態から正圧状態に移行するに伴って、点検窓
ガラス2が矢印B方向に持ち上げられる場合に、その動
作を妨げないように自らはつぶれる必要がある。従っ
て、パッキンリング12は断面形状がC型であるもの
や、X型であるもの、あるいは一般的なOリング、角型
ガスケットなどが使用される。
【0037】このような構成にすることにより、点検窓
ガラス2には常時圧縮空気の圧力による押え圧力が加わ
るので、真空室用点検窓WD3を真空室1の垂直壁面に
取り付けることが可能となる。また、気体導入継手11
から導入する気体(空気)の圧力を調整することで点検
窓ガラス2の押え圧力を変更できるので、圧縮コイルバ
ネ8を交換することなく、リリーフ圧を調節することが
可能となる。
ガラス2には常時圧縮空気の圧力による押え圧力が加わ
るので、真空室用点検窓WD3を真空室1の垂直壁面に
取り付けることが可能となる。また、気体導入継手11
から導入する気体(空気)の圧力を調整することで点検
窓ガラス2の押え圧力を変更できるので、圧縮コイルバ
ネ8を交換することなく、リリーフ圧を調節することが
可能となる。
【0038】また、保護カバー5Bを透明な樹脂製とし
安全板6Bを格子状に開口孔を有した金属製とした例を
示したが、貫通ネジ孔を形成できるのであれば保護カバ
ーと安全板を一体とし透明な樹脂で形成しても良い。そ
の場合、保護カバー5Bおよび安全板6Bに相当する部
分を貫通する貫通ネジ孔を形成し、気体導入継手11を
ねじ込んでも良い。
安全板6Bを格子状に開口孔を有した金属製とした例を
示したが、貫通ネジ孔を形成できるのであれば保護カバ
ーと安全板を一体とし透明な樹脂で形成しても良い。そ
の場合、保護カバー5Bおよび安全板6Bに相当する部
分を貫通する貫通ネジ孔を形成し、気体導入継手11を
ねじ込んでも良い。
【0039】なお、気体導入継手段11は、ねじ込みの
ためのネジ部を有し、目的物にねじ込みによって取り付
けるものや、ネジ部を有さず溶接やロウ付けによって取
り付けるものがある。
ためのネジ部を有し、目的物にねじ込みによって取り付
けるものや、ネジ部を有さず溶接やロウ付けによって取
り付けるものがある。
【0040】実施の形態4、 図6を用いて本発明に係る真空室用点検窓の実施の形態
4を説明する。
4を説明する。
【0041】図6は真空室用点検窓WD4の構成を示す
断面図であり、図9を用いて説明した従来の真空室用点
検窓WDと同一の構成については同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。
断面図であり、図9を用いて説明した従来の真空室用点
検窓WDと同一の構成については同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。
【0042】図6において、保護カバー5Cの中央部に
は貫通孔TH2が設けられ、安全板6Cの中央部には貫
通孔TH2に対応する位置に貫通ネジ孔SH2が設けら
れ、当該貫通ネジ孔SH2にはボールプランジャー13
がねじ込まれ、先端のボール131は点検窓ガラス2に
接触している。なお、安全板6Cの基本的な構成は図4
を用いて説明した安全板6Aと同様である。
は貫通孔TH2が設けられ、安全板6Cの中央部には貫
通孔TH2に対応する位置に貫通ネジ孔SH2が設けら
れ、当該貫通ネジ孔SH2にはボールプランジャー13
がねじ込まれ、先端のボール131は点検窓ガラス2に
接触している。なお、安全板6Cの基本的な構成は図4
を用いて説明した安全板6Aと同様である。
【0043】図7にボールプランジャー13の概略断面
図を示す。図6に示すように、ボールプランジャー13
は、ボール131とボール131を付勢するコイルバネ
132と、ボール131およびコイルバネ132を収容
する本体ケース133とで構成されている。
図を示す。図6に示すように、ボールプランジャー13
は、ボール131とボール131を付勢するコイルバネ
132と、ボール131およびコイルバネ132を収容
する本体ケース133とで構成されている。
【0044】このような構成にすることにより、点検窓
ガラス2にはボールプランジャー13のコイルバネ13
2よって付勢されたボール131により常時押え圧力が
加わるので、真空室用点検窓WD4を真空室1の垂直壁
面に取り付けることが可能となる。また、ボールプラン
ジャー13の安全板5Cへのねじ込み量を調整すること
で点検窓ガラス2の押え圧力を変更できるので、リリー
フ圧を調節することが可能となる。ボールプランジャー
13は既製品として市販されており、これを使用するこ
とで真空室用点検窓の製造コストを削減することができ
る。
ガラス2にはボールプランジャー13のコイルバネ13
2よって付勢されたボール131により常時押え圧力が
加わるので、真空室用点検窓WD4を真空室1の垂直壁
面に取り付けることが可能となる。また、ボールプラン
ジャー13の安全板5Cへのねじ込み量を調整すること
で点検窓ガラス2の押え圧力を変更できるので、リリー
フ圧を調節することが可能となる。ボールプランジャー
13は既製品として市販されており、これを使用するこ
とで真空室用点検窓の製造コストを削減することができ
る。
【0045】なお、ボールプランジャー13を設ける位
置は保護カバー5Cの中央部だけに限られず、点検窓ガ
ラス2周辺に沿って均等に複数個設けても良い。
置は保護カバー5Cの中央部だけに限られず、点検窓ガ
ラス2周辺に沿って均等に複数個設けても良い。
【0046】また、保護カバー5Cを透明な樹脂製とし
安全板6Cを格子状に開口孔を有した金属製とした例を
示したが、貫通ネジ孔を形成できるのであれば保護カバ
ーと安全板を一体とし透明な樹脂で形成しても良い。そ
の場合、保護カバー5Cおよび安全板6Cに相当する部
分を貫通する貫通ネジ孔を形成し、ボールプランジャー
13をねじ込んでも良い。
安全板6Cを格子状に開口孔を有した金属製とした例を
示したが、貫通ネジ孔を形成できるのであれば保護カバ
ーと安全板を一体とし透明な樹脂で形成しても良い。そ
の場合、保護カバー5Cおよび安全板6Cに相当する部
分を貫通する貫通ネジ孔を形成し、ボールプランジャー
13をねじ込んでも良い。
【0047】実施の形態5、 図8を用いて本発明に係る真空室用点検窓の実施の形態
5を説明する。
5を説明する。
【0048】図8は真空室用点検窓WD5の構成を示す
断面図であり、図9を用いて説明した従来の真空室用点
検窓WDと同一の構成については同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。
断面図であり、図9を用いて説明した従来の真空室用点
検窓WDと同一の構成については同一の符号を付し、重
複する説明は省略する。
【0049】図8において、保護カバー5Dの中央部に
は貫通孔TH3が設けられ、安全板6Dの中央部には貫
通孔TH3に対応する位置に貫通ネジ孔SH3が設けら
れ、当該貫通ネジ孔SH3にはショックアブソーバー1
4がねじ込まれ、その先端は点検窓ガラス2に接触して
いる。なお、安全板6Dの基本的な構成は図4を用いて
説明した安全板6Aと同様である。
は貫通孔TH3が設けられ、安全板6Dの中央部には貫
通孔TH3に対応する位置に貫通ネジ孔SH3が設けら
れ、当該貫通ネジ孔SH3にはショックアブソーバー1
4がねじ込まれ、その先端は点検窓ガラス2に接触して
いる。なお、安全板6Dの基本的な構成は図4を用いて
説明した安全板6Aと同様である。
【0050】ショックアブソーバー14は伸縮自在の可
動ロッド141と、可動ロッド141に加わる圧力を吸
収する緩衝材を収容ケース内に備えた構成を有し、可動
ロッド141に圧力が加わると可動ロッドが縮むことに
なる。緩衝材としてはオイルやバネを使用し、圧力の吸
収能力を調整機構を備えたものもある。
動ロッド141と、可動ロッド141に加わる圧力を吸
収する緩衝材を収容ケース内に備えた構成を有し、可動
ロッド141に圧力が加わると可動ロッドが縮むことに
なる。緩衝材としてはオイルやバネを使用し、圧力の吸
収能力を調整機構を備えたものもある。
【0051】このような構成にすることにより、点検窓
ガラス2にはショックアブソーバー14により常時押え
圧力が加わるので、真空室用点検窓WD5を真空室1の
垂直壁面に取り付けることが可能となる。また、圧力の
吸収能力を調整することで点検窓ガラス2の押え圧力を
変更できるので、リリーフ圧を調節することが可能とな
る。ショックアブソーバー14は既製品として市販され
ており、これを使用することで真空室用点検窓の製造コ
ストを削減することができる。
ガラス2にはショックアブソーバー14により常時押え
圧力が加わるので、真空室用点検窓WD5を真空室1の
垂直壁面に取り付けることが可能となる。また、圧力の
吸収能力を調整することで点検窓ガラス2の押え圧力を
変更できるので、リリーフ圧を調節することが可能とな
る。ショックアブソーバー14は既製品として市販され
ており、これを使用することで真空室用点検窓の製造コ
ストを削減することができる。
【0052】なお、ショックアブソーバー14を設ける
位置は保護カバー5Dの中央部だけに限られず、点検窓
ガラス2周辺に沿って均等に複数個設けても良い。
位置は保護カバー5Dの中央部だけに限られず、点検窓
ガラス2周辺に沿って均等に複数個設けても良い。
【0053】また、保護カバー5Dを透明な樹脂製とし
安全板6Dを格子状に開口孔を有した金属製とした例を
示したが、貫通ネジ孔を形成できるのであれば保護カバ
ーと安全板を一体とし透明な樹脂で形成しても良い。そ
の場合、保護カバー5Dおよび安全板6Dに相当する部
分を貫通する貫通ネジ孔を形成し、ショックアブソーバ
ー14をねじ込んでも良い。
安全板6Dを格子状に開口孔を有した金属製とした例を
示したが、貫通ネジ孔を形成できるのであれば保護カバ
ーと安全板を一体とし透明な樹脂で形成しても良い。そ
の場合、保護カバー5Dおよび安全板6Dに相当する部
分を貫通する貫通ネジ孔を形成し、ショックアブソーバ
ー14をねじ込んでも良い。
【0054】変形例、 以上説明した本発明に係る真空室用点検窓の実施の形態
1〜5では、真空室1内部を点検するために点検窓ガラ
ス2を設けた例を示したが、真空室1内部を点検する必
要がない場合、例えばリリーフ機能だけを活用したい場
合には、点検窓ガラス2の代わり金属板を用いても良
い。その場合、保護カバーと安全板を金属で一体に形成
しても良い。
1〜5では、真空室1内部を点検するために点検窓ガラ
ス2を設けた例を示したが、真空室1内部を点検する必
要がない場合、例えばリリーフ機能だけを活用したい場
合には、点検窓ガラス2の代わり金属板を用いても良
い。その場合、保護カバーと安全板を金属で一体に形成
しても良い。
【0055】また、以上説明した本発明に係る真空室用
点検窓の実施の形態1〜5では、真空室1の開口部H1
の周囲にOリング溝OG1が設けられ、Oリング溝OG
1内に真空シールのためのOリングOR1がはめ込まれ
た構成を示したが、点検窓ガラス2に開口部H1の周囲
に対応させたOリング溝を設けた構成としても良い。
点検窓の実施の形態1〜5では、真空室1の開口部H1
の周囲にOリング溝OG1が設けられ、Oリング溝OG
1内に真空シールのためのOリングOR1がはめ込まれ
た構成を示したが、点検窓ガラス2に開口部H1の周囲
に対応させたOリング溝を設けた構成としても良い。
【図1】 本発明に係る真空室用点検窓の実施の形態1
を説明する図である。
を説明する図である。
【図2】 本発明に係る真空室用点検窓の実施の形態1
を説明する図である。
を説明する図である。
【図3】 本発明に係る真空室用点検窓の実施の形態2
を説明する図である。
を説明する図である。
【図4】 本発明に係る真空室用点検窓の実施の形態2
を説明する図である。
を説明する図である。
【図5】 本発明に係る真空室用点検窓の実施の形態3
を説明する図である。
を説明する図である。
【図6】 本発明に係る真空室用点検窓の実施の形態4
を説明する図である。
を説明する図である。
【図7】 ボールプランジャの構成を示す断面図であ
る。
る。
【図8】 本発明に係る真空室用点検窓の実施の形態5
を説明する図である。
を説明する図である。
【図9】 従来の真空室用点検窓を説明する図である。
7,7A 板バネ、8 圧縮コイルバネ、9 押え板、
10 調節ボルト、11 気体導入継手、12 パッキ
ンリング、13 ボールプランジャ、14 ショックア
ブソーバー、141 可動ロッド、D1 凹部、SH
1,SH2 貫通ネジ孔、TH1,TH2 貫通孔。
10 調節ボルト、11 気体導入継手、12 パッキ
ンリング、13 ボールプランジャ、14 ショックア
ブソーバー、141 可動ロッド、D1 凹部、SH
1,SH2 貫通ネジ孔、TH1,TH2 貫通孔。
Claims (6)
- 【請求項1】 真空室の壁面に設けられた開口部を外側
からシール部を介して覆うように配置された窓材と、前
記窓材の外面との間に所定の隙間を形成するように前記
窓材を覆って配置された窓材収容体とを備え、前記窓材
収容体は、前記窓材が前記真空室内の圧力を受けて浮き
上がった場合に、前記真空室内の気体を外部に逃がすリ
リーフポートを有する真空室用点検窓において、 前記窓材収容体と前記窓材との間に、前記窓材を所定の
圧力で前記真空室の方向に押付ける窓材押付け手段を備
える真空室用点検窓。 - 【請求項2】 前記窓材押付け手段は板バネを備え、前
記板バネの少なくとも一端が前記窓材収容体に固定さ
れ、前記板バネの平面部が前記窓材の外面に接触するよ
うに配置され、前記板バネの弾性で前記窓材を前記真空
室の方向に押付けることを特徴とする請求項1記載の真
空室用点検窓。 - 【請求項3】 前記窓材押付け手段は、前記窓材収容体
の内面に形成された少なくとも1以上の凹部と、 前記凹部内に一方端が位置し、他方端が前記窓材の外面
に接触するように前記凹部内に挿入されたコイルバネ
と、 前記窓材収容体の外面から前記凹部まで貫通して形成さ
れた貫通ねじ孔と、 ねじ端部が前記コイルバネの一方端に接触するように前
記貫通ねじ孔にねじ込まれたボルトとを備え、 前記コイルバネの弾性で前記窓材を前記真空室の方向に
押付けることを特徴とする請求項1記載の真空室用点検
窓。 - 【請求項4】 前記窓材押付け手段は、前記窓材収容体
に設けられ該窓材収容体の外部から内部へ加圧気体を導
入する気体導入手段と、 前記窓材収容体の内面と前記窓材の外面との間に挟ま
れ、前記気体導入手段を囲むように配置された弾力性を
有するパッキン材とを備え、 前記パッキン材と前記窓材収容体の内面と前記窓材の外
面とによって規定される領域内に前記気体導入手段から
導入される前記加圧気体の圧力で前記窓材を前記真空室
の方向に押付けることを特徴とする請求項1記載の真空
室用点検窓。 - 【請求項5】 前記窓材押付け手段は、前記窓材収容体
の外面から内面にかけて形成された少なくとも1以上の
貫通ねじ孔と、 先端のボールが前記窓材の外面に接触するように前記貫
通ねじ孔にねじ込まれたボールプランジャとを備え、 前記ボールプランジャの圧力で前記窓材を前記真空室の
方向に押付けることを特徴とする請求項1記載の真空室
用点検窓。 - 【請求項6】 前記窓材押付け手段は、前記窓材収容体
の外面から内面にかけて形成された少なくとも1以上の
貫通ねじ孔と、 可動軸の先端が前記窓材の外面に接触するように前記貫
通ねじ孔にねじ込まれたショックアブソーバーとを備
え、 前記ショックアブソーバーの圧力で前記窓材を前記真空
室の方向に押付けることを特徴とする請求項1記載の真
空室用点検窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19171195A JPH0938481A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 真空室用点検窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19171195A JPH0938481A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 真空室用点検窓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0938481A true JPH0938481A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16279214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19171195A Pending JPH0938481A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 真空室用点検窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0938481A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000060653A1 (fr) * | 1999-03-30 | 2000-10-12 | Tokyo Electron Limited | Dispositif de traitement au plasma, procede de maintenance et procede d'installation dudit dispositif |
WO2001088971A1 (fr) * | 2000-05-17 | 2001-11-22 | Tokyo Electron Limited | Dispositif de traitement et procede d'entretien du dispositif, mecanisme et procede de montage d'une piece du dispositif de traitement, et mecanisme de verrouillage et procede de blocage du mecanisme de verrouillage |
JP2008251960A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Mitsubishi Electric Corp | レーザ発振器 |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP19171195A patent/JPH0938481A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000060653A1 (fr) * | 1999-03-30 | 2000-10-12 | Tokyo Electron Limited | Dispositif de traitement au plasma, procede de maintenance et procede d'installation dudit dispositif |
US6700089B1 (en) | 1999-03-30 | 2004-03-02 | Tokyo Electron Limited | Plasma processing device, its maintenance method, and its installation method |
WO2001088971A1 (fr) * | 2000-05-17 | 2001-11-22 | Tokyo Electron Limited | Dispositif de traitement et procede d'entretien du dispositif, mecanisme et procede de montage d'une piece du dispositif de traitement, et mecanisme de verrouillage et procede de blocage du mecanisme de verrouillage |
US6899786B2 (en) * | 2000-05-17 | 2005-05-31 | Tokyo Electron Limited | Processing device and method of maintaining the device, mechanism and method for assembling processing device part, and lock mechanism and method for locking the lock mechanism |
US7481903B2 (en) | 2000-05-17 | 2009-01-27 | Tokyo Electron Limited | Processing device and method of maintaining the device, mechanism and method for assembling processing device parts, and lock mechanism and method for locking the lock mechanism |
JP4896337B2 (ja) * | 2000-05-17 | 2012-03-14 | 東京エレクトロン株式会社 | 処理装置およびそのメンテナンス方法,処理装置部品の組立機構およびその組立方法,ロック機構およびそのロック方法 |
JP2008251960A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Mitsubishi Electric Corp | レーザ発振器 |
JP4643605B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2011-03-02 | 三菱電機株式会社 | レーザ発振器 |
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